JP3393128B1 - 女性装着型コンドーム - Google Patents
女性装着型コンドームInfo
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F6/00—Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor
- A61F6/06—Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor for use by females
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F6/00—Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor
- A61F6/02—Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor for use by males
- A61F6/04—Condoms, sheaths or the like, e.g. combined with devices protecting against contagion
- A61F2006/048—Condoms, sheaths or the like, e.g. combined with devices protecting against contagion with surface protuberances
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】装着時には膣開口部周辺に異物が無く、伸縮性
に富む柔軟な素材の使用を可能とすることにより自然に
近い触感を実現すると共に、使用時にあっては女性の体
の自然な形状を損なうことなく、又、視覚や触覚によっ
てコンドームの挿入口を確認することなくペニスを挿入
しても避妊及び接触性感染症を防ぐ効果の高い、使い勝
手のよい女性装着型コンドームを供すること。 【解決手段】伸縮性に富む材質の薄膜で成形された袋状
体１の開口部近くの側面に穴４を形成し、位置固定用具
（リング８）を配する。膣に挿入する筒状体３に伸縮性
を抑える補強手段を配すると共に、少なくともペニス挿
入口７周辺つまり、着用時に於ける膣開口部周辺に対応
する部位をロート状とする。袋状体１の開口部に設けた
補強材６Ａには巻き取り具１１を形成する。
に富む柔軟な素材の使用を可能とすることにより自然に
近い触感を実現すると共に、使用時にあっては女性の体
の自然な形状を損なうことなく、又、視覚や触覚によっ
てコンドームの挿入口を確認することなくペニスを挿入
しても避妊及び接触性感染症を防ぐ効果の高い、使い勝
手のよい女性装着型コンドームを供すること。 【解決手段】伸縮性に富む材質の薄膜で成形された袋状
体１の開口部近くの側面に穴４を形成し、位置固定用具
（リング８）を配する。膣に挿入する筒状体３に伸縮性
を抑える補強手段を配すると共に、少なくともペニス挿
入口７周辺つまり、着用時に於ける膣開口部周辺に対応
する部位をロート状とする。袋状体１の開口部に設けた
補強材６Ａには巻き取り具１１を形成する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】 本発明は女性が装着するコ
ンドームに関するものであり、装着時に情感を損なうこ
となく自然な感触を確保し、避妊に関する安全性を向上
させると共に、使い勝手がよく、接触性感染症の予防効
果を高める女性装着型コンドームを供するものである。
ンドームに関するものであり、装着時に情感を損なうこ
となく自然な感触を確保し、避妊に関する安全性を向上
させると共に、使い勝手がよく、接触性感染症の予防効
果を高める女性装着型コンドームを供するものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来の女性が装着するコンドームは、
合成樹脂の薄膜による袋の開口部切断面に沿って硬度の
ある弾性体で成形されたリングを取り付け、袋内に弾性
体で成形された膣内部固定用のリングを配したものであ
り、一般的な男性装着型コンドームに比べ伸縮性に乏し
く厚手の素材が使用されている。
合成樹脂の薄膜による袋の開口部切断面に沿って硬度の
ある弾性体で成形されたリングを取り付け、袋内に弾性
体で成形された膣内部固定用のリングを配したものであ
り、一般的な男性装着型コンドームに比べ伸縮性に乏し
く厚手の素材が使用されている。
【０００３】 上記素材はリングを使った固定方法に於
いて一定の強度を保つために求められる特性であり、伸
縮性に乏しく厚手であるということによる使用感の不自
然さがあった。
いて一定の強度を保つために求められる特性であり、伸
縮性に乏しく厚手であるということによる使用感の不自
然さがあった。
【０００４】 又、ペニス挿入口周辺に当たる袋体開口
部に補強及び陥没防止用の大きなリングを形成している
ことは、誤ってコンドームの外にペニスを挿入すること
や使用時に膣内にコンドームが押し込まれることを避け
るために求められる形状であるが、上記の輪の部分が膣
外に露出してぶら下がり、異物感が有って情感を著しく
損なうものであった。
部に補強及び陥没防止用の大きなリングを形成している
ことは、誤ってコンドームの外にペニスを挿入すること
や使用時に膣内にコンドームが押し込まれることを避け
るために求められる形状であるが、上記の輪の部分が膣
外に露出してぶら下がり、異物感が有って情感を著しく
損なうものであった。
【０００５】 上記に関係する特許・実用新案の出願
は、ａ実開昭５０−９４７９０、ｂ実開昭５２−９９６
９７、ｃ実開昭５９−１３７７１４、ｄ実開昭６０−３
０２１３、ｅ実開昭６３−１５４０１９、ｆ実開昭６４
−１７２２５、ｇ特開平２−１４４０５７、ｈ特表平４
−５０２７１０、ｉ実開平４−１３３８２１、ｊ特開平
９−１９４５４、ｋ特開平１０−２４３９５６と数が多
い。
は、ａ実開昭５０−９４７９０、ｂ実開昭５２−９９６
９７、ｃ実開昭５９−１３７７１４、ｄ実開昭６０−３
０２１３、ｅ実開昭６３−１５４０１９、ｆ実開昭６４
−１７２２５、ｇ特開平２−１４４０５７、ｈ特表平４
−５０２７１０、ｉ実開平４−１３３８２１、ｊ特開平
９−１９４５４、ｋ特開平１０−２４３９５６と数が多
い。
【０００６】 ここに挙げた出願はコンドームの形状と
材質との関係、および使用感について言及されていな
い。形状から規定される材質および材料の厚みが、堅か
