JPH0997127A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH0997127A
JPH0997127A JP7254156A JP25415695A JPH0997127A JP H0997127 A JPH0997127 A JP H0997127A JP 7254156 A JP7254156 A JP 7254156A JP 25415695 A JP25415695 A JP 25415695A JP H0997127 A JPH0997127 A JP H0997127A
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JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
docking station
main body
bus
Prior art date
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Application number
JP7254156A
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English (en)
Inventor
Ryoji Ninomiya
良次 二宮
Koji Nakamura
浩二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7254156A priority Critical patent/JPH0997127A/ja
Priority to US08/716,865 priority patent/US6088620A/en
Publication of JPH0997127A publication Critical patent/JPH0997127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1632External expansion units, e.g. docking stations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源の起動要因を上位のアプリケーションに伝
達して電源の起動要因に応じた処理を実行できるように
したコンピュータシステムを提供する。 【解決手段】コンピュータ本体100の電源コントロー
ラ24は、コンピュータシステムの電源起動要因を示す
電源設定情報をI/Oコントロールゲートアレイ23の
レジスタの所定のアドレスにセットする。したがって、
BIOS19などの上位アプリケーションは、このI/
Oコントロールゲートアレイ23のレジスタにセットさ
れた電源設定情報を参照することにより、電源の起動要
因に応じた処理を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はたとえばノートブ
ックタイプのパーソナルコンピュータなどに適用して好
適なコンピュータシステムに係り、特にコンピュータ
と、このコンピュータ本体が着脱自在に装着される拡張
ユニットとを備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプまたはノートブックタイプの
パーソナルポータブルコンピュータが種々開発されてい
る。この種のポータブルコンピュータは、電源スイッチ
が押されたときの他に、たとえばパネルのオープン時、
タイマ割り込み発生時、およびモデムリング割り込み発
生時などといった複数種の電源起動要因を有している。
したがって、たとえばタイマを出社前の時間にセットし
ておき、このタイマ割り込みにより電源が起動した際
に、パソコン通信などによってその日のニュースをダウ
ンロードしておくなどといった電源起動要因に応じた処
理を行なえれば、その使い勝手は飛躍的に向上する。
【0003】しかしながら、従来のポータブルコンピュ
ータにおいては、前述した複数種の電源起動要因の内、
いずれの起動要因によって電源が起動されたのかをたと
えばオペレーティングシステムなどの上位アプリケーシ
ョンプログラムに伝達する手段がなく、電源の起動要因
に応じた処理を自動実行するなどといったことは不可能
であった。
【0004】また、この種のポータブルコンピュータ
は、その機能拡張のために、拡張ユニットが必要に応じ
て装着できるように構成されている。拡張ユニットは、
ハードディスクドライブなどのドライブ装置を収容する
ドライブベイや、種々のオプションカードを装着するた
めの拡張スロットなどを有している。したがって、この
拡張ユニットに必要に応じてポータブルコンピュータを
接続して使用することにより、ポータブルコンピュータ
の携帯性を損なうことなく、そのポータブルコンピュー
タの機能拡張を容易に行なうことができる。また、最近
では、PCカードコントローラを内蔵したポートリプリ
ケータなど、簡易型の拡張ユニットなども開発されてい
る。このため、用途に合わせて、同一のポータブルコン
ピュータを、複数種の拡張ユニットに選択的に接続して
使用するといった運用も行なわれている。
【0005】しかしながら、従来のポータブルコンピュ
ータにおいては、コンピュータ本体に、接続した拡張ユ
ニットの種別に応じて電源状態をチェックする手段がな
かったために、たとえばACアダプタ接続時のみ動作可
能な拡張ユニットにコンピュータ本体を装着した状態で
電源を投入した際に、拡張ユニットの電源異常やACコ
