JP3714604B2 - コンピュータシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信用の拡張デバイスを導入できるコンピュータシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ノートブック型PC(Personal Computer)等の可搬性に優れたPCが広く用いられている。このノートブック型PCには様々な機能が搭載されているが、特に近年は、ネットワークを介した外部とのデータの送受信を可能とするため、モデム、LAN(Local Area Network)、無線LAN等の通信機能が要求されている。これらの通信機能は、デバイスをマザー・ボード(Mother Board)上に直接実装することによって付加することができるが、コスト削減や開発期間の短縮のため、いわゆるドウタ・カード(Daughter Card:ドウタ・ボード(Daughter Board)とも言う)をマザー・ボード上のコネクタに接続し、これら通信機能を付加することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらノートブック型PCでは、可搬性を考慮して全体の大きさを抑える必要があるため、搭載できるドウタ・ボードの大きさに制限がある。そこで近年、比較的小さなドウタ・カードも開発されている。例えば、miniPCI(Peripheral Component Interconnect)に接続可能なモデム・デバイスとして、インテル社等が規格化したMDC(Mobile Audio/Modem Daughter Card)がある。しかし、このような比較的小さなドウタ・カードとしてはMDC等のモデム・デバイスしか存在しないので、他の通信手段、例えばLANや無線LANによる通信を行うためには、比較的大きなデバイスを導入する必要がある。その結果、ノートブック型PC全体の大きさが大きくなってしまい、ノートブック型PC可搬性が低下してしまう。
【0004】
また、様々な通信方法によって外部との通信を行う場合、1台のノートブック型PCに複数種類の通信用拡張デバイスを導入する必要がある。しかし、ノートブック型PCでは接続できる拡張デバイスの数に制限があるため、1台のノートブック型PCでは様々な通信方法によって外部と通信することは難しい。
【0005】
更に、拡張デバイスをノードブック型PCに導入するに際し、ノートブック型PC等では内蔵デバイスの構成が複雑であるため拡張デバイスの導入には手間がかかることも問題である。また拡張デバイスやマザー・ボードは比較的高価であるため、導入時には破損しないように大変な注意を払う必要がある。これらの問題により、拡張デバイスのマザー・ボードへの導入は工場等で行われることが多く、ユーザ自身の手によって導入することは殆ど考慮されていない。そのために従来では、ノードブック型PC等の小型のPCにおいて、自由に通信機能を拡張させることは難しかった。
【0006】
本発明は、上記のような技術的課題に基づいてなされたもので、外部との通信機能を簡単に拡張することができるコンピュータシステムを提供することを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明のコンピュータシステムは、通信用データを処理する演算処理手段と、モデム用ボードまたはLAN用ボードとして機能する第1の通信用回路基板を着脱可能に受け入れる第1の受入手段と、モデム用ボードまたは無線用LANボードとして機能する第2の通信用回路基板を着脱可能に受け入れる第2の受入手段と、演算処理手段から第1の受入手段へLAN用信号を送受信するLAN信号伝達手段と、演算処理手段から第2の受入手段へ無線LAN用信号を送受信する無線LAN信号伝達手段と、演算処理手段から第1および第2の受入手段へモデム用信号を送受信するモデム用信号伝達手段と、を有する。
【0013】
このコンピュータシステムは、第1または第2通信用回路基板からGPIOを介して送出されるID信号を受信し、第1または第2の通信用回路基板の制御を行うコントロール手段を有することができる。さらに、演算処理手段は、ID信号を受信して第1または第2の受入手段に接続された第1または第2の通信用回路基板の種類をユーザに対して表示する表示手段を有することができる。また、表示手段は、第1の受入手段に無線LANボードとして機能する通信用回路基板が導入され、または第2の受入手段にLANボードとして機能する通信用回路基板が導入されると、ユーザに対して誤挿入の情報を表示することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
◎ 実施の形態1
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、実施の形態1におけるコンピュータシステム(コンピュータ装置)10のハードウェア構成を示した図である。このコンピュータシステム10は、例えば、OADG(Open Architecture Developer's Group)仕様に準拠して、所定のOS(オペレーティングシステム)を搭載したノートブック型PC(ノートブック型パーソナルコンピュータ)として構成されている。
【0018】
