JPH10112797A - 画像倍率変更方法 - Google Patents
画像倍率変更方法Info
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- JPH10112797A JPH10112797A JP9235295A JP23529597A JPH10112797A JP H10112797 A JPH10112797 A JP H10112797A JP 9235295 A JP9235295 A JP 9235295A JP 23529597 A JP23529597 A JP 23529597A JP H10112797 A JPH10112797 A JP H10112797A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/387—Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
- H04N1/393—Enlarging or reducing
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像倍率を任意変更可能であり、また実時間
処理が可能で倍率変更にかかる時間を節減する画像倍率
変更方法を提供する。 【解決手段】 ラインの取捨選択を決定するライン選択
変数Rに垂直倍率rrを設定して1ラインを取り込む過
程2a〜2cと、現在のラインのR≧標準倍率1であれ
ば、画素の取捨選択を決定する画素選択変数Cに水平倍
率rcを設定して1画素を取り込む過程2d〜2fと、
現在の画素のC≧標準倍率1であれば当該画素を出力部
へ送り出す過程2g〜2hと、2hの後か又はC<1で
あればCに所定の計算を施すとともに次の画素x+1を
取り込んで2gを実行する過程2i〜2jと、これによ
り1ラインの最終画素x=Wまでの取捨選択が終わるか
又はR<1であれば、次のラインy+1を取り込むとと
もにRに所定の計算を施して2dをする過程2k〜2l
と、を実施する。
処理が可能で倍率変更にかかる時間を節減する画像倍率
変更方法を提供する。 【解決手段】 ラインの取捨選択を決定するライン選択
変数Rに垂直倍率rrを設定して1ラインを取り込む過
程2a〜2cと、現在のラインのR≧標準倍率1であれ
ば、画素の取捨選択を決定する画素選択変数Cに水平倍
率rcを設定して1画素を取り込む過程2d〜2fと、
現在の画素のC≧標準倍率1であれば当該画素を出力部
へ送り出す過程2g〜2hと、2hの後か又はC<1で
あればCに所定の計算を施すとともに次の画素x+1を
取り込んで2gを実行する過程2i〜2jと、これによ
り1ラインの最終画素x=Wまでの取捨選択が終わるか
又はR<1であれば、次のラインy+1を取り込むとと
もにRに所定の計算を施して2dをする過程2k〜2l
と、を実施する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システム
において原画像を拡大・縮小する画像倍率変更技術に関
する。
において原画像を拡大・縮小する画像倍率変更技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機やファクシミリ装置の
ような画像処理システムでは、必要に応じて画像を縮小
したり拡大したりするなど多様な処理を行う。たとえば
ファクシミリ装置では、原稿と出力紙とでサイズが異な
ったりするときに画像を縮小するようにしている。この
ような画像倍率変更は、次の2つの方法によるものが主
流である。
ような画像処理システムでは、必要に応じて画像を縮小
したり拡大したりするなど多様な処理を行う。たとえば
ファクシミリ装置では、原稿と出力紙とでサイズが異な
ったりするときに画像を縮小するようにしている。この
ような画像倍率変更は、次の2つの方法によるものが主
流である。
【0003】一つは、いくつかの縮小率を決め、その各
倍率に合わせて2値化画像に対する周期パターンを予め
定めておき、該パターンに合うように、処理する画素と
処理せずに捨てる画素とを決定する方法である。もう一
つは、縮小する倍率を用いて2値化画像における処理画
素の位置を計算し、捨てるべき画素と取るべき画素を決
定する方法である。
倍率に合わせて2値化画像に対する周期パターンを予め
定めておき、該パターンに合うように、処理する画素と
処理せずに捨てる画素とを決定する方法である。もう一
つは、縮小する倍率を用いて2値化画像における処理画
素の位置を計算し、捨てるべき画素と取るべき画素を決
定する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2値化画像を用いた倍
率変更は、2値化前の画像=中間調画像を用いた倍率変
更の場合よりも処理データの量は少ないが、画像に歪み
の生じる問題がある。この画像に歪みが生じる理由は、