ったり厚かったりした場合には、使用感が不自然で使い
心地の悪いものにならざるを得ない。
材質との関係、および使用感について言及されていな
い。形状から規定される材質および材料の厚みが、堅か
ったり厚かったりした場合には、使用感が不自然で使い
心地の悪いものにならざるを得ない。
【０００７】 これらの出願が従来、一般的に市販され
ている女性着用型コンドームと違って特徴づけられる点
の一つは装着方法にあり、大きくはＡ、不織布あるいは
ゴム製のパンツにコンドームを取り付けたもの、Ｂ、紐
・バンドを大腿部あるいは腰に結んで固定するもの、
Ｃ、コンドームの膣より外部に露出した部分を広げて接
着片とし、接着剤等により固定するものに分けられる。
ている女性着用型コンドームと違って特徴づけられる点
の一つは装着方法にあり、大きくはＡ、不織布あるいは
ゴム製のパンツにコンドームを取り付けたもの、Ｂ、紐
・バンドを大腿部あるいは腰に結んで固定するもの、
Ｃ、コンドームの膣より外部に露出した部分を広げて接
着片とし、接着剤等により固定するものに分けられる。
【０００８】 接着片を有する女性着用型コンドームで
は接着片の形状を安定させるために別の素材と接合する
必要が生じる。一体成形にする場合には材質にある程度
の硬度を持たせるか接着剤を塗布する部位をかなり厚く
成形する必要があり、接着片を体に張りつけることから
使用感にも問題が生じる。
は接着片の形状を安定させるために別の素材と接合する
必要が生じる。一体成形にする場合には材質にある程度
の硬度を持たせるか接着剤を塗布する部位をかなり厚く
成形する必要があり、接着片を体に張りつけることから
使用感にも問題が生じる。
【０００９】 潤滑剤塗布の作業と、糊付け、剥離紙の
張り付けなどの作業が重なることから合理的な方法とは
言い難い。腹部、臀部への張りつけも面倒である。
張り付けなどの作業が重なることから合理的な方法とは
言い難い。腹部、臀部への張りつけも面倒である。
【００１０】 バンド、紐を使った固定方では膣開口部
から外側への引っ張りの方向を３６０度均一に保つこと
が難しく、偏りを生じやすい。また、紐あるいはバンド
とコンドームの接合点には力が加わることから、材質に
ある程度の硬度を持たせるか、紐やバンドと接合する部
位をかなり厚く成形するか、もしくは一部を別の材質に
置き換える必要が生じる。
から外側への引っ張りの方向を３６０度均一に保つこと
が難しく、偏りを生じやすい。また、紐あるいはバンド
とコンドームの接合点には力が加わることから、材質に
ある程度の硬度を持たせるか、紐やバンドと接合する部
位をかなり厚く成形するか、もしくは一部を別の材質に
置き換える必要が生じる。
【００１１】 又、使用中の位置固定能力にも問題があ
る。
る。
【００１２】 パンツに取り付ける方法では、パンツの
サイズは個人差が大きく、複数のサイズを用意する必要
が生じると共に、パンツそのものの製作に費用もかか
る。又、パンツを着用したままの行為と同じであり、使
用感に疑問が生じる。装着者の体型による膣開口部の相
対的な位置関係の違いにも十分対応できるとは考えにく
い。
サイズは個人差が大きく、複数のサイズを用意する必要
が生じると共に、パンツそのものの製作に費用もかか
る。又、パンツを着用したままの行為と同じであり、使
用感に疑問が生じる。装着者の体型による膣開口部の相
対的な位置関係の違いにも十分対応できるとは考えにく
い。
【００１３】 着用者の体型によって膣開口部の位置が
変わってくるがこのことについて言及されたものがな
い。
変わってくるがこのことについて言及されたものがな
い。
【００１４】 パンツがゴム製であった場合はサイズに
柔軟性が生じるが、一般的なパンツの形状であるとすれ
ばコストが大きくなる。また、体型による膣開口部の位
置の違いに対応できない点は布製パンツと同様である。
柔軟性が生じるが、一般的なパンツの形状であるとすれ
ばコストが大きくなる。また、体型による膣開口部の位
置の違いに対応できない点は布製パンツと同様である。
【００１５】 ゴム製パンツにコンドームを取り付けた
ものはあるがコンドームを大きく引き伸ばして着用可能
にしたものは見られない。コンドームを引き伸ばして着
用可能にした方が製作コストを節減し、使用感の優れた
女性着用型コンドームが作成可能となる。
ものはあるがコンドームを大きく引き伸ばして着用可能
にしたものは見られない。コンドームを引き伸ばして着
用可能にした方が製作コストを節減し、使用感の優れた
女性着用型コンドームが作成可能となる。
【００１６】 コンドームと一体成形された小さなパン
ツを引き伸ばして使用すれば上記課題は解決できるが、
大きく引き伸ばして着用することを想定した出願はなさ
れていない。引き伸ばすためには材質に大きな伸縮性が
要求される。つまり、膣内に挿入される筒状体にも大き
な伸縮性を与えることになる。
ツを引き伸ばして使用すれば上記課題は解決できるが、
大きく引き伸ばして着用することを想定した出願はなさ
れていない。引き伸ばすためには材質に大きな伸縮性が
要求される。つまり、膣内に挿入される筒状体にも大き
な伸縮性を与えることになる。
【００１７】 筒状体が伸縮性の大きな薄膜の場合、性
交時に筒状体がペニスに張りつき、挿入運動と共に筒状
体が伸び縮みしながら膣内を移動することになって、男
性着用型のコンドームの使用感と変わらなくなる。ま
た、運動にともない破損の危険性も生じる。
交時に筒状体がペニスに張りつき、挿入運動と共に筒状
体が伸び縮みしながら膣内を移動することになって、男
性着用型のコンドームの使用感と変わらなくなる。ま
た、運動にともない破損の危険性も生じる。
【００１８】 女性着用型コンドームに於いて、いかに
薄型化を図るか、又、薄型化による材質の強度をいかに
保つか、薄型化を図った場合に膣内に於いてコンドーム
の位置のずれを防ぎ、変形することを防いで形状をいか
に保つかという点について言及されたものがない。
薄型化を図るか、又、薄型化による材質の強度をいかに
保つか、薄型化を図った場合に膣内に於いてコンドーム
の位置のずれを防ぎ、変形することを防いで形状をいか
に保つかという点について言及されたものがない。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】 装着時にあってペニ
ス挿入口周辺に異物が無く、伸縮性に富み薄く柔軟な素
材を用いて可能な限り自然に近い触感（使用していない
ような感触）と女性の体の形状を保つこと、又、視覚や
触覚によってコンドームの挿入口を確認することなくペ
ニスを挿入しても避妊に関する安全性が確保できるこ
と、女性の局部周辺をコンドームによって被い、接触性
感染症を防ぐことができることを目的とする使い勝手の
よい女性装着型コンドームを供すること。
ス挿入口周辺に異物が無く、伸縮性に富み薄く柔軟な素
材を用いて可能な限り自然に近い触感（使用していない
ような感触）と女性の体の形状を保つこと、又、視覚や
触覚によってコンドームの挿入口を確認することなくペ
ニスを挿入しても避妊に関する安全性が確保できるこ
と、女性の局部周辺をコンドームによって被い、接触性
感染症を防ぐことができることを目的とする使い勝手の
よい女性装着型コンドームを供すること。
【００２０】
【課題を解決するための手段】伸縮性に富む柔軟な材質
の薄膜で成形され、上部に端辺が補強材によって補強さ
れ、袋状体の上部を引き延ばして両足を通して着用する
ための開口部を設けた袋状体であり、この開口部近くの
側面に端辺が補強材によって補強された片足を通すため
の２カ所の穴を形成し、これに足を通して袋状体開口部
を腰に向かって引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内
挿入可能な筒状体とし、前記筒状体の全体もしくは一部
に伸縮を押さえるための布状薄膜による補強手段を配
し、膣内固定具を配してある女性装着型コンドームを供
する。
の薄膜で成形され、上部に端辺が補強材によって補強さ
れ、袋状体の上部を引き延ばして両足を通して着用する
ための開口部を設けた袋状体であり、この開口部近くの
側面に端辺が補強材によって補強された片足を通すため
の２カ所の穴を形成し、これに足を通して袋状体開口部
を腰に向かって引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内
挿入可能な筒状体とし、前記筒状体の全体もしくは一部
に伸縮を押さえるための布状薄膜による補強手段を配
し、膣内固定具を配してある女性装着型コンドームを供
する。
【００２１】伸縮性に富む柔軟な材質の薄膜で成形さ
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための糸、紐あるいは帯による螺旋あるいは網状の補
強手段を配し、膣内固定具を配してある女性装着型コン
ドームを供する。
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための糸、紐あるいは帯による螺旋あるいは網状の補
強手段を配し、膣内固定具を配してある女性装着型コン
ドームを供する。
【００２２】前記糸、紐あるいは帯を、長手方向に切れ
込みを入れて細い溝を形成した柔軟な素材による糸、紐
あるいは帯とする女性装着型コンドームを供する。
込みを入れて細い溝を形成した柔軟な素材による糸、紐
あるいは帯とする女性装着型コンドームを供する。
【００２３】袋状体開口部の前面と後面のそれぞれに、
開口部補強材に巻き取り具を設け、膣開口部と袋状体に
於けるペニス挿入口の位置を一致させるための調節を可
能とし、両面を巻き取ることによって袋状体のサイズを
調節可能とした女性装着型コンドームを供する。
開口部補強材に巻き取り具を設け、膣開口部と袋状体に
於けるペニス挿入口の位置を一致させるための調節を可
能とし、両面を巻き取ることによって袋状体のサイズを
調節可能とした女性装着型コンドームを供する。
【００２４】
【発明の実施の形態】 発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。
づき図面を参照して説明する。
【００２５】 図１は袋状体１をロート状にし、伸縮を
押さえる補強手段９を布状薄膜とした場合の形状を示す
本発明に於ける実施形態１全体の斜視図である。
押さえる補強手段９を布状薄膜とした場合の形状を示す
本発明に於ける実施形態１全体の斜視図である。
【００２６】 本体である袋状体１は伸縮性に富むゴム
状の薄膜で形成され、円錐体２と筒状体３によって構成
される。円錐体２の側面の２カ所に穴４を開け、下部に
のびた筒状体３の先端５を閉じる。
状の薄膜で形成され、円錐体２と筒状体３によって構成
される。円錐体２の側面の２カ所に穴４を開け、下部に
のびた筒状体３の先端５を閉じる。
【００２７】 袋状体開口部１０の周囲にはゴム状の輪
による補強材６Ａを形成し、円錐体側面の穴４の周囲に
はゴム状の輪による補強材６Ｂをそれぞれ設ける。
による補強材６Ａを形成し、円錐体側面の穴４の周囲に
はゴム状の輪による補強材６Ｂをそれぞれ設ける。
【００２８】 装着時に膣開口部に位置する部位をペニ
ス挿入口７とし、筒状体３の先端５には膣内固定具とし
ての内部固定用具８を設ける。
ス挿入口７とし、筒状体３の先端５には膣内固定具とし
ての内部固定用具８を設ける。
【００２９】 内部固定用具８は筒状体の内部に入れて
膣内に挿入され、子宮を被うように配され膣壁に圧着す
る。実施例では内部固定用具８を位置固定用リングとす
るが腕状体であっても同様の働きをする。
膣内に挿入され、子宮を被うように配され膣壁に圧着す
る。実施例では内部固定用具８を位置固定用リングとす
るが腕状体であっても同様の働きをする。
【００３０】 膣に挿入する筒状体３の胴部側面には伸
縮を押さえる補強手段９を帯状に配して、筒状体３がペ
ニスとの摩擦やペニスへの張りつきによってに生じる伸
縮と変形を防ぐ。
縮を押さえる補強手段９を帯状に配して、筒状体３がペ
ニスとの摩擦やペニスへの張りつきによってに生じる伸
縮と変形を防ぐ。
【００３１】 伸縮を押さえる補強手段９は筒状体３の
全面に施すことも可能であるが、使用感の良さを確保す
るためには出来る限り少ない面積とすることが望まれ
る。
全面に施すことも可能であるが、使用感の良さを確保す
るためには出来る限り少ない面積とすることが望まれ
る。
【００３２】 伸縮を押さえる補強手段９を帯状とし、
その面積を最小に押さえて施す場合には内部固定用具８
を伸縮を押さえる補強手段９からずれないように接合す
る必要がある。
その面積を最小に押さえて施す場合には内部固定用具８
を伸縮を押さえる補強手段９からずれないように接合す
る必要がある。
【００３３】 図１に於ける実施形態１のように、筒状
体３のうち上方半分程度に伸縮を押さえる補強手段９帯
状に配し、内部固定用具８の設置される周辺つまり筒状
体３の下方半分程度の大部分に伸縮を押さえる補強手段
９が施される場合には固定の必要が生じない。
体３のうち上方半分程度に伸縮を押さえる補強手段９帯
状に配し、内部固定用具８の設置される周辺つまり筒状