図1に示すコンピュータシステム10において、CPU(演算処理手段)11は、コンピュータシステム10全体の頭脳として機能し、OSの制御下で各種プログラムを実行している。CPU11は、システムバスであるFSB(Front Side Bus)12、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral Component Interconnect)バス20、低速のI/O装置用バスとしてのISA(Industry Standard Architecture)バス40という3段階のバスを介して、各構成要素と相互接続されている。このCPU11は、キャッシュメモリにプログラム・コードやデータを蓄えることで、処理の高速化を図っている。近年では、CPU11の内部に1次キャッシュとして128Kバイト程度のSRAMを集積させているが、容量の不足を補うために、専用バスであるBSB(Back Side Bus)13を介して、512K〜2Mバイト程度の2次キャッシュ14を置いている。尚、BSB13を省略し、FSB12に2次キャッシュ14を接続して端子数の多いパッケージを避けることで、コストを低く抑えることも可能である。
【0019】
FSB12とPCIバス20は、メモリ/PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PCIブリッジ)15によって連絡されている。このCPUブリッジ15は、メインメモリ16へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ機能や、FSB12とPCIバス20との間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。メインメモリ16は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。例えば、複数個のDRAMチップで構成され、例えば128MBを標準装備し、320MBまで増設することが可能である。この実行プログラムには、OSや周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラム、後述するフラッシュROM44に格納されたBIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)等のファームウェアが含まれる。
【0020】
ビデオサブシステム17は、ビデオに関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、液晶ディスプレイ(LCD)18に描画データとして出力している。
【0021】
PCIバス20は、比較的高速なデータ転送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまたは64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MHz、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバス20には、I/Oブリッジ(コアチップ、チップ、演算処理手段、コントロール手段)21、カードバスコントローラ22、オーディオサブシステム25、ドッキングステーションインターフェース(Dock I/F)26、miniPCIコネクタ(機能拡張ボード用コネクタ)27が夫々接続されている。
【0022】
カードバスコントローラ22は、PCIバス20のバスシグナルをカードバススロット23のインターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コントローラであり、このカードバススロット23には、PCカード24を装填することが可能である。ドッキングステーションインターフェース26は、コンピュータシステム10の機能拡張装置であるドッキングステーション(図示せず)を接続するためのハードウェアである。ドッキングステーションにノートブック型PCがセットされると、ドッキングステーションの内部バスに接続された各種のハードウェア要素が、ドッキングステーションインターフェース26を介してPCIバス20に接続される。
【0023】
miniPCIコネクタ27には、ミニPCI(miniPCI)デバイス(機能拡張ボード)60が接続される。miniPCIデバイス60は、miniPCIの仕様に準拠して増設可能な拡張カード(ボード)である。miniPCIとは、モバイル向けPCI規格であり、PCIRev.2.2仕様書の付録として掲載されている。機能的にはフルスペックのPCIと同等である。さらに、miniPCIコネクタ27には、I/Oブリッジ21から延びるAC‘97(Audio CODEC '97)リンクが接続されている。AC‘97リンクとは、PCIバス用サウンド・デバイスおよびモデム・デバイスの仕様の1つであり、通常2チャンネル有する。このうち1チャンネルはサウンド・デバイスに、もう1チャンネルはモデム・デバイスに割り当てられる。
【0024】
I/Oブリッジ21は、PCIバス20とISAバス40とのブリッジ機能を備えている。また、DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Electronics)インターフェース機能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インターフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵している。
【0025】
