JPH0998824A - トランクまたはこれに類する容器 - Google Patents

トランクまたはこれに類する容器

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JPH0998824A
JPH0998824A JP8187671A JP18767196A JPH0998824A JP H0998824 A JPH0998824 A JP H0998824A JP 8187671 A JP8187671 A JP 8187671A JP 18767196 A JP18767196 A JP 18767196A JP H0998824 A JPH0998824 A JP H0998824A
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trunk
container
handgrip
similar
lock
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JP8187671A
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English (en)
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Hilmar Schleer
シュレール ヒルマール
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/18Devices to prevent theft or loss of purses, luggage or hand carried bags
    • A45C13/22Detachable handles; Handles foldable into the luggage

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用資格のない人間による、特に周囲の人間
に気付かれない窃盗を不可能にする。 【解決手段】 ハンドグリップ1が、運搬位置から、外
部より把持不可能な安全位置へ旋回可能、降下可能かつ
/または移動可能であって、しかも把持不可能な安全位
置で確保可能であるか、またはハンドグリップ1が、ト
ランクまたはこれに類する容器に手動式に着脱可能に保
持されていて、しかも手動式に固定可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランクまたはこ
れに類する容器であって、該容器を運搬するための少な
くとも1つのハンドグリップを備えている形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】容器を運搬するための少なくとも1つの
ハンドグリップを有する多数の容器が既に知られてい
る。たとえば、トランクを携行するためのハンドグリッ
プと、場合によってはこのトランクを引っ張るための少
なくとも1つの別のハンドグリップとを有する種々様々
な旅行用トランクが知られている。
【0003】このような容器の運搬時では、この容器か
ら目を離した瞬間にトランクが盗まれる危険が存在して
いる。このような容器は使用資格のない人間によっても
ハンドグリップで容易に把持されて、不自然なく持ち去
られる恐れがあるので、この種の窃盗は周囲の人間にも
気付かれない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式のトランクまたはこれに類する容
器を改良して、使用資格のない人間、つまり窃盗犯によ
る、特に周囲の人間にも気付かれない窃盗が不可能とな
るか、または少なくとも困難となるようなトランクまた
はこれに類する容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ハンドグリップが、運搬位置か
ら、外部より把持不可能な安全位置へ旋回可能、降下可
能かつ/または移動可能であって、しかも把持不可能な
安全位置に確保可能であるか、またはハンドグリップ
が、トランクまたはこれに類する容器に手動式に着脱可
能に保持されていて、しかも手動式に固定可能であるよ
うにした。
【0006】
【発明の効果】すなわち、本発明によるトランクまたは
これに類する容器では、特に使用資格のない人間、つま
り窃盗犯が、運搬目的でハンドグリップを容易に使用で
きないようにハンドグリップを運動させるか、または取
り外すことができる。容器がこのようなハンドグリップ
なしに運搬され得る場合は、この容器が所定のハンドグ
リップで保持されずに不自然な、面倒な形で保持される
ことにより、周囲の人間も容器の窃盗による運搬に気が
付く。また、時々空港または駅において見られるような
大混雑時でも、トランクまたはこれに類する容器を不自
然な、面倒な形で運搬する人間は目立ち易い。このこと
は、場合によっては窃盗犯によるこの容器の窃盗を未然
に防ぐことにもなる。
【0007】本発明によれば、ハンドグリップが運搬位
置から、外部より把持不可能な安全位置へ旋回可能、降
下可能かつ/または移動可能であるか、またはハンドグ
リップがトランクまたはこれに類する容器に手動式に着
脱可能に保持されていて、しかも手動式に固定可能であ
る。「手動式」とは、主として工具なしに、しかも大き
な面倒なしにハンドグリップの取付・取り外しを行うこ
とが可能であることを意味する。しかし、トランクが、