体３の下方半分程度の大部分に伸縮を押さえる補強手段
９が施される場合には固定の必要が生じない。
【００３４】 補強材を施さずに筒状体を肉厚に形成す
るか、筒状体の全体あるいは一部の材質を伸縮性の乏し
いものに置き換えても同様の効果を発揮する。
るか、筒状体の全体あるいは一部の材質を伸縮性の乏し
いものに置き換えても同様の効果を発揮する。
【００３５】 伸縮を押さえる補強手段９をナイロン等
の布状薄膜として筒状体の側面に張りつけることは製作
工程上の無理が無く、比較的低コストで実現できる。
の布状薄膜として筒状体の側面に張りつけることは製作
工程上の無理が無く、比較的低コストで実現できる。
【００３６】 伸縮を押さえる補強手段９を施すことに
より伸縮性に富む柔軟な素材の使用が可能となり使用感
の向上が図れる。また、小型の円錐体２を引き伸ばして
着用し、外部固定具とすることが可能となる。
より伸縮性に富む柔軟な素材の使用が可能となり使用感
の向上が図れる。また、小型の円錐体２を引き伸ばして
着用し、外部固定具とすることが可能となる。
【００３７】 円錐体２には装着のしやすさや体型を考
慮したゆがみを持たせることが可能である。
慮したゆがみを持たせることが可能である。
【００３８】 使用に当たっては袋状体１の開口部１０
を引き伸ばして足をいれ、袋状体１の側面に設けた二つ
の穴４のそれぞれから足を出して、袋状体開口部１０の
補強材６Ａを腰まで引き上げる。袋状体１を引き延ばし
て着用することにより、装着時に於ける膣開口部の異物
は存在しなくなる。
を引き伸ばして足をいれ、袋状体１の側面に設けた二つ
の穴４のそれぞれから足を出して、袋状体開口部１０の
補強材６Ａを腰まで引き上げる。袋状体１を引き延ばし
て着用することにより、装着時に於ける膣開口部の異物
は存在しなくなる。
【００３９】 又、膣開口部周辺がコンドームで被われ
るため、接触性感染症伝染の可能性が極めて薄くなる。
るため、接触性感染症伝染の可能性が極めて薄くなる。
【００４０】 円錐体２が外部での固定の役割を果た
し、膣内に挿入された筒状体３の先端が筒状体３内部に
入れられた内部固定用具８と共に子宮を包むように配さ
れて膣壁に圧着し、内部での固定をする。
し、膣内に挿入された筒状体３の先端が筒状体３内部に
入れられた内部固定用具８と共に子宮を包むように配さ
れて膣壁に圧着し、内部での固定をする。
【００４１】 上記のことから伸縮性に富み柔軟でより
薄い素材の使用が可能となって、自然な感触の女性装着
型コンドームが実現できる。
薄い素材の使用が可能となって、自然な感触の女性装着
型コンドームが実現できる。
【００４２】 袋状体開口部１０の補強材６Ａには装着
時に於ける前部と後部にそれぞれ袋状体１を巻き取るた
めの巻き取り具１１を設けることが可能である。
時に於ける前部と後部にそれぞれ袋状体１を巻き取るた
めの巻き取り具１１を設けることが可能である。
【００４３】補強材６Ａには円錐体２を形成するゴム状
薄幕を巻き取るために、着用時に於ける前部の巻き取り
具１１Ａ及び後部の巻き取り具１１Ｂを配する。
薄幕を巻き取るために、着用時に於ける前部の巻き取り
具１１Ａ及び後部の巻き取り具１１Ｂを配する。
【００４４】 装着時に円錐体２の前部あるいは後部を
巻き取ることにより、膣開口部とコンドームのペニス挿
入口７の位置を一致させることが可能であり、位置を調
節した後にペニス挿入部に当たる筒状体３を内部固定用
具８と共に膣内に押し込んで装着する。
巻き取ることにより、膣開口部とコンドームのペニス挿
入口７の位置を一致させることが可能であり、位置を調
節した後にペニス挿入部に当たる筒状体３を内部固定用
具８と共に膣内に押し込んで装着する。
【００４５】 前部の巻き取り具１１Ａ及び後部の巻き
取り具１１Ｂの両方を巻き取ることによってサイズを合
わせることが可能で、大きさについての対応力に幅を持
たせることが出来る。
取り具１１Ｂの両方を巻き取ることによってサイズを合
わせることが可能で、大きさについての対応力に幅を持
たせることが出来る。
【００４６】 図２は図１に於ける実施形態１全体の形
状の側面を示す斜視図である。
状の側面を示す斜視図である。
【００４７】 装着時における円錐体２の前部の長さＬ
１、つまりペニス挿入口７から補強材６Ａ前部までの距
離が装着時における円錐体２の後部の長さＬ２、つまり
ペニス挿入口７から補強材６Ａ後部までの距離よりも短
くなるように形成する。
１、つまりペニス挿入口７から補強材６Ａ前部までの距
離が装着時における円錐体２の後部の長さＬ２、つまり
ペニス挿入口７から補強材６Ａ後部までの距離よりも短
くなるように形成する。
【００４８】 装着に当たっては巻き取り具１１Ａある
いは巻き取り具１１Ｂを回転させ円錐体２を巻き取って
長さを調節し、ペニス挿入口７を膣開口部と一致させ
る。
いは巻き取り具１１Ｂを回転させ円錐体２を巻き取って
長さを調節し、ペニス挿入口７を膣開口部と一致させ
る。
【００４９】図３は本発明を装着した場合の形状を斜視
図で示したイメージ図である。
図で示したイメージ図である。
【００５０】 袋状体１をロート状にした場合やペニス
挿入口７周辺がロート状であった場合には、円錐体を引
き延ばし腰まで引き上げて使用するが、円錐体２は補強
材６Ａから下部に向かって順次引き延ばされるため、膣
開口部に対応する部位つまりペニス挿入口７付近では引
き延ばされることが無く、装着に当たり無理な力を膣開
口部に与えることがない。このことにより自然な着用感
と使用感を得ることができる。
挿入口７周辺がロート状であった場合には、円錐体を引
き延ばし腰まで引き上げて使用するが、円錐体２は補強
材６Ａから下部に向かって順次引き延ばされるため、膣
開口部に対応する部位つまりペニス挿入口７付近では引
き延ばされることが無く、装着に当たり無理な力を膣開
口部に与えることがない。このことにより自然な着用感
と使用感を得ることができる。
【００５１】 図４は、筒状体３を膣内へ挿入する場合
の斜視図によるイメージ図である。
の斜視図によるイメージ図である。
【００５２】 筒状体３の膣内への挿入は内部固定用具
８を指でつまんで押さえながら筒状体３を裏返すように
膣内に押し込む。
８を指でつまんで押さえながら筒状体３を裏返すように
膣内に押し込む。
【００５３】 図５は実施形態２に於ける筒状体３の一
部断面を含む斜視図による部分拡大図であり、膣に挿入
する筒状体３の胴部に、柔軟な素材による紐１２を網目
状に配した状体を示すものである。紐１２を糸や帯１３
に入れ替えてもほぼ同様の形状を示す。
