JP5026984B2 - ベッド持ち上げ装置 - Google Patents

Description

ベッドの容易な持ち上げ（lifting)を促進する、ベッド持ち上げ装置が開示される。このベッド持ち上げ装置は、特に排他的ではないが、商業および家庭の状況に見いだされる。

ベッドをメーキング（整える）するとき、標準のベッドの高さが多くの利用者の腰の高さより低いので、代表的には、利用者はベッドの上に腰を曲げなければならない。
さらに、１または複数の壁（あるいは他の面、たとえば、ベッドの頭部）に接するベッドをメーキングすることは厄介で扱いにくいものになりうる。

そのような問題は、短時間の枠内において、多くのベッドを整えなければならないという商業的状況（たとえば、ホテルまたは類似する業種）において、深刻になる。
ベッド持ち上げ装置の例は従来技術において知られている。

そのような例は、仏国特許第２，６７４，４１５号、豪州特許第１９９，８９７，２３６号、欧州特許第１，２８１，６５９号、日本国公開公報、特開平１０−２３９４４号公報、オランダ特許第９，４０１，７２５号、仏国特許第２，７９８，０５３号において示されている。

しかしながら、従来技術における公知の構成は、寸法が大きいという傾向があり、重量が重く、および／または、厄介であり、そして、使用することが容易ではない、特に、所業的な用途において使用することが容易ではない。

本発明によれば、水平なベッドの全体を垂直方向に上昇および下降させる、ベッド持ち上げ装置であって、当該装置は、可搬式ベッド持ち上げ機構を具備し、
当該可搬式ベッド持ち上げ機構は、前記ベッドのベースが床に配置されるときに、前記ベッドの下部のベースの下から分離され、前記ベッドのベースの下に位置づけ可能であり、
当該ベッド持ち上げ機構は、前記ベッドを前記床に配置するため、前記床の面と平行な水平方向において対向して設けられた１対のベース・フレームと、前記１対のベース・フレームと垂直方向において対向し、前記床と面に平行な水平方向において対向して設けられた１対のサポート・フレームであって、前記ベッドのベースの下側に配置されて係合しており、当該サポート・フレームの各々の両端部には、前記ベッドのベースの両側面部が静止されるまたは支持される、ランドが設けられているサポート・フレームと、モータを含み、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームから離れて移動させ、または、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームに向かって移動させて前記ベッドを、前記床の面に対して上昇または下降させるため、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームとの間の駆動動作を行なうアクチュエータ機構と、前記ベッド持ち上げ機構から離れて配置されたスイッチであって、当該スイッチは、当該ベッド持ち上げ機構の駆動動作を、選択的に遠隔に行うことを可能にするように適合されているスイッチとを具備し、
前記各サポート・フレームの各々の両端部に設けられた前記各ランドは、前記各サポート・フレームの横方向に突出して移動可能なように、前記各サポート・フレームに設けられた摺動可能なアームに接続されている、
ベッド持ち上げ装置が提供される。

特に、排他的ではないが、商業的な用途において、ベッド持ち上げ機構から離れたスイッチの配置は、持ち上げられるべきベッドが配置されている室内に利用者が入ることを可能にし、利用者がスイッチを活性化して（activates)迅速にベッドをメーキングしたり（整えたり）、剥がしたり、回転させることを可能にする。その後、利用者は、スイッチを再活性してベッドを下降させて所定の位置に戻すことができる。

１つの実施の形態においては、スイッチは、下記の一部を構成してもよい。
持ち上げられるべきベッドが配置されている部屋の壁に位置づけ可能なキーパッドの一部、または、
持ち上げられるべきベッドが配置されている部屋への入口に接近可能な、ハンド・ヘルド式遠隔制御器。

それゆえ、利用者が部屋に入り、キーパッドまたは制御器を用いて、ベッドを持ち上げ、ベッドに接近するため作業（たとえば、メーキング、剥がし、回転など）を行い、その後、利用者は、キーパッドまたは制御器を用いて、ベッドを下降させるべく作業を行うことができる。

安全のため、キーパッドは、キーパッドを駆動するため、物理的なキーで駆動され、および／または、駆動コードとともに、英数字および／または数字タッチパッドを有することができ、それゆえ、キーパッドを駆動してベッド持ち上げ装置を選択的に駆動することができる。再び、安全のため、制御器は、駆動または安全コードとともに、英数字タッチパットおよび／または数字タッチパッドを具備することができる。

他の変形態様においては、スイッチは、選択的に回路をスイッチ・オンまたはスイッチ・オフするために、ベッド持ち上げ機構に接続されたクローズド（closed) 電気回路の一部を構成することができる。

遠隔制御器は、ベッド持ち上げ機構を駆動するため、電磁誘導(emf)放射(たとえば、赤外線放射) を介して操作することができ、また制御器は、ベッド持ち上げ機構に接続された電気回路の一部を構成する受信機を駆動する。

