JPH0983574A - パケット通信を行なうネットワークシステムにおいて用いるノード装置、それを用いるネットワークシステム及びそこで用いる通信方法 - Google Patents
パケット通信を行なうネットワークシステムにおいて用いるノード装置、それを用いるネットワークシステム及びそこで用いる通信方法Info
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Abstract
ットワークシステムにおいて、ノード装置と端末間、及
びノード装置間で通信を行なう。 【解決手段】ノード装置が、パケットを処理する為のパ
ケット処理部703と、端末750〜757から送られ
てきたパケットを他のノード装置に向けて出力するか前
記パケット処理部703に向けて出力するかを選択する
手段を有する。また、他のノード装置から送られてきた
パケットを前記パケット処理部703に向けて出力する
手段を有する。
Description
ム、そこで用いるノード装置、及び通信方法に関するも
のである。更に詳しくは、1つ以上のの端末等が接続さ
れるノード装置複数と、該ノード装置間を複数のチャネ
ルで接続する為の伝送路とから成るネットワークシステ
ム、そこで用いるノード装置及び通信方法に関する。
するネットワークの高速化を目的として、例えば、複数
の波長を用いた光波長多重伝送路を使用したネットワー
クシステムについて、多種多様なものが検討されて来て
いる。これらの中の一つに、伝送するデータを、送信元
端末と受信宛て先端末の途中に位置するノード装置によ
って中継伝送するマルチホップ型のものがある。この方
式については、Biswanath Mukherje
e(ビスワナス ムクヘルジー)によって、“WDM−
Based Local Lightwave Net
works PartII: Multihop Sy
stems” IEEE NetworkJuly(1
992)P20〜P32に解説されている。
ているマルチホップ型のネットワークシステムにおいて
は、ノード装置は端末から出力され他の端末へ伝送され
るパケットを中継するものであり、ノード装置と端末間
での通信を行なう構成に関しては知られていなかった。
通信やノード装置間での通信を行なうことができるネッ
トワークシステムを実現することを目的とする。
ホップ型のネットワークシステムの一例である、本願発
明の発明者の他の発明に係る特願平6−327496号
(出願日:平成6年12月28日)、特願平7−168
237号(出願日:平成7年6月9日)に記載の構成を
以下に示す。本明細書においては、この構成を基本構成
として本発明を適用した例を実施例として示している。
よって接続した例を示している。符号101から符号1
04は、図2に示したノード装置であり、夫々8個のサ
ブ伝送路を介して8個の端末が接続されている。符号1
05から符号108は、光波長多重伝送路であるところ
の光ファイバである。
のノード装置の構成例である。図2において、符号20
1はバッファの読み出しの制御及び可変波長送信部の送
信波長の制御を行なう制御部である。符号202はバッ
ファ制御部であり、波長制御部によって設定された可変
波長送信部の送信波長で送信するべきパケットをバッフ
ァから読み出す制御をする。符号203は波長制御部で
あり、所定の送信波長制御パターンに従って可変波長送
信手段の送信波長を制御する。符号204は、光波長多
重伝送路であるところの光ファイバである。符号205
は分岐器であり、光ファイバ204を伝送してきた光信
号を分岐し8個の固定波長受信部に出力する。符号20
6から213は、固定波長受信部Iから固定波長受信部
VIIIである。固定波長受信部I206から固定波長
受信部VIII213は、夫々、波長λ1からλ8に対
応した1つの波長の光信号で伝送されるパケットのみを
受信する。符号214から221は、分離挿入部Iから
分離挿入部VIIIであり、固定波長受信部206〜2
13から出力されるパケット流の中から、サブ伝送路を
介して端末に伝送するべきパケットを分離し端末に送出
すると共に、サブ伝送路を介して端末から伝送されてく
るパケットを固定波長受信部206〜213から出力さ
れるパケット流に挿入する機能を有している。符号22
2から229は、バッファIからバッファVIIIであ
り、分離挿入部214〜221から出力されるパケット
を一時記憶する機能を有している。符号230から23
7は、可変波長送信部Iから可変波長送信部VIIIで
あり、バッファ222〜229から出力されるパケット
を、制御部201の制御によって、波長λ1から波長λ
8の内の所定の波長の光信号に変換して合波器238を
介して光ファイバ204に送出する。符号238は合波
器であり、8個の可変波長送信部230〜237から送
出される波長λ1から波長λ8の光信号を合波し、光フ
ァイバ204に出射する。符号239から246は、サ
ブ伝送路Iからサブ伝送路VIIIであり、分離挿入部
214〜221と端末との間のパケットの伝送路として
の機能を果たす。符号247から254は、夫々、サブ
伝送路Iからサブ伝送路VIIIを介してノード装置に
接続された端末Iから端末VIIIであり、分離挿入部
214〜221から出力されるパケットを受信すると共
に、他の端末へ送信するパケットを作成し、サブ伝送路
239〜246を介して分離挿入部214〜221に送
信する。
て、符号301はI/F(Interface)部であ
り、パケット処理部から出力されるパケットをサブ伝送
路239〜246に送出すると共に、サブ伝送路から入
力されるパケットをパケット処理部に出力する。符号3
02はパケット処理部であり、端末接続テーブルを参照
し、受信宛て先端末に対応した中継回数表示欄の値と使
用波長指定欄の値を求め、これらをヘッダの所定の欄に
書き込み、送信するべきデータに付加してパケットを組
み立てると共に、I/F部301を介して入力される受
信パケットのヘッダ部を除去し、所定の受信処理を行
う。符号303は端末接続テーブルであり、本ネットワ
ークシステムに接続された端末に関して、どの端末がど
のノード装置に接続されているか、更にその端末がサブ
伝送路239〜246を介して接続された分離挿入部2
14〜221にパケットを出力する固定波長受信部20
6〜213が受信する波長(以下受信波長)は何かとい
った端末の接続情報を、表1に示すような端末接続テー
ブルとして有している。符号304は入出力部であり、
本ネットワークシステムに新規に端末を追加接続する場
合や、端末の接続関係を変更した場合等に、端末接続テ
ーブル303の内容をネットワークシステムを介さずに
書き換える為のキーボード、表示装置等のインタフェー
ス機能を有している。
パケットの構成例である。図4において、符号401
は、送信元のノード装置から受信宛て先のノード装置ま
で伝送するのに必要な中継回数を示す中継回数表示欄で
ある。各中継ノード装置101〜104は、この中継回
数表示欄の値によって、伝送方向下流に隣接するノード
装置が受信宛て先のノード装置であるか否かを知る事が
出来る。更に又、この値(例えば、0であるか否か)に
よって、自ノード装置が受信宛て先であるか否かを知る
事が出来る。符号402は、使用波長指定欄であり、中
継伝送時に使用する波長を指定する。中継回数表示欄4
01と使用波長指定欄402がヘッダ部である。このヘ
ッダ部の使用波長指定欄402で使用する値は、表2に
示す如く、各送信波長λ1からλ8に対して、使用波長
指定欄値として、夫々1から8を割り当てている。符号
403はこのパケットによって運ばれるデータ部であ
る。
ノード装置の分離挿入部Iから分離挿入部VIIIの内
部構成図である。分離挿入部I214〜分離挿入部VI
II221の内部構成は全て同一の構成である。図5に
おいて、符号501はコンパレータであり、ラッチ50
2から出力されるパケットの中継回数表示欄401の値
が0であるか否か比較し、0である場合は分離指示を、
0でない場合は中継指示をデマルチプレクサ504に出
力する。符号502はラッチであり、固定波長受信部2
