JP2845376B2 - 画素密度変換装置 - Google Patents

画素密度変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画素密度変換装置、特にフアクシミリ等によ
り2値画像の解像度変換や拡大・縮小変換を行う画素密
度変換装置に関するものである。
[従来の技術] 解像度の異なるフアクシミリ間での通信や画像編集装
置等でイメージデータの拡大・縮小を行う場合には、画
像の画素密度変換を必要とする。従来、2値画像に対す
る画素密度変換法として、SPC法,論理和法,9分割法,
投影法,線形補間法,距離反比例法等様々な方式が提案
されている(情報処理学会誌Vol.25 No5)。
フアクシミリ等においては細線のつぶれより抜けが画
像評価として問題視され、この観点から論理和法等が用
いられているが、論理和法においては、変換倍率が1付
近や拡大時においてもつぶれが生じ、線が太線化する等
の欠点があつた。
上記方式の中で線形補間法等の補間法による変換ある
いは投影法による変換が、細線の抜けやつぶれが少ない
方式であることが知られている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、補間法及び投影法においても変換倍率
が小さい場合、細線の抜けやつぶれが生じる。
本発明は、上述した従来技術の課題に鑑みなされたも
のであり、投影法又は補間法により画素数を増加させる
処理(拡大)を行った場合は、画素数の増加の割合に関
わらず一定のレベルの閾値で多値画像データを2値デー
タに2値化処理することにより、拡大時における太線化
やつぶれの発生を防止でき、投影法又は補間法により画
素数を減少させる処理(縮小)を行った場合は、画素数
の減少の割合が大きいほど低いレベルの閾値で多値画像
データを2値データに2値化処理することにより、縮小
時における細線の消失を防止することができる画素密度
変換装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の画素密度変換装
置は、2値画像の画素数を任意の割合で増加又は減少処
理することにより画素密度の変換を行う画素密度変換装
置において、入力2値画像データを投影法又は補間法に
より画素数の増加、もしくは減少された多値画像データ
に変換する変換手段と、前記変換手段により画素数の増
加、もしくは減少された多値画像データを、閾値と比較
することにより、2値データに2値化処理する2値化手
段とを有し、前記2値化手段は、前記変換手段が画素数
を増加させる処理を行った場合は、画素数の増加の割合
に関わらず一定のレベルの閾値で多値画像データを2値
データに2値化処理し、前記変換手段が画素数を減少さ
せる処理を行った場合は、画素数の減少の割合が大きい
ほど低いレベルの閾値で多値画像データを2値データに
2値化処理することを特徴とする。
[作用] かかる構成において、前記2値化手段が、投影法又は
補間法により画素数を増加させる処理(拡大)を行った
場合は、画素数の増加の割合に関わらず一定のレベルの
閾値で多値画像データを2値データに2値化処理するこ
とにより、拡大時における太線化やつぶれの発生を防止
でき、投影法又は補間法により画素数を減少させる処理
(縮小)を行った場合は、画素数の減少の割合が大きい
ほど低いレベルの閾値で多値画像データを2値データに
2値化処理することにより、縮小時における細線の消失
を防止することができる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本画素密度変換装置の原理及
び実施例を説明する。
第1図は本実施例の画素密度変換装置の構成を示すブ
ロツク図である。入力画像は、例えば第2図に示すタイ
ミングチヤートのようにライン同期信号に同期して1ラ
イン分の画像データが入力され、ページ同期信号に同期
して1ページ分の画像データが入力される。
変換画素濃度演算部11では入力画像10a(1ビツト)
に対し変換画素の濃度(nビツト)が演算され、その結
果が2値化処理部12で2値化される。この時、2値化し
きい値設定部13で変換倍率に対応して設定されたしきい
値13aにより2値化が行われる。
<第1の実施例> 第1の実施例として変換画素濃度演算部11が投影法に
より処理を行なう場合を示す。
まず、初めに第3図により投影法の原理を説明する。
