JP3156870B2 - 半導体集積回路装置及びその電気的特性試験方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその電気的特性試験方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
(以下ICと称する)に関し、特にICの出力バッファ
の電気的特性試験用テスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を[図8]に示すIC構成図並
びに[図9]に示す選択回路を参照して説明する。
【0003】[図8]に、従来技術であるIC内に設け
られた出力バッファの電気的特性試験用テスト回路を用
いた時のIC構成図を示す。IC1は、入力端子2、内
部回路3、出力端子4並びに内部回路3と出力端子4と
の間に挿入された選択回路5並びに出力バッファ6から
構成され、出力端子4からは外部回路7へ出力信号を出
力している。選択回路5は、入力端子2bに入力するテ
ストモ−ド信号により、出力バッファ6に入力する信号
を、内部回路3からのそれぞれの出力信号または入力端
子2aに入力するテスト信号に切り換えることにより、
出力端子4から外部回路7へ出力される出力バッファ6
の出力信号を選択している。ここでは、テストモ−ド信
号はテスト回路を動作状態にするための切り換え信号で
あり、テスト信号は、出力信号の期待値を設定するため
の入力信号である。すなわち、テストモ−ド信号により
テスト回路を動作させ、テスト信号を切り換えることに
より、出力端子4から出力される信号の期待値が設定で
き、その期待値を基に出力端子4から実際に出力される
信号と比較することにより、電気的特性試験を行なうこ
とができる。[図9]に示す回路は、[図8]の選択回
路5の具体例であり、2入力NANDとインバ−タから
構成されている。
【0004】出力バッファ6の電気的特性試験は、入力
端子2bに入力するテストモ−ド信号により選択回路5
の出力として入力端子2aに入力するテスト信号を選択
することにより行なわれる。選択回路5の出力、すなわ
ち入力端子2aに入力する予め内容が判明しているテス
ト信号が、出力バッファ6により駆動されて出力端子4
から出力される訳であるから、入力端子2aに入力する
テスト信号を切り換えることにより、全ての出力端子4
からの出力信号の期待値を一律に容易に設定することが
できる。この様に、テスト動作時には、入力端子2aに
入力するテスト信号に応じて、全ての出力端子から同一
の期待値を持つ出力信号が出力されるので、容易に短時
間で電気的特性試験を行なっていた。
【0005】選択回路5を設けずに、入力端子2aから
内部回路3へ入力される入力信号を設定し、内部回路3
からの出力信号を設定すること、すなわち通常動作状態
において出力端子4からの出力信号を設定した後に、測
定に要する間、出力信号を保持し、出力端子4の電気的
特性試験を行なうことも可能ではあるが、出力端子4か
らの出力信号の期待値の設定に多くのテストパタ−ンを
費やす必要があり、さらに、電気的特性試験に必要なテ
スト時間も増えてしまう。
【0006】また、ICのすべての出力端子に三値出力
バッファを設けることにより、そのICをハイインピ−
ダンス(以下Hzと称する)状態とし、基板上の他のI
Cの試験を行なう方法も知られている(特許公開公報
平3−225845号参照)が、これはICを基板上の
他のICから配線したまま絶縁するための方法であり、
IC自体の試験とは、何ら関係がないものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電気的特性試験では、
出力バッファの能力を制限することなく最大限に発揮さ
せなければならない。そのうえ、近年では出力バッファ
の電流駆動力の増大に伴い出力端子当たりの消費電流値
が増大して来た。従来のテスト回路では、複数の出力バ
ッファが同時に出力するため、電気的特性試験を行なう
場合は、消費電流が膨大なものとなる。従って、通常の
LSIテスタでは電流容量が不足するため電源が不安定
となり、出力端子から出力する出力電流値が制限され、
精密な試験ができない。精密な試験を行なうためには、
補助電源などの付属設備が必要となるか、もしくは大電
流容量LSIテスタを使わざるをえなくなる。これらの
問題は、近年多ピン化傾向が顕著であるため出力ピン数