ディザ(dither)やエラー拡散(error diffusion)などの
2値化処理技法によって生じた規則的なパターンが、縮
小時に単純に捨てられてしまうためである。また、平均
化技法を使用するので、水平及び垂直方向に50%縮小
する場合、2本のラインにある互いに隣接した4つの画
素を少なくとも入力して縮小画像の1画素をつくること
になる。つまり、縮小後の1画素は原画像中4画素の値
を加算してその平均を求めた値であり、縮小前の4画素
に対応する位置にこなければならないので、実時間処理
を行うことはできない。
率変更は、2値化前の画像=中間調画像を用いた倍率変
更の場合よりも処理データの量は少ないが、画像に歪み
の生じる問題がある。この画像に歪みが生じる理由は、
ディザ(dither)やエラー拡散(error diffusion)などの
2値化処理技法によって生じた規則的なパターンが、縮
小時に単純に捨てられてしまうためである。また、平均
化技法を使用するので、水平及び垂直方向に50%縮小
する場合、2本のラインにある互いに隣接した4つの画
素を少なくとも入力して縮小画像の1画素をつくること
になる。つまり、縮小後の1画素は原画像中4画素の値
を加算してその平均を求めた値であり、縮小前の4画素
に対応する位置にこなければならないので、実時間処理
を行うことはできない。
【0005】そこで本発明の目的は、画像倍率を任意に
変更可能で、また実時間処理可能であり、画像倍率変更
にかかる時間を短縮することのできる画像倍率変更手法
を提供することにある。
変更可能で、また実時間処理可能であり、画像倍率変更
にかかる時間を短縮することのできる画像倍率変更手法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、画像処理システムの入力部から入
った画像データを処理して出力部へ送り出す際の画像倍
率変更方法において、設定された倍率に基づく計算に従
い入力部による画像データ中の各画素を取捨選択して出
力部へ送り出す画像倍率変更方法とすることを特徴とす
る。
るために本発明では、画像処理システムの入力部から入
った画像データを処理して出力部へ送り出す際の画像倍
率変更方法において、設定された倍率に基づく計算に従
い入力部による画像データ中の各画素を取捨選択して出
力部へ送り出す画像倍率変更方法とすることを特徴とす
る。
【0007】その具体的手法としては、ラインの取捨選
択を決定するライン選択変数に垂直倍率を設定して開始
ラインを取り込む第1過程と、現在取り込まれているラ
インのライン選択変数と標準倍率を比較する第2過程
と、該第2過程の結果でライン選択変数が標準倍率以上
であれば、当該ラインをなす画素の取捨選択を水平倍率
に従い実行して使用画素のみを出力部へ送り出す第3過
程と、該第3過程でライン中の全画素取捨選択が終わる
か又は前記第2過程の結果でライン選択変数が標準倍率
を下回れば、次のラインを取り込むとともにライン選択
変数に所定の計算を施して前記第2過程を実行する第4
過程と、を実施する。さらに、その第3過程において、
画素の取捨選択を決定する画素選択変数に水平倍率を設
定して開始画素を取り込む過程と、現在取り込まれてい
る画素の画素選択変数と標準倍率を比較する比較過程
と、該画素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍
率以上であれば、当該画素を使用画素として出力部へ送
り出す過程と、該使用画素を送り出した後か又は前記画
素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍率を下回
れば、画素選択変数に所定の計算を施すとともに次の画
素を取り込んで前記比較過程を実行する過程と、を実施
するものである。
択を決定するライン選択変数に垂直倍率を設定して開始
ラインを取り込む第1過程と、現在取り込まれているラ
インのライン選択変数と標準倍率を比較する第2過程
と、該第2過程の結果でライン選択変数が標準倍率以上
であれば、当該ラインをなす画素の取捨選択を水平倍率
に従い実行して使用画素のみを出力部へ送り出す第3過
程と、該第3過程でライン中の全画素取捨選択が終わる
か又は前記第2過程の結果でライン選択変数が標準倍率
を下回れば、次のラインを取り込むとともにライン選択
変数に所定の計算を施して前記第2過程を実行する第4
過程と、を実施する。さらに、その第3過程において、
画素の取捨選択を決定する画素選択変数に水平倍率を設
定して開始画素を取り込む過程と、現在取り込まれてい
る画素の画素選択変数と標準倍率を比較する比較過程
と、該画素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍
率以上であれば、当該画素を使用画素として出力部へ送
り出す過程と、該使用画素を送り出した後か又は前記画