ここでは説明の為に主走査,副走査双方の変換倍率が2/
3の場合を示している。1画素を方形の領域として、注
目画素である変換画素Aを原画像に投影させ、投影面上
の変換画素Aの画素面と重なる画素面を有する原画素を
P,Q,R,Sとする。ここで、投影された変換画素Aの画素
面内に原画素P,Q,R,Sの画素面が占める面積をそれぞれS
P,SQ,SR,SSとすると、注目画素の平均濃度IAは次式で表
わされる。
このIAを2値化することで変換画素の濃度が決定され
る。
投影法による変換画素濃度演算部11のブロツク図を第
4図に示す。図示する例では、変換倍率>1/2程度の範
囲を距離可能とするものである。41は画素取出部であ
り、投影面上の変換画素の位置(X,Y)の近傍原画素を
取出す。42は変換画素位置演算部であり、主走査,副走
査方向それぞれの変換倍率(p,q)に応じて定まる投影
面上の変換倍率の位置を演算する。43は面積演算部であ
り42で求められた位置情報と変換倍率に応じて各面積が
算出される。44は式(1)で示す平均濃度演算であり画
素取出部41及び面積演算部43出力の乗算結果から注目変
換画素の濃度を算出する。ここで、SP+SQ+SR+SS=1
あるいは2nとすると平均濃度演算部44を簡単な構成で達
成できるので好ましい。
投影法による変換画素濃度演算部は上記の構成に限定
されるわけではなく、一般的に次式(2)で表わされる
演算結果が得られればどのような処理でも良い。
ここで、 In:注目変換画素nの平均濃度又は平均輝度、 Ik:投影面上の注目画素nの画素面に重なる画素面を有
する原画素kの濃度又は輝度、 Sk:原画素kの画素面のうち変換画素nの画素面に重な
る面積である。
本実施例では回路の簡略化の為に参照する原画素Sk
数を4個に限定した場合を示している。この参照画素数
を多くとる事で、処理可能な変換倍率(縮小時の最小倍
率)の範囲を広げることができる。又、画素取出部41の
構成により、前述したようなシーケンシヤルに入力され
る画像データに対する処理だけでなく、メモリ等の記憶
装置に格納された画像データに対する処理も可能であ
る。
次に2値化処理部12及び2値化しきい値設定部13につ
いて説明する。
従来、投影法で得られた変換画素の平均濃度を2値化
する場合、しきい値を1/2(濃度の最大値を1に正規化
していると考えると)として2値化処理を行う。ところ
が、従来例では例えば第8図に示すような変換では、細
線が消失してしまう。そこで本実施例では例えば第6図
に示すような倍率としきい値の関係に基づいてしきい値
を設定することにより、縮小時にはしきい値を低く設定
し細線の消失を防いでいる。この場合には、例えば第7
図に示すように細線の消失がなくなる。
2値化処理部12及び2値化しきい値設定部13の構成を
第5図に示す。
81はnビツトレジスタであり、変換動作前に変換倍率
に応じてしきい値記憶部80からのしきい値データをしき
い値設定クロツクにより書込む。82はnビツト比較器で
あり、レジスタ81の出力と変換画素濃度出力との比較に
より2値化が行われる。尚、しきい値記憶部80は第6図
の関係をマツプで記憶したROMで構成すれば簡単であ
る。
尚、本実施例では変換倍率が小さい時にしきい値を1/
2より低く設定することで細線の保存を図つたが、入力
原稿がネガ原稿の様な場合はしきい値を1/2より高く設
定すれば良い。
以上説明したように、本実施例では投影法による画素
密度変換装置において、変換画素濃度を2値化する際
に、変換倍率に応じて2値化の際のしきい値を可変とす
ることで、論理和法を用いた場合のように変換倍率が1
付近や拡大時における太線化やつぶれが生じることな
く、縮小時に一般の原稿で問題となる細線の消失を少な
くすることが可能となる。
<第2の実施例> 本実施例では、補問法による変換画素濃度演算部を構
成要素とする場合を説明する。
まず、補問法の原理について説明する。補問法とは第
9図に示すように変換画素を原画像上に投影し、その投
影面上の変換画素の近傍である4つの原画素P,Q,R,Sの
濃度と、原画像格子内の変換画素Aの近傍原画素に対す
る相対座標(x,y)からAの濃度を決定する方式であ
る。例えば、線形補間法では次式(3)により濃度が演
算される。
IA=(1−x)×(1−y)×IP+x(1−y)×IQ +(1−x)×y×IR+x×y×IS …(3) ただし、In:画素nの濃度 このIAを2値化することで変換画素が得られる。