06〜213から出力されるパケットの中継回数表示欄
401を記憶し、その値をコンパレータ501に出力す
る。符号503はI/F部であり、デマルチプレクサ5
04から出力されるパケットをサブ伝送路239〜24
6に送出すると共に、サブ伝送路から入力されるパケッ
トをFIFOIに出力する。符号504はデマルチプレ
クサであり、入力されたパケットを、コンパレータ50
1の比較結果の出力が分離指示である場合は、I/F部
503に出力し、中継指示である場合は、FIFOII
に出力する。符号505は挿入制御部であり、FIFO
I及びFIFOIIの読み出しの制御をすると共に、セ
レクタ508に選択するべきFIFOを指示する事によ
って、サブ伝送路239〜246から伝送されてくるパ
ケットを、固定波長受信部206〜213から出力され
るパケット流に挿入する制御を行なう。符号506と符
号507はFIFOI及びFIFOIIであり、入力さ
れたパケットを一時記憶し、挿入制御部505からの制
御によって、入力された順番にセレクタ508に出力す
る。符号508はセレクタであり、挿入制御部505か
らの指示により、出力するべきパケット信号を記憶して
いるFIFOを選択する。
に用いられるバッファIからバッファVIIIの内部構
成図である。バッファIからバッファVIIIの内部構
成は全て同一の構成である。図6において、符号601
はデマルチプレクサであり、分離挿入部214〜221
から出力されるパケットのヘッダ部の使用波長指定欄4
02をラッチI602に、中継回数表示欄401をラッ
チII603に、データ部403をシフトレジスタ60
5に夫々出力する。符号601はラッチIであり、パケ
ットのヘッダ部の使用波長指定欄402を記憶し、その
値を書き込みアドレスカウンタ606とセレクタ607
に出力する。符号603はラッチIIであり、パケット
のヘッダ部の中継回数表示欄401を記憶し、その値を
ダウンカウンタ604に出力する。符号604はダウン
カウンタであり、ラッチII603から出力されるパケ
ットのヘッダ部の中継回数表示欄401を減算し、セレ
クタ607に出力する。符号605はシフトレジスタで
あり、デマルチプレクサ601から出力されるパケット
のデータ部403に所望の遅延を与え、セレクタ607
に出力する。符号606は書き込みアドレスカウンタで
あり、ラッチI602から出力されるパケットのヘッダ
部の使用波長指定欄402の値に応じてパケットを書き
込むべきデュアルポートメモリ609の書き込みアドレ
スを発生し、順次パケットを書き込むべきアドレス信号
をデュアルポートメモリ609に出力する。符号607
はセレクタであり、ラッチI602から出力されるパケ
ットのヘッダ部の使用波長指定欄402と、ダウンカウ
ンタ604によって減算された中継回数表示欄401の
値と、シフトレジスタ605から出力される所望の遅延
を与えられたパケットのデータ部403とを順次選択す
る事により、中継回数表示欄401の値を減算したパケ
ットを再構成し、デュアルポートメモリ609に出力す
る。符号608は読み出しアドレスカウンタであり、制
御部201内のバッファ制御部202から出力されるオ
フセット値を読み出し開始アドレスとして、順次パケッ
トを読み出すべきアドレス信号をデュアルポートメモリ
609に出力する。符号609は、パケットデータの書
き込みと読み出しを独立に行なう為のデュアルポートメ
モリである。デュアルポートメモリ609の記憶領域
は、パケットを送出するべき波長に応じて、8つの領域
に分割されている。記憶領域Iから記憶領域VIII
は、夫々、送信波長λ1からλ8に対応している。夫々
の領域の先頭アドレスは、A1、A2、A3、A4、A
5、A6、A7及びA8である。
は、データを送信する端末のパケット処理部302は、
端末接続テーブル303を参照し、受信宛て先端末に対
応した中継回数表示欄401の値と使用波長指定欄40
2の値を求め、これらをヘッダの所定の欄に書き込み、
送信するべきデータに付加してパケットを組み立て、サ
ブ伝送路239〜246を介してノード装置の分離挿入
部214〜221に伝送する。
分離挿入部214〜221で、固定波長受信部206〜
213から出力されるパケット流に挿入され、バッファ
部222〜229で中継回数表示欄401の値が減算さ
れ、使用波長指定欄402に指定された波長に対応した
記憶領域に一時記憶され、その後、可変波長送信部23
0〜237から所定の波長の光信号として送出され、下
流に位置するノード装置の前記波長に対応した固定波長
受信部206〜213で受信される。そして、分離挿入
部214〜221において、中継回数表示欄401の値
が“0”であるか否か検出され、“0”でない場合はバ
ッファ222〜229に出力され中継回数表示欄401
の値が減算された後、再び下流のノード装置へ送信され
る。この中継動作を繰り返し、中継回数表示欄401の
値が“0”となると、サブ伝送路239〜246に分離
され伝送された後、端末のパケット処理部302で受信
処理される。
用波長指定欄402の値に基づいて、受信宛て先端末が
サブ伝送路239〜246を介して接続された分離挿入
部214〜221にパケットを出力する固定波長受信部
206〜213の何れかが受信する波長の光信号に変換
されて伝送される。
は、送信元の端末で端末接続テーブルを検索し、受信宛
て先の端末に対応した使用波長指定欄と中継回数表示欄
を設定する事によって、これら2つの値を元にノード装
置での中継処理が成され所望の端末にパケットが伝送さ
れる。その為、受信宛て先の端末の識別番号を受信宛て
先アドレスとして指定して伝送する場合に比較して、高
速な中継処理が可能であるが、パケットの送信を行う端
末は、端末接続テーブルを有する必要がある為、以下の
様な問題があった。
構成した場合や、構成を変更した場合、更には、新規に
端末をネットワークシステムに接続した場合において
は、ネットワークシステム上の全端末の端末接続テーブ
ルの新規作成や更新等の処理を行なう必要があるが、端
末数が多くネットワークシステムの規模が大きい場合、
これらの処理にかかる負担が大きくなる問題点があっ
た。更に又、個々の端末から送信されたパケットが、誤
り無く受信宛て先の端末で受信される為には、個々の端
末が有する端末接続テーブルの内容に誤りが無い様に管
理をする必要があるが、端末数が多くネットワークシス
テムの規模が大きい場合、この管理の為の負荷も大きく
なるという問題点があった。
システム例の問題点に鑑み成されたネットワークシステ
ム、ネットワークシステム用ノード装置及び通信方法を
提供することにある。
置と端末間、ノード装置間で通信を行なう為の構成を提
供する。
ステム例の問題点に鑑み成されたものであり、例えば、
端末数が多く規模の大きなネットワークシステムにおい
て、ネットワークシステムを新規に構成した場合や、構
成を変更した場合、更には、新規に端末をネットワーク
システムに接続した場合における、端末接続テーブルの
新規作成や更新等の処理に関する負荷や、個々の端末か
ら送信されたパケットが誤り無く受信宛て先の端末で受
信される為に必要な、端末接続テーブルの内容の管理等
の負荷を削減する事が可能な、改善された波長多重等の
ネットワークシステム、それ用ノード装置及び光通信方
法を提供する事を目的としている。
ができる様にノード装置を構成し、端末接続テーブルの
如き各端末の接続情報をノード装置に設け、他の端末の
接続情報を知りたい端末はノード装置との通信を行なう
ことによって前記情報を得る様にする。
は以下の様にノード装置を構成する。
ブ伝送路を該伝送路に接続する複数のノード装置とで構
成され、パケットを用いて通信するネットワークシステ
ムにおいて用いるノード装置であって、パケットを処理
するためのパケット処理手段;前記伝送路から入力され
るパケットを、前記サブ伝送路側か前記伝送路側に出力
する第1の手段;前記サブ伝送路を伝送されてくるパケ
ットを、前記伝送路側か前記パケット処理手段側に出力
する第2の手段;前記パケット処理手段から入力される
パケットを、前記サブ伝送路側に出力する第3の手段を
有する。
