JP2015229542A - 段差解消昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】停電の際にも確実に利用でき、門型のスタンド等を不要にして違和感や圧迫感を与えることをなくし、ピット工事を不要にして設置コストを低減できるとともに、製造コストが低くスペース効率が高い段差解消昇降装置を提供する。
【解決手段】床面Fに設置される基体2、被昇降体Aが載る平坦部が形成されるとともに、基体2のガイド部材Gに案内されて昇降する昇降部材3、前記平坦部の左右に位置する昇降機構C及び駆動装置Dを備え、昇降機構Cが、カムローラー及び前記カムローラーが係合する、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する傾斜カム面により構成され、駆動装置Dが、水道水圧により駆動する水圧シリンダー5及び水流方向を切り替える水流切替装置6により構成され、水圧シリンダー5のピストンロッドを伸縮させて前記カムローラー及び前記傾斜カム面を相対的に前後方向へ移動させて昇降部材3を昇降させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、車椅子や台車等を昇降させて段差を解消する段差解消昇降装置に関する。
人、車椅子、荷物等を昇降させて段差間を移動可能にする段差解消昇降装置として、脚部(5,5)を床等に固定することによりスタンド(2)を立設し、スタンド(2)の側枠(3,3)の案内溝(7,7)、及び案内溝(7,7)内を転がるガイドローラ(13,13,…)により、スタンド(2)に対して昇降可能に支持された駆動体(10)を設け、駆動体(10)に横設された支持アーム(14,14)により車椅子等を載せる乗り板(15)を支持し、水圧で作動して上下方向に伸縮するピストンシリンダユニット(20)により駆動体(10)を駆動することにより乗り板(15)を昇降させるものがある(特許文献1の第1の実施の形態参照)。
また、前記段差解消昇降装置として、床等に固定された軸受(34,34,…)により軸支された、複数本の水平回転軸(31,31)に複数個の揺動レバー(32,32)を固定し、揺動レバー(32,32)の先端部の支持ローラ(35,35)により乗り板を支持し、ピストンロッドに接続される駆動棒(36)が水平回転軸(31,31)の軸方向に平面視で直交して水平回転軸(31,31)よりも下方に位置し、水圧で作動して水平方向に伸縮するピストンシリンダユニット(20)により駆動棒(36)を往復動させ、接続具(37,37)を介して回転軸(31,31)を回転させて揺動レバー(32,32)を揺動させることにより乗り板を昇降させるものがある(特許文献1の第2の実施の形態参照)。
これらのような段差解消昇降装置によれば、水圧で作動するピストンシリンダユニット(20)により駆動されるので、災害時等における停電の際にも確実に利用できること等の効果を奏する。
さらに、車椅子を昇降させて段差間を移動可能にする段差解消昇降装置として、玄関の叩きなど、フロアに掘設したピットの内底面に固定されるベースフレーム(2)と、ベースフレーム(2)に対して、モータにより駆動されるスクリュー式シリンダ(5)により開閉動作するX型リンク(4)を介して真上方向に昇降可能なベーステーブル(3)と、ベーステーブル(3)に対して前方へ摺動可能に組み付けられたスライドテーブル(6)と、スライドテーブル(6)の外縁に組み付けられた、両側と後側の3辺にわたってコ字状に連続した手摺り(10)と、X型リンク(11)の開閉動作によりスライドテーブル(6)に対して手摺り(10)を昇降させる昇降機構(12)とを備え、スライドテーブル(6)及び手摺り(10)の下死点を、いずれも上縁がピットの開口面と同レベルとなる高さに設定したものがある(特許文献2参照)。
このような段差解消昇降装置によれば、車椅子が載るスライドテーブル(6)と手摺り(10)とを下死点まで降ろすことにより、段差解消昇降装置全体をピット内に収容するようにして、突起物などがフロア上に表出しないこと等の効果を奏する。
特開2005−296476号公報 特開2007−119121号公報
しかしながら、特許文献1の第1の実施の形態の構成では、上下方向に伸びる案内溝(7)に案内される駆動体(10)を上下方向に伸縮するピストンシリンダユニット(20)により昇降させるので、駆動体(10)を支持するための背の高い門型のスタンド(2)を設ける必要があるため、設置場所である玄関等でスタンド(2)が邪魔になる場合があるとともに、違和感や圧迫感を与える場合がある。