素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍率を下回
れば、画素選択変数に所定の計算を施すとともに次の画
素を取り込んで前記比較過程を実行する過程と、を実施
するものである。
【0008】あるいは本発明によれば、画像処理システ
ムの入力部から入った画像データを処理して出力部へ送
り出す際の画像倍率変更方法において、倍率が整数倍か
少数を含む小数倍であるかを判断する第1過程と、該第
1過程の結果で倍率が整数倍であれば、入力部による画
像データに当該整数倍で拡大を実行し出力部へ送り出す
第2過程と、前記第1過程の結果で倍率が小数倍であれ
ば、当該倍率に整数倍変換乗数を乗じて整数倍に変換
し、入力部による画像データに当該変換整数倍で拡大を
実行する第3過程と、ラインの取捨選択を決定するライ
ン選択変数に前記整数倍変換乗数に応じた垂直倍率を設
定して前記第3過程後の拡大画像中の開始ラインを指定
する第4過程と、現在指定されているラインのライン選
択変数と標準倍率を比較する第5過程と、該第5過程の
結果でライン選択変数が標準倍率以上であれば、当該ラ
インをなす画素の取捨選択を前記整数倍変換乗数に応じ
た水平倍率に従い実行して使用画素のみを出力部へ送り
出す第6過程と、該第6過程でライン中の全画素取捨選
択が終わるか又は前記第5過程の結果でライン選択変数
が標準倍率を下回れば、次のラインを指定するとともに
ライン選択変数に所定の計算を施して前記第5過程を実
行する第7過程と、を実施することを特徴とする。
ムの入力部から入った画像データを処理して出力部へ送
り出す際の画像倍率変更方法において、倍率が整数倍か
少数を含む小数倍であるかを判断する第1過程と、該第
1過程の結果で倍率が整数倍であれば、入力部による画
像データに当該整数倍で拡大を実行し出力部へ送り出す
第2過程と、前記第1過程の結果で倍率が小数倍であれ
ば、当該倍率に整数倍変換乗数を乗じて整数倍に変換
し、入力部による画像データに当該変換整数倍で拡大を
実行する第3過程と、ラインの取捨選択を決定するライ
ン選択変数に前記整数倍変換乗数に応じた垂直倍率を設
定して前記第3過程後の拡大画像中の開始ラインを指定
する第4過程と、現在指定されているラインのライン選
択変数と標準倍率を比較する第5過程と、該第5過程の
結果でライン選択変数が標準倍率以上であれば、当該ラ
インをなす画素の取捨選択を前記整数倍変換乗数に応じ
た水平倍率に従い実行して使用画素のみを出力部へ送り
出す第6過程と、該第6過程でライン中の全画素取捨選
択が終わるか又は前記第5過程の結果でライン選択変数
が標準倍率を下回れば、次のラインを指定するとともに
ライン選択変数に所定の計算を施して前記第5過程を実
行する第7過程と、を実施することを特徴とする。
【0009】その第6過程においては、画素の取捨選択
を決定する画素選択変数に前記整数倍変換乗数に応じた
水平倍率を設定して開始画素を指定する過程と、現在指
定されている画素の画素選択変数と標準倍率を比較する
比較過程と、該画素選択変数の比較過程で画素選択変数
が標準倍率以上であれば、当該画素を使用画素として出
力部へ送り出す過程と、該使用画素を送り出した後か又
は前記画素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍
率を下回れば、画素選択変数に所定の計算を施すととも
に次の画素を取り込んで前記比較過程を実行する過程
と、を実施する。また、第2過程及び第3過程における
画像拡大は、1画素を倍率に従い繰り返すことで水平方
向拡大を実行し、該拡大後の1ラインを倍率に従い繰り
返すことで垂直方向拡大を実行する。
を決定する画素選択変数に前記整数倍変換乗数に応じた
水平倍率を設定して開始画素を指定する過程と、現在指
定されている画素の画素選択変数と標準倍率を比較する
比較過程と、該画素選択変数の比較過程で画素選択変数
が標準倍率以上であれば、当該画素を使用画素として出
力部へ送り出す過程と、該使用画素を送り出した後か又
は前記画素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍
率を下回れば、画素選択変数に所定の計算を施すととも
に次の画素を取り込んで前記比較過程を実行する過程
と、を実施する。また、第2過程及び第3過程における
画像拡大は、1画素を倍率に従い繰り返すことで水平方
向拡大を実行し、該拡大後の1ラインを倍率に従い繰り
返すことで垂直方向拡大を実行する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して説明する。
付図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明を適用したファクシミリ装
置の構成図である。
置の構成図である。