は端末が接続されている構成を示した。ここで言う端末
としては様々な構成のものを用いることができる。
手段が、前記端末から前記サブ伝送路を介して伝送され
てきたパケット、もしくは前記サブ伝送路を介して前記
端末ヘ伝送するパケットを処理することによって前記端
末と前記ノード装置間で情報の伝送を行うことができ
る。
が、更に前記ネットワークシステム内の各端末の接続情
報を記憶していれば、前記パケット処理手段は、前記端
末から伝送されてくる他の端末の接続情報を問い合わせ
るパケットを受信すると、前記記憶している各端末の接
続情報を参照して該問い合わせを処理することができ
る。
段は、前記伝送路から入力されるパケットを、前記サブ
伝送路側か前記伝送路側か前記パケット処理手段側に出
力するものであり、前記第3の手段は、前記パケット処
理手段から入力されるパケットを、前記サブ伝送路側か
前記伝送路側に出力するものである構成をとりうる。
て、他のノード装置から前記伝送路を介して伝送されて
きたパケット、もしくは前記伝送路を介して他のノード
装置ヘ伝送するパケットを処理することによって前記ノ
ード装置間で情報の伝送を行うことができる。
段それぞれは、入力されるパケットの所定の欄の情報に
従って該パケットを出力する側を決める様にすれば、第
1、第2及び第3の手段ではパケットの一部のみを参照
すればよいので好適である。
くは経路制御部が前記第1、第2、及び第3の手段を兼
ねている。
ては複数n個のチャネルを有するものを用いることがで
き、そのときは、前記第1の手段は該複数のチャネルの
内の所定のチャネルで前記ノード装置に入力されるパケ
ットを前記サブ伝送路側か前記伝送路側に出力するもの
とすればよい。
ド装置が前記複数n個のチャネルを送受信するときは、
前記ノード装置は、前記第1及び第2の手段を前記複数
n個のチャネルそれぞれに対応してn個有するものとす
る。
装置は、前記n個の第1及び第2の手段それぞれに対応
する、前記各第1及び第2の手段から出力されるパケッ
トをそれぞれ一時記憶するn個の記憶手段と、該n個の
記憶手段からの出力を互いに異なるn個の前記チャネル
で送信する送信手段とを有していれば、各第1及び第2
の手段から伝送路側に出力するパケットを、各チャネル
上で混信することなく伝送することができる。
は、前記n個の記憶手段それぞれからの出力を送信する
チャネルをそれぞれ切り換えることができる様にすれば
各第1及び第2の手段から伝送路側に出力するパケット
を所望のチャネルに出力できる。
ャネルの切り換えは所定のパターンに従って行なうよう
にすればアービトレーション制御も不要である。
伝送路として複数n個のチャネルを有するものを用いる
ときは、前記第1の手段は該複数のチャネルの内の所定
のチャネルで前記ノード装置に入力されるパケットを前
記サブ伝送路側か前記伝送路側か前記パケット処理手段
側に出力するものとすればよい。
ド装置が前記複数n個のチャネルを送受信するときは、
前記ノード装置は、前記第1、第2及び第3の手段を前
記複数n個のチャネルそれぞれに対応してn個有するよ
うにする。
装置は、前記n個の第1、第2及び第3の手段それぞれ
に対応する、前記各第1、第2及び第3の手段から出力
されるパケットをそれぞれ一時記憶するn個の記憶手段
と、該n個の記憶手段からの出力を互いに異なるn個の
前記チャネルで送信する送信手段とを有しているように
すれば、各第1、第2及び第3の手段から伝送路側に出
力するパケットを、各チャネル上で混信することなく伝
送することができる。
ード装置を有するネットワークシステムも開示するもの
である。
信方法がある。
を該伝送路に接続するための複数のノード装置とで構成
され、パケットを用いて通信を行うネットワークシステ
ムにおける通信方法であって、該ノード装置はパケット
を処理するためのパケット処理手段を有しており、該パ
ケット処理手段において、前記端末側から伝送されてき
たパケット、もしくは前記端末側へ伝送するパケットを
処理することによって前記端末と該ノード装置間で情報
の伝送を行う。
置が、前記ネットワークシステム内の各端末の接続情報
を記憶していれば、前記端末と前記ノード装置間で伝送
を行う情報として他の端末の接続情報を伝送することが
できる。
の端末にパケットを伝送するのに先立ち、該宛先端末の
接続情報を問い合わせる問い合わせパケットを前記パケ
ット処理手段に対して送信し、該パケット処理手段では
該問い合わせに応じて前記記憶している接続情報を参照
し、それによって得た前記宛先端末の接続情報を記載し
た回答パケットを前記問い合わせパケットを送信した端
末に送信することによって宛先端末の接続情報を、自端
末が該情報を記憶しておくことなく得ることができる。
ば、各端末が接続されているノード装置を示す情報を含
む。
れているノード装置を示す情報としては、各端末に向け
て送信されたパケットが各端末が接続されているノード
装置に到達するまでにノード装置によって受ける中継回
数を示す情報がある。
トを受信した端末は、前記宛先端末に向けて送信するパ
ケットに、前記中継回数を示す情報を付けて送信し、該
パケッ卜を中継するノード装置においては、該パケット
の中継回数を示す情報が自ノード装置よりも後に中継を
受ける回数を示す情報になるように、該パケットの中継
回数を示す情報を加工することによって各中継ノード装
置における中継制御が簡素化できる。
有するものであれば、前記記憶している接続情報とし
て、各端末が接続されるチャネルの情報を含むと好適で
ある。
は、前記伝送路に出力するパケットを出力するチャネル
を選択することができるものであれば、前記回答パケッ
トを受信した端末は、前記宛先端末に向けて送信するパ
ケットに、前記宛先端末が接続されるチャネルを示す情
報を付けて送信し、該宛先端末が接続されるノード装置
の手前のノード装置において該パケットの宛先端末が接
続されるチャネルで該パケットを送信する様にすれば効
率の良い中継制御が可能となる。
ド装置において、端末から伝送されてきたパケットを、
前記伝送路側に出力するか、前記パケット処理手段側に
出力するかの選択を行う様にすれば、端末間の通信と端
末とノード装置間の通信とを選択して行うことができ
る。
ット処理手段において、他のノード装置から伝送されて
きたパケット、もしくは他のノード装置へ伝送するパケ
ットを処理することによってノード装置間で情報の伝送
を行うことができる。
て、他のノード装置から伝送されてきたパケットを、前
記伝送路側に出力するか、前記パケット処理手段側に出
力するか、前記端末側に出力するかの選択を行うことに
よって、端末間の通信と端末とノード装置間の通信とノ
ード装置間の通信とを選択して行うことができる。
として、例えば、前記ネットワークシステム内の各端末
の接続情報を伝送するようにすれば、1つのノード装置
が記憶している各端末の接続情報を他のノード装置に伝
送することができるため、各端末の接続情報(端末接続
テーブル)の新規作成、交信が容易に行える。
を用いた波長多重ネットワークシステムに用いられる本
発明によるノード装置の第一の実施例である。本ノード
装置の構成は、分離挿入部Iから分離挿入部VIIIに
代わって中継処理部I717から中継処理部VIII7
24が設けられている事及び、入出力処理部701、端
末接続テーブル702、パケット処理部I703が付加
されている事を除いて、前述図2のシステム例のノード
装置と同様である。
であり、本ネットワークシステムに新規に端末を追加接
続する場合や、端末の接続関係を変更した場合等に、端
末接続テーブルの内容を書き換える為のキーボード、表
示装置等のインタフェース機能部を有している。符号7
02は端末接続テーブルであり、本ネットワークシステ
ムに接続された端末に関して、どの端末が自端末から何
回の中継を必要とするノード装置に接続されているか、
更にその端末がサブ伝送路を介して接続された中継処理
部にパケットを出力する固定波長受信部が受信する波長
(以下受信波長)は何かといった端末の接続情報を、表
1に示す様な端末接続テーブルとして有している。表1
は前述図1に示したマルチホップ型のシステム例におけ