その上、上下方向に伸縮するピストンシリンダユニット(20)で乗り板(15)を直接上昇させるので、必要推力に最適なピストンシリンダを選択しようとしても、ピストンシリンダは規格化された内径サイズしか選択できないので、結果的に大きなサイズのピストンシリンダを選択することになり、製造コストが上昇するとともに、スペース効率も悪くなる。
その上さらに、ピストンシリンダユニット(20)で乗り板(15)を直接上昇させるので、水道水の水圧が低下した際に落下する場合があるともに、落下防止機構を別途設けると、その分の製造コストが上昇する。
また、特許文献1の第2の実施の形態の構成では、車椅子等を載せる乗り板(15)の下方に、水平方向に伸縮するピストンシリンダユニット(20)、水平回転軸(31,31)、及び揺動レバー(32,32)等を配置するので、乗り板(15)の高さ(最も低い位置)を低くするためにはピット工事が必要になるため、その分の設置コストが増大する。
その上、複数本の水平回転軸(31,31)と水平方向に伸縮するピストンシリンダユニット(20)の伸縮方向が平面視で直交し、ピストンシリンダユニット(20)及び駆動棒(36)の端部が、前記伸縮方向に向かって水平回転軸(31,31)の前後から突き出ているので、設置に必要な平面スペースが大きくなる。
さらに、特許文献2の構成では、車椅子が載るスライドテーブル(6)の下方に、ベースフレーム(2)、X型リンク(4)及びスクリュー式シリンダ(5)、並びにベーステーブル(3)等があるので、大きなピットが必要となるため、その分の設置コストが増大する。
その上、使用する場所に大きなピットを形成して、その中に段差解消昇降装置を設置する設置型であり、大きなピットを形成した場所にしか段差解消昇降装置を設置できないため、段差解消昇降装置を使用できる場所が固定されるとともに、使用する場所を変更する際の移設には大掛かりな工事が必要になる。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、災害時等における停電の際にも確実に利用できる水圧を駆動源とした構成において、門型のスタンド等を不要にして違和感や圧迫感を与えることをなくし、ピット工事を不要にして設置コストを低減できるとともに、製造コストが低くスペース効率が高い段差解消昇降装置を提供する点にある。
本発明に係る段差解消昇降装置は、前記課題解決のために、車椅子や台車等の被昇降体を昇降させて段差の高低間を前後方向へ移動可能にする段差解消昇降装置であって、床面に設置される基体と、前記被昇降体が載る平坦部が形成されるとともに、前記基体に設けたガイド部材に案内されて垂直方向に昇降可能な昇降部材と、前記昇降部材の平坦部の左右に位置する、昇降機構及び前記昇降機構を駆動する駆動装置とを備え、前記昇降機構が、カムローラー、及び、前記カムローラーが係合する、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する傾斜カム面により構成され、前記駆動装置が、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー、及び前記水道水の水流方向を切り替える水流切替装置により構成され、前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させて前記カムローラー及び前記傾斜カム面を相対的に前後方向へ移動させることにより前記昇降部材を昇降させることを特徴とする。
このような構成によれば、昇降機構を駆動する駆動装置が、車椅子等の被昇降体が載る昇降部材の平坦部の左右に位置するので、昇降部材の最下降位置において、前記平坦部の高さを床面近くの低い位置にすることができるため、車椅子等の被昇降体の出入りが容易になるとともに、ピットが不要になるため設置コストを低減できる。
その上、ピットの無い場所に設置できるので、使用できる場所が固定されないとともに、使用する場所を変更する際の移設が容易になる。
その上さらに、門型のスタンド等が不要であるので、違和感や圧迫感を与えることがない。
その上、昇降機構を駆動する駆動装置が、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー及び水流切替装置により構成されるので、災害時等における停電の際にも確実に利用できる。
その上さらに、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダーによりカムローラー及び傾斜カム面を相対的に前後方向へ移動させることにより昇降部材を昇降させるので、低い水道圧でも上昇可能な傾斜カム面の角度にすることにより、最適(最小)なシリンダーサイズを選択できるため、製造コストを低減できるとともにコンパクトな装置となる。
