JPH0997981A - 無線機器 - Google Patents

無線機器

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Publication number
JPH0997981A
JPH0997981A JP27684595A JP27684595A JPH0997981A JP H0997981 A JPH0997981 A JP H0997981A JP 27684595 A JP27684595 A JP 27684595A JP 27684595 A JP27684595 A JP 27684595A JP H0997981 A JPH0997981 A JP H0997981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
bent
lower case
flanges
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP27684595A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Sakai
克己 坂井
Yoshiro Saito
佳郎 斉藤
Yoshinori Ishizaka
嘉規 石坂
Kazuo Yoshida
一雄 吉田
Shigenobu Satou
滋修 佐藤
Hiroyuki Nakano
弘幸 中野
Yoshio Moriyasu
良雄 森安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Omron Corp
Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Tateyama Kagaku Kogyo Co Ltd, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP27684595A priority Critical patent/JPH0997981A/ja
Publication of JPH0997981A publication Critical patent/JPH0997981A/ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線機器においてケースのスタッドを用い
ず、ねじ止め作業を少なくすると共に、組立作業性を向
上すること。 【解決手段】 下ケース11の底面より垂直にクランク
部を有するケース固定用のフランジ12〜15を設け
る。又下ケース11の前面よりクランク部12,13に
向けた開き防止用フランジ16,17を設ける。上ケー
ス18にも背面より開き防止用フランジ19,20を設
け、これらをクランク部14,15に合わせてねじ止め
する。こうすればねじ止め数を少なくして無線機器が構
成できることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線機器に関し、特
にその機器を収納するケースの構造に特徴を有する無線
機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来無線機器においてはシールドを確実
にするため薄い鋼板等でケースが形成され、そのケース
にアンテナを接続して用いている。図3はこのような従
来の無線機器のケースの一例を示す組立構成図である。
本図において下ケース1は平板をL字状に折り曲げて構
成したものであり、前面はアンテナが取付けられるパネ
ル面となっている。そして底板部にはパネル面の近傍に
左右2箇所、及びパネル面から離れた後方の左右及び後
端部に夫々2つのケース固定用のフランジ2a,図示し
ない2bと2c,2d,2e,2fが設けられている。
更にこの下ケース1には溶接やかしめによって基板を固
定するための円柱状のスタッド3a,図示しない3b及
び3c,3dが設けられている。そしてその上部にはプ
リント基板4が固定される。プリント基板4は四隅に開
口を有し、これらの開口を貫通するねじを介してスタッ
ド3a〜3dに固定するものである。更にプリント基板
4を被う上ケース5が設けられる。上ケース5はケース
の上面に左右側面と後面とを被う折り曲げ部が形成され
た断面コ字状のケースであって、下ケースのケース固定
用フランジ2a〜2fに夫々ねじで固定されてケースの
筐体を構成する。又下ケース1のパネル面には円形の開
口1aが設けられ、開口1aを通してアンテナ6をプリ
ント基板4の高周波部に接続している。このとき使用環
境に合わせてアンテナの向きを変えるため、矢印A及び
B方向に回動自在のアンテナを用いる。このようなアン
テナ6を回動する場合には、下ケース1のパネル面に力
が加わるため、上ケース5には前面側に折り曲げられた
ケース固定用フランジ5a,5bが設けられ、下ケース
1のパネル面の開口部よりねじを介してこのフランジを
固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような従
来の無線機器のケースでは、下ケース1に溶接やかしめ
によって4つのスタッドを設ける必要があり、製造が複
雑で価格が上昇するという欠点があった。又ケースの変
形を防止するために多数のねじで固定する必要があり、
組立作業性が悪くなるという欠点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであって、スタッドを用いず、又ねじの