が増大しさらに大きな問題となっている。
【0008】上記のごとく従来のテスト回路では、複数
の出力バッファを同時に起動するため、電流容量が不足
し、精密な試験ができなくなるか、もしくは外付部品が
必要となるという問題があった。
【0009】そこで、本発明は上記欠点を除去し、精密
な試験が可能であり、なおかつ出力信号の期待値が容易
に設定できるテスト回路を持つICを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、内部回路と、複数の出力バッフ
ァと、前記出力バッファをそれぞれ選択的に作動せしめ
る複数の制御回路と、前記複数の出力バッファを順次選
択する順次選択回路とを備えた半導体集積回路装置を提
供する。さらに、本発明においては、前記順次選択回路
からの出力信号は前記複数の制御回路の各々に接続され
ている半導体集積回路装置を提供する。
【0011】さらに、本発明においては、前記順次選択
回路からの出力信号の内少なくとも一つの出力信号が、
前記複数の制御回路に共通に接続されている半導体集積
回路装置を提供する。
【0012】さらに、本発明においては、複数の出力バ
ッファの内、選択された出力バッファのみを通常動作状
態とし、他の出力バッファをハイインピ−ダンス出力状
態として、この通常出力状態にある選択された出力バッ
ファを試験し、この選択する出力バッファを順次切り換
えることにより、必要な出力バッファの試験を行なう半
導体集積回路装置の電気的特性試験方法を提供する。さ
らに、本発明においては、前記出力バッファの選択時
に、出力バッファの全てを個別に選択する半導体集積回
路装置の電気的特性試験方法を提供する。
【0013】さらに、本発明においては、前記出力バッ
ファの選択時に、少なくとも1回は、複数の出力バッフ
ァを同時に選択する半導体集積回路装置の電気的特性試
験方法を提供する。
【0014】
【作用】上記のように構成された本発明に係わるICに
おいては、電気的特性試験を行ないたい出力端子のみを
選択的に通常動作状態とし、他の出力端子をHz状態と
することができるため、試験時に消費電流値を小さくす
ることができる。従って、出力端子の期待値設定の容易
さを損なわずに、精密な試験が可能となる。さらにま
た、選択した出力端子を順次切り換えることにより、容
易にすべての出力端子の試験が行なえる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を[図1]乃至[図
7]を参照して説明する。
【0016】[図1]は、本発明の一実施例を示す構成
図である。IC1内へ第1入力端子2aから入力したテ
スト信号は、入力信号線8を介して、内部回路3と第
1、第2及び第3制御回路9a、9b、9cに入力す
る。第2入力端子2bから入力したテストモ−ド信号
は、入力信号線10を介して、第1、第2及び第3制御
回路9a、9b、9cと順次選択回路11に入力する。
内部回路3からの内部回路出力信号と順次選択回路11
の出力である順次選択信号とは、内部回路出力信号線1
2と第1、第2及び第3順次選択信号線13a、13
b、13cとを介して第1、第2及び第3制御回路9
a、9b、9cにそれぞれ入力する。第1、第2及び第
3制御回路9a、9b、9cの出力である制御回路出力
信号は第1、第2及び第3制御回路出力信号線14a、
14b、14cを介してそれぞれ第1、第2及び第3出
力バッファ6a、6b、6cに入力する。第1、第2及
び第3出力バッファ6a、6b、6cの出力は第1、第
2及び第3出力信号線15a、15b、15cを介して
第1、第2及び第3出力端子4a、4b、4cから外部
回路7に出力される。
【0017】次に、上述した[図1]の動作を説明す
る。第1、第2及び第3制御回路9a、9b、9cで
は、順次選択回路11から第1、第2及び第3順次選択
信号線13a、13b、13cを介して入力する順次選
択信号により第1、第2及び第3出力バッファ6a、6
b、6cを選択する。すなわち、選択された第1、第2
及び第3出力バッファ6a、6b、6cは通常動作し、
選択されなかった第1、第2及び第3出力バッファ6
a、6b、6cはHz出力動作する。さらに、第1、第
2及び第3制御回路9a、9b、9cでは、第2入力端
子2bから入力信号線10を介して入力するテストモ−
ド信号により、内部回路3から内部回路出力信号線12
を介して入力する内部回路出力信号と第1入力端子2a