その上、駆動源が水道水であるので、省エネであるとともに、花壇等に排水することにより資源を再利用できる。
その上さらに、屋外使用で電動である場合に必要な、モーター等に対する感電及び漏電事故防止のための防水構造が不要になる。
ここで、前記基体の左右両側前後に、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する第1傾斜カム面が上面に形成された部分を含む第1カムプレートを設け、前記昇降部材の前記平坦部の左右両側前後に、前記第1傾斜カム面と逆方向に傾斜する第2傾斜カム面が下面に形成された部分を含む第2カムプレートを設け、前記昇降機構のカムローラーが、前記第1傾斜カム面に係合する第1カムローラー及び前記第2傾斜カム面に係合する第2カムローラーであり、これらを左右両側前後に設け、前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させて前記第1カムローラー及び前記第2カムローラーを略前後方向へ移動させることにより、前記第1カムローラーが前記第1傾斜カム面に沿って斜めに昇降し、前記第1カムローラーとともに斜めに昇降した前記第2カムローラーに沿う前記第2傾斜カム面の相対移動により前記昇降部材が昇降すると好ましい。
このような構成によれば、第1カムローラーが係合する第1傾斜カム面、及び第2カムローラーが係合する第2傾斜カム面が逆方向に傾斜しており、水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させて第1カムローラー及び第2カムローラーを略前後方向へ移動させることにより昇降部材が昇降するので、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する一段の傾斜カム面にカムローラーを係合させる構成と比較して、昇降ストロークで同じであればピストンロッドのストロークを短くできるとともに、ピストンロッドのストロークが同じであれば昇降ストロークを長くできるため、スペース効率が高くなる。
その上、第1カムローラーが係合する第1傾斜カム面、及び第2カムローラーが係合する第2傾斜カム面が逆方向に傾斜しており、水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させて第1カムローラー及び第2カムローラーを略前後方向へ移動させることにより昇降部材が昇降するので、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する一段の、傾斜角度がθである傾斜カム面にカムローラーを係合させる構成と比較して、第1傾斜カム面及び第2傾斜カム面の傾斜面間の角度をθとした場合、略θ/2の方向へ押し力が作用することから、少ない押し力で上昇が可能になるため、同じ昇降ストロークであれば、水圧シリンダーの容量を小さくでき、同じ押し力であれば傾斜角度を大きく、すなわち昇降ストロークを大きくできる。
また、前記第1カムプレートを前記基体の左右両側上方に設け、前記昇降部材の左右両側上方に、前記第2カムプレートを収容する収容部を設け、左側の前記第1カムローラー及び前記第2カムローラー並びに右側の前記第1カムローラー及び前記第2カムローラーの両方を支持する中間支持部材を設け、前記水圧シリンダーのシリンダーチューブを前後の第1カムプレート間に配置し、前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させることにより前記中間支持部材を略前後方向へ駆動し、前記昇降部材の最下降位置で、前記第1カムプレート及び前記水圧シリンダーが前記収容部に収容されると好ましい。
このような構成によれば、第1カムプレートを基体の左右両側上方に設け、昇降部材の左右両側上方に、第2カムプレートを収容する収容部を設けるとともに、水圧シリンダーのシリンダーチューブを前後の第1カムプレート間に配置し、昇降部材の最下降位置で、第1カムプレート及び水圧シリンダーが前記収容部に収容されるので、前記最下降位置において、昇降部材の平坦部の左右上方の収容部内に、第1カムプレート、第2カムプレート及び水圧シリンダーがコンパクトに収容された状態になるため、前記収容部のスペースを小さくできる。
その上、前記収容部内に昇降機構や駆動装置を収容したので、使用者が可動部分に触れて怪我をする心配がないとともに、突出部が小さく外部から昇降機構や駆動装置が視認されないシンプルで滑らかな外観となる。
その上さらに、中間支持部材により左側前後のカムローラー及び右側前後のカムローラーの両方を支持し、中間支持部材を水圧シリンダーで駆動することにより昇降部材を昇降させるので、左右のカムローラーの動きが同期することから昇降部材が昇降の際に傾かないため、昇降部材の平坦部に載せた車椅子等の被昇降体をより安全に昇降させることができる。
