JP2001066352A - 半導体集積回路のテスト方法と半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路のテスト方法と半導体集積回路

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JP2001066352A
JP2001066352A JP24238099A JP24238099A JP2001066352A JP 2001066352 A JP2001066352 A JP 2001066352A JP 24238099 A JP24238099 A JP 24238099A JP 24238099 A JP24238099 A JP 24238099A JP 2001066352 A JP2001066352 A JP 2001066352A
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Japan
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semiconductor integrated
integrated circuit
test
circuit
switching
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JP24238099A
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Masahiro Ogawa
雅弘 小川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かの外部接続端子の使用だけで多段のテス
ト状態の切り換えができるテスト方法を提供することを
目的とする。 【解決手段】 リセット端子42でフリップフロップ4
1a〜41nをセット・リセットした後、テスト専用端
子43から“0”と“1”を交互に入力することによ
り、直列に接続されたD−フリップフロップの段数分だ
け“Q”出力がシフトすることによりテストモードを生
成し、複数の機能ブロックと半導体集積回路の出力端子
との相互関係を切り換えて機能ブロックをテストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に内
蔵された複数の機能ブロックを、通常動作モードと複数
のテストモードとに切り換えて前記機能ブロックを動作
テストする半導体集積回路のテスト方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の大規模化に伴
い、複数個の半導体チップを1チップ化することが行わ
れている。例えば、それぞれ30万ゲートの回路規模を
有した半導体チップが3つがあった場合、3チップの合
計ゲート数90万ゲートを1チップで全て搭載すること
が出来るようになった。
【0003】1チップ化された半導体集積回路において
は、その回路の機能を確認するためにテストパターンを
入力し、出力結果と期待値とを照合させテストを実施し
ている。例えば、ADコンバータ、DAコンバータ、メ
モリー、アナログセルなどの機能ブロックを有する場合
には、テストモードを必要数だけ設定し、外部端子から
機能ブロックを直接にコントロールできるようにしてテ
ストを実施している。
【0004】図4に示す半導体集積回路の回路の機能を
確認する場合を例に挙げて従来のテスト方法を説明す
る。この半導体集積回路1には機能ブロック2,3,
4,5が内蔵されている。6,7,8,9はセレクタ
で、何れのセレクタもセレクト端子Sを論理レベル
「0」にするとノーマルモードを選択し、論理レベル
「1」にするとテストモードを選択する。
【0005】10はセレクト回路である。11,12,
13はテスト専用入力ピンでTA,TB,TCとして図
5に示す。14は半導体集積回路1の出力端子、15は
半導体集積回路1の入力端子である。16はテスト回
路、18はリセット端子である。テスト回路16はテス
ト専用入力ピン11,12,13のTA、TB及びTC
組み合わせによって直接にコントロールされている。
【0006】テスト回路16の動作モードは図5に示す
通りである。テスト専用外部入力ピン11,12,13
の入力が”000”の時には、全てのセレクタ6〜9の
セレクト端子Sが論理レベル「0」になり通常動作モー
ドとして動作し、それ以外は各テストモードに対応す
る。具体的には、通常動作モードでは、機能ブロック2
の出力信号はセレクタ6を介して機能ブロック3に印加
され、機能ブロック3の出力信号はセレクタ7を介して
機能ブロック4に印加され、機能ブロック4の出力信号
はセレクタ8を介して機能ブロック5に印加され、機能