部断面を含む斜視図による部分拡大図であり、膣に挿入
する筒状体３の胴部に、柔軟な素材による紐１２を網目
状に配した状体を示すものである。紐１２を糸や帯１３
に入れ替えてもほぼ同様の形状を示す。
【００５４】 膣に挿入する筒状体３の胴部膣側に柔軟
な素材による糸、紐１２あるいは帯１３を、螺旋もしく
は網目状に配すことにより、筒を補強するとともに糸、
紐１２あるいは帯１３が膣の内壁に食い込み、膣に対す
るコンドームの位置のずれを防ぐ事が出来る。
な素材による糸、紐１２あるいは帯１３を、螺旋もしく
は網目状に配すことにより、筒を補強するとともに糸、
紐１２あるいは帯１３が膣の内壁に食い込み、膣に対す
るコンドームの位置のずれを防ぐ事が出来る。
【００５５】 また、紐１２や帯１３が筒状体３の内側
にも盛り上がることからペニスとコンドームの接触面積
を減らし、コンドームにペニスの張り付くことを防ぐ。
以上のことによりコンドームの膣に対する位置のずれと
変形を押さえることができる。
にも盛り上がることからペニスとコンドームの接触面積
を減らし、コンドームにペニスの張り付くことを防ぐ。
以上のことによりコンドームの膣に対する位置のずれと
変形を押さえることができる。
【００５６】 図６は筒状体３の胴部に柔軟な素材によ
る紐１２を配した実施形態２に於ける筒状体３を長手方
向に対し垂直に切断して示した拡大断面図である。
る紐１２を配した実施形態２に於ける筒状体３を長手方
向に対し垂直に切断して示した拡大断面図である。
【００５７】 紐１２が膣の内壁に食い込んで、膣と筒
状体の位置のずれを防ぐ。
状体の位置のずれを防ぐ。
【００５８】 又、紐１２が筒状体３の内側にも凸部を
形成することから、筒状体３とペニスとの接触面を減ら
しペニスに筒状体３を形成するゴム状の薄膜が張りつく
ことを防ぐ。
形成することから、筒状体３とペニスとの接触面を減ら
しペニスに筒状体３を形成するゴム状の薄膜が張りつく
ことを防ぐ。
【００５９】 筒状体３を形成するゴム状の薄膜と紐１
２との間に隙間１４を形成し、膣分泌液を吸収する。ペ
ニスの挿入運動によって膣分泌液は膣外に押し出され
る。
２との間に隙間１４を形成し、膣分泌液を吸収する。ペ
ニスの挿入運動によって膣分泌液は膣外に押し出され
る。
【００６０】 図７は筒状体３の胴部に柔軟な素材によ
る帯１３を配した実施形態３に於ける筒状体３を長手方
向に対し垂直に切断して示した拡大断面図である。
る帯１３を配した実施形態３に於ける筒状体３を長手方
向に対し垂直に切断して示した拡大断面図である。
【００６１】 帯１３が膣の内壁に食い込んで、膣と筒
状体の位置のづれを防ぐ。
状体の位置のづれを防ぐ。
【００６２】 紐１２の代わりに帯１３に替えても効果
に大きな違いは生じないが、筒状体３の形状を安定させ
ることとペニスと筒状体３の接触面積を減らし、筒状体
３を形成するゴムの薄膜とペニスが張りつくことを防ぐ
効果を高める。
に大きな違いは生じないが、筒状体３の形状を安定させ
ることとペニスと筒状体３の接触面積を減らし、筒状体
３を形成するゴムの薄膜とペニスが張りつくことを防ぐ
効果を高める。
【００６３】 図８は切れ込みを入れて細い溝１５Ａを
形成した柔軟な素材による紐１２を筒状体３の胴部に配
した実施形態４に於ける筒状体３を長手方向に対し垂直
に切断して示した拡大断面図である。
形成した柔軟な素材による紐１２を筒状体３の胴部に配
した実施形態４に於ける筒状体３を長手方向に対し垂直
に切断して示した拡大断面図である。
【００６４】 紐１２に刻まれた細い溝１５Ａが膣分泌
液の吸収する効果が生じる。このことによりコンドーム
と膣の摩擦抵抗を増し、コンドームの膣に対する位置の
ずれを押さえてコンドームの変形を防ぐ効果が生じる。
液の吸収する効果が生じる。このことによりコンドーム
と膣の摩擦抵抗を増し、コンドームの膣に対する位置の
ずれを押さえてコンドームの変形を防ぐ効果が生じる。
【００６５】 図９は切れ込みを入れて細い溝１５Ａと
１５Ｂを形成した柔軟な素材による帯１３を筒状体３の
胴部に配した実施形態５に於ける筒状体３を長手方向に
対し垂直に切断して示した断面図である。
１５Ｂを形成した柔軟な素材による帯１３を筒状体３の
胴部に配した実施形態５に於ける筒状体３を長手方向に
対し垂直に切断して示した断面図である。
【００６６】 紐１２の代わりに帯１３に替えても効果
に大きな違いは生じないが、細い溝１５Ｂを刻むことが
出来、摩擦抵抗を高め、膣分泌液の吸収を高める効果が
生じる。
に大きな違いは生じないが、細い溝１５Ｂを刻むことが
出来、摩擦抵抗を高め、膣分泌液の吸収を高める効果が
生じる。
【００６７】
【発明の効果】伸縮性に富む柔軟な材質の薄膜で成形さ
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための布状薄膜による補強手段を配し、膣内固定具を
配してある女性装着型コンドームであるため次の効果を
奏する。
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための布状薄膜による補強手段を配し、膣内固定具を
配してある女性装着型コンドームであるため次の効果を
奏する。
【００６８】 装着時にあって膣開口部周辺に異物が無
く女性の体の形状を保つことから、使用に当たって情感
を損ねることなく自然な使い心地を得ることが出来る。
膣開口部の周囲がコンドームによって被われていること
から視覚や触覚によってコンドームの挿入口を確認する
ことなくペニスを挿入しても避妊に関する安全性が確保
できる。
く女性の体の形状を保つことから、使用に当たって情感
を損ねることなく自然な使い心地を得ることが出来る。
膣開口部の周囲がコンドームによって被われていること
から視覚や触覚によってコンドームの挿入口を確認する
ことなくペニスを挿入しても避妊に関する安全性が確保
できる。
【００６９】 布状薄膜による補強手段を配したことに
より筒状体３の強度を高め、より柔軟で伸縮性に富む素
材の使用が可能となり、厚さを押さえて極薄手に成形で
きることから自然に近い触感（使用していないような触
感）が得られ、使用感の良い女性装着型コンドームとす
ることが出来る。
より筒状体３の強度を高め、より柔軟で伸縮性に富む素
材の使用が可能となり、厚さを押さえて極薄手に成形で
きることから自然に近い触感（使用していないような触
感）が得られ、使用感の良い女性装着型コンドームとす
ることが出来る。
【００７０】 又、膣開口部の周辺がコンドームによっ
て被われていることから接触性感染症の予防効果を高め
ることができる。
て被われていることから接触性感染症の予防効果を高め
ることができる。
【００７１】 補強手段９をナイロン等の布状薄膜とし
て筒状体３の側面に張りつけることは製作工程上無理が
無く、比較的低コストで実現できる。伸縮性に富む材質
の素材による成形が可能となることから製品にサイズの
柔軟性が生じ、広い範囲の体型に対応できるようになる
と共に自然な装着感が得られるようになる。
て筒状体３の側面に張りつけることは製作工程上無理が
無く、比較的低コストで実現できる。伸縮性に富む材質
の素材による成形が可能となることから製品にサイズの
柔軟性が生じ、広い範囲の体型に対応できるようになる
と共に自然な装着感が得られるようになる。
【００７２】 伸縮性に富む柔軟な材質の薄膜で成形さ
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための糸、紐あるいは帯による螺旋あるいは網状の補
強手段を配し、膣内固定具を配してある女性装着型コン
ドームであるため次の効果を奏する。
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための糸、紐あるいは帯による螺旋あるいは網状の補
強手段を配し、膣内固定具を配してある女性装着型コン
ドームであるため次の効果を奏する。
【００７３】 補強手段が筒状体３の強度を高め、ペニ
スとの摩擦やペニスへの張りつきによってに生じる変形
を防ぐことが出来る。糸、紐１２あるいは帯１３が膣の
内壁に食い込んで、膣と筒状体の位置のずれを押さえ、
コンドームの変形とそれを原因とする破損を防ぐと共
に、補強効果を有することから製品の薄型化がはかれ使
用感の向上が図れる。
スとの摩擦やペニスへの張りつきによってに生じる変形
を防ぐことが出来る。糸、紐１２あるいは帯１３が膣の
内壁に食い込んで、膣と筒状体の位置のずれを押さえ、
コンドームの変形とそれを原因とする破損を防ぐと共
に、補強効果を有することから製品の薄型化がはかれ使
用感の向上が図れる。
【００７４】 前記糸、紐あるいは帯を、長手方向に切
れ込みを入れて細い溝を形成した柔軟な素材による糸、
紐あるいは帯とする女性装着型コンドームであるため次
の効果を奏する。
れ込みを入れて細い溝を形成した柔軟な素材による糸、
紐あるいは帯とする女性装着型コンドームであるため次
の効果を奏する。
【００７５】 紐１２に刻まれた細い溝１５Ａ及び、帯
１３に刻まれた細い溝１５Ａ，１５Ｂが膣分泌液を吸収
する効果を持つことからコンドームと膣の摩擦抵抗を増
し、コンドームの膣に対する位置のずれを押さえてコン
ドームの変形とそれを原因とする破損を防ぐ効果が生じ
る。
１３に刻まれた細い溝１５Ａ，１５Ｂが膣分泌液を吸収
する効果を持つことからコンドームと膣の摩擦抵抗を増
し、コンドームの膣に対する位置のずれを押さえてコン
ドームの変形とそれを原因とする破損を防ぐ効果が生じ
る。
【００７６】 袋状体開口部の前面と後面のそれぞれ
に、開口部補強材に巻き取り具を設け、膣開口部と袋状
体に於けるペニス挿入口の位置を一致させるための調節
を可能とし、両面を巻き取ることによって袋状体のサイ
ズを調節可能とした女性装着型コンドームであるため次
の効果を奏する。
に、開口部補強材に巻き取り具を設け、膣開口部と袋状
体に於けるペニス挿入口の位置を一致させるための調節
を可能とし、両面を巻き取ることによって袋状体のサイ
ズを調節可能とした女性装着型コンドームであるため次
の効果を奏する。
【００７７】装着時に巻き取り具１１Ａあるいは巻き取
り具１１Ｂを回転させて袋状体１を巻き取り、着用時に
於ける前部と後部の長さを調節してペニス挿入口７を膣
開口部と一致させことが出来るため、体型の違いによる
身体における相対的な膣の位置関係の違いに対応でき
る。又、サイズの適応性の幅も更に広がる。
り具１１Ｂを回転させて袋状体１を巻き取り、着用時に
於ける前部と後部の長さを調節してペニス挿入口７を膣
開口部と一致させことが出来るため、体型の違いによる
身体における相対的な膣の位置関係の違いに対応でき
る。又、サイズの適応性の幅も更に広がる。
【図１】 本発明の実施形態１全体の形状を示す斜視図
である。
である。
【図２】 本発明の実施形態１全体の形状の側面を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】 装着時の形状を斜視図で示したイメージ図で
ある。
ある。
【図４】 筒状体を膣内へ挿入する場合の斜視図による
イメージ図である。
イメージ図である。
【図５】 実施形態２に於ける筒状体の一部断面を含む
斜視図による部分拡大図である。
斜視図による部分拡大図である。
【図６】 実施形態２に於ける筒状体を長手方向に対し
垂直に切断した拡大断面図である。
垂直に切断した拡大断面図である。
【図７】 実施形態３に於ける筒状体を長手方向に対し
垂直に切断した拡大断面図である。
垂直に切断した拡大断面図である。
【図８】実施形態４に於ける筒状体を長手方向に対し垂
直に切断した拡大断面図である。
直に切断した拡大断面図である。
【図９】 実施形態５に於ける筒状体を長手方向に対し
垂直に切断した拡大断面図である。
垂直に切断した拡大断面図である。
１ 袋状体
２ 円錐体
３ 筒状体
４ 穴
５ 筒状体の先端
６ 袋状体の補強材
６Ａ 袋状体開口部の補強材
６Ｂ 側面の穴の補強材
７ ペニス挿入口
８ 位置固定用リング
９ 伸縮を押さえる補強手段
１０ 袋状体開口部
１１ 巻き取り具
１１Ａ 前部の巻き取り具
１１Ｂ 後部の巻き取り具
１２ 紐
１３ 帯
１４ 隙間
１５ 細い溝
１５Ａ 細い溝
１５Ｂ 細い溝
Ｌ１ 円錐体前部の長さ、
Ｌ２ 円錐体後部の長さ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−243956（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−216562（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−144057（ＪＰ，Ａ)
実開 昭47−9299（ＪＰ，Ｕ)
実開 平４−133821（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭64−17225（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭63−154019（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭27−4688（ＪＰ，Ｙ１)