さらに、前記昇降部材の最上昇位置における、前記第1カムプレートの第1傾斜カム面及び前記第2カムプレートの第2傾斜カム面に繋がる水平面を、前記第1カムプレート及び前記第2カムプレートに形成してなると好ましい。
このような構成によれば、昇降部材の最上昇位置では、第1カムローラーが第1カムプレートの第1傾斜カム面に繋がる水平面上に位置するとともに、第2カムローラーが第2カムプレートの第2傾斜カム面に繋がる水平面下に位置する。すなわち、カムローラーが傾斜面上にはなく水平面上にあるため、水圧シリンダーを駆動する水道水の水圧が不意に低下した場合であっても昇降部材が落下しない。よって、第1カムプレートの第1傾斜カム面及び第2カムプレートの第2傾斜カム面に繋がる水平面を形成する簡単な構造により、低コストで落下防止機構を構成できる。
以上のように、本発明に係る段差解消昇降装置によれば、
(1)昇降機構を駆動する駆動装置が、車椅子等の被昇降体が載る昇降部材の平坦部の左右に位置するので、昇降部材の最下降位置において、前記平坦部の高さを床面近くの低い位置にすることができるため、車椅子等の被昇降体の出入りが容易になるとともに、ピットが不要になるため設置コストを低減できること、
(2)ピットの無い場所に設置できるので、使用できる場所が固定されないとともに、使用する場所を変更する際の移設が容易であること、
(3)門型のスタンド等が不要であるので、違和感や圧迫感を与えることがないこと、
(4)昇降機構を駆動する駆動装置が、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー及び水流切替装置により構成されるので、災害時等における停電の際にも確実に利用できること、
(5)水道水の水圧により駆動する水圧シリンダーによりカムローラー及び傾斜カム面を相対的に前後方向へ移動させることにより昇降部材を昇降させるので、低い水道圧でも上昇可能な傾斜カム面の角度にすることにより、最適(最小)なシリンダーサイズを選択できるため、製造コストを低減できるとともにコンパクトな装置となること、
(6)駆動源が水道水であるので、省エネであるとともに、花壇に排水することにより資源を再利用できること、
等の顕著な効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る段差解消昇降装置の斜視図である。 同じく分解斜視図である。 同じく左側面図であり、昇降部材が下降した状態を示している。 同じく左側面図であり、昇降部材が上昇した状態を示している。 管路の構成例を示す参考図である。 動作説明用左側面図であり、昇降部材が下降した状態を示している。 同じく左側面図であり、昇降部材が上昇した状態を示している。 (a)は図6の状態に対応する部分縦断正面図、(b)は図7の状態に対応する部分縦断正面図である。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
なお、本明細書においては、段差の高低間の低位置から高位置へ向かう方向(段差を乗り越える方向)を前、その反対方向を後とし、左右は前方へ向かっていうものとする。また、前方に向かって見た図を正面図とする。
図1の斜視図、図6及び図7の動作説明用左側面図、並びに図8の部分縦断正面図に示す本発明の実施の形態に係る段差解消昇降装置1は、車椅子や台車等の被昇降体Aを昇降させて段差Bの高低間を前後方向へ移動可能にするものであり、例えば玄関床である床面Fに設置される基体2、被昇降体Aが載る平坦部3Aが形成されるとともに、基体2に設けたガイド部材Gに案内されて垂直方向に昇降可能な昇降部材3、昇降部材3の平坦部3Aの左右に位置する、昇降機構C及び昇降機構Cを駆動する駆動装置Dを備える。
ここで、昇降機構Cは、カムローラーC1、及び、カムローラーC1が係合する、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する傾斜カム面C2により構成され、駆動装置Dは、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー5、及び水道水の水流方向を切り替える水流切替装置であるハンドバルブ6により構成される。
ハンドバルブ6を操作して水道水の水流方向を切り替え、左右の水圧シリンダー5,5のピストンロッド5B,5Bを伸縮させてカムローラーC1及び傾斜カム面C2を相対的に前後方向へ移動させることにより昇降部材3が昇降する。すなわち、昇降部材3は、図6及び図8(a)の最下降位置Lから図7及び図8(b)の最上昇位置Hまで上昇、又は図7及び図8(b)の最上昇位置Hから図6及び図8(a)の最下降位置まで下降する。
