JPH0989273A - 排気口カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気口からの排熱を放出しつつ、排気口の汚
れを防止する排気口カバーを提供する。 【解決手段】 排気口カバー１は排気口６１が設置され
るガードプレート５３の面に対して垂直に立設される立
上り胴部３ａと、立上り胴部３ａに対して排気口６１側
に角度Ｂで傾斜して接続される傾斜胴部３ｂとから構成
される。傾斜胴部３ｂはコンロの上で料理されている時
の油や具等が排気口６１に飛び込むことを防止する。
又、傾斜胴部３ｂに形成されている複数の線状の凹部１
３は、傾斜胴部３ｂ上に付着した油等の落下を阻止する
ために設けられている。グリル等の使用によって排気口
６１から放出された排熱６７は、破線で示されているよ
うに、立上り胴部３ａ及び傾斜胴部３ｂに沿って上昇
し、第１の縁巻５の部分から上方に放出される。これに
よって壁面６９の表面温度の過度の上昇が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は排気口カバーに関
し、特に魚焼きグリルやオーブンが組み込まれたシステ
ムキッチンレンジ等の排気口に用いられる排気口カバー
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、システムキッチンの普及に伴いビ
ルトインコンロがコンロの主流となり、その後方に排気
口を備えた魚焼きグリルやオーブンが組み込まれたもの
がほとんどである。図８は、このような一般的なシステ
ムキッチンレンジの外観を示す平面図である。

【０００３】図を参照して、システムキッチンレンジ
は、ビルトインコンロとして、レンジトッププレート５
１に四角形状のガードプレート５３が埋め込まれ、その
内部に複数（図では４個）のバーナー部５５が平面的に
配列されている。バーナー部５５の各々には、ポットや
鍋等をその上方に載置するための五徳部５７として、複
数の五徳の脚５９が配置されている。さらに、コンロ部
の後方のガードプレート５３には、システムキッチンレ
ンジにおけるグリル、オーブン等からの熱気を排出する
ための排気口６１が配置されている。排気口６１は直方
体形状にガードプレート５３から上方に突出した外枠部
６３と、外枠部６３の内部に配置されるルーバ部６５よ
りなっている。

【０００４】このようにシステムキッチンレンジはガス
コンロが複数あるため、各コンロにて料理の煮物等を同
時に進行でき、又グリル等でも並行して焼き物等ができ
るため、短時間で効率的な料理をすることができる。魚
焼きグリルやオーブンレンジ等を使用時には、排気口６
１の出口部分で５００〜６００℃の排熱が測定される。
この排気口は上向きに配置される構造となっており、上
昇した排気はレンジフード（図示せず）を通って屋外へ
排出される。

【０００５】一方、グリルやオーブンを使用しない時で
も、コンロで調理する際の油や具が飛散し、排気口内に
飛び込むことがしばしば起こる。排気口６１にはすのこ
状にルーバ部６５が取付けられているが、調理する度に
汚れやすい部分といえる。そのため従来では、排気口６
１を覆うような蓋状の排気口カバーが提案されている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の排
気口カバーでは、グリル等の使用時にはその排熱を放出
するために、排気口カバーを取り外す必要がある。この
場合に、コンロで調理すると、排気口カバーの本来の目
的である排気口の汚れを防止することができない。又、
単に排気口の上に載置するだけの排気口カバーでは、排
気口の形状によっては簡単に脱落するおそれもある。

【０００７】上記のような課題を解決するために、請求
項１記載の発明は、排気口からの排熱を放出しつつ、排
気口の汚れを防止する排気口カバーを提供することを目
的とする。請求項２記載の発明は、請求項１記載の発明
の目的に加えて、コスト的に有利な排気口カバーを提供
することを目的とする。

【０００８】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明の目的に加えて、より安定した設置が可能な排気口カ
バーを提供することを目的とする。一方、金属箔成形体
を取付部品を介して、レンジトッププレート等に固定し
ようとしたとき、従来の金属箔成形体と取付部品との接
合（例えば金属箔成形体に穴を開け、これに取付部品の
一部を係止するような接合）では不十分であるため、金
属箔成形体を安定して設置することができない。

