JP2009256014A - リフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降台の昇降速度を一定にしてスムーズで安定した動作を得る。
【解決手段】下内リンク4におけるセンタ軸6よりも上方部位に、上端にテコローラ18を備えたテコリンク16の下端を回転可能に連結して、下内リンク4の下端に油圧シリンダ20の下端を回転可能に連結し、その油圧シリンダ20の上端をテコリンク16の上端へテコローラ18と同軸で回転可能に連結して、油圧シリンダ20の伸縮動作に伴ってテコリンク16を回転させるようにする一方、上内リンク4におけるセンタ軸6よりも下方部位に、テコローラ18が当接し、テコリンク16の回転及び2段式パンタリフト2の伸縮動作と同時にテコローラ18が転動するカム面を備えたカムレールを設けて、車両受け台8の下限位置から油圧シリンダ20が伸長動作することで、テコローラ18及びカムレール23を介して上内リンク4を押し上げて2段式パンタリフト2を上限位置まで伸長動作させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両整備用リフト等に用いられ、Xリンク機構を用いて昇降台を昇降させるリフト装置に関する。
車両整備用リフト等のリフト装置においては、一対の平行な内リンクと、その内リンクの外側に配される一対の平行な外リンクとを中央部同士で互いに回転可能に軸着してなるXリンク機構を有し、当該Xリンク機構を油圧シリンダ等のアクチュエータによって上下に伸縮させることで、昇降台の昇降を可能としている。また、Xリンク機構を上下に二段重ねた2段式パンタリフトもよく知られている。
このようなリフト装置では、コンパクトなアクチュエータの動力で効率良く上昇させるために様々な倍力機構が適用されている。例えば特許文献1には、一方のリンクの中央軸着部よりも上方位置に連結リンクの一端を回転可能に連結し、他方のリンクの中央軸着部よりも上方位置にテコリンクの中間部を回転可能に軸着して、連結リンクの他端とテコリンクとの一端とをボールネジ機構の先端と共に連結し、ボールネジの伸長に伴い、連結リンクを介して一方のリンクを引き上げると共に、テコリンクの他端を一方のリンクの端部に沿って摺動させることで、他方のリンクも起立させるようにした倍力機構が記載されている。
一方、特許文献2には、一方のリンクに中間アームの一端を軸着してその他端に設けたガイドローラを他方のリンクに設けたガイド溝内に収容し、ガイドローラ間の連結ロッドに電動シリンダを連結して、電動シリンダを収縮させて中間アームを起立させることで、ガイドローラをガイド溝内で転動させてXリンク機構を伸長させるようにした倍力機構が開示されている。
特開2000−351590号公報 特開平8−217392号公報
しかし、特許文献1の倍力機構では、テコリンクの他端がリンクの端部に摺動する状態と、リンクの端部から離れた状態とで昇降速度に相違が生じ、特に下降時には下限位置付近で下降速度が速くなって衝撃音を発するおそれもある。これは特許文献2の倍力機構においても同様で、ガイドローラがガイド溝内を摺動する状態と、ガイド溝の端部に到達した状態とで昇降速度に相違が生じてしまい、スムーズな昇降動作が得られない。
また、このような昇降動作により、動力効率が低下して油圧ポンプや電動シリンダにおける電気使用量が多くなり、モータの大型化に繋がる。さらに、このような倍力機構を設けても、油圧シリンダを用いた場合は必要な揚力を得るためにある程度大径の油圧シリンダが必要となり、コストの低減には繋がらない。
そこで、本発明は、昇降台の昇降速度が一定となってスムーズで安定した昇降動作が得られ、下限位置での衝撃音の発生も防止できると共に、動力効率が良好となってモータの小型化やシリンダの小径化が達成でき、コストの低減も期待できるリフト装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、2段式パンタリフトを備えるリフト装置であって、下段の内リンクにおける外リンクとの軸着位置よりも上方部位に、上端にテコローラを備えたテコリンクの下端を回転可能に連結して、下段の内リンクの下端にアクチュエータの下端を回転可能に連結し、そのアクチュエータの上端をテコリンクの上端へテコローラと同軸で回転可能に連結して、アクチュエータの伸縮動作に伴ってテコリンクを回転させるようにする一方、上段の内リンクにおける外リンクとの軸着位置よりも下方部位に、テコローラが当接し、テコリンクの回転及び2段式パンタリフトの伸縮動作と同時にテコローラが転動するカム面を備えたカムレールを設けて、昇降台の下限位置からアクチュエータが伸長動作することで、テコローラ及びカムレールを介して上段の内リンクを押し上げて2段式パンタリフトを上限位置まで伸長動作させるようにしたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、一段のXリンク機構を備えるリフト装置であって、内リンクにおける外リンクとの軸着位置よりも下方部位に、上端にテコローラを備えたテコリンクの下端を回転可能に連結して、内リンクの下端にアクチュエータの下端を回転可能に連結し、そのアクチュエータの上端をテコリンクの上端へテコローラと同軸で回転可能に連結して、アクチュエータの伸縮動作に伴ってテコリンクを回転させるようにする一方、外リンクにおける内リンクとの軸着位置よりも上方部位に、テコローラが当接し、テコリンクの回転及びXリンク機構の伸縮動作と同時にテコローラが転動するカム面を備えたカムレールを設けて、昇降台の下限位置からアクチュエータが伸長動作することで、テコローラ及びカムレールを介して外リンクを押し上げてXリンク機構を上限位置まで伸長動作させるようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、昇降台の昇降速度が一定となってスムーズで安定した昇降動作が得られ、下限位置での衝撃音の発生も防止できる。また、昇降動作の安定により、動力効率が良好となってモータの小型化も達成できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、本発明のリフト装置を適用した車両整備用リフトの一例を示す斜視図、図2はその正面、右側面、背面を夫々示すもので、車両整備用リフト1は、2段式パンタリフト2,2を左右に一対並設したもので、この2段式パンタリフト2は、一対の平行な内リンク4,4と、その内リンク4,4の外側に配される一対の平行な外リンク5,5とを中間部同士でセンタ軸6によって互いに回転可能に軸着したXリンク機構3,3を、上下に2段重ね、外リンク5の端部同士と内リンク4の端部同士とを夫々ヒンジピン7によって回転可能に軸着してなる。また、各2段式パンタリフト2において、上側のXリンク機構3の上端には、昇降台としての車両受け台8が設けられている。なお、以下では、上下の内リンク4と外リンク5とを区別するため、「下内リンク4」「上内リンク4」「下外リンク5」「上外リンク5」と上下を付して説明する。
2段式パンタリフト2,2において、各下内リンク4の下端は、車両受け台8が嵌合可能なベースフレーム9の前端(図1の左下方向を前方とする。)で、同調軸10によって同調して回転可能に連結されている。また、各下外リンク5の下端は、図5に示すように下端に設けた摺動ブロック11がベースフレーム9に設けたガイドレール12に嵌合して案内されることで、前後へ摺動可能となっている。
一方、上内リンク4の上端は、車両受け台8の前端へ回転可能に軸着される一方、上外リンク5の上端も、図5に示すように上端に設けた摺動ブロック13が車両受け台8に設けたガイドレール14に嵌合して案内されることで、前後へ摺動可能となっている。
15,15は、各2段式パンタリフト2に夫々設けられて当該リフトを昇降作動させる倍力機構であるが、左右対称の構造であるため、一方の倍力機構15について説明する。
下内リンク4におけるヒンジピン7近くの上端際には、図3,4にも示すように、一対のテコリンク16,16の下端が、テコリンク軸17によって前後方向の面内で回転可能に軸着されて、テコリンク16,16の上端間に、左右方向へ所定間隔をあけた一対のテコローラ18,18が、テコローラ軸19によって回転可能に設けられている。
また、左右の各下内リンク4,4の間には、油圧シリンダ20が夫々配置されて、下端が同調軸10に連結される一方、ピストンロッド21の先端は、テコローラ18,18の間でテコローラ軸19に回転可能に連結されている。この油圧シリンダ20,20は、オイルタンクやポンプ、電磁切換弁等を備えた図示しない油圧回路内で直列に接続され、同調して伸縮動作するようになっている。
一方、左右の上内リンク4,4の下端間には、連結板22が架設され、その連結板22の下面側には、一対のカムレール23,23が、テコローラ18,18に合わせて左右方向へ所定間隔をおいて固着されている。このカムレール23は、下側に、センタ軸6側を凹曲面、ヒンジピン7側を凸曲面とした波形のカム面24を有し、油圧シリンダ20の伸縮動作に伴うテコリンク16の回転及び2段式パンタリフト2の伸縮動作に伴って、図4(A)(B)に示すように、テコローラ18がカム面24上を転動可能となっている。
