JPH069193A - 電動リフタの伝動装置 - Google Patents

電動リフタの伝動装置

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JPH069193A
JPH069193A JP5098426A JP9842693A JPH069193A JP H069193 A JPH069193 A JP H069193A JP 5098426 A JP5098426 A JP 5098426A JP 9842693 A JP9842693 A JP 9842693A JP H069193 A JPH069193 A JP H069193A
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JP
Japan
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gear case
support shaft
shaft
lifter
cross link
Prior art date
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Pending
Application number
JP5098426A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Sato
光正 佐藤
Fumio Tasaka
文男 田坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSUMITSUKU KOGYO KK
Original Assignee
KOSUMITSUKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定基台と昇降台の間にパンタグラフ機構を備
えたリフタの重量バランスを向上させると共に、昇降板
の最低位置を低くする。 【構成】交叉リンクの遊端側リンク4、5の対向面に転
接するクサビローラに連結している一対のネジ軸19、
20に螺合する回転ナット22、23が減速歯車列と共
に交叉リンクの枢軸6と一体的に設けられたギヤケース
21内に収容され、駆動モータ31がギヤケースの背面
側に連設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固定基台と昇降台と
の間にX状の交叉リンクによるパンタグラフ機構を備え
たリフタを電動式直線作動機によって駆動する場合にお
ける伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、X状交叉リンクの対向内面
に一対の弧状ガイドを設けると共に、前記ガイド面の夫
々に接して回転するクサビローラを支持軸をこれに連結
したネジ軸を介して電動式直線作動機によって駆動する
電動式リフタを開発し、提案している(実公平4−52
238)。上記装置の駆動伝動機構は電動機を交叉リン
クの枢軸上に架設した取付板上に固設することからチェ
ーン等の伝動機構を前記取付板の側部に設けなければな
らず、装置に対する駆動伝動機構の重量バランスがよく
ないことが判明した。特にチェーン伝動の場合は騒音が
大きい上、それ自体の対称性に欠ける欠点があり、使用
中延びを生じ、昇降台の並行度にアンバランスが生ず
る。この欠点は小型機においてはあまり問題にならない
が、劇場舞台装置或は医療機器等の大重量物を昇降する
ための大型リフタにおいて昇降台に偏荷重が掛かった場
合、その捩れ又は歪みによる影響を受け易く、駆動安定
性が損なわれる。
【0003】
【解決しようとする問題点】本発明は、上記欠点を改善
するため交叉リンクの枢軸上に減速伝動機構を配設搭載
すると共に、クサビローラとは反対側に電動機を固設し
て駆動伝動機構自体のリンク枢軸に対する重量安定性を
向上させることによって大型大荷重用電動リフタに適用
できる伝動機構を提供するものである。
【0004】
【解決するための手段】本発明装置は、固定された基台
に並行して上下動する昇降板の各一端側に中心を枢着し
たX状の交叉リンクの夫々の一端が枢着され、各遊端が
前記基台及び昇降板の内面に摺動自在に接触すると共
に、前記各リンクの対向内面に接する4個のクサビロー
ラが共通の支持軸に回転自在に枢着され、前記支持軸が
一対のネジ軸の同期進退運動によって駆動されるリフタ
において、前記各ネジ軸に夫々螺合する回転ナットと該
回転ナットを外部駆動する減速歯車列を収容するギヤケ
ースが前記交叉リンクの枢軸と一体に設けられると共に
前記歯車列に連結する駆動モータが前記ネジ軸間の中央
に位置し、かつ、前記クサビローラ支持軸の反対側に位
置して前記ギヤケースに連設されてなるものである。ま
た、前記交叉リンクの枢軸が支承台板と一体に設けら
れ、前記一対のネジ軸と螺合する回転ナットが夫々ベベ
ルギヤケース内に収容されて前記支承台板上に固設され
ると共に、前記ネジ軸間の中央に位置して減速歯車列を
収容するギヤケースと駆動モータが固設され、前記ベベ
ルギヤケースと前記ギヤケース間の伝動軸が対称的に配
設されてなるものである。
【0005】
【実施例】図1乃至図3において、1は固定基台、2は
昇降台、3は交叉リンクによるX状のパンタグラフ機構
であって一対のリンク部材4、5の中央部を枢軸6で連
結され、その一端側を昇降台及び基台に枢着7、8され
ている。9、10は夫々各リンクの遊端に設けた転動ロ
ーラであって基台及び昇降台の内面に接している。1
3、14はクサビ(割り込み)ローラであって、共通の
支持軸15に回転自在に設けられ、交叉リンクの遊端側
リンクの対向内面11、12に接している。クサビロー
ラは支持軸15の左右両端に2個ずつ合計4個設けられ
ており、夫々逆方向に回転する。16は支持軸スリーブ
であってトラニオン17、18を介してネジ軸19、2
0が連結される。21は、リンク枢軸6、6間に枢軸と