DMAコントローラ機能は、FDD等の周辺機器とメインメモリ16との間のデータ転送をCPU11の介在なしに実行するための機能である。PIC機能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答して、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発生させる機能である。また、IDEインターフェース機能によって実現されるインターフェースは、IDEハードディスクドライブ(HDD)31が接続される他、CD−ROMドライブ32がATAPI(AT Attachment Packet Interface)接続される。このCD−ROMドライブ32の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても構わない。HDD31やCD−ROMドライブ32等の外部記憶装置は、例えば、ノートブック型PC本体内の「メディアベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、FDDや電池パックのような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り付けられる場合もある。
【0026】
また、I/Oブリッジ21にはUSBポートが設けられており、このUSBポートは、例えばノートブック型PC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ30と接続されている。更に、I/Oブリッジ21には、SMバスを介してEEPROM33が接続されている。このEEPROM33は、ユーザによって登録されたパスワードやスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内容を電気的に書き換え可能とされている。また、I/Oブリッジ21は、電源回路50に接続されている。電源回路50は、ACアダプタ51、バッテリ(2次電池)としてのメイン電池52またはセカンド電池53を充電すると共にACアダプタ51や各電池からの電力供給経路を切り換えるバッテリ切換回路54、およびコンピュータシステム10で使用される5V、3.3V等の直流定電圧を生成するDC/DCコンバータ(DC/DC)55等の回路を備えている。
【0027】
また、I/Oブリッジ21には外部との通信コミュニケーション機能を有するドウタ・カード(以下、Communication Daughter Card(CDC)という)を受け入れるCDCコネクタ(通信用拡張ボード用コネクタ、コネクタ部)28が接続されており、このCDCコネクタ28には、CDC(通信用拡張ボード、通信用拡張基板、通信用回路基板)70が接続される。ここで、CDC70は、外部との通信コミュニケーション機能に特化した機能拡張用ドウタ・ボードである。実施の形態1では、CDC70はイーサネット規格の仕様に準拠したLANボードであり(以下、LANボードとしての機能を有するCDCをLAN用CDCと言う)、CDCコネクタ28とI/Oブリッジ21との間はイーサネットインターフェースの仕様に基づいて信号のやり取りが行われる。具体的には、LANインターフェースでは、PHY(Physical Layer)により、CDC70から送出されたアナログ信号がデジタル信号に変換され、MAC(Media Access Controller)によりデジタル信号がイーサネットプロトコルに変換されて処理される。なお、CDC70の大きさはminiPCIデバイス60より小さく、例えばminiPCIデバイス60より1/2.5程度の面積を有するものである。
【0028】
また、I/Oブリッジ21とCDCコネクタ28との間においては、LANインターフェースの他に、AC‘97リンクとUSB(Universal Serial Bus)によるインターフェースとが設けられている。したがって、CDCコネクタ28には、イーサネット(Ethernet)規格のLANボードの他に、AC’97リンクの仕様に準拠したモデムボードとしての機能を有するCDC70(以下、モデムボードとしての機能を有するCDCをモデム用CDCと言う)、またはUSB(Universal Serial Bus)規格の無線LAN用ボード等のCDC70(以下、無線LANボードとしての機能を有するCDCを無線LAN用CDCと言う)を受け入れることが可能である。
【0029】
I/Oブリッジ21を構成するコアチップの内部には、コンピュータシステム10の電源状態を管理するための内部レジスタと、この内部レジスタの操作を含むコンピュータシステム10の電源状態の管理を行うロジック(ステートマシン)が設けられている。このロジックは、電源回路50との間で各種の信号を送受し、この信号の送受により、電源回路50からコンピュータシステム10への実際の給電状態を認識する。電源回路50は、このロジックからの指示に応じて、コンピュータシステム10への電力供給を制御している。
【0030】
ISAバス40は、PCIバス20よりもデータ転送速度が低いバスである(例えば、バス幅16ビット、最大データ転送速度4MB/秒)。このISAバス40には、ゲートアレイロジック42に接続されたエンベデッドコントローラ41、CMOS43、フラッシュROM44、Super I/Oコントローラ45が接続されている。更に、キーボード/マウスコントローラのような比較的低速で動作する周辺機器類を接続するためにも用いられる。このSuper I/Oコントローラ45にはI/Oポート46が接続されており、FDDの駆動やパラレルポートを介したパラレルデータの入出力(PIO)、シリアルポートを介したシリアルデータの入出力(SIO)を制御している。エンベデッドコントローラ41は、図示しないキーボードのコントロールを行うと共に、電源回路50に接続されて、内蔵されたパワー・マネージメント・コントローラ(PMC:Power Management Controller)によってゲートアレイロジック42と共に電源管理機能の一部を担っている。