外部より把持不可能な安全位置へ運動可能なハンドグリ
ップを有していて、同一のトランクまたは同一の容器
に、手動式に着脱可能に固定される別のハンドグリップ
が設けられていることも可能である。
【0008】本発明の有利な構成では、枢着式または可
動式のハンドグリップが、把持不可能な安全位置で閉鎖
可能である。したがって、このハンドグリップは使用資
格のない人間によっても、所定の閉鎖手段の解除なしに
は運搬位置へ起立され得ない。
【0009】本発明の別の有利な構成では、ハンドグリ
ップが、トランクまたはこれに類する容器の内室を仕切
る2つのトランク部分または容器部分の分離平面の範囲
に旋回可能に保持されており、しかもハンドグリップが
前記内室へ旋回可能である。トランクまたはこれに類す
る容器が十分に閉鎖可能でない場合でも、このようなト
ランクの窃盗は人目に付くことなしに不可能である。な
ぜならば、自然な形でのトランク運搬を可能にするため
には、まずハンドグリップがトランク内室または容器内
室から引き出されなければならないからである。しかし
汎用の旅行用トランク、つまりトランク部分がトランク
シェルとして互いに旋回可能に結合されていて、少なく
とも1つのトランク錠によって互いに閉鎖可能となるよ
うなトランクでは、ハンドグリップをこのトランクシェ
ルのトランク内室へ旋回させて、トランク内室内で既存
のトランク錠によって安全確保することができるので特
に有利である。したがって、トランク錠の閉鎖により、
トランク内室に存在する対象物だけでなく、トランク内
室へ旋回させられた少なくとも1つのハンドグリップも
安全確保される。
【0010】ハンドグリップをできるだけ簡便にトラン
ク内室へ旋回させることができ、しかもこの場合に、ト
ランク全体またはこれに類する容器全体を開放しなくて
済むようにするためには、互いに旋回可能に結合された
両容器部分のうちの少なくとも一方の容器部分が、外方
に向かって開放旋回可能なヘッド部分を有していると有
利である。
【0011】本発明のさらに別の特に有利な構成では、
両容器部分が各1つのヘッド部分を有しており、このヘ
ッド部分が互いに逆向きの方向で外方に向かって開放旋
回可能であり、この目的のために両ヘッド部分が、それ
ぞれ旋回軸線を中心にして旋回可能である。この旋回軸
線は両容器部分の間の旋回軸線に対してほぼ平行に配置
されていると有利である。互いに逆向きの方向で外方に
向かって開放旋回可能な両ヘッド部分が設けられている
ことに基づき、トランクまたはこれに類する容器を、特
に都合の悪い場所でわざわざ完全に開放する必要なし
に、たとえば携帯した衣類またはこれに類する対象物を
容器内部から容易に取り出すことができるか、または容
器内部に収納することができる程度にトランクまたはこ
れに類する容器を開放することが可能となる。
【0012】両容器部分に、容器部分の旋回軸線とヘッ
ド部分の旋回軸線との間で中間底部が設けられていると
特に有利である。この中間部分によって、容器内部を少
なくとも2つの収納室に分割することができる。この場
合、これらの収納室のうち、中間底部とヘッド部分とに
よって仕切られた内室は別個の収納室を形成する。
【0013】ヘッド部分によって取り囲まれた容器内室
に、有利には閉鎖可能な、特に着脱可能に保持された少
なくとも1つの別個の内部容器が設けられていると有利
である。この内部容器は、たとえば携帯した化粧品また
は外用保健薬を収容するために役立つか、または貴重品
を保管するためにも役立つことができる。特に貴重品を
収容した内部容器、つまり実際にはカセットまたは金庫
として携帯された内部容器は、この内部容器がトランク
またはこれに類する容器に着脱可能に保持されている場
合、トランクまたはこれに類する容器から容易に取り出
して、一時的にたとえばホテル金庫に収納することがで
きる。
【0014】所定の旋回軸線を中心にして容器内室へ旋
回可能なハンドグリップが、その旋回ジョイントの範囲
で球状に形成されていると有利である。ハンドグリップ
がその旋回ジョイントの範囲で球状に形成されているこ
とに基づき、このハンドグリップは安全位置でせいぜい
トランク外壁を少しだけ超えて突出するに過ぎないの
で、実際には窃盗目的の不正操作のための取り付き面を
提供していない。
【0015】比較的大きなトランクをも容易に携帯でき
るようにするためには、このようなトランクまたは容器
がしばしばローラまたは車輪を有しており、このローラ
または車輪によってトランクまたは容器を簡便に移動さ
せることができる。簡便な移動をさらに付加的に促進す
るためには、両容器部分のうちの少なくとも一方の容器
部分に、スライド補助体として形成された別のハンドグ
リップが摺動可能に案内されていて、このハンドグリッ
プが摺動終端位置で容器にロック可能、閉鎖可能または
これに類する形式で安全確保可能であると有利である。
この場合、両容器部分にスライド補助体として形成され
た各1つのハンドグリップが設けられていて、両ハンド
グリップが少なくとも引き出された使用位置で互いに解
離可能に連結可能であると有利である。したがって、ト
ランクまたはこれに類する容器を開放するためには、両
ハンドグリップを容易に互いに連結解離することができ
るので、互いに枢着結合された両容器部分を開放旋回さ
せて、容器内室を露出させることができる。
【0016】本発明のさらに別の有利な構成では、ハン
ドグリップが、トランクまたはこれに類する容器の外面
に近付けられた旋回位置またはトランクまたはこれに類