一体に設けられているギヤケースであって、ネジ軸1
9、20に夫々回転自在に螺合する回転ナット22、2
3と回転ナットを軸着した駆動ギヤ24、25、ピニオ
ン26、27、大歯車28、29及び電動ギヤ30から
なる減速歯車列を収容している。31は、クサビローラ
と反対側のギヤケースに固定された正逆転モータであ
る。上記装置において、ギヤケース21の中心はリンク
の枢軸6の中心上にあり、モータ31は左右一対の回転
ナットの中間に位置し、且つ、クサビローラ支持軸と反
対側のギヤケース側面に連設固定されているから静止時
及び動作時とも安定である。なお、クサビローラ支持軸
をリンク枢着側に、モータを遊端側にしても同様であ
る。
【0006】図4の装置は、支承台板40の両端にリン
ク枢軸6、6を設けると共にネジ軸19、20上に図5
に示すベベルギヤケース41、42を固設したものであ
り、支承台板の中央にモータ31と減速ギヤケース43
を一体化して取付けてある。44は伝動軸、45はカッ
プリングである。低速大荷重用リフタとして減速比を更
に大きくする場合はギヤケース21、41、42、43
のいずれかの構成に図6及び図7のようなウォーム歯車
減速機構を含めることができる。なお、スクリュー軸1
9、20のネジ回転方向は、採用する減速機構に応じて
決定される。この装置においても、左右前後のバランス
安定性が保たれることは前記実施例装置と同様である。
【0007】
【効果】上記装置において正逆転モータ31が駆動され
ると減速歯車列を介して回転ナット22、23が回転さ
れ、ネジ軸19、20が前進又は後退する。これによっ
てクサビローラ13、14も進退してパンタグラフ機構
の伸縮により昇降板2が上下する。本発明装置において
はギヤケース等がパンタグラフ機構のリンク枢軸6上に
あり、更にギヤケースに連結しているモータ31がクサ
ビローラ及びその支持軸と反対側に取付けられているか
ら、これらと重量的にバランスして安定性が向上してい
る。従って、仮に昇降台上の荷重が偏位していても運転
中その偏位を助長するようなことがないのである。ま
た、モータがクサビローラの反対側に位置することはク
サビローラの可動範囲又はネジ軸のストロークを制約し
ない上、昇降板の最低位置も低く設計できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降台を除いた本発明装置の平面図
【図2】縦断側面図
【図3】ギヤケースの横断面図
【図4】他の実施例平面図
【図5】ベベルギヤケースの断面図
【図6】ウォームギヤケースの断面図
【図7】図6のA−A線断面図
【符号の説明】
3 パンタグラフ 4、5 リンク部材 6 枢軸 9、10 転動ローラ 13、14 クサビローラ 15 支持軸 16 支持軸スリーブ 19、20 ネジ軸 21 ギヤケース 22、23 回転ナット 31 正逆転モータ 40 支承台板 41、42 ベベルギヤケース 43 減速ギヤケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定された基台に並行して上下動する昇降
    板の各一端側に中心を枢着したX状の交叉リンクの夫々
    の一端が枢着され、各遊端が前記基台及び昇降板の内面
    に摺動自在に接触すると共に、前記各リンクの対向内面
    に接する4個のクサビローラが共通の支持軸に回転自在
    に枢着され、前記支持軸が水平に配設された一対のネジ
    軸の同期進退運動によって駆動されるリフタにおいて、
    前記各ネジ軸に夫々螺合する回転ナットと該回転ナット
    を外部駆動する減速歯車列を収容するギヤケースが前記
    交叉リンクの枢軸と一体に設けられると共に前記歯車列
    に連結する駆動モータが前記ネジ軸間の中央に位置し、
    かつ、前記クサビローラ支持軸の反対側に位置して前記
    ギヤケースに連設されてなる電動リフタの伝動装置。
  2. 【請求項2】固定された基台に並行して上下動する昇降
    板の各一端側に中心を枢着したX状の交叉リンクの夫々
    の一端が枢着され、各遊端が前記基台及び昇降板の内面
    に摺動自在に接触すると共に、前記各リンクの対向内面
    に接する4個のクサビローラが共通の支持軸に回転自在
    に枢着され、前記支持軸が水平に配設された一対のネジ
    軸の同期進退運動によって駆動されるリフタにおいて、
    前記交叉リンクの枢軸が支承台板と一体に設けられ、前
    記一対のネジ軸と螺合する回転ナットが夫々ベベルギヤ
    ケース内に収容されて前記支承台板上に固設されると共
    に、前記ネジ軸間の中央に位置して減速歯車列を収容す
    るギヤケースが固設され、該ギヤケースの前記支持軸の
    反対側に駆動モータが連設され、前記ベベルギヤケース
    と前記ギヤケース間に伝動軸が対称的に配設されてなる
    電動リフタの伝動装置。
  3. 【請求項3】ベベルギヤケース内の回転ナットがウォー
    ム歯車に連結されてなる請求項2記載の電動リフタの伝
    動装置。
  4. 【請求項4】減速ギヤケース又はギヤケース内の歯車列
    にウォーム歯車を含む請求項1又は2記載の電動リフタ
    の伝動装置。
JP5098426A 1993-04-02 1993-04-02 電動リフタの伝動装置 Pending JPH069193A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103241679A (zh) * 2013-05-21 2013-08-14 中山市罗顿五金机械有限公司 一种带平行调节的电动支承系统
CN108046160A (zh) * 2018-01-11 2018-05-18 昆明旭邦机械有限公司 一种剪叉式升降装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19941220