JPH10106393A - ピアノハンドル式スイッチ - Google Patents

ピアノハンドル式スイッチ

Info

Publication number
JPH10106393A
JPH10106393A JP25267596A JP25267596A JPH10106393A JP H10106393 A JPH10106393 A JP H10106393A JP 25267596 A JP25267596 A JP 25267596A JP 25267596 A JP25267596 A JP 25267596A JP H10106393 A JPH10106393 A JP H10106393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piano handle
name
cover
name card
piano
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25267596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3533845B2 (ja
Inventor
Masayuki Maeda
昌之 前田
Maki Kondo
真樹 近藤
Kuniyasu Shimaoka
国康 島岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP25267596A priority Critical patent/JP3533845B2/ja
Publication of JPH10106393A publication Critical patent/JPH10106393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533845B2 publication Critical patent/JP3533845B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸支部分がクリープ変形しにくい。 【解決手段】 中間部に長手方向に3個の器具取付け手
段を有する器具取付け孔を設けた取付け枠2と、短手方
向の外径寸法が器具取付け孔の長手方向の略1/3に形
成され且つ取付け枠に取付けられる1乃至3個のスイッ
チ本体5と、スイッチ本体5の操作部32を押圧する1
乃至3個のピアノハンドル43と、長手方向の寸法が器
具取付け孔の長手方向の寸法よりも長く形成され且つピ
アノハンドル43が配置される細長の窓孔303を有す
るプレートとを具備する。ピアノハンドル43をスイッ
チ本体5に軸支する軸支部を弾性を有する軸受け部と軸
部192とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノタッチ操作
で接点部の接点切換を行うピアノハンドル式スイッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図86に示すようなピアノハン
ドル式スイッチが知られている。このピアノハンドル式
スイッチは、操作部32が押し込まれたときに、この操
作部32の押し込み動作にともなって反転ハンドル31
を反転回動させ、この反転ハンドル31の反転回動に応
じて接点部100の切り換えを行うようにしたスイッチ
本体5と、スイッチ本体5の上部に取付けられ上記操作
部32をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドル4
3とを備えたものである。そして、ピアノハンドル43
のピアノタッチの操作によりスイッチ本体5の接点部1
00を切り換えるようにしている。
【0003】従来のピアノハンドル式スイッチにおいて
は、ピアノハンドル43に、枢支端側の下面から一対の
回動片43aを垂設すると共に、押圧操作端側の下面か
らスイッチ本体5からの抜け止め用の一対の抜止片43
bを垂設してある。上記回動片43aはカバー5bに形
成された凹部54に係合され、抜止片43bが空所12
内に挿入され、抜止片43b側の押圧操作端側を押圧す
ると、回動片43a側を支点としてピアノタッチ式に回
動するようになっている。
【0004】上記の従来のピアノハンドル43は支点側
となる回動片43aはピアノハンドル43と一体に同じ
合成樹脂により形成してあって、該合成樹脂製の回動片
43aをピアノハンドル3から下方に長く突出してその
先端部をカバー5bに形成された凹部54に係止してあ
り、このピアノハンドル3から下方に長く突出した回動
片43aの下端部が回動中心となるため、ピアノハンド
ル3を操作すると下方に長く突出した回動片43も下端
部を中心に回動することになってクリープ変形しやすい
という問題がある。
【0005】また、従来例にあっては、ピアノハンドル
43にネームカード250を取付けるにあたっては、図
87に示すようにピアノハンドル43の前面側に開口す
るネームカバーはめ込み用凹部262を設け、該ネーム
カバーはめ込み用凹部262の底の凹所350にネーム
カード250をはめ込み、更にネームカバー253をネ
ームカバーはめ込み用凹部262にはめ込んで、ネーム
カバー253を介してネームカード250を表示するよ
うにしていた。そして、ネームカード250の交換に当
たっては、ピアノハンドル43の表面側からドライバな
どの治具を使用してネームカバー253を取り外して交
換していたが、ネームカバー253を破損しやすく、ピ
アノハンドル43の表面側に傷付いたネームカバー25
3が露出して外観を損なうという問題があった。また、
ネームカバー253をネームカード250の取り外し時
に外すので、ネームカバー253を紛失したりするおそ
れがある。
【0006】そこで、ネームカバー253をドライバな
どで外さない方法としてピアノハンドル43の裏面側に
押圧部材を設け、該ピアノハンドル43の裏面側から押
圧部材を押してネームカード250とネームカバー25
3とをピアノハンドル43の表面側から押し出して取り
出すものが考えられているが、この場合にもネームカバ
ー253を取り外すことに変わりはなく、ネームカバー
253を紛失するおそれがあり、また、ネームカバー2
53を取り外したり、再びはめ込んだりするため、取付
け作業が面倒で、更に、このものにおいてもネームカバ
ー253を破損しやすいという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、軸支部分がクリープ変形しにくく、また、
ピアノハンドルにネームカードを取付けたり交換するに
当たって、ネームカバーを外すことなくネームカードの
取付けや交換がピアノハンドルの裏面側から簡単にで
き、また、ネームカバーを傷付けたり紛失したりするこ
とがないピアノハンドル式スイッチを提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の課題を達成するため、本発明のピアノハ
ンドル式スイッチは、中間部に細長で長手方向に3個の
器具取付け手段300を有する器具取付け孔301を設
けた取付け枠2と、短手方向の外径寸法が器具取付け孔
301の長手方向の略1/3に形成され且つ前面に操作
部32及び短手方向の略中間部に発光手段101を有し
且つ取付け枠2の器具取付け手段300に取付けられる
1乃至3個のスイッチ本体5と、発光手段101に光学
的に対向する表示部を設けると共に、スイッチ本体5の
前部に軸支により取付けられてスイッチ本体5の操作部
32をピアノタッチ操作で押圧する1乃至3個のピアノ
ハンドル43と、取付け枠2の前方において器具取付け
孔に対応して配設されると共に、長手方向の寸法が器具
取付け孔301の長手方向の寸法よりも長く形成され且
つピアノハンドル43が配置される細長の窓孔303を
有するプレート400とを備え、ピアノハンドル43を
スイッチ本体5に軸支する軸支部をピアノハンドル43
に設けた弾性体により形成され下開口がはめ込み用開口
部190となった軸受け部191と、該弾性体により形
成した軸受け部191のはめ込み用開口部190にはめ
込まれるスイッチ本体5の上部に設けた軸部192とで
構成し、軸部192を軸受け部191に嵌合して構成し
た軸支部を支点としてピアノハンドル43により操作部
32を押圧自在として成ることを特徴とするものであ
る。このような構成とすることで、短手方向の外径寸法
が取付け枠2の長手方向の略1/3に形成されたスイッ
チ本体5を1乃至3個器具取付け孔301に取付けた状
態で、スイッチ本体5よりも大きいピアノハンドル43
をスイッチ本体5に取付け、長手方向の寸法が器具取付
け孔301の長手方向の寸法よりも長く形成された細長
の窓孔303を有するプレートを取付け枠2の前方に配
設して、窓孔303内に配置することで、スイッチ本体
5よりも大きいピアノハンドル43を操作して操作性良