する容器の外面に接した旋回位置へ旋回可能であって、
しかもこの旋回位置に位置固定可能である。この構成で
は、トランク外面または容器外面に接したハンドグリッ
プの把持が不可能となるようにハンドグリップがトラン
ク外面または容器外面の方向に旋回させられる。
【0017】本発明のさらに別の有利な構成では、ハン
ドグリップがトランクまたは容器に摺動可能に案内され
ていて、このハンドグリップが、把持不可能な摺動終端
位置で安全確保可能である。容器に摺動可能に案内され
たハンドグリップは本発明によるトランクまたはこれに
類する容器の単純で、しかも安定的な構成を促進する。
【0018】しかし、ハンドグリップが少なくとも1つ
の保持アームを介して容器に結合されていて、ハンドグ
リップが把持不可能な安全位置へ降下可能となるように
この保持アームが枢着式に形成されていて、かつ/また
は容器に保持されていることも可能である。この場合、
ハンドグリップの保持アームはテレスコープ式に形成さ
れていてよい。しかし、少なくとも一方の保持アームが
折り畳み可能であって、この目的のために互いに枢着結
合された少なくとも2つのアーム部分から成っているこ
とも可能である。
【0019】本発明によるトランクの簡単な取扱い性を
さらに付加的に促進するためには、ハンドグリップが戻
し力に抗して安全位置へ運動可能であると有利である。
ハンドグリップがまず、把持不可能な旋回位置へ旋回さ
せられるか、降下されるか、移動されるか、またはこれ
に類する運動形式で運動させられた後に、ハンドグリッ
プをこの安全位置に保持する安全装置を解除するだけ
で、ハンドグリップは戻し力に基づき使用位置へ自動的
に運動することができる。この使用位置において、ハン
ドグリップは容易に把持されて、トランクは簡便に携帯
され得る。
【0020】ハンドグリップを安全割りピンまたはこれ
に類するものによって、把持不可能な安全位置で安全確
保することが可能である。しかし本発明のさらに別の有
利な構成では、ハンドグリップが少なくとも1つのロッ
ク錠によって、把持不可能な安全位置で確保可能であ
る。この場合、ロック錠がロック体またはこれに類する
ロックエレメントを有しており、このロックエレメント
がロック錠の閉鎖位置でハンドグリップに少なくとも所
定の範囲で被さるようになっていると有利である。この
ようなロックエレメントは、たとえばシェル形のロック
エレメントとして形成されていてよく、このシェル形の
ロックエレメントはトランク外被または容器外被に接す
る閉鎖位置においてハンドグリップを完全に取り囲む。
また、ロックエレメントの一方のロック端部がトランク
外壁または容器外壁に旋回可能に保持され、このロック
エレメントの反対の側の他方のロック端部がトランク壁
または容器壁に固定可能または閉鎖可能となるようにロ
ックエレメントを形成することも可能である。この場合
にも、ロックエレメントは閉鎖位置においてハンドグリ
ップに少なくとも所定の範囲で被さる。
【0021】本発明のさらに別の、特に形状の美しく、
しかも確実な有利な構成では、ハンドグリップがその安
全位置において、トランクまたはこれに類する容器に設
けられた、特にほぼ形状適合された切欠き内に配置され
ていて、安全確保可能である。この場合、この切欠き内
でハンドグリップを安全確保するためには、トランクま
たはこれに類する容器で閉鎖可能なカバー、フラップ、
ベネッシャンブラインドまたはこれに類するロックエレ
メントが設けられていると有利である。
【0022】ロック錠がその閉鎖位置においてハンドグ
リップの旋回運動またはこれに類する運動をロックして
おり、かつ/またはロック錠がその閉鎖位置においてハ
ンドグリップを、有利にはハンドグリップ旋回軸線から
間隔をおいてトランク外壁または容器外壁に位置固定し
ていると有利である。
【0023】ハンドグリップをできるだけ軽量に、簡便
にかつ安定的に形成するためには、ロック錠の、少なく
とも1つのロックバーおよび/またはロックラッチを有
する錠ケーシングが、トランク外被または容器外被に設
けられており、ハンドグリップが、ロック錠に対応する
少なくとも1つのロックバー捕捉穴またはロックラッチ
捕捉穴を有していると有利である。すなわち、この構成
では、ロック錠の錠ケーシングがハンドグリップに収納
されているのではなく、容器外被の範囲に配置されてい
る。ハンドグリップは、このハンドグリップの外観や安
定性をほとんど損なわないロックバー捕捉穴またはロッ
クラッチ捕捉穴しか有していない。
【0024】ロック錠が鍵錠および/またはダイヤル錠
として形成されていると有利である。この場合、ロック
錠には、トランクシェルを閉鎖するために設けられたト
ランク鍵の有するものと同じ鍵または同じダイヤル組合
せが対応していると有利である。
【0025】本発明によるトランクまたはこれに類する
容器では、使用資格のない人間による、特に人目に付か
ない窃盗が不可能とされるか、または少なくとも著しく
困難にされる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0027】図1〜図5には、トランクとして形成され
た容器が図示されている。この容器は運搬のためにハン
ドグリップ1を有している。このハンドグリップ1は図
1および図3に示した運搬位置または使用位置から、図
2に示した安全位置へ旋回可能である。この目的のため
に、図1〜図5に示したトランクのハンドグリップ1は
トランクの内室を仕切る2つのトランク部分または容器
部分2,3の分離平面の範囲に旋回可能に保持されてい