ードの付け忘れなどにより拡張ユニットに電力が供給さ
れないと、拡張ユニット内の各種デバイスが動作せずに
ドッキングシステムとしてポータブルコンピュータを使
用することができないばかりでなく、ACコードの付け
忘れなどを示唆する、すなわち異常原因を特定するエラ
ーメッセージをユーザに呈示することができなかった。
また、このような拡張ユニットの電源状態をたとえばオ
ペレーティングシステムなどの上位アプリケーションプ
ログラムが知得する手段がないために、コンピュータ本
体が、拡張ユニットに電力が供給されていないことを知
らずに拡張ユニット内の各種デバイスにアクセスにいっ
た結果、システムをハングアップさせてしまうといった
ことを発生させてしまっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のポータブルコンピュータでは、複数種の電源起動要因
を有しているにも関わらず、その電源起動要因をたとえ
ばオペレーティングシステムなどの上位アプリケーショ
ンプログラムに伝達する手段がなく、電源の起動要因に
応じた処理を自動実行するなどといったことは不可能で
あった。
【0007】また、従来のポータブルコンピュータで
は、装着した拡張ユニットの種別に応じて電源状態をチ
ェックする手段がなかったために、システムのハングア
ップを引き起こしてしまうことがあった。
【0008】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであり、電源の起動要因を上位のアプリケーシ
ョンプログラムに伝達することによって、上位のアプリ
ケーションプログラムがその電源の起動要因に応じた処
理を実行できるようにしたコンピュータシステムを提供
することを目的とする。
【0009】また、この発明は、装着した拡張ユニット
の種別に応じて電源状態をチェックし、その結果を上位
のアプリケーションプログラムに伝達することによっ
て、上位のアプリケーションプログラムがその電源状態
に応じた処理を実行できるようにしたコンピュータシス
テムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数種類の
電源起動手段と、前記電源の起動要因を示す電源設定情
報がセットされるレジスタと、前記複数種類の電源起動
要因の内、いずれの起動要因によって電源が起動された
のかを前記電源設定情報として前記レジスタにセットす
る電源制御装置とを具備し、上位のアプリケーションプ
ログラムが前記レジスタにセットされた電源設定情報に
したがって前記電源の起動要因に応じた処理を実行でき
るようにしたことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、電源が起動されたとき
に、電源制御装置が、その電源の起動要因を示す電源設
定情報をレジスタにセットするため、たとえばオペレー
ティングシステムなどの上位のアプリケーションプログ
ラムは、このレジスタを参照するのみで電源の起動要因
に応じた処理を実行できることとなる。
【0012】また、この発明は、コンピュータと、この
コンピュータ本体が着脱自在に装着される複数種類の拡
張ユニットとを備えたコンピュータシステムにおいて、
前記コンピュータは、前記コンピュータシステムの電源
状態を示す電源設定情報がセットされるレジスタと、前
記コンピュータシステムの電源起動時に、前記拡張ユニ
ットへの装着有無およびそのユニットタイプを判定して
その装着状況に応じた電源状態の検査を行ない、その検
査結果を前記電源設定情報として前記レジスタにセット
する電源制御装置とを具備し、上位のアプリケーション
プログラムが前記レジスタにセットされた電源設定情報
にしたがって前記電源状態に応じた処理を実行できるよ
うにしたことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、電源が起動されたとき
に、電源制御装置が、拡張ユニットへの装着有無の判定
と、拡張ユニットへの装着が行なわれている場合のユニ
ットタイプの判別とを行ない、その装着状況に応じて電
源状態を検査する。電源制御装置は、この検査結果を電
源設定情報としてレジスタにセットするため、たとえば
オペレーティングシステムなどの上位のアプリケーショ
ンプログラムは、このレジスタを参照するのみで電源状
態に応じた処理を実行できることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係わるコンピュータシステムの構成が示されている。
このコンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノー
トブックタイプまたはラップトップタイプのポータブル
コンピュータであり、そのシステムボード上には、プロ
セッサバス1、内部PCIバス2、内部ISAバス3、
およびI2Cバス4が配設されている。また、このポー
タブルコンピュータ本体に設けられたドッキングコネク
タ10には、機能拡張のための拡張ユニットとして、図
2のドッキングステーション30、または図3のカード
ドック(ポートリプリケータ)40がユーザによって必
要に応じて接続される。ドッキングコネクタ10は、図
示のように、3つのコネクタ要素101,102,10
3から構成されている。
【0015】コンピュータ本体内には、CPU11、ホ
スト−PCIブリッジ装置12、メモリ13、ディスプ
レイコントローラ14、DSPインタフェースゲートア
レイ(DSP IF GA)15、内部PCI−ISA