くスイッチ本体5の操作ができることとなる。そして、
上記スイッチ本体5よりも大きいピアノハンドル43を
スイッチ本体5に対して軸支するに当たり、ピアノハン
ドル43に設けた弾性体により形成した下開口がはめ込
み用開口部190となった軸受け部191が軸支部分と
なり、この結果、ピアノハンドル43の回動操作により
軸受け部191がクリープ変形しないものでる。
【0009】また、ピアノハンドル43の裏面部に開閉
自在な裏蓋255を設け、裏蓋255とピアノハンドル
43の表面側に設けたネームカバー253との間にネー
ムカード250を配置して成ることを特徴とすることも
好ましい。このような構成とすることで、裏蓋255を
開くことでネームカード250の交換ができ、ネームカ
バー253を取り外すことなくピアノハンドル43の裏
面側からネームカード250の交換ができることにな
る。
【0010】また、ピアノハンドル43の表面側にネー
ムカバー253を設けると共にピアノハンドル43の裏
面部のネームカバー253に対応した位置にネームカー
ド250をスライドして差し込み支持するための支持部
256を設けて成ることを特徴とすることも好ましい。
このような構成とすることで、ネームカバー253を外
すことなくピアノハンドル43の裏面側からスライドに
よりネームカード250の交換ができることになる。
【0011】また、ピアノハンドル43の表面側にネー
ムカバー253を設けると共にピアノハンドル43のネ
ームカバー253の背面側にネームカード差し込み部2
58を設け、ピアノハンドル43の裏面の上部にネーム
カード差し込み部258に連通するネームカード抜き差
し用の開口部257を設けて成ることを特徴とすること
も好ましい。このような構成とすることで、ネームカバ
ー253を外すことなくピアノハンドル43の裏面側の
上部に開口するネームカード抜き差し用の開口部257
からネームカード250をネームカード差し込み部25
8に差し込むことができる。
【0012】また、ピアノハンドル43の表面側にネー
ムカバー253を設けると共にピアノハンドル43のネ
ームカバー253の背面側にネームカード差し込み部2
58を設け、ピアノハンドル43の裏面の下部にネーム
カード差し込み部258に連通するネームカード抜き差
し用の開口部257を設けて成ることを特徴とすること
も好ましい。このような構成とすることで、ネームカバ
ー253を外すことなくピアノハンドル43の裏面側の
下部に開口するネームカード抜き差し用の開口部257
からネームカード250をネームカード差し込み部25
8に差し込むことができる。
【0013】また、ピアノハンドル43の表面側にネー
ムカバー253を設けると共にピアノハンドル43のネ
ームカバー253の背面側にネームカード差し込み部2
58を設け、ピアノハンドル43の裏面の側部にネーム
カード差し込み部258に連通するネームカード抜き差
し用の開口部257を設けて成ることを特徴とするもの
である。このような構成とすることで、ネームカバー2
53を外すことなくピアノハンドル43の裏面側の側部
に開口するネームカード抜き差し用の開口部257から
ネームカード250をネームカード差し込み部258に
差し込むことができる。
【0014】また、ネームカード抜き差し用の開口部2
57の開口縁にストッパ部261を設け、ネームカード
250を差し込んだ状態で差し込み方向の後端部をスト
ッパ部261に対向させて成ることを特徴とすることも
好ましい。このような構成とすることで、使用中、ピア
ノハンドル43を駆動させてもネームカード250の後
端部がストッパ部261に対向してネームカード250
が外れないようにできることになる。
【0015】また、ピアノハンドル43の表面側に設け
られるネームカバー253がピアノハンドル43の表面
側に形成されたカバーはめ込み用凹部262に無理嵌め
によりはめ込んであることを特徴とすることも好まし
い。このような構成とすることで、ネームカバー253
が無理嵌めにより簡単に取付けることができることにな
る。
【0016】また、ピアノハンドル43の軸受け部19
1を形成する弾性体が金属板により構成してあることを
特徴とすることも好ましい。このような構成とすること
で、軸受け部191を弾性支持力を発揮しながら強度の
強いものとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】まずピアノハンドル式スイッチの
基本的構造から説明する。本実施形態のピアノハンドル
式スイッチは、図3、図4に示すように、操作部32の
押圧操作により2組の接点部の接点切換が行われるスイ
ッチ本体5と、このスイッチ本体5の上面に一端部が回
動自在に枢支され他端部を押圧して操作部32を押圧操
作するピアノハンドル43とからなる。スイッチ本体5
の器体は、合成樹脂製のボディ5aとカバー5bとで形
成されており、規格化された既製の埋込型の配線器具の
1個モジュール寸法に形成してある。そして、スイッチ
本体5の表面側の部材であるカバー5bには、既製の配
線器具を埋設する場合に用いる取付枠に着脱自在に取付
可能とするために、両端面に一対の係止爪11a,11
bを夫々突設してあり、一方の係止爪11bの背部には
空間12を形成し、係止爪11bが背方へ弾性的にたわ
むようにしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠
2に係止爪11a,11bを係止させてスイッチ本体5
を着脱自在に取り付けることができ、既製の埋込型の配
線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できるよう
にしてある。
【0018】このスイッチ本体5のボディ5a内の一端
部に接続端子収納部13を形成し、また、他端部に接続
端子収納部14を形成し、更に中央部に中央収納部23
を形成してあり、一端部の接続端子収納部13に鎖錠ば
ね110を内装した端子板15が収納され、また、他端
部の接続端子収納部14には鎖錠ばね110を内装した
端子板18が収納される。図中111はボディ5aの両
側に配置される2つの鎖錠ばね110の解除釦である。
そして、端子板15と鎖錠ばね110と解除釦111と
で速結端子が構成してある。
【0019】ここで端子板18には固定接点25が固着
された延設片18aを形成してあり、この延設片18a
を隔壁60aに近接する中央収納部23側に延出してあ
り、延設片18aに固定接点25が設けてある。ここで
延設片18aは中央収納部23内に位置している。また
端子板15から中央収納部23に支持片15aが延出し
てあり、開閉体24が中央収納部23内に入れられて導
電体からなる各開閉体24の下端が支持片15a上に回
動自在に立設してある。ここで、開閉体24の両端下部
に設けた突部を中央収納部23の内側壁に形成されたV
状凹部27に嵌め込んで、V状凹部27の下部を中心に
回動自在となっている。開閉体24には可動接点29が
設けてある。そして、開閉体24の回動に応じて可動接
点29を固定接点25に接離して、端子板15と端子板
18との間の接続、切離を行う。
【0020】実施形態においては上記のように固定接点
25と可動接点29とで接点部100が構成してある。
上記接点部100の開閉を行うための開閉体24は反転
ハンドル31の反転回動により操作されるように構成し
てある。すなわち、反転ハンドル31の下部には下方に
開口した筒部31aが並設してあり、反転ハンドル31
の下部の筒部31aにはコイルスプリング99の上部が
納められ、各コイルスプリング99の下部が上記開閉体
24の上縁に係止され、反転ハンドル31の回動に応じ
て開閉体24を反転駆動するようになっている。
【0021】反転ハンドル31は、両側に設けた逆三角
形状の軸31bをカバー5bの内壁に形成された軸受け
98に枢支して回動自在に取り付けられ、上部の両端に
スライドカム33に掛合する掛合突起34を突設してあ
る。操作部32はカバー5bに上下動自在に取り付けら
れ、下方に配置される復帰ばね37により常時上方に付
勢されている。スライドカム33は両端下面に上記反転
ハンドル31の掛合突起34に摺動係合する掛合カム体
38が形成され、操作部32の下面側において摺動自在
に取り付けられ、内部に形成されたハ状の一対のばね片
33aの間に操作部32の下面に形成している突起32
aが挿入され、このばね片33aで復帰力を与えてい
る。
【0022】図1に示すように、スイッチ本体5の器体
のカバー5bの表面側端部には横向きとなった軸部19
2が突設してある。この軸部192は上部が横向きの円
柱形状をしている。ピアノハンドル43は、図2や図4
に示すように、背面部の一端部に下開口がはめ込み用開
口部190となった軸受け部191が設けてある。この
軸受け部191は一部又は前部が弾性体により形成して
あり、添付図面に示す実施形態においては軸受け部19
