JPH0998657A - 穀物貯蔵設備 - Google Patents

穀物貯蔵設備

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JPH0998657A
JPH0998657A JP25759995A JP25759995A JPH0998657A JP H0998657 A JPH0998657 A JP H0998657A JP 25759995 A JP25759995 A JP 25759995A JP 25759995 A JP25759995 A JP 25759995A JP H0998657 A JPH0998657 A JP H0998657A
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JP
Japan
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grain
temperature
silo
humidity
silos
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JP25759995A
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Noboru Oyamada
昇 小山田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀物の備蓄貯蔵に際して貯蔵管理を容易にす
ること、設備コスト及びランニングコストを低減するこ
と、製品の歩留り及び設備の作業環境を改善することを
図る。 【解決手段】 搬入された穀物を乾燥する装置と貯蔵す
る装置とを備えるとともに、前記貯蔵装置を穀物の搬入
用コンベアと搬出用コンベアとの間に並列接続した複数
のサイロにより構成し、前記乾燥装置を、前記複数のサ
イロ内に間隔を保って供給源と並列接続して設けた温度
・湿度調整風の吹出しノズル管と、前記吹出しノズル管
と間隔を保ってサイロ内に配置した温度・湿度センサー
管と、前記温度・湿度センサーの検出温度・湿度に応じ
てサイロ内の穀物の乾燥に必要な温度・湿度・風量に調
整した温風を前記吹出しノズル管に供給するエアコン装
置とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米その他の穀物の
備蓄等のための貯蔵設備の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の穀物貯蔵設備の例とし
て米の貯蔵設備の構成例をブロック図で示したものであ
る。図において、貯蔵設備は、概略的に入荷場01、貯
蔵場02、籾摺場03及び出荷場04とで構成されてい
る。入荷場01では、搬入された籾米を粗選・計量・サ
ンプル検査した後、貯蔵場02へ送り、貯蔵場02では
送られた籾米を乾燥機05で熱風乾燥してサイロ06へ
貯蔵する。また、出荷時にはサイロ06から籾米を籾摺
場03へ送り、精選・脱穀した後、出荷場04へ送り、
計量・袋詰め処理して出荷する。
【0003】貯蔵場02に設けるサイロ06には、一般
に円筒型の独立サイロが使用され、一つの独立サイロ0
6と、このサイロ06に接続して独立設置した乾燥機0
5とで一単位の貯蔵系を構成し、この貯蔵系単位を多数
設置して数千トン規模の米貯蔵設備を構成している。
【0004】図12は、貯蔵場02の詳細例であり、乾
燥機05の前段には一時貯留槽07を設けている。籾は
入荷場01からコンベア08a及びエレベータ09aを
経て一時貯留槽07へ入り、一時貯留槽07から他のコ
ンベア08b及びエレベータ09bで乾燥機05へ送ら
れる。乾燥機05で一定水分に乾燥された籾米を更に他
のコンベア08c及びエレベータ09cでサイロ06へ
送る。
【0005】籾米は、サイロ06へ乾燥または半乾燥状
態で送られ、半乾燥状態で送られた籾米は一旦収容した
後にサイロ06から乾燥機05へコンベア08d及びエ
レベータ09bを経て再循環させて乾燥処理し長期貯蔵
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の米の貯
蔵設備では、サイロ06の数に対応して多数の一時貯留
槽07と乾燥機05を設備しなければならず、付属する
コンベア08及びエレベータ09等の装置も含めて設備