【０００９】上記のような課題を解決するために、請求
項４記載の発明は、金属箔成形体に取付部品を容易に且
つ安定して取付けることが可能な金属箔成形体の取付構
造を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、請求項１記載の発明は、レンジのトッププ
レート上に設けられた排気口のための排気口カバーであ
って、その長辺の長さが排気口の長手方向の長さに対応
する矩形薄板形状を有し、排気口の長手部手前のトップ
プレート上に立設される立上り胴部と、矩形薄板形状を
有し、それによって規定される平面又は曲面が排気口側
に傾斜するようにその長手端縁が立上り胴部の長手端縁
に接続される傾斜胴部と、立上り胴部がトッププレート
に対してほぼ垂直に立設されるように保持し、且つ傾斜
胴部の立上り胴部に対する接続角度を保持する保持手段
とを備えたものである。

【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成において、保持手段が立上り胴部の両短辺の各
々と傾斜胴部の両短辺の各々とに接続する一対の薄板状
の側壁部を含み、立上り胴部、傾斜胴部及び側壁部が金
属箔の一体成形にて形成されるものである。請求項３記
載の発明は、請求項２記載の発明の構成において、側壁
部の各々のトッププレート側の辺には、トッププレート
との磁力による吸着機能を有する取付部品が固定される
ものである。

【００１２】請求項４記載の発明は、その端縁をカーリ
ングして第１の径の縁巻と第１の径より大きな第２の径
に変化する縁巻と第２の径の縁巻とが連続的に形成され
た金属箔成形体と、中空円筒形状の周壁の一部が長手方
向に切り取られた形状であって、切り取られた部分の円
周方向の幅が、第１の径より大きく且つ第２の径より小
さく、さらに中空円筒形状の中空部分の内径は、第２の
径とほぼ同一である縁巻ガイド片が固定された取付部品
とからなり、切り取られた部分を介して、縁巻ガイド片
を第１の径の縁巻に組み込ませた後、縁巻ガイド片を第
２の径の縁巻の方向に摺動させ、縁巻ガイド片と第２の
径の縁巻とを嵌合させるようにしたものである。

【００１３】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明は、排気口から排出された熱気は、立上り胴部と傾斜
胴部とに沿って上昇するため、排気口の後方部分の過度
な温度上昇を抑制する。又、傾斜胴部は排気口の上部を
覆うように傾斜しているので、排気口の前方にあるガス
コンロを使って料理をして油や具等が飛散したとして
も、排気口を汚すおそれがない。そのため排気口カバー
をいちいち取り外す必要がなく、常時設置した状態でグ
リルやガスコンロの使用が可能になる。

【００１４】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加えて、排気口カバー全体が金属箔で一体成
形されているため、軽く且つコスト的に有利なものとな
る。請求項３記載の発明は、請求項２記載の発明の効果
に加えて、取付部品が側壁部の下部に取付けられるた
め、排気口カバーのより安定した設置が実現できる。請
求項４記載の発明は、金属箔成形体の縁巻部の大きさを
変え、これを利用して縁巻ガイド片を縁巻に嵌合させる
ので、取付部品の取付けが容易で且つ堅固なものにな
る。

【００１５】

【発明の実施の形態】図１はこの発明の第１の実施の形
態による排気口カバーの組立て前の平面図であり、図２
は図１のＩＩ−ＩＩラインの断面図であり、図３は図１
のＩＩＩ−ＩＩＩラインから見た図である。これらの図
を参照して、組立て前の排気口カバー１は、厚さ６５μ
ｍのアルミ箔を容器状に成形することによって形成され
ている。即ち、排気口カバー１は、隆起線１１において
断面凸状に形成された立上り胴部３ａと傾斜胴部３ｂよ
りなる胴部と、この胴部の両辺において盛り上げられて
形成されたビード線１７ａ，１７ｂを介して接続される
ほぼ三角形状の右側壁部４ａ及び左側壁部４ｂとから構
成される。矩形形状の傾斜胴部３ｂには、その長手方向
に複数の線状の凹部１３が形成されている。