25は、テコリンク軸17よりセンタ軸6側で下内リンク4,4間に架設されたストッパ板で、テコリンク16の下端側の側板部26は、車両受け台8の下限時にテコリンク16を傾斜姿勢に支持する傾斜状となっている。
以上の如く構成された車両整備用リフト1においては、図5(A)に示す車両受け台8の下限位置では、リンクの軸線よりも相手側寄りとしたヒンジピン7の位置設定により、上下の内リンク4及び外リンク5は略水平姿勢となって2段式パンタリフト2を収縮させている。このとき、油圧シリンダ20のピストンロッド21は収縮して、テコローラ軸19をカムレール23の凹曲面側に位置させ、テコローラ18をカム面24の最深部に当接させている。この位置で、テコリンク16はストッパ板25の側板部26に載る格好で傾斜姿勢に支持され、油圧シリンダ20も傾斜姿勢となっている。
この状態で油圧シリンダ20のピストンロッド21を伸長させると、先端がピストンロッド21と連結されるテコリンク16が同図で左回転し、テコローラ18及びカムレール23を介して上内リンク4を斜め下から押圧するため、当該押圧力は上下の内リンク4,4を開く方向に作用する。2段式パンタリフト2は、その構造上一部のリンクの伸縮に同調して全体が伸縮動作するため、同図(B)〜(E)に示すように、2段式パンタリフト2が徐々に伸長し、車両受け台8を水平姿勢のまま上昇させる。このとき、油圧シリンダ20は下端を中心に図5で右回転しながら徐々に起立し、テコローラ18及びカムレール23を介して2段式パンタリフト2へ伸長力を与えることになる。
テコリンク16の回転と2段式パンタリフト2の伸長動作とが進むにつれ、同図(F)〜(I)に示すように、テコローラ18はカム面24の最深部から徐々に下側(凸曲面側)へ転動し、テコローラ18を常にカム面24に押圧させた状態を維持させる。そして、ピストンロッド21の伸長が最大ストロークとなると、同図(J)に示すように、テコローラ18はカムレール23におけるカム面24の頂上部に位置し、伸長した2段式パンタリフト2によって車両受け台8は上限位置で水平に支持される。このようにテコローラ18が波形のカム面24に沿って転動することで、2段式パンタリフト2は下限位置から上限位置まで略等速で伸長動作することになる。
なお、下降時は、上昇時と逆の動作となり、ピストンロッド21の収縮に伴い、テコローラ18がカム面24を上方へ移動しながらテコリンク16を右回転させると共に、油圧シリンダ20を左回転させながら徐々に起伏動作させ、図5(A)の車両受け台8の下限位置まで2段式パンタリフト2を収縮させる。この場合も上内リンク4がカムレール23及びテコローラ18を介して、徐々に収縮する油圧シリンダ20に支えられながら収縮動作するため、上限位置から下限位置まで略等速で動作することになる。よって、下限位置に達する際に衝撃音が発生することはない。
このように、上記形態1の車両整備用リフト1によれば、下内リンク4におけるセンタ軸6よりも上方部位に、上端にテコローラ18を備えたテコリンク16の下端を回転可能に連結して、下内リンク4の下端に油圧シリンダ20の下端を回転可能に連結し、その油圧シリンダ20の上端をテコリンク16の上端へテコローラ18と同軸で回転可能に連結して、油圧シリンダ20の伸縮動作に伴ってテコリンク16を回転させるようにする一方、上内リンク4におけるセンタ軸6よりも下方部位に、テコローラ18が当接し、テコリンク16の回転及び2段式パンタリフト2の伸縮動作と同時にテコローラ18が転動するカム面24を備えたカムレール23を設けて、車両受け台8の下限位置から油圧シリンダ20が伸長動作することで、テコローラ18及びカムレール23を介して上内リンク4を押し上げて2段式パンタリフト2を上限位置まで伸長動作させるようにしたことで、車両受け台8の昇降速度が一定となってスムーズで安定した昇降動作が得られ、下限位置での衝撃音の発生も防止できる。また、昇降動作の安定により、動力効率が良好となってモータの小型化も達成できると共に、油圧シリンダ20の小径化も可能となってコストの低減が期待できる。
特に、このように動力効率が良好となることで、左右の油圧シリンダ20,20を油圧回路内で直列に接続しても、内リンク4間に収まるコンパクトなタイプで対応可能となる。よって、偏荷重に強くなり、左右の車両受け台8,8に偏荷重が加わった場合でも段差が生じにくく、安全性や信頼性も確保可能となる。
[形態2]
