JPH0984550A - スライスにんにくの製造方法及びこの方法で製造されたスライスにんにく - Google Patents

スライスにんにくの製造方法及びこの方法で製造されたスライスにんにく

Info

Publication number
JPH0984550A
JPH0984550A JP7269085A JP26908595A JPH0984550A JP H0984550 A JPH0984550 A JP H0984550A JP 7269085 A JP7269085 A JP 7269085A JP 26908595 A JP26908595 A JP 26908595A JP H0984550 A JPH0984550 A JP H0984550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garlic
sliced
sliced garlic
water
slicing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7269085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2781847B2 (ja
Inventor
Katsumasa Atokawa
勝正 後川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DOKOU KK
Original Assignee
DOKOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DOKOU KK filed Critical DOKOU KK
Priority to JP7269085A priority Critical patent/JP2781847B2/ja
Publication of JPH0984550A publication Critical patent/JPH0984550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781847B2 publication Critical patent/JP2781847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣片が20g以上の重量を有しアリシンの含
有量の割合が1mg/g以下典型的には0.5mg/g
以下である大型にんにくを使用してある程度多量に食用
するのに適したスライスにんにくの製造方法及びこの方
法により製造されるスライスにんにくを提供する。 【解決手段】 隣片が20g以上の重量を有しアリシン
の含有量の割合が1mg/g以下典型的には0.5mg
/g以下である大型にんにくを使用したスライスにんに
くの製造方法であって、にんにくを0.5〜3.0mm
の厚さにスライスする工程と、このスライスしたにんに
くを90°〜100°の温度で、30秒〜5分間、加熱
処理する工程と、この加熱処理したにんにくを水に晒す
又は水に浸すことにより水処理する工程と、により、ス
ライスにんにくを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣片が20g以上
の重量を有しアリシンの含有量の割合が1mg/g以下
で典型的には0.5mg/g以下である大型にんにくを
使用したスライスにんにくの製造方法、及びこの方法に
より製造されたスライスにんにくに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、にんにくを食用に供するのに
適した製造方法が種種提案されている。例えば、特開昭
58−107151号公報では、にんにくを水又は茶汁
で一定時間煮沸する加熱処理を施し、上記加熱処理をし
た後、再びみかん汁、リンゴ汁或いはケチャップ等の果
汁で短時間煮沸することにより、無臭化されたにんにく
を製造する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のような従来から提案されている製造方法は、いずれ
も、通常のにんにく、すなわち、にんにく特有の臭いの
元であるアリシンの含有量の割合が約2〜3mg/g以
上のにんにくに関して、その加工方法を提案しているも
のである。例えば、上記公報で提案されている技術も、
アリシンの含有量の割合が高いにんにくを、加熱により
アリシンを分解させることにより、にんにくを無臭化さ
せることを目的としている。
【0004】ところで、本発明者は、現在、隣片が20
g以上の重量を有しアリシンの含有量の割合が1mg/
g以下典型的には0.5mg/g以下である大型にんに
くを栽培しているが、この大型にんにくについては、多
量に食用に供するのに適するように加工するための技術
がまだ考案されていないため、市場で販売される量はま
だ僅かなものに止まっているのが実情である。しかし、
今後の高齢化社会の到来などを考えるなら、このような
大型のにんにくを加工して多量に食用するのに適したも
のにして提供することができるならば、人々の身体の健
康を大きく増進させることができ、社会的にも大きなメ
リットになることが期待できる。
【0005】本発明はこのような従来からの課題に着目
してなされたもので、隣片が20g以上の重量を有しア
リシンの含有量の割合が1mg/g以下典型的には0.
