JPH0991164A - 処理装置の周辺回路及びそのテスト方法 - Google Patents

処理装置の周辺回路及びそのテスト方法

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JPH0991164A
JPH0991164A JP7244477A JP24447795A JPH0991164A JP H0991164 A JPH0991164 A JP H0991164A JP 7244477 A JP7244477 A JP 7244477A JP 24447795 A JP24447795 A JP 24447795A JP H0991164 A JPH0991164 A JP H0991164A
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JP7244477A
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Katsumi Arisaka
克己 有坂
Hiroyuki Mizuno
裕之 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多入力のスイッチを含むCPU等の半導体集
積回路である処理装置の周辺回路において、外部テスト
回路を簡素化できるようにし、またテスト用プログラム
の動作遅延に左右されない正確な内部動作タイミング及
び各入力の分離をテストできるようにする。 【解決手段】 複数の外部入力端子1〜4からの信号を
切換えるためのスイッチち5〜8を、タイミング・ジェ
ネレータ10の選択制御信号により時分割で順次制御
し、その時分割で切換えられた信号を共用のコンパレー
タ9にて所定の比較基準信号と比較する。その際、CP
U20の設定によりデジタル・マルチプレクサ25が上
記複数の選択制御信号を選択するようにし、その制御信
号をテスト信号として外部に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に多入力一出力
のスイッチを持ち、そのスイッチにより1回路を時分割
で利用しているマイクロプロセッサ等の処理装置の周辺
回路とそのテスト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、CPU(マイクロプロセッサ)に
様々な周辺回路を追加した多機能IC(集積回路)が開
発されており、その周辺回路として、タイマ、A/D
(アナログ−デジタル)変換器や、デジタル信号発生回
路など様々な機能ブロックが盛り込まれている。また、
これらの機能を複数のチャネルで動作させる場合、その
回路規模をいたずらに増加させないように、一つの機能
ブロックに対し、幾つかの入力を時分割で切り換え、回
路1ブロックのみで多チャネルに対応できるようにして
いる。
【0003】図5はこのような従来の処理装置の周辺回
路の構成を示すブロック図である。同図において、1〜
4はそれぞれ外部入力端子、5〜8はアナログ・スイッ
チで、それぞれ制御信号を入力する制御端子が設けられ
ている。このスイッチ5〜8は、制御端子の入力信号が
“H”(高レベル)のときのみ導通し、“L”(低レベ
ル)のときには非導通状態となる。
【0004】また、9はコンパレータ、91はその比較
値の入力端子、10は時分割動作用のタイミング・ジェ
ネレータ、11〜14は2入力のANDゲート、15〜
18はD−F/F(フリップフロップ)、19は3ステ
ート・バッファ、20はCPU、21は外部とデータを
入出力するポート回路、23はポート入出力端子であ
る。
【0005】図5に示すように、外部入力端子1〜4は
それぞれスイッチ5〜8の一方の端子に接続され、スイ
ッチ5〜8の他方の端子は一つになってコンパレータ9
の一方の信号入力端子に接続されている。また、コンパ
レータ9のもう一方の信号入力端子91は不図示のD/
A(デジタル−アナログ)変換器の出力側と接続され、
その比較基準電圧が入力される。このコンパレータ9
は、スイッチ5〜8からの信号入力が比較基準入力より
大きいときには“H”の信号を、小さいときには“L”
の信号をそれぞれ出力する。
【0006】また、上記スイッチ5〜8の制御端子は、
それぞれタイミング・ジェネレータ10の出力端子A、
B.C,Dと接続されているとともに、それぞれAND
ゲート11〜14の一方の入力側に接続されている。A
NDゲート11〜14の他方の入力側は、タイミング・
ジェネレータ10のCLK(クロック)の出力ポートと
接続されている。
【0007】さらに、D−F/F15〜18のQ出力側
は3ステート・バッファ19のデータ入力側に接続さ
れ、そのバッファ19の出力側はバス22を介してCP
U20に接続されている。また、バッファ19の出力側
