JP2504153Y2 - ガ―ドル - Google Patents

ガ―ドル

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JP2504153Y2
JP2504153Y2 JP6975893U JP6975893U JP2504153Y2 JP 2504153 Y2 JP2504153 Y2 JP 2504153Y2 JP 6975893 U JP6975893 U JP 6975893U JP 6975893 U JP6975893 U JP 6975893U JP 2504153 Y2 JP2504153 Y2 JP 2504153Y2
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JP
Japan
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girdle
sewn
cloth
edge
rear body
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JP6975893U
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JPH0740713U (ja
Inventor
章 高津
磋利 神崎
Original Assignee
株式会社ダッチェス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はクロッチ片を取付けたガ
ードルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来も筒状の下方部開口のガードルは知
られており、また下方部の開口に前後身頃の中央部下縁
にわたってクロッチ片を取付けたガードルも提供されて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のクロッチ付ガー
ドルのように、単にクロッチ片を前後身頃の中央部下縁
に縫着したものでは、クロッチ片が身体の当接部を圧迫
する欠点があると共に、ガードルの下部周縁が同一伸度
の伸縮性生地で形成されていたため、クロッチ片の前記
圧迫の作用につれてガードルの下部周縁の締付けによ
り、クロッチ片の前記圧迫が助長される欠点があった。
またガードルの下部周縁がカーリングする欠点もあっ
た。本考案はクロッチ片が身体の当接部を圧迫する欠点
を無くすと共に、ガードルの下部周縁のカーリングを防
止できるガードルを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、伸縮
性生地を用いてなる筒状の下方部開口のガードルにおい
て、前身頃の中央下縁内面に前部端縁を縫着したクロッ
チ片の後部端縁を、後身頃の内面下部に下縁から適当間
隔をあけて後身頃生地を左右方向に引張った状態で縫着
し、かつ後身頃の前記下縁からクロッチ片の後部端縁ま
での間隔巾で、ガードルの下部内周縁にカーリング防止
用当布又はテープの縫着、或いは樹脂を塗着することに
よりカーリングを防止してなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。また本考案は、後身頃
の後面パネルに、特に上下方向に伸びの大きな生地を用
いてなるものであり、更に前記ガードルの前面パネルと
両側面パネルとの夫々下縁部に、該両パネルの接続部に
頂点を有し、前面パネル及び側面パネルの夫々を下方に
拡がる三角形状に切断し、該切断部にガードルの本体生
地より柔らかく、かつ抵抗なく伸縮する生地を縫着して
なるものであり、また前記前面パネルの腹部位置をV字
状に切り欠き、該切り欠き部と相似形で、その上下巾よ
り小さく形成され、かつ上下方向に伸縮の大きなV字状
生地を上下方向に引き伸ばした状態で縫着してなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。更
に本考案は、伸縮性生地を用いてなる筒状の下方部開口
のガードルにおいて、前身頃の中央下縁内面に前部端縁
を縫着したクロッチ片の後部端縁を、後身頃の内面下部
に下縁から適当間隔をあけて後身頃生地を左右に引張っ
た状態で縫着すると共に、ガードルの前後身頃の下周縁
をその上部の本体部分の内周径より外方に拡げて形成し
てなるもので、これを課題解決のための手段とするもの
である。
【0005】
【作用】本考案では、クロッチ片の後部端縁を、後身頃
の内面下部に下縁から適当間隔をあけて後身頃生地を左
右に引張った状態で縫着してあるので、この左右方向の
引張りを解除した非使用状態では、クロッチ片はたるん
だ状態となり、これを着用すると、クロッチ片が身体の
当接部を強く圧迫するような欠点は無くなる。また後身
頃の後面パネルと、特に上下に伸びの大きな生地を用い
るだけでなく、前面パネルと両側面パネルの夫々下縁部
の切り欠き部に、両パネルの接続部に頂点を有し、下方