次に、図1の斜視図、図2の分解斜視図、並びに図3及び図4の左側面図を参照して、本発明の実施の形態に係る段差解消昇降装置1の構造の詳細について説明する。
なお、図1及び図2において、昇降部材3の収容部3L及び3Rの左右に取り付けるカバー、並びに昇降部材3の後部に取り付ける傾斜ステップE等の記載を省略している。
図2〜図4に示すように、基体2の左右に設けられたガイド部材G,Gに形成された上下方向に長いガイド溝G1,G1に昇降部材3の左右に設けられたガイドローラG2,G2が係合するため、昇降部材3は基体2のガイド部材G,Gにより昇降可能に支持される。
図1及び図2に示すように、基体2の左右両側前後4箇所の上方には、略前上がり傾斜した溝が形成された第1カムプレート11,11,…が設けられており、第1カムプレート11は、前上がり傾斜する第1傾斜カム面11Aが上面に形成された部分を含んでいる。
また、昇降部材3の平坦部3Aの左右両側前後4箇所の上方には、略前下がり傾斜した溝が形成された第2カムプレート12,12,…が設けられており、第2カムプレート12は、前下がり傾斜する(第1傾斜カム面11Aと逆方向に傾斜する)第2傾斜カム面12Aが下面に形成された部分を含んでいる。
ここで、第2カムプレート12,12,…は、昇降部材3の左右両側上方に設けた収容部3L,3R内に収容される。
昇降機構CのカムローラーC1は、左右方向外側に位置する、第1傾斜カム面11A,11A,…に係合する第1カムローラー10A,10A,…、及び、第1カムローラー10A,10A,…と同軸で左右方向内側に位置する、第2傾斜カム面12A,12A,…に係合する第2カムローラー10B,10B,…であり、これらは、中間支持部材4の左右の立起部4L,4Rの前後に取り付けられる。
よって、中間支持部材4は左右連結部材4A,4Aにより左右の立起部4L,4Rが連結された一体のものであるので、中間支持部材4により支持された、左側前後のカムローラー10A,10A,…及びカムローラー10B,10B,…並びに右側前後のカムローラー10A,10A,…及びカムローラー10B,10B,…の動きは同期する。
水圧シリンダー5のシリンダーチューブ5Aは前後の第1カムプレート11,11間に配置され、シリンダーチューブ5Aの後端部が左右方向軸5Cまわりに揺動可能に基体2により支持され、ピストンロッド5Bの先端取付部7の通孔7Aを中間支持部材4の前端取付部8の通孔8Aに合わせてピン9(図3及び図4参照)を挿通することにより、ピストンロッド5Bの先端は、左右方向軸であるピン9まわりに揺動可能に中間支持部材4により支持される。
図3及び図6並びに図4及び図7に示すように、水圧シリンダー5のピストンロッド5Bを伸縮させて中間支持部材4を略前後方向へ移動させることにより、中間支持部材4に支持されている第1カムローラー10A,10A,…及び第2カムローラー10B,10B,…が略前後方向へ移動し、第1カムローラー10A,10A,…が第1傾斜カム面11A,11A,…に沿って斜めに昇降し、第1カムローラー10A,10A,…とともに斜めに昇降した第2カムローラー10B,10B,…に沿う第2傾斜カム面12A,12Aの相対移動により昇降部材3が昇降する。
ここで、図3、図6及び図8(a)に示す昇降部材3が下降した位置(最下降位置L)では、昇降部材3の左右の収容部3L,3R(図1及び図2も参照)内に、第2カムプレート12,12,…とともに、第1カムプレート11,11,…及び水圧シリンダー5が収容される。
また、図4及び図7に示す昇降部材3が上昇した位置(最上昇位置H)では、第1カムローラー10A,10A,…が第1カムプレート11,11,…の第1傾斜カム面11A,11A,…に繋がる水平面11B,11B,…上に位置するとともに、第2カムローラー10B,10B,…が第2カムプレート12,12,…の第2傾斜カム面12A,12A,…に繋がる水平面12B,12B,…下に位置する。すなわち、第1カムローラー10A,10A,…が、第1傾斜カム面11A,11A,…にはなく水平面11B,11B上にあるため、水圧シリンダー5,5を駆動する水道水の水圧が不意に低下した場合であっても昇降部材3が落下しない。よって、第1カムプレート11,11,…の第1傾斜カム面11A,11A,…及び第2カムプレート12,12,…の第2傾斜カム面12A,12A,…に繋がる水平面11B,11B,…及び12B,12B,…を形成する簡単な構造により、低コストで落下防止機構を構成できる。
