JPH10114497A - 電動式テーブルリフト装置 - Google Patents

電動式テーブルリフト装置

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JPH10114497A
JPH10114497A JP26883996A JP26883996A JPH10114497A JP H10114497 A JPH10114497 A JP H10114497A JP 26883996 A JP26883996 A JP 26883996A JP 26883996 A JP26883996 A JP 26883996A JP H10114497 A JPH10114497 A JP H10114497A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電動式テーブルリフト装置は、パンタ
アームに1本の中間アームが介装されていただけであっ
たので、パンタアームの剛性が低く、このためにテーブ
ルの沈み込みが大きいという問題があった。本発明で
は、剛性の高いパンタアームを備えた電動式テーブルリ
フト装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 パンタアーム23の外側アーム25と内
側アーム26との間に介装する中間アーム30、31を
連結支点27に対して左右両側に配置し、一方の中間ア
ーム31の移動支点32a側に電動シリンダ40のねじ
軸42bを連結し、他方の中間アーム30の移動支点3
3a側に電動シリンダ40のナット42aを連結し、電
動シリンダ40の作動により両中間アーム30,31の
移動支点33a,32aを相互に接近、離間させてパン
タアーム23を伸縮させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テーブルと基台
との間に2本のアームをX字状に連結してなるパンタア
ームを介装し、このパンタアームを電動シリンダを駆動
源として伸縮させることによりテーブルを平行に昇降動
させる電動式テーブルリフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本出願人はこの種のテーブルリフ
ト装置に関し、例えば特願平7−25388号に開示し
たように種々改良を施している。この従来の電動式テー
ブルリフト装置の一例を同出願の図1を援用して図4に
示した。
【0003】図示するように従来の電動式テーブルリフ
ト装置(以下、単に「リフト装置」ともいう)1は、テ
ーブル2と基台3との間に、外側アーム5と内側アーム
6を連結支点7を介してX字状に連結してなるパンタア
ーム4を介装し、このパンタアーム4を伸縮させること
によりテーブル2を平行に昇降動させるテーブルリフト
装置であって、外側アーム5と内側アーム6との間に、
一端が固定支点9aを介して内側アーム6に回転可能に
連結され、他端がガイドローラー13を介して外側アー
ム5に回転可能かつアーム長手方向に沿って移動可能に
連結されて移動支点12とされ、この移動支点12が外
側アーム5の連結支点7側に変位したときにパンタアー
ム4が伸長する形態で中間アーム9を介装し、該中間ア
ーム9の移動支点12側と外側アーム5との間に電動シ
リンダ10を介装し、該電動シリンダ10がナット引き
側に作動したときに中間アーム9の他端がアーム長手方
向中心側に変位する構成としたもので、かかる構成によ
り、テーブル昇降動の全範囲について電動シリンダ10
の推力を有効に活用できる結果、より小型の電動シリン
ダ10を用いて当該リフト装置1のコンパクト化を図る
ことができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の電動式のテーブルリフト装置1にあってもさらに
改善すべき点があった。すなわち、従来のテーブルリフ
ト装置1は、連結支点7に対して中間アーム9が片側に
のみ設定されていたので装置としての剛性が左右不揃い
になり、その結果荷物を積載したときのテーブル2の沈
み込みが大きいという問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、装置全体としての剛性を高めてテ
