JP3036497B2 - 画像データの拡大率・縮小率検出装置、及び検出方法 - Google Patents
画像データの拡大率・縮小率検出装置、及び検出方法Info
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- JP3036497B2 JP3036497B2 JP9329785A JP32978597A JP3036497B2 JP 3036497 B2 JP3036497 B2 JP 3036497B2 JP 9329785 A JP9329785 A JP 9329785A JP 32978597 A JP32978597 A JP 32978597A JP 3036497 B2 JP3036497 B2 JP 3036497B2
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- image
- ratio
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像の拡大率又は縮
小率が不明なデジタル画像データの画像の拡大率又は縮
小率を検出する技術に関する。
小率が不明なデジタル画像データの画像の拡大率又は縮
小率を検出する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の画像拡大・縮小率検出回
路に於いては、特許出願公開平４−５１２９４号公報、
特許出願公開平７−２９５５４５号公報、特許出願公開
平８−１２９３５６号公報に記載された技術の如く、予
め何らかのデータの形で対象となる画像の縮小・拡大率
が画像の付加データとして与える必要があった。又、画
像其の物に基準となる信号（同期信号と呼称）を埋め込
み、その同期信号を最も強く検出できるまで繰り返し、
画像其の物を縮小・拡大して縮小・拡大率を検出してい
た。
路に於いては、特許出願公開平４−５１２９４号公報、
特許出願公開平７−２９５５４５号公報、特許出願公開
平８−１２９３５６号公報に記載された技術の如く、予
め何らかのデータの形で対象となる画像の縮小・拡大率
が画像の付加データとして与える必要があった。又、画
像其の物に基準となる信号（同期信号と呼称）を埋め込
み、その同期信号を最も強く検出できるまで繰り返し、
画像其の物を縮小・拡大して縮小・拡大率を検出してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、予め何らかの
データの形で対象となる画像の縮小・拡大率が画像の付
加データとして与える装置においては簡単に外乱によっ
てデータを破壊され原画の縮小・拡大率を失ってしまう
と言う問題があり、これを救済するために複雑な誤り訂
正回路を付加するまたは画像データと共に数回にわたり
付加データを添付する等により付加データを復帰させる
手段を持つ回路を追加しなければならず、装置が複雑か
つ大規模になってしまうと言う欠点があった。
データの形で対象となる画像の縮小・拡大率が画像の付
加データとして与える装置においては簡単に外乱によっ
てデータを破壊され原画の縮小・拡大率を失ってしまう
と言う問題があり、これを救済するために複雑な誤り訂
正回路を付加するまたは画像データと共に数回にわたり
付加データを添付する等により付加データを復帰させる
手段を持つ回路を追加しなければならず、装置が複雑か
つ大規模になってしまうと言う欠点があった。
【０００４】又、画像其の物に基準となる信号（同期信
号と呼称）を埋め込み、この同期信号を最も強く検出で
きるまで繰り返し画像其の物を縮小・拡大して縮小・拡
大率を検出する回路に於いては、画像其の物に何らかの
影響のあるデータまたはノイズを挿入する事により画像
其の物の品質を損なう。更に、繰り返し縮小・拡大を全
画面に渡って行うため処理量と画像を蓄積するためのメ
モリを膨大に必要し回路を大規模化してしまうと言う欠
点があった。
号と呼称）を埋め込み、この同期信号を最も強く検出で
きるまで繰り返し画像其の物を縮小・拡大して縮小・拡
大率を検出する回路に於いては、画像其の物に何らかの
影響のあるデータまたはノイズを挿入する事により画像
其の物の品質を損なう。更に、繰り返し縮小・拡大を全
画面に渡って行うため処理量と画像を蓄積するためのメ
モリを膨大に必要し回路を大規模化してしまうと言う欠
点があった。
【０００５】そこで、本発明の目的は画像の品質に影響
を与えず、簡易な回路規模で適切な画像縮小・拡大率を
検出する検出回路及び検出方法を提供することにある。
を与えず、簡易な回路規模で適切な画像縮小・拡大率を