【００１６】排気口カバー１の外周は平面部９となって
おり、その端縁は全周囲がカーリングされて縁巻が形成
されている。具体的には、傾斜胴部３ｂの端縁と右側壁
部４ａ及び左側壁部４ｂの一部の端縁とには、外径が３
ｍｍの第１の径の縁巻が形成されており、立上り胴部３
ａの端縁と右側壁部４ａ及び左側壁部４ｂの一部の端縁
とには、その外径が１．５ｍｍの第２の径の縁巻が形成
されており、図において”Ｌ”の部分において、その縁
巻の径が徐々に変化するようにテーパ状の縁巻が形成さ
れている。

【００１７】尚、立上り胴部３ａの第２の縁巻７は、右
側壁部４ａ及び左側壁部４ｂの下方部分から全体的に内
方に位置するように形成されている。又、図２において
示されているように、排気口カバー１の外周に形成され
ている第１の縁巻５と第２の縁巻７とはその径が異なっ
ているが、それらの中心線で見た場合、これらの縁巻は
同一平面上において形成されている。即ち、組立て前の
排気口カバー１は、隆起線１１を底部とし、且つ第１の
縁巻５及び第２の縁巻７をその鍔部とした成形容器と同
様の成形方法で容易に成形することができる。

【００１８】使用時においては、図３で示されているよ
うに、右側壁部４ａ及び左側壁部４ｂ（図においては左
側壁部４ｂのみを示している）をビード線１７ｂの部分
において、立上り胴部３ａ及び傾斜胴部３ｂの面に対し
て直角となるように内方に折曲げる。この場合左側壁部
４ｂの面は、ビード線１７ｂによる盛り上がりによっ
て、折曲げ後の第１の縁巻５及び第２の縁巻７（一点鎖
線で示す）によって規定される平面に対してほぼ同一の
面となるように変形する。又、ビード線１７ａ，１７ｂ
の緩やかな曲がりによって、右側壁部４ａ及び左側壁部
４ｂの内方への折曲げは、図２の状態での立上り胴部３
ａと傾斜胴部３ｂとのなす角度に影響を与えることはな
い。さらに、折曲げ後の右側壁部４ａ及び左側壁部４ｂ
は、この角度を保持するように働く。

【００１９】図４は、図１の排気口カバー１の右側壁部
４ａ及び左側壁部４ｂを各々内方に折曲げた後、システ
ムキッチンの排気口６１の周りに設置した状態を示した
斜視図であり、図５は図４の”Ｘ”部分の拡大斜視図で
あり、図６は図５のＶＩ−ＶＩラインの端面図である。
これらの図を参照して、排気口カバー１の取付状態及び
取付けによる排気口６１からの排熱状態について説明す
る。

【００２０】右側壁部４ａ及び左側壁部４ｂ（図示せ
ず）は各々排気口６１を囲うように内方に折曲げられて
おり、これによって、立上り胴部３ａの部分はガードプ
レート５３の上面に対して垂直に保持され、又傾斜胴部
３ｂの立上り胴部３ａに対する傾斜角度Ｂが図２で示さ
れた排気口カバー１の形成時における傾斜角度Ｂを保っ
た状態で保持される。又右側壁部４ａ及び左側壁部４ｂ
の各々の下部にはその内部に永久磁石が組み込まれた取
付部品１５が取付けられており、これによって、右側壁
部４ａ及び左側壁部４ｂは堅固に磁性材料よりなるガー
ドプレート５３に取付けられる。この実施例において
は、排気口６１の幅Ｗの寸法が６０ｍｍに対して立上り
胴部３ａの立上り高さＤは５１ｍｍであり、傾斜胴部３
ｂの長さＥが６７．６ｍｍであり、立上り胴部３ａと傾
斜胴部３ｂとのなす角度Ｂが３０°に規定されている。