はこのバス22を介し、内部データを出力できるポート
(PO)21に接続され、ポート(PO)21の他方は
外部出力端子23と接続されている。
【0008】次に、図6に示すタイミング・ジェネレー
タ10の出力信号を参照しながら、タイミング・ジェネ
レータ10を含む図5の回路の動作について説明する。
図6に示す信号a,b,c,dは、それぞれタイミング
・ジェネレータ10の端子A,B,C,Dの出力信号で
ある。
【0009】図6に示すように、コンパレータ9が充分
に比較動作を行える時間をもって、時分割で各系統の入
力が順次導通し、コンパレータ9の信号入力端子に外部
入力信号が入力される。このとき、4チャネルともタイ
ミングが異なるだけで動作は同じなので、一つのスイッ
チのチャネルのみを説明する。
【0010】スイッチ5の制御信号aが“H”の期間X
では、その他の制御信号b,c,dは全て“L”なの
で、図5に示す他のスイッチ6、7、8は遮断してお
り、スイッチ5のみが導通していることになって、端子
1の入力信号のみがコンパレータ9に印加される。
【0011】そして、端子1の信号が不図示のD/A変
換器からの比較基準電圧と比較され、その比較結果が出
力される。また、2入力のANDゲート11の動作によ
り、信号CLKによりその期間の間にだけ“H”になる
信号ACLKが生成され、この信号ACLKによってコ
ンパレータ9の出力がD−F/F15にセットされる。
【0012】上記コンパレータ9から出力のデータは、
3ステート・バッファ19がCPU20からの読み取り
信号RWRがイネーブル時にバス22に出力され、CP
U20内部に取り込まれる。次に、出力ポートにそのデ
ータを書き込むことで、コンパレートの結果を外部に出
力する。このCPU20の内部シーケンスを図7のフロ
ーチャートに示す。図7に示すように、毎回コンパレー
タ9の比較結果を読み取り(S1)、常時その比較結果
を保持しているD−F/F15のQ出力をポート(P
O)21へ書き込んで外部に出力する(S2)。
【0013】以上のような回路構成の動作をテストする
場合、先に説明したようにCPU20に図7に示した動
作を実行させつつ、外部のテスト回路によりその結果の
合否を判定している。すなわち、ある期間である一つの
信号のみを選択し、その出力に反映されるかをテストす
る。
【0014】このときのテスト回路の一例を図8に示
す。図8中、40は源クロックの入力端子、41はタイ
ミング信号ジェネレータ、42はデジタル遅延回路、4
3〜46は2入力のANDゲート、47〜50はコント
ロール信号の入力端子、51〜54は前述の制御信号の
出力端子である。
【0015】クロック入力端子40は、タイミング信号
ジェネレータ41及びデジタル遅延回路42のクロック
入力端子に接続されており、そのクロックからタイミン
グ信号ジェネレータ41は各タイミング信号を生成し、
その出力はデジタル遅延回路42の各入力端子に入力さ
れる。このデジタル遅延回路42の出力側は、2入力の
ANDゲート43〜46の一方の入力側に接続され、A
NDゲート43〜46のもう一方の入力側には、それぞ
れ上記コントロール信号の入力端子47〜50が接続さ
れている。また、各2入力のANDゲート43〜46の
出力側は、それぞれ出力端子51〜54に接続されてい
る。
【0016】ここで、各チャネルとも同様の動作をする
ので、出力端子51の系を例にとると、タイミング信号
ジェネレータ41は各端子eからhに、図9に示すよう
な各信号seからshを生成する。次にデジタル遅延回
路42により、信号seを基に被テスト回路の動作に見
合うように所定量遅延した信号dlyeを出力する。そ
して、この信号が、外部からのコントロール信号cnt
eが“H”のときのみ出力端子51に出力される。
【0017】そして、上記出力端子51〜54を上記の
被テスト回路の入力端子1〜4(図5)に接続し、入力
された“H”の信号が正しいタイミングで入力され、比
較され、その結果が出力されるかどうかをテストする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、コンパ
レータを含むスイッチの制御シーケンスで入力端子1系
統のみが選択され、かつ比較動作が正しく実行されてい
ることをテストにより確認する必要がある。そのため、
従来では外部にタイミング・ジェネレータ10と同じシ
ーケンスを実現するテスト回路を設計して、その出力信
号を被テストICの入力側に接続することで、テストを
実現している。
【0019】しかしながら、被テストICの仕様が変更
されると、そのテスト回路も変更を余儀なくされ、テス
ト回路の再作成が煩雑になるとともに、両者の信号タイ
ミング等に不一致があると、本来のテスト動作が疑わし
くなるといった問題点があった。
【0020】また、そのために、デジタル遅延回路42