検出する検出回路及び検出方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】 上記本発明の目的は、画
像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル画像データの拡
大率・縮小率を検出する拡大率・縮小率検出装置であっ
て、画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル画像デー
タを、所定の水平・垂直のブロックサイズに区分する区
分手段と、区分されたブロックを２次元に周波数変換す
る変換手段と、画面全体に渡って、同一の周波数成分毎
に周波数変換されたブロックの周波数成分の総和を求め
る加算手段と、加算された結果を用いてどの周波数成分
にエネルギーが集中しているかを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索されたエネルギーの集中する周
波数の組み合わせから、画像の拡大率又は縮小率を計算
する計算手段と、画像データの画像を、求められた拡大
率又は縮小率に戻す復元手段とを有する拡大率・縮小率
検出装置によって達成される。
像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル画像データの拡
大率・縮小率を検出する拡大率・縮小率検出装置であっ
て、画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル画像デー
タを、所定の水平・垂直のブロックサイズに区分する区
分手段と、区分されたブロックを２次元に周波数変換す
る変換手段と、画面全体に渡って、同一の周波数成分毎
に周波数変換されたブロックの周波数成分の総和を求め
る加算手段と、加算された結果を用いてどの周波数成分
にエネルギーが集中しているかを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索されたエネルギーの集中する周
波数の組み合わせから、画像の拡大率又は縮小率を計算
する計算手段と、画像データの画像を、求められた拡大
率又は縮小率に戻す復元手段とを有する拡大率・縮小率
検出装置によって達成される。
【０００７】尚、前記復元手段の出力を再び前記区分手
段に戻すループ回路を有すれば、一度で正確な拡大率又
は縮小率が求められなかった場合であっても、一度目に
求めたおおよその拡大率又は縮小率に基づいて、再度処
理を行うことが出来る。又、前記計算手段は、前記検索
手段により検索されたエネルギーの集中する周波数の組
み合わせから、画像の拡大率又は縮小率を計算するよう
に構成することが望ましい。何故なら、画像の縮小・拡
大の影響によって、画素周波数変換された画像の総和値
に画像全体の周波数遷移情報が反映され、画像の周波数
遷移をエネルギーを検出して計算する事によって縮小・
拡大率を検出する事ができるからである。
段に戻すループ回路を有すれば、一度で正確な拡大率又
は縮小率が求められなかった場合であっても、一度目に
求めたおおよその拡大率又は縮小率に基づいて、再度処
理を行うことが出来る。又、前記計算手段は、前記検索
手段により検索されたエネルギーの集中する周波数の組
み合わせから、画像の拡大率又は縮小率を計算するよう
に構成することが望ましい。何故なら、画像の縮小・拡
大の影響によって、画素周波数変換された画像の総和値
に画像全体の周波数遷移情報が反映され、画像の周波数
遷移をエネルギーを検出して計算する事によって縮小・
拡大率を検出する事ができるからである。
【０００８】 上記本発明の目的は、画像の拡大率又は
縮小率が不明なデジタル画像データの拡大率・縮小率を
検出する画像データの拡大率・縮小率検出方法であっ
て、 （ａ）画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル
画像データを、所定の水平・垂直のブロックサイズに区
分する工程と、（ｂ）区分されたブロックを２次元に周
波数変換する工程と、（ｃ）周波数変換されたブロック
の周波数成分を画面全体に渡って、同一の周波数成分毎
の総和を求める工程と、（ｄ）加算された結果を用い
て、各周波数成分のエネルギー分布を求める工程と、
（ｅ）前記エネルギー分布からエネルギーの集中する周
波数の組み合わせを求め、この集中する周波数の組み合
わせから画像の拡大率又は縮小率を計算する工程とを有
することを特徴とする画像データの拡大率・縮小率検出
方法によって達成される。
縮小率が不明なデジタル画像データの拡大率・縮小率を