5mg/g以下である大型にんにくを使用して大量に食
用するのに適したスライスにんにくの製造方法及びこの
方法により製造されるスライスにんにくを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明によるスライスにんにくの製造方法は、
隣片が20g以上の重量を有しアリシンの含有量の割合
が1mg/g以下典型的には0.5mg/g以下である
大型にんにくを使用したスライスにんにくの製造方法で
あって、にんにくを0.5〜3.0mmの厚さにスライ
スする工程と、このスライスしたにんにくを90°〜1
00°の温度で、30秒〜5分間、加熱処理する工程
と、この加熱処理したにんにくを水に晒す又は水に浸す
ことにより水処理する工程と、を含むことを特徴として
いる。
【0007】また、本発明においては、前記加熱処理工
程は、スライスしたにんにくを、30秒〜3分間、煮沸
するものである、ことが望ましい。
【0008】また、本発明においては、前記スライス工
程は、にんにくに含まれる繊維成分を切断する方向にス
ライスするものである、ことが望ましい。
【0009】また、本発明においては、前記スライス工
程は、にんにくを0.5〜1.5mmの厚さにスライス
するものである、ことが望ましい。
【0010】また、本発明においては、さらに、前記水
処理工程後、水処理されたにんにくを乾燥させる乾燥工
程を含むことが望ましい。
【0011】さらに、本発明スライスにんにくは、前記
の各方法により製造されたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、にんにくを0.5〜
3.0mmの厚さにスライスしたにんにくを90°〜1
00°の温度で、30秒〜5分間、加熱処理するように
するので、この加熱工程により、大型にんにくのあく、
にがみ、しぶみなどの元になっているタンニンなどの成
分が熱分解され、あく、にがみ、しぶみなどの少ないス
ライスにんにくが得られるようになる。また、加熱処理
時間を5分以内とすることにより、スライスにんにくの
繊維成分などが崩れることが防止され(長時間加熱する
と繊維成分が崩れてしまうので)、歯ごたえの良いスラ
イスにんにくが得られるようになると共に、栄養価の流
出も防止できるようになる(長時間加熱すると栄養成分
が流出したり変質してしまう)。また、このように加熱
処理されたスライスにんにくを水処理することにより、
あく、しぶみ、にがみなどの成分を流出させると共に、
スライスにんにくの身を引き締めることができる。前記
大型にんにくに以上の処理を加えてスライスにんにくと
することにより、例えばドレッシングをふりかけて、サ
ラダと同じような感覚で多量に食することができるよう
になる。
【0013】また、本発明において、前記スライスした
にんにくを30秒〜3分間煮沸するようにすれば、あ
く、にがみ、しぶみなどの元になっているタンニンなど
の成分を熱分解して、あく、にがみ、しぶみのないスラ
イスにんにくを提供できる。しかも、煮沸を3分間以内
に止めているので、繊維成分などが崩れることがなく、
また栄養価が流出することもない。
【0014】また、本発明において、前記にんにくに含
まれる繊維成分を切断する方向にスライスすることによ
り、スライスにんにくを歯で噛むとき、スライスにんに
くの繊維の切断端面を噛むようになるので、歯ごたえの
良いスライスにんにくが得られるようになる。
【0015】また、本発明においては、前記にんにくを
0.5〜1.5mmの厚さにスライスすることにより、
最も食べやすく厚さの、歯ごたえの良いスライスにんに
くを得ることができるようになる。
【0016】また、本発明においては、前記加熱処理さ
れたスライスにんにくを水処理した後、このスライスに
んにくを乾燥させることにより、長期保存が可能なスラ
イスにんにくを提供できるようになる。
【0017】前記の各方法により製造されたスライスに
んにくは、例えばドレッシングをふりかけるなどして、
サラダと同じような感覚で食することができる。特に、
この大型にんにくは、通常のにんにくに比べてアリシン
が約1/10程度しか含有されていないので、サラダの
ような感じである程度多量に食しても美味しく食べ続け
ることができる。そして、この大型にんにくは、本発明
のようなスライスにんにくとすることにより初めて、多
量に食することが可能になるのである。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のスライスにんにくの製造に使用
する大型にんにくを示すもので、(a)は複数個の隣片
を含む全体を示す図、(b)は個々の隣片を示す図であ
る。図1において、複数個の隣片を含を含む全体のにん
にく1は、図の横方向の寸法l1は例えば約8〜15c
m程度である。また、個々の隣片であるにんにく2は、
図の横方向の寸法l2は例えば3〜7cm程度である。
また個々の隣片2の重量は、約20〜100g、典型的
には約40〜50gである。
【0019】また、次の表1は、本実施例に使用する大
型にんにくについて行った成分分析試験の結果を示して