によりタイミング調整を行っているが、そのための調整
手続きが繁雑で、テスト動作に多大な時間を要すること
になるのとともに、完全には調整できないといった問題
点があった。
【0021】さらにこのとき、外部の信号のタイミング
を決定するためには、ポートに出力された比較結果から
内部の選択タイミングを判断することになるが、これは
CPUの内部プログラム動作に依存するので、そのプロ
グラミングにはかなりの注意を要し、そのためのプログ
ラムの自由度が減ることになり、他のテスト動作にも支
障が発生する。また、CPUのプログラム動作での遅延
があるので、内部回路の動作についてその正確なタイミ
ングを出力値から把握するのは難しいという問題点もあ
った。
【0022】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、複数のスイッチの選択制御信号自身を
CPU等の処理装置の設定により選択して外部に出力
し、その信号をテスト信号として用いることで、外部テ
スト回路を簡素化するとともに、テスト用プログラムの
動作遅延に左右されない正確な内部動作タイミング及び
各入力の分離をテストできる処理装置の周辺回路及びそ
のテスト方法を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る処理装置の
周辺回路は、次のように構成したものである。
【0024】(1)複数の入力端子からそれぞれ入力さ
れた信号を切換えるスイッチと、このスイッチを時分割
で順次制御するための複数の選択制御信号を発生する選
択制御信号発生回路と、その選択制御信号により時分割
で切換えられた前記入力端子からの信号を所定の比較基
準信号と比較する共用の比較回路とを備えるとともに、
処理装置の設定により前記複数の選択制御信号を選択す
る選択回路を具備し、その選択された選択制御信号をテ
スト信号として外部に出力するようにした。
【0025】(2)複数の入力端子からそれぞれ入力さ
れた信号を切換えるスイッチと、このスイッチを時分割
で順次制御するための複数の選択制御信号を発生する選
択制御信号発生回路と、その選択制御信号により時分割
で切換えられた前記入力端子からの信号を所定の比較基
準信号と比較する共用の比較回路と、この比較回路の比
較結果若しくはそれに基づくデジタル演算により制御さ
れる電源制御装置とを備えるとともに、処理装置の設定
により前記複数の選択制御信号を選択する選択回路を具
備し、その選択制御信号をテスト信号として外部に出力
するようにした。また、本発明に係る処理装置の周辺回
路のテスト方法は、次のように構成したものである。
【0026】(3)複数の入力端子からそれぞれ入力さ
れた信号をスイッチにより時分割で順次切換えて所定の
信号と比較する処理装置の周辺回路のテスト方法におい
て、前記スイッチを時分割で順次制御するための複数の
選択制御信号を処理装置の設定により選択し、その選択
された選択制御信号の出力を外部の切換回路により切換
えて、前記入力端子に入力するようにした。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る制御処理装置
の周辺回路の構成を示すブロック図であり、従来の図5
と同一の機能のものは同一番号を付している。すなわ
ち、1〜4はそれぞれ外部入力端子、5〜8はアナログ
・スイッチで、それぞれ選択制御信号入力用の制御端子
が設けられている。このスイッチ5〜8は、制御端子の
入力信号が“H”のときのみ導通し、“L”のときには
開放するという動作を実現する。
【0028】また、9はコンパレータ(比較回路)、9
1はその比較値の入力端子、10は時分割動作用のタイ
ミング・ジェネレータ(選択制御信号発生回路)、11
〜14は2入力のANDゲート、15〜18はD−F/
F、19は3ステート・バッファ、20はCPU(制御
処理装置)、21は外部とデータを入出力するポート回
路、23はポート入出力端子である。
【0029】さらに、25はCPU20の設定により入
力AからDの何れかを選択するデジタル・マルチプレク
サ(選択回路)、26は外部出力端子である。
【0030】図1に示すように、入力端子1〜4はそれ
ぞれスイッチ5〜8の一方の端子に接続され、スイッチ
5〜8の他方の端子は一つになってコンパレータ9の信
号入力端子に接続されている。また、もう一方の端子9
1は不図示のD/A変換器の出力端子と接続され、D/
A変換器が出力する比較基準電圧が入力される。このコ
ンパレータ9は、信号入力が比較基準入力より大きいと
きには“H”の信号を、小さいときには“L”の信号を
それぞれ出力する。
【0031】上記スイッチ5〜8の制御端子は、それぞ
れタイミング・ジェネレータ10の出力端子A、B,
C,Dと接続されているとともに、それぞれANDゲー
ト11〜14の一方の入力側に接続されている。AND