【００２１】このような形状及び寸法の排気口カバー１
を排気口６１の周りに載置すると、排気口６１から排出
される排熱６７は図の点線のように立上り胴部３ａ及び
傾斜胴部３ｂに沿って上昇し、傾斜胴部３ｂの第１の縁
巻５の位置から上方に放出される。ここで、排気口６１
の壁面６９側の端部と壁面６９との距離Ｆが１７５ｍｍ
のとき、排気口６１の出側における排熱６７が５００〜
６００℃でその状態が連続２時間程度経過した場合であ
っても、壁面６９の表面温度は７５℃以下（排気口カバ
ーを設置しない時は、４８℃程度）となる。したがっ
て、壁面６９が低温火災の原因となる１００℃以上に上
昇することはなく、排気口カバー１を載置した状態で、
グリルやオーブンレンジ等を使用することができる。

【００２２】尚、立上り胴部３ａの下部に形成される第
２の縁巻７とガードプレート５３との上面との間には隙
間７１が形成されているが、この隙間７１はシステムキ
ッチンレンジの形状によって、五徳の端の収まりをよく
するために設けられている。又、傾斜胴部３ｂに形成さ
れている線状の凹部１３は、コンロ部において調理等が
されている場合に、溢れた油や具等が排気口カバー１の
上に飛散しても、傾斜胴部３ｂ及び立上り胴部３ａを伝
ってガードプレート５３上に油等が落下するのを極力防
止するためである。

【００２３】図７は、図５のＶＩＩ−ＶＩＩラインの端
面図である。図を参照して、取付部品１５の構造につい
て説明する。取付部品１５は矩形断面形状の永久磁石１
９と永久磁石１９を囲う磁性材料よりなる枠部２３と、
枠部２３に一体的に接続され、その断面形状が逆Ｓ字形
状の縁巻ガイド片２１とから構成される。縁巻ガイド片
２１の円筒部分の内径Ｄは３ｍｍであり、縁巻ガイド片
２１の端部と枠部２３の端部とのなす隙間２５の距離Ａ
は１．５ｍｍとなっている。即ち隙間２５の寸法は、排
気口カバー１の第２の縁巻７に対してはそれを組み込む
ことが可能であるが、第１の縁巻５に対してはそれを組
み込めない寸法となっている。そのため取付部品１５を
排気口カバー１に取付ける際には、図１に示されている
組立て前の状態において行なう。具体的には、右側壁部
４ａ及び左側壁部４ｂの第２の縁巻７に対して取付部品
１５の縁巻ガイド片２１を組み込ませた後、”Ｌ”で示
された縁巻のテーパ部を通して取付部品１５を第１の縁
巻５の方向に摺動させる。摺動されて移動した取付部品
１５はコーナ部２７ａ，コーナ部２７ｂの位置で停止す
るが、そこでは縁巻ガイド片２１に第１の縁巻５がきっ
ちりと挿入された状態となって安定した結合状態とな
る。これによって排気口カバー１は右側壁部４ａ及び左
側壁部４ｂの折曲げによる立上り胴部３ａ及び傾斜胴部
３ｂの立設保持効果に加えて、取付部品１５の永久磁石
１９による吸着力によって磁性材料よりなるガードプレ
ート５３に対して堅固な取付が実現される。ところで、
図５及び図７では、取付部品１５が排気口６１に対して
排気口カバー１の外側に取付けられているが、取付部品
１５の汚れ防止の観点で排気口カバー１の内側（排気口
６１側）に取付けてもよい。

【００２４】尚、上記の実施の形態では、排気口カバー
１は金属箔成形体の一体成形品となっているが、排気口
カバー１を分割体として、これらを互いにスライド可能
なように係合させることによって、排気口６１の長手方
向の長さの違うレンジプレートにも容易に適応させるこ
とができる。又、このように分割体とすることによっ
て、販売時における包装に占める容積を減少させること
もできる。