ブリッジ装置16、カードコントローラ17、PCI−
DS(DS:ドッキングステーション)ブリッジ装置1
8、BIOS ROM19、HDD20、キーボードコ
ントローラ21、リアルタイムクロック(RTC)2
2、I/Oコントロールゲートアレイ23、電源コント
ローラ(PSC)24などが設けられている。
【0016】ドッキングステーション30は、PCI拡
張カード、ISA拡張カード、PCカード、HDD、C
D−ROMドライブなどの拡張デバイスの増設のために
使用されるものであり、このドッキングステーション3
0内には、図2に示されているように、外部PCIバス
5および外部ISAバス6が拡張バスとして配設されて
おり、そこにはドライブベイやPCI拡張スロットおよ
びISA拡張スロットなどが接続されている。また、こ
のドッキングステーション30内には、DS−PCI/
ISAブリッジ装置31、DSコントローラ33、EE
PROM34なども設けられている。
【0017】カードドック40は、PCカードスロット
をもつポートリプリケータであり、ここには、図3に示
されているように、I/Oポートコネクタ(マウスコネ
クタ、キーボードコネクタなど)、PCカードコントロ
ーラ41、およびEEPROM43などが設けられてい
る。
【0018】次に、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。CPU11は、例えば、米インテル社によって製造
販売されているマイクロプロセッサ“Pentium”
などによって実現されている。このCPU11の入出力
ピンに直結されているプロセッサバス1は、64ビット
幅のデータバスを有している。
【0019】メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れている。このメモリ13は、システムボード上に予め
実装されるシステムメモリ131と、ユーザによって必
要に応じて装着される拡張メモリ132とから構成され
る。これらシステムメモリ131および拡張メモリ13
2を構成するDRAMモジュールとしては、シンクロナ
スDRAMやRambusなど、バンク毎にメモリクロ
ックの供給が必要な高速メモリが利用される。
【0020】このメモリ13は、32ビット幅または6
4ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを介
してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。メモリバスのデータバスとしてはプロセッサバス1
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバスは、アドレスバスと各種メモリ制御信号線とから
構成される。
【0021】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、およびメモリバスを介してメモリ13をアクセス制
御する機能などを有している。
【0022】内部PCIバス2はクロック同期型の入出
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行なわれる。PCIバス
クロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス
2は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有
している。このアドレス/データバスは、32ビット幅
である。
【0023】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、24ビットまたは32ビット
のデータが出力される。
【0024】ディスプレイコントローラ14は、ホスト
/PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバス
マスタの1つであり、ビデオメモリ(VRAM)143
の画像データをLCD141や外部のCRTディプレイ
142に表示する。
【0025】DSPインタフェースゲートアレイ15
は、PCIデバイスの1つであり、DSP151、モデ
ム(CODEC)152、およびサウンドCODEC1
53と共同して各種サウンド処理や電話/データの通信
処理を行うためのDSPシステムを構成する。
【0026】このDSPインタフェースゲートアレイ1
5は、メモリ13に読み込まれて実行される専用のデバ
イスドライバプログラムの制御の下で、DSP151、
MODEM(CODEC)152、およびサウンドCO
DEC153と通信して、DSP151のデジタル信号
処理機能を利用したサウンド処理や通信処理を制御す
る。
【0027】内部PCI−ISAブリッジ装置16は、
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。この内部PCI−ISAブリッジ装置16には、P
CIバスアービタ、およびDMAコントローラなどが内
蔵されている。内部ISAバス3には、BIOS RO
M19、HDD20、キーボードコントローラ21、R
TC22、I/Oコントロールゲートアレイ23が接続
されている。
【0028】カードコントローラ17は、PCIデバイ
スの1つであり、PCMCIAまたはカードバス仕様の
PCカードを制御する。PCI−DSブリッジ装置18
は、ドッキングステーション30およびカードドック4
0との間でバスの接続および切断を制御する。すなわ
