JPH0995193A - 車両のグリルガード - Google Patents
車両のグリルガードInfo
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- JPH0995193A JPH0995193A JP27672395A JP27672395A JPH0995193A JP H0995193 A JPH0995193 A JP H0995193A JP 27672395 A JP27672395 A JP 27672395A JP 27672395 A JP27672395 A JP 27672395A JP H0995193 A JPH0995193 A JP H0995193A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior material
- vehicle
- bumper
- grill guard
- bumper face
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のグリルガード本体に外装材を装着した
場合に、バンパーに傷がつく。 【解決手段】 車両の前部下部のバンパー前方に配設さ
れるグリルガードにおいて、グリルガードの車体幅方向
に配設されたグリルガード本体部材3を外装材19で覆
い、該外装材の上片19d後端部19eをバンパーフェ
ース59の表面59aに臨ませるとともに、該外装材の
上片後端部に軟質材からなる縁部材40を装着した車両
のグリルガード。
場合に、バンパーに傷がつく。 【解決手段】 車両の前部下部のバンパー前方に配設さ
れるグリルガードにおいて、グリルガードの車体幅方向
に配設されたグリルガード本体部材3を外装材19で覆
い、該外装材の上片19d後端部19eをバンパーフェ
ース59の表面59aに臨ませるとともに、該外装材の
上片後端部に軟質材からなる縁部材40を装着した車両
のグリルガード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の前部に設置
され、所謂アニマルガード等と称されるグリルガードに
関するものである。特に本発明は、グリルガードの本体
を構成する金属製の支持スティの車幅方向に配設された
部材を覆う外装材後縁部と、バンパーフェースとの間の
擦れによる傷の発生を防止するようにしたグリルガード
に関するものである。
され、所謂アニマルガード等と称されるグリルガードに
関するものである。特に本発明は、グリルガードの本体
を構成する金属製の支持スティの車幅方向に配設された
部材を覆う外装材後縁部と、バンパーフェースとの間の
擦れによる傷の発生を防止するようにしたグリルガード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】RV車(リクリエーションヴィークル)
等の車両の前部に、所謂アニマルガード等と称されるグ
リルガードを設置する場合がある。従来のこの種グリル
ガードは、例えば特開平7−112649号公報に開示
される如くで、この公報の図5は従来の一般的なグリル
ガードの構造を、又この公報の図2はこの出願にかかる
グリルガードを示す。
等の車両の前部に、所謂アニマルガード等と称されるグ
リルガードを設置する場合がある。従来のこの種グリル
ガードは、例えば特開平7−112649号公報に開示
される如くで、この公報の図5は従来の一般的なグリル
ガードの構造を、又この公報の図2はこの出願にかかる
グリルガードを示す。
【0003】従来のグリルガードは、前記した公報の開
示技術の図5のように、金属パイプ材を正面視逆U字型
に、又側面視横U字型に屈曲させて形成し、左右の下部
後端部で車体側に取付、支持する。又前記した公報の開
示技術では、図1、図2のように、グリルガードの全体
の外側をカバー部材で覆う。グリルガードの本体は、横
U字型の左右の金属パイプからなる側部材と、この間を
繋ぐ板材、パイプ材からなるクロスメンバーとで構成さ
れ、側部材は、下部後端部でのみ車体側に取り行け、支
持されている。
示技術の図5のように、金属パイプ材を正面視逆U字型
に、又側面視横U字型に屈曲させて形成し、左右の下部
後端部で車体側に取付、支持する。又前記した公報の開
示技術では、図1、図2のように、グリルガードの全体
の外側をカバー部材で覆う。グリルガードの本体は、横
U字型の左右の金属パイプからなる側部材と、この間を
繋ぐ板材、パイプ材からなるクロスメンバーとで構成さ
れ、側部材は、下部後端部でのみ車体側に取り行け、支
持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外観性の向
上、障害物に当たった場合のグリルガードの保護、障害
物の保護、グリルガードの各構成部品の交換の容易化、
軽量化等の要望から、グリルガードの本体を金属部材で
構成し、これに樹脂性の構成部材を組み付けることを本
発明者等は試みた。
上、障害物に当たった場合のグリルガードの保護、障害
物の保護、グリルガードの各構成部品の交換の容易化、
軽量化等の要望から、グリルガードの本体を金属部材で
構成し、これに樹脂性の構成部材を組み付けることを本
発明者等は試みた。
【0005】上記した試みにおいて、グリルガードの本
体を構成する金属製の支持スティを車幅方向に配設した
場合、金属製の支持スティが他の構成部材との兼合でバ
ンパーフェース前面に配置せざるを得ず、車幅方向に配
置される支持スティを、外観性や障害物との当接時を考
慮して樹脂性の外装材で覆う必要がある。
体を構成する金属製の支持スティを車幅方向に配設した
場合、金属製の支持スティが他の構成部材との兼合でバ
ンパーフェース前面に配置せざるを得ず、車幅方向に配
置される支持スティを、外観性や障害物との当接時を考
慮して樹脂性の外装材で覆う必要がある。
【0006】ところで、バンパーは樹脂製のものが採用
され、又樹脂製のバンパーは、外観性向上のため表面を
平滑に化粧したものが多く、更に車体と同色に塗装され
たものを用いる場合がある。このバンパーの前面に前記
した外装材を臨ませた場合、外装材後端部とバンパーフ