ーブルの沈み込みがより少ないテーブルリフト装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
テーブルリフト装置は、テーブルと基台との間に、外側
アームと内側アームをX字状に連結してなるパンタアー
ムを介装し、該パンタアームを電動シリンダを駆動源と
して伸縮させて前記テーブルを昇降動させる電動式テー
ブルリフト装置であって、一端が前記外側アームまたは
前記内側アームの一方に回動可能に支持され、他端が他
方のアームの端縁に摺接された中間アームを、前記パン
タアームの連結支点に対して左右両側に配置し、一方の
中間アームの他端側に前記電動シリンダのねじ軸を連結
し、他方の中間アームの他端側に前記電動シリンダのナ
ットを連結し、該電動シリンダの作動により両中間アー
ムの他端側を相互に接近、離間させて前記パンタアーム
を伸縮させる構成としたことを特徴とする。
【0007】このテーブルリフト装置によれば、電動シ
リンダのモータが正転するとナットとねじ軸が相互に接
近する方向(ナットの引き側)に移動して、一方の中間
アームの他端と他方の中間アームの他端が相互に接近
し、これにより両中間アームがそれぞれ縦向き方向に回
動して、パンタアームが伸長し、従ってテーブルが上昇
する。
【0008】一方、電動シリンダのモータが逆転する
と、ナットとねじ軸が相互に離間する方向に移動して、
一方の中間アームの他端と他方の中間アームの他端が相
互に離間し、これにより両中間アームがそれぞれ横向き
方向に回動して、パンタアームが縮小し、従ってテーブ
ルが下降する。
【0009】このように、中間アームはパンタアームの
連結支点の左右両側に配置されているのでパンタアーム
の剛性が高められ、従来のようにテーブルが大きく沈み
込むことがなくなる。
【0010】また、相互に噛み合ったナットとねじ軸の
双方が相互に接近、離間する方向に移動してパンタアー
ムが伸縮される構成であるので、従来のようにナットま
たはねじ軸の片側のみの移動によりパンタアームを伸縮
させる構成に比して電動シリンダのストロークが2倍に
増幅される。その結果、電動シリンダのねじ軸に要求さ
れる推力は従来の半分で足りるので、その細径化を図る
ことができる。
【0011】請求項2記載のテーブルリフト装置は、請
求項1記載のテーブルリフト装置であって、パンタアー
ムの外側アームと内側アームの移動支点と固定支点を連
結支点に対して上下対称かつ左右対称に設定し、かつ電
動シリンダのねじ軸の軸線を前記連結支点の軸線に交差
させた状態に保持してテーブルを昇降動させる構成とし
たことを特徴とする。
【0012】このテーブルリフト装置によれば、テーブ
ルが昇降動しても(テーブルの位置に関係なく)、常時
ねじ軸の軸線が連結支点に交差した状態に維持されるの
で、連結支点には径方向の荷重が付加されず、これによ
り当該テーブルリフト装置の耐久性を損なうことなく、
連結支点としての例えば連結ピンの径をより細径にする
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図3に基づいて説明する。図1には本実施形態のテーブ
ルリフト装置20であって、テーブル21が上昇した状
態を示し、図3はテーブル21がほぼ下降端位置まで下
降した状態を示している。
【0014】本実施形態のテーブルリフト装置20は、
図2に示すようにテーブル21と基台22との間に2組
のパンタアーム23 23を備え、両パンタアーム2
3,23を電動シリンダ40により伸縮させてテーブル
21を平行に昇降させる構成となっている。
【0015】両パンタアーム23,23は、それぞれ外
側アーム25と内側アーム26を連結支点27を介して
相互に回動可能に連結してなるもので、両外側アーム2
5,25の一端(図において左端)は、それぞれ固定支
点25aを介して基台22の左隅に回動可能に支持され
ている。一方、両外側アーム25,25の他端(図にお
いて右端)には、それぞれローラ25bが回転可能に取
付けられており、両ローラ25b,25bはそれぞれテ
ーブル21の右側下面に転動可能に摺接されている。こ
のローラ25bの回転中心が外側アーム25の移動支点
(以下、符号25bを付す)に相当する。
【0016】また、両内側アーム26,26の一端(図
において左端)は、それぞれ固定支点26aを介してテ
ーブル21の左隅部下面に回動可能に支持されている。