ブロック5の出力信号はセレクタ9を介して出力端子1
4に印加される。各機能ブロック2〜5の出力信号はセ
レクト回路10の入力に格別に接続されている。セレク
ト回路10の出力はセレクタ9を介して出力端子14に
接続されている。
【0007】図5に示すように、例えば”001”の時
には機能ブロック2が選択されたテストモードになっ
て、機能ブロック2の出力から機能ブロック3の入力へ
の信号の供給がセレクタ6によってオフされて、セレク
ト回路10とセレクタ9を介して機能ブロック2の出力
が出力端子14に接続される。以下、同様にテスト専用
外部入力ピン11,12,13の入力に応じて図5に示
した機能ブロックが選択される。
【0008】テスト回路16は図6に示すように構成さ
れている。テスト専用入力ピン11,12,13の信号
TA,TB,TCは、インバータ19,20,21、3
入力のORゲート22、3入力のANDゲート23,2
4,25を介して、ANDゲート23の出力がセレクタ
6のセレクト端子Sに接続され、ANDゲート24の出
力がセレクタ7の制御端子Sに接続され、ANDゲート
25の出力がセレクタ8のセレクト端子Sに接続され、
ANDゲート22の出力がセレクタ9のセレクト端子S
に接続されている。
【0009】テスト専用入力ピン11,12,13の信
号TA,TB,TCの組み合わせによるモードの数は、
テスト端子の数によって決定され、その数は2n(nは
自然数)−1(外部端子が3の場合は23−1=7とな
り、7つまでテストモードを生成することが可能であ
る)となる。セレクト回路10は図7に示すように構成
されている。
【0010】機能ブロック2の出力は端子26に供給さ
れ、機能ブロック3の出力は端子27に供給され、機能
ブロック4の出力は端子28に供給され、機能ブロック
5の出力は端子29に供給されている。30は3入力O
Rゲートで、入力にテスト専用入力ピン11,12,1
3が接続されている。31は入力のNORゲートで、入
力に端子27,28,29が接続されている。32,3
3,34,35は3入力のANDゲート、36は4入力
のORゲートである。
【0011】ANDゲート32の入力には、NORゲー
ト31の出力信号と機能ブロック2の出力信号および、
テスト回路16からセレクタ9のセレクト端子Sに供給
されている信号をORゲート30で分岐した信号が入力
されている。ANDゲート33の入力には、ORゲート
30の出力信号と機能ブロック3の出力信号および、端
子37を介して供給された前記セレクタ6のセレクト端
子Sが入力されている。
【0012】ANDゲート34の入力には、ORゲート
30の出力信号と機能ブロック4の出力信号および、端
子38を介して供給された前記セレクタ7のセレクト端
子Sが入力されている。ANDゲート35の入力には、
ORゲート30の出力信号と機能ブロック5の出力信号
および、端子39を介して供給された前記セレクタ7の
セレクト端子Sが入力されている。ORゲート36の入
力には、ANDゲート32,33,34,35の出力信
号が入力されている。
【0013】セレクト回路10は、まず図4におけるテ
ストピンであるTA,TB,TCの3入力の組み合わせ
によって、7通りのモードが設定され、その際にいずれ
かのテストピンの入力が“1”であるので、テスト時に
おいてORゲート30は常に“1”が出力される。一
方、図4における機能ブロック2〜5の出力信号は、セ
レクト回路10の入力に供給されている。
【0014】このことにより、図4における6〜8のセ
レクタのセレクト端子Sに供給されている信号がスイッ
チの役割をはたし、“1”が供給されたモードだけがセ
レクトされ、ORゲート36より信号を出力できるよう
になっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテス
ト方法では、テストピンの端子数をn(nは自然数)と
した場合、テストモードはその組み合わせによって2n
−1個までのテストモードの生成が可能であるが、機能
ブロックの数が増加すると前述したようにテスト端子数
を増加させなければならない。
【0016】本発明は、1チップ化などによりLSIに
内蔵される機能ブロックが増加し、従来ならテスト専用
端子を追加しなければならない場合であっても、テスト
専用端子を1ピン設けることにより、テスト専用端子の
追加をすることなく、n通りのテストモードを作成する
ことが可能なテスト方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
のテスト方法は、テスト専用端子の組み合わせでテスト
モードを生成するのではなく、計数パルスを半導体集積
回路の内部でカウントしてその計数値に基づいて複数の
機能ブロックと半導体集積回路の出力端子との相互関係
を切り換えて動作テストを実行することを特徴とする。