【0031】
図2は、CDC70の拡大斜視図である。図3は、CDC70とminiPCIデバイス60がマザー・ボード100に接続された状態を説明する断面図である。図2および図3に示すように、CDC70は、マザー・ボード100に設けられたCDCコネクタ28に接続するマザー・ボード用コネクタ部71と、外部ネットワークに接続するためのモジュラ・コネクタRJ−45(図示せず)に接続するためのI/Oコネクタ部72と、を回路面70t上に備えている。さらに、CDC70にはマザー・ボード100にビスを用いて固定するためホール75a、75bが形成されている。なお、図2では、CDC70の回路面70t上の詳細な回路は省略されている。
一方、マザー・ボード100は、図1に示すような構成を有しており、I/Oブリッジ21と、miniPCIコネクタ27と、CDCコネクタ28と、を同一基板の回路面100t上に有している。ここでは図3に示すように、miniPCIコネクタ27とCDCコネクタ28とが互いに隣接して設けられている。
【0032】
次にminiPCIデバイス60がLANボードとして機能する場合について説明する。
図3に示すように、miniPCIデバイス60の回路面60t上にある図示しないマザー・ボード用コネクタ部が、マザー・ボード100の回路面100t上のminiPCIコネクタ27へ導入される。さらにminiPCIデバイス60の裏面60s上にはI/Oコネクタ部62が備えられており、このI/Oコネクタ部62には、図4(a)に示すように、フレキシブルケーブル110のコネクタ部111が接続される。フレキシブルケーブル110のもう一方の端部は、モジュラ・コネクタRJ−45(図示せず)に接続されており、外部ネットワークに接続可能とされている。
【0033】
フレキシブルケーブル110とminiPCIデバイス60の接続においては、フレキシブルケーブル110のコネクタ部111内のそれぞれのピンが、図3に示すminiPCIデバイス60のI/Oコネクタ部62内のピン(i)、(ii)、(iii)…のそれぞれに対応するようにして接続される。フレキシブルケーブル110は、図5の部分拡大図に示すように、信号を伝達する信号線112が複数本並列して並んだものを樹脂等でコーティングした幅広のテープ形状を有するものである。したがって、フレキシブルケーブル110は、弾性が高く塑性変形しづらいので、比較的折り目が付き難い。例えば、通常の人間の手によってフレキシブルケーブル110を折り曲げたとしても弾性変形領域を出ることができず、フレキシブルケーブル110は元の形状に戻ってしまう。
【0034】
そこで、ノードブック型PC等、内部体積に制限があるものに適用されるフレキシブルケーブル110では、できるだけその体積を小さくするため、図5に示すように、miniPCIデバイス60のI/Oコネクタ部62へ向かってスムーズに接続することができるように第1の折り目、すなわち、谷折り目115と山折り目116が予め形成されている。谷折り目115および山折り目116は、フレキシブルケーブル110の長手方向へ約45°の角度で形成されているので、この谷折り目115、山折り目116に沿ってフレキシブルケーブル110を折り曲げると、フレキシブルケーブル110は折り部ごとに約90°方向を転換し、図4(a)に示す状態となる。このようにして、フレキシブルケーブル110を嵩張らないようにしてコンピュータシステム10内に導入されている。なお、これらの折り目は、例えば加熱下に加圧する等の方法により形成することができる。
【0035】
このようにしてフレキシブルケーブ110に接続されたminiPCIデバイス60は、フレキシブルケーブル110およびモジュラ・コネクタRJ−45を介して外部との通信が可能となる。さらにマザー・ボード100に接続されたminiPCIデバイス60は、PCIバス20を介してメインメモリ16やCPU11とデータの送受信を行い、LANボードとして機能する。
【0036】
上記のようにLANボードとして機能するminiPCIデバイス60がminiPCIコネクタ27に既に接続されている状態において、ユーザがLANボードとして機能するCDC70を、miniPCIコネクタ27に隣接するCDCコネクタ28へ導入する場合について、以下に説明する。
まず、ユーザは、マザー・ボード100上のCDCコネクタ28にCDC70のマザー・ボード用コネクタ部71を挿入する。CDC70は、図2に示すように回路面70t側にI/Oコネクタ部72を有している。したがってCDC70をマザー・ボード100に接続すると、図3に示すように、CDC70のマザー・ボード100の回路面100tに対面する側に面にI/Oコネクタ部72が位置する。
【0037】
次に、図4(a)に示すようにminiPCIデバイス60のI/Oコネクタ部62に接続されていたフレキシブルケーブル110のコネクタ部111を外し、外されたコネクタ部111を図4(b)に示すようにCDC70のI/Oコネクタ部72に接続させる。ここでCDC70では、図3に示すように、CDC70がマザー・ボード100に接続された状態において、I/Oコネクタ部72内のピン(i)、(ii)、(iii)…の並びが、マザー・ボード100に接続されたminiPCIデバイス60のI/Oコネクタ部62内のピン(i)、(ii)、(iii)…の並びと左右逆になるように設計されている。したがって、フレキシブルケーブル110を、miniPCIデバイス60から外してCDC70に接続する場合、上記のようにminiPCIデバイス60のI/Oコネクタ部62内と、CDC70のI/Oコネクタ部72内のピンの並びが左右逆になっているのに応じて、フレキシブルケーブル110のコネクタ部111もそれに対応してピンの並びが左右逆となるようにして接続する。