数を少なくして組立作業性を向上させることを技術的課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、L字状に折り曲げられてケースの前面及び底面とな
る下ケースと、前記下ケースと組合せて用いられ、ケー
スの上面と背面及び左右側面を被う上ケースと、前記上
ケース及び下ケースから成る筐体内に収納される電子機
器部と、を有する無線機器において、前記下ケースは、
前記ケースの前面及び背面側の左右に垂直に折り曲げら
れて設けられ、所定高さの位置に内向きに折り曲げられ
たクランク部を有し、該クランク部の上部に夫々ねじ溝
を有する第1〜第4のケース固定用フランジと、前記下
ケースの前面の両端に夫々左右側面側に折り曲げられ
て、前面側に設けられた前記第1,第2のケース固定用
フランジのクランク部の上部に係合し、前記クランク部
のねじ溝と共通の位置に設けられたねじ孔を有する第
1,第2の開き防止用フランジと、を有するものであ
り、前記上ケースは、前記上ケースの背面よりケース内
で左右の側面に向けて垂直に折り曲げられて、背面側に
設けられた前記第3,第4のケース固定用フランジのク
ランク部の上部に係合し、前記クランク部のねじ溝に共
通の位置に設けられたねじ孔を有する第3,第4の開き
防止用フランジを有することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明では、前記下ケース
の第1〜第4のケース固定用フランジは、その先端にケ
ースの底面に平行となるように折り曲げられた折り曲げ
部を有し、該折り曲げ部にプリント基板固定用のねじ溝
が形成されたものであり、前記下ケースのプリント基板
固定用ねじ溝にねじ止めされ電子機器を実装するプリン
ト基板を含むことを特徴とするものである。
【0007】このような特徴を有する本発明によれば、
下ケースの一方のケース固定用フランジにはその前面よ
り折り曲げられた開き防止用フランジがクランク部と係
合し、側面が同一面上となるように構成される。そして
上ケースの背面より設けられる開き防止用フランジも側
面に向けて折り曲げられ、ケース固定用フランジのクラ
ンク部と係合する状態で上ケースが下ケースに被せられ
る。こうすれば左右夫々2箇所の位置でねじ止めするこ
とによって無線機器の筐体が構成できることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例による無
線機器のケースを示す一部切欠き組立構成図、図2はそ
の縦断面図である。これらの図において、下ケース11
は薄板鋼板で形成され、前面をパネル面とし底面に対し
てL字形に折り曲げて形成されたものであって、そのパ
ネル面側と背面側に左右夫々2箇所に第1〜第4のケー
ス固定用フランジ12,13,14,15が形成され
る。これらのフランジは上向きに折り曲げられており、
その上部には一定の高さの位置に上ケースの肉厚分だけ
折り曲げたクランク部12a〜15aが設けられる。こ
のクランク部12a〜15aの上部にはねじ溝が設けら
れ、更にその上部は直角に内側に折り曲げられ、底板と
平行となる。そして上部折り曲げ部は開口を有し、プリ
ント基板4を保持するためのフランジを構成している。
又下ケース11のパネル面には左右に第1,第2の開き
防止用フランジ16,17が側方に向けて設けられる。
これらのフランジ16,17はパネル面に対して90°
折り曲げられ、第1,第2のケース固定用フランジ1
2,13のクランク部と係合し、ケース固定用フランジ
12,13の側面が同一面状になるように構成する。こ
れらのフランジ16,17にはクランク部上部のねじ溝
と同一位置にねじ孔を設けておく。
【0009】次に上ケース18はケースの上面と左右の
側面及び背面を被うように筐体状に加工された薄板鋼板
である。上ケース18には左右側板の内側に第3,第4
の開き防止用フランジ19,20が裏面から折り曲げて
構成されている。この第3,第4の開き防止用フランジ
19,20は図1に示すように上ケース18の側板に密
着するように構成され、その中央部にはねじ孔を設けて
おく。このねじ孔は上ケース18を下ケース11と組合
せて筐体状としたときに下ケース11に設けられる第
3,第4のケース固定用フランジのねじ溝と同一位置と
なるようにしておくものとする。
【0010】このような無線機器を組立てる際には、ケ
ース固定用フランジ12〜15の平面部にプリント基板
4をねじ止めし、パネル面の開口部よりアンテナ6を挿
入して所定の位置にはんだ付けで接続する。次いで上ケ
ース18を被せて左右夫々4箇所で開き防止用フランジ
16,17,19,20とケース固定用フランジ12,
13,14,15とを係合し、更に夫々のねじ孔を通し
て4箇所でねじ止めし、筐体を構成する。こうすればア
ンテナ6をA方向又はB方向に回動させてもケースが変
形することはない。又基板取付けのため下ケースにスタ
ッドを設ける必要がなくなり、部品加工の工数が削減
し、又容易に加工することができ、製造価格を減少させ
ることができる。更に4本のねじで全体を固定すること
ができるために製造が容易となり、又保守点検も容易に
行うことができるという効果も得られる。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、下ケースに基板を保持するためのスタッドが不要と
なり、スタッドの溶接や接続も不要となる。又ケース固
定用フランジにクランク部を設け、開き防止用フランジ
と接続するようにしているため、フランジの数を少なく
することができ、又ケース前面が確実に保持される。従