ち、PCI−DSブリッジ装置18は、内部PCIバス
2とPCIバス相当のドッキングバス7とを繋ぐブリッ
ジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。このドッキングバス7は、ドッキングコネクタ10
のコネクタ要素101を介して外部に導出され、ドッキ
ングステーション30やカードドック40に接続され
る。
【0029】I/Oコントロールゲートアレイ23は、
内部ISAバス3とI2Cバス4とを繋ぐブリッジLS
Iであり、CPU11によってリード/ライト可能な複
数のレジスタ群を内蔵している。これらレジスタ群を使
用することにより、CPU11とI2Cバス4上の電源
コントローラ24との通信が可能となる。
【0030】このI/Oコントロールゲートアレイ23
からは、ドッキングステーション30やカードドック4
0と接続される制御信号線がドッキングコネクタ10の
コネクタ要素102を介して複数本外部に導出される。
また、I/Oコントロールゲートアレイ23は、コンピ
ュータ本体とドッキングステーション30またはカード
ドック40とのドッキング/アンドッキングを検出し、
さらにコンピュータ本体が電源オン状態のままでドッキ
ングステーション30やカードドック40の接続が行な
われたときに、活線挿抜などによってドッキングステー
ション30やカードドック40内の拡張ユニットの破壊
やシステムの誤動作が生じないように制御する。
【0031】I2Cバス4は、1本のクロック信号線と
1本のデータ線(SDA)から構成される双方向バスで
あり、これはドックキングコネクタ10のコネクタ要素
103を介して外部に導出されている。
【0032】電源コントローラ24は、電源スイッチの
オン/オフやパネルの開閉などに応じてコンピュータ本
体をパワーオン/パワーオフするためのものであり、ま
た、ドッキングステーション30およびカードドック4
0とのドック/アンドックに応じた電源制御を行なうも
のである。
【0033】次に、図2のドッキングステーション30
のコンポーネントについて説明する。前述したように、
ドッキングステーション30は、ポータブルコンピュー
タ本体に取り外し可能に装着できる拡張ユニットであ
る。図4はこの発明の一実施形態に係わるドッキングス
テーション30の外観を示すものであり、図5はコンピ
ュータ本体がドッキングステーション30に装着される
様子を示すものである。
【0034】図4に示すように、このドッキングステー
ション30の筐体には、ポータブルコンピュータ本体を
収容するための載置面300を備えている。この載置面
300はポータブルコンピュータの本体底面とほぼ同じ
大きさを有しており、その載置面300の左右両端部に
はポータブルコンピュータの本体を装着位置に導入する
ためのガイド部が設けられている。また、そのガイド部
の後端部には、ポータブルコンピュータ本体が装着位置
にセットされて互いにドッキングコネクタ10が接続さ
れたときに、ガイド部から突出してポータブルコンピュ
ータ本体底面に設けられた孔に挿通され、そしてポータ
ブルコンピュータ本体をドッキングステーション30と
の接続が確実になされる位置に固定するガイドピン30
1が設置されている。このガイドピン301は、イジェ
クトスイッチ39が押されたときは、ポータブルコンピ
ュータ本体底面に設けられた孔から抜脱されるように下
方に押し下げられる。
【0035】また、この載置面300の後端部にはドッ
キングコネクタ10が設けられており、このドッキング
コネクタ10は、装着位置にセットされたポータブルコ
ンピュータ本体後面のドッキングコネクタ10と接続さ
れる。さらに、ドッキングステーション30の筐体に
は、ポータブルコンピュータ本体背面に接合してそのポ
ータブルコンピュータ本体を載置面300に沿って前方
に押し出すための押し出し部302が滑動自在に設けら
れており、これによってポータブルコンピュータ本体と
ドッキングステーション30のドッキングコネクタ10
間が分離され、ポータブルコンピュータ本体がドッキン
グステーション30からイジェクトされる。
【0036】また、ドッキングステーション30には、
図示のように、電源スイッチ38、パワーインディケー
タ303、ドライブインユースインディケータ304、
ドッキングインディケータ305、およびイジェクトス
イッチ39なども設けられている。パワーインディケー
タ303は、ドッキングステーション30がパワーオン
の状態である旨を呈示するために点灯するものであり、
ドライブインユースインディケータ304は、ドッキン
グステーション30内のたとえば拡張HDDなどがアク
セス中である旨を呈示するためにそのアクセス期間中点
灯を続けるものである。ドッキングインディケータ30
5は、ポータブルコンピュータ本体が装着位置にセット
されたときに点滅を開始して、前述したガイドピン30
1がポータブルコンピュータ本体底面に設けられた孔に
正常に挿通しポータブルコンピュータ本体の固定が完了
した際に継続して点灯するようになる。したがって、ポ
ータブルコンピュータ本体とドッキングステーション3
0との接続が何らかの原因により正しく装着されなかっ
た場合、このドッキングインディケータ305は点滅を
繰り返すことにより警告を発することとなる。
【0037】また、イジェクトスイッチ39は、ドッキ
ングステーション30とドッキングされているコンピュ
ータ本体を、そのドッキングステーション30から取り
外すための操作スイッチであり、このイジェクトスイッ
チ39が押されると、前述したガイドピン301がポー