が大型化し、大きい敷地が必要になり、設備コストが著
しく高くなる。
【0007】また、熱風乾燥のためのボイラー等の熱源
を、多数分散配置するから,動力及び電力の消費が大き
くなり且つ熱源の夜間管理等に困難が増し、搬送経路が
複雑になって、作業性が悪く、人手が多く必要になる
等、ランニングコストが高くなる問題がある。
【0008】また、穀物をコンベア及びエレベータで循
環搬送して熱風乾燥処理するから、籾に胴割れや損傷が
発生して製品の歩留りが悪く、且つボイラーの騒音やコ
ンベア搬送により埃が発生して作業環境が悪い等の問題
がある。
【0009】本発明は、上記従来の問題に対し、穀物の
備蓄貯蔵に際して貯蔵管理を容易にすること、設備コス
ト及びランニングコストを低減すること、製品の歩留り
及び設備の作業環境を改善することを目的として提案さ
れたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、次の特徴を有する穀物貯蔵設備に関
するものである。 (1)搬入された穀物を乾燥する装置と貯蔵する装置と
を備えるとともに、前記貯蔵装置を穀物の搬入用コンベ
アと搬出用コンベアとの間に並列接続した複数のサイロ
により構成し、前記乾燥装置を、前記複数のサイロ内に
間隔を保って供給源と並列接続して設けた温度・湿度調
整風の吹出しノズル管と、前記吹出しノズル管と間隔を
保ってサイロ内に配置した温度・湿度センサー管と、前
記温度・湿度センサーの検出温度・湿度に応じてサイロ
内の穀物の乾燥に必要な温度・湿度・風量に調整した温
風を前記吹出しノズル管に供給するエアコン装置により
構成した。 (2)上記(1)項に記載の穀物貯蔵設備において、サ
イロ群を、壁を隔てて連続する複数個の箱型サイロで構
成した。 (3)上記(1)項に記載の穀物貯蔵設備において、複
数個の箱型サイロ群の中央部を縦通する隔壁により縦通
方向に長い配管スペースを区画して設け、この配管スペ
ースを経て風吹出しノズル管及び温度・湿度センサー管
をエアコン装置及び制御部と接続した。
【0011】本設備は、入荷した穀物は、入荷場で粗選
・計量・サンプル検査などをしたのち、搬入用コンベア
を介し、同搬入コンベアに並列接続した複数のサイロに
順次に収容する。サイロへの穀物の搬入が済むと、入荷
場での計量等から収容したサイロとその搬入量がエアコ
ン制御部へ取込まれ、同時に収容したサイロの温度・湿
度センサーの検出値がエアコン制御部へ取込まれて、穀
物の温度・湿度検出値から穀物自体の水分量(%)が計
算で求められる。
【0012】次いで穀物を適正な貯蔵乾燥状態の水分量
(%)に乾燥させるために必要な温度・湿度・風量が計
算で求められてエアコン制御部へ伝達され、エアコン制
御部が自動制御で、その温度・湿度・風量の温風を該当
サイロの温風吹出しノズル管を通しサイロ内の穀物の間
隙部へ放射し、サイロ内穀物を乾燥させる。穀物の間隙
部へ放射した温風は、穀物から水分を発散させつつ、穀
物の間隙を通ってサイロ内の上部空間へ上昇しサイロの
天井部の排気筒から自然排出される。温度・湿度センサ
ーにより、収容穀物の温度・湿度の変化を監視し、貯蔵
に適した所定の水分量に該当する状態で温風供給を停止
し、そのまま貯蔵する。サイロの容量が50トン〜10
0トン程度で、温度・湿度・風量調節した温風を約1日
続けて供給放射すると、例えば入庫時の穀物の水分量
(24%)を長期貯蔵に必要な含有水分量(15.5
%)に乾燥させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
係る穀物貯蔵設備の全体斜視図である。図において、1
は貯蔵設備の建屋、1aは建屋1の倉庫部(高い建
物)、1bは入出庫部(低い建物)、2は建屋の入出庫
部1bの入庫口、3は出庫口、4は入庫口2及び出庫口
3に出入りするトラック、5は入庫用ホッパ、6は入庫
用ホッパに接続して設けた粗選・計量装置、7は建屋の
倉庫部1a内に配置した4個の一体構造の箱型サイロ、
7aは箱型サイロ7の4個の荷出しホッパ部である。サ
イロ7の数は、任意に増減されて良く、また箱型のほ
か、通常の円筒型その他の形状で設けてもよい。
【0014】また、8は粗選・計量装置6に接続して設
けたエレベータコンベア、9はエレベータコンベアの上
出口に接続した水平コンベア、10は端部を水平コンベ
ア9の排出端の下にラップし箱型サイロ7上の中央部を
縦通方向へ水平に設けた搬入コンベア、11は箱型サイ
