JPH10109034A - マロネート基を結合したアクリル単量体およびその製造法 - Google Patents

マロネート基を結合したアクリル単量体およびその製造法

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JPH10109034A
JPH10109034A JP9137712A JP13771297A JPH10109034A JP H10109034 A JPH10109034 A JP H10109034A JP 9137712 A JP9137712 A JP 9137712A JP 13771297 A JP13771297 A JP 13771297A JP H10109034 A JPH10109034 A JP H10109034A
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JP
Japan
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malonate
methyl
acid
acrylic monomer
mol
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JP9137712A
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English (en)
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Takashi Irie
貴史 入江
Hiroshi Aoki
啓 青木
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイケル反応によって架橋し得る活性メチレ
ン基含有アクリル重合体を製造するためのマロネート基
含有アクリル単量体の工業的合成法を提供する。 【解決手段】 容易に入手し得るマロン酸ジアルキルと
ヒドロキシルアルキル(メタ)アクリレートまたはポリ
アルキレングリコールモノ(メタ)アクリレートとのエ
ステル交換によってマロネート基含有アクリル単量体を
合成する。反応は過剰のマロン酸ジエステルを使用し、
重合禁止剤及び触媒の存在下、ガスを吹き込みながら加
熱し、副生するアルコールを反応の間系外へ除去するこ
とにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の背景 α,β−不飽和カルボニル基のような分極した二重結合
へ活性メチレン基が付加するマイケル付加反応は、反応
副生成物を発生せず、新たに形成された結合が化学的に
安定な炭素−炭素間結合であるため塗料などの硬化性樹
脂組成物の架橋反応に応用されている。
【0002】マイケル付加反応に用いることができる活
性メチレン化合物は、アセト酢酸、シアノ酢酸およびマ
ロン酸の誘導体である。マイケル付加反応を樹脂の架橋
反応に使用するためには分子内に複数の活性メチレン基
を有する化合物もしくはポリマーを用いなければならな
い。アセトアセチル基を有するアクリル単量体は、2−
ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)、および2−
ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)のような
ヒドロキシルアルキル(メタ)アクリレートにジケテン
を反応させることにより比較的簡単に製造することがで
きるため、多くの先行技術において使用されている活性
メチレン基含有アクリル重合体はこれらのアセトアセト
キシ基を含むアクリル単量体の重合体か、またはアクリ
ルポリオールに同様にジケテンを反応させて得られる変
性アクリルポリオールである。
【0003】しかしながらアセトアセトキシ基の代りに
マロン酸エステル基を結合したアクリル単量体を用いる
と、意外にも重合体および塗料の耐候性が格別に向上す
ることがわかった。
【0004】特開平3−206012号には、マロン酸
の一方のカルボキシル基をメタノールでエステル化し、
他方のカルボキシル基を2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート(HEMA)でエステル化した構造の単量体が、
低臭、低刺激性で、重合体の吸水率が小さい歯科用材料
として開示されている。しかしながらこのマロネート基
含有単量体の具体的合成法は開示されていない。具体的
に開示されているのは、同族体であるスクシネート基含
有単量体の合成法のみである。この同族体は、HEMA
に無水コハク酸を反応させて得られる不飽和カルボン酸
のカルボキシル基をメタノールでエステル化する方法で
あり、これらを含む不飽和カルボン酸エステルの一般的
合成法の例示中にもマロン酸ジアルキルとヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートとのエステル交換反応は含
まれていない。そもそもマロン酸はコハク酸と違って酸
無水物をつくらない。
【0005】先行技術において使用されているアセトア
セトキシ基を結合したアクリル単量体の代わりに、マロ
ネート基を結合したアクリル単量体から活性メチレン基
を有するアクリル重合体を製造し、これをマイケル反応
で架橋する樹脂系に使用すれば、活性メチレン部位の末
端構造が安定なエステル構造であるため先行技術の欠点
である耐候性問題を解消し得る。
【0006】従って、マロネート基を結合したアクリル
単量体を工業的に、容易に入手し得る原料から効率的に