１つの形態において、ベッド持ち上げ機構は、
床に配置するためのベースと、
ベッド・ベースの下に配置され、かつ、ベッド・ベースの下と係合する、サポートと、
サポートをベースから遠ざけるまたはベースに向かって移動させて、ベッドを上昇させるまたは下降させるため、ベースとサポートとの間で動作するための、アクチュエータと
を具備する。

ベッド持ち上げ機構は、ベッドをメーキングするとき、利用者が少なくもある意味のある程度を越えて腰を曲げる必要がないような高さまでベッドを持ち上げるのに適合させることができる。このことは、利用者の姿勢と背骨の保護のために寄与する。このことは、商業的な状況において（たとえば、サービススタッフが短時間に多くのベッドをメーキングしなければならないホテルにおいて）非常な利益となりうる。最適には、ベッド持ち上げ機構は、多くの平均的な利用者の腰の高さまでベッドを持ち上げるように構成される。

付加的には、ベッド持ち上げ機構は、ベッドを持ち上げている間、ベッドが１または複数の壁（または他の面）から横方向に離れて、および、１または複数の壁（または他の面）と衝突せずに、持ち上げられるように構成されており、それにより、利用者は、ベッドのその側に接近することが可能になり、ベッドのメーキングを容易にかつ迅速に行うことが可能になる。

アクチュエータは、サポートをベースに向かって移動させまたはベースから遠ざけるため、ベースとサポートとの間に伸びており、かつ、ベースとサポートの各々に旋回するように結合されており、しかしまた、ベースに関してサポートを横方向にずらすことを可能にする（たとえば、壁または類似するものからベッドを離すことを可能にする）、パンタグラフ型・リンケージを具備することができる。

代替的には、アクチュエータは、簡単には、直線持ち上げ機構（たとえば、電動機（たとえば、ステッピング・モータ）または液圧によって駆動される１または複数のラム）を具備することできる。

１つの形態において、パンタグラフ型・リンケージは、ラムによって駆動されて移動される。ラムは、電動機または液圧で駆動されることができる。

ラムおよびその駆動部は、ベースとパンタグラフ型・リンケージの１または複数のリンクとの間に伸びるように、装着されている。たとえば、ラムの自由端は、アクチュエータのパンタグラフ型・リンケージの２つの対向するリンケージ・アームから、および、これらの間に横方向に伸びる部材に旋回的に結合されている。ラムの対向する端部に（そして、対応する駆動部を介して）、ベースの２つの対向するフレーム部材からおよびこれらの間に伸びる横方向部材に対して旋回的なカップリングが設けられている。

サポートおよびベースの各々は、持ち上げるべきベッドの幅および長さよりも小さな幅と長さに対応した寸法を有する矩形のフレームを具備することができる。フレームの各々は、中空またはチャネル・セクションの形状をした複数の部材を具備することができ、構造的な完全さを保持しながら、ベッド持ち上げ機構の重量を最小にすることができる。

サポートには、複数の離散した、間隔が離れたランドが設けられており、当該ランドの上にベッド・ベースの下側が静止でき、使用中に支持される。ランドの位置は調整可能である。たとえば、各ランドは、サポートに関して横方向に移動するためサポートに関して摺動可能に装着されているそれぞれのアームに接続されることができる。

また本発明によれば、水平なベッドの全体を垂直方向に上昇および下降させる、ベッドを持ち上げ機構であって、
当該ベッドを持ち上げる機構は、前記ベッド前記床に配置するため、前記床の面と平行な水平方向において対向して設けられた１対のベース・フレームと、前記１対のベース・フレームと垂直方向において対向し、前記床と面に平行な水平方向において対向して設けられた１対のサポート・フレームであって、前記ベッドの下部のベースの下側に配置されて係合しており、当該サポート・フレームの各々の両端部には、前記ベッドのベースの両側面部が静止されるまたは支持される、ランドが設けられているサポート・フレームと、モータを含み、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームから離れて移動させ、または、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームに向かって移動させて前記ベッドを、前記床の面に対して上昇または下降させるため、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームとの間の駆動動作を行なうアクチュエータ機構と、を具備し、
前記各サポート・フレームの各々の両端部に設けられた前記各ランドは、前記各サポート・フレームの横方向に突出して移動可能なように、前記各サポート・フレームに設けられた摺動可能なアームに接続されている、
ベッドを持ち上げる機構が提供される。

キットの形態で提供されるべきベッド持ち上げ機構の容量（capacity）は、当該ベッド持ち上げ機構がより限定されている容積を占めている多数の機構を購入するため、そして、容易に格納し、それから、必要に応じてこれらをベッドに取り付けるため、商業的な施設（たとえば、ホテル）を可能にするとき、部分的な（particular)商業的な利点に関係している。また、容易なサービスと、部品の交換が可能となる。