から入力信号線8を介して入力するテスト信号とを選択
する。すなわち、テストモ−ド信号の状態に応じて、内
部回路3からの出力信号を選択するか、テスト信号を選
択するかが切り換えられる。選択された信号は、順次選
択信号により第1、第2及び第3制御回路9a、9b、
9cの内どれかが選択されている場合に、対応する第
1、第2及び第3出力バッファ6a、6b、6cに出力
される。すなわち、テスト時以外、通常動作時において
は、第1、第2及び第3出力バッファ6a、6b、6c
のすべてを通常動作状態とするが、テスト時には、順次
選択回路11により選択された出力バッファのみが通常
動作状態とされる。順次選択回路11では、任意の数の
出力バッファ6をクロック信号に同期し順次切り換えて
選択することができる。
【0018】すなわち、電気的特性試験時に、電流駆動
する出力バッファ6が選択されたものだけになり、選択
されない出力バッファ6は、電流駆動を行なわないHz
出力となるので、電流容量に余裕を持たせることがで
き、かつ、テスト信号により容易に出力の期待値を設定
することができる。
【0019】なお、[図1]では、テスト信号並びにテ
ストモ−ド信号はそれぞれ第1及び第2入力端子2a、
2bから入力され、各信号は入力後に別個の回路に分け
られているが、各回路ごとに入力端子を別に設けてもよ
い。さらに、テストモ−ド信号については、単一の入力
信号としているが、複数のモ−ド信号から、デコ−ド等
を行ないその出力をテストモ−ド信号としてもよい。ま
た、順次選択回路11に入力する信号も、テストモ−ド
信号、テスト信号及び順次選択回路11を動作させるた
めのクロック信号、さらにそれらを組み合わせたものな
どを入力しても同様である。同様に、出力端子数も三端
子のみに限定されるものではなく、いくつあってもかま
わない。
【0020】[図2]に、[図1]に示した第1制御回
路9aと第1出力バッファ6aの具体例を示す。なお、
第2及び第3制御回路9b、9c、第2及び第3出力バ
ッファ6b、6cは第1制御回路9a、第1出力バッフ
ァ6aと同一回路でもよいが、異なる回路でもよい。第
1制御回路9aは、2入力NANDとインバ−タから構
成されている選択回路16と、インバ−タ、2入力NA
NDと2入力NORから構成されている三値出力制御回
路17とから構成されている。第1出力バッファ6aは
CMOSインバ−タである。
【0021】[図2]において、第1出力バッファ6a
を通常動作させる場合は、第1順次選択信号線13aを
介して入力する順次選択信号を低レベル信号(以下Lと
称する)とし、Hz出力動作させたい場合は、高レベル
信号(以下Hと称する)とする。第1出力バッファ6a
に入力する信号は、入力信号線10を介して入力するテ
ストモ−ド信号をHにすることにより入力信号線8を介
して入力するテスト信号が選択され、入力信号線10を
介して入力するテストモ−ド信号をLにすることにより
内部回路出力信号線12を介して入力する内部回路出力
信号が選択される。
【0022】[図2]では、選択回路16として2入力
NANDとインバ−タから構成されている回路を示した
が、クロックドインバ−タを用いる回路、複合ゲ−トを
用いる回路など様々な論理回路で構成することができ
る。三値出力制御回路17についても同様に様々な論理
回路で構成することができる。また、第1出力バッファ
6aとしてCMOSインバ−タを用いた出力バッファを
示したが、Bi−CMOSを用いた出力バッファ、NM
OSのみで構成された出力バッファなど様々な素子で構
成することができる。
【0023】[図3]に、[図1]に示した順次選択回
路11の具体例を示す。クロック信号線18を介するク
ロック信号とリセット信号線19を介するリセット信号
とはリセット付バイナリカウンタ20に入力し、リセッ
ト付バイナリカウンタ20は、最下位ビットから順次キ
ャリ信号により接続され、バイナリカウンタ出力信号2
1は2入力NANDとインバ−タから構成されるデコ−
ド回路22に入力する。デコ−ド回路22の出力信号は
入力信号線10を介して入力するテストモ−ド信号と共
に2入力AND回路23に入力し、2入力AND回路2
3の出力は、順次選択信号として、第1、第2及び第3
順次選択信号線13a、13b、13cを介して出力さ
れる。
【0024】[図3]において、テスト時以外には、テ
ストモ−ド信号をLとすると2入力AND回路23によ