【0012】制御部111は、設定されたプログラムに
基づいてファクシミリ装置の送信モード、受信モード、
複写モードの動作全般を制御する。この制御部111
は、プログラムメモリ及びデータメモリ119を外付け
あるいは内蔵でもっている。プログラムメモリには各種
プログラムを入れてあり、データメモリにはプログラム
遂行中に発生するデータを一時的に貯蔵する。OPE(O
perating Panel) 112は、キー入力部220と表示部
210を備えている。OPE112のキー入力部220
は、各モードの指定や指定モードの動作遂行のために操
作されたキーのデータを発生し、制御部111へ出力す
る。また、OPE112の表示部210は、制御部11
1が各モードを行うときに表示データを受けてシステム
の動作状態を表示する。センサ部113は、原稿の有無
や出力用紙の有無を感知して制御部111へ状態を知ら
せる。
基づいてファクシミリ装置の送信モード、受信モード、
複写モードの動作全般を制御する。この制御部111
は、プログラムメモリ及びデータメモリ119を外付け
あるいは内蔵でもっている。プログラムメモリには各種
プログラムを入れてあり、データメモリにはプログラム
遂行中に発生するデータを一時的に貯蔵する。OPE(O
perating Panel) 112は、キー入力部220と表示部
210を備えている。OPE112のキー入力部220
は、各モードの指定や指定モードの動作遂行のために操
作されたキーのデータを発生し、制御部111へ出力す
る。また、OPE112の表示部210は、制御部11
1が各モードを行うときに表示データを受けてシステム
の動作状態を表示する。センサ部113は、原稿の有無
や出力用紙の有無を感知して制御部111へ状態を知ら
せる。
【0013】本装置で入力部をなすスキャナ114は、
原稿を走査してCCDにより光電変換した画像データを
制御部111へ伝達する。画像処理部115は、スキャ
ナ114による画像データとモデム117から入ってく
る画像データを符号化及び復号する。すなわち、スキャ
ナ14からの画像データを背景とテキストに区別したり
中間調画像データを生成するなどの処理を行うことによ
り、受信側に原画像とできるだけ同じ画像が受信され得
るようにする。本装置で出力部となる印刷部116は、
制御部111の制御に従い、受信モード及び複写モード
で画像処理部115から入力される画像データを印刷出
力する。
原稿を走査してCCDにより光電変換した画像データを
制御部111へ伝達する。画像処理部115は、スキャ
ナ114による画像データとモデム117から入ってく
る画像データを符号化及び復号する。すなわち、スキャ
ナ14からの画像データを背景とテキストに区別したり
中間調画像データを生成するなどの処理を行うことによ
り、受信側に原画像とできるだけ同じ画像が受信され得
るようにする。本装置で出力部となる印刷部116は、
制御部111の制御に従い、受信モード及び複写モード
で画像処理部115から入力される画像データを印刷出
力する。
【0014】本措置で入力部をなすモデム117は、制
御部111の制御に従い制御部111から出力されるデ
ータをアナログ変調して出力し、伝送線を通じて受信さ
れるデータをディジタル復調して出力する。つまり、送
信モードのときは、画像処理部115から出力される画
像データを送信形態−ファクシミリ装置の標準規格−に
合わせて変調し、受信モードのときは、伝送線を通じて
入力される符号化された画像データを元の形態に復調す
る。NCU(Network Control Unit)118は、制御部1
11の制御に従い伝送線(図示では電話線のチップとリ
ング)とモデム117の送受信路を形成する。
御部111の制御に従い制御部111から出力されるデ
ータをアナログ変調して出力し、伝送線を通じて受信さ
れるデータをディジタル復調して出力する。つまり、送
信モードのときは、画像処理部115から出力される画
像データを送信形態−ファクシミリ装置の標準規格−に
合わせて変調し、受信モードのときは、伝送線を通じて
入力される符号化された画像データを元の形態に復調す
る。NCU(Network Control Unit)118は、制御部1
11の制御に従い伝送線(図示では電話線のチップとリ
ング)とモデム117の送受信路を形成する。
【0015】図2に、画像縮小過程のフローチャートを
示してある。
示してある。
【0016】(2a)ステップで画像処理部115は、
該当レジスタに変数W,H,rc,rrを入力する。変
数Wは縮小画像の水平画素数、変数Hは縮小画像の垂直
画素数(ライン数)を示す。また変数rcは原画像に対
する水平方向の縮小率(水平倍率)、変数rrは原画像
に対する垂直方向の縮小率(垂直倍率)を示す。(2
b)ステップになると画像処理部115は、変数Rに変
数rrの値を設定するとともに変数yに1を設定する。