ェースとの間に大きな隙間が発生することは外観性や組
付上好ましくない。
され、又樹脂製のバンパーは、外観性向上のため表面を
平滑に化粧したものが多く、更に車体と同色に塗装され
たものを用いる場合がある。このバンパーの前面に前記
した外装材を臨ませた場合、外装材後端部とバンパーフ
ェースとの間に大きな隙間が発生することは外観性や組
付上好ましくない。
【0007】このため、外装材とバンパーフェースとを
密接して配置することが好ましいが、この場合、外装材
後端部とバンパーフェースの表面とが触れたり、当接す
る虞が多分にある。ところで、車両の走行に伴う衝撃や
振動でグリルガードが振れたり、振動する虞が多分にあ
り、この場合、外装材とバンパーフェースとの間で擦れ
が発生し、バンパーフェースの表面を傷つける虞があ
る。
密接して配置することが好ましいが、この場合、外装材
後端部とバンパーフェースの表面とが触れたり、当接す
る虞が多分にある。ところで、車両の走行に伴う衝撃や
振動でグリルガードが振れたり、振動する虞が多分にあ
り、この場合、外装材とバンパーフェースとの間で擦れ
が発生し、バンパーフェースの表面を傷つける虞があ
る。
【0008】特にバンパーフェースを平滑に、化粧した
ものや、車体と同色に美麗に仕上げた場合には、バンパ
ーフェース表面に傷が付き、外観性を損ねる虞がある。
バンパーフェース表面のこれ等の擦過傷は、グリルガー
ドを取り外した場合に顕著となり、これの対策が望まれ
るところである。
ものや、車体と同色に美麗に仕上げた場合には、バンパ
ーフェース表面に傷が付き、外観性を損ねる虞がある。
バンパーフェース表面のこれ等の擦過傷は、グリルガー
ドを取り外した場合に顕著となり、これの対策が望まれ
るところである。
【0009】本発明者等は、以上の課題を解決すべく本
発明をなしたものである。本発明の目的とする処は、バ
ンパーフェースの前面に、グリルガードの本体を構成す
る金属製の支持スティ等を配置し、これの表面を外装材
で覆った場合における上記した不都合を解消し、外装材
を設置し、これとバンパーフェースとの間に隙間を無く
しても、バンパーフェース表面を傷つけることが無く、
バンパーフェースの保護上有益である車両のグリルガー
ドを提供することにある。従って、前記した外装材を装
着してグリルガードを構成し、グリルガードを取り外し
た場合においても、外観性の点でバンパーフェース表面
に傷の発生の無い、グリルガードを提供することにあ
る。
発明をなしたものである。本発明の目的とする処は、バ
ンパーフェースの前面に、グリルガードの本体を構成す
る金属製の支持スティ等を配置し、これの表面を外装材
で覆った場合における上記した不都合を解消し、外装材
を設置し、これとバンパーフェースとの間に隙間を無く
しても、バンパーフェース表面を傷つけることが無く、
バンパーフェースの保護上有益である車両のグリルガー
ドを提供することにある。従って、前記した外装材を装
着してグリルガードを構成し、グリルガードを取り外し
た場合においても、外観性の点でバンパーフェース表面
に傷の発生の無い、グリルガードを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、請求項1では、車両の前部下部のバンパー
前方に配設されるグリルガードにおいて、グリルガード
の車体幅方向に配設されたグリルガード本体部材を外装
材で覆い、該外装材の上片後端部をバンパーフェースの
表面に臨ませるとともに、該外装材の上片後端部に軟質
材からなる縁部材を装着した車両のグリルガードであ
る。
めの手段は、請求項1では、車両の前部下部のバンパー
前方に配設されるグリルガードにおいて、グリルガード
の車体幅方向に配設されたグリルガード本体部材を外装
材で覆い、該外装材の上片後端部をバンパーフェースの
表面に臨ませるとともに、該外装材の上片後端部に軟質
材からなる縁部材を装着した車両のグリルガードであ
る。
【0011】請求項2では、バンパーは樹脂部材で形成
し、外装材は樹脂で形成し、縁部材をゴムやゴムと同様
の性質を有する樹脂で形成した。
し、外装材は樹脂で形成し、縁部材をゴムやゴムと同様
の性質を有する樹脂で形成した。
【0012】請求項3では、前記縁部材は、その断面の
下半部を略逆V字型とし、前記バンパーフェース表面に
前後に離間して垂下した脚部を当接させるようにした。
下半部を略逆V字型とし、前記バンパーフェース表面に
前後に離間して垂下した脚部を当接させるようにした。
【0013】請求項4では、車両の前部下部のバンパー
前方に配設されるグリルガードにおいて、グリルガード
の車体幅方向に離間して縦設された左右のグリルガード
本体部材を外装材で覆い、該外装材の後端部をバンパー
フェースの表面に臨ませるとともに、該外装材の後端部
に軟質材からなる縁部材を装着した車両のグリルガード
である。
前方に配設されるグリルガードにおいて、グリルガード
の車体幅方向に離間して縦設された左右のグリルガード
本体部材を外装材で覆い、該外装材の後端部をバンパー
フェースの表面に臨ませるとともに、該外装材の後端部
に軟質材からなる縁部材を装着した車両のグリルガード
である。
【0014】請求項5においては、前記バンパーは樹脂
部材で形成し、前記外装材は樹脂で形成し、前記縁部材
をゴムやゴムと同様の性質を有する樹脂で形成した。
部材で形成し、前記外装材は樹脂で形成し、前記縁部材
をゴムやゴムと同様の性質を有する樹脂で形成した。
【0015】請求項6においては、前記縁部材は、前記
バンパーフェース表面に当接する部分を軟質に、外装材
に取り付ける基部を当接部分よりも硬質とした。
バンパーフェース表面に当接する部分を軟質に、外装材
に取り付ける基部を当接部分よりも硬質とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
した図面に従って詳述する。図1は本発明にかかるグリ
ルガードを取り付けた車両の前面斜視図、図2は本発明
にかかるグリルガードの分解斜視図、図3はグリルガー
ドの本体部材を構成するスティの斜視図、図4はグリル
ガード本体部材と車体との結合関係を示す側面図、図5