るノード装置I101の端末接続テーブルの例である。
端末識別番号は、10の桁が接続されているノード装置
を表わし、1の桁が受信波長を表わしている。中継回数
欄は、自ノード装置での中継を含めた、受信宛て先の端
末までの中継回数が示されている。符号703はパケッ
ト処理部Iであり、中継処理部I717から中継処理部
VIII724より出力される問い合わせパケットを受
取り、問い合わせパケットのデータ部の受信宛て先の端
末の識別番号を用いて端末接続テーブルを検索し、受信
宛て先の端末までの中継回数と受信波長すなわち送信時
に使用する光信号の波長を指示する値を読み出し、この
値をデータとして回答パケットを組み立て、問い合わせ
パケットの送信元の端末が接続されたサブ伝送路に対応
した中継処理部に出力する。送信時に使用する光信号の
波長を指示する値は、表2に示す様に使用波長λ1から
波長λ8に対して値“1”から“8”が割り当てられて
いる。送信時に使用する光信号の波長を指示する為に割
り当てられた値以外の値として値“0”が割り当てられ
ている。
法において好適に用いられるパケットの構成例である。
図8において、符号801は、送信元のノード装置から
受信宛て先のノード装置まで伝送するのに必要な中継回
数を示す中継回数表示欄である。各中継を行なうノード
装置は、この中継回数表示欄801の値を減算し、
“1”と比較する事によって、伝送方向下流に隣接する
ノード装置が受信宛て先のノード装置であるか否かを知
ることが出来る。更に又、この値が“0”であるか否か
によって、自ノード装置が受信宛て先であるか否かを知
ることが出来る。符号802は使用波長指定欄であり、
中継伝送時に使用する波長を指定する。中継回数表示欄
801と使用波長指定欄802がヘッダ部である。この
ヘッダ部の使用波長指定欄802で使用する値は、上述
の如く表2に示す値が用いられる。符号803は、問い
合わせパケットであるか回答パケットであるか等のパケ
ットの種別を表わすパケット種別識別欄である。符号8
04は、このパケットによって運ばれるデータ部であ
る。問い合わせパケットにおいては、このデータ欄に自
端末の識別番号と、受信宛て先の端末の識別番号を書き
込む。
実施例において好適に用いられる中継処理部I717か
ら中継処理部VIII724の構成例である。中継処理
部I717から中継処理部VIII724の内部構成は
全て同一の構成である。
あり、セレクタI905から出力されるパケットをサブ
伝送路に送出すると共に、サブ伝送路から入力されるパ
ケットをラッチI902とデマルチプレクサI904に
出力する。符号902はラッチIであり、I/F部I9
01から出力されるパケットの使用波長指定欄802を
記憶し、その値をコンパレータI903に出力する。符
号903はコンパレータI903であり、ラッチI90
2から出力されるパケットの使用波長指定欄802の値
が0であるか否か比較し、0である場合は分離指示を、
0でない場合は挿入指示をデマルチプレクサI904に
出力する。ここでは、値“0”は、前述の如く、送信時
に使用する光信号の波長を指示する為に割り当てられた
値以外の値である。符号904はデマルチプレクサIで
あり、入力されたパケットのコンパレータI903での
比較結果の出力が分離指示である場合は、パケット処理
部I703に出力し、中継指示である場合は、FIFO
I910に出力する。符号905はセレクタIであり、
デマルチプレクサII908から出力されるパケット流
の切れめで、I/F部I901に出力するべきパケット
の入力元をパケット処理部I703から出力されるパケ
ットに設定する事により、デマルチプレクサII908
から出力されるパケット流にパケット処理部I703か
ら出力されるパケットを挿入し、I/F部I901に出
力する。符号906はコンパレータIIであり、ラッチ
II907から出力されるパケットの中継回数表示欄の
値が0であるか否か比較し、0である場合は分離指示
を、0でない場合は中継指示をデマルチプレクサII9
08に出力する。符号907はラッチIIであり、固定
波長受信部から出力されるパケットの中継回数表示欄8
01を記憶し、その値をコンパレータII906に出力
する。符号908はデマルチプレクサIIであり、入力
されたパケットをコンパレータII906の比較結果の
出力が分離指示である場合は、セレクタI905に出力
し、中継指示である場合は、FIFOII911に出力
する。符号909は挿入制御部であり、FIFOI91
0及びFIFOII911の読み出しの制御をすると共
に、セレクタII912に選択するべきFIFOを指示
する事によって、サブ伝送路から伝送されてくるパケッ
トを固定波長受信部から出力されるパケット流に挿入す
る制御を行なう。符号910と符号911はFIFO
(First in First Out)であり、入
力されたパケットを一時記憶し、挿入制御部909から
の制御によって、入力された順番にセレクタII912
に出力する。符号912はセレクタIIであり、挿入制
御部909からの指示により、出力するべきパケット信
号を記憶しているFIFOを選択しバッファ部へ出力す
る。
いて、符号1001はI/F部IIであり、パケット処
理部II1002から出力されるパケットをサブ伝送路
に送出すると共に、サブ伝送路から入力されるパケット
をパケット処理部II1002に出力する。符号100
2はパケット処理部IIであり、他の端末へのデータの
送信を行なう場合は、初めに、使用波長指定欄802に
値“0”を書き込み、パケット種別識別欄803を“問
い合わせパケット”に指定し、自端末の識別番号と受信
宛て先の端末の識別番号をデータとして、問い合わせパ
ケットを組み立てI/F部II1001に出力する。そ
の後、ノード装置からの回答パケットを受信すると、回
答パケットによって通知された受信宛て先端末に対応し
た中継回数表示欄801の値と使用波長指定欄802の
値を用いて、ヘッダを作成し、このヘッダを送信するべ
きデータに付加してパケットを組み立て、I/F部II
1001に出力し送信処理を行なう。更に又、パケット
処理部II1002は、I/F部II1001を介して
入力される受信パケットのヘッダ部を除去し、所定の受
信処理を行なう。バッファI725からバッファVII
I732は図6の構成と同じである。
参照しながら、前述図1に示したマルチホップ型のシス
テム例におけるノード装置I101のサブ伝送路I74
2に接続された端末I750から、受信宛て先としてノ
ード装置IV104のサブ伝送路V746に接続された
端末V754にデータを送信する場合を例にして、本発
明の第一実施例の動作について説明する。以下の説明に
おいては、異なる端末の同じ構成要素に対しては、便宜
上図7、図9、図10及び図6に示された同一の符号を
用いる事とする。
信元の端末I750は、データの送信に先立って、ノー
ド装置I101に問い合わせパケットを送り、受信宛て
先の端末へのデータの送信時に必要な中継回数と使用波
長の値を問い合わせる。その為、端末I750のパケッ
ト処理部II1002では、使用波長指定欄802に値
“0”を書き込み、パケット種別識別欄803を“問い
合わせパケット”に指定し、自端末の識別番号“11”
と、受信宛て先の端末であるノード装置IV104のサ
ブ伝送路V746に接続された端末V754の識別番号
“45”をデータとして、問い合わせパケットを組み立
て、I/F部II1001を介してサブ伝送路I742
に出力する。サブ伝送路に出力された問い合わせパケッ
トは、ノード装置I101のサブ伝送路I742によっ
て接続された中継処理部I717のI/F部I901に
入力する。
のI/F部I901は、サブ伝送路I742を介して伝
送されてくる問い合わせパケットのヘッダ部の使用波長
指定欄802の値をラッチI902に出力する。ラッチ
I902ではこの値を保持し、コンパレータI903に
出力する。コンパレータI903ではこの値が“0”と
比較される。問い合わせパケットの使用波長指定欄80
2の値は、“0”に設定されている為、コンパレータI
903からは分離指示がデマルチプレクサI904に出