る。必要に応じて窃盗犯によるトランクの盗難を防止す
るためには、ハンドグリップ1を図1に示した運搬位置
または使用位置からトランクの内室へ旋回させることが
できる。図2に示したように、内室へ旋回させられたハ
ンドグリップはこの場所でロック錠4によって安全確保
することができる。また。このロック錠4はトランク部
分2,3のためのロック錠としても働く。
【0028】図1〜図5に示した容器をハンドグリップ
1なしで運搬することができる場合でも、このトランク
が不自然な面倒な形で保持されること、つまり運搬のた
めに設けられたハンドグリップで保持されないことによ
り、周囲の人間も、容器の窃盗による運搬に気付く。ま
た、時々空港や駅において見られるような大混雑時で
も、ハンドグリップが図2に示したようにトランク内室
へ旋回させられた状態でトランクを不自然な不便な形で
運搬している人間は目立ち易い。このことは場合によっ
てはトランク窃盗犯による窃盗を未然に防ぐことにな
る。
【0029】図3から良く判るように、図示のトランク
は各トランク部分2;3に付加的に、スライド補助手段
として形成された、複数の部分から成る別のハンドグリ
ップ5を有している。このハンドグリップ5のグリップ
部分5a,5bはトランク部分2,3に摺動可能に案内
されている。スライド補助手段として働くハンドグリッ
プ5は図1および図2に示した摺動終端位置ではトラン
クにロック可能、閉鎖可能またはこれに類する形式で安
全確保可能である。ハンドグリップ5が図3に示した運
搬位置にまで摺動されると、トランクはトランク底部に
設けられた走行ローラまたはこれに類するものと相まっ
て、使用資格者によって簡便に移動させることができ
る。
【0030】図3に示したように、トランク部分2,3
に同じ高さで設けられた両グリップ部分5a,5bは引
き出された使用位置において互いに解除可能に連結可能
である。両グリップ部分5a,5bの連結を解除するこ
とにより、図1〜図5に示したトランクを容易に完全に
開くことができる。
【0031】図4および図5に示したように、両トラン
ク部分2,3は各1つのヘッド部分6,7を有してい
る。両トランク部分2,3に設けられたヘッド部分6,
7は互いに逆の方向で外方に向かって開放可能である。
このときに、ヘッド部分6,7はそれぞれ旋回軸線8を
中心にして旋回可能である。この旋回軸線8は両トラン
ク部分または両容器部分2,3の間の旋回軸線に対して
ほぼ平行に配置されている。ヘッド部分6,7のこの旋
回軸線8は、たとえば織布から成るトランク壁材料のフ
レキシブル性またはこの材料の弱化個所に基づき形成さ
れていてよいが、しかし各ヘッド部分6,7を対応する
容器部分またはトランク部分に少なくとも1つの旋回ジ
ョイントを介して結合することも可能である。
【0032】図4および図5から判るように、両容器部
分またはトランク部分2,3には、両容器部分2,3の
旋回軸線と、ヘッド部分6,7の旋回軸線8との間で中
間底部9が設けられている。この中間底部9はトランク
内室を分割しており、この場合、中間底部9と、隣接の
ヘッド部分6,7とが別個の収納室を形成している。し
たがって、トランクをロック錠4で開放し、かつヘッド
部分6,7を外方に向かって開放旋回させることによ
り、コートまたはこれに類する対象物を収納するために
役立つ収納室を開放することができる。中間底部9とヘ
ッド部分6,7とによって仕切られたトランク内室は、
図1〜図5に示したトランクを特に不適当な場所で完全
に開放する必要なしに使用することができる。
【0033】図4および図5に示したように、ヘッド部
分6,7によって仕切られた容器内室には、この場合貴
重品箱として形成された別個の内部容器10が着脱可能
に保持されている。この内部容器10は、その内部に収
納された宝飾品またはこれに類する貴重品を保護するた
めにそれ自体閉鎖可能である。図4に示したトランクに
おいては、この内部容器10が中間底部9に着脱可能に
固定されるのに対して、図5に示したトランクでは内部
容器10が隔壁11によって確実に保持される。この隔
壁11はヘッド部分6,7内で、特に形状適合された保
管室を区画している。図4に示したように、ヘッド部分
6,7内で対象物12を保管するために使用される収納
室は必要に応じて別の隔壁13によって遮蔽するか、ま
たは分割することができる。
【0034】図2から判るように、所定の旋回軸線を中
心にして容器内室へ旋回可能なハンドグリップ1は、対
応する旋回ジョイントの範囲で球状に形成されている。
このように旋回ジョイントを球状に形成することによ
り、この旋回ジョイントは図2に示したハンドグリップ
の安全位置において、外方に向かってほとんど突出しな
くなるので、ハンドグリップ1やその旋回ジョイント1
4は窃盗犯によって容易に不正操作され得なくなる。
【0035】図4および図5に示したトランクのグリッ
プ部分5a,5bはヘッド部分6,7の旋回軸線8に対
して同軸的に摺動可能に案内されている。このためには
旋回軸線8によって形成された旋回ジョイントが、グリ
ップ部分5a,5bのロッド状の摺動部分(図示しな
い)を収容する目的で中空軸として形成されている。
【0036】図6および図7に示したトランクのハンド
グリップ1は、外部より把持不可能な安全位置へ旋回さ
せることができる。図6にはハンドグリップ1が運搬位
置で示されており、図7にはハンドグリップ1が安全位
置で示されている。この安全位置において、ハンドグリ