タブルコンピュータ本体底面に設けられた孔から抜脱さ
れ、その後、押し出し部302によってポータブルコン
ピュータ本体がドッキングステーション30からイジェ
クトされる。
【0038】このような構造を持つドッキングステーシ
ョン30内部に設けられたDS−PCI/ISAブリッ
ジ装置31は、コンピュータ本体からドッキングステー
ション30に導出されるドッキングバス7と外部PCI
バス5および外部ISAバス6とを繋ぐブリッジLSI
である。このDS−PCI/ISAブリッジ装置31
は、PCIデバイスの1つである。
【0039】DSコントローラ33は、ドッキングステ
ーション30の電源のオン/オフ、およびポータブルコ
ンピュータ本体とドッキングステーション30とのドッ
キング/アンドッキングを制御するためのマイコンであ
り、I2Cバス4を使用してコンピュータ本体の電源コ
ントローラ24およびI/Oコントロールゲートアレイ
23と通信する。
【0040】EEPROM34は、ドッキングステーシ
ョン30の拡張スロットに装着されている拡張カードな
どの属性(アドレス、DMAチャネル、IRQ番号、そ
の他)など、プラグ・アンド・プレイに必要な情報がP
nP格納される。このPnP情報は、コンピュータ本体
とドッキングステーション30とがドッキングされた時
や、コンピュータ本体またはドッキングステーション3
0のパワーオン時などに、BIOS ROM19のシス
テムBIOSの制御の下、I2Cバス4を介してI/O
コントロールゲートアレイ23によってEEPROM3
4からリードされる。
【0041】カードコントローラ35は、コンピュータ
本体内のカードコントローラ17と同様に、PCMCI
A/カードバス準拠のPCカードを制御する。図3のカ
ードドック40も、ポータブルコンピュータ本体に取り
外し可能に装着できる拡張ユニットである。
【0042】このカードドック40内に設けられたカー
ドコントローラ41は、PCMCIA/カードバス準拠
のPCカードを制御するものである。EEPROM43
は、カードドック40のPCカードスロットに装着され
ているPCカードの属性など、プラグ・アンド・プレイ
に必要な情報がPnP格納される。このPnP情報は、
コンピュータ本体とカードドック40とがドッキングさ
れた時や、コンピュータ本体またはカードドック40の
パワーオン時などに、BIOS ROM19のシステム
BIOSの制御の下、I2Cバス4を介してコントロー
ルゲートアレイ23によってEEPROM43からリー
ドされる。
【0043】図6には、図1〜図3で説明したシステム
構成ユニットのうち、コンピュータ本体100とドッキ
ングステーション30およびカードドック40との間の
ドック/アンドックのための構成ユニットが抽出して示
されている。なお、図中の太線は電源ラインを示すもの
とする。以下、ドック/アンドックのために使用される
信号群について説明する。
【0044】<システム・電源系> VPCCNT :VPCCNTはコンピュータ本体1
00の電源回路(PS)25から常時出力される制御系
の電源である。このVPCCNTは、コンピュータ本体
100の着脱制御のためにドッキングステーション30
およびカードドック40との通信を行うI/Oコントロ
ールゲートアレイ23および電源コントローラ24に供
給される。
【0045】VPCBK :VPCBKは電源回路
(PS)25から出力されるバックアップ電源であり、
電源オン時およびサスペンド時にPCI−DSブリッジ
装置18に供給される。また、VPCBKはレジューム
に必要な情報が消去されてしまうのを防止するために、
図1のメモリ13などにも供給される。
【0046】VPCPWR :VPCPWRは電源回
路(PS)25から出力される駆動電源であり、電源オ
ン時のみ出力される。BIOS ROM19には、VP
CPWRが供給される。
【0047】<電源コントローラ(PSC)> PSW# :(入力)PSW#は電源スイッチ2
6からの電源スイッチ信号であり、電源スイッチ26が
押されたときにLowとなる。
【0048】PTCIRQ# :(入力)RTCIRQ
#はRTC22からの割り込み信号であり、アクティブ
のときにLowとなる。 RI# :(入力)RI#はモデム152から
のリング信号であり、アクティブのときにLowとな
る。
【0049】PNLOF# :(入力)PNLOF#
はパネルスイッチ27からのパネルスイッチ信号であ
り、コンピュータ本体のディスプレイパネルが開かれた
ときにLowとなる。
【0050】BUFOFF# :(出力)BUFOFF
#は駆動電源でドライブされているバスに接続されてい
るゲートアレイのゲートをオフする信号であり、たとえ
ばPCI−DSブリッジ装置18にサスペンド中である
ことを示すときなどに使用される。アクティブのときに
Lowとなる。
【0051】PCLR# :(出力)PCLR#は
電源オン時および電源オフ時に出力されるリセット信号
であり、アクティブのときLowとなる。 RCLR :(出力)RCLRはリジューム時お
よび電源オン時に出力されるリセット信号であり、アク
ティブのときHighとなる。
【0052】DCPWON :(出力)DCPWON
はカードドック40中の電源回路44をオン、およびド
ッキングステーション30に電源0Nを指示する信号で
あり、アクティブのときHighとなる。
【0053】<I/Oコントロールゲートアレイ> DOCDT# :(入力)DOCDT#は、コネクタ
10の所定ピンの電圧値であり、ドッキングステーショ