はグリルガードの外装材であるセンターガーニッシュと
バンパーとの関係を示す外観斜視図、図6は図5の6−
6線断面図、図7はサイドガーニッシュとバンパーとの
取合いを示す図6と類似の要部の断面図である。
した図面に従って詳述する。図1は本発明にかかるグリ
ルガードを取り付けた車両の前面斜視図、図2は本発明
にかかるグリルガードの分解斜視図、図3はグリルガー
ドの本体部材を構成するスティの斜視図、図4はグリル
ガード本体部材と車体との結合関係を示す側面図、図5
はグリルガードの外装材であるセンターガーニッシュと
バンパーとの関係を示す外観斜視図、図6は図5の6−
6線断面図、図7はサイドガーニッシュとバンパーとの
取合いを示す図6と類似の要部の断面図である。
【0017】図1において、50は所謂RV等と称され
る車両を示し、車体51の前部にはボンネット52を、
又車体51の前後左右には車輪53…を備え、実施例で
は前後にドア54,55…を備える4ドア式とし、ルー
フ部56にはルーフキャリア57を備える。車両50の
前部には、フロントグリル58、及びフロントバンパー
59を備える。
る車両を示し、車体51の前部にはボンネット52を、
又車体51の前後左右には車輪53…を備え、実施例で
は前後にドア54,55…を備える4ドア式とし、ルー
フ部56にはルーフキャリア57を備える。車両50の
前部には、フロントグリル58、及びフロントバンパー
59を備える。
【0018】以上の車両50の前部のバンパー59の先
で、フロントグリル58の前面にはグリルガード1を取
付、設置する。図2はグリルガード1の分解斜視図で、
図において60,60は、車体フレームの一部を構成す
る左右のフロントサイドフレームであり、車両の左右に
離間して配置され、フロントサイドフレーム60,60
の前端部には縦方向に支持フランジ61,61が各固着
されており、支持フランジ61,61は正面視が縦長矩
形板状で、各下半部61aが図4で明示したように各フ
ロントサイドフレーム60の下方に垂下されている。各
フロントサイドフレーム60の前部下面には板状のガセ
ット62を垂下、固着し、各ガセット62の前端部は前
記した各支持フランジ61の下半部61a後面に固着す
る。
で、フロントグリル58の前面にはグリルガード1を取
付、設置する。図2はグリルガード1の分解斜視図で、
図において60,60は、車体フレームの一部を構成す
る左右のフロントサイドフレームであり、車両の左右に
離間して配置され、フロントサイドフレーム60,60
の前端部には縦方向に支持フランジ61,61が各固着
されており、支持フランジ61,61は正面視が縦長矩
形板状で、各下半部61aが図4で明示したように各フ
ロントサイドフレーム60の下方に垂下されている。各
フロントサイドフレーム60の前部下面には板状のガセ
ット62を垂下、固着し、各ガセット62の前端部は前
記した各支持フランジ61の下半部61a後面に固着す
る。
【0019】図2において2はグリルガード1の本体で
あり、フレームである支持スティを示し、これの単体を
図3で拡大して詳細に示した。支持スティ2は車体の左
右方向に延びるアッパスティ3を備え、アッパスティ3
は鋼パイプ材等で形成され、これの左右両端部には取付
座を兼ねる連結片4,4を固着し、連結片4,4には左
右のロアスティ5,5の上端部を固着し、左右のロアス
ティ5,5は同形状で、各下部5aが後方へ屈曲して後
方へ少しの長さ突出する。
あり、フレームである支持スティを示し、これの単体を
図3で拡大して詳細に示した。支持スティ2は車体の左
右方向に延びるアッパスティ3を備え、アッパスティ3
は鋼パイプ材等で形成され、これの左右両端部には取付
座を兼ねる連結片4,4を固着し、連結片4,4には左
右のロアスティ5,5の上端部を固着し、左右のロアス
ティ5,5は同形状で、各下部5aが後方へ屈曲して後
方へ少しの長さ突出する。
【0020】アッパスティ3の中間部には中間取付片6
を、これの左右には補助灯の支持片7,7を各固着す
る。又ロアスティ5,5の下端部で後端部には、各取付
ベース8aを介して取付片8を各固着し、各ロアスティ
5の上部側部には取付片9を、又この下には取付片10
を、更にこの下方には取付片11を夫々固着する。以上
の支持スティ2を車体側である各フロントサイドフレー
ム60,60の前端面に取付、固着する。
を、これの左右には補助灯の支持片7,7を各固着す
る。又ロアスティ5,5の下端部で後端部には、各取付
ベース8aを介して取付片8を各固着し、各ロアスティ
5の上部側部には取付片9を、又この下には取付片10
を、更にこの下方には取付片11を夫々固着する。以上
の支持スティ2を車体側である各フロントサイドフレー
ム60,60の前端面に取付、固着する。
【0021】各フロントサイドフレーム60の前端部に
固着した支持フランジ61の前面には、上部にアッパブ
ラケット12,12を夫々ボルト13等で固着し、アッ
パブラケット12,12はフランジ61の前面に接合す
る座部12a、及び前方に突出するアーム部12bを備
え、左右で対称形状に形成する。又各支持フランジ60
の下半部61a裏面に臨む各ガセット62の外側面に
は、ロアブラケット14の基片14aをボルト15等で
固着し、基片14aには前方に延びるアーム部14bを
備える。
固着した支持フランジ61の前面には、上部にアッパブ
ラケット12,12を夫々ボルト13等で固着し、アッ
パブラケット12,12はフランジ61の前面に接合す
る座部12a、及び前方に突出するアーム部12bを備
え、左右で対称形状に形成する。又各支持フランジ60
の下半部61a裏面に臨む各ガセット62の外側面に
は、ロアブラケット14の基片14aをボルト15等で
固着し、基片14aには前方に延びるアーム部14bを
備える。
【0022】前記した支持スティ2の左右のロアスティ
5,5の中間上部に設けた各取付片10を、左右のフロ
ントサイドフレーム60,60前端部の各フランジ61
前面上部に固着したアッパブラケット12,12の各ア
ーム部12b先端部にボルト16固着する。従って、支
持スティ2のアッパスティ3に高さが近い部位の左右の
ロアスティ5,5の上部において、車体側に先ず固着さ