大量生産し得る合成法に対して需要が存在する。
【0007】本発明の開示 本発明は、バルビタール系薬物、その他の合成原料とし
て容易に入手し得るマロン酸ジアルキルと、HEMA等
のヒドロキシル基含有アクリル単量体とのエステル交換
ないしアルコリシス反応によってマロネート基を結合し
たアクリル単量体を合成する方法に関する。
【0008】本発明によれば、ヒドロキシル基含有アク
リル単量体と、過剰のマロン酸ジアルキルとを、触媒お
よび重合禁止剤の存在下、ガスを吹き込みながら加熱反
応せしめ、副生するアルコールを系外に除去することを
特徴とするマロネート基を結合したアクリル単量体の製
造法が提供される。
【0009】一方の原料であるヒドロキシル基含有アク
リル単量体は式(I)
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R1 は水素またはメチル基、R2
は炭素数2〜6のアルキル基、nは1〜10の整数であ
る。)で表わされる。
【0012】式(I)においてn=1であるアクリル単
量体、すなわちヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トの例は、2−ヒドロキシエチルアクリレート(HE
A)、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEM
A)、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレートなどの炭素数2〜6のアルキレン
グリコールのモノ(メタ)アクリレートが挙げられる。
HEAおよびHEMAが入手し易い。n=2以上のアク
リル単量体の例は、エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、テトラヒドロフラン等のアルキレンオキシドまた
は環状エーテルから誘導される重合度2ないし10のポ
リオキシアルキレングリコールのモノ(メタ)アクリレ
ートである。ポリオキシエチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、ポリオキシプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、ポリオキシテトラメチレング
リコールモノ(メタ)アクリレートが入手し易い。
【0013】他方の原料であるマロン酸ジアルキルの例
としては、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マロ
ン酸ジプロピル、マロン酸ジブチル、マロン酸ジペンチ
ル、マロン酸ジヘキシル、マロン酸ジヘプチル、マロン
酸ジオクチル、マロン酸ジイソプロピル、マロン酸ジ−
t−ブチルなどの炭素数が1〜10のアルカノールのジ
エステルが挙げられる。マロン酸ジエチルが入手し易
い。
【0014】触媒は、この分野でよく知られているよう
にブレーンステズ酸/塩基、ルイス酸/塩基、固体酸/
塩基が使用できる。具体的にはp−トルエンスルホン
酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、硫酸、塩酸、硝酸、
ホウ酸、リン酸、ピロリン酸、ポリリン酸、ホスホン
酸、ホスフィン酸、強酸性イオン交換樹脂などの酸;ト
リエチルアミン、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.
2〕オクタン(略称DABCO)、1,8−ジアザビシ
クロ〔5.4.0〕ウンデセン−7,ピリジン、ナトリ
ウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、t−ブト
キシカリウム、ヘキサメチルフォスフォリックトリアミ
ド等の塩基;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズ
オキサイドおよびその他の有機スズ化合物;ジメチルス
ズジアイオダイド/テトラフェニルアンチモンアイオダ
イド、ジメチルスズジアイオダイド/ヘキサメチルフォ
フォリックアミドなどの混合触媒;三酸化アンチモン、
二酸化鉛などの金属酸化物;酢酸マンガン、酢酸コバル
ト、酢酸カルシウム、酢酸リチウム、酢酸亜鉛、酢酸マ
グネシウムなどの酢酸塩;塩化第二鉄、塩化亜鉛、リン
酸二水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二
水素カルシウム、リン酸二水素アンモニウム、ピロリン
酸二水素カリウム、ピロリン酸二水素カリウム、ピロリ
ン酸二水素ナトリウム、ピロリン酸二水素カルシウム、
三フッ化ホウ素エーテラートなどのルイス酸;アルミニ
ウムトリイソプロポキサイド、テトライソプロポキシチ
タン等の金属イソプロポキサイドが挙げられる。芳香族
スルホン酸系、スズ系、リンを含む無機および有機酸
系、リン酸およびピロリン酸の酸性塩系触媒が好まし
い。
【0015】重合禁止剤の例は、ハイドロキノン、p−
メトキシフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−メ
チルフェノール(BHT)、t−ブチルヒドロキシアニ
ソール(BHA)、4−t−ブチルカテコール、ビスジ
ヒドロキシベンジルベンゼン、2,2’−メチレンビス
(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’
−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノー
ル)、N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアンモ
ニウム塩、1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジ
ル、1,3,5−トリフェニルフェルダジル、ジチオベ
ンゾイルサルファイド、p,p’−ジトリルトリサルフ
ァイド、p,p’−ジトリルテトラサルファイド、ジベ
ンジルテトラサルファイド、テトラエチルチウラムサル
ファイド、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−t
−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、テトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタンなどがある。
【0016】ヒドロキシル基含有アクリル単量体に対
し、マロン酸ジアルキルをモル比で2〜30倍、特に3
〜15倍用いるのが好ましい。
【0017】反応条件は、両者を50〜200℃,特に
70〜150℃に加熱し、空気、窒素またはアルゴンの
ようなガスを吹き込みながら行う。
【0018】反応後、反応液はエバポレーターまたはコ
ルベン中で70〜140℃,30〜0.01mmHgの
条件で減圧濃縮してマロン酸ジエステルを除去する。濃
縮後得られた目的単量体はそのままでポリマーの重合に
使用することができるが、必要により115〜140
℃,1.0〜0.01mgHgの条件で減圧蒸留してさ
らに精製することができる。
【0019】回収したマロン酸ジエステルはそのまま、
または簡単な精製を施した後繰り返して使用することが
できる。
【0020】過剰に加えたマロン酸ジエステルが反応溶
媒としても役立つので別に溶媒を使用する必要はない
が、場合によっては反応に不活性な溶媒、例えば炭化水
素系、ハロゲン化炭化水素系、エーテル系、ケトン系、
エステル系、アミド系、ニトリル系およびDMSOなど
の溶媒を使用してもよい。
【0021】このようにして本発明により、式(I)
【0022】
【化4】
【0023】(式中、R1 は水素またはメチル、R2
炭素数2ないし6のアルキレン基、R3 は炭素数1ない
し10のアルキル基、nは1〜10の整数を意味す
る。)を有するアクリル単量体を工業的に製造すること
ができる。
【0024】式(I)においてR1 =メチル、R2 =エ
チレン、R3 =メチル以外の化合物は新規化合物であ
る。これら新規化合物のうちR3 が炭素数2以上である
式(I)の単量体、典型的には2−(エトキシマロニル
オキシ)エチルメタクリレートは、それを含む重合体の
マロネート基含有ペンダント基が対応するメチルエステ
ルに比較して加水分解されにくく、耐水性にすぐれた塗
膜が得られる。
【0025】実施例1 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート130.14g(1.0mol)及び
マロン酸ジエチル800.85g(5.0mol)、ジ
ブチル錫ジラウレート4g(6.3mmol)、重合禁
止剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)(BHT系重合禁止剤)8g
(23mmol)を混合した。その混合物に窒素を強く
吹き込みながら130℃で2時間加熱したところエタノ
ール40g(0.9mol)が留去した。その後濃縮装
置を用いて過剰のマロン酸ジエチルを除去し、減圧蒸留
を行ったところ、2−(エトキシマロニルオキシ)エチ
ルメタクリレート204g(収率83.5%)を得た。
b.p.133℃/0.17mmHg。同定は 1H−N
MR(360Mz,Brucker社)およびIRで行
った。1 H−NMR(CDCl3 ):δ1.30(3H,
t),1.95(3H,s),3.40(2H,s),
4.21(2H,t),4.35(2H,t),4.4
1(2H,t),5.60(1H,s),6.13(1
H,s),IR(neat):2984,1734,1
456,1412,1371,1321,1298,1
273,1165,1035,949cm-1
【0026】実施例2 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート130.14g(1.0mol)及び
マロン酸ジエチル800.85g(5.0mol)、p
−トルエンスルホン酸4g(23mmol)、重合禁止
剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)8g(23mmol)を混合し
た。その混合物に窒素を強く吹き込みながら130℃で
4時間加熱したところエタノール38g(0.8mo
l)が留去した。その後濃縮装置を用いて過剰のマロン
酸ジエチルを除去し、減圧蒸留を行ったところ、2−
(エトキシマロニルオキシ)エチルメタクリレート21
3g(収率87.2%)を得た。
【0027】実施例3 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート13.01g(0.1mol)及びマ
ロン酸ジメチル66.06g(0.5mol)、ジブチ
ル錫ジラウレート0.4g(0.6mmol)、重合禁
止剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)0.8g(2.3mmol)を
混合した。その混合物に窒素を強く吹き込みながら13
0℃で2時間加熱しながら、メタノール2.5g(0.