ベッド持ち上げ機構は、第１の観点におけるように、規定されることができる。

第３の観点において、ベッド持ち上げ機構が提供され、当該ベッド持ち上げ機構は、
床に配置するためのベースであって、複数の相互に接続され伸びた部材から形成されたフレームを具備するベースと、
ベッドの下に配置するため、および、ベッドの下と係合するためのサポートであて、複数の相互に接続され伸びた部材から形成されたフレームを具備するサポートと、
サポートをベースから遠ざけるまたはベースに向かって移動させて、ベッドを持ち上げるまたは下降させるため、ベースとサポートとの間で動作するアクチュエータであって、複数の伸びた部材を具備し、各アクチュエータの伸びた部材がベースとサポートとの間に伸びている、アクチュエータと
を具備し、
アクチュエータの伸びた部材の各々は、ベースにおけるまたはサポートフレームのそれぞれにおける２つの伸びた部材を相互に接続するコネクタを介してベースまたはサポートのいずれかの端部において旋回的に装着されている。

このコネクタの構成は、ベッド持ち上げ機構の構成／分解およびサービスを非常に簡単にすることができる（特に、商業的な状況におけるキットの形態に関して）。

第３の観点において、ベースおよびサポートフレームの各々は矩形をしており、各々が４個の伸びた部材を具備することができる。各コネクタは各フレームのそれぞれの隅におけるベースまたはサポートフレームにおける２つの伸びた部材を相互接続することができる。

さらに、各コネクタは、サポートがベースから離れて移動し、または、ベースに向かって移動するとき、各アクチュエータの伸びた部材がサポートまたはベースのいずれかのいかなる伸びた部材と整列しないように、旋回するように、構成されることができる。この構成は、機構について予期しない利用者に対する危険を及ぼす可能性のある、機構の使用中におけるピンチ・ポイントの形成を除去することができる。

再び、ベッド持ち上げ機構は、第１および第２の観点におけるように規定されることができる。

第１の観点において規定されたようなベッド持ち上げ機構を一体化したベッドを提供することもできるが、サポートがベッドそれ自体の枠組みの一部に組み込まれているか、または、その一部を構成している。これに関して、ベッド持ち上げ機構を分離して供給する必要がない。

またこのベッドにおいて、ベッド持ち上げ機構は、第１、第２および第３の観点において規定されることができる。

調整可能なランドの使用は、ベッド持ち上げ機構を、多数の異なるベッド寸法および型式に使用可能とし、提供可能となる。

各ランドは、サポートに対して横方向に移動するため前記サポートに対して摺動可能に装着されているそれぞれのアームに接続されることができる。それ故、各ランドは、それが使用される特別のベッドの型式（たとえば、シングル、ダブル、クイーン、キングなど）のために独立して調整可能となる。

再び、ベッド持ち上げ機構は、第１、第２および第３の観点におけるように、規定される。

上述したベッド持ち上げ装置およびベッド持ち上げ機構の範囲に入る他の形態にも係わらず、ベッド持ち上げ装置およびベッド持ち上げ機構の具体的な実施の形態を、単なる例示として、添付図面を参照して述べる。

図１、２および図６〜１０を参照すると、ベッド・ホイスト（bed hoist:、ベッド持ち上げ機) １０の形態におけるベッド持ち上げ（lifting ) 機構が図示されている。
ホイスト１０は、ベッド・ベース（ベッド基礎）Ｂを持ち上げることができ、床Ｆに配置するためのベース・フレーム（ベッド枠）１２と、ベッドＢの下側に配置し、その下側と係合させるためのサポート・フレーム（支持枠）１４を具備する。

アクチュエータ機構が、ベース・フレーム１２とサポート・フレーム１４との間で動作してサポート・フレームをベース・フレームから遠ざける、または、ベース・フレームに向かって移動させて、ベッドを上昇させる、または、下降させるために設けられている。

アクチュエータ機構は、パンタグラフ型・リンケージ（連結部）１６を具備しており、当該パンタグラフ型・リンケージ１６は、ベース・フレームとサポート・フレームとの間に延びており、そして、それらに相互に旋回可能に（pivotally、枢軸的に）結合されている。
パンタグラフ型・リンケージ１６は、ベース・フレームとサポート・フレームの各々によってベッド・ホイストを横切って相互に接続されている、前方に間隔づけられて分離しているアームの対（forward spaced apart linkage arm pairs、以下、前方間隔分離リンケージ・アーム対）１８を具備している。
パンタグラフ型・リンケージ１６はまたは、ベース・フレームとサポート・フレームの各々によっておよび接続バー２４によって、ベッド・ホイストを横切って相互に接続されている、前方に間隔づけられて分離しているアームの対（rearward spaced apart linkage arm pairs、以下、後方間隔分離リンケージ・アーム対)２２を具備している。

前方間隔分離リンケージ・アーム対１８および後方間隔分離リンケージ・アーム対２２の各々のリンケージ・アームは、図示および下記に記述のように、ベース・フレームおよびサポート・フレームにおけるそれぞれの旋回点（pivot point、枢軸点)に対する対向する端部において旋回可能に(枢軸的)に結合されている。