変数Rは、印刷部116へ送り出すラインを決定するラ
イン選択変数である。また変数yは、変数Rによる決定
に従い順次該当するラインを指定していくための変数で
ある。
該当レジスタに変数W,H,rc,rrを入力する。変
数Wは縮小画像の水平画素数、変数Hは縮小画像の垂直
画素数(ライン数)を示す。また変数rcは原画像に対
する水平方向の縮小率(水平倍率)、変数rrは原画像
に対する垂直方向の縮小率(垂直倍率)を示す。(2
b)ステップになると画像処理部115は、変数Rに変
数rrの値を設定するとともに変数yに1を設定する。
変数Rは、印刷部116へ送り出すラインを決定するラ
イン選択変数である。また変数yは、変数Rによる決定
に従い順次該当するラインを指定していくための変数で
ある。
【0017】続く(2c)ステップで画像処理部115
は、スキャナ114から1ラインの画像データを取り込
み、そして(2d)ステップで、変数Rが‘1’
(‘1’は等倍で本例の標準倍率)以上かどうかをチェ
ックする。チェックの結果、変数Rが‘1’以上になっ
ていれば(2e)ステップで変数x=1を設定するとと
もに変数Cに変数rcの値を設定する。変数xは、処理
ライン(使用ライン)の画素を順次指定していくための
変数である。また変数Cは、印刷部116へ送り出すラ
イン中の画素を決定する画素選択変数である。これに続
いて、(2f)〜(2j)ステップを通し(2c)ステ
ップの入力ラインを構成する各画素に対して水平縮小の
ための処理が行われ、当該処理が完了すると、(2k)
ステップに進んで変数yを‘1’増加させることにより
次のラインを指定するとともに、変数Rに対するガウス
関数値を求めてその値に変数rrを加算した結果を次の
変数Rに設定する。そして(2l)ステップで、増加後
の変数yが変数Hに一致するかどうかをチェックする。
変数yが変数Hに一致すれば、全ラインに対する処理が
完了したことを意味するので作業を終了する。
は、スキャナ114から1ラインの画像データを取り込
み、そして(2d)ステップで、変数Rが‘1’
(‘1’は等倍で本例の標準倍率)以上かどうかをチェ
ックする。チェックの結果、変数Rが‘1’以上になっ
ていれば(2e)ステップで変数x=1を設定するとと
もに変数Cに変数rcの値を設定する。変数xは、処理
ライン(使用ライン)の画素を順次指定していくための
変数である。また変数Cは、印刷部116へ送り出すラ
イン中の画素を決定する画素選択変数である。これに続
いて、(2f)〜(2j)ステップを通し(2c)ステ
ップの入力ラインを構成する各画素に対して水平縮小の
ための処理が行われ、当該処理が完了すると、(2k)
ステップに進んで変数yを‘1’増加させることにより
次のラインを指定するとともに、変数Rに対するガウス
関数値を求めてその値に変数rrを加算した結果を次の
変数Rに設定する。そして(2l)ステップで、増加後
の変数yが変数Hに一致するかどうかをチェックする。
変数yが変数Hに一致すれば、全ラインに対する処理が
完了したことを意味するので作業を終了する。
【0018】一方、(2d)ステップで変数Rが‘1’
より小さいと判断された場合には、(2e)〜(2j)
ステップをとばして(2k)ステップに進むことによ
り、(2c)ステップの読取ラインのデータを捨てる
(=廃棄ライン)。このように変数Rに従う一定条件下
でラインデータを捨てていくことにより、垂直方向の縮
小が実施される。
より小さいと判断された場合には、(2e)〜(2j)
ステップをとばして(2k)ステップに進むことによ
り、(2c)ステップの読取ラインのデータを捨てる
(=廃棄ライン)。このように変数Rに従う一定条件下
でラインデータを捨てていくことにより、垂直方向の縮
小が実施される。
【0019】指定ラインをなす各画素に対する縮小処理
を行う(2f)〜(2j)ステップの詳細は、次のよう
になる。
を行う(2f)〜(2j)ステップの詳細は、次のよう
になる。
【0020】まず、(2f)ステップで画像処理部11
5は指定ライン(yライン)の1番目の画素(x画素)
を入力し、(2g)ステップで変数Cが‘1’(‘1’
は等倍で本例の標準倍率)以上かどうかをチェックす
る。このチェックの結果、変数Cが‘1’以上であれば
(2h)ステップで当該画素データ(=使用画素)を印
刷部116へ送り出す。そして、(2i)ステップで変
数xを‘1’増加させるとともに、変数Cに対するガウ
ス関数値を求めてその値に変数rcを加算した結果を次
の変数Cに設定する。次いで、(2j)ステップで変数
xが変数Wに一致するかどうかをチェックし、一致すれ
ば、当該ラインの全画素に対する処理が完了したことを
意味するので(2k)ステップに進む。増加後の変数x
が変数Wに一致しなければ(2f)ステップに戻って次
の画素に対する処理を行う。
5は指定ライン(yライン)の1番目の画素(x画素)