いる。また、次の表2は、従来の通常のにんにくと、本
実施例に使用する大型にんにく(ジャンボ)と、「エレ
ファント」呼ばれるにんにくと、「無臭にんにく」と呼
ばれるにんにくとの、品種別のにんにく成分分析表であ
る。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】この表1及び表2に示すように、この大型
にんにくには、アリシンが0.3mg/gしか含まれて
おらず、通常の従来のにんにく(アリシンの含有割合が
3.4mg/g)に比べて、その含有割合が約1/10
以下と少なくなっている。このことは、この大型にんに
くは、ある程度多量に食することができることを示すも
のである。また、この大型にんにくの成分をみると、通
常のにんにくと同様に、優れた健康促進効果を有する成
分を多量に含んでいることが分かる。
【0023】次に、この隣片のにんにく2を使用したス
ライスにんにくの製造方法を図2を参照して説明する。
まず、同図(a)に示すように、前記隣片2を約0.5
〜3.0mm厚、望ましくは0.5〜1.5mm厚に薄
くスライスする。なお、この場合、スライスする方向
は、隣片2内の繊維成分を切断する方向がよく、より望
ましくは、繊維成分の長手方向に対してほぼ直交する方
向であることがよい。このようにスライスすると、図2
(a)に示すように、スライスされたにんにく3の表面
には、多数の繊維の切断端面3aが露出されるようにな
る。このように、繊維成分が切断される方向に(又は繊
維成分の長手方向とほぼ直交する方向に)スライスすれ
ば、繊維の切断端面3aがスライスにんにく3の表面に
露出し、スライスにんにく3を歯で噛むとき繊維の切断
端面3aを噛むようになるので、歯ごたえの良いスライ
スにんにく3が得られるようになる。
【0024】次に、このスライスしたにんにく3を、鍋
4内の沸騰したお湯5に入れて煮沸する。これにより、
スライスにんにく3から、あく、にがみ、しぶみなどの
成分が除去されるようになる。また煮沸によりある程度
の殺菌も行われる。この煮沸処理の望ましい時間は、前
記スライスにんにく3の厚さに応じて異なるが、0.5
〜1.5mm厚のスライスにんにく3であれば、約30
秒から2分間程度煮沸するのが望ましい。また、1.5
〜3.0mm厚のスライスにんにくであれば、約2〜3
分程度煮沸するのが望ましい。このように、煮沸時間を
スライスの厚さに応じて所定時間内に止めることによ
り、スライスにんにく3内の繊維成分が崩れることが防
止され、サクサクとして歯ごたえの良いスライスにんに
く3が得られるようになる。
【0025】なお、前述のように30秒〜3分間だけ煮
沸する場合でも、前記スライスにんにく3を鍋4のお湯
5の中に実際に入れておく時間は、実際には45秒〜3
分30秒程度になる。なぜなら、予め鍋4内にお湯5を
沸騰させておいても、前記スライスにんにく3を入れる
と温度が沸点から低下してしまい、再び沸騰するまでに
は15〜30秒程度が必要になるからである。
【0026】なお、この実施例では、スライスにんにく
3の加熱のために、煮沸を行うようにしているが、本発
明における加熱工程では、前述のように煮沸を行うこと
なく、例えば約90°〜99°のお湯に浸けることによ
り加熱することによっても、スライスにんにく3から、
あく、にがみ、しぶみなどの成分を除去することができ
る。またこの場合の90°〜99°のお湯による加熱時
間は、大体3〜5分程度であることが望ましい。また、
本発明では、前述のようにお湯に浸けること以外の方
法、例えば、ヒーターで加熱することなどの方法で加熱
処理を行ってもよく、このような方法によっても、あ
く、にがみ、しぶみなどの成分を除去することができ
る。
【0027】次に、このように煮沸したスライスにんに
く3を、図2(c)に示すように、カゴ6に入れて、水
道から勢いよく流れ出す水7に晒すようにする。これに
より、前記スライスにんにく3から、あく、にがみ、し
ぶみなどの成分が流出し、さらにスライスにんにく3の
身が引き締まり、歯ごたえの良いスライスにんにくが得
られるようになる。なお、この実施例では、煮沸処理し
たスライスにんにく3をカゴ6に入れて流れる水7に晒
すようにしているが、鍋などに溜められた水の中に浸す
ようにしても、同様に、あく、にがみ、しぶみなどの成
分を流出させ、さらにスライスにんにく3の身を引き締
まらせ、歯ごたえの良いスライスにんにくを得られるよ
うになる。
【0028】以上のようにして得られたスライスにんに
く3は、例えばドレッシングなどをふりかけて、サラダ
と同じような食べ方で、食することができる。前述のよ
うに、このスライスにんにく3の原料となる大型にんに
く2は、アリシンが通常のにんにくに比べて極めて少な
いので、ある程度多量に食しても、美味しく食べられ
る。
【0029】次に、本実施例では、この水処理されたス
ライスにんにく3を、さらに、図2(d)に示すよう
に、公知の乾燥機8内に入れて、乾燥処理するようにし
ている。図2(d)の乾燥機8内では、網9の上に並べ
られた前記スライスにんにく3を、その上方又は下方か
らヒーター等で加熱すること等により、乾燥処理を行っ