って4箇所でほじ止めするだけで筐体を構成することが
でき、組立作業性を向上させると共に、保守点検も容易
に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無線機器の一部切欠き
組立構成図である。
【図2】本実施例による無線機器の縦断面図である。
【図3】従来の無線機器の一例を示す組立構成図であ
る。
【符号の説明】
4 プリント基板 6 アンテナ 11 下ケース 12,13,14,15 ケース固定用フランジ 16,17,19,20 開き防止用フランジ 18 上ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石坂 嘉規 富山県上新川郡大山町下番30番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 吉田 一雄 富山県上新川郡大山町下番30番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 滋修 富山県上新川郡大山町下番30番地 立山科 学工業株式会社内 (72)発明者 中野 弘幸 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 森安 良雄 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字状に折り曲げられてケースの前面及
    び底面となる下ケースと、 前記下ケースと組合せて用いられ、ケースの上面と背面
    及び左右側面を被う上ケースと、 前記上ケース及び下ケースから成る筐体内に収納される
    電子機器部と、を有する無線機器において、 前記下ケースは、 前記ケースの前面及び背面側の左右に垂直に折り曲げら
    れて設けられ、所定高さの位置に内向きに折り曲げられ
    たクランク部を有し、該クランク部の上部に夫々ねじ溝
    を有する第1〜第4のケース固定用フランジと、 前記下ケースの前面の両端に夫々左右側面側に折り曲げ
    られて、前面側に設けられた前記第1,第2のケース固
    定用フランジのクランク部の上部に係合し、前記クラン
    ク部のねじ溝と共通の位置に設けられたねじ孔を有する
    第1,第2の開き防止用フランジと、を有するものであ
    り、 前記上ケースは、 前記上ケースの背面よりケース内で左右の側面に向けて
    垂直に折り曲げられて、背面側に設けられた前記第3,
    第4のケース固定用フランジのクランク部の上部に係合
    し、前記クランク部のねじ溝に共通の位置に設けられた
    ねじ孔を有する第3,第4の開き防止用フランジを有す
    るものであることを特徴とする無線機器。
  2. 【請求項2】 前記下ケースの第1〜第4のケース固定
    用フランジは、その先端にケースの底面に平行となるよ
    うに折り曲げられた折り曲げ部を有し、該折り曲げ部に
    プリント基板固定用のねじ溝が形成されたものであり、 前記下ケースのプリント基板固定用ねじ溝にねじ止めさ
    れ電子機器を実装するプリント基板を含むものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線機器。
JP27684595A 1995-09-29 1995-09-29 無線機器 Pending JPH0997981A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27684595A JPH0997981A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 無線機器

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JP27684595A JPH0997981A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 無線機器

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JPH0997981A true JPH0997981A (ja) 1997-04-08

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ID=17575214

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JP27684595A Pending JPH0997981A (ja) 1995-09-29 1995-09-29 無線機器

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JP (1) JPH0997981A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007123761A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Kawamura Electric Inc 情報機器収納用箱体
JP2008250282A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Sanyo Electric Co Ltd 保持構造および投写型表示装置

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