ン30またはカードドック40にコンピュータ本体が接
続された時にLowとなる。
【0054】<BIOS>BIOS ROM19に格納
されたシステムBIOSは、I/Oコントロールゲート
アレイ23経由で、電源コントローラ24およびドッキ
ングステーション30の制御とデータのやり取りとを行
なう。
【0055】DCPCLR# :(出力)DCPCLR
#はドッキングステーション30またはカードドック4
0中のゲートアレイ用のリセット信号であり、アクティ
ブのときLowとなる。
【0056】DOCKEN# :(出力)DOCKEN
#はドッキングステーション30またはカードドック4
0とり間のバスの接続許可信号であり、ドッキングステ
ーション30内のDS−PCI/ISAブリッジ装置3
1やカードドック40のカードコントローラ41にバス
の接続を通知するときに使用される。アクティブのとき
Lowとなる。
【0057】<ドッキングステーション> DSPSW# :(入力)DSPSW#はドッキング
ステーション30内の電源スイッチ38が押下されてい
ることを示す信号であり、アクティブのときLowとな
る。
【0058】DSESW# :(入力)DSESW#
はドッキングステーション30内のイジェクトスイッチ
39が押下されていることを示す信号であり、アクティ
ブのときLowとなる。
【0059】PCLCK :(出力)PCLCKは
コンピュータ本体をロックする機構を動作させる信号で
あり、モータドライブによって前述したロック/イジェ
クト動作を行うイジェクト/ロック機構36に送られ
る。
【0060】PCEJCT :(出力)PCEJCT
はコンピュータ本体をイジェクトする機構を動作させる
信号であり、イジェクト/ロック機構36に送られる。 LCKOK :(入力)LCKOKはコンピュータ
本体のロックが完了したことを示す信号である。
【0061】LCKNG :(入力)LCKNGは
コンピュータ本体のロック途中でロックがひっかかった
ことを示す信号である。 EJCTOK :(入力)EJCTOKはコンピュー
タ本体のイジェクトが完了したことを示す信号である。
【0062】NORMAL/BLOCK/EMEGEN
CY/ :(入力)これらは鍵37の位置を示す信号で
あり、NORMALは通常動作するところに鍵47が位
置していることを示す。また、BLOCKポジションは
ドックしている場合は本体を機械的にイジェクトしない
ようにし、アンドックしている場合はドックしないよう
にするところに鍵37が位置していることを示す。さら
に、EMEGENCYはコンピュータ本体を手動でイジ
ェクトできるようにするところに鍵37が位置している
ことを示す。
【0063】VDSCNT :VDSCNTは制御系
電源であり、AC入力があれば常に電源回路(DS P
S)35から供給される。 VDSPWR :VDSPWRは駆動電源であり、電
源オン時に電源回路(DS PS)35からPCIスロ
ットやベイ等に供給される。
【0064】PCONF :(出力)PCONFは
VDSPWRが正常時にアクティブとなる信号であり、
アクティブのときにHighとなる。ドッキングステー
ション30の電源回路(DS PS)35はACアダプ
タ接続時のみ正常に動作する。
【0065】なお、ドッキングステーションコントロー
ラ33とコンピュータ本体内のI2Cバスに繋がってい
るデバイスとは電源が異なるため、I2Cバスとはアナ
ログスイッチ32で接続される。
【0066】<CDOC> EJCTRQ :(出力)EJCTRQは、コンピュ
ータ本体がイジェクトされようとしていることを示す信
号であり、アクティブのときHighとなる。このEJ
CTRQは、イジェクト機構45から出力される。
【0067】PCONF :(出力)PCONFは
PCカードに供給する電源がオンであることを示す信号
である。 VCDPWR :VCDPWRは電源回路44から出
力される駆動電源であり、PCカードスロットに供給さ
れる。カードドック40の電源回路44は、ACアダプ
タ非接続時でもコンピュータ本体から与えられる電源に
よって動作することができる。
【0068】ここで、図7を参照して同実施形態のコン
ピュータシステムが電源オフの状態から電源オンの状態
に移行した際の動作を説明する。コンピュータシステム
が電源オフの状態から電源オンの状態に移行したとき、
まず電源コントローラ24が、システムの電源オンの開
始要因を判定して、その判定結果をI/Oコントロール
ゲートアレイ23のレジスタ内の所定のアドレスにセッ
トする。同実施形態のコンピュータシステムの電源オン
の開始要因を以下に示す。 (1)コンピュータ本体の電源スイッチオン。 (2)コンピュータ本体のディスプレイパネルの開放。 (3)RTCの割り込み。 (4)モデムリング割り込み。 (5)ドッキングステーションの電源スイッチオン。 (6)ドッキングステーションのイジェクトスイッチオ
ン。
【0069】なお、ドッキングステーションのイジェク
トスイッチが押されたときにコンピュータ本体の電源が
オンとなるのは、ドッキングステーションからのコンピ
ュータ本体の取り外しを許可するか否かの判定を行なう
ためである。
【0070】コンピュータ本体の電源スイッチが押され
た場合、電源スイッチ26からのPSW#信号がLow
となり、コンピュータ本体のディスプレイパネルが開か
れた場合には、パネルスイッチ27からのPNLOF#
信号がLowとなる。また、RTCの割り込みの場合、
RTC22からのRTCIRQ#信号がLowとなり、