一方、両内側アーム26,26の他端(図1において右
端)にもそれぞれローラ26bが回転可能に取付けられ
ており、両ローラ26b,26bは基台22の右側上面
に転動可能に摺接されている。このローラ26bの回転
中心が内側アーム26の移動支点(以下、符号26bを
付す)に相当する。
【0017】連結支点27は、固定支点25aと移動支
点25bの中間であり、かつ固定支点26aと移動支点
26bの中間に設定されており、これにより各支点25
a,25b、26a,26bは、それぞれ連結支点27
に対して左右対称かつ上下対称の位置の設定されてい
る。
【0018】また、図2に示すように両外側アーム2
5,25の移動支点25b,25bはロッド25cによ
り同軸に連結され、両内側アーム26,26の移動支点
26b,26bもロッド26cにより同軸に連結されて
おり、これにより両パンタアーム23、23が一体で伸
縮するようになっている。
【0019】次に、両内側アーム26,26には、それ
ぞれ連結支点27に対して左右対称の位置に右中間アー
ム30と左中間アーム31がそれぞれ固定支点30a,
31aを介して回動可能に支持されている。
【0020】図2に示すように両左中間アーム31,3
1の先端部間は、断面矩形の連結ロッド32を介して連
結され、両右中間アーム30の先端部間は連結ブロック
33を介して連結されている。連結ロッド32の両端部
には、断面円形の支持軸部32a,32aが相互に同軸
に設けられている。両支持軸部32a,32aはそれぞ
れ左中間アーム31の先端部に回転可能に挿通され、か
つ同先端部から側方へ突き出されており、この突き出し
部にはそれぞれガイドローラ31bが回転可能に取付け
られている。以下、ガイドローラ31bの回転中心すな
わち支持軸部32aの軸心を左中間アーム31の移動支
点32aともいう。
【0021】一方、連結ブロック33の両端部にも断面
円形の支持軸部33a,33aが相互に同軸に設けられ
ている。両支持軸部33a,33aはそれぞれ右中間ア
ーム30の先端部に回転可能に挿通され、かつ同先端部
から側方へ突き出されており、この突き出し部にはそれ
ぞれガイドローラ30bが回転可能に取付けられてい
る。以下、ガイドローラ30bの回転中心すなわち支持
軸部33aの軸心を右中間アーム30の移動支点33a
ともいう。
【0022】また、図1および図3に示すように右中間
アーム30は固定支点30aから上方へ立ち上げ状に配
置されて、ガイドローラ30bを外側アーム25の下端
縁に沿って摺動可能に当接されている。一方、左中間ア
ーム31は固定支点31aから下方へ立ち下げ状に配置
されて、ガイドローラ31bを外側アーム25の上端縁
に沿って摺動可能に当接させている。このため、右中間
アーム30が固定支点30aを中心にして上方(反時計
回り方向)に回動し、また左中間アーム31が固定支点
31aを中心にして下方(反時計回り方向)に回動する
ことにより、パンタアーム23が上方へ伸長してテーブ
ル21が上昇する。この際に、右中間アーム30の移動
支点33aは外側アーム25の下端縁に沿って連結支点
27側に向けて移動し、左中間アーム31の移動支点3
2aは外側アーム25の上端縁に沿って連結支点27側
に向けて移動する。
【0023】逆に、両中間アーム30,31が時計回り
方向に回動することによりパンタアーム23の下方への
収縮が許容されて、テーブル21が下降する。この際に
は、移動支点30aは外側アーム25の下端縁に沿って
移動支点25b側に移動し、移動支点32aは外側アー
ム25の上端縁に沿って固定支点25a側に向けて移動
する。
【0024】両中間アーム30,31は、連結ブロック
33と連結ロッド32との間の間隔が小さくなることに
よりそれぞれ反時計回り方向に回動し、大きくなること
によりそれぞれ時計回り方向に回動する。連結ブロック
33と連結ロッド32との間の間隔の変更、すなわち中
間アーム30,31の回動、ひいてはパンタアーム2
3,23の伸縮は電動シリンダ40を駆動源としてなさ
れる。
【0025】本実施形態において電動シリンダ40は、
電動モータ41と2組のボールねじ42,42を備えて
いる。一般的に電動シリンダとは、電動モータと1組以
上のボールねじを備え、電動モータの回転運動をボール
ねじに伝達して直線運動に変換する構成のものをいう。
【0026】さて、電動モータ41は、上記連結ブロッ