ロ7の各天井中央位置で搬入コンベア10と係合するよ
う配置したトリッパ、12は箱型サイロ7の天井に設け
た排気筒である。
【0015】また、13は箱型サイロ7の各荷出しホッ
パ部7aの下を通して配置した搬出コンベア、14は搬
出コンベア13の排出端に接続して設けた精選装置、1
5は精選装置14に連続して配置した籾摺装置、16は
籾摺装置15に連続して配置した出荷計量装置である。
17は前記箱型サイロ7内に乾燥用温風を供給するエア
コン室である。これらの装置の各々は、既に周知のもの
であるので後記するものを除き具体的な説明は省略す
る。
【0016】図2は箱型サイロ7の内部構成の実施形態
の斜視図である。図において、7bは前後の箱型サイロ
7の仕切り隔壁、19は箱型サイロ7の幅方向中央部近
くで2枚の縦通隔壁7cにより縦通方向に長く区画され
た配管スペース、20は前記エアコン室17(図1)に
接続し縦通隔壁7cに支持して配管スペース19内に設
けた温風管である。
【0017】また、21は端部付近を縦通隔壁7cに支
持し且つ前記温風管20に並列接続して設けサイロ7内
に間隔を保って配置したU型の温風吹出しノズル管、2
2は端部を縦通隔壁7cに支持して温風吹出しノズル管
21と間隔を保つようサイロ7内に水平突設した温度・
湿度センサー管である。なお、18は搬入コンベア10
及び搬出コンベア13上に乗せて移送される穀物であ
る。
【0018】次に、図3及び図4は箱型サイロ7内の温
風吹出しノズル管21及び温度・湿度センサー管22の
平面と側面配置を示す図である。温風吹出しノズル管2
1と温度・湿度センサー管22は、端部を縦通隔壁7c
に支持し、上下方向及び水平方向に、それぞれ等間隔を
隔てて配置してある。これらは箱型サイロ7の荷出しホ
ッパ部7aの傾斜部内にも配置できる。
【0019】次に、図5は図2のV−V矢視のトリッパ
11の横断面図である。トリッパ11の下部はサイロ7
の天板上に沿って移行する搬入コンベア10を跨ぐ二股
脚状になってサイロ天板の搬入口23の回りに接続さ
れ、この二股脚のそれぞれの内部がサイロ7への投入ホ
ッパ部11aになり、股間部がサイロの天板に沿って移
行する搬入コンベア10上への荷渡しホッパ部11bに
なっている。
【0020】二股脚側ホッパ部11aと股間ホッパ部1
1bの分岐部の内部に水平軸24でヒンジ止めされた可
動堰板25がそれぞれ外部に設けたシリンダ26の伸縮
動作で股間ホッパ部11b又は二股脚側ホッパ部11a
の入口を閉じるように回動し何れかのホッパ部11a又
は11bへ穀物を投下できる。27は可動堰板25のス
トッパ、28は中央部のストッパ26の真上に設けた邪
魔板である。搬入コンベア10は傾斜上昇してトリッパ
11の上端開口部で折返して穀物18をトリッパ11内
へ落とし、サイロ7の天板上の高さへ戻って再び次のサ
イロ7へ向かって移行する。
【0021】次に、図6は前記温度・湿度センサー管2
2の先端側の側面図、図7は図6のVII−VII 矢視の断
面図である。図6及び図7において、温度・湿度センサ
ー管22は下面部に横溝状の通気開口22aを形成し、
管22の内側上面に先端から一定間隔で温度・湿度セン
サー29を固定して設け、リード線30を管22内の後
部へ導き配管スペース19内を通してエアコン室17へ
接続している。なお、ここでは温度センサーと湿度セン
サーを一体型として示している。この温度・湿度センサ
ー管22の断面形状も任意でよい。
【0022】次に、図8及び図9は、前記温風吹出しノ
ズル管21の2つの異なる実施形態の断面形状である。
図8では、温風吹出しノズル管21を円管とし、円管の
下半部に円周方向及び管長さ方向に間隔をおいて、複数
の温風吹出しノズル21aを備えて構成した。また、図
9では、温風吹出しノズル管21を断面屋根型形状のダ
クトとし、このノズル管21の下向き窪み部に幅方向及
びダクト長さ方向に間隔をおいて、複数の温風吹出しノ
ズル21aを備えて構成した。ノズル21aの数及び吹
出し方向は適宜に決定されて良い。また、図8及び図9
において、31はサイロ7内に穀物18が投入されたと
き、温風吹出しノズル管21の直下に穀物18が入り切
れずに形成される空隙部である。
【0023】次に、図10は前記エアコン室17に設け
るエアコン装置32のための、温度・湿度・風量調整制
御装置33の構成を示すブロック図である。エアコン装