を入力し、(2g)ステップで変数Cが‘1’(‘1’
は等倍で本例の標準倍率)以上かどうかをチェックす
る。このチェックの結果、変数Cが‘1’以上であれば
(2h)ステップで当該画素データ(=使用画素)を印
刷部116へ送り出す。そして、(2i)ステップで変
数xを‘1’増加させるとともに、変数Cに対するガウ
ス関数値を求めてその値に変数rcを加算した結果を次
の変数Cに設定する。次いで、(2j)ステップで変数
xが変数Wに一致するかどうかをチェックし、一致すれ
ば、当該ラインの全画素に対する処理が完了したことを
意味するので(2k)ステップに進む。増加後の変数x
が変数Wに一致しなければ(2f)ステップに戻って次
の画素に対する処理を行う。
【0021】一方、(2g)ステップで変数Cが‘1’
よりも小さい場合は、(2h)ステップをとばして(2
i)ステップへ進むことにより、(2f)ステップで入
力した画素データを捨てる(=廃棄画素)。このように
変数Cに従う一定条件下で画素データを捨てていくこと
により、水平方向の縮小が実施される。
よりも小さい場合は、(2h)ステップをとばして(2
i)ステップへ進むことにより、(2f)ステップで入
力した画素データを捨てる(=廃棄画素)。このように
変数Cに従う一定条件下で画素データを捨てていくこと
により、水平方向の縮小が実施される。
【0022】図3は、4×4サイズの原画像(図3A)
と、これを縦横1/2に縮小した縮小画像(図3B)を
模式的に示したもので、各画素は座標(y,x)で表し
てある。
と、これを縦横1/2に縮小した縮小画像(図3B)を
模式的に示したもので、各画素は座標(y,x)で表し
てある。
【0023】図3Aに示す原画像を、図2の過程を通し
て変数W,H,rc,rrに従い50%縮小した結果、
図3Bの縮小画像が得られる。この場合、第1ライン
(y=1)は廃棄、第2ライン(y=2)は使用、その
使用する第2ラインのうち画素(2,1)は使用、画素
(2,2)は廃棄としていくことで、垂直方向及び水平
方向の縮小が実行される。その結果、図3Bに示すよう
に、第2(y=2)及び第4(y=4)ラインにおける
第1(x=1)及び第3(x=3)画素だけに縮小さ
れ、印刷部116へ伝達される。
て変数W,H,rc,rrに従い50%縮小した結果、
図3Bの縮小画像が得られる。この場合、第1ライン
(y=1)は廃棄、第2ライン(y=2)は使用、その
使用する第2ラインのうち画素(2,1)は使用、画素
(2,2)は廃棄としていくことで、垂直方向及び水平
方向の縮小が実行される。その結果、図3Bに示すよう
に、第2(y=2)及び第4(y=4)ラインにおける
第1(x=1)及び第3(x=3)画素だけに縮小さ
れ、印刷部116へ伝達される。
【0024】本例において、1%単位の倍率で画素及び
ライン単位の2次元縮小を実施するものとし、その倍率
の逆数を貯蔵するレジスタを9ビットサイズに定めた場
合、そのうち下位7ビットで倍率の小数点以下を表すこ
とができ、倍率を1/128単位で実現できる。また、
水平軸倍率の逆数を貯蔵するレジスタ、垂直軸倍率の逆
数を貯蔵するレジスタ、そして、縮小実行時に使用画素
か廃棄画素かを決定するために必要な画素位置を計算し
て貯蔵する位置レジスタを、やはり9ビットレジスタで
設けることができる。処理画素の位置を貯蔵するレジス
タとしては水平軸位置レジスタと垂直軸位置レジスタが
それぞれ設けられる。
ライン単位の2次元縮小を実施するものとし、その倍率
の逆数を貯蔵するレジスタを9ビットサイズに定めた場
合、そのうち下位7ビットで倍率の小数点以下を表すこ
とができ、倍率を1/128単位で実現できる。また、
水平軸倍率の逆数を貯蔵するレジスタ、垂直軸倍率の逆
数を貯蔵するレジスタ、そして、縮小実行時に使用画素
か廃棄画素かを決定するために必要な画素位置を計算し
て貯蔵する位置レジスタを、やはり9ビットレジスタで
設けることができる。処理画素の位置を貯蔵するレジス
タとしては水平軸位置レジスタと垂直軸位置レジスタが
それぞれ設けられる。
【0025】本例で必要とする計算は、処理位置を計算
するために位置レジスタと倍率の逆数を貯蔵するレジス
タとを加える計算であり、ここで計算される2つのレジ
スタとも9ビットなので、その加算器も9ビット加算器
を使用する。また、垂直方向と水平方向の計算を1つの
加算器で処理し、その前処理用にマルチプレクサを使用
する方式を採用すると、ハードウェアロジックを簡素化
することができる。
するために位置レジスタと倍率の逆数を貯蔵するレジス
タとを加える計算であり、ここで計算される2つのレジ
スタとも9ビットなので、その加算器も9ビット加算器
を使用する。また、垂直方向と水平方向の計算を1つの
加算器で処理し、その前処理用にマルチプレクサを使用
する方式を採用すると、ハードウェアロジックを簡素化
することができる。
【0026】これらハードウェアには、入力信号のう