1の対向する側壁のうち一方の側壁側が弾性を有する金
属板により形成してあるが、軸受け部191全体を金属
により形成してもよく、あるいは全体を弾性を有する合
成樹脂により形成してもよいものである。ここで、金属
製あるいは合成樹脂製のいずれの場合にも軸受け部19
1は合成樹脂により形成するピアノハンドル43自体よ
りも強度が強いものが用いられる(つまり、軸受け部1
91を金属で形成した場合はもちろん、合成樹脂で形成
した場合も合成樹脂で形成したピアノハンドル43自体
よりも強い強度の素材を使用する)。下方に開口したは
め込み用開口部190は軸受け部191の内部よりも幅
狭となっており、前述のスイッチ本体5の上部に設けた
軸部192を弾性的にはめ込んだ場合、軸部192と軸
受け部191との嵌合が外れないようになっている。こ
のように軸部192を軸受け部191に回動自在にはめ
込むことでピアノハンドル43を回動自在に軸支するた
めの軸支部が構成してある。そして、この軸支部を中心
にしてピアノハンドル43を回動させる場合、回動する
方のピアノハンドル43の裏面部に直接軸受け部191
を設けてあることで、回動する方のピアノハンドル43
の裏面部に下方に長く突出する従来例における回動片の
ようなクリープ変形する部位が存在しなくなるものであ
る。なお、ピアノハンドル43の他端には背方に向けて
抜け止め用の一対の抜止片43bを突設してある。抜止
片43bが空所12内に挿入され、ピアノハンドル43
が回動しても抜止片43bの先端が空所12から抜けな
いようになっている。
【0023】上記のようにピアノハンドル43がスイッ
チ本体5に取付けられるのであるが、ピアノハンドル4
3を押圧操作すると、軸受け部191と軸部192との
軸支部を中心にしてピアノハンドル43がピアノタッチ
式に回動する。そして、このピアノハンドル43の回動
によりスイッチ本体5の操作部32を押圧操作する。次
に、上記スイッチ本体5の動作を簡単に説明する。図4
の状態は固定接点25に可動接点29が接しているオン
の状態である。いま、図4の状態で、ピアノハンドル4
3を操作したとすると、ピアノハンドル43の操作に伴
って操作部32が復帰ばね37に抗して押し下げられ、
操作部32の押し下げによりスライドカム33が下降す
る。そして、スライドカム33の図中左側の係合カム体
38が、反転ハンドル31の左側の掛合突起34に当た
ることにより、反転ハンドル31が回動される。このと
き、反転ハンドル31の回動に伴ってスライドカム33
が図中の左側にスライドしている。このようにして反転
ハンドル31が反転回動されると、コイルスプリングが
反転して開閉体24が反転し、可動接点29が固定接点
25から離れてオフ状態となる。この反転後、ピアノハ
ンドル43の押し下げ力を解除すると、復帰ばね37で
操作部32が押し上げられ、このときピアノハンドル4
3が元の状態に戻る。そして、これと同時にスライドカ
ム33もばね片33aのばね力で中央部に摺動復帰す
る。この状態オフ状態から再びピアノハンドル43を押
し下げ操作すると、上記とは逆に反転ハンドル31が回
動して可動接点29が固定接点25から離れてオンとな
る。
【0024】スイッチ本体5内には発光手段101が設
けてあり、ピアノハンドル43には発光手段101から
の光が表示される表示部113が設けてある。発光手段
101は接点部100がオンの場合に発光するものと、
接点部100がオフの場合に発光するものとがある。添
付図面に示す実施形態では発光手段101がほたる表示
をするためのパイロットランプである場合の例が示して
あるが、この実施形態の場合、可動接点29が固定接点
25から離れてオフ状態となっている時発光する。そし
てこの発光手段101による発光はピアノハンドル43
に設けた表示部113で視認できる。また、図示は省略
しているが、接点部100がオンの場合に発光手段10
1が発光するものの場合、接点部100のオン、オフに
より「入り」、「切り」される負荷(例えば空調装置)
などの「入り」状態が表示部113において発光手段1
01の発光により視認できるものである。
【0025】ところで、本発明においては、規格化され
た埋込型の配線器具の1個モジュールとなったスイッチ
本体5を取付ける取付け枠2は上記1個モジュールのス
イッチ本体5を上下方向に3個並べて取付けることがで
きる3個モジュールとなっている。すなわち、図10に
示すように、取付け枠2の中間部には細長で長手方向に
3個の器具取付け手段300を有する器具取付け孔30
1が形成してあり、該器具取付け孔301の長手方向の
長さが上記1個モジュールのスイッチ本体5の短手方向
の長さの略3倍に形成してある。この3個モジュールの
取付け枠2には上記1個モジュールのスイッチ本体5を
1つ取付ける場合、2つ取付ける場合、3個取付ける場
合がある。
【0026】ここで、3個モジュールの取付け枠2に1
個モジュールのスイッチ本体5を1つ取付ける場合にお
いてスイッチ本体5に取付けるピアノハンドル43を1
個用のピアノハンドル43と称し、また、3個モジュー
ルの取付け枠2に1個モジュールのスイッチ本体5を2
つ取付ける場合において該2つのスイッチ本体5にそれ
ぞれ取付けるピアノハンドル43を2個用のピアノハン
ドル43と称し、また、3個モジュールの取付け枠2に
1個モジュールのスイッチ本体5を3つ取付ける場合に
おいて該3つのスイッチ本体5にそれぞれ取付けるピア
ノハンドル43を3個用のピアノハンドル43と称す
る。
【0027】上記種類のピアノハンドル43は、(1個
用のピアノハンドル43の上下長さ)=(2個用のピア
ノハンドル43の上下長さ)×2=(3個用のピアノハ
ンドル43の上下長さ)×3となっている。また、3個
用のピアノハンドル43の上下長さは操作性を良くする
ためスイッチ本体5よりも上下方向の長さを長くしてあ
る。
【0028】図1乃至図9には3個用のピアノハンドル
43をスイッチ本体5に取付ける場合の例が示してあ
る。ピアノハンドル43の一端部の裏面部に取付けられ
る軸受け部191としては軸芯方向(上下方向)に4個
の軸受け部が設けてある。つまり、上下方向の下から上
に向かって順に軸受け部191a、191b、191
c、191dが設けてある。そして、図6乃至図9に示
すように取付け枠2に上下方向に3個のスイッチ本体5
を並べて取付けた場合、中間のスイッチ本体5にピアノ
ハンドル43を取付ける場合には中央に位置する(つま
り下から2番目と3番目の)2つの軸受け部191b、
191cに中間のスイッチ本体5の軸部192をはめ込
んで取付けるものであり、このことにより図7のように
中間のスイッチ本体5のセンターと該中間のスイッチ本
体5に取付けるピアノハンドル43のセンターとが一致
するように取付けるものである。また、上のスイッチ本
体5にピアノハンドル43を取付ける場合には下の軸受
け部191aと下から2番目の軸受け部191bに上の
スイッチ本体5の軸部192をはめ込んで取付けるもの
であり、このことにより図7のように上のスイッチ本体
5のセンターよりも上のスイッチ本体5に取付けるピア
ノハンドル43のセンターが上にずれて位置するように
取付けるものである。また、下のスイッチ本体5にピア
ノハンドル43を取付ける場合には上の軸受け部191
dと上から2番目の軸受け部191cに下のスイッチ本
体5の軸部192をはめ込んで取付けるものであり、こ
のことにより図7のように下のスイッチ本体5のセンタ
ーよりも下のスイッチ本体5に取付けるピアノハンドル
43のセンターが下にずれて位置するように取付けるも
のである。このようにすることで、共通の3個用のピア
ノハンドル43として上用、中間用、下用のいずれにも
共通して使用することができるものである。
【0029】上記のようにして各スイッチ本体5にピア
ノハンドル43を取付けるのであるが、取付け枠2の前
面側には図9、図11に示すようなプレート400が図
8のように取付けられるものであり、このプレート40
0に設けた細長の窓孔303が取付け枠2の器具具取付
け孔301に対応している。窓孔303は少なくとも器
具取付け孔301の長手方向(上下方向)の寸法よりも
長く形成してあり、図8に示すように上記した1個モジ
ュールのスイッチ本体5に取付ける3個用のピアノハン
ドル43の上下方向の長さの略3倍の長さとなってい
る。
【0030】ここで、上記3個用のピアノハンドル43
を用いたものにおいて、スイッチ本体5に設けた発光手
段101からの光をピアノハンドル43の上下方向の略
中央部に設けた表示部113から発光表示するに当たっ
て、3個用のピアノハンドル43には発光手段101の
光を表示部113に導光するためのプリズム200が設
けてある。
【0031】図12にはプリズム200の一例が示して
ある。本実施形態においては、プリズム200は図12
に示すように、出射面201が三角波状をした凹凸形状