に拡がる三角形状の本体生地より柔らかく、かつ抵抗な
く伸縮する生地が縫着してあるため、クロッチ片が身体
の当接部に対する圧迫を柔らげることができると共に、
ガードル下部周縁部で身体を締付ける力を減少させ、こ
れによりクロッチ片による身体への当接部の圧迫を一段
と減少させることができる。
【0006】更にガードルの下部内周縁にカーリング防
止用当布又はテープを縫着したので、ガードル下部周縁
のカーリングを防止でき、またガードルの前後身頃の下
部周縁を、その上部の本体部分の内周径より外方に拡げ
て形成した場合には、これによってもカーリングの問題
を解決することができる。また前面パネルの腹部位置を
V字状に切り欠き、該切り欠き部と相似形で、その上下
巾より小さく形成され、かつ上下方向に伸縮の大きなV
字状生地を上下に引き伸ばした状態で縫着したので、こ
の縫着したV字状生地が収縮することにより、前面パネ
ルが内方に凹状にへこんで、腹部を押さえる効果が大き
くなる。また前記縫着された三角状生地が、座屈時に柔
らかく、かつ抵抗なく伸びて大腿部に対して柔らかく当
たり、座立状態でも圧迫をなくすことができる効果があ
る。
【0007】
【実施例】以下本考案を図面の実施例について説明する
と、図1及び図2は本考案の第1実施例のガードルの前
面及び背面側よりみた斜視図である。図において1はパ
ワーネット等の伸縮性生地を用いてなる筒状の下方部開
口のガードルで、クロッチ片2がガードル1の前身頃の
前面パネル3の中央下縁内面にその前部端縁2aが縫着
4され、後部端縁2bは後身頃の後面パネル6の内面下
部に、ガードルの下縁7から適当な間隔をあけ、該後面
パネル6の生地を図4の矢印A,Aの如く左右方向に引
張った状態で縫着5してある。また8はガードルの下縁
7からクロッチ片2の後部端縁2bまでの前記間隔巾部
分に縫着されたカーリング防止用当布又はテープであ
り、適当な厚さを持った伸縮性生地が用いられる。また
カーリング防止としては、本体生地の下縁にカーリング
防止構造を一体に編織成により形成してもよく、更に該
部分に樹脂を塗着してカーリング防止を図るようにして
もよい。
【0008】また前記後面パネル6は、図2に示す如く
上下の矢印B方向に特に伸びの大きな生地が用いられて
いる。9はガードル1の本体生地より柔らかく、かつ抵
抗なく伸縮する生地で、該生地9はガードル1の前面パ
ネル3と、両側面パネル10,10との夫々下縁部に、
該両パネル3,10の接続部11に頂点12を有し、前
面パネル3及び側面パネル10を夫々下方に拡がる三角
形状に切断し、該切断部に縫着され、ガードル1の下方
周縁部の伸縮が、柔らかな伸縮になるようにしたもので
ある。
【0009】13は前面パネル3の腹部位置をV字状に
切り欠き14した部分の上下巾より小さく形成された、
上下方向に伸縮の大きなV字状生地で、該生地13は上
下方向に引き伸ばした状態で前記切り欠き14した部分
に縫着15されている。従って縫着後は、V字状生地1
3が上下に縮むため、ガードル1の腹部は内方に凹み、
腹部を押さえる効果が発生する。16はガードル1の前
後身頃の下周縁を、図1の2点鎖線の如くその上部の本
体部分の内周径より外方に拡げて形成された拡張部で、
この実施例のように拡張部16を形成すると、カーリン
グ防止用当布又はテープ8を縫着しなくても、ガードル
1の裾部がまくれ上がってカーリングするようなことは
なくなる。また図6に示す如くガードル1の丈の長さ
は、体格に応じて点線で示す17の如く延長することも
でき、これに応じてクロッチ片2も点線の如く下方に伸
びる。この場合三角形状の生地9は実線の状態から点線
の如く延長される。図7はガードルを下面から見た図
で、点線で示す18は人体の自然のラインであるが、前
記実施例のガードル1を着用すると、腹部は凹み、ヒッ
プ部も実線の如く引き締められた状態を示すものであ
る。図8はクロッチ片2の接続部の側面図、図9はクロ
ッチ接続部を下部より見上げた図である。
【0010】
【考案の効果】以上詳細に説明した如く本考案では、ク
ロッチ片の後部端縁を、後身頃の内面下部に下縁から適
当間隔をあけて後身頃生地を左右に引張った状態で縫着
してあるので、この左右方向の引張りを解除した非使用
状態では、クロッチ片はたるんだ状態となり、これを着
用すると、クロッチ片が身体の当接部を強く圧迫するよ
うな欠点は無くなる。また後身頃の後面パネルと、特に
上下に伸びの大きな生地を用いるだけでなく、前面パネ
ルと両側面パネルの夫々下縁部の切り欠き部に、両パネ
ルの接続部に頂点を有し、下方に拡がる三角形状の本体
生地より柔らかく、かつ抵抗なく伸縮する生地が縫着し
てあるため、クロッチ片が身体の当接部に対する圧迫を
柔らげることができると共に、ガードル下部周縁部で身
体を締付ける力を減少させ、これによりクロッチ片によ
る身体への当接部の圧迫を一段と減少させることができ
る。
【0011】更にガードルの下部内周縁にカーリング防
止用当布又はテープを縫着するか、カーリング防止用部