ップ1はトランクに旋回可能に保持されたフラップ状の
ロックエレメント15によって安全確保することができ
る。このロックエレメント15は図7に示した安全位置
においてハンドグリップ1を所定の範囲で取り囲んでい
る。安全位置において、フラップ状のロックエレメント
15はロック錠4によって確固不動にロック可能とな
る。この場合、このロック錠4はダイヤル錠として形成
されている。ハンドグリップ1の、図6に示した運搬位
置でも、図7に示した安全位置でも、ロックフラップと
して形成されたフラップ状のロックエレメント15は、
隣接するトランク壁範囲と面一に整合している。
【0037】図8および図9に示したトランクのハンド
グリップ1は、同じく外部からは把持不可能な安全位置
へ旋回可能であり、かつこの旋回位置で安全確保可能で
ある。このためにハンドグリップ1を図9に示した安全
位置に保持するためには、ロック錠4が設けられてい
る。このロック錠4はハンドグリップ1の旋回運動を直
接にハンドグリップ1の旋回軸線でロックする。図6お
よび図7に示した実施例と同様に、図8および図9に示
したトランクのハンドグリップも、安全位置において、
トランク壁に設けられた、ほぼ形状適合された切欠きに
配置されている。したがって、トランクを背後から把持
して運搬することを許す恐れのある取り付き個所は全く
存在していない。
【0038】図10〜図12に示したさらに別の実施例
では、やはり把持不可能な旋回位置へ旋回可能なハンド
グリップ1がロック錠4によって安全確保可能である。
このロック錠4のロックバー16はハンドグリップ1に
設けられたロックバー捕捉穴17に係合する(図11参
照)。
【0039】たとえば図8および図9または図10〜図
12に示したトランクの良好な取扱い性は、ハンドグリ
ップ1が戻し力に抗して安全位置へ運動可能であると一
層促進される。したがって、ロック錠4のロックが解除
されるやいなや、たとえば戻し力として働くばね機構が
ハンドグリップ1を、トランクシェル凹部から自動的に
進出旋回させる。
【0040】図13〜図15に示したトランクはその構
造の点で、図1〜図5に示した容器またはトランクとほ
ぼ一致している。図13〜図15に示したトランクもハ
ンドグリップ1を有しており、このハンドグリップ1は
トランクの内室を仕切る2つのトランク部分または容器
部分2,3の分離平面の範囲に配置されている。この場
合、ハンドグリップ1はトランクの開放後に(図14参
照)、トランク内部へ旋回させることができる。これに
より、特に窃盗犯がトランクを運搬する目的でハンドグ
リップ1を利用することはもはや不可能となる。汎用の
ロック錠4を用いたトランク部分または容器部分2,3
の閉鎖によって、このハンドグリップもトランク内部で
安全確保される(図15参照)。
【0041】図16および図17には、やはりトランク
として形成された容器が図示されている。このトランク
のハンドグリップはトランクまたはこれに類する容器に
手動式に着脱可能に保持されていて、しかも手動式に固
定可能である。したがって、場合によってはロック錠4
によって図16に示した運搬位置に確保されたハンドグ
リップ1は、ロック錠4のロック解除後に、トランクシ
ェルに設けられた対応する固定個所18から引き抜くこ
とができる。
【0042】図18および図19に示したトランクの場
合でも、ハンドグリップ1はトランクに手動式に着脱可
能に保持されていて、しかも必要に応じて同じく別の工
具なしに手動式に固定され得る。図16および図17に
示したトランクの場合と同様に、このハンドグリップ1
も、場合によってはロック錠4のロック解除後に、この
ハンドグリップ1をその長手方向軸線を中心にして僅か
に回転させることにより、対応するガイド溝19から引
き抜くことができる。図16〜図19に示したトランク
の、使用資格のない人間による窃盗を防止したい場合に
は、単にハンドグリップ1がトランクシェルから取り外
されて、使用資格者によって携行されるだけでよい。
【0043】図20および図21に示したトランクで
は、把持不可能な安全位置へ旋回可能なハンドグリップ
をスライドカバー20によって安全確保することができ
る。このスライドカバー20は、図21に示した安全位
置でトランクの切欠き内に位置するハンドグリップを遮
蔽している。図20に示した運搬位置からハンドグリッ
プを内方旋回させた後に、トランクシェルに摺動可能に
案内されたスライドカバー20はハンドグリップを遮蔽
する。この場合に、スライドカバー20はロック錠4に
よって固定可能である。
【0044】図20および図21に示したトランクと同
様に、図22および図23に示したトランクも、カバー
として形成されたロックエレメント21を有している。
このロックエレメント21は図23に示した安全位置で
ロック錠4によって安全確保することができる。ハンド
グリップ1を内方旋回させてトランク外壁に当て付けた
後に、トランクに枢着保持された、複数の部分から成る
カバーがハンドグリップ1を遮蔽する。
【0045】また、トランクが、外部より把持不可能な
安全位置へ運動可能なハンドグリップ1を1つしか有し
ないのではなく、同一のトランクまたはこれに類する容
器に、図16〜図19に示したハンドグリップと同様に
トランクに手動式に着脱可能に固定されている別のハン
ドグリップを設けることも可能である。
【0046】また、図24および図25から判るよう
に、ハンドグリップ1をまず、トランク外面に近づけら
れた旋回位置またはトランク外面に接する旋回位置へ旋