り、順次選択信号はデコ−ド回路22の出力信号にかか
わらず選択状態Lとなる。テスト時には、テストモ−ド
信号をHとすると、2入力AND回路23は、単なるバ
ッファとして動作し、デコ−ド回路22の出力信号がバ
ッファされて順次選択信号として出力される。リセット
付バイナリカウンタ20は、リセット信号によりリセッ
トされ、クロック信号によりカウント動作する。デコ−
ド回路22の出力信号は、カウンタ出力をデコ−ドした
信号であるから、順次選択信号は、一つの信号のみ選択
されLとなり、他の信号は、非選択すなわちHとなる。
選択される信号は、クロック信号に従ってリセット付バ
イナリカウンタ20がカウント動作するごとに、第1順
次選択信号線13aを介する順次選択信号、第2順次選
択信号線13bを介する順次選択信号さらに第3順次選
択信号線13cを介する順次選択信号へと順次移る。
【0025】[図4]は、[図1]、[図2]及び[図
3]に示した本発明の一実施例の動作を説明する信号波
形図である。テストモ−ド信号がHである場合、すなわ
ちテスト時の例である。リセット信号がHになるとバイ
ナリカウンタ20が初期化され、その出力はLとなる。
バイナリカウンタ20は、リセット信号がLになった後
に、クロック信号の立ち上がりに従いカウント動作す
る。デコ−ド回路22により選択された出力端子は、選
択されたときのみ通常出力状態となり、Hであるテスト
信号に従いHを出力する。選択されないときは、Hz出
力状態となる。出力端子は、クロック信号により順次選
択されて移っていく。第3出力端子までの試験終了後
は、テスト信号をLに切り換え、従って期待値をLと換
えて、再び試験を行なう。
【0026】[図5]は、本発明の他の実施例を示す構
成図である。IC1内へ第1入力端子2aから入力した
テスト信号は、入力信号線8を介して、内部回路3,第
1、第2及び第3制御回路9a、9b、9c及び順次選
択回路11に入力する。第2入力端子2bから入力した
テストモ−ド信号は、入力信号線10を介して、第1、
第2及び第3制御回路9a、9b、9cと順次選択回路
11に入力する。内部回路3からの内部回路出力信号
は、内部回路出力信号線12を介して第1、第2及び第
3制御回路9a、9b、9cにそれぞれ入力する。順次
選択回路11の出力である順次選択信号は、第1順次選
択信号線13aを介して第1制御回路9aに、第2順次
選択信号線13bを介して第2及び第3制御回路9b、
9cにそれぞれ入力する。第1、第2及び第3制御回路
9a、9b、9cの出力である制御回路出力信号は第
1、第2及び第3制御回路出力信号線14a、14b、
14cを介してそれぞれ第1、第2及び第3出力バッフ
ァ6a、6b、6cに入力する。第1、第2及び第3出
力バッファ6a、6b、6cの出力は第1、第2及び第
3出力信号線15a、15b、15cを介して第1、第
2及び第3出力端子4a、4b、4cから外部回路7に
出力される。
【0027】[図5]に示した実施例では、順次選択回
路11の出力である順次選択信号は、共通に第2及び第
3制御回路9b、9cに入力する信号と第1制御回路9
aのみに入力する信号とがある。この様に、出力バッフ
ァ6の駆動する出力電流値により、同時に複数の出力端
子を通常動作状態にすることもできる。すなわち、小電
流駆動バッファである第2及び第3出力バッファ6b、
6cは複数で電気的特性試験を行ない、大電流駆動バッ
ファである第1出力バッファ6aは単独で電気的特性試
験を行なうこともできる。
【0028】[図6]に、[図5]に示した順次選択回
路11の具体例を示す。リセット付シフトレジスタ24
とセット、リセット付シフトレジスタ25とで、リング
カウンタ26を構成し、このリングカウンタ26は、入
力信号線8を介して入力するテスト信号をクロックとし
て動作する。入力信号線10を介して入力するテストモ
−ド信号は、このリングカウンタのセット、リセット信
号として用いられる。セット、リセット付シフトレジス
タ25の出力は、それぞれ順次選択信号として第1及び
第2順次選択信号線13a、13bを介して出力される
と共に、リングカウンタ26を構成する次段のシフトレ
ジスタに入力する。リセット付シフトレジスタ24は、
リングカウンタ26の初期値を決めやすくするために設
けたものである。
【0029】[図6]に示した回路から出力される順次
選択信号をLで選択、Hで非選択として考える。テスト
