JPH04502710A - 予防器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １１目Ｉ貝 本発明は予防器具に関し、詳しくは性病及びエイズの伝染防止に非常に効果的な 予防器具に関する。詳しくは本発明は、女性が使用し得る予防器具に関する。本 発明は更に詳しくは、女性及び男性の何れもが使用に際して不快感を感すること のない形状の使い捨て防護部材を使用することによって、女性及び男性の会陰部 を防護する為の予防器具の普遍的用途に関する。

への参。

本出願は、１９８７年８月１１日に提出された本件出願人の現在出願中の出願第 ０８４．６２２号の部分継続出願である。

該出願第０８４．６２２号は結局、１９８７年１月２７日に提出された本件出願 人の現在出願中の出願第７．１０４号の部分継続出願である。

１艶立１ｊ 性病及びエイズ（後天性免疫不全症候群）発生の蔓延により、性交を通じてのそ うした病気の伝染予防の効果的手段に対する要望が増大している。そうした病気 の伝染防止の為の従来手段には、コンドーム、避妊ペッサリー、ゲル、クリーム 等が含まれる。しかしながら、そうした従来手段はそれらを別のものと組合せて 使用した場合に於てさえも完全に効果的なものではない。

これまでのところ性交中の病気の伝染を防止する女性の為の効果的な予防器具は 提供されていない。

従来から使用されている女性の為の予防器具には米国特許第３．５３６．０６６ 号のものが含まれる。該米国特許のものはパンツ形に一体化された下着に、紐、 テープ或はボタンを使用することなく連結したベローズ型の口を具備する。前記 米国特許の避妊用具には使用以前に女性の膣に位置決めされるベローズの挿入自 在部分が含まれる。

その後ベローズは勃起した陰茎によって拡張され、避妊用具を使用する女性との 性交中におけるベローズの拡張を提供する。この避妊用具は予備挿入が必要であ り、しかも大型のポーチ状部材を膣中に案内する為の手段を具備しない、更には 、下着のその部分は使用者の腰の領域の大部分と接触する状態にあり、刺激及び 不快感を引起す可能性がある。

米国意匠特許第２５４，８０８号には、男性用避妊用具が記載される。この避妊 用具は、外観上平均的コンドームよりも直径が大きいものの、その開放端部に於 て該用具使用者の会陰部への体液通過を阻止するべく該会陰部を覆う為のシール ドとして作用する何らの構造をも有していない。

ドイツ国特許第２１０４１３　（１９０９）には女性用避妊用具が記載され、該 避妊用具は一端に口或はポーチを具備し、他端には膜入口その他体腔の小部分を 覆う全体に円形のカラーを具備する。

米国特許第４，７３５，６２１号には膣に挿入する為の薄肉コンドーム状の環状 防護用具が同様に示される。該防護用具は避妊用ペッサリーと良（似た内側係止 体を提供する為の弾性リングをその一端に具備する。

前記米国特許第４．７３５．６２１号の避妊用具はその入口端にカラーを具備し 、該カラーはやはり膣への入口の小部分を覆う為に限定されたものである。この 用具は初期係止を設定する為に手による挿入を必要とし、それによって使用者は 体液に露呈され、体腔における該避妊用具の手による移動及び配置中の損傷その 他を通しての病気伝染の恐れがある。

前述の避妊用具の各々は、腟或は肛門の如き体腔の開口外部を局部的に覆うか或 は別様には身体の腰から下全体を覆う下着形式の避妊用具の何れかによって特徴 付けられる。前者の形式の避妊用具は別に腟への手による挿入を必要とし、それ により使用者をその内部の体液に露呈し、また後者の形式の避妊用具は使用以前 に長期間着用した場合には不快感を感する。

免豆立１１ 本発明に従えば、性交中の病気の伝染及び精液の移動をも防止する為の、体に着 用するようになっている予防器具が提供される。該予防器具は、 （ａ）第１の端部及び第２の端部を具備し、可撓性の且つ好ましくは弾性の薄肉 部材を有する細長中空のポーチにして、第１の端部が閉じられ、第２の端部が開 口を具備しているポーチと、 （ｂ）ポーチの第２の端部に装着された連続状態のフランジ部材にして、該第２ の端部の開口の円周方向周囲に伸延するフランジ部材と、 （Ｃ）予防器具を体に装着するようになっている装着１具体例における本発明の 予防器具は女性が着用し得る。そうした具体例に於てはポーチの第１の端部は、 女性の腟の筋肉によって然るべき位置に把持され且つ保持されるようになってい る弾性部分を随意的に具備する。

他の具体例では予防器具は男性が着用し得る。別の具体例に於ては予防器具は、 一般に非弾性の２枚のプラスチックフィルムの周囲をヒートシール或は高周波接 着して作成される。

また別の具体例に於ては、予防器具は男女両用の為の普遍的予防器具として作用 する為の解剖学的形状とされる。普遍的予防器具は、男性の会陰部及び臀部を臀 部から陰嚢部にかけて覆う一般に矩形シールド部分を具備する。そうした予防器 具は女性の会陰部を上方陰部から会陰部の肛門近辺にかけて覆う寸法とされる。

そうしたシールド部分は予防器具使用中の体液とそれら会陰部との接触を防止す る。普遍的予防器具は更に予防器具の矩形シールド部分と実質的に同一平面に初 期配設される捲り付はポーチ区画を具備するものとして特徴付けされる。

捲り付はポーチ区画は男性の弛緩した肛門或は女性の腟の如き体腔に入れる為の 入れ予成に伸長した第１の案内位置を有する。ポーチは、男性の勃起した陰茎の 外径よりも大きい最少寸法を有する寸法形状とされる。ポーチは、体腔内部での 陰茎の自由な横方向運動を可能とする伸長されたポーチ形状を画定するべ（、勃 起した陰茎をそこに挿入しつつポーチ部分を巻き解いて体腔に伸長させることに よって、初期の案内位置を越えて体腔内側に伸延自在である。

ポーチは、勃起した陰茎によって腟内に完全に挿入されて腟内部に該ポーチによ って縁取りされた空間を画定し、伸長されたポーチの壁部分を揺動させることに よつての腟のクリトリス領域に関しての陰茎の往復運動を許容する形状とし得る 。

本発明の工具体例の目的は、解剖学的形状の両性的な予防器具を提供することに ある。該予防器具はそのポーチ部分を、手或は工具を使用しての体腔への挿入を 必要とすることなく体腔内に配設するべく位置付けする為に男女の何れにも固定 される形状とされる。ポーチは、それが使用中に腟或は肛門の何れかに配設され た場合に、女性か或は男性使用者の会陰部を完全に覆う幅及び長さの、一般に矩 形形状のシールドに結合される。

本発明の他の目的は、前述の目的に於て記載された形式の解剖学的形状の両性的 な予防器具を提供することにある。この予防器具に於てはポーチは、巻付は状態 に於て女性使用者か或は男性使用者の会陰部を覆っての使用前位置に納まる平坦 な予防器具を予備形成する入れ子式区画を具備する形状とされる。この入れ子式 区画はポーチの第１の区分を案内関係に於て体腔の第１の深さへと自在であり、 ポーチはそこに男性性器を更に挿入することによって体腔内部の更に深い位置へ と巻解かれ完全に伸長される。

