JPH023060Y2 - - Google Patents

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JPH023060Y2
JPH023060Y2 JP15734485U JP15734485U JPH023060Y2 JP H023060 Y2 JPH023060 Y2 JP H023060Y2 JP 15734485 U JP15734485 U JP 15734485U JP 15734485 U JP15734485 U JP 15734485U JP H023060 Y2 JPH023060 Y2 JP H023060Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、換気扇の吸気側を覆うように換気
扇にあるいは換気扇の周囲に取付けられる換気扇
カバーの構造の改良に関する。
[従来の技術] 第6図は、従来の換気扇カバーの一例を説明す
るための斜視図である。換気扇カバー1は、枠体
2と、枠体2に貼付けられたフイルタ部材3とか
らなる、枠体2は、通常、折曲げ可能な程度の厚
みのアルミニウム箔から構成されており、他方、
フイルタ部材3は、難燃性の不織布あるいは金属
繊維を絡み合わせてネツト状とした材料により構
成されている。
上記のような換気扇カバー1は、枠体2をアル
ミニウム箔により構成されているため、比較的安
価であり、使い捨て可能な製品として構成されて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、第6図に示した換気扇カバー1
では、種々の大きさの換気扇5に適合させること
が困難であるという問題があつた。
もつとも、枠体2が、アルミニウム箔からなる
ため、周縁部2aを適宜折曲げることにより、或
る程度の範囲の大きさの換気扇5には適合させる
ことは可能である。
しかしながら、換気扇の大きさは多枝にわたつ
ており、よつて様々な大きさおよび形状を有する
換気扇に適合させることはできない。
他方、使い捨て可能な製品として成立するに
は、上述したようにコストが安くなければならな
い。しかしながら、従来の換気扇カバー1は、上
述のように多種類の換気扇に適合させ得るもので
はなく、よつて換気扇の大きさおよび形状に応じ
て比較的多種の換気扇カバー1を用意しなければ
ならない。そのため、換気扇カバー1は、枠体2
がアルミニウム箔で構成されているものの、全体
のコストはさほど安くはない。
それゆえに、この考案の目的は、種々の大きさ
の換気扇に簡単に適合させることが可能であり、
したがつて安価に製造し得る換気扇カバーを提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、換気扇の吸気側に取付けられる換
気扇カバーを提供するものである。この考案の換
気扇カバーは、相互に組合わされて換気扇を覆
う、第1および第2のカバー半体を備える。各カ
バー半体は、フイルタ部材と、このフイルタ部材
が固定されている枠体とを備える。
枠体は、フイルタ部材が固定されたフイルタ支
持部と、フイルタ支持部の周縁の一部からフイル
タ支持部と交差する方向に延びる側壁部と、この
側壁部の他端から外側に折曲げた方向に延び、取
付対象部分に当接される底縁部とを有する。ま
た、底縁部には、他方のカバー半体が組合わされ
る方向に向かつて延びる重なりしろが一体に設け
られている。
[作用] この考案の換気扇カバーでは、第1のカバー半
体と、第2のカバー半体とが組合わされて、換気
扇が覆われる。この組合わせに際し、各カバー半
体の重なりしろが相互に重なり合い、この重なり
しろの重なり量を調整することにより、種々の大
きさの換気扇を確実に覆うことが可能とされてい
る。
[実施例の説明] 第1図は、この考案の一実施例の換気扇カバー
を示す平面図である。この実施例では、相互に組
合わされて換気扇を覆うように用いられる、第1
および第2のカバー半体11,12が備えられて
いる。
各カバー半体11,12は、この実施例では同
一形状のものが用いられる。よつて、第1のカバ
ー半体11を代表して説明し、第2のカバー半体
12の相当部分については、相当の参照番号を付
することにより説明を略す。
第1のカバー半体11は、第2図に斜視図で示
すように、フイルタ部材21と、フイルタ部材2
1が固定された枠体22とを備える。フイルタ部
材21は、換気扇に装着された際に、換気扇に向
かう汚れた空気中の油滴あるいは埃を付着させる
ために設けられており、たとえば不織布あるいは
金属繊維をネツト状に絡み合わせたものが用いら
れる。
このフイルタ部材21は、枠体22のフイルタ
支持部23にたとえば接着剤により貼付けられて
いる。
フイルタ支持部23の周縁からは、該フイルタ
支持部23と交差する方向に、この実施例では略
直交する方向に延びるように側壁部24が設けら
れている。この側壁部24の高さは、装着される
換気扇の突出量に応じて適宜選ばれている。
他方、側壁部24の他方端には、外側に折曲げ
た方向に底縁部26が設けられている。底縁部2
6は、カバー半体11を換気扇の前面パネル、あ
るいは換気扇周囲の壁面などの取付対象部分に装
着する際に、該取付対象部分に当接される部分で
ある。
この底縁部26には、他方のカバー半体すなわ
ち第2のカバー半体12が組合わされる方向に向
かつて延びる重なりしろ27,28が形成されて
いる。
一方の重なりしろ27には、下方に突き出た突
起29が形成されており、他方の重なりしろ28
には、カバー半体12側の突起39が入り込み得
る複数の貫通孔30が形成されている。
この突起29と貫通孔30は、第1のカバー半
体11と第2のカバー半体12とを組合わせて各
重なりしろ同士を重ね合わせた際に、所望の重な
り量において固定するために設けられているもの
である。以下、これを説明する。
すなわち、第1図に示すように、矢印A方向
に、第2のカバー半体12を移動し、第1のカバ
ー半体11に組合わせ、それによつて装着される
換気扇(図示せず)の外周を、組合わされたカバ
ー半体11,12により覆う。この場合、第1の
カバー半体11の重なりしろ27を、第2のカバ
ー半体12の重なりしろ38に重ね、第1のカバ