【００２５】又、上記の実施の形態においては、システ
ムキッチンレンジプレートを対象としているが、その中
央部にグリル排気口が形成されている二口コンロを備え
たガスレンジ台にも適応することができる。この場合、
使用されているコンロとグリル排気口との間にこの実施
の形態による排気口カバーを載置すればよい。これによ
って、一方のコンロとグリルとを同時に使用しながら、
排気口の汚れを防止することができる。

【００２６】さらに、上記の実施の形態においては、傾
斜胴部３ｂにおいては線状の凹部１３が形成されている
だけであるが、これに代えてあるいはこの線状の凹部１
３と共に微小な開口を多数設けることも可能である。飛
散した油等が浸入しない程度の穴を多数開けることによ
って、排気口６１からの排熱の壁面への影響をさらに低
減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１の実施の形態による排気口カバ
ーの組立て前の形状を示した平面図である。

【図２】図１のＩＩ−ＩＩラインの断面図である。

【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩラインから見た図であ
る。

【図４】図１の排気口カバーをシステムキッチンレンジ
プレートの排気口カバーの周りに載置した状態を示した
斜視図である。

【図５】図４の”Ｘ”の拡大斜視図である。

【図６】図５のＶＩ−ＶＩラインの端面図である。

【図７】図５のＶＩＩ−ＶＩＩラインの端面図である。

【図８】一般のシステムキッチンレンジプレートの上面
を示した図である。

【符号の説明】

３ａ 立上り胴部 ３ｂ 傾斜胴部 ４ａ 右側壁部 ４ｂ 左側壁部 ５ 第１の縁巻 ７ 第２の縁巻 １５ 取付部品 １９ 永久磁石 ２１ 縁巻ガイド片 ５３ ガードプレート ６１ 排気口 尚、 各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 レンジのトッププレート上に設けられた
   排気口のための排気口カバーであって、 その長辺の長さが前記排気口の長手方向の長さに対応す
   る矩形薄板形状を有し、前記排気口の長手部手前の前記
   トッププレート上に立設される立上り胴部と、 矩形薄型形状を有し、それによって規定される平面又は
   曲面が前記排気口側に傾斜するように、その長手端縁が
   前記立上り胴部の長手端縁に接続される傾斜胴部と、 前記立上り胴部が前記トッププレートに対してほぼ垂直
   に立設されるように保持し、且つ前記傾斜胴部の前記立
   上り胴部に対する接続角度を保持する保持手段とを備え
   た、排気口カバー。
2. 【請求項２】 前記保持手段は、前記立上り胴部の両短
   辺の各々と前記傾斜胴部の両短辺の各々とに接続する一
   対の薄板状の側壁部を含み、 前記立上り胴部、前記傾斜胴部、前記側壁部とは金属箔
   の一体成形にて形成される、請求項１記載の排気口カバ
   ー。
3. 【請求項３】 前記側壁部の各々の前記トッププレート
   側の辺には、前記トッププレートとの磁力による吸着機
   能を有する取付け部品が固定される、請求項２記載の排
   気口カバー。
4. 【請求項４】 その端縁をカーリングして第１の径の縁
   巻と前記第１の径から前記第１の径より大きな第２の径
   に変化する縁巻と前記第２の径の縁巻とが連続的に形成
   された金属箔成形体と、 中空円筒形状の周壁の一部が長手方向に切り取られた形
   状であって、前記切り取られた部分の円周方向の幅は、
   前記第１の径より大きく、且つ前記第２の径より小さ
   く、さらに前記中空円筒形状の中空部分の内径は、前記
   第２の径とほぼ同一である縁巻ガイド片がを備えた取付
   部品とからなり、 前記切り取られた部分を介して、前記縁巻ガイド片を前
   記第１の径の縁巻に組み込ませた後、前記縁巻ガイド片
   を前記第２の径の縁巻の方向に摺動させて、前記縁巻ガ
   イド片と前記第２の径の縁巻とを嵌合させる、金属箔成
   形体の取付構造。