力される。デマルチプレクサI904にはI/F部I9
01から問い合わせパケットが入力されており、コンパ
レータI903の分離指示に従い、入力された問い合わ
せパケットを、パケット処理部I703に出力する。
717のデマルチプレクサII904より出力される問
い合わせパケットを受取り、問い合わせパケットのデー
タ部の受信宛て先の端末の識別番号“45”を用いて端
末接続テーブルを検索し、受信宛て先の端末までの中継
回数と受信波長すなわち送信時に使用する光信号の波長
を指示する値を読み出し、この値をデータとし、パケッ
ト種別識別欄803を回答パケットと指定して、回答パ
ケットを組み立てる。前述表1に示した通り、このとき
読み出される中継回数の値は、自ノード装置I101、
ノード装置II102及びノード装置III103での
3回の中継を示す値である“3”である。又、送信時に
使用する光信号の波長を指示する値としては、ノード装
置IV104の受信宛て先のサブ伝送路V746が接続
された中継処理部V721にパケットを出力する固定波
長受信部V713が受信する波長λ5の光信号を指定す
る値である“5”が読み出される。同時に、問い合わせ
パケットの送信元の端末I750の識別番号“11”
を、問い合わせパケットのデータ部に書き込まれた自端
末の識別番号から読み出し、端末接続テーブルを参照し
て、受信波長を示す値“1”から、問い合わせパケット
の送信元の端末が接続された中継処理部が、中継処理部
I717であることを見出し、中継処理部I717に回
答パケットを出力する。
03から出力された端末I750宛ての回答パケット
は、中継処理部I717のセレクタI905に入力す
る。続いて、セレクタI905に入力した回答パケット
は、デマルチプレクサII908から出力されるパケッ
トの切れめでI/F部I901に出力され、サブ伝送路
I742を介して、端末I750のI/F部II100
1に入力された後にパケット処理部II1002に入力
する。パケット処理部II1002では回答パケットを
受け取ると、回答パケットによって通知された、受信宛
て先端末であるノード装置IV104に接続された端末
V754に対応した中継回数表示欄801の値“3”
と、使用波長指定欄802の値“5”を用いて、ヘッダ
を作成し、パケット種別識別欄803をデータパケット
に設定する。そして、送信するべきデータに付加してデ
ータパケットを組み立てI/F部II1001に出力す
る。I/F部II1001は、データパケットを、サブ
伝送路I742を介して、ノード装置I101の中継処
理部I717に伝送する。
のI/F部I901は、サブ伝送路I742を介して伝
送されてくるデータパケットのヘッダ部の使用波長指定
欄802をラッチI902に書き込む。コンパレータI
903は、ラッチI902に記憶されたデータパケット
の使用波長欄802の値“5”と、比較用の入力値
“0”を比較し、これら2つが一致しない為、デマルチ
プレクサI904に挿入指示を出力する。この挿入指示
を受けて、デマルチプレクサI904は、I/F部I9
01から出力されるデータパケットをFIFOI910
に順次書き込む。データパケットのFIFOI910へ
の書き込みが終了後、挿入制御部909は、FIFOI
I911から読み出しているパケット流の切れめを見出
し、セレクタII912が出力するべきFIFOの入力
をFIFOI910からの入力に設定する様に切り替
え、FIFOII911の読み出しを停止し、FIFO
I910の読み出しを開始する。その後、FIFOI9
10に書き込まれたデータパケットの読み出しの終了
後、挿入制御部909は、セレクタII912が出力す
るべきFIFOの入力を再びFIFOII911からの
入力に設定する様に切り替え、FIFOI910の読み
出しを停止し、FIFOII911の読み出しを再開す
る。セレクタII912から出力されたデータパケット
は、バッファI725に入力される。
1は、中継処理部I717から出力されるデータパケッ
トのヘッダ部の使用波長指定欄802をラッチI602
に、中継回数表示欄801をラッチII603に、デー
タ部804をシフトレジスタ605にそれぞれ出力す
る。ラッチI602は、データパケットのヘッダ部の使
用波長指定欄802を記憶し、その値を書き込みアドレ
スカウンタ606とセレクタ607に出力する。ラッチ
II603は、データパケットのヘッダ部の中継回数表
示欄801を記憶し、その値をダウンカウンタ604に
出力する。ラッチII603から出力されるデータパケ
ットのヘッダ部の中継回数表示欄801の値は、ダウン
カウンタ604で減算され、セレクタ607に出力され
る。シフトレジスタ605は、デマルチプレクサ601
から出力されるデータパケットのデータ部804に所望
の遅延を与え、セレクタ607に出力する。セレクタ6
07は、ラッチI602から出力されるデータパケット
のヘッダ部の使用波長指定欄802と、ダウンカウンタ
604によって減算された中継回数表示欄801の値
と、シフトレジスタ605から出力される所望の遅延を
与えられたデータパケットのデータ部804とを順次選
択することにより、中継回数表示欄801の値を減算し
たデータパケットを再構成し、デュアルポートメモリ6
09に出力する。ここでは、パケット種別識別欄803
はデータ804と一体に扱われる。一方、書き込みアド
レスカウンタ606は、ラッチI602から出力される
データパケットのヘッダ部の使用波長指定欄802の値
“5”に応じて、データパケットを書き込むべきデュア
ルポートメモリ609の書き込み開始アドレスをA5と
し、順次パケットを書き込むべきアドレス信号をデュア
ルポートメモリ609に出力する。デュアルポートメモ
リ609の入力ポートには、セレクタ607を介して再
構成されたデータパケットが入力されており、書き込み
アドレスカウンタ606から出力されるアドレスに従っ
て、順次、記憶領域Vに書き込まれる。
Vに書き込まれた後、制御部704内の波長制御部70
6の制御の下に、可変波長送信部I733の送信波長が
λ5に設定されると、制御部704内のバッファ制御部
705は、記憶領域Vに対応したオフセット値A5をバ
ッファI725の読み出しアドレスカウンタ608に出
力する。このオフセット値A5を元に、読み出しアドレ
スカウンタ608は、順次、カウンタをインクリメント
する事によって、記憶領域Vに書き込まれているデータ
パケットを読み出す為のアドレスを発生し、デュアルポ
ートメモリ609に出力する。この読み出しアドレスに
よってデュアルポートメモリ609の出力ポートから、
データパケットが順次読み出しされ、可変波長送信部I
733に出力される。可変波長送信部I733の送信波
長はλ5に設定されている為、データパケットは、波長
λ5の光信号として、可変波長送信部I733から合波
器741に送出され、合波器741において、他の可変
波長送信部II734から可変波長送信部VIII74
0より送出される互いに波長の異なる光信号と合波さ
れ、光ファイバ707に出射され、下流に隣接するノー
ド装置II102に伝送される。
らパケットを出力することができるチャネル(ここでは
波長)を、各バッファにそれぞれ対応する送信部の出力
チャネルを切り換えることにより、切り換えている。特
に、ここでは、各バッファからの出力が互いに異なるチ
ャネルで出力される様に設定したパターンに従って、各
送信部の出力チャネルを切り換える様にしている。その
各送信部の出力チャネルに合わせて該チャネルで出力す
べきパケットをバッファから読み出す様に制御すること
によって、本実施例では、各バッファからの出力のアー
ビトレーション制御を不要としている。また、本実施例
の様に波長可変光源を用いる場合の波長の切り換えパタ
ーンとしては、用いる波長を短い順に並べた時の最も短
い波長を選択し、順次昇順に奇数番目の波長を選択して
いき、最大の奇数番目の波長を選択した後、最大の偶数
番目の波長を選択し、順次降順に偶数番目の波長を選択
し、2番目の短い波長を選択した後、再び最も短い波長
を選択するパターンか、2番目の短い波長を選択し、順