ている。この乾燥処理を施すことにより、長期保存が可
能なスライスにんにく3を提供することが可能になる。
この乾燥処理されたスライスにんにく3を食用に供する
ときは、例えば、水に浸すことにより、元の柔らかい形
態に復元させればよく、水に浸すだけで、前記の図2
(c)の工程で得られたのと同様のスライスにんにく3
が復元される。なお、本発明においては、この場合の乾
燥処理の方法は、従来から食品関係で行われている様々
な乾燥方法を使用することができる。
【0030】次に、図3は、前述のようにして得られた
スライスにんにく3の保存方法の例を示すものである。
前記の図2(c)の工程で得られたスライスにんにく3
は、そのまま、又は公知の殺菌処理を施して、ビニール
袋11に入れ、さらに真空包装することにより、ある程
度の期間保存することができるようになる。このように
真空包装されたスライスにんにく3は、例えばスーパー
マーケットなどでの販売に供せられることができる。ま
た、前記の図2(d)の工程で得られた乾燥処理済みの
スライスにんにく3は、公知の殺菌処理を施して、ビニ
ール袋11に入れて、真空包装することにより、長期間
の保存が可能になる。このように真空包装された乾燥処
理済みのスライスにんにく3も、例えばスーパーマーケ
ットなどでの販売に供せられることができる。
【0031】なお、前記の実施例では、少量の隣片のに
んにく2と鍋4やカゴ6などを使用して、主として人の
手作業でスライスにんにくを製造する方法について説明
しているが、本発明はこれに限られるものではなく、例
えば食品加工工場内で、大量の隣片のにんにく2と公知
のスライス用機械、煮沸装置、乾燥機などを使用して、
スライスにんにくの製造のための全工程を自動化処理す
るようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明では、にんにくを0.5〜3.0
mmの厚さにスライスしたにんにくを90°〜100°
の温度で、30秒〜5分間、加熱処理するようにするの
で、この加熱工程により、大型にんにくのあく、にが
み、しぶみなどの元になっているタンニンなどの成分が
熱分解され、あく、にがみ、しぶみなどの少ないスライ
スにんにくが得られるようになる。また、加熱処理時間
を5分以内とすることにより、スライスにんにくの繊維
成分などが崩れることを防止でき、サクサクとした歯ご
たえの良いスライスにんにくが得られるようになる。ま
た、加熱処理時間を5分以内とすることにより、栄養価
が過剰に流出することも防止できるようになる。また、
このように加熱処理されたスライスにんにくを水処理す
ることにより、あく、しぶみ、にがみなどの成分を流出
させると共に、身を引き締めることができる。大型にん
にくに以上の処理を加えることにより、例えばドレッシ
ングをふりかけて、サラダと同じような食べ方で、食す
ることができるスライスにんにくを提供することが可能
になる。
【0033】また、本発明において、前記スライスした
にんにくを30秒〜3分間煮沸するようにすれば、あ
く、にがみ、しぶみなどの元になっているタンニンなど
の成分を熱分解して、あく、にがみ、しぶみの少ないス
ライスにんにくを提供できるようになる。しかも、煮沸
を3分間以内に止めているので、繊維成分などが崩れる
ことがなく、また栄養価が過剰に流出することも防げ
る。
【0034】また、本発明において、前記にんにくを、
にんにくに含まれる繊維成分を切断する方向にスライス
することにより、スライスにんにくを歯で噛むときに、
繊維の端面を噛むようにすることができるので、サクサ
クと歯ごたえの良いスライスにんにくが得られるように
なる。
【0035】また、本発明においては、前記にんにくを
0.5〜1.5mmの厚さにスライスすることにより、
最も食べやすい厚さの歯ごたえの良いスライスにんにく
を得られるようになる。
【0036】また、本発明においては、前記加熱処理さ
れたスライスにんにくを水処理した後、このスライスに
んにくを乾燥させることにより、長期保存が可能なスラ
イスにんにくを提供できるようになる。
【0037】前記の各方法により製造されたスライスに
んにくは、例えばドレッシングをふりかけるなどして、
サラダと同じような食べ方で、食することができる。特
に、この大型にんにくは、通常のにんにくに比べてアリ
シンが約1/10程度しか含有されていないので、サラ
ダのような感じである程度多量に食しても美味しく食べ
ることができる。そして、この大型にんにくは、本発明
のような製造方法でスライスにんにくとすることにより
初めて、多量に食することが可能になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスライスにんにくの製造方法の原料
として使用する大型にんにくを示す図である。
【図2】 本発明のスライスにんにくの製造方法を説明
するための図である。
【図3】 本発明のスライスにんにくの製造方法により
製造されたスライスにんにくの一例を示す図である。
【符号の説明】
2 にんにくの隣片. 3 スライスにんにく. 4
鍋. 5 お湯.6 カゴ. 7 水. 8 乾燥機.