本発明の更に別の目的は、上述された特徴を具備する予防器具を提供することに あり、該予防器具におけるポーチは１女性使用者による性交中の陰茎への圧迫を 低減して女性の腟の如き体腔内部での陰茎の自由運動を提供する為に、勃起した 陰茎の外側表面寸法形状よりも実質的に大きい最少内側寸法形状を具備する。ま たポーチの長さは、性交中のクリトリス領域との直接的な心地よい接触を助長す る為に腟入口のクリトリス領域に関してのポーチの壁部分の伸長及び揺動を可能 とするべく選択される。

本発明の更に他の目的は、上述した特徴を具備する予防器具を浸漬方法によって 形成することにある。該方法に於てはポーチは型の第１の部分に形成され、外側 シールドは、ラテックスその他、高分子材料製の可撓性予防器具製造の為の適宜 の材料の浸漬浴内における型の相対運動によって型の第２の部分に形成される。

本発明の更に別の目的は、上記方法によって上述された形式の解剖学的形状の両 性的な予防器具を提供することにある。該方法に於ては予防器具は先ず、シール ド部分を型に離間関係で配設して入れ子式区画を形成し、次いで型からの取出し 以前に入れ子式区画をシールド部分の平面に平坦状態にきつく捲り付けする手段 を提供することによって型から除去し得る。平坦なシールド及び捲り付はポーチ 部分は、自動包装の為に予防器具の外側寸法形状を減少させる為に端部から端部 にかけて折曲げられる。

本発明の更に別の目的は、上記形式の包装方法を提供することにある。該方法に おける折曲げ段階には、先ず平坦に配設されたシールド及び捲り付はポーチ部分 を端部かも端部にかけて折曲げ、続いて、折曲げた区分を管状容器内に挿入する 為に管状に巻く段階が含まれる。

本発明の更に別の目的は、包装方法を提供することであり、該方法では、平坦な シールド及び捲り付はポーチ部分は端部から端部にかけて３つ折りされ、平坦な 容器形状への包装の為の８層のコンパクトな予防器具形状とされる。

本発明の器具によれば、性交中の病気の伝染及び精液の移動が効果的に阻止され る。

予防器具は骨盤領域の周囲に着用する下着形態のものとし得る。別様には、予防 器具はその他手段（例えば、紐、接着材、テープ等）によって使用者に装着し得 る。

本発明の更に別の具体例に於ては、予防器具は紐形状のものに結合されるように なっている解剖学的形状の両性的な予防器具である。該予防器具は男性用の為に 該予防器具の解剖学的形状のシールド部分を陰部からそれた関係で位置決めする 前方紐区分を具備し、更には女性の体液が予防器具を使用する男性の会陰部及び 体腔と接触するのを防止するために、前記両性的な予防器具のそうした解剖学的 形状のシールド部分の伸長自在の捲り付はポーチ部分を取巻（関係に於て、男性 の会陰部を完全に覆う状態へと伸延させる為の短い紐区分を具備する。別様には 、本発明の解剖学的形状の両性的な予防器具は、女性の為の紐支持体或はビキニ パンツの一部として組込み得る。パンツは弾性的な腰部分及び臀部と係合する後 方伸延部分（或は長い紐区分）を含む不快感を感じない適宜の繊維からなり、後 方伸延部分はそうした予防器具のシールド部分の一端を１女性の会陰部の肛門か ら外陰部までを覆う為に位置決めする。ビキニ下着或は女性用の紐支持体は更に 、そうした予防器具のシールド部分を女性の会陰部の外陰部から上方陰部までを 覆う為に位置付けするべく、そうした予防器具のシールド部分の反対側端部を腰 部分に結合させる短い紐区分を具備する前方部分を含む。

本発明の別の様相に於ては、解剖学的形状の両性的な予防器具を位置付けする為 の紐及び或は下着支持体は、釈放自在のスナップ手段によって紐或は下着部品に 結合される。該釈放自在のスナップ手段は、予防器具が一旦使用者から外された 場合には体腔から予防器具のポーチ部分を引出す為の、紐或は下着部品からの無 接触状態での取外しを可能とする形状とされる。結局、下着に取付けされた本発 明の解剖学的形状の両性的な予防器具は、手その他外傷に体液が移りそれを通し て病気が伝染されることなく取扱い得る。

本発明の解剖学的形状の両性的な予防器具の更に別の特徴は、その周辺がそうし た予防器具のシールド部分の平坦延長部によって縁取りられ、捲り付はポーチ部 分がシールド部分と同一平面に配設された平坦形状を形成する為に、標準的な型 から容易に取外されることである。

そうした平坦形状は先ず、それ自身を折曲げ次いで捲り付けしてコンパクトな、 容易に包装し得且つ同時にポーチを防護する予防部品を形成し得、及び或は２度 折曲げしてコンパクトな、８層から成る一般に矩形の、種々の形態及び形状の平 坦容器包装における包装の為に適宜のユニットとし得る。

本発明の他の利益は以下の詳細な説明から明らかとなろう。

図面の簡単な説明 同じ参照番号は同じ部品を表す付随する図面を参照して本発明を更に詳しく説明 する。

第１図は本発明の予防器具の１具体例の前方斜視図である。

第２図は第１図に示される予防器具の具体例の側面図である。

第３図は第１図の予防器具の具体例を女性が着用した場合の側面図である。

第４図は女性が使用する為の本発明の予防器具の別懇様の斜視図である。

第５図は男性か或は女性が使用する為の本発明の予防器具の別懇様の斜視図であ る。

第６図は本発明の別懇様の１部分破除した斜視図である。

第６ａ図は第６図の器具の一部分の断面図である。

第７図は本発明の別懇様の一部分の断面図である。

第８図は本発明の別懇様の斜視図である。

第９図は第８図の本発明の別懇様の側面図である。

第１０図は、本発明の予防器具の別懇様の斜視図である。

第１１図は本発明の別懇様の斜視図である。

第１２図は本発明の製造に於て有益な型の前方斜視図である。

第１３ａ図及び１３ｂ図は本発明の器具のポーチ部材の入れ子及び捲り付けの好 ましい様式を表す例示図である。

第１３ｃ図はポーチ部材が捲り付けされた状態の本発明の器具の斜視図である。

第１４図は本発明の解剖学的形状の両性的具体例の斜視図である。

第１５図は第１４図を！Ｉ　１５−１５で切断した部分断面図である。

第１５ａ図は第１５図の予防器具の、ポーチ部分を男性か或は女性の体腔内に案 内する為の第１の伸長位置にある状態を示す部分断面図である。

第１５ｂ図は第１４図或は１６図の何れかの予防器具の、男性か或は女性の体腔 内部に完全に伸長された状態のポーチ部分の部分断面図である。

第１５ｃ図は、解剖学的形状の両性的な予防器具の寸法形状的関係を表す図であ る。ポーチ部分は、そうした予防器具の伸長されたポーチ部分の内側壁に関する 自由な横方向運動を提供する為に腟内部の勃起した陰茎に対して離間関係に伸長 されている。