時には、テストモ−ド信号をHにし、その立ち上がりエ
ッジから作られたパルス信号により、リセット付シフト
レジスタ24をリセットし、セット、リセット付シフト
レジスタ25をセットし、出力である順次選択信号を非
選択状態すなわちHとする。初期値を設定した後は、入
力信号線8を介して入力するテスト信号を切り換えるこ
とにより、リングカウンタ26が動作し、順次選択され
る端子が移る。テスト信号を切り換えると、選択された
出力端子の出力が、HからLに切り換えられてから次の
端子を選択することになるが、出力を固定したまま、次
の端子を測定したい場合は、リングカウンタ26のクロ
ック信号とテスト信号を別々の信号とすればよい。通常
動作時には、テストモ−ド信号をLとすることにより、
セット、リセット付シフトレジスタ25をリセットし、
その出力である順次選択信号をLすなわち選択状態とす
る。
【0030】[図7]は、[図5]及び[図6]に示し
た本発明の他の実施例の動作を説明する信号波形図であ
る。テストモ−ド信号がLであれば、順次選択信号はL
となり、出力端子4には内部回路3からの出力信号に従
った信号が出力される。テストモ−ド信号がHになる
と、その立ち上がりエッジからセットパルスが生成さ
れ、リングカウンタ26が初期化され、順次選択信号は
すべてHとなり、第1、第2及び第3出力端子4a、4
b、4cにはHzが出力される。この時点ですべての出
力端子のHz特性を測定してもよい。セットパルスがL
となった後の最初のテスト信号立ち上がりにより、リン
グカウンタ26が動作を始め、第1順次選択信号線13
aを介する第1の順次選択信号がLとなり、その信号に
より選択された第1出力端子4aからの出力は、テスト
信号に従ってHとなる。選択されない第2及び第3出力
端子4b、4cにはHzが出力されたままである。テス
ト信号がLになると、前記選択された第1出力端子4a
からの出力は、Lとなる。ここでこの第1出力端子4a
の測定を終える。次にテスト信号が立ち上がると、選択
される出力端子が次に移り、同様の動作が繰り返され
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力端子の期待値設定の容易さを損なわずに、精密な試
験が可能となる。また、選択した出力端子を順次切り換
えることにより、容易にすべての出力端子の試験が行な
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】[図1]の制御回路並びに出力バッファを具体
的に示す回路図
【図3】[図1]の順次選択回路を具体的に示す回路図
【図4】本発明の一実施例の電気的特性試験時の動作を
示す信号波形図
【図5】本発明の他の実施例を示す構成図
【図6】[図5]の順次選択回路を具体的に示す回路図
【図7】本発明の他の実施例の電気的特性試験時の動作
を示す信号波形図
【図8】従来技術を示す構成図
【図9】[図8]の選択回路を具体的に示す回路図
【符号の説明】
1 IC 2 入力端子 3 内部回路 4 出力端子 6 出力バッファ 7 外部回路 9 制御回路 11 順次選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−103143(JP,A) 特開 昭63−150680(JP,A) 特開 平4−256145(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部回路と、 前記内部回路から外部回路へ出力信号を送出する複数の
    出力端子と、 前記複数の出力端子の各々に対応して設けられた複数の
    出力バッファと、 前記複数の出力バッファと対応して設けられ前記出力バ
    ッファをそれぞれ選択的に作動せしめ出力バッファの出
    力の期待値を設定する制御回路と、 前記複数の出力バッファを前記制御回路を介して順次選
    択する順次選択回路とを具備することを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  2. 【請求項2】前記順次選択回路からの出力信号は前記複
    数の制御回路の各々に接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】前記順次選択回路からの出力信号の内少な
    くとも一つの出力信号が、前記複数の制御回路に共通に