を一体に編織成により形成するか、樹脂を塗着してカー
リング防止を図っているので、ガードル下部周縁のカー
リングを防止できる。またガードルの前後身頃の下部周
縁を、その上部の本体部分の内周径より外方に拡げて形
成した場合には、これによってもカーリングの問題を解
決することができる。また前面パネルの腹部位置をV字
状に切り欠き、該切り欠き部にその上下巾より小さく形
成され、かつ上下方向に伸縮の大きなV字状生地を上下
に引き伸ばした状態で縫着したので、この縫着したV字
状生地が収縮することにより、腹部が凹状に凹み、腹部
を押さえる効果が発生する。また前記縫着された三角状
生地が、座屈時に柔らかく、かつ抵抗なく伸び、大腿部
に対して柔らかく当たり、座立状態でも圧迫をなくすこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すガードルの正面から
見た斜視図である。
【図2】図1のガードルを背面から見た斜視図である。
【図3】図1の腹部に取付けるV字状生地の平面図であ
る。
【図4】クロッチ片の後部端縁の縫着状態を示す説明図
である。
【図5】図1のガードルの着用した状態の1部を示す斜
視図である。
【図6】本考案の実施例に係るガードルの裾部の延長状
態を示す側面図である。
【図7】同ガードルの下面図である。
【図8】同ガードルのクロッチ接続部の側面図である。
【図9】同ガードルのクロッチ接続部を下方より見上げ
た図である。
【符号の説明】
1 ガードル 2 クロッチ片 2a 前部端縁 2b 後部端縁 3 前面パネル 4,5 縫着 6 後面パネル 7 ガードルの下縁 8 カーリング防止用当布又はテープ 9 生地 10 側面パネル 11 接続部 12 頂点 13 V字状生地 14 切り欠き 15 縫着 16 拡張部 17 延長部 18 人体の自然のライン

Claims (8)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性生地を用いてなる筒状の下方部開
    口のガードルにおいて、前身頃の中央下縁内面に前部端
    縁を縫着したクロッチ片の後部端縁を、後身頃の内面下
    部に下縁から適当間隔をあけて後身頃生地を左右方向に
    引張った状態で縫着し、かつ後身頃の前記下縁からクロ
    ッチ片の後部端縁までの間隔巾で、ガードルの下部内周
    縁にカーリング防止用手段を設けたことを特徴とするガ
    ードル。
  2. 【請求項2】 前記カーリング防止用手段を、張力の大
    きな当布又はテープを縫着して構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のガードル。
  3. 【請求項3】 前記カーリング防止用手段を、樹脂を塗
    着することにより構成したことを特徴とする請求項1記
    載のガードル。
  4. 【請求項4】 前記カーリング防止用手段を、本体生地
    に続く張力の大きな部分を一体に形成して構成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のガードル。
  5. 【請求項5】 後身頃の後面パネルに、特に上下方向に
    伸びの大きな生地を用いてなることを特徴とする請求項
    1記載のガードル。
  6. 【請求項6】 前記ガードルの前面パネルと両側面パネ
    ルとの夫々下縁部に、該両パネルの接続部に頂点を有
    し、前面パネル及び側面パネルの夫々を下方に拡がる三
    角形状に切断し、該切断部にガードルの本体生地より柔
    らかく、かつ抵抗なく伸縮する生地を縫着してなること
    を特徴とする請求項1記載のガードル。
  7. 【請求項7】 前記前面パネルの腹部位置をV字状に切
    り欠き、該切り欠き部と相似形で、その上下巾より小さ
    く形成され、かつ上下方向に伸縮の大きなV字状生地を
    上下方向に引き伸ばした状態で縫着してなることを特徴
    とする請求項1記載のガードル。
  8. 【請求項8】 伸縮性生地を用いてなる筒状の下方部開
    口のガードルにおいて、前身頃の中央下縁内面に前部端
    縁を縫着したクロッチ片の後部端縁を、後身頃の内面下
    部に下縁から適当間隔をあけて後身頃生地を左右に引張
    った状態で縫着すると共に、ガードルの前後身頃の下周
    縁をその上部の本体部分の内周径より外方に拡げて形成
    してなることを特徴とするガードル。
JP6975893U 1993-12-27 1993-12-27 ガ―ドル Expired - Lifetime JP2504153Y2 (ja)

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JPH0740713U JPH0740713U (ja) 1995-07-21
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