【0018】この構成によると、テスト専用端子1端子
を設けるだけで多数通りのテストモードを作成して機能
ブロックをテストできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体集積回路の
テスト方法を具体的な実施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1と図2は(実施の形態1)を示
す。
【0020】図1は本発明のテスト方法を実行する半導
体集積回路の要部を示し、従来例を示した図4における
テスト回路16に置き換わる部分を表している。テスト
回路40は、セット付きD型フリップフロップ41a
と、リセット付きD型フリップフロップ41b,41
c,41d,41e,・・・41nなどで構成されてい
る。D型フリップフロップ41aのセット入力とフリッ
プフロップ41b〜41nのリセット入力は、半導体集
積回路1の外部接続端子42に接続されている。
【0021】D型フリップフロップ41a〜41nのC
K入力は半導体集積回路1の外部接続端子43に接続さ
れている。半導体集積回路1の外部接続端子44は半導
体集積回路1の通常動作モードで使用する入力セル(図
示せず)にバッファ45を介して接続されており、ま
た、この(実施の形態1)においては制御端子付きのバ
ッファ46を介してフリップフロップ41b〜41nの
Q出力に接続されている。
【0022】なお、バッファ46の制御端子は外部接続
端子43に接続されている。このテスト回路は外部接続
端子42に論理レベル「1」を入力することによって、
D型フリップフロップ41a〜41nが初期化され、こ
のことにより、セット付きD型フリップフロップ41a
のQ出力には「1」がセットされる。そのため、D型フ
リップフロップ41aのQ出力には「1」が伝搬し、テ
ストモード1に「1」の信号が伝搬し、選択される。
【0023】この時に、D型フロップフロップ41b〜
41nはリセットされているためにD型フロップフロッ
プ41b〜41nのQ出力には「0」が伝搬され、テス
トモード2,テストモード3,テストモード4,・・
・,テストモードnの「Q」出力には「1」が伝搬しな
いので選択されない。次に、図2に示すように外部接続
端子43を「1」から「0」に変更し、再び「1」にす
る。セット付D型フリップフロップ41aはリセット付
D型フリップフロップ41nのQ出力より、「0」がシ
フト入力され、テストモード1は選択されない。一方、
リセット付きD型フリップフロップ41bのD入力には
リセット付D型フリップフロップ41aのQ出力「1」
がシフト伝搬される。このことにより、テストモード2
が選択される。
【0024】以下、同様に、順次リセット付きD型フリ
ップフロップのD入力には前段のリセットもしくはセッ
ト付D型フリップフロップのQ出力よりシフトされたデ
ータが送られる。このようにD型フリップフロップの段
数によって生成されるテストモードの数は決定され、テ
ストモードにおいて外部接続端子43に対し「1」
「0」「1」と入力を変化させると、テストモードを多
段に切り換えることができ、D型フリップフロップ41
a〜41nのQ出力に基づいて前記複数の機能ブロック
と半導体集積回路の出力端子との相互関係を切換手段と
してのセレクタとセレクト回路を切り換えることによっ
て機能ブロックを個別にテストできる。
【0025】テスト回路40のテストモードにおける状
態は、D型フリップフロップ41nのQ出力の状態を外
部接続端子44からモニターできる。 (実施の形態2)上記の実施の形態では、通常動作モー
ドで使用される外部接続端子44を介してモニターした
が、この(実施の形態2)では図3に示すようにテスト
専用の外部接続端子47を設けても問題ない。
【0026】(実施の形態3)上記の各実施の形態で
は、外部接続端子43に送り込まれたパルスをD型フリ
ップフロップ41a〜41nで前段から後段に向かって
一段ずつシフトして計数し、その内容に基づいてセレク
タとセレクト回路を切り換えることによって機能ブロッ
クを個別にテストしたが、例えば、10進カウンタを半
導体集積回路のテスト回路として設け、外部接続端子か
ら入力された計数パルスを前記10進カウンタで計数
し、この10進カウンタの計数値を判別してセレクタと
セレクト回路を切り換えることによって目的の機能ブロ
ックを個別にテストすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のテスト方法は、テ
スト専用ピンを1端子設けることにより、テスト端子の
組み合わせによって作成されるテストモードと同様にn
(nは自然数)通りのテストモードを生成することが可
能であり、複数のテスト端子を必要としないので、半導