図3及び図6に示す傾斜ステップEは、昇降部材3が下降した位置(最下降位置L)において、車椅子等の被昇降体Aを昇降部材3の平坦部3Aへ載せる際のステップ板であり、図4及び図7に示す昇降部材3が上昇した位置(最上昇位置H)では、傾斜ステップEが平坦部3Aの後端を塞ぐように揺動支軸13まわりに上方へ揺動するため、被昇降体Aの後方落下が阻止される。
すなわち、図4に示すように、昇降部材3が上昇した位置(最上昇位置H)における傾斜ステップEは、圧縮コイルばね14により付勢されて揺動支軸13まわりに上方へ揺動した状態が保持され、この状態から昇降部材3が下降すると、被操作体15が基体2上の操作体16により押し上げられるため、揺動支軸13まわりに傾斜ステップEが下方へ揺動し、図3及び図6に示す昇降部材3の最下降位置Lでは、傾斜ステップEの先端が床面Fに接地する。そして、昇降部材3が上昇すると、被操作体15から操作体16が離間するため、傾斜ステップEは、揺動支軸13まわりに上方へ揺動して図4及び図7に示す位置に復帰する。
次に、図5の参考図を参照して、駆動装置Dの管路の構成例について説明する。
ハンドバルブ6の切換方式は、例えば3ポジションクローズドセンターであり、ハンドバルブ6を操作して切換位置(a)から切換位置(b)に切り換えると、水道水が蛇口から配管を経由して水圧シリンダー5,5のシリンダーチューブ5A,5A内に供給され、ピストンロッド5B,5Bが図3から図4のように伸びるため、昇降部材3が上昇する。
また、ハンドバルブ6を操作して切換位置(a)から切換位置(c)に切り換えると、水道水が蛇口から配管を経由して水圧シリンダー5,5のシリンダーチューブ5A,5A内に供給され、ピストンロッド5B,5Bが図4から図3のように縮むため、昇降部材3が下降する。
これらの動作において水圧シリンダー5,5内へ供給された水道水の排水は、ホース等により花壇等へ供給される。
以上の段差解消昇降装置1の構成によれば、昇降機構Cを駆動する駆動装置Dが、車椅子等の被昇降体Aが載る昇降部材3の平坦部3Aの左右に位置するので、昇降部材3の最下降位置Lにおいて、平坦部3Aの高さを床面F近くの低い位置にすることができるため、被昇降体Aの出入りが容易になるとともに、ピットが不要になるため設置コストを低減できる。
また、ピットの無い場所に設置できるので、使用できる場所が固定されないとともに、使用する場所を変更する際の移設が容易になる。
さらに、門型のスタンド等が不要であるので、違和感や圧迫感を与えることがない。
さらにまた、昇降機構Cを駆動する駆動装置Dが、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー5及びハンドバルブ6により構成されるので、災害時等における停電の際にも確実に利用できる。
また、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー5によりカムローラーC1及び傾斜カム面C2を相対的に前後方向へ移動させることにより昇降部材3を昇降させるので、低い水道圧でも上昇可能な傾斜カム面C2の角度にすることにより、最適(最小)なシリンダーサイズを選択できるため、製造コストを低減できるとともにコンパクトな装置となる。
さらに、駆動源が水道水であるので、省エネであるとともに、花壇等に排水することにより資源を再利用できる。
さらにまた、屋外使用で電動である場合に必要な、モーター等に対する感電及び漏電事故防止のための防水構造が不要になる。
また、第1カムローラー10A,10A,…が係合する第1傾斜カム面11A,11A,…、及び第2カムローラー10B,10B,…が係合する第2傾斜カム面12A,12A,…が逆方向に傾斜しており、水圧シリンダー5,5のピストンロッド5B,5Bを伸縮させて第1カムローラー10A,10A,…及び第2カムローラー10B,10B,…を略前後方向へ移動させることにより昇降部材3が昇降するので、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する一段の傾斜カム面にカムローラーを係合させる構成と比較して、昇降ストロークで同じであればピストンロッドのストロークを短くできるとともに、ピストンロッドのストロークが同じであれば昇降ストロークを長くできるため、スペース効率が高くなる。