回させ、続いてトランクに摺動可能に案内されたハンド
グリップ1を所望の安全位置へ移動させ、この安全位置
でハンドグリップ1をロック錠4によって固定すること
も可能である。
【0047】図26〜図31に示した種々の実施例で
は、トランクのハンドグリップ1が、少なくとも1つの
保持アームを介してトランクシェルまたはこれに類する
容器に結合されている。この場合、この保持アームはト
ランクまたはこれに類する容器に枢着式に形成されてい
るか、または枢着式に保持されているので、それぞれハ
ンドグリップ1は把持不可能な安全位置へ降下可能とな
る。
【0048】このために図26および図27に示したト
ランクでは、グリップ端部に設けられた保持アーム22
が折り畳み可能に形成されている。このためには、保持
アーム22が、互いに枢着結合された2つのアーム部分
を有している。両アーム部分は一種の蝶番と同様に下方
に押圧されて、ロック錠4によって安全確保され得る。
トランクに設けられた、形状適合された切欠きへ降下さ
れたハンドグリップは、図27に示した安全位置におい
てトランクアウタシェルとほぼ面一に整合している。ハ
ンドグリップが戻し力に抗して図27に示した安全位置
へ押圧されなければならない場合には、ロック錠4によ
って形成された安全装置の解除時に、ハンドグリップは
実際に作業位置または運搬位置へ飛び出すことができ
る。図28および図29に示した鎌形または円セグメン
ト形の保持アームは、トランクに、互いに逆の方向で移
動可能に案内されていると有利である。その結果、この
ハンドグリップは押し下げによって安全位置へもたらす
ことができる。この安全位置でハンドグリップは直接に
トランク外面に接している。保持アーム23がフレキシ
ブルな半弾性的な材料から製造されていると、保持アー
ム23、ひいてはハンドグリップ1はロック錠4のロッ
ク解除後に自動的に上方に向かって所望の作業位置にま
で飛び出る。
【0049】それに対して、図30および図31に示し
たトランクのハンドグリップでは、保持アーム24がテ
レスコープ式に形成されている。このテレスコープ式の
保持アーム24により、トランクに設けられた、形状適
合された切欠きへハンドグリップ1を降下させることが
可能となる。この場合、図30および図31に示したト
ランクのハンドグリップ1もロックバー捕捉穴17を有
している。このロックバー捕捉穴17はロック錠4のロ
ックバー(図示しない)と協働する。
【0050】図31に示した安全位置では、トランクの
切欠きに位置するハンドグリップ1が、隣接するトラン
ク壁範囲とほぼ完全に面一に整合しているので、ロック
錠4を用いて安全確保されたハンドグリップは窃盗犯に
よって使用され得ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例によるトランクをハンドグリ
ップの運搬位置で示す斜視図である。
【図2】図1に示したトランクをハンドグリップの安全
位置で示す斜視図である。
【図3】図1に示したトランクを、スライド補助手段と
して働くハンドグリップが引き出された状態で示す斜視
図である。
【図4】図1に示したトランクをヘッド部分が開かれた
状態で示す斜視図である。
【図5】図1に示したトランクをトランク部分が開かれ
た状態で示す斜視図である。
【図6】本発明の別の実施例によるトランクをハンドグ
リップの運搬位置で示す斜視図である。
【図7】図6に示したトランクをハンドグリップの安全
位置で示す斜視図である。
【図8】本発明のさらに別の実施例によるトランクをハ
ンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図9】図8に示したトランクをハンドグリップの安全
位置で示す斜視図である。
【図10】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図11】図10に示したトランクのロック錠の範囲を
拡大して示す図である。
【図12】図10に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図13】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図14】図13に示したトランクをトランク開放位置
で示す斜視図である。
【図15】図13に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図16】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図17】図16に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図18】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図19】図18に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図20】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図21】図20に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図22】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図23】図22に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