パンタグラフ型・リンケージ１６は、サポート・フレームがベース・フレームに向かって接近し、または、ベース・フレームから離れるように移動するように構成されているが、ベース・フレームに関してサポート・フレームの横方向のシフトを可能にもしている。
このことは、ベッドを壁（または類似するもの）から移動させて、ベッドをメーキングする（整える）こと、および／または、ベッドからのカバーなどを剥ぐ（stripping)ことを容易にすることを可能にしている。

パンタグラフ型・リンケージ１６はラム（ram)・ユニット２６によって駆動される。
ラム・ユニットは、電動ステッピング・モータ２８およびラム・ロッド３０を具備している（または、ラム・ユニットは、液圧モータまたは駆動部を具備しうる）。
ラム・ユニットは、ベース・フレームと接続バー２４との間に延びるように装着されており、接続バー２４は後方間隔分離リンケージ・アーム対２２の間に延びている。
これについて、ラム・ロッド３０の自由端部３２は、ブラケット３４に枢軸的（旋回可能に）に結合されており、当該ブラケット３４は接続バー２４から上方に伸びるように装着され、かつ、後方間隔分離リンケージ・アーム対２２の間で中間的に配置されている。

ラム・ユニットの対向する端部において、モータ２８が横方向バー３６によって、カップリング３７を介して横方向バー３６に旋回可能に（枢軸的に）結合されており、当該横方向バー３６は、２つの対向し、中空の延びたベース・フレーム・ビーム（beam、梁)３８、３９から、そして、これらの間に延びている。

サポート・フレームとベース・フレームの各々が、一般的な矩形の形状のフレームを規定していることが、理解されよう。

フレーム部材は各々は、ベッド・ホイストの重量を最小化し、しかしながら、その構造の完全な保持のために、複数の延びた中空セクション（またはチャネル・セクション）の部材を具備している。

図１、２および図６〜１０に図解したベッド・ホイストについての実施の形態において、延びた中空のセクションは、さらに重量を最小化するために、アルミニウムで製造されている。

サポート・フレームおよびベース・フレームは、持ち上げるべきベッドの幅および長さの寸法よりも小さな幅および長さの寸法に対応して寸法で提供されうる（図１３を参照されたい）。
それゆえ、ベッドが整えられ、ホイストの形状が潰れたとき（collapsed)、ホイストは、整えられたベッドの下に、目立たなく配置される。

サポート・フレーム１４にはまた、４個の離散しており、間隔が隔てられたランド（land) ４０が設けられており、当該ランド４０にはベッドの下側が静止しており、使用中に支持される。
ランドは拡張アーム４２のそれぞれの端部に配置されており（図８〜１０）、当該拡張アームは、ベッドの幅に依存して、（たとえば、当該アームが、中空のサポート・フレーム、前方および後方端部部材４３、４４の範囲内を伸縮自在に（telescopically)摺動することによって）調整可能に、長くすることもできるし、短くすることもできる。

ブラケット３４、カップリング３７、ランド４０はそれぞれ、軽量にするため、および、容易にホイストに取り付けできるように、モジュールにできることに（たとえば、プラスチック樹脂から射出成形して、または、軽量金属から鋳造によって）、留意すべきである。

さて、図３〜図５を参照して、図１、２および図６〜１０のベッド・ホイストの実施の形態の構成に使用する、第１コネクタ要素７０、第２コネクタ要素８０、第３コネクタ要素９０について記述する。
これらのコネクタは、ベース・フレーム１２、サポート・フレーム１４およびパンタグラフ型・リンケージ１６の各々が解放可能に相互に付着されることを可能にし、それにより、ホイストがキットの形態として提供され、または、キット形態の中に解体されうる。
キット形態の中にホイストを提供することは、特に、商業的な利点がある。その理由は、多数の機構を購入するために商業的な制度（establishment)（たとえば、ホテル）を可能にし、そのような多数の機構は、容易な輸送および保存のためのより限定された容積を占めており、必要なときにベッドに対する容易な改良を可能にする。
コネクタはまた、容易なサービスと部品の交換を可能にする。

解放可能な締め具（アタッチメント）はまた、ベース・フレーム１２、サポート・フレーム１４、パンタグラフ型・リンケージ１６の各々のためのフレーム建造において、中空のまたはチャネルの延びた部材を用いることにより、容易にされる。
このことは、コネクタを展開させ、プッシュ・イン・タイプとして供給することを可能にし、それにより、これらのコネクタは、摩擦または干渉フィット（interference fit)において、中空の延びた部材のそれぞれの端部内に、または、それぞれの端部に推進可能になる（urged)。