08mol)を除去した。その後濃縮装置を用いて過剰
のマロン酸ジメチルを除去し、2−(メトキシマロニル
オキシ)エチルメタクリレートを得た。
【0028】実施例4 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート6.51g(0.05mol)及びマ
ロン酸ジエチル160.17g(1.0mol)、ジブ
チル錫ジラウレート0.2g(1mmol)、重合禁止
剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)0.4g(12mmol)を混合
した。その混合物に窒素を強く吹き込みながら130℃
で2時間加熱しながら、エタノール2.0g(0.04
mol)を除去した。その後濃縮装置を用いて過剰のマ
ロン酸ジエチルを除去し、2−(エトキシマロニルオキ
シ)エチルメタクリレートを得た。
【0029】実施例5 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート130.14g(1.0mol)及び
マロン酸ジエチル800.85g(5.0mol)、パ
ラトルエンスルホン酸4g(21mmol)、重合禁止
剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)8g(27mmol)を混合し
た。その混合物に窒素を強く吹き込みながら130℃で
4時間加熱しながら、エタノール38g(0.8mo
l)を除去した。その後濃縮装置を用いて過剰のマロン
酸ジエチルを除去し、減圧蒸留を行ったところ2−(エ
トキシマロニルオキシ)エチルメタクリレート165g
(収率67.4%)を得た。
【0030】実施例6 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート130.14g(1.0mol)及び
マロン酸ジエチル800.85g(5.0mol)、ジ
ブチル錫ジラウレート4g(6.3mmol)、重合禁
止剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)8g(36mmol)を混合し
た。その混合物に窒素を強く吹き込みながら70℃で8
時間加熱したところエタノール40g(0.8mol)
が留去した。その後濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジ
エチルを除去し、2−(エトキシマロニルオキシ)エチ
ルメタクリレートを得た。
【0031】実施例7 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート130.14g(1.0mol)及び
マロン酸ジイソプロピル940.96g(5.0mo
l)、ジブチル錫ジラウレート4g(6.3mmo
l)、重合禁止剤として2,2’−メチレンビス(4−
メチル−6−t−ブチルフェノール)8g(23mmo
l)を混合した。その混合物に窒素を強く吹き込みなが
ら130℃で8時間加熱したところイソプロピルアルコ
ールが留去した。その後濃縮装置を用いて過剰のマロン
酸ジイソプロピルを除去し、2−(イソピルオキシマロ
ニルオキシ)エチルメタクリレートを得た。
【0032】実施例8 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート13.01g(0.1mol)及びマ
ロン酸ジターシャリーブチル108.11g(0.5m
ol)、ジブチル錫ジラウレート0.4g(0.6mm
ol)、重合禁止剤として2,2’−メチレンビス(4
−メチル−6−t−ブチルフェノール)0.8g(2.