さらに、第1カムローラー10A,10A,…が係合する第1傾斜カム面11A,11A,…、及び第2カムローラー10B,10B,…が係合する第2傾斜カム面12A,12A,…が逆方向に傾斜しており、水圧シリンダー5,5のピストンロッド5B,5Bを伸縮させて第1カムローラー10A,10A,…及び第2カムローラー10B,10B,…を略前後方向へ移動させることにより昇降部材3が昇降するので、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する一段の、傾斜角度がθである傾斜カム面にカムローラーを係合させる構成と比較して、第1傾斜カム面11A及び第2傾斜カム面12Aの傾斜面間の角度をθとした場合(図3参照)、略θ/2の方向へ押し力が作用することから、少ない押し力で上昇が可能になるため、同じ昇降ストロークであれば、水圧シリンダーの容量を小さくでき、同じ押し力であれば傾斜角度を大きく、すなわち昇降ストロークを大きくできる。
さらにまた、第1カムプレート11,11,…を基体2の左右両側上方に設け、昇降部材3の左右両側上方に、第2カムプレート12,12,…を収容する収容部3L,3Rを設けるとともに、水圧シリンダー5のシリンダーチューブ5Aを前後の第1カムプレート11,11間に配置し、昇降部材3の最下降位置Lで、第1カムプレート11,11,…及び水圧シリンダー5が収容部3L,3Rに収容されるので、前記最下降位置Lにおいて、昇降部材3の平坦部3Aの左右上方の収容部3L,3R内に、第1カムプレート11,11,…、第2カムプレート12,12,…及び水圧シリンダー5がコンパクトに収容された状態になるため、収容部3L,3Rのスペースを小さくできる。
また、収容部3L,3R内に昇降機構Cや駆動装置Dを収容したので、使用者が可動部分に触れて怪我をする心配がないとともに、突出部が小さく外部から昇降機構Cや駆動装置Dが視認されないシンプルで滑らかな外観となる。
さらに、中間支持部材4により左側前後のカムローラー10A,10A,…及びカムローラー10B,10B,…並びに右側前後のカムローラー10A,10A,…及びカムローラー10B,10B,…の動きが同期するので、昇降部材3が昇降の際に傾かないため、昇降部材3の平坦部3Aに載せた車椅子等の被昇降体Aをより安全に昇降させることができる。
以上の説明においては、駆動装置Dの水圧シリンダー5のピストンロッド5Bの伸縮によりカムローラーC1を略前後方向へ駆動して、カムローラーC1及び傾斜カム面C2を相対的に前後方向へ移動させることにより、昇降部材3を昇降させる場合を示したが、ピストンロッド5Bの伸縮により傾斜カム面C2を略前後方向へ駆動して、カムローラーC1及び傾斜カム面C2を相対的に前後方向へ移動させることにより、昇降部材3を昇降させるようにしてもよい。
1 段差解消昇降装置
2 基体
3 昇降部材
3A 平坦部
3L,3R 収容部
4 中間支持部材
4A 左右連結部
4L,4R 立起部
5 水圧シリンダー
5A シリンダーチューブ
5B ピストンロッド
5C 左右方向軸
6 ハンドバルブ(水流切替装置)
7 先端取付部
7A 通孔
8 前端取付部
8A 通孔
9 ピン
10A 第1カムローラー
10B 第2カムローラー
11 第1カムプレート
11A 第1傾斜カム面
11B 水平面
12 第2カムプレート
12A 第2傾斜カム面
12B 水平面
13 揺動支軸
14 圧縮コイルばね
15 被操作体
16 操作体
A 被昇降体
B 段差
C 昇降機構
C1 カムローラー
C2 傾斜カム面
D 駆動装置
E 傾斜ステップ
F 床面
G ガイド部材
G1 ガイド溝
G2 ガイドローラ
H 最上昇位置
L 最下降位置
また、前記第1カムプレートを前記基体の左右両側上方に設け、前記昇降部材の左右両側上方に、前記第2カムプレートを収容する収容部を設け、左側の前記第1カムローラー及び前記第2カムローラー並びに右側の前記第1カムローラー及び前記第2カムローラーの両方を支持する中間支持部材を設け前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させることにより前記中間支持部材を略前後方向へ駆動し、前記昇降部材の最下降位置で、前記第1カムプレート及び前記水圧シリンダーが前記収容部に収容されると好ましい。
このような構成によれば、第1カムプレートを基体の左右両側上方に設け、昇降部材の左右両側上方に、第2カムプレートを収容する収容部を設けるとともに昇降部材の最下降位置で、第1カムプレート及び水圧シリンダーが前記収容部に収容されるので、前記最下降位置において、昇降部材の平坦部の左右上方の収容部内に、第1カムプレート、第2カムプレート及び水圧シリンダーがコンパクトに収容された状態になるため、前記収容部のスペースを小さくできる。
その上、前記収容部内に昇降機構や駆動装置を収容したので、使用者が可動部分に触れて怪我をする心配がないとともに、突出部が小さく外部から昇降機構や駆動装置が視認されないシンプルで滑らかな外観となる。