検出する画像データの拡大率・縮小率検出方法であっ
て、 （ａ）画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル
画像データを、所定の水平・垂直のブロックサイズに区
分する工程と、（ｂ）区分されたブロックを２次元に周
波数変換する工程と、（ｃ）周波数変換されたブロック
の周波数成分を画面全体に渡って、同一の周波数成分毎
の総和を求める工程と、（ｄ）加算された結果を用い
て、各周波数成分のエネルギー分布を求める工程と、
（ｅ）前記エネルギー分布からエネルギーの集中する周
波数の組み合わせを求め、この集中する周波数の組み合
わせから画像の拡大率又は縮小率を計算する工程とを有
することを特徴とする画像データの拡大率・縮小率検出
方法によって達成される。
【０００９】 尚、上記工程に更に、（ｆ）画像データ
を計算された画像の拡大率又は縮小率に戻す工程を更に
有することが望ましい。 又、計算された画像の拡大率
又は縮小率に戻された画像データに対して、再び（ａ）
〜（ｆ）の工程を行う工程を有すれば、一度で正確な拡
大率又は縮小率が求められなかった場合であっても、一
度目に求めたおおよその拡大率又は縮小率に基づいて、
再度処理を行うことが出来る。
を計算された画像の拡大率又は縮小率に戻す工程を更に
有することが望ましい。 又、計算された画像の拡大率
又は縮小率に戻された画像データに対して、再び（ａ）
〜（ｆ）の工程を行う工程を有すれば、一度で正確な拡
大率又は縮小率が求められなかった場合であっても、一
度目に求めたおおよその拡大率又は縮小率に基づいて、
再度処理を行うことが出来る。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図１は、本実施形態における拡大率・縮
小率検出装置のブロック図である。図１中、１００はブ
ロック区分器である。このブロック区分器１００は、画
像の拡大率又は縮小率が不明な画像データを所定の水平
・垂直のブロックサイズ（水平ｎ画素×垂直ｎライン）
に区分する。本実施の形態では、画像データ７００を１
ブロックとして水平８画素、垂直８ラインに区分する。
して説明する。図１は、本実施形態における拡大率・縮
小率検出装置のブロック図である。図１中、１００はブ
ロック区分器である。このブロック区分器１００は、画
像の拡大率又は縮小率が不明な画像データを所定の水平
・垂直のブロックサイズ（水平ｎ画素×垂直ｎライン）
に区分する。本実施の形態では、画像データ７００を１
ブロックとして水平８画素、垂直８ラインに区分する。
【００１１】２００は画素周波数変換器である。この画
素周波数変換器２００は、区分されたブロックを２次元
に画素周波数変換する。本実施の形態では１例として、
ブロック化された画素データ１１０をＤＣＴ変換し、１
ブロックについて１セットの周波数を得る。尚、一般的
な周波数変換、例えばＦＦＴ等であっても動作可能であ
る。
素周波数変換器２００は、区分されたブロックを２次元
に画素周波数変換する。本実施の形態では１例として、
ブロック化された画素データ１１０をＤＣＴ変換し、１
ブロックについて１セットの周波数を得る。尚、一般的
な周波数変換、例えばＦＦＴ等であっても動作可能であ
る。
【００１２】３００は加算器である。この加算器３００
は、画面全体に渡り、ブロックの周波数成分に対して、
同一周波数成分毎に同一周波数成分の総和を計算する。
４００はエネルギー検索器である。このエネルギー検索
器４００は、加算された結果を用いてどの周波数成分に
エネルギーが集中しているかを検索する。本実施の形態
では、周波数総和信号３１０の最もエネルギーの高い周
波数からｎ個までを選択する。
は、画面全体に渡り、ブロックの周波数成分に対して、
同一周波数成分毎に同一周波数成分の総和を計算する。
４００はエネルギー検索器である。このエネルギー検索
器４００は、加算された結果を用いてどの周波数成分に
エネルギーが集中しているかを検索する。本実施の形態
では、周波数総和信号３１０の最もエネルギーの高い周
波数からｎ個までを選択する。
【００１３】５００は拡大率・縮小率計算機である。こ
の拡大率・縮小率計算機５００は、検索の結果から拡大
率又は縮小率を計算する。本実施の形態では、エネルギ
ー検索信号４１０から周波数の組みを見出し、その組み
合わせから拡大率又は縮小率を算出する。６００は画像
メモリであり、画像データ７００を格納し、求められた
拡大率又は縮小率に画像を戻す。
の拡大率・縮小率計算機５００は、検索の結果から拡大
率又は縮小率を計算する。本実施の形態では、エネルギ