実公2703（大正13年）（ＪＰ，Ｙ１
Ｔ)
登録実用新案358535（ＪＰ，Ｚ２)
特表2001−507600（ＪＰ，Ａ)
特表 平４−502710（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61F 6/06
A61F 6/04
Claims (4)
- 【請求項１】 伸縮性に富む柔軟な材質の薄膜で成形さ
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための布状薄膜による補強手段を配し、膣内固定具を
配してある女性装着型コンドーム。 - 【請求項２】 伸縮性に富む柔軟な材質の薄膜で成形さ
れ、上部に端辺が補強材によって補強され、袋状体の上
部を引き延ばして両足を通して着用するための開口部を
設けた袋状体であり、この開口部近くの側面に端辺が補
強材によって補強された片足を通すための２カ所の穴を
形成し、これに足を通して袋状体開口部を腰に向かって
引き上げて装着し、袋状体の下部を膣内挿入可能な筒状
体とし、前記筒状体の全体もしくは一部に伸縮を押さえ
るための糸、紐あるいは帯による螺旋あるいは網状の補
強手段を配し、膣内固定具を配してある女性装着型コン
ドーム。 - 【請求項３】 前記糸、紐あるいは帯を、長手方向に切
れ込みを入れて細い溝を形成した柔軟な素材による糸、
紐あるいは帯とする請求項２に記載した女性装着型コン
ドーム。 - 【請求項４】 袋状体開口部の前面と後面のそれぞれ
に、開口部補強材に巻き取り具を設け、膣開口部と袋状
体に於けるペニス挿入口の位置を一致させるための調節
を可能とし、両面を巻き取ることによって袋状体のサイ
ズを調節可能とした請求項１〜３のいずれかに記載した
女性装着型コンドーム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001217454A JP3393128B1 (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 女性装着型コンドーム |
| PCT/JP2002/006676 WO2003007859A1 (en) | 2001-07-18 | 2002-07-02 | Woman-installed condom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001217454A JP3393128B1 (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 女性装着型コンドーム |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002324782A Division JP3425568B2 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | 女性装着型コンドーム |
| JP2002324740A Division JP3423946B2 (ja) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | 女性装着型コンドーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3393128B1 true JP3393128B1 (ja) | 2003-04-07 |
| JP2005046166A JP2005046166A (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=19051772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001217454A Expired - Fee Related JP3393128B1 (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 女性装着型コンドーム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3393128B1 (ja) |
| WO (1) | WO2003007859A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7482156B2 (en) | 2003-10-15 | 2009-01-27 | Cell Genesys, Inc. | Hepatocellular carcinoma specific promoter and uses thereof |
| US9132031B2 (en) | 2006-09-26 | 2015-09-15 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Cooling device having a plurality of controllable cooling elements to provide a predetermined cooling profile |
| US20080077201A1 (en) | 2006-09-26 | 2008-03-27 | Juniper Medical, Inc. | Cooling devices with flexible sensors |
| US8192474B2 (en) | 2006-09-26 | 2012-06-05 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Tissue treatment methods |
| US20080287839A1 (en) | 2007-05-18 | 2008-11-20 | Juniper Medical, Inc. | Method of enhanced removal of heat from subcutaneous lipid-rich cells and treatment apparatus having an actuator |
| US8523927B2 (en) | 2007-07-13 | 2013-09-03 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | System for treating lipid-rich regions |
