JPH10103182A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

Info

Publication number
JPH10103182A
JPH10103182A JP25426396A JP25426396A JPH10103182A JP H10103182 A JPH10103182 A JP H10103182A JP 25426396 A JP25426396 A JP 25426396A JP 25426396 A JP25426396 A JP 25426396A JP H10103182 A JPH10103182 A JP H10103182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
vapor separator
fuel
pressure regulator
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25426396A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Hisama
克徳 久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP25426396A priority Critical patent/JPH10103182A/ja
Publication of JPH10103182A publication Critical patent/JPH10103182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プレッシャレギュレータおよびベーパセパレー
タの防振対策と配管を簡素化する。 【解決手段】本発明に係るエンジンの燃料供給装置20
は、燃料中の気泡を除去するベーパセパレータ23と、燃
料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ27とを備え
たものにおいて、プレッシャレギュレータ27をベーパセ
パレータ23に固定し、ベーパセパレータ23をエンジン2
に防振的に取り付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの燃料供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、エンジンおよび燃料供給装置の
一例を示している。このエンジン100は、例えば船外機
用のものであり、その図示しないクランク軸が鉛直方向
を向くよう縦置に搭載されている。
【0003】また、燃料供給装置101 は、低圧フィルタ
102 、低圧ポンプ103A,103B 、ベーパセパレータ104 、
高圧ポンプ105 、高圧フィルタ106 、デリバリパイプ10
7 、インジェクタ108 、プレッシャレギュレータ109 と
いった機器類を備えており、これらの機器類の間がホー
ス状の燃料管で接続された構成となっている。
【0004】このうち、ベーパセパレータ104 は燃料中
の気泡の除去、プレッシャレギュレータ109 は燃料の圧
力調整を行う機器であり、共にエンジン100 に対し防振
的に取り付けて燃料の泡立ちを防ぐ必要がある。したが
って、ベーパセパレータ104およびプレッシャレギュレ
ータ109 は各々防振ゴム等を介してエンジン100 に取り
付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにベーパセパレータ104 とプレッシャレギュレータ10
9 にそれぞれ防振対策が必要なので部品点数が多くな
り、これにより組立も困難になるため製造コストが高く
なっている。これに加え、デリバリパイプ107 とプレッ
シャレギュレータ109 との間、およびプレッシャレギュ
レータ109 とベーパセパレータ104 との間をそれぞれ燃
料管で接続しなければならないので、配管が複雑であ
り、この点でも製造コストが高くなっている。
【0006】さらに、防振ゴム等の部材や多くの配管類
にスペースを費やされるので、船外機のようにエンジン
周りのスペースが少ない場合にはベーパセパレータ104
やプレッシャレギュレータ109 の設置が困難になる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、プレッシャレギュレータおよびベ
ーパセパレータの防振対策と配管を簡素化することので
きるエンジンの燃料供給装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るエンジンの燃料供給装置は、燃料中の
気泡を除去するベーパセパレータと、燃料の圧力を調整
するプレッシャレギュレータとを備えたエンジンの燃料
供給装置において、上記プレッシャレギュレータをベー
パセパレータに固定し、ベーパセパレータをエンジンに
防振的に取り付けたことを特徴とするものである。
【0009】このように、エンジンに防振的に取り付け
たベーパセパレータにプレッシャレギュレータを固定す
れば、エンジンとベーパセパレータとの間が防振されて
いるのでエンジン振動がベーパセパレータに伝わらず、
ベーパセパレータに固定されているプレッシャレギュレ
ータにもエンジン振動が伝わらないので、ベーパセパレ
ータとプレッシャレギュレータとの間に防振対策を施す
必要がなくなり、防振対策を簡素化することができる。
しかも、ベーパセパレータとプレッシャレギュレータと
の間の配管が不要になるので配管も簡素化することがで
きる。
【0010】そして、このような防振対策と配管の簡素
化によってスペースが削減されるので、船外機のように
エンジン周りのスペースが少ない場合でもベーパセパレ
ータやプレッシャレギュレータの設置が非常に容易にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る燃料供給装
置が適用された船外機のエンジン部分を示す左側面図で
あり、向かって左側が進行方向である。また、図2は図
1のII-II 線に沿う横断面図である。
【0012】この船外機1のエンジン2は、例えば水冷
2サイクルのV形6気筒エンジンであり、そのクランク
軸3が鉛直方向を向くように縦置きに搭載されている。
エンジン2の下部にはエンジンホルダ4を介してドライ
ブユニット5が連結されており、ドライブユニット5の
下部に図示しないプロペラが設けられている。また、エ
ンジン2全体がエンジンカバー6で覆われている。
【0013】エンジン2は、シリンダヘッド7、シリン