次昇順に偶数番目の波長を選択していき、最大の偶数番
目の波長を選択した後、最大の奇数番目の波長を選択
し、順次降順に奇数番目の波長を選択し、最も短い波長
を選択した後、再び2番目に短い波長を選択するパター
ンが好適である。というのは、上述の様なパターンを用
いることにより波長を切り換える時の波長遷移量を最小
にすることができるからである。例えば、λ1からλ8
までの波長を選択するパターンとしては、λ1を最短波
長として、λ1、λ3、λ5、λ7、λ8、λ6、λ
4、λ2を1サイクルとするパターンか、λ2、λ4、
λ6、λ8、λ7、λ5、λ3、λ1を1サイクルとす
るパターンが好適となる。本実施例では、このパターン
を、ある時点で各送信部が出力するチャネルが全て異な
る様にずらして用いている。
102に伝送されてきたデータパケットは、ノード装置
II102において中継伝送処理をされる。光ファイバ
105を介してノード装置I101から伝送してきた波
長λ1からλ8の光信号は、ノード装置II102の分
岐器708で分岐され固定波長受信部I709から固定
波長受信部VIII716に入射する。
1から送出されたデータパケットは、波長λ5の光信号
のみを受信する固定波長受信部V713で受信される。
固定波長受信部V713で受信されたデータパケット
は、中継処理部V721に出力される。
は、固定波長受信部V713から出力されるデータパケ
ットの中継回数表示欄801が記載され、その値がコン
パレータII906に出力される。コンパレータII9
06は、ラッチII907から出力されるデータパケッ
トの中継回数表示欄801の値が“2”である為、中継
指示をデマルチプレクサII908に出力する。デマル
チプレクサII908は、コンパレータII906から
の中継指示を受けて、入力されたデータパケットをFI
FOII911に出力する。この様にしてFIFOII
911に書き込まれたデータパケットは、挿入制御部9
09の制御の下に読み出され、セレクタII912を介
して、バッファV729に出力される。バッファV72
9に入力されたデータパケットは、ノード装置I101
のバッファI725におけると同様にダウンカウンタ6
04において、中継回数表示欄801の値が減算され、
“1”とされた後、パケットが再構成されてデュアルポ
ートメモリ609の記憶領域Vに書き込まれる。その
後、ノード装置I101におけると同様に波長λ5の光
信号として送出され、下流に隣接するノード装置III
103に伝送される。波長λ5の光信号として、ノード
装置III103に伝送されてきたデータパケットは、
ノード装置II102におけると同様に中継伝送処理を
され、波長λ5の光信号として、ノード装置IV104
に伝送される。このとき、中継回数表示欄の値は“0”
に減算されている。
104に伝送されてきたデータパケットは、ノード装置
IV104の固定波長受信部V713において受信され
中継処理部V721に出力される。
は、固定波長受信部V713から出力されるデータパケ
ットの中継回数表示欄801が記憶され、その値がコン
パレータII906に出力される。コンパレータII9
06は、ラッチII907から出力されるデータパケッ
トの中継回数表示欄801の値が“0”である為、分離
指示をデマルチプレクサII908に出力する。デマル
チプレクサII908は、コンパレータII906から
の分離指示を受けて、入力されたデータパケットをセレ
クタI905に出力する。セレクタI905は、データ
パケットをパケット処理部I703から出力されるパケ
ットと多重し、I/F部I901に出力する。これによ
りデータパケットは、I/F部I901に出力され、サ
ブ伝送路V746を伝送された後、受信宛て先である端
末V754で受信され、パケットのヘッダ部が除去され
た後、データ部804のみが取り出され所望の処理が行
なわれる。
1のサブ伝送路I742に接続された端末I750か
ら、ノード装置IV104のサブ伝送路V746に接続
された端末V754に宛てて送信されたデータパケット
は、ノード装置I101の可変波長送信部I733から
波長λ5の光信号として送出された後、ノード装置II
102とノード装置III103において中継回数表示
欄801の値が減算され、波長λ5の光信号で中継され
た後、ノード装置IV104の中継処理部V721にお
いて、中継回数表示欄801の値が“0”である事が検
出され、サブ伝送路V746に分離、伝送された後、端
末V754で受信される。
で使用波長指定欄に指定された波長を用いたが、実際に
は宛先端末が接続されるノード装置の1つ手前のノード
装置のみが該指定波長を用いて該パケットを出力すれば
よい。他のノード装置は、任意の波長を用いることがで
きる。自ノード装置が該1つ手前のノード装置かどうか
は中継回数表示欄を参照し判別することができる。
処理部の第二の構成例である。図11において、図9と
同一の符号を付加した部分は、同じ機能を果たす。図1
1中、符号1101から1108は、コンパレータIか
らコンパレータVIIIであり、それぞれ参照入力値
“1”から“8”との比較を行ない、一致した場合は、
一致信号を論理和処理部1109に出力する。符号11
09は論理和処理部であり、コンパレータIからコンパ
レータVIIIより出力される一致信号の論理和をと
り、論理和が正であれば、挿入指示信号を、論理和が負
であれば分離指示信号を、デマルチプレクサI904に
出力する。
れたパケットは、波長指定欄802の値が、コンパレー
タIからコンパレータVIIIによって、送信時に使用
する光信号の波長を指示する為に割り当てられた全ての
値“1”から“8”と比較され、いずれの値でもない場
合は、パケット処理部I703に出力される。従って、
端末でのパケット組立時に波長指定欄802の設定で、
送信時に使用する光信号の波長を指示する為に割り当て
られた全ての値以外の値を設定するという誤りを生じた
場合において、パケットが隣接ノード装置に誤って伝送
される事はない。更に又、パケット処理部I703でこ
の誤ったパケットを受信し、送信元の端末に誤り検知信
号を返送する事によって、伝送の信頼性を向上出来る効
果がある。
ワークシステム、ネットワークシステム用ノード装置及
び光通信方法においては、ノード装置と端末間で通信が
できる。また、例えば、個々の端末に端末接続テーブル
を持つ必要がなく、複数の端末が接続されたノード装置
に端末接続テーブルを持たせることが可能となる。その
為、端末数が多く規模の大きなネットワークシステムに
おいて、ネットワークシステムを新規に構成した場合
や、構成を変更した場合、更には、新規に端末をネット
ワークシステムに接続した場合における、端末接続テー
ブルの新規作成や更新等の処理に関する負荷や、個々の
端末から送信されたパケットが誤り無く受信宛て先の端
末で受信される為に必要な、端末接続テーブルの内容の
管理等の負荷を、削減する事が可能となる効果がある。
指定欄の値に誤りがある場合においても、ノード装置の
パケット処理部で検出する事が可能となり、通信の信頼
性の向上が図られる効果がある。
は、ノード装置間(ノード装置のパケット処理部間)で
の通信は出来なかった。本実施例では、前述の実施例に
おいて、ノード装置が端末からのパケットをパケット処
理部に導く手段、及びパケット処理部からのパケットを
端末に導く手段を有したのに加えて、伝送路からの(受
信部で受信した)パケットをパケット処理部に導く手
段、及びパケット処理部からのパケットを伝送路に導く
手段を有する構成を示す。
す。図7の中継処理部I717からVIII724が上
記各手段を兼ねる経路制御部I1201からVIII1
208に置き換わっている。
703は、端末接続情報(テーブル)を各ノード装置間
で回覧する為の端末接続テーブル回覧パケットを作成
し、経路制御部に出力する機能、他のノード装置から伝
送されてきた端末接続テーブル回覧パケットを経路制御
部から受け取り所定の処理を行なう機能を有している。
いる。パケット種別としては以下の表3のものを用い
る。
に接続テーブルを書き込んで用いる。
の実施例において好適に用いられる経路制御手段である