れる。
5,5の中間上部に設けた各取付片10を、左右のフロ
ントサイドフレーム60,60前端部の各フランジ61
前面上部に固着したアッパブラケット12,12の各ア
ーム部12b先端部にボルト16固着する。従って、支
持スティ2のアッパスティ3に高さが近い部位の左右の
ロアスティ5,5の上部において、車体側に先ず固着さ
れる。
【0023】又左右のロアスティ5,5の下端後端部に
設けた各取付片8は、前記各ガセット62に固着した各
ロアブラケット14のアーム部14bにボルト17等で
固着する。従って、支持スティ2のロアスティ5,5の
下端部は、車体側に固着され、支持されることとなる。
このように、支持スティ2は、左右の部分の上下で、車
体側部材である左右のフロントサイドフレーム60,6
0の前端部に、上下のブラケット12,14を介して固
着され、取付、支持されることとなる。
設けた各取付片8は、前記各ガセット62に固着した各
ロアブラケット14のアーム部14bにボルト17等で
固着する。従って、支持スティ2のロアスティ5,5の
下端部は、車体側に固着され、支持されることとなる。
このように、支持スティ2は、左右の部分の上下で、車
体側部材である左右のフロントサイドフレーム60,6
0の前端部に、上下のブラケット12,14を介して固
着され、取付、支持されることとなる。
【0024】以上の支持スティ2へのグリルガード構成
部材の取り付けを以下に説明する。支持スティ2のアッ
パスティ3の左右両端部に設けた連結片4,4には、正
面視逆U字型のアッパエクステンション17の左右の脚
部17a,17aの基部を起設するようにボルト18等
で固着する。
部材の取り付けを以下に説明する。支持スティ2のアッ
パスティ3の左右両端部に設けた連結片4,4には、正
面視逆U字型のアッパエクステンション17の左右の脚
部17a,17aの基部を起設するようにボルト18等
で固着する。
【0025】又アッパスティ3には、正面側から外装材
である側面視横U字型のセンターガーニッシュ19を被
せる。センターガーニッシュ19は、アッパスティ3の
中間部に設けた取付片6下方に設けた取付片 を介し
て、アッパスティ3を覆うように固着する。これについ
ては、図5、図6で詳細に後述する。
である側面視横U字型のセンターガーニッシュ19を被
せる。センターガーニッシュ19は、アッパスティ3の
中間部に設けた取付片6下方に設けた取付片 を介し
て、アッパスティ3を覆うように固着する。これについ
ては、図5、図6で詳細に後述する。
【0026】又左右のロアスティ5,5に上下に設けた
各取付片9、各取付片8の取付ベース8aには、外側方
に突出するように支持アーム20,20,21,21の
基部をボルト止め等して固着する。支持アームは上部の
もの20,20が略々L型状で、下部のもの21,21
がチャンネル状である。
各取付片9、各取付片8の取付ベース8aには、外側方
に突出するように支持アーム20,20,21,21の
基部をボルト止め等して固着する。支持アームは上部の
もの20,20が略々L型状で、下部のもの21,21
がチャンネル状である。
【0027】一方、正面視が横U字型の左右のサイドエ
クステンション23,23を用意し、左右のサイドエク
ステンション23,23は、左右で対称形状に構成す
る。各サイドエクステンション23は、矩形筒状の部材
を正面視が横U字型に屈曲して構成し、上下の端部にフ
ランジ23a、23bを備え、下部23cには上方に膨
出した取付ベース23dを備える。
クステンション23,23を用意し、左右のサイドエク
ステンション23,23は、左右で対称形状に構成す
る。各サイドエクステンション23は、矩形筒状の部材
を正面視が横U字型に屈曲して構成し、上下の端部にフ
ランジ23a、23bを備え、下部23cには上方に膨
出した取付ベース23dを備える。
【0028】以上の左右のサイドエクステンション2
3,23を、その対向する端部を左右のロアスティ5,
5の各上下に固着した各支持アーム20,21に嵌合
し、各支持アーム20,21に各サイドエクステンショ
ン23の上下の端部をボルト止め等して固着する。これ
により、支持スティ2のロアスティ5,5の外側部に
は、左右の突出するように、サイドエクステンション2
3,23が、対称的に取付、支持されることとなる。
3,23を、その対向する端部を左右のロアスティ5,
5の各上下に固着した各支持アーム20,21に嵌合
し、各支持アーム20,21に各サイドエクステンショ
ン23の上下の端部をボルト止め等して固着する。これ
により、支持スティ2のロアスティ5,5の外側部に
は、左右の突出するように、サイドエクステンション2
3,23が、対称的に取付、支持されることとなる。
【0029】又図2に示すように左右のロアスティ5,
5を正面側から覆う縦長のサイドガーニッシュ24,2
4を用意し、これを左右のロアスティ5,5の前面から
被せるように装着し、ロアスティ5,5を化粧する。以
上により図1に示す如きグリルガード1を構成し、実施
例では、センターガーニッシュ19上で、左右に離間し
て、アッパエクステンション17内に納るようにフォグ
ランプ等の補助灯25,25を設置し、補助灯25,2
5は、前記したアッパスティ3に設けた支持片7,7に
その基部をネジ止め等して取付、支持する。
5を正面側から覆う縦長のサイドガーニッシュ24,2
4を用意し、これを左右のロアスティ5,5の前面から
被せるように装着し、ロアスティ5,5を化粧する。以
上により図1に示す如きグリルガード1を構成し、実施
例では、センターガーニッシュ19上で、左右に離間し
て、アッパエクステンション17内に納るようにフォグ
ランプ等の補助灯25,25を設置し、補助灯25,2
5は、前記したアッパスティ3に設けた支持片7,7に
その基部をネジ止め等して取付、支持する。
【0030】又実施例では、左右のサイドエクステンシ
ョン23,23内に、他の補助灯26,26を設置し
た。補助灯26,26は、各サイドエクステンション2
3の下部23cに設けた取付ベース23d上に基部を臨
ませ、下部支持アーム21に補助灯26,26を取付、
支持する。
ョン23,23内に、他の補助灯26,26を設置し