第１５ｄ図は腟のクリトリス領域におけるポーチの壁部分の部分断面図である。

第１５ｅ図は、第１５ｄ図のポーチの壁部分の往復揺動を示す部分断面図である 。

第１６図は女性における解剖学的形状の両性的な予防器具の更に別の具体例の概 略図である。

第１７図は第１４図或は１６図の何れかの予防器具のシールド部分を固定する為 の釈放自在のファスナの拡大部分詳細図である。

第１８図は、解剖学的形状の両性的な予防器具製造の為の本発明の方法における 浸漬及び傾倒段階を図解したものである。

第１９図は、第１８図の如き方法における取外し段階を示すダイヤグラム図であ る。

第２０図は、ポーチの入れ子区分が一般に予防器具のシールド部分のそれと同一 平面に捲り付けされる状態を図解したものである。

第２１図は第２５図を線２１−２１で切断した断面図である。

第２１ａ図は部分的に入れ子状態から引き出されたポーチ部分の拡大部分断面図 である。

第２２図は第１８図から２０図の段階によって形成される予防器具包装における 第１の折畳段階を示す斜視図である。

第２２ａ図から２２ｃ図は予防器具折畳みの為の１具体例の斜視図である。

第２３図は引続いての包装の為に、第２２図の折畳んだ予防器具を環状とする為 の捲り付は段階を示す図である。

第２４図は予防器具の為の環状容器と整列され予備組み立てされた関係にある、 折畳まれ、捲り付けした予防器具の分解斜視図である。

第２５図は予防器具の別懇様の正面図である。

第２６図は第２５図の具体例を端部から見た側面図である。

第２７図は第２５図の具体例の側面図である。

第２８図は本発明の非弾性プラスチックフィルム製の具体例の斜視図である。

日の富　なｔ日 第１図及び２図には、骨盤領域周囲に着用し得る下着（即ちブリーフ）形状の予 防器具１０の１具体例が例示される。下着は、閉じた第１の端部１４及び開放さ れた第２の端部１６を具備する細長中空のポーチ１２を有する。ポーチは可撓性 且つ弾性の薄い壁部材を具備する。

好ましくはポーチは天然或は合成であり得るゴム製である。その他の合成材料（ 例えばポリウレタン、ポリ塩化ビニル、シリコーネラストマ等）もまた使用し得 る。壁部材の肉厚は、約０．００１２７ｃｍから約０．２５４ｃ＋ａ　（０，０ Ｏ０５ｉｎから０．１ｉｎ　）の範囲であり、好ましくは約０．００２５４　ｃ 謳から約０．０１２７ｃｍ　（０，０Ｏ１ｉｎから０．００５ｉｎ　）の範囲で ある。

ポーチの第２の端部、即ち開放端部は、第１図に示されるように下着の一部分が ポーチの開口周辺を取巻（フランジを形成するようにして下着に取付けられる。

好ましくはポーチは下着の一体部分として型成型される。別様にはポーチは別体 で形成され、次いで下着の対応する開口に接着される０例えば、ポーチは下着に 恒久的に接着し得或は粘着手段或はスナップ手段、或は一方の部品が細長のビー ド或はリッジを具備し他方の部品が拡張自在の受け溝を具備する形式のファスナ システム（例えばある種のサンドイッチバッグに共通なものの如（）を使用して 着脱自在に結合し得る。

第１図及び２図に例示されるように、中空のポーチは可逆的である。これらの図 ではポーチは下着を着用する女性の腟内部のポーチ位置を点線で示される。下着 を着用した場合、ポーチはこれらの図に例示される外側位置にあり得る。ポーチ の内外の何れかに所望の潤滑剤及び殺精子剤（例えばＮｏｎｏｘｏｎａｌ　９の 名称で市販入手可能な材料はポーチの内外両表面に塗布される。そしてポーチは 逆転され且つ腟内に挿入される（第３図に例示される如り）。

ポーチの閉じた端部１４は、腟の筋肉（即ち陰唇筋）によって然るべき位置に把 持され且つ保持されるようになっている弾性部材を随意的に具備する。斯くして 、ポーチが第３図に例示される如く腟内に挿入されると、陰脣筋はポーチの閉じ た端部１４を図示された位置に於て把持し且つ保持することが出来る。

ポーチの閉じた端部における弾性部材は好ましくは可撓性の弾性の円盤５０（第 ７図に例示される如き）であり得る。該円盤はプラスチックから成るゴム製とし 得る。好ましくは円盤５０はポーチ壁５２の一体部分として型成型される。

弾性部材の別態様が第６図及び第６ａ図に例示され、リング形状のばね或はワイ ヤ４１を具備する円盤部材４０を含んでいる。円盤部材４０は腟内への挿入を容 易化する為に変形され或は折畳まれ、次いでばね或はワイヤ４１が、円盤部材を その元の円形形状に復帰させる。円盤部材４０はポーチ４２の壁部材の一体部分 として形成し得或は別体にて作成した後、壁部材に接着し得る。

予防器具２０の別態様が第４図に例示される。この具体例では、中空のポーチ２ ２は閉じた端部２３及び開放端部２４とを具備する。ポーチの開放端部は、例示 されるように連続するフランジ２５に取付けられ且つそれによって包囲される。

フランジは、ポーチの開放端部の円周方向周囲に沿って外側に少くとも約２．５ ４ｃ■（ｆｉｎ）、好ましくは少くとも約７．６２ｃｍ　（３ｉｎ）伸延される 。

本発明のフランジ部材は可撓性であり且つ弾性とし得るが、そうした特徴の何れ も要求しない０例えば−、フランジは可撓性であって非弾性とし得る。フランジ を非可撓性（例えばプラスチック部材）とすることもまた可能である。しかしな がらフランジを液体不浸透性とすることが必要である。

第４図に示される具体例では、フランジ部材はそこに固定された複数の紐部材２ ６を具備する。これら紐部材の反対側の端部は、本器具を使用する女性の腰或は 骨盤領域周囲に着用し得るバンド２６に結合される。フランジ部材及びポーチが 一方の人から他方の人への精子の移動及び病気の伝染を防止する。

第５図には本発明の予防器具の別の具体例３０が例示される。この具体例は男性 か或は女性によって使用されるようになっている。この器具はその外側端部３２ が閉じられた細長中空のポーチ或はシース３３を具備する。

反対側の端部３４は開放されフランジ部材３５に装＠或は固定される。フランジ 部材はポーチの円周方向周囲に沿って外側に少くとも約２．５４ｃｍ　（ｌｉｎ 　）　、好ましくは少くとも約７．６２ｃｒｎ　（３ｉｎ）伸延される。紐部材 ３６がその一端をフランジ部材３５に固定され、反対側端部が本器具を使用する 女性の腰或は骨盤領域周囲に着用し得るバンド３７に結合される。ポーチ及びフ ランジ部材が一方の人から他方の人への病気の伝染を防止する。ポーチは精子の 移動をも防止する。所望であれば第５図め器具を使用者が着用するブリーフの形 状にし得ることは勿論である。

第８図及び９図には本発明の予防器具の別の具体例が例示され、ポーチ部材は着 脱式とされている。従って、閉じた端部６１及び開放端部６３を具備する細長の ポーチ部材６０が示される。開放端部６３をリム部材６２が取巻（、該リム部材 は例えば粘着材手段によってフランジ６４に着脱自在に固定し得る。リム６２を フランジ６４に固定する為のその他の有益な手段には、紐、釦、粘着テープ、ビ ード及び溝ファスナシステム、フックアンドループファスナシステム等がある。

第８図及び９図の配列構成に於ては例えば、ポーチ部材を使用後に取外しそして 廃棄し得る。

フランジ部材６４は下着の一部（第１図及び２図に例示される如く）或は第４図 及び５図に示される形式のものとし得る。

第１Ｏ図には本発明の予防器具の別の具体例が例示される。この具体例では細長 中空のポーチ７０は１つの閉じた端部７１及び開放端部７３を具備している。フ ランジ部材７４が、例示されるように開放端７３の円周方向を包囲する。紐部材 ７４が従来からのスナップ手段７６によってフランジ部材に着脱自在に固定され る。かくしてポーチ及びフランジ部材は使用後に取外されそして廃棄され得る。