図24】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図25】図24に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図26】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図27】図26に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図28】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図29】図28に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【図30】本発明のさらに別の実施例によるトランクを
ハンドグリップの運搬位置で示す斜視図である。
【図31】図30に示したトランクをハンドグリップの
安全位置で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンドグリップ、 2,3 トランク部分または容
器部分、 4 ロック錠、 5 ハンドグリップ、 5
a,5b グリップ部分、 6,7 ヘッド部分、 8
旋回軸線、 9 中間底部、 10 内部容器、 1
1 隔壁、 12 対象物、 13 隔壁、 14 旋
回ジョイント、 15 ロックエレメント、 16 ロ
ックバー、 17 ロックバー穴、 18 固定個所、
19ガイド溝、 20 スライドカバー、 21 ロ
ックエレメント、 22,23,24 保持アーム

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクまたはこれに類する容器であっ
    て、該容器を運搬するための少なくとも1つのハンドグ
    リップを備えている形式のものにおいて、ハンドグリッ
    プ(1,5)が、運搬位置から、外部より把持不可能な
    安全位置へ旋回可能、降下可能かつ/または移動可能で
    あって、しかも把持不可能な安全位置に確保可能である
    か、またはハンドグリップ(1)が、トランクまたはこ
    れに類する容器に手動式に着脱可能に保持されていて、
    しかも手動式に固定可能であることを特徴とする、トラ
    ンクまたはこれに類する容器。
  2. 【請求項2】 ハンドグリップ(1,5)が、把持不可
    能な安全位置で閉鎖可能である、請求項1記載のトラン
    クまたはこれに類する容器。
  3. 【請求項3】 ハンドグリップ(1)が、トランクまた
    はこれに類する容器の内室を仕切る2つのトランク部分
    または容器部分(2,3)の分離平面の範囲に旋回可能
    に保持されており、しかもハンドグリップ(1)が前記
    内室へ旋回可能である、請求項1または2記載のトラン
    クまたはこれに類する容器。
  4. 【請求項4】 互いに旋回可能に結合された両容器部分
    (2,3)のうちの少なくとも一方の容器部分が、外方
    に向かって開放旋回可能なヘッド部分(6,7)を有し
    ている、請求項1から3までのいずれか1項記載のトラ
    ンクまたはこれに類する容器。
  5. 【請求項5】 両容器部分(2,3)が、各1つのヘッ
    ド部分(6,7)を有しており、該ヘッド部分(6,
    7)が、互いに逆の方向で外方に向かって開放旋回可能
    であり、この目的のために両ヘッド部分(6,7)が、
    所定の旋回軸線(8)を中心にして旋回可能であり、該
    旋回軸線(8)が、有利には両容器部分(2,3)の間
    の旋回軸線に対してほぼ平行に配置されている、請求項
    4記載のトランクまたはこれに類する容器。
  6. 【請求項6】 両容器部分(2,3)に、両容器部分
    (2,3)の旋回軸線と、前記ヘッド部分(6,7)の
    旋回軸線(8)との間で中間底部(9)が設けられてい
    る、請求項4または5記載のトランクまたはこれに類す
    る容器。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド部分(6,7)によって取り
    囲まれた容器内室に、有利には閉鎖可能な、特に着脱可
    能に保持された少なくとも1つの別個の内部容器(1
    0)が設けられている、請求項4から6までのいずれか
    1項記載のトランクまたはこれに類する容器。
  8. 【請求項8】 所定の旋回軸線を中心にして容器内室へ
    旋回可能なハンドグリップ(1)が、対応する旋回ジョ
    イント(14)の範囲で球状に形成されている、請求項
    3から7までのいずれか1項記載のトランクまたはこれ
    に類する容器。
  9. 【請求項9】 両容器部分(2,3)のうちの少なくと
    も一方の容器部分に、スライド補助体として形成された
    ハンドグリップ(5)が摺動可能に案内されており、該
    ハンドグリップ(5)が、把持不可能な摺動終端位置で
    容器にロック可能、閉鎖可能またはこれに類する形式で
    安全確保可能である、請求項1から8までのいずれか1
    項記載のトランクまたはこれに類する容器。
  10. 【請求項10】 両容器部分(2,3)に、スライド補
    助体として形成されたハンドグリップ(5)の各1つの