【0038】
フレキシブルケーブル110は、miniPCIコネクタ27に隣接したCDCコネクタ28に接続されるCDC70に容易に接続できるように、第2の折り目、すなわち図5に示すような谷折り目117および山折り目118を有している。谷折り目117および山折り目118は、それぞれminiPCIデバイス60に接続するときに使用する谷折り目115、山折り目116にほぼ直交する角度で形成されている。CDC70のI/Oコネクタ部72に接続させる場合、フレキシブルケーブル110を谷折り目117および山折り目118にて折り曲げると、図4(b)に示すようにCDC70のI/Oコネクタ部72に向かって適切な位置にフレキシブルケーブル110のコネクタ部111が存在するようになる。そこで、コネクタ部111をCDC70のI/Oコネクタ部72へ接続する。
【0039】
このように実施の形態1では、フレキシブルケーブル110において、miniPCIデバイス60に接続する場合に使用する谷折り目115と山折り目116、並びにCDC70に接続する場合に使用する谷折り目117および山折り目118を予め形成している。したがって、隣接するminiPCI60とCDC70においてフレキシブルケーブル110をI/Oコネクタ部に対してスムーズに付け替えることができ、またフレキシブルケーブル110の折り曲げた付近において、フレキシブルケーブル110が嵩張ることを防止できる。
【0040】
以上のようにしてCDC70がコンピュータシステム10に接続され、ユーザがコンピュータシステム10の電源を入れると、CDC70のマザー・ボード用コネクタ部71から、自分がLANボードであることを識別するためのID信号がCDC70のGPIO (General Purpose Input/Output) ピンのoutput側から送出され、I/Oブリッジ21のInput側のピンを介して伝達される。GPIO ピンとは、汎用入出力に用いられるピンであり、GPIOはソフトウェア(CDCのドライバ等)で任意にピンの状況を変更することができ、他のチップとの通信に使用されるものである。本実施の形態では、個々のピンにそれぞれ特定の種類のCDCが割り当てられている。したがって、CDC70が導入されたことにより生じるID信号は、予めLANボードとしてのID信号に割り当てられているI/Oブリッジ21のGPIOのInput側の所定のピンがオフになる。すると、ホスト側であるマザー・ボード100のI/Oブリッジ21から、CDCコネクタ28に導入されたCDC70はLANボードである旨が認識された情報がメインメモリ16へ送出される。
【0041】
その結果、コンピュータシステム10は、LANボードとして機能するデバイスとしてminiPCIデバイス60とCDC70を備えていることを認識し、コンピュータシステム10はそれに応じて適当な処置を採ることができる。具体的な処理としては、ユーザにコンピュータシステム10にLANボードとして機能するデバイスが2つあることを知らせ、ユーザの指示によってCDC70をLANボードとして機能させることができる。また、フレキシブルケーブル110が接続されたCDC70を自動的に選択してLANボードとして機能させることも可能である。
【0042】
このように、実施の形態1では、CDC70がID信号を送出する手段を有しているため、コンピュータシステム10は複数の同じ機能を有するデバイスがコンピュータシステム10中に導入されても、衝突や不具合を生じさせないように処理することが可能となる。なお、実施の形態1ではID信号がI/Oブリッジ21へ送出されているが、I/Oブリッジ21以外のコントローラ、例えばエンベデッドコントローラ41へ送出して処理するものであってもかまわない。
また実施の形態1ではID信号を認識するため、GPIOにおいてCDC70の種類毎にピンが割り当てられ、即ちI/Oブリッジ21側のGPIOのピン1つが1種類のCDC70に割り当てられている。しかし、ID信号を認識するための、GPIOにおけるピンの割り当て方法はこれに限定されない。例えば、GPIOにおいて複数ピンのオン・オフのパタンによって、CDC70の種類を識別するものであってもよい。
【0043】
また実施の形態1ではCDC70としてLANボードとして機能するLAN用CDCを用いて説明したが、LAN用CDCの代わりに、モデム用CDCや無線LAN用CDCを導入することも可能である。この場合、CDC70はそれぞれ自分がLAN用CDCであること、モデム用CDCであること、または無線LAN用CDCであることをコンピュータシステム10に認識させるためのID信号を送出する手段をGPIOに有しているため、コンピュータシステム10はそれに応じて適当な処理を施すことができる。
このような複数種類のCDC70の中から、ユーザは自分が希望する通信方式のCDC70を選択することで、容易にコンピュータシステム10における外部との通信機能を自由に拡張することができ、大変便利である。さらに、CDC70はminiPCIデバイス60と比較して小型なため、コストも低く、ユーザの希望に応じて適宜交換することが可能である。
【0044】
◎ 実施の形態2