となっている。この三角波状をした凹凸形状の出射面2
01の背方に中用のスイッチ本体5の表示部113から
の光が入射する垂直面となった第1の入射面202が設
けてある。また、凹凸形状となった出射面201の背方
側から上下両側方に向けて側方突出プリズム部207が
設けてあり、この側方突出プリズム207部の背面部
に、上用のスイッチ本体5又は下用のスイッチ本体5か
らの光が入射して側方突出プリズム207部内で反射し
て凹凸形状の傾斜面204から表示部113に出射する
ための第2の入射面203が設けてある。上記の構成の
図8に示すプリズム200は3個用のピアノハンドル4
3の背面側に出射面201が3個用のピアノハンドル4
3に設けた表示部113に対向するように取付けてあ
る。ここで、実施形態においては表示部113は開口で
構成してあり、出射面201が表示部113である開口
にはめ込んである。もちろん、表示部113に開口に透
光板を取付けて構成し、透光板の背方に出射面201に
位置させてもよいものである。
【0032】しかして、中間のスイッチ本体5に取付け
た3個用のピアノハンドル43においては図7に示すよ
うに第1の入射面202が中間のスイッチ本体5の発光
手段101に対向し、また、上のスイッチ本体5に取付
けられた3個用のピアノハンドル43においては下向き
の側方突出プリズム部207の第2の入射面203が上
のスイッチ本体5の発光手段101に対向し、また、下
のスイッチ本体5に取付けられた3個用のピアノハンド
ル43においては上向きの側方突出プリズム部207の
第2の入射面203が下のスイッチ本体5の発光手段1
01に対向するものである。
【0033】そして、上用あるいは下用のスイッチ本体
5の発光手段101から発光された光は、模式図である
図13の矢印のように第2の入射面203から側方プリ
ズム部207に入射し、側方突出プリズム部207内で
反射して凹凸形状の傾斜面204から表示部113に向
けて出射するのである。また、中用スイッチ本体5の発
光手段101から発光された光は、模式図である図14
の矢印のように第1の入射面202から入射し、凹凸形
状の傾斜面204から表示部113に向けて出射するの
である。この場合、出射面201を三角波状の凹凸形状
とすることで、出射面201から出射する光の出射を図
13、図14に示すようにほぼ同じ方向にすることがで
きるものである。
【0034】プリズム200としては上記の実施形態の
ものにのみ限定されない。すなわち図15、図16、図
17示すものは、垂直面となった出射面201背方に中
用のスイッチ本体5の表示部113からの光が入射する
垂直面となった第1の入射面202が設けてある。ま
た、出射面201よりも背方側から上下両側方に向けて
側方突出プリズム部207が設けてあり、この側方突出
プリズム207部の背面部に、上用のスイッチ本体5又
は下用のスイッチ本体5からの光が入射して側方突出プ
リズム207部内で反射して凹凸形状の傾斜面204か
ら表示部113に出射するための第2の入射面203が
設けてある。
【0035】そして、本実施形態においては、第1の入
射面202から入射した光の光路と第2の入射面203
から入射した光路との交わる部分に、第1の入射面20
2から入射した光と第2の入射面203から入射した光
を出射面201に向けるための境界部215を形成し、
該境界部215を隙間216により形成してある。上記
境界部215を構成する隙間216を形成するには、図
16に示すようにプリズム200全体を一体構造のもの
として内部に隙間216を形成したものでも、あるいは
図17のようにプリズム200を複数のプリズム体21
8から構成し、隣接するプリズム体218を僅かに離し
て両プリズム体218間に境界部215となる隙間21
6を形成したりするものである。そして、第1の入射面
202から入射した光は図16のように第2の入射面2
03から入射した光と交わる部分において、隙間216
の側面を通って図16矢印のように出射面201に向か
い、また、第2の入射面203から入射した光は図16
のように第1の入射面202から入射した光と交わる部
分において、隙間216の側面が反射面となって、図1
6のように出射面201に向かって反射するものであ
る。上記の構成の図16、図17に示すプリズム200
は3個用のピアノハンドル43の背面側に出射面201
が3個用のピアノハンドル43に設けた表示部113に
対向するように取付けてある。
【0036】しかして、中間のスイッチ本体5に取付け
た3個用のピアノハンドル43においては図15に示す
ように第1の入射面202が中間のスイッチ本体5の発
光手段101に対向し、また、上のスイッチ本体5に取
付けられた3個用のピアノハンドル43においては下向
きの側方突出プリズム部207の第2の入射面203が
上のスイッチ本体5の発光手段101に対向し、また、
下のスイッチ本体5に取付けられた3個用のピアノハン
ドル43においては上向きの側方突出プリズム部207
の第2の入射面203が下のスイッチ本体5の発光手段
101に対向するものである。
【0037】そして、上用あるいは下用のスイッチ本体
5の発光手段101から発光された光は、模式図である
図16の矢印ロ又はハ(ロは上用、ハは下用)のように
第2の入射面203から側方プリズム部207に入射
し、境界部215で反射して垂直面となった出射面20
1から出射するのである。また、中用スイッチ本体5の
発光手段101から発光された光は、模式図である図1
6の矢印イのように第1の入射面202から入射し、境
界部215で反射して垂直面となった出射面201から
出射する。
【0038】また、図18乃至図23には3個モジュー
ルの取付け枠2に1個モジュールのスイッチ本体5を2
個取付け、この2個の各スイッチ本体5にそれぞれ2個
用のピアノハンドル43を取付けた例が示してある。2
個用のピアノハンドル43においては、図示のように一
方の端部の上下方向の中間部に軸受け部191が設けて
あり、また、表示部113も上下方向の中間部に設けて
あり、開口により構成した表示部113にはプリズム2
00の前端部が位置している。
【0039】しかして、この実施形態においては、上
用、下用のいずれのスイッチ本体5にも共通の2個用の
ピアノハンドル43が用いられる。また、図24乃至図
26には3個モジュールの取付け枠2に1個モジュール
のスイッチ本体5を1個取付け、この1個のスイッチ本
体5に1個用のピアノハンドル43を取付ける場合の例
が示してある。1個用のピアノハンドル43において
は、図24のように一方の端部の上下方向の中間部に軸
受け部191が設けてあり、また、表示部113も上下
方向の中間部に設けてあり、開口により形成した表示部
113にはプリズム200がはめ込んである。
【0040】ところで、ピアノハンドル43にはネーム
カード250が着脱自在に取付けてある。図27乃至図
35にはピアノハンドル43にネームカード250を取
付ける一実施形態が示してある。この実施形態において
は、ピアノハンドル43には表面側にカバーはめ込み用
凹部262が設けてある。カバーはめ込み用凹部262
の底面部中央には裏面側に開口する孔部262aが形成
してあり、カバーはめ込み用凹部262の底面部の表面
側において上記孔部262aに臨んで軸受け溝262b
が設けてある。また、ピアノハンドル43の裏面には孔
部262aの縁に至る指入れ用凹部265が設けてあ
る。
【0041】そして、孔部262aにピアノハンドル4
3の表面側から裏蓋255をはめ込み、裏蓋255の一
端部の両側に弾性アーム255bを設け、各弾性アーム
255bにそれぞれ軸突部255aを設け、この軸突部
255aを軸受け溝262bに表側からはめ込んで軸支
するものであり、この状態で、カバーはめ込み用凹部2
62に表面側からネームカバー253を無理嵌めにより
はめ込んで取付けてあって、ネームカバー253を表面
側から無理嵌めにより取付けることで、裏蓋255の軸
突部255aが軸受け溝262bから抜けることなく裏
蓋255が可動自在に取付けられることになる。ここ
で、ネームカバー253の側端部や裏面に設けた突部2
53aがカバーはめ込み用凹部262の側壁や底面部に
設けた凹部262aにはめ込まれる。そして、裏蓋25
5の軸部と反対側の端部付近の両側に設けた突部255
cが孔部262aの縁又は該縁に設けた係止凹み(図示
せず)に弾性的に押圧係止されることで、裏蓋255で
孔部262aを閉じた状態を保持することができるもの
である。ネームカバー253の中央部には孔部262a
に対応した位置が透明部253bとなっている。
【0042】しかして、ネームカード250を取付けた
り、取り外して交換したりする場合には、ピアノハンド
ル43をスイッチ本体5から外し、ピアノハンドル43
の裏蓋255を回動して孔部262aを開口させ、該孔
部262aからネームカード250を入れてネームカバ