ク33に取付けられている。この電動モータ41の出力
軸には、2連型式の駆動スプロケット43が取付けられ
ている。
【0027】駆動スプロケット43の両側には、略円筒
形状をなす従動スプロケット44,44が配置されてい
る。両従動スプロケット44,44は、それぞれ軸受4
5,45を介して連結ブロック33に回転可能に支持さ
れている。両従動スプロケット44,44と駆動スプロ
ケット43との間には、それぞれチェーン46が掛け渡
されている。このため、電動モータ41が起動すると、
駆動スプロケット43およびチェーン46を介して従動
スプロケット44,44が同じ方向に回転する。
【0028】両従動スプロケット44,44には、ボー
ルネジ42のナット42aが固定されており、従って電
動モータ41が起動するとこの両ナット42a,42a
が同じ方向に回転する。
【0029】両ナット42a,42aが噛み合わされた
ねじ軸42b,42bの後端部(図示左端部)は、それ
ぞれ連結ロッド32に回転不能に取付けられている。ま
た、両ねじ軸42b,42bの先端側は、それぞれ従動
スプロケット44の内周側に挿通されている。
【0030】ここで、図1および図2に示すように左右
中間アーム30,31の移動支点33a,32aと連結
支点27が常時一直線上に位置するよう、両中間アーム
30,31の長さ(固定支点30aと移動支点33a間
の距離、固定支点31aと移動支点32a間の距離)は
同一寸法に設定され、また連結支点27と固定支点30
a間の距離と連結支点27と固定支点31a間の距離も
同一寸法に設定され、かつ外側アーム25の上下端縁形
状が点対称に形成されている。
【0031】両ねじ軸42b,42bは、左右両中間ア
ーム30,31の移動支点33a,32aと連結支点2
7を結ぶ線に沿って配置されており、これにより両ねじ
軸42b,42bはテーブル21の位置に関係なく、常
時連結支点27の軸線に交差する位置に保たれるように
なっている。
【0032】このように構成された本実施形態のテーブ
ルリフト装置によれば、電動モータ41が正転方向(テ
ーブル上昇方向)への起動により従動スプロケット4
4,44が回転すると、ねじ軸42b,42bとの噛合
いを通じてナット42a,42aが回転しつつ図2にお
いて左方へ移動し、従って連結ブロック33が図示左方
へ移動する。
【0033】一方、ナット42a,42aが回転すれば
ねじ軸42b,42bが図示右方へ移動するので、上記
連結ブロック33の図示左方への移動に連動して連結ロ
ッド32が図示右方へ同じ距離だけ移動する。このよう
に電動モータ41が正転方向へ起動すると、連結ブロッ
ク33と連結ロッド32が相互に接近する方向に移動し
て両者間の間隔が小さくなる。
【0034】連結ブロック33と連結ロッド32が相互
に接近する方向に移動すると、前記したように右中間ア
ーム30と左中間アーム31がそれぞれ反時計回り方向
に回動し、従ってパンタアーム23,23が伸長してテ
ーブル21が上昇する。
【0035】テーブル21が上昇する過程において、両
中間アーム30,31のガイドローラ30b,31bは
それぞれ外側アーム25の下端縁および上端縁に沿って
転動され、従ってテーブル21および積載物の重量が両
中間アーム30,31によっても左右対称に受けられ
る。
【0036】一方、電動モータ41を逆転させると、ナ
ット42a,42aが逆方向に回転するので連結ブロッ
ク33は図示右方へ移動し、また連結ロッド32が図示
左方へ同じ距離だけ移動し、従って両者は相互に離間す
る方向に移動して両者間の間隔が大きくなる。
【0037】連結ブロック33と連結ロッド32が相互
に離間する方向に移動することにより、両中間アーム3
0,31が共に時計回り方向に回動するのでパンタアー
ム23,23の縮小が許容され、その結果テーブル21
および積載物の重量によりテーブル21が下降する。
【0038】テーブル21の下降過程においても、両中
間アーム30,31のガイドローラ30b,31bは外
側アーム25の上下端縁に摺接されつつ、その固定支点
25aまたは移動支点25bに向けて移動するので、テ
ーブル21および積載物の重量が両中間アーム30,3
1により左右均等に受けられる。
【0039】以上説明したように本実施形態のテーブル
リフト装置によれば、パンタアーム23の連結支点27