体集積回路のピン数削減に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテスト方法を実現する半導体集積回路
の要部の構成図
【図2】同実施の形態の入出力波形図
【図3】別の実施の形態の構成図
【図4】従来のテスト回路の構成図
【図5】同従来例のテストモード入出力状態の説明図
【図6】同従来例のテスト回路の構成図
【図7】同従来例のセレクタ回路の構成図
【符号の説明】
1 半導体集積回路 2,3,4,5 機能ブロック 6,7,8,9 セレクタ 10 セレクト回路 40 テスト回路 41a セット付きD型フリップフロップ 41b,41c,41d,41e,・・・41n リ
セット付きD型フリップフロップ 42,43,44 半導体集積回路1の外部接続端子 46 制御端子付きのバッファ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路の外部から通常動作モード
    と複数のテストモードとに切り換えて前記半導体集積回
    路に内蔵された複数の機能ブロックと半導体集積回路の
    出力端子との相互関係を切り換えて各機能ブロックの動
    作テストを実行するに際し、 半導体集積回路のテスト信号入力ピンから目的のテスト
    モードに応じた数の計数パルスを半導体集積回路の内部
    に送り込み、 半導体集積回路の内部で前記計数パルスをカウントして
    計数値に基づいて前記複数の機能ブロックと半導体集積
    回路の出力端子との相互関係を切り換えて動作テストを
    実行する半導体集積回路のテスト方法。
  2. 【請求項2】半導体集積回路に内蔵された複数の機能ブ
    ロックと前記半導体集積回路の出力端子との相互関係を
    切り換えるテスト回路を内蔵した半導体集積回路であっ
    て、 テスト専用ピンに入力された計数パルスをカウントする
    カウンタ手段と、 前記カウンタ手段の計数値に基づいて前記複数の機能ブ
    ロックと半導体集積回路の出力端子との相互関係を切り
    換える切換手段とを設けた半導体集積回路。
  3. 【請求項3】カウンタ手段を、セット付きD型フリップ
    フロップとリセット付きD型フリップフロップとの直列
    回路で構成した請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】半導体集積回路の外部から通常動作モード
    と複数のテストモードとに切り換えて前記半導体集積回
    路に内蔵された複数の機能ブロックと半導体集積回路の
    出力端子との相互関係を切り換えて各機能ブロックの動
    作テストを実行するに際し、 半導体集積回路のテスト信号入力ピンから目的のテスト
    モードに応じた数の計数パルスを半導体集積回路の内部
    に送り込み、 半導体集積回路の内部でフリップフロップの直列回路で
    前記計数パルスを前段から後段にシフトさせ、 前記シフトの位置に基づいて前記複数の機能ブロックと
    半導体集積回路の出力端子との相互関係を切り換えて動
    作テストを実行する半導体集積回路のテスト方法。
  5. 【請求項5】半導体集積回路に内蔵された複数の機能ブ
    ロックと前記半導体集積回路の出力端子との相互関係を
    切り換えるテスト回路を内蔵した半導体集積回路であっ
    て、 テスト専用ピンに入力された計数パルスを前段から後段
    に向かってシフトするシフトレジスタと、 前記シフトレジスタのパルスシフト位置に基づいて前記
    複数の機能ブロックと半導体集積回路の出力端子との相
    互関係を切り換える切換手段とを設けた半導体集積回
    路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7865790B1 (en) * 2008-03-06 2011-01-04 Xilinx, Inc. On-chip stuck-at fault detector and detection method
KR101761411B1 (ko) 2010-11-12 2017-07-25 엘지디스플레이 주식회사 마이크로 컨트롤러, 이의 구동방법 및 이를 이용한 표시장치
JP2019201394A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 創意電子股▲ふん▼有限公司 アナログデジタル変換器装置と被テスト信号発生方法
CN110504969A (zh) * 2018-05-18 2019-11-26 创意电子股份有限公司 模拟数字转换器装置与待测信号产生方法

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