実施の形態1では、1つのCDC70を受け入れることが可能なコンピュータシステム10について説明した。実施の形態2では、2つのCDC70a、70bを受け入れることが可能なコンピュータシステム10Aについて説明する。尚、実施の形態1と同様な構成については、同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
【0045】
図6は、実施の形態2におけるコンピュータシステム10Aのハードウェア構成を示した図である。図7は、I/Oブリッジ21と、第1と第2のCDCとの信号処理を説明する構成図である。
図6に示す実施の形態2では、2つのCDC、すなわち第1のCDC70aと第2のCDC70bを受け入れるため、コンピュータシステム10Aは、第1のCDCコネクタ28aと第2のCDCコネクタ28bとを備えている点で実施の形態1と異なる。以下に、第1と第2のCDCコネクタ28a、28bに第1と第2のCDC70a、70bを受け入れる構成について具体的に説明する。
【0046】
コンピュータシステム10Aでは、図6および図7に示すように、I/Oブリッジ21から延びるLANインターフェースは第1のCDCコネクタ28aに接続されている。また、I/Oブリッジ21から延びる無線LAN用のUSBによるインターフェースは、第2のCDCコネクタ28bに接続されている。さらに、I/Oブリッジ21から延びるモデム用のAC‘97リンクは、分岐してそれぞれ第1のCDCコネクタ28aと第2のCDCコネクタ28bとに接続されている。したがって、第1のCDCコネクタ28aには、第1のCDC70aとして、LAN用CDC、またはモデム用CDCを接続することができる。一方、第2のCDCコネクタ28bには、第2のCDC70bとして、無線LAN用CDC、またはモデム用CDCを接続することができる。
【0047】
このように、I/Oブリッジ21から延びるAC‘97リンクは、分岐して第1と第2のCDCコネクタ28a、28bに接続されているが、AC’97リンクで使用される信号は、第1と第2のCDCコネクタ28a、28bのどちらかに一方に対して送受信が可能であるためである。例えば、第1と第2のCDCコネクタ28a、28b側から信号が送出される信号線をバススイッチ等の切替機を用いて切り替え、どちらか一方の第1と第2のCDCコネクタ28aまたは28bに接続するAC‘97リンクのみが有効となるように設定することができる。
【0048】
一方、LANインターフェースは第1のCDCコネクタ28aにのみ接続されているが、第1と第2のCDCコネクタ28a、28bの双方に接続されるものであってもよい。ただし、LANインターフェースを流れる信号は高速であるため、LANインターフェースを分岐させた場合に使用する信号線をAC‘97リンクのように切り替えることが難しいので、本実施の形態のように第1のCDCコネクタ28aのみに接続させた方が好ましい。
【0049】
また、USB用のインターフェースは、第2のCDCコネクタ28bのみに接続されているが、同様に第1と第2のCDCコネクタ28a、28bの双方に接続されるものであってもよい。ただし、USB用のインターフェースを流れる信号はアナログ信号であるため、USB用のインターフェースを分岐させた場合に使用する信号線をAC‘97リンクのように切り替える切替機は高価である。したがって、USB用のインターフェースは、本実施の形態のように第2のCDCコネクタ28bのみに接続させた方がコスト的に好ましい。
【0050】
次に、第1、第2のCDCコネクタ28a、28bに、第1、第2のCDC70a、70bが導入された場合における処理について説明する。
第1のCDC70aおよび第2のCDC70bは、それぞれ自分がLAN用CDC、モデム用CDC、無線LAN用CDCのいずれかであることをコンピュータシステム10Aに識別させるため、ID信号を送出する手段をGPIOに有する。したがって、第1のCDCコネクタ28aに第1のCDC70aが導入されたとき、コンピュータシステム10Aは導入されたCDC70aがLAN用CDCとモデム用CDCのどちらかであることを認識し、適当な処理を施すことができる。同様に、第2のCDCコネクタ28bに第2のCDC70bが導入されたとき、コンピュータシステム10Aは導入された第2のCDC70bがモデム用CDCと無線LAN用CDCのどちらかであることを認識して処理を行う。
【0051】
なお、コンピュータシステム10Aが第1と第2のCDCコネクタ28a、28bの双方にモデム用CDCが導入されたことを認識した場合、第1のCDC70aと第2のCDC70bとの間でAC‘97リンクの使用をめぐって衝突が生じる。したがって、どちらか一方のモデム用CDCが使用可能となるように切替機を用いて分岐したAC’97リンクのどちらか一方を使用不可能とするように切り替えることが好ましい。切り替えは自動に設定することもできるが、ユーザの指示によって行うように設定することも可能である。
【0052】
以上のように、LAN用CDC、モデム用CDC、無線LAN用CDCはそれぞれID信号を送出する手段を有しているので、第1と第2のCDC70a、70bの導入において、ユーザが誤ったものを導入しても、コンピュータシステム10Aはそれを認識して適切な処理を施すことができる。具体的には、ユーザが第1のCDCコネクタ28aに無線LAN用ボードとして機能を有する第2のCDC70bを接続したり、第2のCDCコネクタ28bにLANボードとしての機能を有する第1のCDC70aを接続するような場合である。このとき、第1または第2のCDC70a、70bから送出されるID信号をもとにコンピュータシステム10AはBIOS(Basic Input/Output System)のセットアップ画面においてユーザに対してCDCが誤挿入されている旨の注意を喚起することができる。