その上さらに、中間支持部材により左側前後のカムローラー及び右側前後のカムローラーの両方を支持し、中間支持部材を水圧シリンダーで駆動することにより昇降部材を昇降させるので、左右のカムローラーの動きが同期することから昇降部材が昇降の際に傾かないため、昇降部材の平坦部に載せた車椅子等の被昇降体をより安全に昇降させることができる。
さらにまた、第1カムプレート11,11,…を基体2の左右両側上方に設け、昇降部材3の左右両側上方に、第2カムプレート12,12,…を収容する収容部3L,3Rを設けるとともに昇降部材3の最下降位置Lで、第1カムプレート11,11,…及び水圧シリンダー5が収容部3L,3Rに収容されるので、前記最下降位置Lにおいて、昇降部材3の平坦部3Aの左右上方の収容部3L,3R内に、第1カムプレート11,11,…、第2カムプレート12,12,…及び水圧シリンダー5がコンパクトに収容された状態になるため、収容部3L,3Rのスペースを小さくできる。
また、収容部3L,3R内に昇降機構Cや駆動装置Dを収容したので、使用者が可動部分に触れて怪我をする心配がないとともに、突出部が小さく外部から昇降機構Cや駆動装置Dが視認されないシンプルで滑らかな外観となる。
さらに、中間支持部材4により左側前後のカムローラー10A,10A,…及びカムローラー10B,10B,…並びに右側前後のカムローラー10A,10A,…及びカムローラー10B,10B,…の動きが同期するので、昇降部材3が昇降の際に傾かないため、昇降部材3の平坦部3Aに載せた車椅子等の被昇降体Aをより安全に昇降させることができる。

Claims (4)

  1. 車椅子や台車等の被昇降体を昇降させて段差の高低間を前後方向へ移動可能にする段差解消昇降装置であって、
    床面に設置される基体と、
    前記被昇降体が載る平坦部が形成されるとともに、前記基体に設けたガイド部材に案内されて垂直方向に昇降可能な昇降部材と、
    前記昇降部材の平坦部の左右に位置する、昇降機構及び前記昇降機構を駆動する駆動装置とを備え、
    前記昇降機構が、カムローラー、及び、前記カムローラーが係合する、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する傾斜カム面により構成され、
    前記駆動装置が、水道水の水圧により駆動する水圧シリンダー、及び前記水道水の水流方向を切り替える水流切替装置により構成され、
    前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させて前記カムローラー及び前記傾斜カム面を相対的に前後方向へ移動させることにより前記昇降部材を昇降させることを特徴とする段差解消昇降装置。
  2. 前記基体の左右両側前後に、前上がり傾斜又は前下がり傾斜する第1傾斜カム面が上面に形成された部分を含む第1カムプレートを設け、
    前記昇降部材の前記平坦部の左右両側前後に、前記第1傾斜カム面と逆方向に傾斜する第2傾斜カム面が下面に形成された部分を含む第2カムプレートを設け、
    前記昇降機構のカムローラーが、前記第1傾斜カム面に係合する第1カムローラー及び前記第2傾斜カム面に係合する第2カムローラーであり、これらを左右両側前後に設け、
    前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させて前記第1カムローラー及び前記第2カムローラーを略前後方向へ移動させることにより、前記第1カムローラーが前記第1傾斜カム面に沿って斜めに昇降し、前記第1カムローラーとともに斜めに昇降した前記第2カムローラーに沿う前記第2傾斜カム面の相対移動により前記昇降部材が昇降する請求項1記載の段差解消昇降装置。
  3. 前記第1カムプレートを前記基体の左右両側上方に設け、
    前記昇降部材の左右両側上方に、前記第2カムプレートを収容する収容部を設け、
    左側の前記第1カムローラー及び前記第2カムローラー並びに右側の前記第1カムローラー及び前記第2カムローラーの両方を支持する中間支持部材を設け、
    前記水圧シリンダーのシリンダーチューブを前後の第1カムプレート間に配置し、
    前記水圧シリンダーのピストンロッドを伸縮させることにより前記中間支持部材を略前後方向へ駆動し、
    前記昇降部材の最下降位置で、前記第1カムプレート及び前記水圧シリンダーが前記収容部に収容される請求項2記載の段差解消昇降装置。
  4. 前記昇降部材の最上昇位置における、前記第1カムプレートの第1傾斜カム面及び前記第2カムプレートの第2傾斜カム面に繋がる水平面を、前記第1カムプレート及び前記第2カムプレートに形成してなる請求項1〜3の何れか1項に記載の段差解消昇降装置。
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