た。補助灯26,26は、各サイドエクステンション2
3の下部23cに設けた取付ベース23d上に基部を臨
ませ、下部支持アーム21に補助灯26,26を取付、
支持する。
【0031】以上グリルガード1において、前記したア
ッパエクステンション17、サイドエクステンション2
3,23、サイドガーニッシュ24,24、センターガ
ーニッシュ19は樹脂で形成する。一方、支持スティ
2、各種取付片、ブラケット類は金属で形成する。
ッパエクステンション17、サイドエクステンション2
3,23、サイドガーニッシュ24,24、センターガ
ーニッシュ19は樹脂で形成する。一方、支持スティ
2、各種取付片、ブラケット類は金属で形成する。
【0032】次に外装材であるセンターガーニッシュ1
9の構造、取り付けについて詳細に説明する。センター
ガーニッシュ19は、図6に示すごとく側面視が後方に
開放し、コーナー部19a,19bが角張った横U字型
で、下片19cが前後方向に短く、上片19dは若干後
上傾して後方に延びるように長く形成されている。
9の構造、取り付けについて詳細に説明する。センター
ガーニッシュ19は、図6に示すごとく側面視が後方に
開放し、コーナー部19a,19bが角張った横U字型
で、下片19cが前後方向に短く、上片19dは若干後
上傾して後方に延びるように長く形成されている。
【0033】又前片19eは略々垂直か、或いは若干後
上傾するように接待されている。センターガーニッシュ
19は、平面視がアッパスティ3の平面形状に、又バン
パー59の平面視での外郭線に倣うように中間部が若干
前方に突出するように緩い弯曲形状をなす。以上のセン
ターガーニッシュ19は、長さ方向に同一断面に形成さ
れており、前記したアッパスティ3の左右両端部の取付
片4,4間の長さに略々等しく、又アッパスティ3の前
方、且つ少なくとも上方を覆うように構成されている。
上傾するように接待されている。センターガーニッシュ
19は、平面視がアッパスティ3の平面形状に、又バン
パー59の平面視での外郭線に倣うように中間部が若干
前方に突出するように緩い弯曲形状をなす。以上のセン
ターガーニッシュ19は、長さ方向に同一断面に形成さ
れており、前記したアッパスティ3の左右両端部の取付
片4,4間の長さに略々等しく、又アッパスティ3の前
方、且つ少なくとも上方を覆うように構成されている。
【0034】以上のセンターガーニッシュ19は、硬質
の樹脂、例えばABS樹脂で所定厚さ、例えば一般部分
で3mm程度に設定する。ところで、前記した支持ステ
ィ2のアッパスティ3の中間部に設けた取付片6は、基
部6aを弯曲させてパイプ材のアッパスティ3の前面上
半部に溶接等で固着し、基部6aの上部後部から後上傾
するように支持片部6bを後方に延出し、支持片部6b
の後半部6cは、傾斜を緩やかに設定する。
の樹脂、例えばABS樹脂で所定厚さ、例えば一般部分
で3mm程度に設定する。ところで、前記した支持ステ
ィ2のアッパスティ3の中間部に設けた取付片6は、基
部6aを弯曲させてパイプ材のアッパスティ3の前面上
半部に溶接等で固着し、基部6aの上部後部から後上傾
するように支持片部6bを後方に延出し、支持片部6b
の後半部6cは、傾斜を緩やかに設定する。
【0035】又アッパスティ3の後面下半部には、側面
視略逆L型の取付片27の弯曲した基部27aを溶接等
で固着し、下半部27bは直下に垂下し、下半部の下端
部から前方に支持片部27cを突出させ、支持片部27
cは長さが短い。支持片部27cの上面にはウエルドナ
ット28を固着、設置し、この部分に透孔27dを同心
的に設ける。一方、前記したセンターガーニッシュ19
の下片19cの後部には、取付孔29を開設する。
視略逆L型の取付片27の弯曲した基部27aを溶接等
で固着し、下半部27bは直下に垂下し、下半部の下端
部から前方に支持片部27cを突出させ、支持片部27
cは長さが短い。支持片部27cの上面にはウエルドナ
ット28を固着、設置し、この部分に透孔27dを同心
的に設ける。一方、前記したセンターガーニッシュ19
の下片19cの後部には、取付孔29を開設する。
【0036】以上において、センターガーニッシュ19
をアッパスティ3にその後方の開放部を遊合させるよう
に被せる。センターガーニッシュ19の下片19cの後
部上面を下部取付片27の支持片部27c下面に重ね、
取付孔29の下方からビス30を孔29,27dに通
し、ナット28に螺合して下片19cの後部をアッパス
ティ3に固着する。
をアッパスティ3にその後方の開放部を遊合させるよう
に被せる。センターガーニッシュ19の下片19cの後
部上面を下部取付片27の支持片部27c下面に重ね、
取付孔29の下方からビス30を孔29,27dに通
し、ナット28に螺合して下片19cの後部をアッパス
ティ3に固着する。
【0037】一方、前後方向に長い上片19dは、前記
した上部取付片6の上に載せ、上片19dを取付片6の
後半部6c上に載置する。この状態で、センターガーニ
ッシュ19の上片19dの後端部19eは、フロントバ
ンパー59の表面を構成するバンパーフェース59aの
前部上面59bに臨み、この間には多少の隙間が形成さ
れる。従って、車両の走行に伴う衝撃や振動で、センタ
ーガーニッシュ19の上片19dの後端部19eが上下
に振動し、バンパーフェース59aの前部上面59bに
接触し、又当接する虞がある。
した上部取付片6の上に載せ、上片19dを取付片6の
後半部6c上に載置する。この状態で、センターガーニ
ッシュ19の上片19dの後端部19eは、フロントバ
ンパー59の表面を構成するバンパーフェース59aの
前部上面59bに臨み、この間には多少の隙間が形成さ
れる。従って、車両の走行に伴う衝撃や振動で、センタ
ーガーニッシュ19の上片19dの後端部19eが上下
に振動し、バンパーフェース59aの前部上面59bに
接触し、又当接する虞がある。
【0038】そこで本発明は、センターガーニッシュ1
9のバンパーフェース59aの前部上面59bに臨む上
片19dの後端部19eに縁部材40を設ける。縁部材
40は、上部後面に前方開放し、後方に潜る横向きU字