ダブロック8、クランクケース9、サージタンク10等の
部材が組み合わされて構成されており、クランクケース
9内にクランク軸3が軸支されている。シリンダブロッ
ク8は平面視でV字形をなすよう左右一対に設けられて
おり、それぞれに3本ずつシリンダボア11が形成され、
各シリンダボア11に挿入された合計6個のピストン12が
コンロッド13でクランク軸3に連結されている。
【0014】クランクケース9とサージタンク10との連
結部にはリードバルブ14が設けられており、サージタン
ク10にはスロットルボディ16が連結されるとともに6基
のインジェクタ17が設けられている。また、スロットル
ボディ16内にはスロットルバルブ18が設けられている。
インジェクタ17はリードバルブ14に向かって燃料を噴射
し、スロットルバルブ18はサージタンク10内への吸入空
気量を調整する。
【0015】そして、例えばエンジン2の左側面付近
に、本発明に係る燃料供給装置20が設けられている。図
3は、燃料供給装置20を拡大した左側面図である。この
燃料供給装置20は、シリンダブロック8の左側面付近に
設けられた低圧フィルタ21と、クランクケース9の左側
面に固定された上下2基の低圧ポンプ22A,22Bと、サ
ージタンク10の左側面に設けられたベーパセパレータ23
と、エンジンカバー6の底部に固定された高圧ポンプ24
と、ベーパセパレータ23の下方に設置された高圧フィル
タ25と、サージタンク10の左側面に固定されて上下に延
びるデリバリパイプ26と、プレッシャレギュレータ27
と、前述したインジェクタ17とを備えて構成されてい
る。
【0016】低圧フィルタ21には、船外機1の外部に設
けられた図示しない燃料タンクから延びるホース状の燃
料管29が接続されるとともに、同じくホース状の別な燃
料管30が接続されている。この燃料管30の他端は二股状
に分岐してそれぞれ2基の低圧ポンプ22A,22Bの吸入
側に接続されている。また、低圧ポンプ22A,22Bの吐
出側からはそれぞれ燃料管31,32 が延出しており、低圧
ポンプ22Aから延びる燃料管31の他端が低圧ポンプ22B
から延びる燃料管32に繋がり、燃料管32の他端はベーパ
セパレータ23に接続されている。このように、2基の低
圧ポンプ22A,22Bが並列に接続されているため、万一
片方の低圧ポンプが故障しても他方の低圧ポンプによっ
て燃料の供給がなされる。
【0017】そして、ベーパセパレータ23以下、燃料管
34、高圧ポンプ24、燃料管35、高圧フィルタ25、燃料管
36、デリバリパイプ26、燃料管37、プレッシャレギュレ
ータ27の順に直列に接続され、プレッシャレギュレータ
27は、ベーパセパレータ26に接続されている。なお、デ
リバリパイプ26には各インジェクタ17の尾部が接続され
ている。
【0018】ところで、ベーパセパレータ23はタンク状
に構成されており、その最上部に気抜孔39が設けられ、
内部にフロート40とバルブ機構41が設けられている。こ
のベーパセパレータ23は、防振ゴム42を介してエンジン
2(サージタンク10)に防振的に取り付けられており、
エンジン2の振動による内部燃料の泡立ちが防止されて
いる。
【0019】また、プレッシャレギュレータ27は燃料の
圧力調整部(減圧部)となる部分であり、このプレッシ
ャレギュレータ27は燃料管を介さずベーパセパレータ23
に直接固定されている。
【0020】以上のように燃料供給装置20は構成されて
いる。船外機1の外部に設けられた燃料タンク(非図
示)の燃料は、燃料管29を経て低圧フィルタ21で濾過さ
れ、2基の低圧ポンプ22A,22Bに吸入される。低圧ポ
ンプ22A,22Bから吐出された燃料はベーパセパレータ
23に流れ、ここで気泡を除去されるとともにオイルを混
合され、次に高圧ポンプ24に送られる。高圧ポンプ24か
ら吐出された燃料は、高圧フィルタ25でさらに濾過され
てデリバリパイプ26に送られ、インジェクタ17によりリ
ードバルブ14に向かって噴射される。なお、デリバリパ
イプ26内における余剰燃料は燃料管37を経てプレッシャ
レギュレータ27に送られ、ここで圧力を減圧されてから
ベーパセパレータ23に戻される。
【0021】ベーパセパレータ23内のフロート40は、ベ
ーパセパレータ23内における燃料液面が高くなると上昇
してバルブ機構41を閉じ、低圧ポンプ22A,22Bからの
燃料供給を遮断する。また、燃料液面が低くなるとフロ
ート40は下降してバルブ機構41を開き、低圧ポンプ22
A,22Bからの燃料をベーパセパレータ23内に導く。こ
のため、ベーパセパレータ23内の燃料液面は常に一定の
高さに保たれる。なお、プレッシャレギュレータ27から
戻される燃料はバルブ機構41の開閉に拘らず優先的にベ
ーパセパレータ23内に流入できる。
【0022】この燃料供給装置20は、防振ゴム42を用い
てエンジン2に防振的に取り付けられたベーパセパレー
タ23にプレッシャレギュレータ27が固定されているた
め、エンジン2の振動は防振ゴム42に吸収され、それよ
り先のベーパセパレータ23とプレッシャレギュレータ27
には伝わらない。
【0023】したがって、ベーパセパレータ23とプレッ
シャレギュレータ27との間には防振対策を施す必要がな
く、これによって防振対策を簡素化することができる。
しかも、ベーパセパレータ23とプレッシャレギュレータ
27との間の配管が不要になるので配管も簡素化すること
ができる。
【0024】そして、このような防振対策と配管の簡素
化によってスペースが削減されるので、船外機1のよう
にエンジン2の周りのスペースが少ない場合でもベーパ
セパレータ23やプレッシャレギュレータ27の設置が非常
に容易になる。
【0025】なお、このような燃料供給装置の構成は、
船外機のエンジンに限らず、車両や他の用途のエンジン
にも適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンの燃料供給装置は、燃料中の気泡を除去するベーパ
セパレータと、燃料の圧力を調整するプレッシャレギュ
レータとを備えたエンジンの燃料供給装置において、上
記プレッシャレギュレータをベーパセパレータに固定
し、ベーパセパレータをエンジンに防振的に取り付けた
ことを特徴とする。
【0027】このように、エンジンに防振的に取り付け
たベーパセパレータにプレッシャレギュレータを固定す
れば、エンジンとベーパセパレータとの間が防振されて
いるのでエンジン振動がベーパセパレータに伝わらず、
ベーパセパレータに固定されているプレッシャレギュレ