ち、各画素の処理が始まる時点と終わる時点を知らせる
信号とラインプロセッシングの開始と終了を知らせる信
号が必要である。そして、1%よりさらに小さい単位の
倍率を実現するためには、レジスタと加算器のビット数
だけ増やせばよい。
ち、各画素の処理が始まる時点と終わる時点を知らせる
信号とラインプロセッシングの開始と終了を知らせる信
号が必要である。そして、1%よりさらに小さい単位の
倍率を実現するためには、レジスタと加算器のビット数
だけ増やせばよい。
【0027】図4は、画像拡大過程につていのフローチ
ャートである。
ャートである。
【0028】まず、(4a)ステップで入力された倍率
について(4b)ステップで整数倍かどうか判断する。
そして整数倍であれば(4c)ステップで画像拡大を実
行し、印刷部116へ送り出す。一方、整数倍ではなく
少数を含んだ少数倍と(4d)ステップで判断されれ
ば、(4e)ステップでその少数倍に整数倍変換乗数を
乗じて整数倍に変換し、(4f)ステップでその変換整
数倍により拡大を実行する。これら(4c)ステップ及
び(4e)ステップにおける拡大は、1画素(ライン)
を繰り返して送り出すことにより実現される。すなわ
ち、倍率3の拡大であれば、1画素(ライン)を3回繰
り返すようにする。
について(4b)ステップで整数倍かどうか判断する。
そして整数倍であれば(4c)ステップで画像拡大を実
行し、印刷部116へ送り出す。一方、整数倍ではなく
少数を含んだ少数倍と(4d)ステップで判断されれ
ば、(4e)ステップでその少数倍に整数倍変換乗数を
乗じて整数倍に変換し、(4f)ステップでその変換整
数倍により拡大を実行する。これら(4c)ステップ及
び(4e)ステップにおける拡大は、1画素(ライン)
を繰り返して送り出すことにより実現される。すなわ
ち、倍率3の拡大であれば、1画素(ライン)を3回繰
り返すようにする。
【0029】(4f)ステップで変換整数倍により拡大
を実行した後は、(4g)ステップで、今度は整数倍変
換乗数を倍率にして図2の縮小過程を行うことで、目的
とする少数倍拡大を得ることができる。たとえば、少数
倍として1.5倍の拡大をしようとする場合、整数倍変
換乗数は2とすることができ、これに従って(4f)ス
テップで倍率3(1.5×2=3)で拡大を実行した
後、その整数倍変換乗数2を倍率として(4g)ステッ
プで縮小過程を実行すれば、最終的に倍率1.5の拡大
画像を得ることができる。
を実行した後は、(4g)ステップで、今度は整数倍変
換乗数を倍率にして図2の縮小過程を行うことで、目的
とする少数倍拡大を得ることができる。たとえば、少数
倍として1.5倍の拡大をしようとする場合、整数倍変
換乗数は2とすることができ、これに従って(4f)ス
テップで倍率3(1.5×2=3)で拡大を実行した
後、その整数倍変換乗数2を倍率として(4g)ステッ
プで縮小過程を実行すれば、最終的に倍率1.5の拡大
画像を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、画像倍率変更に関する
ハードウェアコストが節減され、画像処理中に同時に画
素の取捨選択を決定するため倍率変更に要する遅延がな
い。つまり、従来よりもコンパクトなハードウェアで実
時間処理が可能である。たとえば50%〜100%の縮
小を必要とするファクシミリ装置に適用した場合、縮小
に伴う画像の歪みや黒画素の融合現象が防止されるの
で、従来の2値化画像を用いた縮小過程による縮小画像
よりも格段に優れた画像を得ることができる。
ハードウェアコストが節減され、画像処理中に同時に画
素の取捨選択を決定するため倍率変更に要する遅延がな
い。つまり、従来よりもコンパクトなハードウェアで実
時間処理が可能である。たとえば50%〜100%の縮
小を必要とするファクシミリ装置に適用した場合、縮小
に伴う画像の歪みや黒画素の融合現象が防止されるの
で、従来の2値化画像を用いた縮小過程による縮小画像
よりも格段に優れた画像を得ることができる。
【図1】本発明を適用するファクシミリ装置の構成を示
したブロック図。
したブロック図。
【図2】本発明に係る画像縮小過程のフローチャート。
【図3】図2のフローに従い縮小される画像の説明図。
【図4】本発明に係る画像拡大過程のフローチャート。
Claims (6)
- 【請求項1】 画像処理システムの入力部から入った画
像データを処理して出力部へ送り出す際の画像倍率変更
方法において、 設定された倍率に基づく計算に従い入力部による画像デ
ータ中の各画素を取捨選択して出力部へ送り出すことを
特徴とする画像倍率変更方法。 - 【請求項2】 ラインの取捨選択を決定するライン選択
変数に垂直倍率を設定して開始ラインを取り込む第1過
程と、現在取り込まれているラインのライン選択変数と
標準倍率を比較する第2過程と、該第2過程の結果でラ