3mmol)を混合した。その混合物に窒素を強く吹き
込みながら130℃で16時間加熱したところターシャ
リーブチルアルコールが留去した。その後濃縮装置を用
いて過剰のマロン酸ジターシャリーブチルを除去し、2
−(ターシャリーブトキシマロニルオキシ)エチルメタ
クリレートを得た。
【0033】実施例9 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート116.12g(1.0mol)及びマ
ロン酸ジエチル800.85g(5.0mol)、ジブ
チル錫ジラウレート4g(6.3mmol)、重合禁止
剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)8g(23mmol)を混合し
た。その混合物に窒素を強く吹き込みながら130℃で
2時間加熱したところエタノールが留去した。その後濃
縮装置を用いて過剰のマロン酸ジエチルを除去し、2−
(エトキシマロニルオキシ)エチルアクリレートを得
た。
【0034】実施例10 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
器を装備した四つ口フラスコ内で、マロン酸ジエチル1
281.36g(8.0mol)、リン酸二水素カリウ
ム4.58g(34mmol)、重合禁止剤として2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール1.95g
(0.9mmol)を混合し、130℃へ加熱した。こ
れへ4−ヒドロキシブチルアクリレート115.26g
(0.8mol)を1時間を要して滴下した。滴下終了
後窒素ガスを強く吹き込みながら130℃で4時間加熱
したところエタノール32.74g(0.7mol)が
留出した。その後リン酸二水素カリウムを濾過して除去
し、濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジエチルを除去
し、4−(エトキシマロニルオキシ)ブチルアクリレー
ト196.18g(収率95.0%)を得た。 1H−NMR(CDCl3 ):δ1.30(3H,
t),1.76(4H,m),3.38(2H,s)
4.20(6H,m),5.85(1H,m),6.1
1(1H,m),6.43(1H,m) IR(neat);2962,1732,1410,1
332,1271,1192,1153,1035,9
87,812cm-1
【0035】実施例11 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート13.01g(0.1mol)及びマ
ロン酸ジブチル108.11g(0.5mol)、ジブ
チル錫ジラウレート4g(6.3mmol)、重合禁止
剤として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)0.8g(2.3mmol)を混
合した。その混合物に窒素を強く吹き込みながら130
℃で12時間加熱したところブタノールが留去した。そ
の後濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジブチルを除去
し、2−(ブトキシマロニルオキシ)エチルメタクリレ
ートを得た。
【0036】実施例12 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート104.11g(0.8mol)、及
びマロン酸ジエチル1281.36g(8.0mo
l)、リン酸3.33g(34mmol)、重合禁止剤
として2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
1.95g(0.9mmol)を混合した。その混合液
に窒素を強く吹き込みながら130℃で4時間加熱した
ところエタノール34.35g(0.7mol)が留去
した。その後濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジエチル
を除去し、2−(エトキシマロニルオキシ)エチルメタ
クリレート193.44g(収率99.0%)を得た。
【0037】実施例13 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート104.11g(0.8mol)、及
びマロン酸ジエチル1281.36g(8.0mo
l)、ピロリン酸6.05g(34mmol)、重合禁
止剤として2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノ
ール1.95g(0.9mmol)を混合した。その混
合液に窒素を強く吹き込みながら130℃で3時間加熱
したところエタノール33.95g(0.7mol)が
留去した。その後濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジエ
チルを除去し、2−(エトキシマロニルオキシ)エチル
メタクリレート192.40g(収率99.0%)を得
た。
【0038】実施例14 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、マロン酸ジエチル1
281.36g(8.0mol)、リン酸二水素カリウ
ム4.58g(34mmol)、重合禁止剤として2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール1.95g
(0.9mmol)を混合した。その混合液を130℃
で加熱しながら2−ヒドロキシエチルメタクリレート1
04.11g(0.8mol)を2時間滴下した。その
後、窒素を強く吹き込みながら130℃で4時間加熱し
たところエタノール34.80g(0.7mol)が留
去した。その後リン酸二水素カリウムを濾過して除去
し、濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジエチルを除去
し、2−(エトキシマロニルオキシ)エチルメタクリレ
ート193.29g(収率99.0%)を得た。
【0039】実施例15 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート104.11g(0.8mol)、及
びマロン酸ジエチル1281.36g(8.0mo
l)、リン酸二水素ナトリウム4.08g(34mmo
l)、重合禁止剤として2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール1.95g(0.9mmol)を混合
した。その混合液に窒素を強く吹き込みながら130℃
で4時間加熱したところエタノール34.97g(0.
7mol)が留去した。その後リン酸二水素ナトリウム
を濾過して除去し、濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジ
エチルを除去し、2−(エトキシマロニルオキシ)エチ
ルメタクリレート193.14g(収率99.0%)を
得た。
【0040】実施例16 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート104.11g(0.8mol)、及
びマロン酸ジエチル1281.36g(8.0mo
l)、リン酸二水素ナトリウム7.96g(34mmo
l)、重合禁止剤として2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール1.95g(0.9mmol)を混合
した。その混合液に窒素を強く吹き込みながら130℃
で4時間加熱したところエタノール34.15g(0.