9 網. 11 ビニール袋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【表2】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣片が20g以上の重量を有し且つアリ
    シンの含有量の割合が1mg/g以下で典型的には0.
    5mg/g以下である大型にんにくを使用したスライス
    にんにくの製造方法であって、 にんにくを0.5〜3.0mmの厚さにスライスする工
    程と、 このスライスしたにんにくを90°〜100°の温度
    で、30秒〜5分間、加熱処理する工程と、 この加熱処理したにんにくを水に晒す又は水に浸すこと
    により水処理する工程と、を含むことを特徴とするスラ
    イスにんにくの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のスライスにんにくの製造方法
    において、前記加熱処理工程は、スライスしたにんにく
    を、30秒〜3分間、煮沸するものである、スライスに
    んにくの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のスライスにんにくの製
    造方法において、前記スライス工程は、にんにくに含ま
    れる繊維成分を切断するような方向にスライスするもの
    である、スライスにんにくの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3のスライスにんにく
    の製造方法において、前記スライスする工程は、にんに
    くを0.5〜1.5mmの厚さにスライスするものであ
    る、スライスにんにくの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のスライ
    スにんにくの製造方法において、さらに、前記水処理工
    程後、水処理されたにんにくを乾燥させる乾燥工程を含
    むことを特徴とするスライスにんにくの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載された方
    法により製造されたスライスにんにく。
JP7269085A 1995-09-22 1995-09-22 サクサク感のあるスライスにんにくの製造方法 Expired - Fee Related JP2781847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7269085A JP2781847B2 (ja) 1995-09-22 1995-09-22 サクサク感のあるスライスにんにくの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7269085A JP2781847B2 (ja) 1995-09-22 1995-09-22 サクサク感のあるスライスにんにくの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0984550A true JPH0984550A (ja) 1997-03-31
JP2781847B2 JP2781847B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=17467468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7269085A Expired - Fee Related JP2781847B2 (ja) 1995-09-22 1995-09-22 サクサク感のあるスライスにんにくの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2781847B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110122903A (zh) * 2019-06-24 2019-08-16 吴家臣 一种大蒜旋转分瓣机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49124252A (ja) * 1973-03-07 1974-11-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49124252A (ja) * 1973-03-07 1974-11-28

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110122903A (zh) * 2019-06-24 2019-08-16 吴家臣 一种大蒜旋转分瓣机
CN110122903B (zh) * 2019-06-24 2021-10-12 徐州蔬客达农业科技有限公司 一种大蒜旋转分瓣机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2781847B2 (ja) 1998-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101204236A (zh) 一种风味独特且无有害物质的茶叶蛋及其加工方法
KR20190105968A (ko) 도라지 조청과 정과 제조방법
CN103988953A (zh) 一种低温烘焙的苦瓜茶叶及其制作方法
JPH0984550A (ja) スライスにんにくの製造方法及びこの方法で製造されたスライスにんにく
KR101642564B1 (ko) 곶감 초콜렛의 제조방법
CN102293308A (zh) 糖冬瓜条的加工方法
CN101341969A (zh) 当归丁辣椒酱及其加工方法
KR102211875B1 (ko) 곤드레 감자밥의 제조방법
KR100718542B1 (ko) 버섯 포
JP2018023322A (ja) 大根加工品の製造方法
CN106072078A (zh) 一种糟制墨鱼及其制备方法
JPS58116649A (ja) 野菜類加工処理法
JPS63294738A (ja) 冷凍カット野菜類の製造法
KR101940997B1 (ko) 삶은 땅콩 제조방법
JPH09107909A (ja) スライスにんにくの揚げ物の製造方法及びこの方法で製造されたスライスにんにくの揚げ物
JPH03285651A (ja) 野菜類の煮くずれ防止方法
JPH07194346A (ja) 湯戻しクラゲの加工方法及び湯戻しクラゲ
JPH08228721A (ja) 茹で卵様加熱卵の大量製造法
CN108497431A (zh) 一种香菇鸡丁油辣椒及其加工方法
JP4724793B2 (ja) ヤーコン漬物の製造方法
JP6709336B2 (ja) 食感改良組成物
CN101341970B (zh) 玫瑰辣椒丁及其加工方法
JP5337539B2 (ja) くらげスイーツの製造方法
KR20170120969A (ko) 닭꼬치 제조방법 및 이에 따른 닭꼬치
JP2007089422A (ja) ジャガイモ加工品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees