JP3010167U - サポーター - Google Patents

サポーター

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JP3010167U
JP3010167U JP1994011920U JP1192094U JP3010167U JP 3010167 U JP3010167 U JP 3010167U JP 1994011920 U JP1994011920 U JP 1994011920U JP 1192094 U JP1192094 U JP 1192094U JP 3010167 U JP3010167 U JP 3010167U
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JP
Japan
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elastic
knitted fabric
sewn
cord
stretchable
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Application number
JP1994011920U
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English (en)
Inventor
雄一 大石
Original Assignee
富士紡績株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サポーターの伸縮性後身頃編布の肛門部への
食い込みを防ぎ、しかも鼠蹊部との所謂股ずれを防ぎ、
更には尻部のヒップアップやサポート効果を生じ競技者
の着用安定向上を計る。 【構成】 環状弾性紐帯1と、環状弾性紐帯に広幅端を
縫合せしめた逆三角形状の伸縮性前身頃編布2と、伸縮
性前身頃編布に一端を縫合し、他端を前記環状弾性紐帯
に縫合せしめた両端末広状の伸縮性後身頃編布3と、前
記伸縮性前身頃編布の両側に隣接した環状弾性紐帯に両
端を縫合させ、伸縮性後身頃編布と交差縫合させた伸縮
性編布紐4とからなるサポーターである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スポーツ競技者に着用安定向上性を与え、着用中に股ずれ等を生じ させないスポーツ競技に使用するサポーターの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スポーツ用サポーターとして、実公昭57−2411号公報には、 パンツ型のもので、パンツの左右の股部相当部を削除して、ウエスト部とパンツ 本体の主部のみで形成されたものが開示されているが、このパンツ型のものは、 競技者が走行時に足の繰返し運動をすることにより鼠蹊部に所謂股ずれが生ずる 欠点があり、サポーターとして適していない。 また、実公昭45−8802号公報には、伸縮性編布を使用し、局部を袋状部 に保持させるサポーターが開示されているが、これは鼠蹊部との股ずれを防止す ることはできない。 更に、実公昭33−9147号公報、実公昭37−8635号公報及び実公昭 37−17322号公報には、逆三角形等の股当布の一端をウエスト部に縫合わ せて、他端をウエスト部の対象左右に縫着した2本の締帯と一体化させた構造の 所謂ストップ・サポーターが開示されているが、股当部を支持するのが目的であ るので、競技者の着用安心感に未だ欠ける点があり、競技者により優れたサポー ターの開発が要望されているのが実情である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のサポーターの欠点を解決すべく鋭意検討し、本考案に到達し たものであり、本考案のサポーターは、サポーターの伸縮性後身頃編布の肛門部 への食い込みを防ぎ、しかも鼠蹊部との所謂股ずれを防ぎ、更には尻部のヒップ アップやサポート効果を生じ競技者の着用安定向上を計ることを目的とするもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、環状弾性紐帯と、該環状弾性紐帯に広 幅端を縫合せしめた逆三角形状の伸縮性前身頃編布と、該伸縮性前身頃編布に一 端を縫合し、他端を前記環状弾性紐帯に縫合せしめた両端末広状の伸縮性後身頃 編布と、前記伸縮性前身頃編布の両側に隣接した環状弾性紐帯に両端を縫合させ 、伸縮性後身頃編布と交差縫合させた伸縮性編布紐とから構成したサポーターと したものである。
【0005】
【作用】
伸縮性編布紐を伸縮性股当編布に隣接した環状弾性紐帯に両端を縫合させ、伸 縮性後身頃編布と交差縫合させたので、後身頃編布の肛門部への食い込みを防ぎ 、鼠蹊部との所謂股ずれを防ぎ、編布紐が尻部のヒップをアップさせ、競技者の 着用安定性の向上が計られる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案のサポーターの構成を図面と共に説明するが、本考案はこの実施 例に限定されるものではない。本考案で用いられる環状弾性紐体(1)は、ゴム 、スパンデックス等の弾性糸を組み込んだ伸縮性を有する織物、又は編物からな る帯状体の両端を縫合して環状としたものであり、通常のトランクス、パンツ等 の腹部に用いられるものが採用されるが、本考案では競技に用いるため、帯状体 の幅が細いと腹部に食い込み不適当であるので、競技者に安定感を与えるような 適宜の幅に選定される。
【0007】 逆三角形状の伸縮性前身頃編布(2)は、スパンデックス等の弾性糸を編み込 んだ天竺編等の編布が用いられ、腹部への密着感と競技者の腹部運動に即応し違 和感を与えない。繊維素材として綿、レーヨン等の吸湿性能に優れた素材が好ま しく、又、抗菌、消臭効果のある素材、例えば特開平4−289211号公報に 開示されている、レーヨン中に多孔性キトサン粒状体を練り込んだ繊維を単独又 は混繊した繊維を用いると衛生的である。逆三角形状の伸縮性前身頃編布(2) の広幅の部分を環状弾性紐帯(1)と縫合し、その他端は、両端末広状の伸縮性 後身頃編布(3)と同一巾に形成させて一体に縫製される。
【0008】 逆三角形状の伸縮性前身頃編布(2)は一重のものでもよいが、特に男性用に 供する場合には、伸縮性前身頃編布(2)の下部の中央部を一部重ね合わせて縫 合したダーツ(5)を有する編布を2枚用意し、互いに縫合しダーツの縫代部を 内側にして二重とするのが好適である。二重編布では、一重であると縫代部分が 局所に当たる欠点をなくし、局所を袋状に保持安定させる役割を果たす効果を奏 する。
【0009】 両端末広状の伸縮性後身頃編布(3)は伸縮性前身頃編布(2)と同一の性質 を具備した素材からなるものを用いる。伸縮性前身頃編布(2)と縫合した伸縮 性後身頃編布(3)の他端末広部は環状弾性紐帯(1)と縫合される。この伸縮 性後身頃編布(3)の両端部の幅は伸縮性前身頃編布(2)の広幅部の幅の約1 /3程度あればよい。そして伸縮性後身頃編布(3)は一重でも二重でもよいが 、競技者の着用感からすれば一重のものでよい。図1では、伸縮性後身頃編布( 3)が着用時に前方下部に現れるように図示されているが、実際に着用すると、 伸縮性後身頃編布(3)は肛門周辺部から後方に存在するので、従来のかなり細 幅の紐状のものに比して広い幅を有しているので、以下詳述する伸縮性編布紐( 4)との関係で肛門周辺部への食い込みを阻止し安定感を競技者に与える。なお 、伸縮性前身頃編布(2)と伸縮性後身頃編布(3)は、その縁部にわたって袋 筒状に形成し、内部に伸縮性を具備した弾性帯体を挿通してもよい。
【0010】 更に、逆三角形状の伸縮性前身頃編布(2)が環状弾性紐帯(1)に縫合した 端部(A),(A)に隣接した位置に、伸縮性編布紐(4)の両端を縫合する。 伸縮性編布紐(4)は、伸縮性前身頃編布(2)や、伸縮性後身頃編布(3)と 同一の性質を具備した編布が用いられ、該伸縮性編布紐(4)の中央部が伸縮性 後身頃編布(3)と交差部(B)において縫合一体化される。
【0011】 伸縮性編布紐(4)は、弾性帯体(7)を内芯とした二重筒状の紐体とすると 、伸縮性編布紐(4)のねじれやカーリングが防止でき、着用競技者に対し一体 感を与える効果がある。即ち、図4に示すように、内部に伸縮性能のある合成ゴ ム、ウレタンシート、ゴム紐等の弾性帯体(7)を内芯とし、伸縮性編布(6) で包被して筒状に形成し、弾性帯体(7)を通して伸縮性編布(6)と共に縫合 し一体にする。そして伸縮性編布紐(4)が前述の如く交差部(B)において伸 縮性後身頃編布(3)と縫合一体化してあるために、伸縮性後身頃編布(3)を 引き上げても、肛門周辺部への食い込みを防止し、従来のサポーターと異なり、 伸縮性編布紐(4)を伸縮性前身頃編布(2)の端部(A),(A)に縫合させ たために、尻部をヒップアップ及びサポートする効果を奏するので、着用競技者 に着用の違和感を全く与えない。
【0012】
【考案の効果】
本考案のサポーターは、上述の構成からなるものであるので、伸縮性後身頃編 布の肛門部への食い込みを防ぎ、鼠蹊部との所謂股ずれを防止することができる 。また、伸縮性編布紐が尻部のヒップアップやサポータ効果を生じ、伸縮性編布 紐を、弾性帯体を内芯とし筒状紐体としたため、ねじれを防ぐことができる。更 に、伸縮性前身頃編布を二重とし、ダーツを設けたことにより、男子用としては 、局部を完全に保持安定させ競技者の着用安定性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサポーターの一実施例の正面図であ
る。
【図2】同じく背面図である。
【図3】同じく斜視図を示したものである。
【図4】伸縮性編布紐の断面図である。
【符号の説明】
1 環状弾性紐帯 2 逆三角形状の伸縮性前身頃編布 3 両端末端状の伸縮性後身頃編布 4 伸縮性編布紐 5 ダーツ 6 伸縮性編布 7 弾性帯体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状弾性紐帯と、該環状弾性紐帯に広幅
    端を縫合せしめた逆三角形状の伸縮性前身頃編布と、該
    伸縮性前身頃編布に一端を縫合し、他端を前記環状弾性
    紐帯に縫合せしめた両端末広状の伸縮性後身頃編布と、
    前記伸縮性前身頃編布の両側に隣接した環状弾性紐帯に
    両端を縫合させ、伸縮性後身頃編布と交差縫合させた伸
    縮性編布紐とからなることを特徴とするサポーター。
  2. 【請求項2】 逆三角形状の伸縮性前身頃編布を二重と
    して、下部位の中央部にダーツを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のサポーター。
  3. 【請求項3】 伸縮性編布紐を、弾性帯体を内芯とし筒
    状紐体に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のサポーター。
JP1994011920U 1994-08-31 1994-08-31 サポーター Expired - Lifetime JP3010167U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018175436A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 日本ソリッド株式会社 起立補助具
JP2018188770A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 日本ソリッド株式会社 下半身用装着具
JP6964814B1 (ja) * 2021-04-30 2021-11-10 紀元 石塚 アスリート用パンツ
JP7001860B1 (ja) * 2021-03-18 2022-01-20 有限会社アルファメディカル 男性用下着
KR102395457B1 (ko) * 2021-09-02 2022-05-10 정창식 남성용 기능성 팬티

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