所の経路制御部I1201から経路制御部VIII12
08の構成例である。経路制御部I1201から経路制
御部VIII1208の内部構成は全て同一の構成であ
る。
Iであり、セレクタI1305から出力されるパケット
をサブ伝送路に送出すると共に、サブ伝送路742〜7
49から入力されるパケットをラッチI1302とデマ
ルチプレクサI1304に出力する。符号1302はラ
ッチIであり、I/F部I1301から出力されるパケ
ットのパケット種別識別欄803を記憶し、その値をコ
ンパレータI1303に出力する。符号1303はコン
パレータI1303であり、ラッチI1302から出力
されるパケットのパケット種別識別欄803の値が問い
合わせパケットを示す値“0”であるか否か比較し、0
である場合は分離指示を、0でない場合は挿入指示をデ
マルチプレクサI1304に出力する。符号1304は
デマルチプレクサIであり、入力されたパケットのコン
パレータI1303での比較結果の出力が分離指示であ
る場合は、パケット処理部I703に出力し、挿入指示
である場合は、FIFOI1313に出力する。符号1
305はセレクタIであり、デマルチプレクサII13
06から出力されるパケット流の切れめで、I/F部I
1301に出力するべきパケットの入力元をパケット処
理部I703から出力されるパケットに設定する事によ
り、デマルチプレクサII1306から出力されるパケ
ット流にパケット処理部I703から出力されるパケッ
トを挿入し、I/F部I1301に出力する。
り、入力されたパケットをコンパレータII1307の
比較結果の出力が分離指示である場合は、パケット処理
部I703に出力し、伝送指示である場合は、セレクタ
I1305に出力する。符号1307はコンパレータI
Iであり、ラッチII1308から出力されるパケット
のパケット種別識別欄803の値が“1”であるか否か
比較し、“1”である場合は分離指示を、“1”でない
場合は伝送指示をデマルチプレクサII1306に出力
する。符号1308はラッチIIであり、デマルチプレ
クサIII1311から出力されるパケットのパケット
種別識別欄を記憶し、その値をコンパレータII130
7に出力する。符号1309はコンパレータIIIであ
り、ラッチIII1310から出力されるパケットの中
継回数表示欄の値が0であるか否か比較し、0である場
合は分離指示を、0でない場合は中継指示をデマルチプ
レクサIII1311に出力する。符号1310はラッ
チIIIであり、固定波長受信部から出力されるパケッ
トの中継回数表示欄801を記憶し、その値をコンパレ
ータIII1309に出力する。符号1311はデマル
チプレクサIIIであり、入力されたパケットをコンパ
レータIII1309の比較結果の出力が分離指示であ
る場合は、デマルチプレクサII1306とラッチII
1308に出力し、中継指示である場合は、FIFOI
I1314に出力する。符号1312は挿入制御部であ
り、FIFOI1313、FIFOII1314及びF
IFOIII1315の読み出しの制御をすると共に、
セレクタII1316に選択するべきFIFOを指示す
る事によって、サブ伝送路742〜749から伝送され
てくるパケットと、パケット処理部I703から伝送さ
れてくるパケットを固定波長受信部709〜716から
出力されるパケット流に挿入する制御を行なう。符号1
313と符号1314と符号1315はFIFO(Fi
rst in First Out)であり、入力され
たパケットを一時記憶し、挿入制御部1312からの制
御によって、入力された順番にセレクタII1316に
出力する。符号1316はセレクタIIであり、挿入制
御部1312からの指示により、出力するべきパケット
信号を記憶しているFIFOを選択しバッファ部725
〜732へ出力する。
は前述の実施例と同じである。
6を参照しながら、前述図1に示したマルチホップ型の
システム例においてネットワークシステムを新規に構成
した場合を例に、本発明の第三実施例の動作について説
明する。以下の説明においては、異なる端末の同じ構成
要素に対しては、便宜上図12、図13、図10、図1
及び図6に示された同一の符号を用いる事とする。
て、入出力処理部701を用いて表1に示した如く端末
接続テーブルを作成する。然る後、パケット処理部I7
03は、中継回数指示欄801の値を“1”とし、使用
波長指定欄802は任意の値で良いが、ここでは仮に
“5”とし、パケット種別識別欄803の値を“端末接
続テーブル回覧パケット”を示す値“1”と設定し、端
末接続テーブルをデータ804として、端末接続テーブ
ル回覧パケットを組み立て、任意の経路制御部(ここで
は経路制御部I1201とする)のFIFOIII13
15に出力する。パケット処理部I703からFIFO
III1315に出力された端末接続テーブル回覧パケ
ットのFIFOIII1315への書き込みが終了後、
挿入制御部1312は、FIFOII1314から読み
出しているパケット流の切れめを見出し、セレクタII
1316が出力するべきFIFOの入力をFIFOII
I1315からの入力に設定する様に切り替え、FIF
OII1314の読み出しを停止し、FIFOIII1
315の読み出しを開始する。その後、FIFOIII
1315に書き込まれた端末接続テーブル回覧パケット
の読み出しの終了後、挿入制御部1312は、セレクタ
II1316が出力するべきFIFOの入力を再びFI
FOII1314からの入力に設定する様に切り替え、
FIFOIII1315の読み出しを停止し、FIFO
II1314の読み出しを再開する。次に、セレクタI
I1316から出力された端末接続テーブル回覧パケッ
トは、バッファI725に入力される。
クサ601は、経路制御部I1201から出力される端
末接続テーブル回覧パケットのヘッダ部の使用波長指定
欄802をラッチI602に、中継回数表示欄801を
ラッチII603に、パケット種別識別欄803とデー
タ部804をシフトレジスタ605にそれぞれ出力す
る。ラッチI602は、端末接続テーブル回覧パケット
のヘッダ部の使用波長指定欄802を記憶し、その値を
書き込みアドレスカウンタ606とセレクタ607に出
力する。ラッチII603は、端末接続テーブル回覧パ
ケットのヘッダ部の中継回数表示欄801を記憶し、そ
の値をダウンカウンタ604に出力する。ラッチII6
03から出力される端末接続テーブル回覧パケットのヘ
ッダ部の中継回数表示欄801の値は、ダウンカウンタ
604で減算され“0”となり、セレクタ607に出力
される。シフトレジスタ605は、デマルチプレクサ6
01から出力される端末接続テーブル回覧パケットのパ
ケット種別識別欄803とデータ部804に所望の遅延
を与え、セレクタ607に出力する。セレクタ607
は、ラッチI602から出力される端末接続テーブル回
覧パケットのヘッダ部の使用波長指定欄802と、ダウ
ンカウンタ604によって減算された中継回数表示欄8
01の値と、シフトレジスタ605から出力される所望
の遅延を与えられた端末接続テーブル回覧パケットのパ
ケット種別識別欄803とデータ部804とを順次選択
することにより、中継回数表示欄801の値を減算した
端末接続テーブル回覧パケットを再構成し、デュアルポ
ートメモリ609に出力する。一方、書き込みアドレス
カウンタ606は、ラッチI602から出力される端末
接続テーブル回覧パケットのヘッダ部の使用波長指定欄
802の値“5”に応じて、端末接続テーブル回覧パケ
ットを書き込むべきデュアルポートメモリ609の書き
込み開始アドレスをA5とし、順次パケットを書き込む
べきアドレス信号をデュアルポートメモリ609に出力
する。デュアルポートメモリ609の入力ポートには、
セレクタ607を介して再構成された端末接続テーブル
回覧パケットが入力されており、書き込みアドレスカウ
ンタ606から出力されるアドレスに従って、順次、記
憶領域Vに書き込まれる。
ットが記憶領域Vに書き込まれた後、制御部704内の
波長制御部706の制御の下に、可変波長送信部I73
3の送信波長がλ5に設定されると、制御部704内の