コネクタはフレームとリンケージの各々を規定するために、中空の延びた部材の間に伸び、これらの部材とともに接続することができる。

摩擦または干渉フィットを生み出すプッシュ・イン・タイプのコネクタが記述されるが、それに代わって、回転される（screwed)、接着され（glued)、または、フレーム内の部材の間で固定されるコネクタを用いることができる。
たとえば、図３を参照すると、本体（body) ７２を規定するために、コネクタ７０が、モジュール化されていることが分かる（たとえば、樹脂から射出成形される、または、軽量金属から鋳造される）。
プッシュ・イン・建造物（コンストラクション）７４は、本体７２から伸び、リンケージ・アーム対１８、２２のためのそれぞれの中空の延びた部材の端部において摩擦または干渉フィットのために形作られている。

また、本体７２から、または、建造物（コンストラクション）７４と直交して延びているものは、ベアリング・ピン７６であり、このピンは、コネクタ９０のべアリング・ソケットのそれぞれにおいて旋回させることにより（図５）、リンケージ・アーム１８、２２の各々の旋回を支持している。

図４を参照すると、一般的なＵ形状を本体８２を規定するため、成形されることができる（たとえば、プラスチック樹脂から射出成形される、または、軽量金属から鋳造される）。
プッシュ・イン・建造物（コンストラクション）８４は、本体８２から伸び、接続アーム２４および横方向バー３６のための中空の延びた部材の各々の端部において摩擦または干渉フィットのために形作られている。
Ｕ字型の本体８２は、そこに、ベース・フレーム・ビーム３８、３９のそれぞれ、または、リンケージ・アーム２２を（を越えて／周囲に嵌合させるように）受け入れるために適合されている。
それぞれのビームまたはアームは、穴８６を介して回すことにより、本体８２に固定されることができる。

図５を参照すると、本体９２を規定するため、コネクタ９０もモジュール化されていることが分かる（たとえば、樹脂から射出成形される、または、軽量金属から鋳造される）。
この場合、本体は中空の建造物（または構造物、コンストラクション）であり、この建造物は、サポート・フレーム１４の端部部材４３、４４を受け入れる、および、摩擦または干渉フィットの形態において、ベース・フレーム１２の対応する端部部材を受け入れるように、形作られている。

中空の建造物（コンストラクション）はまた、本体９２を介して摺動するように、摺動可能な拡張アーム４２を提供する。

再び、プッシュ・イン建造物（コンストラクション）９４は、本体９２から伸び、ベース・フレーム１２のそれぞれの中空の伸びた部材３８、３９の端部において、および、サポート・フレーム１４の対応する中空の伸びた部材の端部において、摩擦および干渉フィットのために形作られている。

また、本体９２から伸びているものまたは建造物（コンストラクション）９４に直交して伸びているものは、ベアリング・ソケット９６であり、このソケットは、段階付けられた中空体９８を有しており、リンケージ・アーム１８および２２の旋回の期間、その中においてピン７６の旋回を固定して支持する。

また、リンケージ・アーム１８または２２の各々は、コネクタ９０を介してベース・フレームまたはサポート・フレームのいずれかのそれぞれの端部において旋回するように装着されており、このコネクタはまたベース・フレームとサポート・フレームのそれぞれにおける２つの伸びた部材を相互に接続していることを理解するであろう（特に、図１を参照されたい）。

このことは、そして、記述された他のコネクタの構成は、組み立て／分解およびベッド・ホイストのサービス業務を非常に簡単にできる（特に、商業的な状況において使用するためキットの形態で提供されるとき）。

さらに、サポート・フレーム１４がベース・フレーム１２から離れてまたはベース・フレーム１２に向かって移動するとき、コネクタ７０、９０が相互に作用しあうように構成されており、リンケージ・アーム１８、２２は、それらがサポート・フレームまたはベース・フレームのいずれにおいても、いかなる伸びた部材には並ばないような方法で、各々旋回することが理解されるであろう（特に、図１、図７Ｃ、９Ｃ、１０Ｃを参照されたい）。

この構成は、ホイストについて思いもよらない利用者に対する危険を及ぼしかねない、ホイストの使用における、「挟んで締めつける点（pinch point、ピンチ・ポイント）」の形成を除去することができる。

図１１、１２を参照すると、類似する符号は同様または類似する部分を示すために用いられており、ベッドを上げるための代替的なベッド・ホイスト１０'は、床Ｆに配置されているベース・フレーム１２と、ベッドＢの下側に配置され、ベッドＢの下側と係合しているサポート・フレーム１４を具備する。

このホイストは、スチール構成要素で製造され、相互にろうづけおよびボルト付けされる（すなわち、それは、モジュラー（キット）建造物（コンストラクション）のために図１〜１０に図解した実施の形態のコネクタを用いない）。
このことは、重い負担（heavy duty)のホイストのために提供している。

アクチュエータ機構もまた、ベッド・ホイスト１０'において、僅かに異なる。
これについては、パンタグラフ型・リンケージ１６は前方間隔分離リンケージ・アーム対１８の間に伸びている接続バー２０を具備する。