に対して両側に中間アーム30,31が配置されている
ので、パンタアーム23の剛性が高まり、その結果重量
物を載置した時のテーブル21の沈み込みを少なくする
ことができる。
【0040】また、両中間アーム30,31が左右対称
の位置に配置されているので、テーブル21および積載
物の重量を左右均等に受けることができる。
【0041】さらに、相互に噛み合ったナット42aと
ねじ軸42bの双方が相互に接近、離間する方向に移動
してパンタアーム23が伸縮される構成であるので、従
来のようにナットまたはねじ軸の片側のみの移動により
パンタアームを伸縮させる構成に比して電動シリンダ4
0のストロークが2倍に増幅され、その結果、電動シリ
ンダ40のねじ軸42bに要求される推力は従来の半分
で足りるので、その細径化を図ることができる。
【0042】また、パンタアーム23は連結支点27に
対して上下対称かつ左右対称に構成され、かつ電動シリ
ンダ40のねじ軸42bが、常時連結支点27の軸線に
交差する状態に保たれる。これによれば、両中間アーム
30,31の回動により発生するパンタアーム23を伸
縮させるための推力は左右均等に付加されるので、連結
支点27に対して径方向の外力は付加されず、この点で
連結支点27を構成するピンの径を細くすることができ
る。
【0043】以上説明した実施形態には種々変更を加え
ることができる。例えば、電動シリンダ40は2組のボ
ールねじ42,42を備える構成で例示したが、1組の
ボールねじを有する電動シリンダを駆動源とすることも
可能である。
【0044】また、中間アーム30,31は、共に内側
アーム26に支持した構成で例示したが、一方を内側ア
ーム26に支持し、他方を外側アーム25に支持して、
双方が相互に反対方向に回動することによりパンタアー
ム23を伸長させ、または収縮させる構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関し、テーブルが上昇した
状態におけるテーブルリフト装置の正面図である。本図
は図2のA−A線において矢印方向に見た図であり、こ
のため内側アームが手前側に見えている。
【図2】テーブルリフト装置の平面図である。本図にお
いてテーブルは省略されている
【図3】テーブルが下降した状態におけるテーブルリフ
ト装置の正面図である。
【図4】従来のテーブルリフト装置の正面図である。
【符号の説明】
1…従来のテーブルリフト装置 9…中間アーム 10…電動シリンダ 20…テーブルリフト装置 21…テーブル、22…基台 23…パンタアーム 25…外側アーム 26…内側アーム 27…連結支点 30…右中間アーム 31…左中間アーム 40…電動シリンダ 42a…ナット、42b…ねじ軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルと基台との間に、外側アームと
    内側アームをX字状に連結してなるパンタアームを介装
    し、該パンタアームを電動シリンダを駆動源として伸縮
    させて前記テーブルを昇降動させる電動式テーブルリフ
    ト装置であって、 一端が前記外側アームまたは前記内側アームの一方に回
    動可能に支持され、他端が他方のアームの端縁に摺接さ
    れた中間アームを、前記パンタアームの連結支点に対し
    て左右両側に配置し、一方の中間アームの他端側に前記
    電動シリンダのねじ軸を連結し、他方の中間アームの他
    端側に前記電動シリンダのナットを連結し、該電動シリ
    ンダの作動により両中間アームの他端側を相互に接近、
    離間させて前記パンタアームを伸縮させる構成としたこ
    とを特徴とする電動式テーブルリフト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテーブルリフト装置であ
    って、パンタアームの外側アームと内側アームの移動支
    点と固定支点を連結支点に対して上下対称かつ左右対称
    に設定し、かつ電動シリンダのねじ軸の軸線を前記連結
    支点の軸線に交差させた状態に保持してテーブルを昇降
    動させる構成としたことを特徴とする電動式テーブルリ
    フト装置。
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