ー半体11の重なりしろ28に、第2のカバー半
体12の重なりしろ37を重ねる。
よつて、相互の重なり量を選べば、重なりしろ
27上の突起29が重なりしろ38の貫通孔40
に入り込み、他方側では重なりしろ37上の突起
39が重なりしろ28の貫通孔30に入り込む。
したがつて、たとえば第4図に示すように、粘着
材51を介して、マグネツト52を収納したホル
ダ53を固定すると、所定の重なり量を確保した
状態で、カバー半体11,12を取付対象部分5
5に固定することができる。
したがつて、取付対象部分、すなわち換気扇の
一部あるいは換気扇の周囲の壁面が磁気付け可能
な材料である場合には、上記所望の重なり量に、
各カバー半体11,12の重なり量を確保した状
態で固定することができる。
もつとも、取付対象部分が磁気付け可能な材料
により構成されていない場合には、予め鉄片、た
とえば一方面が粘着加工された鉄片を取付対象部
分に貼付けておけば、上記のように磁気付けを行
なうことができる。この鉄片の貼付け位置は、予
め、各カバー半体11,12を重なり合わせ、そ
れによつて所望の重なり量となつた場合にマグネ
ツト52が位置する部分を確かめて、選定してお
けばよい。
上述の固定構造は、第1のカバー半体11の一
方の重なりしろ28と、第2のカバー半体12の
重なりしろ37との重なり合わせ・固定において
も同様である。もつとも、重なりしろ28と、重
なりしろ37との重なり合わせ・固定の場合に
は、第2のカバー半体12側の重なりしろ37が
重なりしろ28の上側に位置されることになる。
上述した各重なりしろ27,28と、重なりし
ろ38,37との重なり合わせ・固定構造は、第
4図に示した構造に限らず、たとえば第5図に示
す構造を用いることもできる。ここでは、一方の
重なりしろ27に、マグネツト56を収納したマ
グネツトホルダ57が粘着剤58により貼付けら
れており、他方の重なりしろ38にマグネツトホ
ルダ57が入り込み得る貫通孔59が形成されて
いる。したがつて、貫通孔59を重なり合う方向
に複数個形成しておけば、第1および第2のカバ
ー半体11,12を所望の重なり量に固定するこ
とができる。また、第4図に示した固定構造の場
合と同様に、取付対象部分55が磁気付け不可能
な材料により構成されている場合には、粘着剤を
一方面に塗布した鉄片52を取付対象部分に貼付
けておけば、所望の重なり量で、各カバー半体1
1,12を取付対象部分55に装着・固定するこ
とができる。
なお、上述した実施例では、取付対象部分への
固定は、重なりしろ27,28,37,38部分
に固定されたマグネツトにより行なわれていた
が、取付対象部分への固定をより確実なものとす
るために、たとえば第3図のPで示す位置にさら
にマグネツトを固定しておいてもよい。
また、第1図〜第3図を参照して説明した実施
例では、第1および第2のカバー半体11,12
は同一形状に構成されていたが、これに限らず、
一方のカバー半体11が、他方のカバー反対12
よりも、換気扇をより広く覆い得る形状とされて
いてもよい。
さらに、各カバー半体11,12に貼付けられ
るフイルタ部材21,31の形状についても、図
示のように扇形のものに限らず、任意の形状に構
成し得ることは言うまでもない。もつとも、フイ
ルタ部材21,31が貼付けられているフイルタ
支持部23のリブ23aについては、各カバー半
体11,12が組合わされる方向に平行であるこ
とが好ましい。さもないと、各カバー半体11,
12の組合わせに際し、重なり量によつてはフイ
ルタ支持部23のリブが他方のカバー半体のフイ
ルタ部材21あるいは31を過度に覆うことにな
り、フイルタ部材21,31の有効面積が減少す
るからである。
[考案の効果] 以上のように、この考案では、第1のカバー半
体と、第2のカバー半体が相互に組合わされて換
気扇を覆うように構成されており、したがつて両
カバー半体の重なりしろの重なり量を調整するこ
とにより、種々の大きさおよび形状の換気扇に用
いることができる。よつて、換気扇カバーのコス
トの低減をも期待することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の換気扇カバー
を説明するための平面図である。第2図は、第1
図に示した実施例に用いられるカバー半体を示す
斜視図である。第3図は、第1図および第2図に
示した実施例において、双方のカバー半体を組合
わせた状態を示す平面図である。第4図および第
5図は、第1図〜第3図に示した実施例における
双方のカバー半体を固定するための構造を示す各
断面図である。第6図は、従来の換気扇カバーの
一例を説明するための斜視図である。 図において、11は第1のカバー半体、12は
第2のカバー半体、21,31はフイルタ部材、
22,32は枠体、23,33はフイルタ支持
部、24は側壁部、27,28,37,38は重
なりしろを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 換気扇の吸気側に取付けられる換気扇カバーで
    あつて、 相互に組合わされて換気扇を覆う、第1および
    第2のカバー半体を備え、 各カバー半体は、フイルタ部材と、フイルタ部
    材が固定された枠体とを備え、 前記枠体は、フイルタ部材が固定されるフイル
    タ支持部と、フイルタ支持部の周縁の一部からフ
    イルタ支持部と交差する方向に延びる側壁部と、
    該側壁部の他端から外側に折曲げた方向に延び、
    かつ取付対象部分に当接させる底縁部とを有し、 前記底縁部には、他方のカバー半体が組合わさ
    れる方向に向かつて延びる重なりしろが一体に設
    けられている、換気扇カバー。
JP15734485U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH023060Y2 (ja)

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JPS6263629U JPS6263629U (ja) 1987-04-20
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