ータにもエンジン振動が伝わらないので、ベーパセパレ
ータとプレッシャレギュレータとの間に防振対策を施す
必要がなくなり、防振対策を簡素化することができる。
しかも、ベーパセパレータとプレッシャレギュレータと
の間の配管が不要になるので配管も簡素化することがで
きる。
【0028】そして、このような防振対策と配管の簡素
化によってスペースが削減されるので、船外機のように
エンジン周りのスペースが少ない場合でもベーパセパレ
ータやプレッシャレギュレータの設置が非常に容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料供給装置が適用された船外機
のエンジン部分を示す左側面図。
【図2】図1のII-II 線に沿う横断面図。
【図3】本発明の一実施形態を示す燃料供給装置の拡大
左側面図。
【図4】従来の技術を示す燃料供給装置の左側面図。
【符号の説明】
1 船外機 2 エンジン 17 インジェクタ 20 燃料供給装置 21 低圧フィルタ 22A,22B 低圧ポンプ 23 ベーパセパレータ 24 高圧ポンプ 25 高圧フィルタ 26 デリバリパイプ 27 プレッシャレギュレータ 29〜37 燃料管 42 防振ゴム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料中の気泡を除去するベーパセパレー
    タ23と、燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ
    27とを備えたエンジンの燃料供給装置において、上記プ
    レッシャレギュレータ27をベーパセパレータ23に固定
    し、ベーパセパレータ23をエンジン2に防振的に取り付
    けたことを特徴とするエンジンの燃料供給装置20。
JP25426396A 1996-09-26 1996-09-26 エンジンの燃料供給装置 Pending JPH10103182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25426396A JPH10103182A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 エンジンの燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25426396A JPH10103182A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 エンジンの燃料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10103182A true JPH10103182A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17262553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25426396A Pending JPH10103182A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 エンジンの燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10103182A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005040600A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Mikuni Corporation 燃料供給システム
JP2012077722A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Suzuki Motor Corp 船外機の燃料供給構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005040600A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Mikuni Corporation 燃料供給システム
JP2012077722A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Suzuki Motor Corp 船外機の燃料供給構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3773068B2 (ja) 船外機用エンジンの燃料供給装置
US6318329B1 (en) Vibration damping mount for engine control components
JPH10131821A (ja) 船舶用エンジンの燃料供給装置
JPS5841214A (ja) 2サイクルエンジンの潤滑装置
US5522746A (en) Multi-cylinder engine structure and outboard engine
JP3833316B2 (ja) 船舶用エンジンの燃料供給装置
JP3617313B2 (ja) 船外機の燃料供給装置
JPH10103182A (ja) エンジンの燃料供給装置
JPH10339159A (ja) 船舶用エンジンの燃料供給装置
JPH04295172A (ja) 船外機用四サイクル燃料噴射エンジンにおける燃料供給装置
JP2003106128A (ja) 2サイクルエンジンの潤滑装置
JP3899749B2 (ja) 船外機の蒸発燃料装置
JP2008045489A (ja) 汎用内燃機関
JP3734323B2 (ja) 船外機
US20160186677A1 (en) Outboard motor
JP3416285B2 (ja) 船外機の燃料供給装置
JP4293399B2 (ja) 筒内燃料噴射式エンジン
JP2009274546A (ja) 燃料供給装置
JP2002242771A (ja) エンジンの吸気マニホールド
JP3450458B2 (ja) 2サイクルエンジンの燃料供給装置
JP2002242777A (ja) 船外機における吸気及び燃料系の配設構造
WO1998027324A1 (fr) Agencement d'alimentation en carburant de moteurs
JPS6226367A (ja) 船外機用エンジンの燃料供給装置
JPH0232859Y2 (ja)
JP2002242774A (ja) エンジンの吸気マニホールド