    グリップ部分(5a,5b)が設けられており、該グリ
    ップ部分(5a,5b)が、少なくとも引き出された使
    用位置で互いに解離可能に連結可能である、請求項1か
    ら9までのいずれか1項記載のトランクまたはこれに類
    する容器。
  11. 【請求項11】 ハンドグリップ(1)が、トランクま
    たはこれに類する容器の外面に近付けられた旋回位置ま
    たはトランクまたはこれに類する容器の外面に接した旋
    回位置へ旋回可能であるか、または該旋回位置に固定可
    能である、請求項1から10までのいずれか1項記載の
    トランクまたはこれに類する容器。
  12. 【請求項12】 ハンドグリップ(1)が容器に摺動可
    能に案内されており、ハンドグリップ(1)が、把持不
    可能な摺動終端位置で安全確保可能である、請求項1か
    ら11までのいずれか1項記載のトランクまたはこれに
    類する容器。
  13. 【請求項13】 ハンドグリップ(1)が少なくとも1
    つの保持アーム(22,23,24)を介して容器に結
    合されており、ハンドグリップ(1)が把持不可能な安
    全位置へ降下可能となるように該保持アーム(22,2
    3,24)が枢着式に形成されていて、かつ/または容
    器に保持されている、請求項1から12までのいずれか
    1項記載のトランクまたはこれに類する容器。
  14. 【請求項14】 ハンドグリップ(1)の前記保持アー
    ム(22,23,24)が、テレスコープ式に形成され
    ている、請求項1から13までのいずれか1項記載のト
    ランクまたはこれに類する容器。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの保持アーム(22)
    が折り畳み可能に形成されていて、この目的のために互
    いに枢着結合された少なくとも2つのアーム部分を有し
    ている、請求項1から14までのいずれか1項記載のト
    ランクまたはこれに類する容器。
  16. 【請求項16】 ハンドグリップ(1)が戻し力に抗し
    て安全位置へ運動可能である、請求項1から15までの
    いずれか1項記載のトランクまたはこれに類する容器。
  17. 【請求項17】 ハンドグリップ(1)が、少なくとも
    1つのロック錠(4)によって、把持不可能な安全位置
    で安全確保可能である、請求項1から16までのいずれ
    か1項記載のトランクまたはこれに類する容器。
  18. 【請求項18】 前記ロック錠(4)が、ロック体(1
    5)またはこれに類するロックエレメントを有してお
    り、該ロック体(15)が、ロック錠(4)の閉鎖位置
    でハンドグリップを少なくとも所定の範囲で取り囲んで
    いるか、またはハンドグリップに少なくとも所定の範囲
    で被さっている、請求項1から17までのいずれか1項
    記載のトランクまたはこれに類する容器。
  19. 【請求項19】 ハンドグリップ(1)が安全位置で、
    特にトランクまたはこれに類する容器に設けられた、ほ
    ぼ形状適合された切欠き内に配置されていて、安全確保
    可能である、請求項1から18までのいずれか1項記載
    のトランクまたはこれに類する容器。
  20. 【請求項20】 前記切欠きにハンドグリップを確保す
    るために、トランクまたはこれに類する容器で閉鎖可能
    なカバー(20,21)、フラップ(15)、ベネッシ
    ャンブラインドまたはこれに類するロックエレメントが
    設けられている、請求項1から19までのいずれか1項
    記載のトランクまたはこれに類する容器。
  21. 【請求項21】 ロック錠(4)がその閉鎖位置でハン
    ドグリップ(1)の旋回運動をロックしており、かつ/
    またはロック錠(4)がその閉鎖位置でハンドグリップ
    (1)を、有利にはハンドグリップ旋回軸線から間隔を
    おいてトランク外壁または容器外壁に位置固定してい
    る、請求項1から20までのいずれか1項記載のトラン
    クまたはこれに類する容器。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つのロックバー(16)
    および/またはロックラッチを有するロック錠(4)
    が、トランク外被または容器外被に設けられており、ハ
    ンドグリップ(1)が、ロック錠に対応する少なくとも
    1つのロックバー捕捉穴またはロックラッチ捕捉穴(1
    7)を有している、請求項1から21までのいずれか1
    項記載のトランクまたはこれに類する容器。
  23. 【請求項23】 ロック錠(4)が鍵錠および/または
    ダイヤル錠として形成されている、請求項1から22ま
    でのいずれか1項記載のトランクまたはこれに類する容
    器。
  24. 【請求項24】 トランクがフレームトランクまたはシ
    ェルトランクとして形成されている、請求項1から23
    までのいずれか1項記載のトランクまたはこれに類する
    容器。
JP8187671A 1995-07-18 1996-07-17 トランクまたはこれに類する容器 Pending JPH0998824A (ja)

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