    接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路装置。
  4. 【請求項4】半導体集積回路装置の電気的特性試験方法
    において、テストモード信号に応じて、それぞれが出力
    端子に接続された複数の出力バッファの内、第1の出力
    バッファのみを通常出力状態とし、他の出力バッファを
    ハイインピーダンス出力状態として、この通常出力状態
    にある第1の出力バッファの出力の期待値を設定し、第
    1の出力バッファを試験し、この試験の終了後、第2の
    出力バッファのみを通常出力状態とし、他の出力バッフ
    ァをハイインピーダンス出力状態として、この通常出力
    状態にある第2の出力バッファの出力の期待値を設定
    し、第2の出力バッファを試験し、以後順次他の出力バ
    ッファを選択する出力端子選択手段を具備することを特
    徴とする半導体集積回路装置の電気的特性試験方法。
  5. 【請求項5】前記出力端子選択手段は、前記出力バッフ
    ァの全てを個別に選択することを特徴とする請求項4記
    の半導体集積回路装置の電気的特性試験方法。
  6. 【請求項6】半導体集積回路装置の電気的特性試験方法
    において、テストモード信号に応じて、それぞれが出力
    端子に接続された複数の出力バッファの内、第1群の出
    力バッファを通常出力状態とし、他の出力バッファをハ
    イインピーダンス出力状態として、この通常出力状態に
    ある第1群の出力バッファの出力の期待値を設定し、第
    1群の出力バッファを試験し、この試験の終了後、第2
    群の出力バ ッファを通常出力状態とし、他の出力バッフ
    ァをハイインピーダンス出力状態として、この通常出力
    状態にある第2群の出力バッファの出力の期待値を設定
    し、第2群の出力バッファを試験し、以後順次他の出力
    バッファを選択する出力端子選択手段を具備し、前記第
    1群の出力バッファは複数の出力バッファであり、前記
    第2群の出力バッファは単数の出力バッファであること
    を特徴とする半導体集積回路装置の電気的特性試験方
    法。
  7. 【請求項7】半導体集積回路装置の電気的特性試験方法
    において、テストモード信号に応じて、それぞれが出力
    端子に接続された複数の出力バッファの内、第1群の出
    力バッファを通常出力状態とし、他の出力バッファをハ
    イインピーダンス出力状態として、この通常出力状態に
    ある第1群の出力バッファの出力の期待値を設定し、第
    1群の出力バッファを試験し、この試験の終了後、第2
    群の出力バッファを通常出力状態とし、他の出力バッフ
    ァをハイインピーダンス出力状態として、この通常出力
    状態にある第2群の出力バッファの出力の期待値を設定
    し、第2群の出力バッファを試験し、以後順次他の出力
    バッファを選択する出力端子選択手段を具備し、前記第
    1群の出力バッファは単数の出力バッファであり、前記
    第2群の出力バッファは複数の出力バッファであること
    を特徴とする半導体集積回路装置の電気的特性試験方
    法。
  8. 【請求項8】半導体集積回路装置の電気的特性試験方法
    において、テストモード信号に応じて、それぞれが出力
    端子に接続された複数の出力バッファの内、第1群の出
    力バッファを通常出力状態とし、他の出力バッファをハ
    イインピーダンス出力状態として、この通常出力状態に
    ある第1群の出力バッファの出力の期待値を設定し、第
    1群の出力バッファを試験し、この試験の終了後、第2
    群の出力バッファを通常出力状態とし、他の出力バッフ
    ァをハイインピーダンス出力状態として、この通常出力
    状態にある第2群の出力バッファの出力の期待値を設定
    し、第2群の出力バッファを試験し、以後順次他の出力
    バッファを選択する出力端子選択手段を具備し、前記第
    1群の出力バッファ及び前記第2群の出力バッファは複
    数の出力バッファであることを特徴とする半導体集積回
    路装置の電気的特性試験方法。
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