【0053】
このような第1および第2のCDC70a、70bのコンピュータシステム10Aへの導入は、コンピュータシステム10Aを供給する販売側において行うこともできるが、ユーザ自身の手によって行うことも可能である。上記のようにCDCの誤挿入が生じてもコンピュータシステム10Aはユーザに注意を喚起できるので、コンピュータシステム10Aに不具合が生じることが防止できるので、ユーザは安心してCDCのコンピュータシステム10Aへの導入を行うことができる。
【0054】
以上のように、実施の形態2では、2つのCDCを受入ることが可能であるため、実施の形態1と比較してコンピュータシステム10Aにおいて通信機能をさらに拡張することが可能である。このようにCDCを2つ導入しても、CDC自身は小型であるため、コンピュータシステム10Aが大型化することもない。またCDCは小型であり、CDC自身のコストも低いので、低価格で通信機能の拡張を提供することができる。また、実施の形態2では、ユーザが導入するCDCを自由に選択することができ、ユーザ自身の手によって簡単にCDCの導入を行うことができる。
【0055】
実施の形態2においては、第1と第2のCDCコネクタ28a、28bにおいて、それぞれ受入可能なCDCの種類が限られているため、CDC自身が送出するLAN用CDC、モデム用CDC、無線LAN用CDCのいずれかであることを識別するID信号により、CDCの誤挿入を防止している。しかし、誤挿入を防止するためには別な手段を採用することも可能である。以下に、その具体例を挙げて説明する。
【0056】
CDC70のI/Oコネクタ部72とマザー・ボード100のCDCコネクタ28との形状を変える方法が採用できる。図8は、CDCを識別するその他の方法を説明する図である。
図8では、無線LAN用CDC200のマザー・ボード用コネクタ部210は、突出部210bを有する形状である。また、LAN用CDC202のマザー・ボード用コネクタ部212は、突出部212aを有する形状である。一方、モデム用CDC201のマザー・ボード用コネクタ部211は突出部を有しない形状である。
CDCコネクタを2つ備えたコンピュータシステム10Aにおいては、第1のCDCコネクタ28aは、モデム用CDC201とLAN用CDC202とを受け入れることが可能で、且つ無線LAN用CDC200は受け入れることが不可能となるように、第1のCDCコネクタ28aは突出部29aを有した形状となっている。一方、第2のCDCコネクタ28bは、モデム用CDC201と、無線LAN用CDC200とを受け入れることが可能で、且つLAN用CDC202を受け入れることが不可能となるように、第2のCDCコネクタ28bは突出部29bを有した形状となっている。
このように、無線LAN用CDC200が、第1のCDCコネクタ28aに受入不可能な形状のコネクタを有し、LAN用CDC202が、第2のCDCコネクタ28bに受入不可能な形状のコネクタを有するように、マザー・ボードのCDCコネクタの形状と、CDCのマザー・ボード用コネクタとの形状とを調整する。その結果、接続不可能なCDCを誤ったCDCコネクタに接続することを防止できる。
【0057】
なお上記のCDC200、201、202を、CDCコネクタを1つしか備えていないコンピュータシステム10に導入する場合、図8に示すCDCコネクタ28cのように突出部29a、29bを有する形状とすることで、無線LAN用CDC200、モデム用CDC201、LAN用CDC202のいずれもがCDCコネクタ28へ接続可能となる。
【0058】
またCDCの誤挿入を防止するため、マザー・ボード100にビスを用いて固定するため各CDCにおけるホールの位置と、それに対応するマザー・ボード100側のホールの位置とを変える方法もある。図9は、CDCを識別する更に他の方法を説明する図である。
図9では、モデム用CDC206にはホールセット236が形成されており、ホールセット236では、第1のホール236a、第2のホール236b、第3のホール236cが設けられている。また、無線LAN用CDC205にはホールセット235が形成されており、ホールセット235では、第2のホール235bと第3のホール235cが設けられており、モデム用CDC206の第1のホール236aに該当するホールは設けられていない。さらに、LAN用CDC207にはホールセット237が形成されており、ホールセット237では、第1のホール237aと第2のホール237bが設けられており、モデム用CDC206の第3のホール236cに該当するホールは設けられていない。
【0059】
CDCコネクタを2つ備えたコンピュータシステム10Aにおいては、第1のCDCコネクタ28aが設けられたスロット150では、モデム用CDC206とLAN用CDC207を受入、且つ無線LAN用CDC205を受入不可能とする。そのため、スロット150ではモデム用CDC206とLAN用CDC207のホールセット236、237に共通する第1のホール236a、237aに対応した位置に、ホール177が形成されている。同様に第2のCDCコネクタ28bが設けられたスロット151では、モデム用CDC206と無線LAN用CDC205のホールセット236、235に共通する第3のホール236c、235cに対応した位置に、ホール176が形成されている。