型の凹部41を備え、凹部41の底面に両面テープ等に
よって形成した粘着部42を備える。
9のバンパーフェース59aの前部上面59bに臨む上
片19dの後端部19eに縁部材40を設ける。縁部材
40は、上部後面に前方開放し、後方に潜る横向きU字
型の凹部41を備え、凹部41の底面に両面テープ等に
よって形成した粘着部42を備える。
【0039】又凹部41の下方の下半部43は上下方向
に肉厚に形成し、これの下面44の断面を逆V型に形成
し、前後に離間した脚部45,46を下方に垂下、突出
するように形成する。
に肉厚に形成し、これの下面44の断面を逆V型に形成
し、前後に離間した脚部45,46を下方に垂下、突出
するように形成する。
【0040】この縁部材40の横向き凹部41にセンタ
ーガーニッシュ19の上片19d後端部19eを嵌入
し、粘着部42で縁部材40をセンターガーニッシュ1
9の上片19d後端部19eとに固着する。固着された
縁部材40は、センターガーニッシュ19の上片19d
後端部19eとバンパーフェース59aの前部上面59
bとの間の隙間よりも、その下半部43の肉厚を大きく
設定し、縁部材40は前後の脚部45,46は変形して
バンパーフェース59aの前部上面59bに当接する。
この状態を図6で示した。
ーガーニッシュ19の上片19d後端部19eを嵌入
し、粘着部42で縁部材40をセンターガーニッシュ1
9の上片19d後端部19eとに固着する。固着された
縁部材40は、センターガーニッシュ19の上片19d
後端部19eとバンパーフェース59aの前部上面59
bとの間の隙間よりも、その下半部43の肉厚を大きく
設定し、縁部材40は前後の脚部45,46は変形して
バンパーフェース59aの前部上面59bに当接する。
この状態を図6で示した。
【0041】以上の縁部材40は、弾性を有するゴム
や、ゴムと同様の性質を有する樹脂で形成し、樹脂とし
ては、例えばEPDMの如き樹脂で形成する。尚、実施
例では、センターガーニッシュ19の固着を下部取付片
27で行なうとしたが、取付片の具体的構造は任意であ
り、又取付箇所は1箇所、或いは2箇所以上の複数箇所
でも良く、取付箇所の数は任意である。又図6では図5
に示した前面のライセンスプレート31を省略して示し
た。
や、ゴムと同様の性質を有する樹脂で形成し、樹脂とし
ては、例えばEPDMの如き樹脂で形成する。尚、実施
例では、センターガーニッシュ19の固着を下部取付片
27で行なうとしたが、取付片の具体的構造は任意であ
り、又取付箇所は1箇所、或いは2箇所以上の複数箇所
でも良く、取付箇所の数は任意である。又図6では図5
に示した前面のライセンスプレート31を省略して示し
た。
【0042】次にサイドガーニッシュ24,24とバン
パーフェース59aとの関係を図2、図7で説明する。
サイドガーニッシュ24,24のバンパーフェース59
aと当接する後端縁24aには、前記したゴムやゴムと
同様の性質の樹脂等からなる縁部材47を、凹部、貼着
層等を介して前記と同様に挟持、固着する。各サイドガ
ーニッシュ24の後端縁24aは、縁部材47を介して
バンパーフェース59aの表面と当接するので、前記と
同様にバンパーフェース59a表面の傷付きや擦過傷等
を防止することができる。
パーフェース59aとの関係を図2、図7で説明する。
サイドガーニッシュ24,24のバンパーフェース59
aと当接する後端縁24aには、前記したゴムやゴムと
同様の性質の樹脂等からなる縁部材47を、凹部、貼着
層等を介して前記と同様に挟持、固着する。各サイドガ
ーニッシュ24の後端縁24aは、縁部材47を介して
バンパーフェース59aの表面と当接するので、前記と
同様にバンパーフェース59a表面の傷付きや擦過傷等
を防止することができる。
【0043】縁部材47は、縦向きの各サイドガーニッ
シュ24の上面、側部上下の欠部24b,24c,24
d等を除き、バンパーフェース59aと当接する部分の
後端縁に設けられる。
シュ24の上面、側部上下の欠部24b,24c,24
d等を除き、バンパーフェース59aと当接する部分の
後端縁に設けられる。
【0044】ところで、縁部材47は前記した縁部材4
0と異なる構造を採用した。即ち、図7に示す如く、サ
イドガーニッシュ24の後端縁24aを挟持する部分で
ある基部48を硬質のゴム等とし、バンパーフェース5
9aと直接当接する先部49を軟質のゴム等とした二重
構造とした。
0と異なる構造を採用した。即ち、図7に示す如く、サ
イドガーニッシュ24の後端縁24aを挟持する部分で
ある基部48を硬質のゴム等とし、バンパーフェース5
9aと直接当接する先部49を軟質のゴム等とした二重
構造とした。
【0045】これにより、サイドガーニッシュ24の後
端縁24aへの縁部材の挟持、固着を強固に行ない、一
方、バンパーフェース59aと当接する部分を柔らかく
設定し、縁部材によるサイドガーニッシュ24の後端縁
24aの振動等の効率の良い緩和、吸収作用を行なわせ
ることができる。又バンパーフェースへのサイドガーニ
ッシュ24の後端縁24aの当接を弾性的に行なわせ、
サイドガーニッシュ24の後端縁24aの保形性を向上
させることができる。
端縁24aへの縁部材の挟持、固着を強固に行ない、一
方、バンパーフェース59aと当接する部分を柔らかく
設定し、縁部材によるサイドガーニッシュ24の後端縁
24aの振動等の効率の良い緩和、吸収作用を行なわせ
ることができる。又バンパーフェースへのサイドガーニ
ッシュ24の後端縁24aの当接を弾性的に行なわせ、
サイドガーニッシュ24の後端縁24aの保形性を向上
させることができる。
【0046】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
請求項1では、車両の前部下部のバンパー前方に配設さ
れるグリルガードにおいて、グリルガードの車体幅方向
に配設されたグリルガード本体部材を外装材で覆い、該
外装材の上片後端部をバンパーフェースの表面に臨ませ
るとともに、該外装材の上片後端部に軟質材からなる縁
部材を装着したので、車両走行に伴う衝撃や振動に起因
する外装材の振れや、振動による外装材後端部のバンパ