ー253透明部253bの裏面側に重ね、この状態で裏
蓋255を回動して突部255cの弾性係止により裏蓋
255を閉じ、裏蓋255とネームカバー253とによ
りネームカード250を挟持して保持するものである。
また、ネームカード250の取り外しに当たっては、指
入れ用凹部265に指を入れて裏蓋255を回動して開
き、ネームカード250の交換を行うものである。
【0043】このように裏蓋255を開閉してネームカ
ード250を取付けたり、交換したりできるので、ネー
ムカバー253を取り外すことなくピアノハンドル43
の裏面側からネームカード250の交換ができることに
なり、表面側に露出するネームカバー253が傷ついた
りしないで外観が悪くなることがない。図36乃至図4
5にはピアノハンドル43にネームカード250を取付
ける他の実施形態が示してある。この実施形態において
は、ピアノハンドル43には表面側にカバーはめ込み用
凹部262が設けてある。カバーはめ込み用凹部262
の底面部中央には裏面側に開口する孔部262aが形成
してあり、孔部262aの縁に臨んで支持部256が対
向して設けてある。この支持部256は孔部262a内
に向かって突出した突部により形成してある。ピアノハ
ンドル43の裏面には孔部262aの縁に至る指入れ用
凹部265が設けてある。
【0044】しかして、カバーはめ込み用凹部262に
ネームカバー253が無理嵌めにより表面側からはめ込
まれるのは前述の実施形態と同じであるが、ネームカー
ド250を取付けるにあたっては、ピアノハンドル43
の裏面側から対向する支持部256にネームカード25
0の両端部をはめ込み係止して支持した状態でネームカ
ードをスライドさせてネームカード250を孔部262
a内にはめ込むものである。一方、ネームカード250
の取り外しに当たっては、指入れ用凹部265に指を入
れてネームカード250の端部を摘んだり、ネームカー
ド250を部分的に持ち上げたりして取り外すものであ
る。
【0045】この実施形態においても、ネームカバー2
53を取り外すことなくピアノハンドル43の裏面側か
らネームカード250の交換ができることになり、表面
側に露出するネームカバー253が傷ついたりしないで
外観が悪くなることがない。図46乃至図55にはピア
ノハンドル43にネームカード250を取付ける更に他
の実施形態が示してある。この実施形態においては、ピ
アノハンドル43には表面側にカバーはめ込み用凹部2
62が設けてあり、このカバーはめ込み用凹部262に
はすでに述べた実施形態と同様にネームカバー253が
無理嵌めにより表面側からはめ込まれて取付けてある。
このようにしてネームカバー253を無理嵌めにより表
面側から取付けた状態で、ネームカバー253の裏面側
においてカバーはめ込み用凹部262の底面部にネーム
カード差し込み部258が形成されるものである。ピア
ノハンドル43の裏面の上部には上記ネームカード差し
込み部258に連通するネームカード抜き差し用の開口
部257が設けてある。該ネームカード抜き差し用の開
口部257の上縁部は傾斜した案内用傾斜部260とな
っている。そして、ネームカード抜き差し用の開口部2
57からネームカード250をネームカード差し込み部
258に差し込んで取付けるものである。ここで、案内
用傾斜部260がネームカード250の差し込み時の案
内の役目をするものである。そして、ネームカード25
0は差し込み完了の状態で一端部が案内用傾斜面260
に沿ってピアノハンドル43の裏面側に向くようにして
おり、ネームカード250を取り外して交換する際に、
該ネームカード抜き差し用の開口部257に裏面側を向
いて位置するネームカード250の端部を指で摘んで引
き出して交換できるようにしている。
【0046】この実施形態においても、ネームカバー2
53を取り外すことなくピアノハンドル43の裏面側か
らネームカード250の交換ができることになり、表面
側に露出するネームカバー253が傷ついたりしないで
外観が悪くなることがない。図56乃至図65にはピア
ノハンドル43にネームカード250を取付ける更に他
の実施形態が示してある。この実施形態はネームカード
抜き差し用の開口部257の構造が異なるのみで他は上
記した図46乃至図55と同じであるので、構成が異な
る点についてのみ述べる。すなわち、本実施形態におい
ては、ネームカード抜き差し用の開口部257の開口縁
に案内用傾斜部260とストッパ部261とを設けてあ
る。すなわち、案内用傾斜部260は開口部257の上
端部の一部を斜め下方に向けて下り傾斜しており、スト
ッパ部261は開口部257の上端部の別の一部を垂直
又は若干斜め上方向に向けて傾斜させて形成してある。
ネームカード250は図65(d)に示すように、差し
込み方向の後端部に切り込みを入れて複数の片250
a、250bに分けてある。
【0047】しかして、ネームカード抜き差し用の開口
部257からネームカード250をネームカード差し込
み部258にスライドさせて差し込んで取付けるもので
ある。ここで、案内用傾斜部260がネームカード25
0の差し込み時の案内の役目をするものである。そし
て、ネームカード250は差し込み完了の状態で後端部
の複数の片250a、250bのうちある片250aを
案内用傾斜部260に沿わせてピアノハンドル43の裏
面側に向かわせると共に複数の片250a、250bの
うちの他の片250bをストッパ部261に対向させて
いる。このように、片250bをストッパ部261に対
向することで、使用中、ピアノハンドル43を駆動させ
ても片250bがストッパ部261に対向してネームカ
ード250が外れないようにできる。また、ネームカー
ド250を外す場合には、該ネームカード抜き差し用の
開口部257に裏面側を向いて位置するネームカード2
50の端部を指で摘んで引き出して交換するものであ
る。
【0048】この実施形態においても、ネームカバー2
53を取り外すことなくピアノハンドル43の裏面側か
らネームカード250の交換ができることになり、表面
側に露出するネームカバー253が傷ついたりしないで
外観が悪くなることがない。図66乃至図75にはピア
ノハンドル43にネームカード250を取付ける更に他
の実施形態が示してある。この実施形態はネームカード
抜き差し用の開口部257の構造が異なるのみで他は上
記した図56乃至図65と同じであるので、構成が異な
る点についてのみ述べる。すなわち、図56乃至図65
の実施形態においてはピアノハンドル43の裏面の上部
にネームカード差し込み部258に連通するネームカー
ド抜き差し用の開口部257を設けた例を示している
が、本実施形態においては、ピアノハンドル43の裏面
の下部にネームカード差し込み部258に連通するネー
ムカード抜き差し用の開口部257を設けた例を示して
いる。このピアノハンドル43の裏面の下部に設けたネ
ームカード抜き差し用の開口部257の開口縁に案内用
傾斜部260とストッパ部261とを設けてある。すな
わち、案内用傾斜部260は開口部257の下端部の一
部を斜め上方に向けて上り傾斜しており、ストッパ部2
61は開口部257の下端部の別の一部を垂直又は若干
斜め下方向に向けて傾斜させて形成してある。ネームカ
ード250は図75(d)に示すように、差し込み方向
の後端部に切り込みを入れて複数の片250a、250
bに分けてある。
【0049】しかして、ネームカード抜き差し用の開口
部257からネームカード250をネームカード差し込
み部258にスライドさせて差し込み、差し込み完了の
状態でネームカード250の後端部の複数の片250
a、250bのうちある片250aを案内用傾斜部26
0に沿わせてピアノハンドル43の裏面側に向かわせる
と共に複数の片250a、250bのうちの他の片25
0bをストッパ部261に対向させるのである。本実施
形態はネームカード250の差し込み方向が上記図56
乃至図65の実施形態と異なるのみで、差し込み方向を
除けば他は同じ作用効果を有している。また、この実施
形態においても、ネームカバー253を取り外すことな
くピアノハンドル43の裏面側からネームカード250
の交換ができることになり、表面側に露出するネームカ
バー253が傷ついたりしないで外観が悪くなることが
ない。
【0050】図76乃至図85にはピアノハンドル43
にネームカード250を取付ける更に他の実施形態が示
してある。この実施形態はネームカード抜き差し用の開
口部257の構造が異なるのみで他は上記した図46乃
至図55と同じであるので、構成が異なる点についての
み述べる。すなわち、図46乃至図55の実施形態にお
いてはピアノハンドル43の裏面の上部にネームカード
差し込み部258に連通するネームカード抜き差し用の
開口部257を設けた例を示しているが、本実施形態に
おいては、ピアノハンドル43の裏面の側部にネームカ
ード差し込み部258に連通するネームカード抜き差し