ー検索信号４１０から周波数の組みを見出し、その組み
合わせから拡大率又は縮小率を算出する。６００は画像
メモリであり、画像データ７００を格納し、求められた
拡大率又は縮小率に画像を戻す。
【００１４】更に、本装置は、１度の処理で正確な拡大
率又は縮小率が求められなかった場合に、求められたお
およその拡大率又は縮小率に戻された画像を、再びブロ
ック区分器に戻すループ回路８００を有している。上記
の如く構成された本装置によれば、拡大率又は縮小率を
示す付加データによらず拡大率又縮小率を検出する事が
できる。
率又は縮小率が求められなかった場合に、求められたお
およその拡大率又は縮小率に戻された画像を、再びブロ
ック区分器に戻すループ回路８００を有している。上記
の如く構成された本装置によれば、拡大率又は縮小率を
示す付加データによらず拡大率又縮小率を検出する事が
できる。
【００１５】次に、本装置の動作を説明する。ブロック
サイズ区分回路１００は、画像データ７００を所定の水
平・垂直サイズのブロックに区分する。ここでは、説明
の簡単化のために水平８画素、垂直８ラインとし説明を
行う。ブロックサイズ区分回路は８ｘ８サイズの場合、
一般的には８ライン分のメモリを持ち各ラインおよび画
素毎にアドレシングをし直し、順次画素データをメモリ
１０２に貯えていく。８ｘ８画素分のデータがメモリに
貯えられた所で画素周波数変換器２００にデータが転送
される。
サイズ区分回路１００は、画像データ７００を所定の水
平・垂直サイズのブロックに区分する。ここでは、説明
の簡単化のために水平８画素、垂直８ラインとし説明を
行う。ブロックサイズ区分回路は８ｘ８サイズの場合、
一般的には８ライン分のメモリを持ち各ラインおよび画
素毎にアドレシングをし直し、順次画素データをメモリ
１０２に貯えていく。８ｘ８画素分のデータがメモリに
貯えられた所で画素周波数変換器２００にデータが転送
される。
【００１６】尚、ブロックサイズが８ｘ８でない場合も
同じで基本的に区切るべき垂直ライン数分のメモリを持
つ事により実現できる。画素周波数変換器２００は、ブ
ロック化された画素データ１１０を受け、８ｘ８サイズ
のデータ画素を周波数変換する。説明の簡単化の為にこ
こではＤＣＴ変換を用いる。周波数変換が行われたデー
タは、区切られたブロックの特徴を示す周波数エネルギ
ー分布を示す。これを２次元周波数信号２１０として出
力する総和加算器３００は、２次元周波数信号２１０
を、全画面に渡って同一周波数毎に同一周波数のエネル
ギーの総和を取る。各区切られたブロックの周波数エネ
ルギー分布は各個別の特徴を示すが、全画面に渡って総
和された分布は全画面に渡ってのエネルギー分布を描く
事となる。これが周波数総和信号３１０としてエネルギ
ー検索器４００に入力される。
同じで基本的に区切るべき垂直ライン数分のメモリを持
つ事により実現できる。画素周波数変換器２００は、ブ
ロック化された画素データ１１０を受け、８ｘ８サイズ
のデータ画素を周波数変換する。説明の簡単化の為にこ
こではＤＣＴ変換を用いる。周波数変換が行われたデー
タは、区切られたブロックの特徴を示す周波数エネルギ
ー分布を示す。これを２次元周波数信号２１０として出
力する総和加算器３００は、２次元周波数信号２１０
を、全画面に渡って同一周波数毎に同一周波数のエネル
ギーの総和を取る。各区切られたブロックの周波数エネ
ルギー分布は各個別の特徴を示すが、全画面に渡って総
和された分布は全画面に渡ってのエネルギー分布を描く
事となる。これが周波数総和信号３１０としてエネルギ
ー検索器４００に入力される。
【００１７】エネルギー検索器４００は、周波数総和信
号３１０のうち最もエネルギーの高い周波数からｎ個を
選択する事により、画面全体の偏りを判断する事ができ
る。例えば、画面が２倍に拡大されていた場合、周波数
総和信号３１０は最も周波数の高い周波数のエネルギー
が極めて小さく、次に、周波数の高い周波数のエネルギ
ーは高くなる。従って、エネルギーが高い周波数の群を
エネルギー検索器４００によって検索し、結果をエネル
ギー検索信号４１０として出力する。
号３１０のうち最もエネルギーの高い周波数からｎ個を
選択する事により、画面全体の偏りを判断する事ができ
る。例えば、画面が２倍に拡大されていた場合、周波数
総和信号３１０は最も周波数の高い周波数のエネルギー
が極めて小さく、次に、周波数の高い周波数のエネルギ
ーは高くなる。従って、エネルギーが高い周波数の群を
エネルギー検索器４００によって検索し、結果をエネル
ギー検索信号４１０として出力する。