補間法による変換画素濃度演算部のブロツク図を第10
図に示す。21は画素取込部であり、投影面上の注目変換
画素の近傍原画素P.Q.R.Sを取出す。位置演算部22で投
影面上の相対座標(x,y)を演算し、変換画素濃度演算
部23で式(3)の演算を行う。24は各処理部の同期を取
るためのタイミング信号を発生するタイミング信号発生
部である。
従来例として、補間法では得られた変換画素の濃度
を、しきい値1/2(濃度の最大値を1に正規化して考え
ると)で2値化すると、第12図に示すような倍率では変
換により細線が消失する。そこで、第1の実施例と同様
に本実施例では、例えば第6図に示すような倍率としき
い値の関係にしきい値を設定することで、縮小時にしき
い値を低く設定し細線の消失を防いでいる。この場合に
は、第11図に示す様に細線の消失がなくなる。
2値化処理部及び2値化しきい値設定部の構成は、第
1の実施例で第5図に示したものと同じである。
尚、本実施例では変換倍率が小さい時にしきい値を1/
2より低い設定することで細線の保存を図つたが、入力
原稿がネガ原稿の様な場合はしきい値を1/2より高く設
定すれば良い。又、補間法としては線形補間法だけでな
く距離反比例法等他の補間法においても同様に実現が可
能である。
以上説明したように本実施例では補間法による画素密
度変換装置において、変換画素濃度を2値化する際に、
変換倍率に応じて2値化の際のしきい値を可変とする事
で、論理和法を用いた場合の様に変換倍率が1付近や拡
大時のつぶれや太線化を生じさせる事なく縮小時に一般
の原稿で問題となる細線の消失を少なくする事が可能と
なる。
[発明の効果] 本発明により、投影法又は補間法により画素数を増加
させる処理(拡大)を行った場合は、画素数の増加の割
合に関わらず一定のレベルの閾値で多値画像データを2
値データに2値化処理することにより、拡大時における
太線化やつぶれの発生を防止でき、投影法又は補間法に
より画素数を減少させる処理(縮小)を行った場合は、
画素数の減少の割合が大きいほど低いレベルの閾値で多
値画像データを2値データを2値化処理することによ
り、縮小時における細線の消失を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の画素密度変換装置の構成を示すブロ
ツク図、 第2図は画像信号の入力タイミングを示すタイミングチ
ヤート、 第3図は投影法の原理を説明する図、 第4図は投影法による変換画素濃度演算部の構成例を示
すブロツク図、 第5図は本実施例の2値化処理部及び2値化しきい値設
定部の構成を示す図、 第6図は本実施例における変換倍率としきい値の関係を
示す図、 第7図は第1の実施例による変換の例を示す図、 第8図は従来例の細線消失を説明する図、 第9図は線形補間法の原理を説明する図、 第10図は線形補間法による変換画素濃度演算部の構成例
を示すブロツク図、 第11図は第2の実施例による変換の例を示す図、 第12図は従来例の細線消失を説明する図である。 図中、11……変換画素濃度演算部、12……2値化処理
部、13……2値化しきい値設定部、81……nビツトレジ
スタ、82……nビツト比較器である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値画像の画素数を任意の割合で増加又は
    減少処理することにより画素密度の変換を行う画素密度
    変換装置において、 入力2値画像データを投影法又は補間法により画素数の
    増加、もしくは減少された多値画像データに変換する変
    換手段と、 前記変換手段により画素数の増加、もしくは減少された
    多値画像データを、閾値と比較することにより、2値デ
    ータに2値化処理する2値化手段とを有し、 前記2値化手段は、前記変換手段を画素数が増加させる
    処理を行った場合は、画素数の増加の割合に関わらず一
    定のレベルの閾値で多値画像データを2値データに2値
    化処理し、前記変換手段が画素数を減少させる処理を行
    った場合は、画素数の減少の割合が大きいほど低いレベ
    ルの閾値で多値画像データを2値データに2値化処理す
    ることを特徴とする画素密度変換装置。
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