用の開口部257を設けた例を示している。そして、本
実施形態においては、更にネームカード抜き差し用の開
口部257の縁部にストッパ部261が形成してあり、
該ストッパ部261は突起により構成してある。また、
ネームカード250は図85(d)に示すように、差し
込み方向の後端部に切欠部250cが設けてある。
【0051】しかして、ネームカード抜き差し用の開口
部257からネームカード250をネームカード差し込
み部258にスライドさせて差し込み、差し込み完了の
状態でネームカード250の後端部の切欠部250cが
突部により構成された切欠部250cに対向して係止す
るものである。このように、切欠部250cをストッパ
部261に対向することで、使用中、ピアノハンドル4
3を駆動させても切欠部250cがストッパ部261に
対向してネームカード250が外れないようにできる。
また、ネームカード250を外す場合には、該ネームカ
ード抜き差し用の開口部257に位置するネームカード
250の端部を指で摘んで少し手前側に浮かせて切欠部
250cのストッパ部261との係止を解除させた状態
で引き出して交換するものである。
【0052】この実施形態においても、ネームカバー2
53を取り外すことなくピアノハンドル43の裏面側か
らネームカード250の交換ができることになり、表面
側に露出するネームカバー253が傷ついたりしないで
外観が悪くなることがない。ところで、図27乃至図3
5に示す実施形態、図36乃至図45に示す実施形態、
図46乃至図55に示す実施形態、図56乃至図65に
示す実施形態、図66乃至図75に示す実施形態、図7
6乃至図85に示す実施形態においては、いずれも、3
個用のピアノハンドル43にネームカード250を取付
ける例を示しているが、2個用のピアノハンドル42、
1個用のピアノハンドル43にもそれぞれ上記と同様の
各取付け手段によりそれぞれネームカード250を取付
けることができるのは勿論である。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、中間部に細長で長手方向に3個の器
具取付け手段を有する器具取付け孔を設けた取付け枠
と、短手方向の外径寸法が器具取付け孔の長手方向の略
1/3に形成され且つ前面に操作部及び短手方向の略中
間部に発光手段を有し且つ取付け枠の器具取付け手段に
取付けられる1乃至3個のスイッチ本体と、発光手段に
光学的に対向する表示部を設けると共に、スイッチ本体
の前部に軸支により取付けられてスイッチ本体の操作部
をピアノタッチ操作で押圧する1乃至3個のピアノハン
ドルと、取付け枠の前方において器具取付け孔に対応し
て配設されると共に、長手方向の寸法が器具取付け孔の
長手方向の寸法よりも長く形成され且つピアノハンドル
が配置される細長の窓孔を有するプレートとを備え、ピ
アノハンドルをスイッチ本体に軸支する軸支部をピアノ
ハンドルに設けた弾性体により形成され下開口がはめ込
み用開口部となった軸受け部と、該弾性体により形成し
た軸受け部のはめ込み用開口部にはめ込まれるスイッチ
本体の上部に設けた軸部とで構成し、軸部を軸受け部に
嵌合して構成した軸支部を支点としてピアノハンドルに
より操作部を押圧自在としてあるので、短手方向の外径
寸法が取付け枠の長手方向の略1/3に形成されたスイ
ッチ本体を1乃至3個器具取付け孔に取付けた状態で、
スイッチ本体よりも大きいピアノハンドルをスイッチ本
体に取付け、長手方向の寸法が器具取付け孔の長手方向
の寸法よりも長く形成された細長の窓孔を有するプレー
トを取付け枠の前方に配設して、窓孔内に配置すること
で、スイッチ本体よりも大きいピアノハンドルを操作し
て操作性良くスイッチ本体の操作ができるものである。
また、スイッチ本体よりも大きいピアノハンドルをスイ
ッチ本体に対して軸支するに当たって、ピアノハンドル
に設けた弾性体により形成した下開口がはめ込み用開口
部となった軸受け部が軸支部分となり、この結果、軸受
け部を中心にピアノハンドルを回動した場合、ピアノハ
ンドルに従来のようにクリープ変形する回動片が無くな
り、クリープ変形のないピアノハンドル式スイッチを提
供できるものである。
【0054】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ピアノハンドル
の裏面部に開閉自在な裏蓋を設け、裏蓋とピアノハンド
ルの表面側に設けたネームカバーとの間にネームカード
を配置してあるので、裏蓋を開閉することでネームカー
ドの取付けや交換作業が簡単にできるものであり、この
場合、ネームカバーを取り外すことなくピアノハンドル
の裏面側から裏蓋の開閉でネームカードの交換ができる
ので、従来のように表面側に露出するネームカバーを着
脱することによるネームカバーの傷付きを防止できて、
外観が悪くなることがないものである。
【0055】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ピアノハンドル
の表面側にネームカバーを設けると共にピアノハンドル
の裏面部のネームカバーに対応した位置にネームカード
をスライドして差し込み支持するための支持部を設けて
あるので、ネームカバーを外すことなくピアノハンドル
の裏面側からスライドによりネームカードの取付け及び
交換が簡単にできるものであり、従来のように表面側に
露出するネームカバーを着脱することによるネームカバ
ーの傷付きを防止できて、外観が悪くなることがないも
のである。
【0056】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ピアノハンドル
の表面側にネームカバーを設けると共にピアノハンドル
のネームカバーの背面側にネームカード差し込み部を設
け、ピアノハンドルの裏面の上部にネームカード差し込
み部に連通するネームカード抜き差し用の開口部を設け
てあるので、ネームカバーを外すことなくピアノハンド
ルの裏面側に設けた上部に開口するネームカード抜き差
し用の開口部からネームカードをネームカード差し込み
部に差し込んだり、引き抜いて交換したりできるもので
あり、従来のように表面側に露出するネームカバーを着
脱することによるネームカバーの傷付きを防止できて、
外観が悪くなることがないものである。
【0057】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ピアノハンドル
の表面側にネームカバーを設けると共にピアノハンドル
のネームカバーの背面側にネームカード差し込み部を設
け、ピアノハンドルの裏面の下部にネームカード差し込
み部に連通するネームカード抜き差し用の開口部を設け
てあるので、ネームカバーを外すことなくピアノハンド
ルの裏面側に設けた下部に開口するネームカード抜き差
し用の開口部からネームカードをネームカード差し込み
部に差し込んだり、引き抜いて交換したりできるもので
あり、従来のように表面側に露出するネームカバーを着
脱することによるネームカバーの傷付きを防止できて、
外観が悪くなることがないものである。
【0058】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ピアノハンドル
の表面側にネームカバーを設けると共にピアノハンドル
のネームカバーの背面側にネームカード差し込み部を設
け、ピアノハンドルの裏面の側部にネームカード差し込
み部に連通するネームカード抜き差し用の開口部を設け
てあるので、ネームカバーを外すことなくピアノハンド
ルの裏面側に設けた側部に開口するネームカード抜き差
し用の開口部からネームカードをネームカード差し込み
部に差し込んだり、引き抜いて交換したりできるもので
あり、従来のように表面側に露出するネームカバーを着
脱することによるネームカバーの傷付きを防止できて、
外観が悪くなることがないものである。
【0059】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、ネームカード抜き差し用の開口部の開口縁に
ストッパ部を設け、ネームカードの差し込み状態におい
てネームカードの差し込み方向の後端部をストッパ部に
対向させてあるので、使用中、ピアノハンドルを駆動さ
せてもネームカードの後端部がストッパ部に対向してネ
ームカードが外れるのが防止できるものである。
【0060】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、ピアノハンドルの表面側に設けられるネーム
カバーがピアノハンドルの表面側に形成されたカバーは
め込み用凹部に無理嵌めによりはめ込んであるので、ネ
ームカバーの取付けが無理嵌めにより簡単に取付けるこ
とができるものである。
【0061】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ピアノハンドル