更に別の変形例に於てはポーチ部材７０は紐部材無しで使用され得る０例えば、 所望であればフランジ７４を本器具の着用者の皮膚に粘着材或は粘着テープによ って固定し得る。

第１１図には本発明の器具８０の別の具体例が例示され、紐或はベルト部材８２ 、フランジ部材８４及び細長中空のポーチ８５を含んでいる。ポーチの下方端部 は開放され上方端部は閉じられる。フランジ部材が例示されるようにベルトの一 端から他端へと伸延される。

本発明の予防器具の種々の具体例に於て、材料の肉厚を変更し得る。例えばポー チ部材は長さが約２．５４ｃ＋ｓから　２５．４ｃｍ　（約Ｈｎから１０ｉｎ） で且つ直径が約２．５４ｃｏ＋からｌ（１ｃｍ　（約１ｉｎから４ｉｎ　）のも のとし得る。ポーチ部材はその全長さに渡って均一の直径を有し得るが、所望で あれば直径を変更し得る。

ポーチ部材及びフランジ部材の壁部材の肉厚もまた変更し得る１例えば肉厚を約 ０．００１２７ｃｍ　（０，０００５ｉｎ）まで薄（或は約０．２５４ｃｍ　（ ０，１ｉｎ　）まで厚くし得、好ましくは、約０．００２５４　ｃｍから約０． ０１２７ｃｍ　（０，００１ｉｎから０．００５ｉｎ）の範囲とし得る。ポーチ 及びフランジ部材は好ましくは天然ゴム或は合成ゴム（例えばシリコーンラバー ）の如き弾性の不浸透性材料から作成される。有益な材料にはプラスチック（例 えばポリウレタン、ポリ塩化ビニル等）の如き非弾性材料もまた含まれる。

フランジ部材はポーチの開放端部の周囲を外側に少くとも約２．５４ｃｍ　（Ｈ ｎ　）好ましくは少くとも約７．６２ｃｍ　（３ｉｎ）伸延され、もっと詳しく は少くとも約１２．７ｃ■（Ｓｉｎ　）伸延される。所望であればフランジ部材 はポーチの壁部分よりも肉厚とし得る。

”女性の使用を意図した予防器具の閉鎖端部は先に説明されたように弾性とし得 るが、これは各具体例に於て要求されるものではない、ポーチは性交中及び性交 後に自然な生理学的力によって腟の然るべき位置に保持されることが分った。閉 鎖端部の肉厚は変更し得る。

第１２図はブリーフ形態の本発明の器具を作成するに有益な型１００の好ましい 形式の斜視図である。型は、ポーチ部材の為に所望される形状及び寸法の細長束 °出部１０２を具備する状態での、ブリーフの一般的形状を有する。型はセラミ ック、ガラス、硬質プラスチック等の如き任意の適宜の材料から作成し得る。型 は器具作成に使用される材料（例えば天然ゴムラテックス）内に浸漬されそして 後取出される。ゴムが硬化或は乾燥した後、そうして形成されたブリーフを型か ら取出し得る。ブリーフ側方には脚開口が作成される。

第１３ａ図及び１３ｂ図は製造及び包装中の（即ち販売以前の）ポーチ部材の好 ましい且つ好都合な入れ子及び捲り付は様式を例示する０例示されるように、器 具１１０のポーチ部材１１２は、該器具が型の細長突出部ｌＯ２から取出される に従って部分的に逆転される。ポーチは、概略半分反転されると第１３ａ図に示 される外観となる０次いでポーチ部材は第１３ｂ図に例示されるように、それが 型の細長突出部１０２から完全に除去されるまで、フランジ部材に向けてそれ自 身に捲り付けされる０例えば、この様式でポーチを捲り付けする為にブラシを使 用し得る。

第１３ｃ図は、ポーチ部材が完全に捲り付けされた状態でのブリーフ全体を例示 する。この形態のブリーフは性交時まで着用し得る０次いでポーチは容易に巻き 解かれ、点線１１２ａによって例示される位置まで、腟内部へと伸延される。

本発明の別の具体例が第２５図から２７図にかけて例示される。これらは解剖学 的形状の両性的な予防器具１２０を示すものである。折畳まれたユニット１２０ は一般に矩形のシールド部分１２２を有する。該シールド部分は狭幅の中央区分 １２４及び一対の端部翼区分１２６．１２８を具備する。端部翼区分１２６．１ ２８は徐々に傾斜する幅を具備し、該幅部分は、連続的に形成された周囲ビード １３４の一対の区分１３０．１３２によって縁取りされる。該一対の区分ｔ３０ ．１３２は第１の端部区分１３３から収斂される。同様の一対の翼部分１３６． １３８が翼部分１２６の各側方部に形成され周囲ビード１３４の第２の区分１３ ５から収斂される。区分１３６，１３８は平行状態で離間して位置付けられた中 央ビード区分１４０．１４２に連結される。それら各々は内側に収斂するビード 区分１３０．１３２に連結される。

予防器具１２０は、シールド部分１２２の中央領域１２４に中心付けされた一体 形成ボーチ１４６を更に具備する。ポーチ５４は入口開口１４５を具備する。ポ ーチ部分は今後説明される製造方法中に形成される捲り付けしたリング１４８に 連結される端部蓋１４６を含む、捲り付けしたリング１４８及び端部蓋１４６は 予防器具１２０の内側表面１５０に位置付けされる。更に詳しくは内側表面１５ ０は使用者の会陰部領域を完全に覆い、予防器具１２０使用中のそうした領域へ の体液の接触を防止するべく、男性使用者か或は女性使用者に解剖学的に被着さ せる為に翼部分１２６．１２８の最も遠い端部からの長さと中央領域１２４に３ ける幅とを有している。

捲り付けしたリング１４８は第２６図に示される如く、予備包装位置１４８ａ、 案内位置１４８ｂ及び完全伸長位置１４８ｃ　（第１５ｄ図）を有する。　更に 詳しくは例示された具体例に於てはシールド部分１２２は２２ｃ＋ａのオーダー の長さしを有する。翼部分１２６，１２８の最大幅ＷＭは１２ｃｍのオーダーで あり、中心領域１２４は、９．５ｃｍの幅Ｗ及び６ｃｍの高さＨを有する。シー ルド部分１２２及びポーチ１４４の壁肉厚は第１図及び２図の具体例及びその他 種々の具体例に関連して議論された範囲から選択し得る。

前述の寸法形状は予防器具の女性使用者か或は男性使用者の会陰部に解剖学的に 関与するものであり、ポーチ１４４はシールド部分１２２の平面に平行状態で離 間して接近する収納位置から、使用者の体腔内部の伸長位置へと巻き解かれ得る 。

本発明の１様相では捲り付けしたリング１４８は体腔への最初の入り込みに際し 、ポーチ１４４が、第２６図に点線で示される単一の壁案内区分１５２を形成す るまで巻き解かれるよう形成される。壁案内区分１５２は、捲り付けしたリング １４８を、シールド部分１２２からポーチ１４４が体腔内部の番号１５５で示さ れる完全配置状態（第１５ｄ図）になる位置まで巻き解くことにより、体腔に更 に入り込む。

第２５図から２７図の具体例の予防器具の１つの使用例がやや図解的に第１４図 に例示される。ここでは予防器具１２０は、男性使用者の腰を包囲する関係にあ る弾性の腰区分１５４ａを具備する紐システム１５４に固定される。紐システム １５４は一対の紐１５６．１５８を具備する。紐１５６．１５８は各々、翼部分 １２６の角部１２６ａ及び１２６ｂに固定されたファスナ手段１５９を有する。

紐システム１５４は更に、一端が腰区分１５４ａに結合され他端が翼部分１２８ の角部１２８ａ及び１２８ｂに結合され前方に位置付けられた一対の長紐１６０ ．１６２を含む、この配列構成ではシールド部分は、男性使用者の会陰部の生殖 領域１６４から足底骨領域１６８付近の肛門１６６上方の領域までを覆って位置 決めされる。

結局、ポーチ１４４の端部蓋１４６は肛門と整列状態に位置決めされ、一方、中 心領域１２４のビード部分１４０．１４２は男性使用者の会陰部１７０と橋絡状 態で係合し、予防器具１２０の使用中にそうした会陰部を体液からシールドする 。

第１５図に示されるように、捲り付けしたリング１４８は使用以前の予防器具１ ２０の心地よい着用を可能とする為に、体と接触しない状態で位置付けられる。

使用に際しては端部蓋１４の内側及び外側を適宜に潤滑処理し得る。肛門１６６ によって示される体腔への初期挿入により案内区分１５２は、捲り付けしたリン グ１４８から分れてポーチ１４４の肛門１６６へと案内状態で入り込みそして釈 放される。ポーチ１４４は肛門１６６へのそれ以上の挿入に際し、使用中の予防 器具１２０をその内側表面が会陰部を完全にシールドする関係で配置する為に第 １５ｂ図に示されるように完全に巻き解かれる。

完全シールド関係は会陰部１７０の側方から側方へ、そして陰部部１６４付近か ら臀部へと伸延される。

本発明に従えば、解剖学的形状の両性的予防器具によるシールドの長さは、使用 者の体表面の延長部分に不快感を生じる接触を生ずること無（、男性使用者の会 陰部１７０の所望の完全被覆を提供する為に選択される。にもかかわらず、シー ルド部分１２２の解剖学的寸法の長さは予防器具使用者と該器具のポーチ１４４ を挿入し且つ伸長させる人との間での体液交換を防止する為に前述の会陰部を覆 うことが可能であり、それにより予防器具１２０の使用中の所望の防護が提供さ れる。

本発明の更なる特徴は、紐システム１５４がポーチ取扱者に体液を移動させるこ と無く使用後に肛門（その体腔）から予防器具１２０を除去可能ならしめる為に 使用に先立って及び使用後に予防器具１２０に容易に結合され且つ取外されるこ とである。更に詳しくは、各角部１２６ａ、１２６ｂ、１２８ａ、１２８ｂにお ける結合体はそうした取外しを保証する為に、紐システム１５４の端部に固定さ れた雄スナツプ部分１７２と第１４図の角部１２８ａの紐１６０に示される如き 紐の各々の分割区分の雌スナツプ部分１７４とを具備する。

この配列構成は使用者をして紐システム１５４及び装着された予防器具の除去を 可能ならしめる０次いで表面１５０の内側シールド部分を分割区分の雌スナツプ 部分１７４の位置で把持し、使用した予防器具１２０から紐端部を外し得る。こ のシステムは予防器具１２０をして使用後にその外側表面１７８の体液に手を不 必要に接触させること無く除去可能ならしめる。

第１５ｂ図で１８２にて示される予防器具１２０によってシールドされた殆どの 体液は伸長されたポーチの空間１８０内部で集中される。

第２５図から２７図にかけて示される解剖学的形状の両性的予防器具は第１６図 に示される如く、女性が使用する為に等しく好適である。この具体例では、予防 器具１２０は、その後方パネル１８６及び浅い前方区分１８８に臀部が係合して いる状態での弾性の腹部分１８４を具備するビキニ状パンティ下着に結合された ものとして表されている。下着の後方パネル１８６は紐１９２の、ビキニ状パン ティ下着の後方パネル１８６の角部に固定された雌スナツプ部材に係合する為の 雄スナツプ区分１９０によって、翼部分１２８の角部分１２８ａ、１２８ｂに結 合される。同様のスナップファスナアセンブリ１９６が後方パネル１８６の反対 側の角部を翼部分１２８の角部１２８ａに結合する。弾性の腹部分の前方区分１ ８４ａには複数の紐１９８ａ、ｂ、ｃが設けられ、これら各組には雄スナツプが 設けられる。これら雄スナツプは第１６ａ図に示されるように紐１９８ａに於て 雄ファスナ要素２０２を具備し、該雄ファスナ要素２０２は浅い前方区分１８８ の下方縁部における内側表面の雌スナツプ要素２０４と係合するべく、角部分、 即ち翼部分１２６の縁部な貫いて押圧される。

予防器具１２０を担持する為の下着は、第１４図に示されるような紐システム形 状ともし得る。その場合は、短い紐１５６，１５８が女性の前方に配置され、後 方の長い紐１６０，１６２が予防器具１２０を使用する女性の後方臀部周囲に伸 延される。何れの場合でも予防器具１２０は、端部蓋１４６が腟入口２０２（第 １５ｂ図参照）に於て外陰を覆う関係で配置されるよう位置付けされる。シール ド部分１２２の内側表面１５０は従って、外陰２０４を並置状態で覆っての保護 関係で配設されるとともに、会陰部の陰部上方から肛門或は女性の腟領域へと伸 延して使用者の会陰部２０８を覆う、かくして女性使用者の体表面の実質部分は 弾性の或はプラスチック状の合成材料の実質部分が使用者の外側表面に接触状態 で配置されること無く、解剖学的形状の両性的予防器具によって覆われる。結局 、予防器具は使用以前に不快感を感すること無く着用され得る。

予防器具１２０の初期位置が第１５ｃ図に示される。

該位置に於ては女性の導体外側の一部分が、通常的な使用中の体液交換を防止す る為に予防器具１２０によって覆われている。予防器具１２０は、第１４図に示 される形式の紐システム或はビキニ状下着に於て担持し得る。

捲り付けしたポーチ１４４を伸延させるに先立って、予防器具１２０は予防器具 を使用する女性の外陰２０４その他部分を覆う関係で、しかしそれらとは係合し ない関係で配！される。然し乍ら端部蓋１４６は、そこに陰茎が挿入された場合 にポーチを腟２０２内に自由に伸延させる為、ポーチ１４４の案内区分１５２を 腟２０２内部に容易に配設させる為に位置決めされる。ポーチ１４４の長さは勃 起した陰茎のそれよりも大きく、またポーチを伸長させて、第１５ｃ図に図解的 に示されるように腟２０２の壁に緩くフィツトする覆いを形成するに十分大きな 寸法形状を有する。

本発明の一つの特徴は、伸長されたポーチの前方に位置付けされた壁区分１４６ ａが女性使用者のクリトリス領域を覆う関係で位置付けされることである。腟内 部で陰茎は、陰茎の亀頭領域と伸延されたポーチ１５５の壁とを過度に接触させ ること無く往復運動する。壁区分１４゛６ａはその外側係止点１２２ａの位置で 平坦なシールド部分１２２と連結される。外側係止点１２２ａ及び壁区分１４６ ａは、伸長自在のポーチの内側への陰茎の挿入またそこからの引抜き中に、性交 中にクリトリス領域を心地よく刺激する為の壁区分１４６ａの揺動運動を創出す る為に作動自在である。結局、予防器具１２０はそれを使用しての性交中の心地 よさを損なわない。

本発明の他の様相に従えば、本発明の予防器具１２０は第１８図から２０図にか けて説明されるような方法によって形成される。

本方法には、ビード１３４で縁取りされたシールド部分１２２の平坦延長部に対 応する平坦延長部をそこに具備する平坦面２２２を具備する型２２０が使用され る。

ビード１３４は平坦面２２２の周辺を取巻くビード支持リッジの位置に初期配設 される。平坦面２２２は外側に伸延する突出部分２２４を具備する。突出部分２ ２４は伸長されたポーチ１５５の内側表面の寸法形状と対応する寸法形状の外側 表面２２６を具備する。

本発明の実施に際しては型２２０は、先立つ具体例に於て議論された如き組成の 合成或はラテックス材料２３０から成る胴部を具備する端部開放容器２２８内部 への移動の為の適宜の担持手段に結合される０合成或はラテックス材料２３０は 平坦面２２２．外側表面２２６上に付着され、結局、薄肉層の付着物をそこに形 成し得る。

付着物は型２２０を通路２３２に沿って材料２３０の胴部内へと差し向け、外側 表面２２６上に材料の層を形成させることを含む一回或は二回の浸漬プロセスに よって形成し得る。

付着物の完成状態が第１９図に示される。付着された材料はシールド部分１２２ 及び型２２０の平坦面２２２間を相対的運動させることによって型２２２から剥 されそれによりシールド部分１２２は第１９図に於て参照番号２３６で示される 点線位置を取る。これが予防器具をして自身上に反転させ、二重壁の入れ子区分 ２３８を形成せしめる０次いで二重壁の入れ子区分２３８はそれを折返し曲げ部 ２４２からそれ自身上に捲れさせる為にロール２４０の如き適宜の手段と係合さ れる。捲り上げられたリング１４８は、該リング１４８がその案内位置１４８ｂ を取るに従って捲り返される外側壁区分１４８ｄを具備する。リング１４８は、 案内部分１５２が位置決めされた後に捲り付けされる内側壁区分１４８ｅを具備 する。この捲り付けされたリング１４８は、先に議論された如く、予防器具の端 部蓋１４６をその周囲がラテックスにて形成されたビード１３４と平行状態で近 接した状態に配設して予防器具１２０の周囲を形成する。

リング１４８を捲り付けることにより、予防器具１２０は型２２０から取外され る。取外した予防器具１２０は次いで、種々の形態での貯蔵の為に容易に取扱わ れ得る０例えば、第２２図から２４図には型２２０から取外した予防器具１２０ は、端部を突き合わせた状態で折畳みそして連結された端部２４０から捲り付け し、第２４図に示されるような管形状に形成し得る。管形状は、キャップ蓋２６ ２を具備するものとして表される細長容器２６０の内側内部に容易に挿入し得る 。この配列構成では各々の予防器具１２０は、男性使用者化或は女性使用者に予 防器具１２０を結合する為の下着或は紐システムとは別に包装される。先に議論 されたように、普遍的な予防器具は使用中に会陰部を体液からシールドする為に 男性使用者か或は女性使用者のそうした会陰部を覆って伸延する解ｍｌ学的形状 とされる。

型２２０から外された予防器具１２０は、第２５図に示されるように容易に折畳 みして第１の連結端部領域２５６を形成し得る。該第１の連結端部領域２５６を 折り重ねて第２の折畳み端部領域２５８を形成し得る。これを折り返して第３の 折畳み領域２６０を形成することによってもっとコンパクトなものとし得、これ により、第２２ｃ図に番号２６４で表されるコンパクトで平坦な容器形状に容易 に包装するようになっている８層のコンパクトなコンドームパッケージ２６２が 画定される。

第２５図に示される本発明の更に別の具体例では、その周辺２７６を連結したプ ラスチック製の２つの薄肉フィルムシート２７２，２７４からプラスチック製ポ ーチ２７０が形成される０本発明によって意図された適宜のプラスチックフィル ム材料には、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリプロピレンが含まれる。ここ ではポーチ２７０は非弾性であり得る。然し乍ら、シールドされた腟に関しての 勃起した陰茎の自由な運動を提供する為の寸法形状を有し且つシールド部分１２ ２と同様の形状のシールド部分２７８に関して上下に揺動する形状とも為される 。この具体例では、ポーチ２７０はシールド部分の入ロ開ロ２８０周囲の適宜の 手段によって装着する為のフランジ２７１を具備する。

本発明の範囲から離れること無く他の変化例を為し得る。

国際調査報告 ｍ＋針＋ｔａ１４ｆｉａｌ　ＡＧＯｅｌＩａｈ６＊〜’　ＰＣＴ／ＵＳ８８１０ ２７７９

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．性交中の病気の伝染及び精液の移動を防止する為の、体に着用するようにな っている予防器具であって、（ａ）第１の端部及び第２の端部を具備し可撓性の 薄肉部材を有する細長中空のポーチにして、第１の端部が閉じられ、第２の端部 が開口を具備ししている前記ポーチと、 （ｂ）ポーチの第２の端部に装着された連続状態のフランジ部材にして、核第２ の端部の開口の円周方向周囲に伸延するフランジ部材と、 （ｃ）予防器具を体に装着するようになっている装着手段と を含む前記予防器具。 ２．フランジ部材は第２の端部の開口の円周方向周囲に少くとも約１インチ伸延 される請求の範囲第１項記載の予防器具。 ３．装着手段は着用者の骨盤領域周囲に着用するようになっている下着を含んで いる請求の範囲第１項記載の予防器具。 ４．装着手段は着用者の骨盤領域を取巻くようになっている紐部材を含み、該紐 部材はフランジ部材に装着される請求の範囲第１項記載の予防器具。 ５．中空のポーチは女性の腟に挿入されるようになっており、ポーチは弾性であ る請求の範囲第１項記載の予防器具。 ６．使い捨て式である請求の範囲第１項記載の予防器具。 ７．中空のポーチは男性の陰茎を覆って被着するようになっている請求の範囲第 １項記載の予防器具。 ８．ポーチの第１の端部は円盤部材を含む弾性部分を含んでいる請求の範囲第１ 項記載の予防器具。 ９．ポーチはゴムを含んでいる請求の範囲第１項記載の予防器具。 １０．ポーチは着脱自在である請求の範囲第１項記載の予防器具。 １１．ポーチはプラスチックを含んでいる請求の範囲第１項記載の予防器具。 １２．女性が着用するようになっている女性用の予防器具であって、閉じた第１ の端部及び開口を有する第２の端部を具備する細長中空のポーチにして、可撓性 且つ弾性の薄肉の壁を含むポーチを包含し、前記第１の端部が女性の腟に挿入さ れるようになっており、ポーチの第２の端部に装着された連続状態のフランジ部 材を含み、また女性に装着する為の装着手段を含んでいる前記予防器具。 １３．フランジ部材は第２の端部の開口から約１乃至３インチ外側に伸延してい る請求の範囲第１２項記載の予防器具。 １４．装着手段は女性の骨盤領域周囲に着用されるようになっている下着を含み 、フランジ部材は前記下着と一体である請求の範囲第１２項記載の予防器具。 １５．装着手段は女性の骨盤領域を取囲むようになっている紐部材を含んでいる 請求の範囲第１２項記載の予防器具。 １６．第１の端部は円盤部材を含む弾性部分を含んでいる請求の範囲第１２項記 載の予防器具。 １７．ポーチは着脱自在である請求の範囲第１２項記載の予防器具。 １８．ポーチは粘着手段によってフランジ部材に一時的に固定されるようになっ ている請求の範囲第１７項記載の予防器具。 １９．ポーチはゴムを含んでいる請求の範囲第１２項記載の予防器具。 ２０．ポーチは部分的に逆転され且つそれ自身上にロール巻きされる請求の範囲 第１項記載の予防器具。 ２２．予防器具の作成方法であって、 （ａ）ブリーフ形状の胴部に装着された細長の突出部を具備する型を提供する段 階と、 （ｂ）前記型をゴムラテックス供給源内に浸潰する段階と、 （ｃ）前記型をゴムラテックスから取出す段階と、（ｄ）前記ゴムラテックスを して前記型に於て乾燥させて前記予防器具を形成せしめる段階と、（ｅ）前記予 防器具を前記型から取外す段階とからなり立つ前記予防器具の作成方法。 ２２．予防器具を作成する為の型であって、（ａ）ブリーフ形態の胴区分にして 、上方部分及び下方部分を有し前記上方部分の直径は下方部分の直径よりも大き い胴部分と、（ｂ）前記胴区分の前記下方部分に装着された細長の突出部と を含む前記予防器具を作成する為の型。 ２３．性交中の病気及び体液の移動を防止する為に男性或は女性の体腔内部に挿 入するべく、男性か或は女性によって着用されるようになっている解剖学的形状 の両性的予防器具であって、 男女何れかの使用者の会陰部の肛門か或は腟近辺の限定領域を覆う為に女性使用 者か或は男性使用者と結合する為の折畳みユニットを有し、 該折畳みユニットは、男性か或は女性使用者の会陰部を覆う幅の中央領域を具備 し且つ使用者の会陰部の、性交中に体液に晒され易い一部分だけの位置における 離間状態でのシールドを形成する為に女性使用者か或は男性使用者に合致する距 離離間された対向する端部によって縁取りされた予備選択長さを具備し、 前記平坦なシールド部分は女性の会陰部の外側体表面を上方骨盤領域から肛門に 近接した位置までを覆う長さを有し、また男性の会陰部の外側体表面を尾底骨領 域から男性性器付近の位置までを覆う長さを有し、前記平坦なシールド部分の幅 は各端部に於て前記平坦な中心領域からそうしたシールド部分の各端部にかけて 増大されており、 前記折畳みユニットは前記平坦なシールド部分に於て伸長自在のポーチを具備し 、該ポーチは、前記平坦なシールド部分の中央領域と一体に形成された入口を有 し、また、引き込まれた予備包装位置と、女性か或は男性使用者の体腔の内側壁 をシールドする為の伸長位置とを有し、 前記伸長自在のポーチは、予備包装位置にある場合に前記平坦なシールド部分の 平面に実質的に位置付けされる端部蓋壁を具備し、前記伸長位置にある場合に前 記平坦なシールド部分に近接して並置される捲り付けリンク形態の入れ子区分を 具備し、 前記平坦なシールド部分は、該平坦なシールド部分を女性使用者か或は男性使用 者の会陰部を覆い且つ性交に先立って伸長自在のポーチの端部蓋を肛門か或は腟 の入口から離間状態で配設する為の紐手段に結合されるようになっており、 前記伸長自在のポーチは勃起した陰茎の直径よりも大きい直径を有し且つ完全に 伸長された場合には勃起した陰茎よりも長い長さを有し、折畳みユニットの外側 表面に陰茎が位置付けられ、該陰茎が捲り付けリングの外側層を巻き解かせつつ 平坦なシールド部分を貫いで且つ整列する体腔内部に部分的に挿入されることに よって、伸長自在のポーチがその案内位置にある塩合における体腔内部への案内 された入り込みが形成され、前記伸長自在の水一チは陰茎を入口方向に於て更に 挿入することによって完全に伸長された位置へと可動であり、そうした更なる挿 入が、前記捲り付けリンクの残余部分をして、挿入される陰茎の外側表面を緩く 包囲させつつ巻き解かせて体腔の内側壁を緩く覆わしめ、前記伸長自在のポーチ は、平坦なシールド部分を肛門か或は膣を取巻く会陰部を覆う位置に位置決めす る為の紐手段によって体腔内部で伸長位置に位置決めされたままとされる 前記解剖学的形状の両性的予防器具。 ２４．伸長自在のポーチの壁区分が膣入口位置のクリトリス領域を覆い、外側係 止位置位置で平坦なシールド部分に連結され、該外側係止位置及び前記壁区分は 伸長自在のボーチヘの挿入またそこからの引抜き中に、性交中にクリトリス領域 を心地よく刺激するべく前記壁区分を揺動させる為に作動自在である請求の範囲 第２３項記載の予防器具。 ２５．男性か或は女性の一つの体腔内部に挿入する為に前記男性か或は女性によ って着用され、性交中の病気の伝染及び体液の移動を防止するようになっている 解剖学的形状の両性的予防器具であって、 男女何れかの使用者の会陰部の肛門か或は膣近辺の限定領域を覆う為に女性使用 者或は男性使用者の何れかと結合する為の折畳みユニットを有し、 該折畳みユニットは、男性か或は女性使用者の会陰部を覆う幅の中央領域を具備 し且つ使用者の会陰部の、性交中に体液に晒され易い一部分だけの位置における 離間状態でのシールドを形成する為に女性使用者か或は男性使用者に合致する距 離離間された対向する端部によって縁取りされた予備選択長さを具備し、 前記折畳みユニットは、前記平坦なシールド部分が端部突合わせ状態で折畳まれ 且つロール巻きされて包装容器への挿入の為の管形状とされる包装位置を有する 前記解剖学的形状の両性的予防器具。 ２６．