ーフェース表面への接触、当接、摺接等が防止でき、バ
ンパーフェースの擦過傷や外傷の発生を防止することが
できる。
請求項1では、車両の前部下部のバンパー前方に配設さ
れるグリルガードにおいて、グリルガードの車体幅方向
に配設されたグリルガード本体部材を外装材で覆い、該
外装材の上片後端部をバンパーフェースの表面に臨ませ
るとともに、該外装材の上片後端部に軟質材からなる縁
部材を装着したので、車両走行に伴う衝撃や振動に起因
する外装材の振れや、振動による外装材後端部のバンパ
ーフェース表面への接触、当接、摺接等が防止でき、バ
ンパーフェースの擦過傷や外傷の発生を防止することが
できる。
【0047】特に本発明は、グリルガードの支持スティ
を金属で構成し、これを樹脂製の外装材で覆い、外観性
の向上、軽量化、障害物に当たった場合の障害物の保護
を図るに際し、外装材とバンパーとの間の違和感を無く
すべく、外装材端部をバンパーフェースに一体となるよ
うに近づけても、バンパーフェースを外装材端部で傷つ
けることが無く、バンパーフェースの外観性の保持、バ
ンパーフェースの保護を図ることができる。
を金属で構成し、これを樹脂製の外装材で覆い、外観性
の向上、軽量化、障害物に当たった場合の障害物の保護
を図るに際し、外装材とバンパーとの間の違和感を無く
すべく、外装材端部をバンパーフェースに一体となるよ
うに近づけても、バンパーフェースを外装材端部で傷つ
けることが無く、バンパーフェースの外観性の保持、バ
ンパーフェースの保護を図ることができる。
【0048】請求項2では、前記バンパーを樹脂部材で
形成し、前記外装材は樹脂で形成し、縁部材をゴムやゴ
ムと同様の性質を有する樹脂で形成したので、外装材の
端部と、対向するバンパーフェース表面との間の隙間に
取付誤差等があって、隙間にバラつきがあっても、誤差
吸収が行なえ、外装材の取付上極めて有利である。又ゴ
ム等で縁部材を形成したので、バンパーフェース表面に
弾性的に確実に当接し、バンパーフェースの表面を傷つ
けることが無い。
形成し、前記外装材は樹脂で形成し、縁部材をゴムやゴ
ムと同様の性質を有する樹脂で形成したので、外装材の
端部と、対向するバンパーフェース表面との間の隙間に
取付誤差等があって、隙間にバラつきがあっても、誤差
吸収が行なえ、外装材の取付上極めて有利である。又ゴ
ム等で縁部材を形成したので、バンパーフェース表面に
弾性的に確実に当接し、バンパーフェースの表面を傷つ
けることが無い。
【0049】請求項3では、縁部材を、その断面の下半
部を略逆V字型とし、前記バンパーフェース表面に前後
に離間して垂下した脚部を当接させるようにしたので、
前記した誤差吸収効果が大きく、且つバンパーフェース
の表面に縁部材の当接面が、全面的に当接しないので、
バンパーフェース表面に全面的に密着することが無く、
外装材を取り外した場合に、バンパーフェース表面への
影響を最少に抑制することができる。
部を略逆V字型とし、前記バンパーフェース表面に前後
に離間して垂下した脚部を当接させるようにしたので、
前記した誤差吸収効果が大きく、且つバンパーフェース
の表面に縁部材の当接面が、全面的に当接しないので、
バンパーフェース表面に全面的に密着することが無く、
外装材を取り外した場合に、バンパーフェース表面への
影響を最少に抑制することができる。
【0050】請求項4では、グリルガードの車体幅方向
に離間して縦設された左右のグリルガード本体部材を外
装材で覆い、該外装材の後端部をバンパーフェースの表
面に臨ませるとともに、該外装材の後端部に軟質材から
なる縁部材を装着したので、バンパーフェースの表面に
臨み、又当接する縦の外装材の後端縁によるバンパーフ
ェース表面の傷付きを前記と同様に防止し、バンパーフ
ェースの表面の保護上極めて有利である。
に離間して縦設された左右のグリルガード本体部材を外
装材で覆い、該外装材の後端部をバンパーフェースの表
面に臨ませるとともに、該外装材の後端部に軟質材から
なる縁部材を装着したので、バンパーフェースの表面に
臨み、又当接する縦の外装材の後端縁によるバンパーフ
ェース表面の傷付きを前記と同様に防止し、バンパーフ
ェースの表面の保護上極めて有利である。
【0051】請求項5では、バンパーを樹脂部材で形成
し、前記外装材は樹脂で形成し、縁部材をゴムやゴムと
同様の性質を有する樹脂で形成したので、前記したと同
様に、縦向きの外装材の端部と、対向するバンパーフェ
ース表面との間の隙間に取付誤差等があって、隙間にバ
ラつきがあっても、誤差吸収が行なえ、外装材の取付上
極めて有利である。又ゴム等で縁部材を形成したので、
バンパーフェース表面に弾性的に確実に当接し、バンパ
ーフェースの表面を傷つけることが無い。
し、前記外装材は樹脂で形成し、縁部材をゴムやゴムと
同様の性質を有する樹脂で形成したので、前記したと同
様に、縦向きの外装材の端部と、対向するバンパーフェ
ース表面との間の隙間に取付誤差等があって、隙間にバ
ラつきがあっても、誤差吸収が行なえ、外装材の取付上
極めて有利である。又ゴム等で縁部材を形成したので、
バンパーフェース表面に弾性的に確実に当接し、バンパ
ーフェースの表面を傷つけることが無い。
【0052】請求項6では、前記縁部材は、前記バンパ
ーフェース表面に当接する部分を軟質に、外装材に取り
付ける基部を当接部分よりも硬質である二重構造とした
ので、左右に配置される縦向きの外装材の後端縁への縁
部材の挟持、固着を強固に行ない、一方、バンパーフェ
ースと当接する部分を柔らかく設定し、縁部材によ外装
材後端縁の振動等の効率の良い緩和、吸収作用を行なわ
せることができる。又バンパーフェースへの外装材後端
縁の当接を弾性的に行なわせ、外装材後端縁の保形性を
向上させることができる。
ーフェース表面に当接する部分を軟質に、外装材に取り
付ける基部を当接部分よりも硬質である二重構造とした
ので、左右に配置される縦向きの外装材の後端縁への縁
部材の挟持、固着を強固に行ない、一方、バンパーフェ
ースと当接する部分を柔らかく設定し、縁部材によ外装
材後端縁の振動等の効率の良い緩和、吸収作用を行なわ
せることができる。又バンパーフェースへの外装材後端