| EP3488833A1 (en) | 2007-08-21 | 2019-05-29 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Monitoring the cooling of subcutaneous lipid-rich cells, such as the cooling of adipose tissue |
| US8603073B2 (en) | 2008-12-17 | 2013-12-10 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Systems and methods with interrupt/resume capabilities for treating subcutaneous lipid-rich cells |
| JP5519000B2 (ja) | 2009-04-30 | 2014-06-11 | ゼルティック エステティックス インコーポレイテッド | 脂肪が豊富な皮下細胞から熱を除去するためのデバイス、システム、及び方法 |
| JP2013517897A (ja) | 2010-01-25 | 2013-05-20 | ゼルティック エステティックス インコーポレイテッド | 熱を皮下多脂質細胞から相変化冷却剤を介して非侵襲的に除去するための家庭用アプリケータ及びそれと関連した装置、システム及び方法 |
| US8676338B2 (en) | 2010-07-20 | 2014-03-18 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Combined modality treatment systems, methods and apparatus for body contouring applications |
| WO2012103242A1 (en) | 2011-01-25 | 2012-08-02 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Devices, application systems and methods with localized heat flux zones for removing heat from subcutaneous lipid-rich cells |
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| WO2015117001A1 (en) | 2014-01-31 | 2015-08-06 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Compositions, treatment systems and methods for improved cooling of lipid-rich tissue |
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| US10935174B2 (en) | 2014-08-19 | 2021-03-02 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Stress relief couplings for cryotherapy apparatuses |
| US10568759B2 (en) | 2014-08-19 | 2020-02-25 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Treatment systems, small volume applicators, and methods for treating submental tissue |
| US11154418B2 (en) | 2015-10-19 | 2021-10-26 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Vascular treatment systems, cooling devices, and methods for cooling vascular structures |
| KR20220098285A (ko) | 2016-01-07 | 2022-07-11 | 젤티크 애스세틱스, 인코포레이티드. | 조직의 냉각 동안 애플리케이터와 피부 사이의 온도 의존성 접착 |
| US10765552B2 (en) | 2016-02-18 | 2020-09-08 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Cooling cup applicators with contoured heads and liner assemblies |
| US10682297B2 (en) | 2016-05-10 | 2020-06-16 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Liposomes, emulsions, and methods for cryotherapy |
| US11382790B2 (en) | 2016-05-10 | 2022-07-12 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Skin freezing systems for treating acne and skin conditions |
| US10555831B2 (en) | 2016-05-10 | 2020-02-11 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Hydrogel substances and methods of cryotherapy |
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| AU2019315940A1 (en) | 2018-07-31 | 2021-03-04 | Zeltiq Aesthetics, Inc. | Methods, devices, and systems for improving skin characteristics |
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