イン選択変数が標準倍率以上であれば、当該ラインをな
す画素の取捨選択を水平倍率に従い実行して使用画素の
みを出力部へ送り出す第3過程と、該第3過程でライン
中の全画素取捨選択が終わるか又は前記第2過程の結果
でライン選択変数が標準倍率を下回れば、次のラインを
取り込むとともにライン選択変数に所定の計算を施して
前記第2過程を実行する第4過程と、を実施する請求項
1記載の画像倍率変更方法。 - 【請求項3】 第3過程において、画素の取捨選択を決
定する画素選択変数に水平倍率を設定して開始画素を取
り込む過程と、現在取り込まれている画素の画素選択変
数と標準倍率を比較する比較過程と、該画素選択変数の
比較過程で画素選択変数が標準倍率以上であれば、当該
画素を使用画素として出力部へ送り出す過程と、該使用
画素を送り出した後か又は前記画素選択変数の比較過程
で画素選択変数が標準倍率を下回れば、画素選択変数に
所定の計算を施すとともに次の画素を取り込んで前記比
較過程を実行する過程と、を実施する請求項2記載の画
像倍率変更方法。 - 【請求項4】 画像処理システムの入力部から入った画
像データを処理して出力部へ送り出す際の画像倍率変更
方法において、 倍率が整数倍か少数を含む小数倍であるかを判断する第
1過程と、該第1過程の結果で倍率が整数倍であれば、
入力部による画像データに当該整数倍で拡大を実行し出
力部へ送り出す第2過程と、前記第1過程の結果で倍率
が小数倍であれば、当該倍率に整数倍変換乗数を乗じて
整数倍に変換し、入力部による画像データに当該変換整
数倍で拡大を実行する第3過程と、ラインの取捨選択を
決定するライン選択変数に前記整数倍変換乗数に応じた
垂直倍率を設定して前記第3過程後の拡大画像中の開始
ラインを指定する第4過程と、現在指定されているライ
ンのライン選択変数と標準倍率を比較する第5過程と、
該第5過程の結果でライン選択変数が標準倍率以上であ
れば、当該ラインをなす画素の取捨選択を前記整数倍変
換乗数に応じた水平倍率に従い実行して使用画素のみを
出力部へ送り出す第6過程と、該第6過程でライン中の
全画素取捨選択が終わるか又は前記第5過程の結果でラ
イン選択変数が標準倍率を下回れば、次のラインを指定
するとともにライン選択変数に所定の計算を施して前記
第5過程を実行する第7過程と、を実施することを特徴
とする画像倍率変更方法。 - 【請求項5】 第6過程において、画素の取捨選択を
決定する画素選択変数に整数倍変換乗数に応じた水平倍
率を設定して開始画素を指定する過程と、現在指定され
ている画素の画素選択変数と標準倍率を比較する比較過
程と、該画素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準
倍率以上であれば、当該画素を使用画素として出力部へ
送り出す過程と、該使用画素を送り出した後か又は前記
画素選択変数の比較過程で画素選択変数が標準倍率を下
回れば、画素選択変数に所定の計算を施すとともに次の
画素を取り込んで前記比較過程を実行する過程と、を実
施する請求項4記載の画像倍率変更方法。 - 【請求項6】 第2過程及び第3過程における画像拡大
は、1画素を倍率に従い繰り返すことで水平方向拡大を
実行し、該拡大後の1ラインを倍率に従い繰り返すこと
で垂直方向拡大を実行する請求項4又は請求項5記載の
画像倍率変更方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1996P37916 | 1996-09-02 | ||
KR1019960037916A KR100214332B1 (ko) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 영상 배율 임의 변경 방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10112797A true JPH10112797A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=19472551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9235295A Pending JPH10112797A (ja) | 1996-09-02 | 1997-09-01 | 画像倍率変更方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6034786A (ja) |
EP (1) | EP0827332A3 (ja) |
JP (1) | JPH10112797A (ja) |
KR (1) | KR100214332B1 (ja) |
CN (1) | CN1097944C (ja) |
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