ゲート11〜14の他方の入力側は、タイミング・ジェ
ネレータのACLK出力端子と接続されている。
【0032】また、D−F/F15〜18のQ出力端子
は3ステート・バッファ19のデータ入力側に接続さ
れ、その出力はバス22を介し、CPU20に入力され
る。また、このバス22を介し、内部データを出力でき
る出力ポート(PO)21の入力側に接続され、出力ポ
ート(PO)21のもう一方は外部出力端子23と接続
されている。
【0033】さらに、各スイッチ5〜8の制御端子はマ
ルチプレクサ25の各入力端子に接続され、その出力側
は外部出力端子26と接続されている。また、このマル
チプレクサ25は、CPU20とバス22で接続されて
いる。
【0034】上記アナログ・スイッチ5〜8は複数の入
力端子1〜4からの信号を切換える多入力一出力のスイ
ッチを構成しており、タイミング・ジェネレータ10の
選択制御信号により時分割で順次選択される。また、共
用のコンパレータ9はCPU20の周辺回路として配さ
れ、上記選択制御信号により時分割で切換えられた入力
端子1〜4からの信号を端子91からの所定の信号(D
/A変換器の出力)と比較する。
【0035】また、デジタル・マルチプレクサ25は、
CPU20の設定により上記タイミングジェネレータ1
0の出力A,B,C,Dからいずれか一つを選択し、そ
の信号がテスト信号として外部に出力される。
【0036】次に、図1の回路の動作について説明する
が、図5の回路と同じブロックについては従来と同じ動
作を行うので、ここでは主にマルチプレクサ25の動作
について説明する。
【0037】図2はマルチプレクサの内部構成を示す回
路図である。図2中、30はデータ・バス、31〜34
は2入力のANDゲート、35は4入力のORゲート、
36〜39はD−F/Fである。
【0038】4ビットのバス30の各データ線はそれぞ
れ4つのD−F/F36〜39のD入力端子に接続され
ており、F/F36はLSBで、F/F39はMSBと
なっている。また、それらのD−F/F36〜39のC
LK入力端子は外部CPUからの書込み制御信号線RW
Qと接続されている。
【0039】上記D−F/F36〜39のQ出力端子は
それぞれ2入力のANDゲート31〜34の一方の入力
側と接続されている。また、そのもう一方の入力側には
入力端子A〜Dが接続されている。そして、それらのA
NDゲート31〜34の出力側は4入力のORゲートの
4つの入力側に接続され、その出力信号は端子Tから出
力される。
【0040】次に動作について図3のタイミング・チャ
ートに従い説明する。CPU20で設定された書込みデ
ータが“0001”のとき、バス30に接続されている
D−F/F36〜39の値はそれぞれ“1”、“0”、
“0”、“0”、となって、CPU20からの書込み信
号RWQにより各F/F36〜39がセットされる。
【0041】セット後、各F/F36〜39のQ出力も
それぞれ“1”、“0”、“0”、“0”、となって、
4つの2入力のANDゲート31〜34のうちゲート3
1のみが有効となって、出力端子Tには入力Aの信号が
そのまま出力される。
【0042】同様にして、CPU20からの設定が“0
010”のときには入力Bが、“0100”のときには
入力Cが、“1000”のときには入力Dがそれぞれ出
力端子Tにそのまま出力される。
【0043】このようにして、図1の各スイッチ5〜8
は時分割でフリーランにて動作するが、その一方で選択
制御信号は、CPU20からの設定でマルチプレクサ2
5によってそのうちの一つが選択され、外部出力端子2
6に出力される。
【0044】次に、このときの外部テスト回路とそのテ
スト方法について、説明する。図4はその回路図であ
り、図中40は被テスト用IC、23はポート出力端
子、1〜4は前述の各入力端子で、26はテスト用の外
部出力端子である。また、41〜44は手動等の選択ス
イッチ(切換回路)である。
【0045】上記選択スイッチ41〜44の一方の入力
端子Aは全て被テスト用IC40の出力端子23に接続
され、もう一方の入力端子BはGNDに接続されてい
る。また各スイッチ41〜44の出力端子Cは、それぞ
れ被テスト用IC40の入力端子1〜4に接続されてい
る。
【0046】各スイッチ41〜44は同様の動作を行う
ので、ここではスイッチ41の系を例にして説明する。
被テスト用IC40内部のデジタル・マルチプレクサ2
5の設定で入力端子1系の制御信号出力を選択した後、
外部のスイッチ41〜44を(A.B,B,B)と設定
する。このとき、ポートを介した比較結果出力で(H,
L,L,L)となれば、入力端子1系のみが選択された
ことが判断でき、その点でこの被テスト回路は正常とい
える。
【0047】さらに、外部のスイッチ41〜44の設定
をそれぞれ、(B.A,B,B)、(B.B.A.