7mol)が留去した。その後リン酸二水素カルシウム
を濾過して除去し、濃縮装置を用いて過剰のマロン酸ジ
エチルを除去し、2−(エトキシマロニルオキシ)エチ
ルメタクリレート193.44g(収率99.0%)を
得た。
【0041】実施例17 攪拌器、温度計、窒素導入管、ヴィグリュー管及び冷却
管を装備した四つ口フラスコ内で、マロン酸ジエチル1
281.36g(8.0mol)、リン酸二水素カリウ
ム4.58g(34mmol)、重合禁止剤として2,
6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール1.95g
(0.9mmol)を混合し、130℃へ加熱した。こ
れへトリエチレングリコールモノメタクリレート(日本
乳化剤製MA−30)174.48g(0.8mol)
を1時間を要して滴下した。その後窒素を強く吹き込み
ながら130℃で4時間加熱したところエタノール3
2.21g(0.7mol)が留出した。その後リン酸
二水素カリウムを濾過して除去し、濃縮装置を用いて過
剰のマロン酸ジエチルを除去し、トリエチレングリコー
ルエトキシマロネートメタクリレート252.48g
(収率95.0%)を得た。 1H−NMR(CDCl3 ):δ1.30(3H,
t),1.95(3H,s),3.41(2H,s),
3.66−3.70(8H,m),4.20−4.38
(6H,m),5.58(1H,m),6.13(1
H,m) IR(neat);2957,2876,1734,1
637,1456,1371,1321,1298,1
166,1037,949cm-1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 67/62 C07C 67/62 69/54 69/54 Z // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C08F 20/28 C08F 20/28 299/04 299/04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素またはメチル、R2 は炭素数2〜6
    のアルキレン、R3 は炭素数1〜10のアルキル、nは
    1〜10の整数である。ただし、R1 がメチル、R2
    エチレンであり、nが1のときR3 はメチルを意味しな
    い。)
  2. 【請求項2】2−(エトキシマロニルオキシ)エチルメ
    タクリレート、2−(イソプロポキシマロニルオキシ)
    エチルメタクリレート、2−(t−ブトキシマロニルオ
    キシ)エチルメタクリレート、2−(ブトキシマロニル
    オキシ)エチルメタクリレート、2−(エトキシマロニ
    ルオキシ)エチルアクリレート、4−(エトキシマロニ
    ルオキシ)ブチルアクリレートおよびポリエチレングリ
    コールエトキシマロネートメタクリレートからなる群か
    ら選ばれる請求項1のアクリル単量体。
  3. 【請求項3】式(II) 【化2】 (式中、R1 は水素またはメチル、R2 は炭素数2〜6
    のアルキレン、nは1〜10の整数である。)のヒドロ
    キシル基含有アクリル単量体と、過剰のマロン酸ジアル
    キルとを、触媒および重合禁止剤の存在下、ガスを吹き
    込みながら加熱反応せしめ、副生するアルコールを系外
    へ除去することを特徴とするマロネート基を結合したア
    クリル単量体の製造法。
  4. 【請求項4】マロン酸ジエステルが、炭素数1〜10の
    アルカノールのジエステルである請求項3の方法。
  5. 【請求項5】触媒が、ブレーンステズ酸もしくは塩基、
    ルイス酸もしくは塩基、または固体酸もしくは塩基から
    選ばれる請求項3の方法。
  6. 【請求項6】触媒が、リンを含む無機酸もしくは有機
    酸、またはリンを含む無機酸の酸性塩である請求項5の
    方法。
  7. 【請求項7】ヒドロキシル基含有アクリル単量体に対す
    るマロン酸ジアルキルのモル比が2〜30倍である請求
    項1の方法。
  8. 【請求項8】反応終了後濃縮または蒸留によって過剰の
    マロン酸ジアルキルを除去する工程を含む請求項3ない
    し7のいずれかの方法。
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