次に、本発明の他の形態を説明する。但し、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
図6は、本発明のリフト装置を適用したテーブルリフターの一例を示す側面図で、テーブルリフター30は、ベース35上に、一対の平行な内リンク32,32と、内リンク32,32の外側に位置する一対の平行な外リンク33,33とをセンタ軸34で回転可能に軸着したXリンク機構31を有し、そのXリンク機構31の上端で昇降台としてのテーブル36を昇降可能に支持している。
ここでの倍力機構15は、内リンク32と外リンク33との間に設けられている。すなわち、テコリンク16は、内リンク32におけるセンタ軸34よりも下方部位でテコリンク軸17によって軸着されており、油圧シリンダ20は、下端が内リンク32の下端に連結されて、ピストンロッド21の上端がテコリンク16の上端へ回転可能に連結されている。一方、連結板22及びカムレール23は、外リンク33におけるセンタ軸34よりも上方部位に設けられて、カム面24に、テコリンク16の回転及びXリンク機構31の伸縮動作に伴ってテコローラ18が転動可能となっている。なお、ストッパ板25はベース35上にセットされている。
よって、このテーブルリフター30においても、図6(B)に示すテーブル36の下限位置では、油圧シリンダ20のピストンロッド21は収縮して、テコローラ18をカムレール23の凹曲面側に位置させ、テコローラ18をカム面24の最深部に当接させている。この位置で、テコリンク16はストッパ板25の側板部26に載る格好で傾斜姿勢に支持され、油圧シリンダ20も傾斜姿勢となっている。
ここから油圧シリンダ20のピストンロッド21を伸長させると、テコリンク16が同図で右回転し、テコローラ18及びカムレール23を介して内リンク33を斜め下から押圧するため、当該押圧力はXリンク機構31を開く方向に作用し、Xリンク機構31を伸長動作させる。このとき、油圧シリンダ20は下端を中心に左回転しながら徐々に起立し、テコローラ18及びカムレール23を介してXリンク機構31へ伸長力を与えることになる。
テコリンク16の回転とXリンク機構31の伸長動作とが進むにつれ、テコローラ18はカム面24の最深部から徐々に下側(凸曲面側)へ転動し、テコローラ18を常にカム面24に押圧させた状態を維持させる。そして、ピストンロッド21の伸長が最大ストロークとなると、同図(A)に示すように、テコローラ18はカムレール23におけるカム面24の頂上部に位置し、伸長したXリンク機構31によってテーブル36は上限位置で水平に支持される。このようにテコローラ18が波形のカム面24に沿って転動することで、Xリンク機構31は下限位置から上限位置まで略等速で伸長動作することになる。
なお、下降時は、上昇時と逆の動作となり、ピストンロッド21の収縮に伴い、テコローラ18がカム面24を上方へ移動しながらテコリンク16を左回転させると共に、油圧シリンダ20を右回転させながら徐々に倒伏動作させ、同図(B)のテーブル36の下限位置までXリンク機構31を収縮させる。この場合も内リンク32がカムレール23及びテコローラ18を介して、徐々に収縮する油圧シリンダ20に支えられながら収縮動作するため、上限位置から下限位置まで略等速で動作することになる。よって、下限位置に達する際に衝撃音が発生することはない。
このように、上記形態2のテーブルリフター30においても、内リンク32におけるセンタ軸34よりも下方部位に、テコリンク16の下端を回転可能に連結して、内リンク32の下端に油圧シリンダ20の下端を回転可能に連結し、油圧シリンダ20の上端をテコリンク16の上端へテコローラ18と同軸で回転可能に連結して、油圧シリンダ20の伸縮動作に伴ってテコリンク16を回転させるようにする一方、外リンク33におけるセンタ軸34よりも上方部位に、テコローラ18が当接し、テコリンク16の回転及びXリンク機構31の伸縮動作と同時にテコローラ18が転動するカム面24を備えたカムレール23を設けて、テーブル36の下限位置から油圧シリンダ20が伸長動作することで、テコローラ18及びカムレール23を介して外リンク33を押し上げてXリンク機構31を上限位置まで伸長動作させるようにしたことで、テーブル36の昇降速度が一定となってスムーズで安定した昇降動作が得られ、下限位置での衝撃音の発生も防止できる。また、昇降動作の安定により、動力効率が良好となってモータの小型化も達成できると共に、油圧シリンダ20の小径化も可能となってコストの低減が期待できる。
なお、形態1,2において、テコローラ及びカムレールの数を増やしてもよいし、幅(厚み)の大きなテコローラ及びカムレールを一つずつ設けるようにしてもよい。