置32は、一日当たりの穀物入荷量等を考慮すると、並
列接続したサイロ7の3室分程度の換気容量を持つこと
が望ましい。温度・湿度・風量調整制御装置33は、温
度・湿度センサー29から取込んだ検出温度・湿度を基
にサイロ内穀物18の含有水分(%)を求める計算部3
4と、同計算部34で求めたサイロ内穀物18の含有水
分を貯蔵に適した計画含有水分に乾燥させるに必要な温
度・湿度を求める計算部35と、入荷量検出部36から
取込んだサイロ内穀物18の量を基に乾燥温風の必要風
量を求める計算部37と、前記必要温度・湿度計算部3
5と必要風量計算部37の計算データを基に必要温度・
湿度・風量でエアコン制御を行う制御部38とで構成
し、制御部38による自動制御下でエアコン装置32が
運転されるようにしている。
【0024】次に、上記構成を有する穀物貯蔵設備の作
用および効果について述べる。入庫口2に到着したトラ
ック4から入庫用ホッパ5へ投下される穀物18は、地
下コンベア及びエレベータコンベアを経て粗選・計量装
置6で計量されたのちエレベータコンベア8により水平
コンベア9から搬入コンベア10へ順に渡され、搬入コ
ンベア10上から指定されたサイロ7のトリッパ11を
経て複数のサイロ7内に順次収容される。
【0025】この時、当日の全体入庫量が判明し、且つ
各サイロ7での制限収容量を定めてトリッパ11を切替
え制御すれば、各サイロ7毎の入荷量が、粗選・計量装
置6からの計量情報によりほぼ確定できる。
【0026】エアコン室17内の温度・湿度・風量調整
制御装置33には、粗選・計量装置6の入荷量検出部3
6からの計量データと、各サイロ7内の温度・湿度セン
サー29の検出データが継続的に取込まれ、計算部34
により収容穀物18の現在の含有水分量(%)が求めら
れ、次いで計算部35により貯蔵時の計画含有水分量
(例えば15.5%)に乾燥するための必要温度・湿度
が求められ、また計算部37により入庫量に応じたサイ
ロ7毎の必要風量が求められる。これらの必要温度・湿
度及び必要風量がエアコン制御部38へ伝達され、エア
コン制御部38による自動制御下でエアコン装置32が
運転され、搬入コンベア〜搬出コンベア間に接続した3
つ以下の穀物を収容したサイロ7の温風吹出しノズル管
21へ調整された温度・湿度・風量の温風を供給し、サ
イロ7内穀物18を乾燥させる。
【0027】温風吹出しノズル管21の各ノズル21a
から放射された温風は、ノズル21a直下の空隙部31
に拡がってサイロ7内に収容した穀物18の微小間隙に
浸透し平均的に効率良く穀物18を乾燥させる。
【0028】また、穀物18の乾燥状態は、温度・湿度
センサー管22により平均的に分布して設けた温度・湿
度センサー29によりエアコン室17内の温度・湿度・
風量調整制御装置33にフィードバックされて自動制御
がおこなわれる。
【0029】このような作用のもとで、今個々のサイロ
7の容量が50トン〜100トン規模の場合、調整され
た温度・湿度・風量の温風による連続乾燥を約一日継続
すると、入荷時の含有水分(24%)の穀物を貯蔵に適
した含有水分(15.5%程度)に一括乾燥することが
できる。このような設備構成によると、サイロの全体構
成がコンパクトになり、サイロ数に対して搬入及び搬出
コンベアの設備数が相対的に減少し、設備の敷地面積を
減少させる効果が得られる。また、複数個のサイロ7に
収容した穀物18を循環移動させることなく、在庫状態
のままで乾燥処理することができるから、乾燥による穀
物の損傷がなくなり、歩留りを向上できる。同時に、乾
燥用のエアコン熱源が、エアコン室17の1箇所だけに
なるから、管理が容易になり、且つ自動化も行い易くな
り、設備及び運転コストを低減できる効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明は、穀物の貯蔵装置
を穀物の搬入用コンベアと搬出用コンベアとの間に並列
接続した複数のサイロにより構成し、穀物の乾燥装置を
前記複数のサイロ内に間隔を保って供給源と並列接続し
て設けた温度・湿度調整風の吹出しノズル管と、前記吹
出しノズル管と間隔を保ってサイロ内に配置した温度・
湿度センサー管と、前記温度・湿度センサーの検出温度
・湿度に応じてサイロ内の穀物の乾燥に必要な温度・湿
度・風量に調整した温風を前記吹出しノズル管に供給す
るエアコン装置により構成したことによって、穀物サイ