男性か或は女性の体腔内部に挿入するあに前記男性か奴は女性によって着 用され性交中の病気の伝染及び体液の移動を防止するようになっている解剖学的 形状の両性的予防器具であって、 男女何れかの使用者の会陰部の肛門か或は腟近辺の限定領域を覆う為に女性使用 者か或は男性使用者と結合する為の折畳みユニットを有し、 該折畳みユニットは、男性か或は女性使用者の会陰部を覆う幅の中央領域を具備 し且つ使用者の会陰部の、性交中に体液に晒され易い一部分だけの位置における 離間状態でのシールドを形成する為に女性使用者か或は男性使用者に合致する距 離離間された対向する端部によって縁取りされた予備選択長さを具備し、 前記折畳みユニットは、前記平坦なシールド部分が端部突合わせ状態で折畳まれ 且つロール巻きされて包装容器への挿入の為の管形状とされる包装位置を有する 前記解剖学的形状の両性的予防器具。 ２７．性交中の病気の伝染及び体液移動を防止する為に腟内部に挿入する為に女 性によって着用されるようになっている解剖学的形状の予防器具であって、会陰 部に掛け渡される幅の中央領域を具備し且つ性交中に体液に晒され易い一部分だ けの位置における離間状態でのシールドを形成するあの短離離間された対向する 端部によって縁取りされた予備選択長さを具備し、前記平坦なシールド部分は女 性の会陰部の外側表面の上方骨盤領域から肛門に近接状態で隣接する位置までを 覆う長さを有し、 前記平坦なシールド部分は更に、そうしたシールド部分の中央領域の各端部から 対向する端部にかけて増大する幅を有し、 前記平坦なシールド部分における伸長自在のポーチは前記平坦なシールド部分の 中央領域と一体に形成された入口を具備し、前記ポーチは引き込まれた予備包装 位置と、案内位置と、女性使用者か或は男性使用者の体腔の内側壁をシールドす る為の伸長位置とを有し、前記伸長自在のポーチは、予備包装位置にある場合に 前記平坦なシールド部分の平面に実質的に位置付けされる端部蓋壁を具備し、前 記伸長位置にある場合に前記平坦なシールド部分に近接して並置される捲り付け リンク形態の入れ子区分を具備し、 前記平坦なシールド部分は該平坦なシールド部分を、会陰部を覆い且つ性交に先 立って伸長自在のポーチの端部蓋を肛門か或は腟の入口から離間関係で配設させ る為の紐手段に結合するようになっており、前記伸長自在のポーチは勃起した陰 茎の直径よりも大きい直径を有し且つ完全に伸長された場合には勃起した陰茎よ りも長い長さを有し、折畳みユニットの外側表面に陰茎が位置付けられ、該陰茎 が捲り付けリンクの外側層を巻き解かせつつ平坦なシールド部分を貫いて且つ整 列する体腔内部に部分的に挿入されることによって、伸長自在のポーチがその案 内位置にある場合における体腔内部への案内された入り込みが形成され、前記伸 長自在のポーチは陰茎を入口方向に於て更に挿入することによって完全に伸長さ れた位置へと可動であり、そうした更なる挿入によって前記捲り付けリンクの残 余部分が挿入される陰茎の外側表面を緩く包囲しつつ巻き解かれて腟の内側壁を 緩く覆わしめられ、前記伸長自在のポーチは、平坦なシールド部分を腟を取巻く 会陰部を覆う位置に位置決めする為の紐手段によって体腔内部で伸長位置に位置 決めされたままの状態とされる前記解剖学的形状の予防器具。 ２８．性交中の病気の伝染及び体液の移動を防止する為に女性使用者か或は男性 使用者の会陰部の肛門或は腟の近辺を覆う為に女性使用者か或は男性使用者に結 合されるようになっている折畳みユニット形態の解剖学的形状の両性的予防器具 の製造方法であって、突出部分と、該突出部分を取巻く関係で位置付けされ且つ ビード支持体をそこに有する実質的に平坦な表面とを具備する型を提供する段階 と、 ラテックス浴を提供する段階と、 突出部にラテックス材料の層を形成させる為に浴内部に型を浸漬させそして、平 坦な表面を均等に横断してそこからラテックス材料を分与し突出部分に付着され たラテックスの第１の層を取囲む関係のラテックス材料の第２の層を形成させる 為に浴に関して型を傾斜させる段階と、 前記突出部分上に、そこから入れ子状態で部分的に取外された２重肉厚の材料を 形成する為に前記型及びラテックス材料の第２の層を相対移動させる段階と、入 れ子状態で前記突出部分から部分的に取外された２重肉厚の材料をロール巻きし 、前記材料の第１の層の一方側に於て近接状態で並置された２重肉厚の材料ロー ルを形成し、また前記材料の第１の層の他方側に於て開口入口を横断する蓋表面 を形成する段階とを包含する折畳みユニット形態の解剖学的形状の両性的予防器 具の製造方法。 ２９．材料の第２の層を端部突合わせ状態で折畳みそして折畳んだ単一層をロー ル巻きして包装容器に包装する為の管状部材を画定する段階を含む請求の範囲第 ２８項記載の折畳みユニット形態の解剖学的形状の両性的予防器具の製造方法。 ３０．材料の第２の層を端部突合わせ状態で２回以上折重み、包装容器に包装す る為のコンパクトなユニットを画定する段階を含む請求の範囲第２８項記載の折 畳みユニット形態の解剖学的形状の両性的予防器具の製造方法。 ３１．性交中の病気及び体液の移動を防止する為に男性か或は女性の体腔内部に 挿入するべく、男性が或は女性によって着用されるようになっている解剖学的形 状の両性的予防器具であって、 男性使用者か或は女性使用者の会陰部の肛門か或は腟近辺の限定領域を覆う為に 女性使用者か或は男性使用者と結合する為に適合された折畳みユニットを有し、 該折畳みユニットは、男性使用者か或は女性使用者の会陰部を覆う幅の中央領域 を具備し且つ使用者の会陰部の、性交中に体液に晒され易い一部分だけの位置に おける離間状態でのシールドを形成する為に女性使用者か或は男性使用者に合致 する距離離間された対向する端部によって縁取りされた予備選択長さを具備し、 前記平坦なシールド部分は女性の会陰部の外側体表面を上方骨盤領域から肛門に 近接した位置までを覆う長さを有し、また男性の会陰部の外側体表面を尾底骨領 域から男性性器付近の位置までを覆う長さを有し、前記平坦なシールド部分の幅 は各端部に於て前記平坦な中心領域からそうしたシールド部分の各端部にかけて 増大されており、 前記平坦なシールド部分は可変幅の第１及び第２の翼部分と、前記中央領域の各 側を縁取る平行状態に離間した２つの中央区分を含む補強用のビードとを具備し 、該補強用のビードは前記平坦なシールド部分の反対側端部を縁取る平行状態に 離間した２つの端部区分を更に具備し、 第１の１対の補強用のビードは前記端部区分の一方から収斂して前記平行状態に 離間した２つの中央区分の一方と連結して可変幅の第１の翼部分を画定し、第２ の１対の補強用のビードは前記端部区分の他方から収斂して可変幅の前記第２の 翼部分を画定し、 前記折畳みユニットは前記平坦なシールド部分に於て伸長自在のポーチを具備し 、該ポーチは、前記平坦なシールド部分の中央領域と一体に形成された入口を有 し、また、引き込まれた予備包装位置と、女性使用者か或は男性使用者の体腔の 内側壁をシールドする為の伸長位置とを有し、 前記伸長自在のポーチは予備包装位置にある場合に前記平坦なシールド部分の平 面に実質的に位置付けされる端部蓋壁を具備し、前記伸長位置にある場合に前記 平坦なシールド部分に近接して並置される捲り付けリング形態の入れ子区分を具 備し、 前記平坦なシールド部分は、該平坦なシールド部分を女性使用者か或は男性使用 者の会陰部を覆い且つ性交に先立って伸長自在のポーチの端部蓋を肛門か或は腟 の入口から離間で配設する為の紐手段に結合されるようになっており、 前記伸長自在のポーチは勃起した陰茎の直径よりも大きい直径を有し且つ完全に 伸長された場合には勃起した陰茎よりも長い長さを有し、折畳みユニットの外側 表面に陰茎が位置付けられ、該陰茎が捲り付けリンクの外側層を巻き解かせつつ 平坦なシールド部分を貫いて且つ整列する体腔内部に部分的に挿入させることに よって、伸長自在のポーチがその案内位置にある場合の体腔内部への案内入口が 形成され、 前記伸長自在のポーチは陰茎を入口方向に於て更に挿入することによって完全に 伸長された位置へと可動であり、そうした更なる挿入が、前記捲り付けリングの 残余部分をして挿入される陰茎の外側表面を緩く包囲させつつ巻き解かせて体腔 の内側壁を緩く覆わしめ、前記伸長自在のポーチは、平坦なシールド部分を肛門 か或は腟を取巻く会陰部を覆う位置に位置決めする為の紐手段によって体腔内部 で伸長位置に位置決めされたままとされる 前記解剖学的形状の両性的予防器具。