【００１８】縮小・拡大率計算機５００はエネルギー検
索信号４１０から周波数の組みを見出し、このエネルギ
ーの高い周波数の組み、すなわち周波数領域に基づい
て、縮小・拡大率を計算する。例えば、ＤＣＴ変換の場
合、通常、原画像の分布は図２のようになるが、２倍に
拡大されている画像の場合には、図３に示される如く、
１周波数分、エネルギー分布（エネルギーの高い周波数
の組み）がずれることになる。このエネルギー分布（エ
ネルギーの高い周波数の組み）により、画像の拡大率が
２倍であることを計算することが出来るのである。
索信号４１０から周波数の組みを見出し、このエネルギ
ーの高い周波数の組み、すなわち周波数領域に基づい
て、縮小・拡大率を計算する。例えば、ＤＣＴ変換の場
合、通常、原画像の分布は図２のようになるが、２倍に
拡大されている画像の場合には、図３に示される如く、
１周波数分、エネルギー分布（エネルギーの高い周波数
の組み）がずれることになる。このエネルギー分布（エ
ネルギーの高い周波数の組み）により、画像の拡大率が
２倍であることを計算することが出来るのである。
【００１９】このようにして画像の縮小・拡大率を算出
し、画像メモリ６００に拡大率を出力し、本来の画像率
に戻す事ができる。尚、一度の処理で正確な拡大率又は
縮小率が求められない場合には、求められたおおよその
拡大率又は縮小率に戻された画像をループ回路８００で
再びブロック区分器１００に戻し、再び上述と同じ動作
を繰り返す。
し、画像メモリ６００に拡大率を出力し、本来の画像率
に戻す事ができる。尚、一度の処理で正確な拡大率又は
縮小率が求められない場合には、求められたおおよその
拡大率又は縮小率に戻された画像をループ回路８００で
再びブロック区分器１００に戻し、再び上述と同じ動作
を繰り返す。
【００２０】
【効果】第一の効果は画像の拡大率又は縮小率が外乱に
対して影響を受ける事が無い。その理由は画像に付加す
る形で縮小・拡大率をデータとして添付する必要が無
く、拡大率又は縮小率のデータが失われる事も無い為で
ある。第二の効果は画像の画質劣化を防ぐ事ができる。
その理由は画像の元のサイズを見出すための画像の基準
信号を画像に挿入する必要が無い為である。
対して影響を受ける事が無い。その理由は画像に付加す
る形で縮小・拡大率をデータとして添付する必要が無
く、拡大率又は縮小率のデータが失われる事も無い為で
ある。第二の効果は画像の画質劣化を防ぐ事ができる。
その理由は画像の元のサイズを見出すための画像の基準
信号を画像に挿入する必要が無い為である。
【図１】本発明の画像縮小・拡大率検出回路の実施の形
態の構成を示すブロック図である。
態の構成を示すブロック図である。
【図２】原画像のエネルギー分布を示す図である。
【図３】２倍に拡大された場合のエネルギー分布を示す
図である。
図である。
【符号の説明】 １００ ブロック区分器 ２００ 画素周波数変換器 ３００ 加算器 ４００ エネルギー検索器 ５００ 拡大率・縮小率計算機 ６００ 画像メモリ ７００ 画像データ ８００ ループ回路
Claims (5)
- 【請求項１】 画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタ
ル画像データの拡大率・縮小率を検出する拡大率・縮小
率検出装置であって、 画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル画像データ
を、所定の水平・垂直のブロックサイズに区分する区分
手段と、 区分されたブロックを２次元に周波数変換する変換手段
と、 画面全体に渡って、同一の周波数成分毎に周波数変換さ
れたブロックの周波数成分の総和を求める加算手段と、 加算された結果を用いてどの周波数成分にエネルギーが
集中しているかを検索する検索手段と、前記検索手段により検索されたエネルギーの集中する周
波数の組み合わせから、 画像の拡大率又は縮小率を計算
する計算手段と、 画像データの画像を、求められた拡大率又は縮小率に戻
す復元手段とを有する拡大率・縮小率検出装置。 - 【請求項２】 前記復元手段の出力を再び前記区分手段
に戻すループ回路を有することを特徴とする請求項１の
拡大率・縮小率検出装置。 - 【請求項３】 画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタ
ル画像データの拡大率・縮小率を検出する画像データの
拡大率・縮小率検出方法であって、 （ａ）画像の拡大率又は縮小率が不明なデジタル画像デ
ータを、所定の水平・垂直のブロックサイズに区分する