ロに対応する搬入コンベア及び搬出コンベアの配置数量
を減少して設備をコンパクトにし、敷地面積を減少して
設備費を低減し、同時に穀物を在庫状態のまま複数のサ
イロ単位で一括乾燥処理できるようにし、乾燥用の熱源
をエアコン室1箇所にして、管理及び運転を容易にし、
運転コストを低減することができる。また、複数のサイ
ロを、壁を隔てて連続する複数個の箱型サイロで構成し
たことによって、サイロの設置に必要な敷地面積を大幅
に減少し、設備全体を大幅にコンパクトに構成できる。
【0031】また、複数の一体型箱型サイロ群の中央部
を縦通する隔壁により縦通方向に長い配管スペースを区
画して設け、この配管スペースを経て前記風吹出しノズ
ル管及び温度・湿度センサー管をエアコン装置及び制御
部と接続したことによって、各サイロに設備する乾燥用
の温風吹出しノズル管及び温度・湿度センサー管を、同
一サイズの部品として使用できるようにしてあるので、
製作、取付け及びメンテナンスを容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる穀物貯蔵設備の
全体斜視図。
【図2】図1のサイロ部の構成を拡大して示す斜視図。
【図3】図1の設備のサイロ部の平面図。
【図4】図3のIV−IV矢視の側面図。
【図5】図2のV−V矢視の横断面図。
【図6】上記実施形態の温度・湿度センサー管の側面
図。
【図7】図6の VII−VII 矢視の断面図。
【図8】上記実施形態の温風吹出しノズル管の断面図。
【図9】温風吹出しノズル管の他の形状の断面図。
【図10】乾燥用エアコンの温度・湿度・風量調整制御
装置の構成を示すブロック図。
【図11】従来の穀物貯蔵設備の構成を示すブロック
図。
【図12】上記従来設備の貯蔵場の詳細ブロック図。
【符号の説明】
1 建屋 1a 倉庫部 1b 入出庫部 2 入庫口 3 出庫口 4 トラック 5 入庫用ホッパ 6 粗選・計量装置 7 箱型サイロ 7a ホッパ部 7b 仕切隔壁 7c 縦横隔壁 8 エレベータコンベア 9 水平コンベア 10 搬入コンベア 11 トリッパ 12 排気筒 13 搬出コンベア 14 精選装置 15 籾摺装置 16 出荷計量装置 17 エアコン室 18 穀物 19 配管スペース 20 温風管 21 温風吹出しノズル管 21a ノズル部 22 温度・湿度センサー管 22a 通気開口 23 サイロの搬入口 24 水平軸 25 可動堰板 26 シリンダ 27 ストッパ 28 邪魔板 29 温度・湿度センサー 30 リード線 31 空隙部 32 エアコン装置 33 温度・湿度・風量調整制御装置 34 含有水分計算部 35 必要温度・湿度計算部 36 入荷量検出部 37 必要風量計算部 38 エアコン制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入された穀物を乾燥する装置と貯蔵す
    る装置とを備えるとともに、前記貯蔵装置を穀物の搬入
    用コンベアと搬出用コンベアとの間に並列接続した複数
    のサイロにより構成し、前記乾燥装置を、前記複数のサ
    イロ内に間隔を保って供給源と並列接続して設けた温度
    ・湿度調整風の吹出しノズル管と、前記吹出しノズル管
    と間隔を保ってサイロ内に配置した温度・湿度センサー
    管と、前記温度・湿度センサーの検出温度・湿度に応じ
    てサイロ内の穀物の乾燥に必要な温度・湿度・風量に調
    整した温風を前記吹出しノズル管に供給するエアコン装
    置とにより構成したことを特徴とする穀物貯蔵設備。
  2. 【請求項2】 サイロ群が、壁を隔てて連続する複数個
    の箱型サイロで構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の穀物貯蔵設備。
  3. 【請求項3】 複数個の箱型サイロ群の中央部に縦通す
    る隔壁により縦通方向に長い配管スペースを区画して設
    け、この配管スペースを経て風吹出しノズル管及び温度
    ・湿度センサー管をエアコン装置及び制御部と接続した
    ことを特徴とする請求項2に記載の穀物貯蔵設備。
JP25759995A 1995-10-04 1995-10-04 穀物貯蔵設備 Withdrawn JPH0998657A (ja)

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