また、ラム・ユニットが、ベース・フレームと、前方間隔分離リンケージ・アーム対１８の間に伸びている接続バー２０との間に伸びるように装着されている。

その上にベッドの下側が静止しているランド４０はまた、図１〜１０の実施の形態のランドより広い。

しかしながら、他の観点においては、ベッド・ホイスト１０'の操作は、ホイスト１０について記述したものと本質的に同じである。

図１３〜１５を参照すると、類似する符号が同様または類似する部分を示すように用いられており、ベッド・ホイスト装置が図解されている。

この装置は、遠隔スイッチング・ユニット５０と共にベッド・ホイスト１０''を具備する。
スイッチング・ユニット５０は、ベッド・ホイストを選択的に動かすため、（たとえば、足で駆動できる）スイッチ・レバー５２を有する。

図１３に図解した実施の形態において、スイッチ・ユニットは、螺旋状バネコード（helical spring cord）を介してモータ２８のための変圧器／制御ユニット５６にハード的に配線されている（hard-wired）。

代替的に、および、図１４、１５に図解のごとく、変圧器／制御ユニット５６は、キーパッド型のスイッチ・ユニット６０（または、遠隔制御器）を介して、ベッド・ホイストを選択的に動かすように、遠隔的かつ配線なしで切り換えることができる。

キーパッド６０は、たとえば、寝室の下のほうのライト・スイッチに接近させて配置することができる。
キーパッド６０は、物理的なキー溝６２、および／または、英数字タッチパッド６４を具備することができ、これらは、適切な駆動コードがキー入力されたとき、スイッチを駆動する。

使用中において、サポート・フレームは、ベッド・フレーム（ベッド・ホイスト崩壊位置）に接近させて配置され、ベッド・ホイストがベッドの下に位置される。

アクチュエータ機構は、利用者Ｕがスイッチ・レバー５２を足で駆動することによって、または、キーパッドユニット６０を駆動することによって、（すなわち、溝６２に物理的なキーを挿入することを介して、または、タッチパッドにコードをキー入力することによって）、スイッチがオンにされる。
このことは、ベッド・ホイスト１０''を駆動する。

これに関して、アクチュエータ機構は、パンタグラフ型・リンケージを回転させ、両者を上昇させ、ベッドを横方向に移動させる（図１３および図１４のシーケンスを参照されたい）。
この横方向移動（シフト）は、たとえば、ベッドを１または複数の壁から離し、ベッドの頭部などが１または複数の壁に衝突することを回避する。それにより、利用者は、ベッドの脇に容易に接近することができ（たとえば、ベッドの周囲を歩き回ることができ）、容易で迅速なベッド・メーキングを行うことが可能となる。

ベッドは一般的に、ベッドのメーキングのとき、利用者Ｕが少なくとも意味のある程度まで、腰を曲げる必要がないような程度の高さまで上昇させられる。
最適には、ベッド・ホイストは多くの利用者の腰の高さの領域まで、ベッドを上昇させるように構成されている。

このことは、利用者ｆｓの姿勢と背骨の強さを保護することを援助することができる。
たとえば、このことは、商業的な意味において（たとえば、サービススタッフが短時間で多くのベッド・メーキングを行わなければならない、ホテルにおいて）、非常な利益となる。

代替的な装置においては、ガス駆動型シリンダが、ラム・ユニット２６に代えて、使用することができる。

また、ラチェット（ratchet） 機構は、多数の（たとえば、所定の） 異なる高さにホイストをインクリメンタリーに（incrementally) ロックするために使用できる。
この機構は、（たとえば、スイッチング・ユニット５０、キーパッド６０または遠隔制御器を介して）適切な制御によって解放されることができる。

サポート・フレームは、ベッド構造物（framework)の一部であり得、または、そのような構造物に装着され得、または、そのような構造物と一体に組み立てられ得る。
換言すれば、ベッドは既に取り付けられたベッド・ホイストを供給しうる。

最適には、アクチュエータ機構（およびフレーム）は、崩壊した構成において、非常に高さが低い（たとえば、８０−９０ｍｍの範囲）。
このことは、そのアクチュエータ機構が殆どの形式のベッドに適合することを可能にする。

変形態様においては、アクチュエータ機構は、簡単には、直線の持ち上げ機構を具備することができる。
このことは、電動機（たとえば、ステッピングモータ）で駆動されるまたは油圧（水圧）で駆動される１または複数のラム（たとえば、垂直方向に動作するラム）ギアなどを具備することができる。

当該ベッド装置の理想的な用途は、ベッド・メーキングが毎日行われるような、たとえば、ホテル、モーテル、および、これらに類似する施設などの、商業的に確立されている場合である。

他方、ベッド・ホイストおよびベッド・ホイスト装置の特定的な実施の形態が記述されているから、ベッド・ホイストおよび装置が他の種々の態様において実施できることが理解されよう。