【0060】
なお上記のCDC205、206、207を、CDCコネクタを1つしか備えていないコンピュータシステム10に導入する場合、CDCコネクタ28が設けられたスロット152は、全てのCDC205、206、207のホールセット235、236、237に共通する第2のホール235b、236b、237bに対応する位置にホール178を有する。以上のようにして、CDCの誤挿入を防止できる。
【0061】
以上のように所定のCDCコネクタにおいて、第1のCDCコネクタ28aと、LAN用CDCと、モデム用CDCとは、互いに対応する第1の位置にホールを有し、第2のCDCコネクタ28bと、無線LAN用CDCと、モデム用CDCとは、互いに対応する第2の位置にホールを有するようにして、受入可能なCDCが制限されている。すなわち、CDCコネクタを有するマザー・ボード100と、CDCとの間に鍵と鍵穴のような関係が生じる形状を持たせ、CDCの誤挿入を防止でき、その結果、コンピュータシステム10Aにおいてシステム処理に不具合が生じたり、マザー・ボード100の故障が生じたりすることを防止できる。なお、さらにユーザがCDCの種類を識別しやすいように、個々のCDCにその種類を印刷して表示させることが好ましい。
【0062】
なお上記実施の形態2においては、第1と第2のCDC70a、70bの二つが接続された場合を述べたが、本発明ではCDCコネクタをさらに増設し、3つ以上のCDCを接続させることも可能である。複数のCDCを受け入れることが可能とすることにより、ノートブック型PC等においても複数の方式の通信機能を備えさせることが可能となる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
【0063】
【発明の効果】
このように本発明のコンピュータシステムによれば、外部との通信機能を簡単に拡張することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるコンピュータシステムのハードウェア構成を示した図である。
【図2】 CDCの拡大斜視図である。
【図3】 CDCとminiPCIデバイスをマザー・ボードに接続した状態を説明する断面図である。
【図4】 (a)はminiPCIデバイスにフレキシブルケーブルが接続された状態を説明する図であり、(b)はCDCにフレキシブルケーブルが接続された状態を説明する図である。
【図5】 フレキシブルケーブルを説明する部分拡大平面図である。
【図6】 実施の形態2におけるコンピュータシステムのハードウェア構成を示した図である。
【図7】 I/Oブリッジと、第1と第2のCDCとの信号処理を説明する構成図である。
【図8】 CDCを識別するその他の方法を説明する図である。
【図9】 CDCを識別する更に他の方法を説明する図である。
【符号の説明】
10、10A…コンピュータシステム(コンピュータ装置)、11…CPU(演算処理手段)、20…PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、21…I/Oブリッジ(チップ、演算処理手段、コントロール手段)、27…miniPCIコネクタ(機能拡張ボード用コネクタ)、28…CDCコネクタ(通信用拡張ボード用コネクタ、コネクタ部)、28a…第1のCDCコネクタ、28b…第2のCDCコネクタ、41…エンベデッドコントローラ、50…電源回路、51…ACアダプタ、55…DC/DCコンバータ、60…miniPCIデバイス(機能拡張ボード)、61…マザー・ボード用コネクタ部、62…I/Oコネクタ部、70…CDC(通信用拡張ボード、通信用拡張基板、通信用回路基板)、70a…第1のCDC,70b…第2のCDC、71…マザー・ボード用コネクタ部、72…I/Oコネクタ部、100…マザー・ボード、110…フレキシブルケーブル、111…コネクタ部、200、205…無線LAN用CDC、201、206…モデム用CDC、202、207…LAN用CDC,150、151、152…スロット

Claims (1)

  1. 通信用データを処理する演算処理手段と、
    モデム用ボードまたはLAN用ボードとして機能する第1の通信用回路基板を着脱可能に受け入れる第1の受入手段と、
    モデム用ボードまたは無線用LANボードとして機能する第2の通信用回路基板を着脱可能に受け入れる第2の受入手段と、
    前記演算処理手段から前記第1の受入手段へLAN用信号を送受信するLAN信号伝達手段と、
    前記演算処理手段から前記第2の受入手段へ無線LAN用信号を送受信する無線LAN信号伝達手段と、
    前記演算処理手段から前記第1および第2の受入手段へモデム用信号を送受信するモデム用信号伝達手段と、
    前記第1または第2の通信用回路基板からGPIOを介して送出されるID信号を受信し、当該第1または第2の通信用回路基板の制御を行うコントロール手段とを有し、
    前記演算処理手段は、前記ID信号を受信して前記第1または第2の受入手段に接続された前記第1または第2の通信用回路基板の種類をユーザに対して表示する表示手段を有し、
    前記表示手段は、前記第1の受入手段に無線LANボードとして機能する前記通信用回路基板が導入され、または前記第2の受入手段にLANボードとして機能する前記通信用回路基板が導入されると、前記ユーザに対して誤挿入の情報を表示することを特徴とするコンピュータシステム。
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