工程と、 （ｂ）区分されたブロックを２次元に周波数変換する工
程と、 （ｃ）周波数変換されたブロックの周波数成分を画面全
体に渡って、同一の周波数成分毎の総和を求める工程
と、 （ｄ）加算された結果を用いて、各周波数成分のエネル
ギー分布を求める工程と、 （ｅ）前記エネルギー分布からエネルギーの集中する周
波数の組み合わせを求め、この集中する周波数の組み合
わせから画像の拡大率又は縮小率を計算する工程とを有
することを特徴とする画像データの拡大率・縮小率検出
方法。 - 【請求項４】 （ｆ）画像データを計算された画像の拡
大率又は縮小率に戻す工程を更に有することを特徴とす
る請求項３の画像データの拡大率・縮小率検出方法。 - 【請求項５】 計算された画像の拡大率又は縮小率に戻
された画像データに対して、再び（ａ）〜（ｆ）の工程
を行う工程を有することを特徴とする請求項４の画像デ
ータの拡大率・縮小率検出方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9329785A JP3036497B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 画像データの拡大率・縮小率検出装置、及び検出方法 |
| EP98122717A EP0919951B1 (en) | 1997-12-01 | 1998-11-30 | Apparatus and method for detecting englarging ratio or reducing ratio of image data |
| DE69825708T DE69825708T2 (de) | 1997-12-01 | 1998-11-30 | Bildverarbeitungsvorrichtung und -verfahren zur Vergrösserungs- oder Verkleinerungsverhältnisdetektion |
| CNB981250009A CN1172521C (zh) | 1997-12-01 | 1998-12-01 | 用于检测图象数据的放大率或缩小率的设备和方法 |
| US09/201,984 US6370281B1 (en) | 1997-12-01 | 1998-12-01 | Apparatus and method for detecting enlarging ratio or reducing ratio of image data |
| KR1019980052119A KR100337723B1 (ko) | 1997-12-01 | 1998-12-01 | 화상데이터의확대율또는축소율을검출하기위한장치및방법 |
| SG1998005052A SG77206A1 (en) | 1997-12-01 | 1998-12-01 | Apparatus and method for detecting enlarging ratio or reducing ratio of image data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9329785A JP3036497B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 画像データの拡大率・縮小率検出装置、及び検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11161799A JPH11161799A (ja) | 1999-06-18 |
| JP3036497B2 true JP3036497B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=18225244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9329785A Expired - Fee Related JP3036497B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 画像データの拡大率・縮小率検出装置、及び検出方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6370281B1 (ja) |
| EP (1) | EP0919951B1 (ja) |
| JP (1) | JP3036497B2 (ja) |
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