モデムリング割り込みの場合には、モデム152からの
RI#信号がLowとなる。そして、電源コントローラ
24は、これらの信号を監視することによってコンピュ
ータシステムの電源オンの開始要因を判定する。
【0071】一方、ドッキングステーションの電源スイ
ッチが押された場合、電源スイッチ38からのDSPS
W#信号がLowとなり、また、ドッキングステーショ
ンのイジェクト電源スイッチが押された場合、イジェク
トスイッチ39からのDSESW#信号がLowとな
る。DSコントローラ33は、これらの信号を監視し
て、その電源オンの開始要因をI2Cバス4を介してコ
マンドにより電源コントローラ24に通知する。これに
より電源コントローラ24はコンピュータシステムの電
源オンの開始要因を判定する。
【0072】この電源コントローラ24による電源オン
の開始要因の判定およびその判定結果のセットにより、
BIOS19などの上位アプリケーションプログラムへ
電源オンの開始要因を伝達することができ、前述したよ
うな電源オンの開始要因それぞれに応じた処理を自動的
に実行するなどといったことが実現できる。
【0073】この電源オンの開始要因の判定およびその
判定結果のセットが終了すると、電源コントローラ24
は、システムのドッキング状態と接続されたドッキング
ステーション30またはカードドック40の電源状態と
をチェックする。
【0074】図8にこのときの動作手順を示す。電源コ
ントローラ24は、まずDOCDT#信号がアクティブ
かどうかをI/Oコントロールゲートアレイ23のレジ
スタを参照することにより検査する(ステップS1)。
インアクティブの場合には、ドッキングコネクタは未接
続であると判断し(ステップS2)、すなわちドッキン
グステーション30およびカードドック40のいずれも
接続されていないと判断してこの処理を終了する。
【0075】一方、アクティブの場合には、接続されて
いる拡張ユニット(ドッキングステーション30または
カードドック40)にACアダプタが接続されているか
どうかを検査して(ステップS3)、ACアダプタが接
続されていない場合には、PCONF信号がアクティブ
かどうかを検査する(ステップS4)。ACアダプタか
らの電源ラインはコネクタを介してコンピュータ本体に
送られ、そこでコンピュータ本体のACアダプタからの
電源ラインと接続されている。したがって、このACア
ダプタの接続有無は、たとえばこの電源ラインの電圧を
電源コントローラ24などが監視することなどによって
検査できる。
【0076】PCONF信号がアクティブの場合には、
カードドック40が接続されていると判断して(ステッ
プS5)、この処理を終了する。また、インアクティブ
の場合には、(1)ドッキングステーション30が接続
されているがドッキングステーション30で電源異常が
発生している(ACアダプタ未接続を含む)、または
(2)カードドック40が接続されているがカードドッ
ク40で電源異常が発生している、のいずれかであると
判断して(ステップS6)、この処理を終了する。な
お、ドッキングステーション30の稼働にはACアダプ
タの接続が必須であるが、カードドック40ではACア
ダプタ未接続の場合でもコンピュータ本体に内蔵された
バッテリからの電力供給により稼働できる。この違いは
双方の消費電力の違いから発生するものである。
【0077】一方、ACアダプタが接続されている場合
には、電源コントローラ24は、DSコントローラ33
に対してその装置固有のステータスをリードするための
コマンド(Read DS Typeコマンド)を発行
しその応答を監視する(ステップS7,ステップS
8)。このコマンドに対する応答が2回続けて無い場合
(ステップS9)、電源コントローラ24は、PCON
F信号がアクティブかどうかを検査し(ステップS1
0)、アクティブの場合には、カードドック40が接続
されていると判断して(ステップS11)、この処理を
終了する。また、インアクティブの場合には、カードド
ック40が接続されているがカードドック40で電源異
常が発生していると判断して(ステップS12)、この
処理を終了する。
【0078】一方、Read DS Typeコマンド
に対してエラー応答が返された場合には、ドッキングス
テーション30が接続されているが何等かの異常が発生
していると判断する(ステップS13)。なお、この異
常は返送されたエラー応答の内容により判別される。
【0079】また、Read DS Typeコマンド
に対してノーマル応答が返された場合には、PCONF
信号がアクティブかどうかを検査して(ステップS1
4)、アクティブの場合には、ドッキングステーション
30が接続されていると判断して(ステップS15)こ
の処理を終了し、インアクティブの場合には、ドッキン
グステーション30が接続されているがドッキングステ
ーション30で電源異常が発生していると判断して(ス
テップS16)この処理を終了する。
【0080】そして、電源コントローラ24は、このチ
ェック結果をI/Oコントロールゲートアレイ23のレ
ジスタ内の所定のアドレスにセットする。図9にはI/
Oコントロールゲートアレイ23のレジスタ内にセット
されるエラーコードの一例が示されている。
【0081】この電源コントローラ24によるコンピュ
ータシステムのドッキング状態と接続されたドッキング
ステーション30またはカードドック40の電源状態と
のチェック、およびそのチェック結果のセットにより、
BIOS19などの上位アプリケーションプログラムへ
の伝達が実現され、BIOS19は、I/Oコントロー