図１は直立した構成における第１実施の形態のベッド・ホイストの斜視図である。 図２は直立した構成における図１に図解したベッド・ホイストの側面を示し、ベッド・ベースを支持している図である。 図３は図１および図２に図解したベッド・ホイストの構成において、使用するため、コネクタ構成要素についての第１の斜視図である。 図４は図１および図２に図解したベッド・ホイストの構成において、使用するため、コネクタ構成要素についての第２の斜視図である。 図５は図１および図２に図解したベッド・ホイストの構成において、使用するため、コネクタ構成要素についての第３の斜視図である。 図６Ａおよび図６Ｂは、直立した構成で、かつ、部分的に崩壊した（途中の）構成の、図１に図解したベッド・ホイストの斜視図である。 図７Ａ〜図７Ｃはそれぞれ、直立した構成、部分的に崩壊した（途中の）構成、完全に崩壊した構成の、図１に図解したベッド・ホイストの側面図である。 図８Ａおよび図８Ｂは、それぞれ、直立した構成、部分的に崩壊した（途中の）構成の、図１に図解したベッド・ホイストの平面図であり、伸びているサポート・アームを示している。 図９Ａ〜図９Ｃはそれぞれ、直立した構成、部分的に崩壊した（途中の）構成、完全に崩壊した構成の、図１に図解したベッド・ホイストの斜視図であり、全ての構成は、伸びたサポート・アームを示している。 図１０Ａ〜図１０Ｃはそれぞれ、直立した構成、部分的に崩壊した（途中の）構成、完全に崩壊した構成の、図１に図解したベッド・ホイストの端面図であり、全ての構成は、伸びたサポート・アームを示している。 図１１は直立した構成における他の実施の形態のベッド・ホイストの斜視図である。 図１２は直立した構成における図１１に図解したベッド・ホイストの側面図である。 図１３はベッドを使用している部分的に直立した構成におけるさらに他の実施の形態のベッド・ホイストの斜視図である。 図１４は直立した構成における図１３に図解したベッド・ホイストの斜視図である。 図１５は図１４に図解したもの類似するが、ベッドが整えられた状態を示す図である。

符号の説明

１０・・ベッド持ち上げ機構
１２・・ベース・フレーム
１４・・サポート・フレーム
１６・・パンタグラフ型・リンケージ、
１８・・前方間隔分離リンケージ・アーム対
２２・・後方間隔分離リンケージ・アーム対
２４・・接続バー
２８・・電動ステッピング・モータ
３０・・ラム・ロッド
３４・・ブラケット
３６・・横方向バー
３７・・カップリング
４０・・ランド
５０，６０・・スイッチ
７０，８０，９０・・フレーム・コネクタ

Claims (17)