の軸受け部を形成する弾性体が金属板により構成してあ
るので、軸受け部を弾性支持力を発揮しながら強度の強
いものとすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピアノハンドル式スイッチの一部分解
斜視図である。
【図2】同上の一部破断した斜視図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】同上の3個並べて取付ける例を示す斜視図であ
る。
【図6】同上の正面図である。
【図7】同上の側面図である。
【図8】同上のカバーを取付けた状態の正面図である。
【図9】同上の3個のスイッチ本体を取付けた取付け枠
と、3個用のピアノハンドルと、カバーとを示す分解正
面図である。
【図10】同上に用いる取付け枠の正面図である。
【図11】同上に用いるカバーを示し、(a)は正面図
であり、(b)は側面図であり、(c)は平面図であ
り、(d)は断面図である。
【図12】同上に用いるプリズムの一例の側面図であ
る。
【図13】同上の作用説明図である。
【図14】同上の作用説明図である。
【図15】同上の他のプリズムを用いた側面図である。
【図16】同上に用いるプリズムを示す側面図である。
【図17】同上に用いるプリズムの更に他例を示す側面
図である。
【図18】同上の2個用のピアノハンドルを取付けるピ
アノハンドルスイッチの一部分解斜視図である。
【図19】同上の一部破断斜視図である。
【図20】同上の正面図である。
【図21】同上の側面図である。
【図22】同上のカバーを取付けた状態の正面図であ
る。
【図23】同上の2個のスイッチ本体を取付けた取付け
枠と、2個用のピアノハンドルと、カバーとを示す分解
正面図である。
【図24】同上の1個用のピアノハンドルを取付けるピ
アノハンドルスイッチの一部分解斜視図である。
【図25】同上のカバーを取付けた状態の正面図であ
る。
【図26】同上の1個のスイッチ本体を取付けた取付け
枠と、1個用のピアノハンドルと、カバーとを示す分解
正面図である。
【図27】同上のピアノハンドルの一実施形態の背面側
から見た分解斜視図である。
【図28】同上の正面図である。
【図29】同上の背面図である。
【図30】同上の断面図を示し、(a)は裏蓋を閉じた
状態の断面図であり、(b)は裏蓋を開いた状態の断面
図である。
【図31】同上の裏蓋及びネームカードを取付けない状
態のピアノハンドルの正面図である。
【図32】同上の背面図である。
【図33】同上の断面図である。
【図34】同上に用いる裏蓋を示し、(a)は正面図で
あり、(b)は側面図である。
【図35】(a)は同上に用いるネームカバーの正面図
であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は同上に用いるネームカードを示す正面図で
ある。
【図36】同上のピアノハンドルの他の実施形態の背面
側から見た分解斜視図である。
【図37】同上の正面図である。
【図38】同上の背面図である。
【図39】同上の側面断面図である。
【図40】同上の一部破断した平面断面図である。
【図41】同上の裏蓋及びネームカードを取付けない状
態のピアノハンドルの正面図である。
【図42】同上の背面図である。
【図43】同上の側面断面図である。
【図44】同上の一部破断した平面断面図である。
【図45】(a)は同上に用いるネームカバーの正面図
であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は同上に用いるネームカードを示す正面図で
ある。
【図46】同上のピアノハンドルの他の実施形態の背面
側から見た分解斜視図である。
【図47】同上の正面図である。
【図48】同上の背面図である。
【図49】同上の側面断面図である。
【図50】同上の一部破断した平面断面図である。
【図51】同上の裏蓋及びネームカードを取付けない状
態のピアノハンドルの正面図である。
【図52】同上の背面図である。
【図53】同上の側面断面図である。
【図54】同上の一部破断した平面断面図である。
【図55】(a)は同上に用いるネームカバーの正面図
であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は同上に用いるネームカードを示す正面図で
ある。
【図56】同上のピアノハンドルの他の実施形態の背面
側から見た分解斜視図である。
【図57】同上の正面図である。
【図58】同上の背面図である。
【図59】同上の側面断面図である。
【図60】同上の一部破断した平面断面図である。
【図61】同上の裏蓋及びネームカードを取付けない状
態のピアノハンドルの正面図である。
【図62】同上の背面図である。
【図63】同上の側面断面図である。
【図64】同上の一部破断した平面断面図である。
【図65】(a)は同上に用いるネームカバーの正面図
であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は同上に用いるネームカードを示す正面図で
ある。
【図66】同上のピアノハンドルの他の実施形態の背面
側から見た分解斜視図である。
【図67】同上の正面図である。
【図68】同上の背面図である。
【図69】同上の側面断面図である。
【図70】同上の一部破断した平面断面図である。
【図71】同上の裏蓋及びネームカードを取付けない状
態のピアノハンドルの正面図である。
【図72】同上の背面図である。
【図73】同上の側面断面図である。
【図74】同上の一部破断した平面断面図である。
【図75】(a)は同上に用いるネームカバーの正面図
であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は同上に用いるネームカードを示す正面図で
ある。
【図76】同上のピアノハンドルの他の実施形態の背面
側から見た分解斜視図である。
【図77】同上の正面図である。
【図78】同上の背面図である。
【図79】同上の側面断面図である。
【図80】同上の一部破断した平面断面図である。
【図81】同上の裏蓋及びネームカードを取付けない状
態のピアノハンドルの正面図である。
【図82】同上の背面図である。
【図83】同上の側面断面図である。
【図84】同上の一部破断した平面断面図である。
【図85】(a)は同上に用いるネームカバーの正面図
であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であ
り、(d)は同上に用いるネームカードを示す正面図で
ある。
【図86】従来例の断面図である。
【図87】従来例のネームカードの取付けを示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
2 取付け枠 5 スイッチ本体 32 操作部 43 ピアノハンドル 101 発光手段 113 表示部 190 はめ込み用開口部 191 軸受け部 192 軸部 250 ネームカード 253 ネームカード 255 裏蓋 256 支持部 257 開口部 258 ネームカード差し込み部 261 ストッパ部 262 カバーはめ込み用凹部 300 器具取付け手段 301 器具取付け孔 303 窓孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部に細長で長手方向に3個の器具取
    付け手段を有する器具取付け孔を設けた取付け枠と、短
    手方向の外径寸法が器具取付け孔の長手方向の略1/3
    に形成され且つ前面に操作部及び短手方向の略中間部に
    発光手段を有し且つ取付け枠の器具取付け手段に取付け
    られる1乃至3個のスイッチ本体と、発光手段に光学的
    に対向する表示部を設けると共に、スイッチ本体の前部
    に軸支により取付けられてスイッチ本体の操作部をピア
    ノタッチ操作で押圧する1乃至3個のピアノハンドル
    と、取付け枠の前方において器具取付け孔に対応して配
    設されると共に、長手方向の寸法が器具取付け孔の長手
    方向の寸法よりも長く形成され且つピアノハンドルが配
    置される細長の窓孔を有するプレートとを備え、ピアノ
    ハンドルをスイッチ本体に軸支する軸支部をピアノハン
    ドルに設けた弾性体により形成され下開口がはめ込み用
    開口部となった軸受け部と、該弾性体により形成した軸
    受け部のはめ込み用開口部にはめ込まれるスイッチ本体
    の上部に設けた軸部とで構成し、軸部を軸受け部に嵌合
    して構成した軸支部を支点としてピアノハンドルにより
    操作部を押圧自在として成ることを特徴とするピアノハ
    ンドル式スイッチ。
  2. 【請求項2】 ピアノハンドルの裏面部に開閉自在な裏
    蓋を設け、裏蓋とピアノハンドルの表面側に設けたネー
    ムカバーとの間にネームカードを配置して成ることを特