ルゲートアレイ23のレジスタ内にセットされたコード
にしたがった制御を行なうことができるため、たとえば
ACアダプタの未接続を示すエラーメッセージをユーザ
に呈示するなどといった、装着した拡張ユニットの種別
に応じたチェックおよび処理を行なうことができ、さら
に、たとえばドッキングステーション30の電源が投入
されていない状態で使用した結果、システム全体をハン
グアップさせてしまうなどといったトラブルを未然に防
ぐことができることとなる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電源コントローラがコンピュータシステムの電源オ
ンの開始要因をオペレーティングシステムなどの上位ア
プリケーションプログラムに伝達できるため、上位アプ
リケーションプログラムは電源オンの開始要因それぞれ
に応じた処理を自動的に実行するなどといったことが実
現できることになる。
【0083】また、この発明によれば、電源コントロー
ラがコンピュータシステムの装着状態およびそのユニッ
トタイプのチェックを行ない、その装着状況に応じて電
源状態を検査して、その結果をオペレーティングシステ
ムなどの上位アプリケーションプログラムに伝達できる
ため、上位アプリケーションプログラムはその電源状態
に応じた処理を実行できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムで使用されるカードドッ
クの構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの外観を示す図。
【図5】同実施形態のコンピュータ本体がドッキングス
テーションに装着される様子を示す図。
【図6】同実施形態のコンピュータ本体とドッキングス
テーションおよびカードドックとの間のドック/アンド
ックのための構成ユニットを示す図。
【図7】同実施形態のコンピュータシステムが電源オフ
の状態から電源オンの状態に移行した際の動作手順を示
す図。
【図8】同実施形態のシステムのドッキング状態と接続
されたドッキングステーションまたはカードドックの電
源状態とをチェックする際の動作手順を示すフローチャ
ート。
【図9】同実施形態のI/Oコントロールゲートアレイ
のレジスタ内にセットされるエラーコードの一例を示す
図。
【符号の説明】
1…プロセッサバス、2…内部PCIバス、3…内部I
SAバス、4…I2Cバス、5…外部PCIバス、6…
外部ISAバス、10…ドッキングコネクタ、11…C
PU、12…ホスト−PCIブリッジ、13…メモリ、
14…ディスプレイコントローラ、15…DSPインタ
フェースゲートアレイ、16…内部PCI−ISAブリ
ッジ装置、17…カードコントローラ、18…PCI−
DSブリッジ装置、19…BIOS ROM、20…H
DD、21…キーボードコントローラ、22…リアルタ
イムクロック(RTC)、23…I/Oコントロールゲ
ートアレイ、24…電源コントローラ(PSC)、25
…電源回路(PS)、26…電源スイッチ、27…パネ
ルスイッチ、30…ドッキングステーション、31…D
S−PCI/ISAブリッジ装置、33…DSコントロ
ーラ、34…EEPROM、35…カードコントロー
ラ、36…イジェクト/ロック機構、37…鍵、38…
電源スイッチ、39…イジェクトスイッチ、40…カー
ドドック(ポートリプリケータ)、41…PCカードコ
ントローラ、43…EEPROM、44…電源回路、1
00…コンピュータ本体、101,102,103…コ
ネクタ要素、131…システムメモリ、132…拡張メ
モリ、151…DSP、152…モデム(CODE
C)、153…サウンドCODEC、300…載置面、
301…ガイドピン、302…押し出し部、303…パ
ワーインディケータ、304…ドライブインユースイン
ディケータ、305…ドッキングインディケータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の電源起動手段と、 前記電源の起動要因を示す電源設定情報がセットされる
    レジスタと、 前記複数種類の電源起動要因の内、いずれの起動要因に
    よって電源が起動されたのかを前記電源設定情報として
    前記レジスタにセットする電源制御装置とを具備し、 上位のアプリケーションプログラムが前記レジスタにセ
    ットされた電源設定情報にしたがって前記電源の起動要
    因に応じた処理を実行できるようにしたことを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 コンピュータと、このコンピュータ本体
    が着脱自在に装着される複数種類の拡張ユニットとを備
    えたコンピュータシステムにおいて、 前記コンピュータは、 前記コンピュータシステムの電源状態を示す電源設定情
    報がセットされるレジスタと、 前記コンピュータシステムの電源起動時に、前記拡張ユ
    ニットへの装着有無およびそのユニットタイプを判定し
    てその装着状況に応じた電源状態の検査を行ない、その
    検査結果を前記電源設定情報として前記レジスタにセッ
    トする電源制御装置とを具備し、 上位のアプリケーションプログラムが前記レジスタにセ
    ットされた電源設定情報にしたがって前記電源状態に応
    じた処理を実行できるようにしたことを特徴とするコン
    ピュータシステム。
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