B)、(B,B,B,A)としたとき、ポートを介した
比較結果出力でどれも(L,L,L,L)となれば、入
力端子1系の選択時には他の系が選択されておらず、比
較動作していないことが確認され、その点で被テスト回
路が正常といえる。
【0048】同様のテストを入力端子2から4について
も行うことで、各入力の系統の時分割動作を確認するこ
とができる。
【0049】このように、CPU20の周辺回路での一
つの機能ブロックに対し、幾つかの入力を時分割で切換
えて多チャネルとして動作させるCPU20の周辺回路
において、内部で生成している複数のスイッチ5〜8の
制御信号を流用し、その何れかを選択して出力すること
で、内部回路の増加を抑えつつ、外部のテスト回路を簡
素化することができる。
【0050】また、上記複数のスイッチ5〜8の制御信
号自身をCPU20の設定により選択して外部に出力
し、その信号をテスト信号として用いることで、外部テ
スト回路を非常に簡素化できるとともに、テスト用プロ
グラムの動作遅延に左右されない、正確な内部動作タイ
ミング及び各入力の分離をテストできる手法を提供する
ことができる。
【0051】さらに、このようなCPU20を用いた電
源制御装置においても、その制御回路であるところの比
較回路(コンパレータ9)と多入力のスイッチ5〜8の
タイミング関係を簡易にテストできるため、その電源装
置の信頼性が向上する。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
スイッチの制御信号をCPU等の処理装置の設定により
選択して外部に出力し、その信号をテスト信号として用
いるようにしたので、外部テスト回路を簡素化すること
ができるとともに、テスト用プログラムの動作遅延に左
右されない正確な内部動作タイミング及び入力の分離を
テストすることができるという効果がある。
【0053】また、電源装置を備えたのものにおいて
も、比較回路と多入力のスイッチのタイミング関係を簡
易にテストでき、電源装置の信頼性が向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る制御処理装置の周辺回路の構成
を示すブロック図
【図2】 図1のデジタル・マルチプレクサの内部構成
を示す回路図
【図3】 図1の回路の動作を示すタイミングチャート
【図4】 図1の回路のテスト回路を示す回路図
【図5】 従来例の構成を示すブロック図
【図6】 図5の回路の動作を示すタイミングチャート
【図7】 図5のCPUの内部シーケンス動作を示すフ
ローチャート
【図8】 図5の回路のテスト回路の一例を示す回路図
【図9】 図8の回路の動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1〜4 入力端子 5〜8 アナログスイッチ 9 コンパレータ(比較回路) 10 タイミング・ジェネレータ(選択制御信号発生回
路) 20 CPU(制御処理装置) 25 デジタル・マルチプレクサ(選択回路) 26 外部出力端子 41〜44 選択スイッチ(切換回路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力端子からそれぞれ入力された
    信号を切換えるスイッチと、このスイッチを時分割で順
    次制御するための複数の選択制御信号を発生する選択制
    御信号発生回路と、その選択制御信号により時分割で切
    換えられた前記入力端子からの信号を所定の比較基準信
    号と比較する共用の比較回路とを備えるとともに、処理
    装置の設定により前記複数の選択制御信号を選択する選
    択回路を具備し、その選択された選択制御信号をテスト
    信号として外部に出力することを特徴とする処理装置の
    周辺回路。
  2. 【請求項2】 複数の入力端子からそれぞれ入力された
    信号を切換えるスイッチと、このスイッチを時分割で順
    次制御するための複数の選択制御信号を発生する選択制
    御信号発生回路と、その選択制御信号により時分割で切
    換えられた前記入力端子からの信号を所定の比較基準信
    号と比較する共用の比較回路と、この比較回路の比較結
    果若しくはそれに基づくデジタル演算により制御される
    電源制御装置とを備えるとともに、処理装置の設定によ
    り前記複数の選択制御信号を選択する選択回路を具備
    し、その選択制御信号をテスト信号として外部に出力す
    ることを特徴とする処理装置の周辺回路。
  3. 【請求項3】 複数の入力端子からそれぞれ入力された
    信号をスイッチにより時分割で順次切換えて所定の信号
    と比較する処理装置の周辺回路のテスト方法において、
    前記スイッチを時分割で順次制御するための複数の選択
    制御信号を処理装置の設定により選択し、その選択され
    た選択制御信号の出力を外部の切換回路により切換え
    て、前記入力端子に入力することを特徴とする処理装置
    の周辺回路のテスト方法。
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