    徴とする請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
  3. 【請求項3】 ピアノハンドルの表面側にネームカバー
    を設けると共にピアノハンドルの裏面部のネームカバー
    に対応した位置にネームカードをスライドして差し込み
    支持するための支持部を設けて成ることを特徴とする請
    求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
  4. 【請求項4】 ピアノハンドルの表面側にネームカバー
    を設けると共にピアノハンドルのネームカバーの背面側
    にネームカード差し込み部を設け、ピアノハンドルの裏
    面の上部にネームカード差し込み部に連通するネームカ
    ード抜き差し用の開口部を設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
  5. 【請求項5】 ピアノハンドルの表面側にネームカバー
    を設けると共にピアノハンドルのネームカバーの背面側
    にネームカード差し込み部を設け、ピアノハンドルの裏
    面の下部にネームカード差し込み部に連通するネームカ
    ード抜き差し用の開口部を設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
  6. 【請求項6】 ピアノハンドルの表面側にネームカバー
    を設けると共にピアノハンドルのネームカバーの背面側
    にネームカード差し込み部を設け、ピアノハンドルの裏
    面の側部にネームカード差し込み部に連通するネームカ
    ード抜き差し用の開口部を設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
  7. 【請求項7】 ネームカード抜き差し用の開口部の開口
    縁にストッパ部を設け、ネームカードの差し込み状態に
    おいてネームカードの差し込み方向の後端部をストッパ
    部に対向させて成ることを特徴とする請求項4乃至請求
    項6のいずれかに記載のピアノハンドル式スイッチ。
  8. 【請求項8】 ピアノハンドルの表面側に設けられるネ
    ームカバーがピアノハンドルの表面側に形成されたカバ
    ーはめ込み用凹部に無理嵌めによりはめ込んであること
    を特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の
    ピアノハンドル式スイッチ。
  9. 【請求項9】 ピアノハンドルの軸受け部を形成する弾
    性体が金属板により構成してあることを特徴とする請求
    項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
JP25267596A 1996-09-25 1996-09-25 ピアノハンドル式スイッチ Expired - Lifetime JP3533845B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25267596A JP3533845B2 (ja) 1996-09-25 1996-09-25 ピアノハンドル式スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25267596A JP3533845B2 (ja) 1996-09-25 1996-09-25 ピアノハンドル式スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10106393A true JPH10106393A (ja) 1998-04-24
JP3533845B2 JP3533845B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=17240683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25267596A Expired - Lifetime JP3533845B2 (ja) 1996-09-25 1996-09-25 ピアノハンドル式スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533845B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199895A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Panasonic Electric Works Co Ltd スイッチ装置
WO2014050006A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 パナソニック株式会社 スイッチ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199895A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Panasonic Electric Works Co Ltd スイッチ装置
JP4655097B2 (ja) * 2008-02-21 2011-03-23 パナソニック電工株式会社 スイッチ装置
KR101030715B1 (ko) * 2008-02-21 2011-04-26 파나소닉 전공 주식회사 스위치 장치
WO2014050006A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 パナソニック株式会社 スイッチ
JP2014071984A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Panasonic Corp スイッチ
TWI508124B (zh) * 2012-09-28 2015-11-11 Panasonic Corp 開關

Also Published As

Publication number Publication date
JP3533845B2 (ja) 2004-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10106393A (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP5946863B2 (ja) 遊技機
JP4470779B2 (ja) スイッチ用プリズムおよびそれを用いた波動スイッチ
JP4532296B2 (ja) 車両用パワーウインドスイッチ装置
JP3699892B2 (ja) 電子機器
JP3815147B2 (ja) スイッチ装置
JP4340038B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ用プリズム
JP3567699B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP6258407B2 (ja) 遊技機
JP6258406B2 (ja) 遊技機
JP3098852B2 (ja) 接点切換表示機能付ピアノスイッチ
JP4185300B2 (ja) 遊技機
JP3567571B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP3106003B2 (ja) 接点切換表示機能付ピアノスイッチ
JP6258405B2 (ja) 遊技機
JP3823687B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP3826650B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP3155370B2 (ja) 接点切換表示機能付ピアノスイッチ
JP3567676B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP2000276973A (ja) ピアノハンドル式スイッチ装置
JP2004095366A (ja) ピアノハンドル式スイッチの表示装置
JP3588580B2 (ja) バッテリ収容装置
JP3591219B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JP2000251579A (ja) スイッチ装置
JP2001134344A (ja) 携帯形電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040301

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term