また、カムレールのカム面形状は上記形態の波形に限らず、アクチュエータのストロークや昇降台の昇降量等に応じて適宜変更可能である。さらに、アクチュエータとしては油圧シリンダに限らず、エアシリンダや電動シリンダ、ボールネジ等も使用可能である。
そして、上記形態では左右一対の2段式パンタリフトを備えた車両整備用リフトや、一段のXリンク機構を備えたテーブルリフターで説明しているが、例えば形態2のような一段のXリンク機構を左右一対備えた車両整備用リフトや、形態1のような2段式パンタリフトを備えたテーブルリフターは勿論、段差解消機等の他のリフト装置においても本発明は適用可能である。
形態1の車両整備用リフトの斜視図である。 形態1の車両整備用リフトの説明図で、(A)が正面、(B)が右側面、(C)が背面を夫々示す。 形態1の車両整備用リフトを斜め前方から見た側面図である。 (A)(B)共に倍力機構の説明図である。 (A)〜(J)は2段式パンタリフトの昇降動作を示す説明図である。 形態2のテーブルリフターの側面図で、(A)は上限位置、(B)は下限位置を夫々示す。
符号の説明
1・・車両整備用リフト、2・・2段式パンタリフト、3・・Xリンク機構、4・・内リンク、5・・外リンク、6・・センタ軸、7・・ヒンジピン、8・・車両受け台、9・・ベースフレーム、15・・倍力機構、16・・テコリンク、17・・テコリンク軸、18・・テコローラ、19・・テコローラ軸、20・・油圧シリンダ、21・・ピストンロッド、23・・カムレール、24・・カム面、25・・ストッパ板、30・・テーブルリフター、31・・Xリンク機構、32・・内リンク、33・・外リンク、35・・ベース、36・・テーブル。

Claims (2)

  1. 一対の平行な内リンクとその内リンクの外側に位置する一対の平行な外リンクとを互いの中間部同士で回転可能に軸着したXリンク機構を上下に二段重ねて、上下の前記内リンク同士と外リンク同士とを夫々連結してなる2段式パンタリフトと、前記2段式パンタリフトの上端で水平に支持される昇降台と、前記2段式パンタリフトを上下方向に伸縮動作させて前記昇降台を昇降させるアクチュエータと、を有するリフト装置であって、
    下段の前記内リンクにおける前記外リンクとの軸着位置よりも上方部位に、上端にテコローラを備えたテコリンクの下端を回転可能に連結して、下段の前記内リンクの下端に前記アクチュエータの下端を回転可能に連結し、そのアクチュエータの上端を前記テコリンクの上端へ前記テコローラと同軸で回転可能に連結して、前記アクチュエータの伸縮動作に伴って前記テコリンクを回転させるようにする一方、
    上段の前記内リンクにおける前記外リンクとの軸着位置よりも下方部位に、前記テコローラが当接し、前記テコリンクの回転及び前記2段式パンタリフトの伸縮動作と同時に前記テコローラが転動するカム面を備えたカムレールを設けて、
    前記昇降台の下限位置から前記アクチュエータが伸長動作することで、前記テコローラ及びカムレールを介して上段の前記内リンクを押し上げて前記2段式パンタリフトを上限位置まで伸長動作させるようにしたことを特徴とするリフト装置。
  2. 一対の平行な内リンクとその内リンクの外側に位置する一対の平行な外リンクとを互いの中間部同士で回転可能に軸着したXリンク機構と、前記Xリンク機構の上端で水平に支持される昇降台と、前記Xリンク機構を上下方向に伸縮動作させて前記昇降台を昇降させるアクチュエータと、を有するリフト装置であって、
    前記内リンクにおける前記外リンクとの軸着位置よりも下方部位に、上端にテコローラを備えたテコリンクの下端を回転可能に連結して、前記内リンクの下端に前記アクチュエータの下端を回転可能に連結し、そのアクチュエータの上端を前記テコリンクの上端へ前記テコローラと同軸で回転可能に連結して、前記アクチュエータの伸縮動作に伴って前記テコリンクを回転させるようにする一方、
    前記外リンクにおける前記内リンクとの軸着位置よりも上方部位に、前記テコローラが当接し、前記テコリンクの回転及び前記Xリンク機構の伸縮動作と同時に前記テコローラが転動するカム面を備えたカムレールを設けて、
    前記昇降台の下限位置から前記アクチュエータが伸長動作することで、前記テコローラ及びカムレールを介して前記外リンクを押し上げて前記Xリンク機構を上限位置まで伸長動作させるようにしたことを特徴とするリフト装置。
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