縁の当接を弾性的に行なわせ、外装材後端縁の保形性を
向上させることができる。
【図1】本発明にかかるグリルガードを取り付けた車両
の前面斜視図
の前面斜視図
【図2】本発明にかかるグリルガードの分解斜視図
【図3】グリルガードの本体部材を構成するスティの斜
視図
視図
【図4】図4はグリルガード本体部材と車体との結合関
係を示す側面図
係を示す側面図
【図5】グリルガードの外装材であるセンターガーニッ
シュとバンパーとの関係を示す外観斜視図
シュとバンパーとの関係を示す外観斜視図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】サイドガーニッシュとバンパーとの取合いを示
す図6と類似の要部の断面図
す図6と類似の要部の断面図
1…グリルガード、 2…グリルガード本体部材である
支持スティ、 3…外装材を取り付けるアッパスティ、
19…外装材であるセンターガーニッシュ、24…外
装材であるサイドガーニッシュ、 40…縁部材、 4
7…縁部材、48…硬質基部、 49…軟質先部、 5
0…車両、 59…バンパー。
支持スティ、 3…外装材を取り付けるアッパスティ、
19…外装材であるセンターガーニッシュ、24…外
装材であるサイドガーニッシュ、 40…縁部材、 4
7…縁部材、48…硬質基部、 49…軟質先部、 5
0…車両、 59…バンパー。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の前部下部のバンパー前方に配設さ
れるグリルガードにおいて、 前記グリルガードの車体幅方向に配設されたグリルガー
ド本体部材を外装材で覆い、 該外装材の上片後端部をバンパーフェースの表面に臨ま
せるとともに、該外装材の上片後端部に軟質材からなる
縁部材を装着した、 ことを特徴とする車両のグリルガード。 - 【請求項2】 前記バンパーは樹脂部材で形成し、前記
外装材は樹脂で形成し、前記縁部材をゴムやゴムと同様
の性質を有する樹脂で形成したことを特徴とする請求項
1記載の車両のグリルガード。 - 【請求項3】 前記縁部材は、その断面の下半部を略逆
V字型とし、前記バンパーフェース表面に前後に離間し
て垂下した脚部を当接させるようにしたことを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の車両のグリルガード。 - 【請求項4】 車両の前部下部のバンパー前方に配設さ
れるグリルガードにおいて、 前記グリルガードの車体幅方向に離間して縦設された左
右のグリルガード本体部材を外装材で覆い、 該外装材の後端部をバンパーフェースの表面に臨ませる
とともに、該外装材の後端部に軟質材からなる縁部材を
装着した、 ことを特徴とする車両のグリルガード。 - 【請求項5】 前記バンパーは樹脂部材で形成し、前記
外装材は樹脂で形成し、前記縁部材をゴムやゴムと同様
の性質を有する樹脂で形成したことを特徴とする請求項
4記載の車両のグリルガード。 - 【請求項6】 前記縁部材は、前記バンパーフェース表
面に当接する部分を軟質に、外装材に取り付ける基部を
当接部分よりも硬質である二重構造としたことを特徴と
する請求項4又は請求項5記載の車両のグリルガード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27672395A JPH0995193A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車両のグリルガード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27672395A JPH0995193A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車両のグリルガード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995193A true JPH0995193A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17573446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27672395A Pending JPH0995193A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 車両のグリルガード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995193A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19944670A1 (de) * | 1999-09-17 | 2001-03-22 | Volkswagen Ag | Front-Stoßfängeranordnung für ein Kraftfahrzeug |
JP2012214070A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27672395A patent/JPH0995193A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19944670A1 (de) * | 1999-09-17 | 2001-03-22 | Volkswagen Ag | Front-Stoßfängeranordnung für ein Kraftfahrzeug |
DE19944670B4 (de) * | 1999-09-17 | 2009-03-12 | Volkswagen Ag | Front-Stoßfängeranordnung für ein Kraftfahrzeug |
JP2012214070A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Honda Motor Co Ltd | 車体前部構造 |
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