1. 水平なベッドの全体を垂直方向に上昇および下降させる、ベッド持ち上げ装置であって、当該装置は、可搬式ベッド持ち上げ機構を具備し、
   当該可搬式ベッド持ち上げ機構は、前記ベッドのベースが床に配置されるときに、前記ベッドの下部のベースの下から分離され、前記ベッドのベースの下に位置づけ可能であり、
   当該ベッド持ち上げ機構は、
   前記ベッドを前記床に配置するため、前記床の面と平行な水平方向において対向して設けられた１対のベース・フレームと、
   前記１対のベース・フレームと垂直方向において対向し、前記床と面に平行な水平方向において対向して設けられた１対のサポート・フレームであって、前記ベッドのベースの下側に配置されて係合しており、当該サポート・フレームの各々の両端部には、前記ベッドのベースの両側面部が静止されるまたは支持される、ランドが設けられているサポート・フレームと、
   モータを含み、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームから離れて移動させ、または、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームに向かって移動させて前記ベッドを、前記床の面に対して上昇または下降させるため、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームとの間の駆動動作を行なうアクチュエータ機構と、
   前記ベッド持ち上げ機構から離れて配置されたスイッチであって、当該スイッチは、当該ベッド持ち上げ機構の駆動動作を、選択的に遠隔に行うことを可能にするように適合されているスイッチと
   を具備し、
   前記各サポート・フレームの各々の両端部に設けられた前記各ランドは、前記各サポート・フレームの横方向に突出して移動可能なように、前記各サポート・フレームに設けられた摺動可能なアームに接続されている、
   ベッド持ち上げ装置。
2. 前記スイッチは、下記を具備するスイッチユニットの一部を構成しており、
   当該スイッチユニットは、
   前記昇降される前記ベッドが配置されている部屋の壁に位置づけ可能なキーパッドと、
   前記昇降される前記ベッドが配置されている部屋に入るときにアクセス可能な、ハンドヘルドリモートコントローラと
   を少なくとも具備する、
   請求項１に記載のベッド持ち上げ装置。
3. 利用者が当該ベッドが置かれている部屋に入り、
   前記利用者が前記スイッチユニットを駆動して前記ベッドを持ち上げ、
   前記利用者が前記ベッドに接近し、
   その後、前記利用者は、前記キーパッドまたは前記ハンドヘルドリモートコントローラを駆動して前記ベッドを下降させる、
   請求項２に記載のベッド持ち上げ装置。
4. 前記キーパッドは、少なくとも、キーおよび／またはタッチパッドと、駆動コードとともキー駆動されて前記キーパッドを駆動して前記ベッド持ち上げ機構を選択的に駆動する、
   請求項２または３に記載のベッド持ち上げ装置。
5. 前記アクチュエータ機構はパンタグラフ型・リンケージを具備し、
   当該パンタグラフ型・リンケージは、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームに向かって移動させ、または、前記ベース・フレームから遠ざけるため、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームとの間に伸びており、かつ、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームの各々に旋回するように結合されており、前記ベース・フレームに関して前記サポート・フレームを横方向にずらすことを可能にする、
   請求項１に記載のベッド持ち上げ装置。
6. 前記パンタグラフ型・リンケージはラムの移動により駆動される、
   請求項５に記載のベッド持ち上げ装置。
7. 前記ラムは、電気モータおよび液圧モータからなる１群から選択されたモータにより、駆動される、
   請求項６に記載のベッド持ち上げ装置。
8. 前記電気モータはステッピング・モータである、
   請求項７に記載のベッド持ち上げ装置。
9. 前記ラムおよびラムの駆動部は、前記ベース・フレームと前記パンタグラフ型・リンケージの１または複数のリンクとの間に伸びるように、装着されている、
   請求項６〜８のいずれかに記載のベッド持ち上げ装置。
10. 前記ラムの自由端は、
    前記アクチュエータ機構の前記パンタグラフ型・リンケージの２つの対向するリンケージ・アームから、および、これらの間に横方向に伸びる部材に旋回的に結合されており、
    前記ラムの対向する端部に前記ベース・フレームの２つの対向するフレーム部材からおよびこれらのフレーム部材の間に伸びる横方向部材に対して旋回的なカップリングが設けられている、
    請求項９に記載のベッド持ち上げ装置。
11. 前記サポート・フレームおよび前記ベース・フレームの各々は、前記『持ち上げるべき』昇降させるべきベッドの幅および長さよりも小さな幅と長さに対応した寸法を有する矩形のフレームを具備する、
    請求項１に記載にベッド持ち上げ装置。
12. 前記ベース・フレームおよび前記サポート・フレームの各々は、中空またはチャネル・セクションの形状をした複数の部材を具備する、
    請求項１１に記載のベッド持ち上げ装置。
13. 当該ベッド持ち上げ装置は、前記ベッドを持ち上げている間、前記ベッドがまた、１または複数の壁（または他の面）から離れて、かつ、１または複数の壁（または他の面）に衝突しないように、横方向に持ち上げられて、利用者が前記ベッドの摺動に接近することが可能になる、ように構成されている、
    請求項１に記載のベッド持ち上げ装置。
14. 前記ベッドを整えるとき、利用者が、前記スイッチを使用して少なくとも意味のある範囲まで、身体を曲げる必要がない、高さに前記ベッドを持ち上げる、
    請求項１に記載のベッド持ち上げ装置。
15. 当該ベッド持ち上げ装置は、多くの平均的な利用者の腰の高さまで前記ベッドを持ち上げるように、構成されている、
    請求項１に記載のベッド持ち上げ装置。
16. 水平なベッドの全体を垂直方向に上昇および下降させる、ベッドを持ち上げ機構であって、当該ベッドを持ち上げる機構は、
    前記ベッド前記床に配置するため、前記床の面と平行な水平方向において対向して設けられた１対のベース・フレームと、
    前記１対のベース・フレームと垂直方向において対向し、前記床と面に平行な水平方向において対向して設けられた１対のサポート・フレームであって、前記ベッドの下部のベースの下側に配置されて係合しており、当該サポート・フレームの各々の両端部には、前記ベッドのベースの両側面部が静止されるまたは支持される、ランドが設けられているサポート・フレームと、
    モータを含み、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームから離れて移動させ、または、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームに向かって移動させて前記ベッドを、前記床の面に対して上昇または下降させるため、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームとの間の駆動動作を行なうアクチュエータ機構と、
    を具備し、
    前記各サポート・フレームの各々の両端部に設けられた前記各ランドは、前記各サポート・フレームの横方向に突出して移動可能なように、前記各サポート・フレームに設けられた摺動可能なアームに接続されている、
    ベッドを持ち上げる機構。
17. 前記アクチュエータ機構はパンタグラフ型・リンケージを具備し、
    当該パンタグラフ型・リンケージは、前記サポート・フレームを前記ベース・フレームに向かって移動させまたは前記ベース・フレームから遠ざけるため、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームとの間に伸びており、かつ、前記ベース・フレームと前記サポート・フレームの各々に旋回するように結合されており、前記ベース・フレームに関して前記サポート・フレームを横方向にずらすことを可能にする、
    請求項１６に記載のベッドを持ち上げる機構。

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