バッファ制御部705は、記憶領域Vに対応したオフセ
ット値A5をバッファI725の読み出しアドレスカウ
ンタ608に出力する。このオフセット値A5を元に、
読み出しアドレスカウンタ608は、順次、カウンタを
インクリメントする事によって、記憶領域Vに書き込ま
れている端末接続テーブル回覧パケットを読み出す為の
アドレスを発生し、デュアルポートメモリ609に出力
する。この読み出しアドレスによってデュアルポートメ
モリ609の出力ポートから、端末接続テーブル回覧パ
ケットが順次読み出しされ、可変波長送信部I733に
出力される。可変波長送信部I733の送信波長はλ5
に設定されている為、端末接続テーブル回覧パケット
は、波長λ5の光信号として、可変波長送信部I733
から合波器741に送出され、合波器741において、
他の可変波長送信部II734から可変波長送信部VI
II740より送出される互いに波長の異なる光信号と
合波され、光ファイバ707(図1の光ファイバ10
5)に出射され、下流に隣接するノード装置II102
に伝送される。
102に伝送されてきた端末接続テーブル回覧パケット
は、ノード装置II102において受信処理をされる。
光ファイバ105を介してノード装置I101から伝送
してきた波長λ1からλ8の光信号は、ノード装置II
102の分岐器708で分岐され固定波長受信部I70
9から固定波長受信部VIII716に入射する。ノー
ド装置I101から送出された端末接続テーブル回覧パ
ケットは、波長λ5の光信号で送信された為、波長λ5
の光信号のみを受信する固定波長受信部V713で受信
される。固定波長受信部V713で受信された端末接続
テーブル回覧パケットは、経路制御部V1205に出力
される。
0では、固定波長受信部V713から出力される端末接
続テーブル回覧パケットの中継回数表示欄801が記憶
され、その値がコンパレータIII1309に出力され
る。コンパレータIII1309は、ラッチIII13
10から出力される端末接続テーブル回覧パケットの中
継回数表示欄801の値が“0”である為、分離指示を
デマルチプレクサIII1311に出力する。デマルチ
プレクサIII1311は、コンパレータIII130
9からの分離指示を受けて、入力された端末接続テーブ
ル回覧パケットをデマルチプレクサII1306とラッ
チII1308に出力する。ラッチII1308では、
端末接続テーブル回覧パケットのパケット種別識別欄が
記憶され、その値がコンパレータII1307に出力さ
れる。コンパレータII1307は、ラッチII130
8から出力される端末接続テーブル回覧パケットのパケ
ット種別識別欄の値が“1”である為、分離指示をデマ
ルチプレクサII1306に出力する。デマルチプレク
サII1306は、コンパレータII1307からの分
離指示を受けて、入力された端末接続テーブル回覧パケ
ットをパケット処理部I703に出力する。
ーブル回覧パケットのデータ部804から端末接続テー
ブルが取り出され、中継回数表示欄がそれぞれ1つずつ
減算され書き改めらる。この時、減算した結果が“0”
となる場合は、図1に示した本発明の実施例のネットワ
ークシステムにおけるノード装置の数である“4”に設
定される。このように書き改められた端末接続テーブル
は、自ノード装置の端末接続テーブルとして記憶され、
運用される。
部I703は、この書き改められた端末接続テーブルを
元にノード装置I101におけると同様に端末接続テー
ブル回覧パケットを作成し、ノード装置III103に
伝送する。ノード装置II102から送信された端末接
続テーブル回覧パケットは、前述ノード装置I101か
ら送信された端末接続テーブル回覧パケットと同様に伝
送され、ノード装置III103で受信され、前述と同
様に端末接続テーブルが書き改められ、自ノード装置の
端末接続テーブルとして記憶され、運用されると共に、
ノード装置IV104に伝送される。ノード装置IV1
04は、伝送されて来た端末接続テーブル回覧パケット
を、同様に書き改め、自ノード装置の端末接続テーブル
として記憶し、運用する。ノード装置IV104は、書
き改めた端末接続テーブル回覧パケットをノード装置I
101に伝送する。ノード装置I101は、この端末接
続テーブルを作成したノード装置である為、端末接続テ
ーブル回覧パケットを受信する事により、全てのノード
装置に端末接続テーブル回覧パケットが伝送され、端末
接続テーブルが登録された事を確認し、端末接続テーブ
ルの伝送動作を終了する。
定の終了後において、ノード装置I101のサブ伝送路
I742に接続された端末I750から、受信宛て先と
してノード装置IV104のサブ伝送路V746に接続
された端末V754にデータを送信する場合を例にし
て、本発明の第三実施例のデータ伝送動作について説明
する。
信元の端末I750は、データの送信に先立って、ノー
ド装置I101に問い合わせパケットを送り、受信宛て
先の端末へのデータの送信時に必要な中継回数と使用波
長の値を問い合わせる。その為、端末I750のパケッ
ト処理部II1002では、使用波長指定802に値
“0”を書き込み、パケット種別識別欄803を“問い
合わせパケット”に指定し、自端末の識別番号“11”
と、受信宛て先の端末であるノード装置IV104のサ
ブ伝送路V746に接続された端末V754の識別番号
“45”をデータとして、問い合わせパケットを組み立
て、I/F部II1001を介してサブ伝送路I742
に出力する。サブ伝送路I742に出力された問い合わ
せパケットは、ノード装置I101のサブ伝送路I74
2によって接続された経路制御部I1201のI/F部
I1301に入力する。
1のI/F部I1301は、サブ伝送路I742を介し
て伝送されて来る問い合わせパケットのヘッダ部のパケ
ット種別識別欄803の値をラッチI1302に出力す
る。ラッチI1302では、この値を保持し、コンパレ
ータI1303に出力する。コンパレータI1303で
はこの値が“0”と比較される。問い合わせパケットの
パケット種別識別欄803の値は“0”に設定されてい
る為、コンパレータI1303からは分離指示がデマル
チプレクサI1304に出力される。デマルチプレクサ
I1304にはI/F部I1301から問い合わせパケ
ットが入力されており、コンパレータI1303の分離
指示に従い、入力された問い合わせパケットをパケット
処理部I703に出力する。
1201のデマルチプレクサI1304より出力される
問い合わせパケットを受け取り、問い合わせパケットの
データ部804の受信宛て先の端末の識別番号“45”
を用いて端末接続テーブルを検索し、受信宛て先の端末
までの中継回数と受信波長すなわち送信時に使用する光
信号の波長を指示する値を読み出し、この値をデータと
し、パケット種別識別欄803を回答パケットと指定し
て、回答パケットを組み立てる。前述表1に示した通
り、この時読み出される中継回数の値は、自ノード装置
I101と、ノード装置II102及びノード装置II
I103での3回の中継を示す値である“3”である。
又、送信時に使用する光信号の波長を指示する値として
は、ノード装置IV104の受信宛て先のサブ伝送路V
746が接続された経路制御部V1205にパケットを
出力する固定波長受信部V713が受信する波長λ5の
光信号を指定する値である“5”が読み出される。
末I790の識別番号“11”を、問い合わせパケット
のデータ部804に書き込まれた自端末の識別番号から
読み出し、端末接続テーブルを参照して、受信波長を示
す値“1”から、問い合わせパケットの送信元の端末が
接続された経路制御部が、経路制御部I1201である
ことを見出し、経路制御部I1201に回答パケットを
出力する。
03から出力された端末I750宛ての回答パケット
は、経路制御部I1201のセレクタI1305に入力
する。続いて、セレクタI1305に入力した回答パケ
ットは、デマルチプレクサII1306から出力される
パケットの切れめでI/F部I1301に出力され、サ
ブ伝送路I742を介して、端末I750のI/F部I
I1001に入力された後にパケット処理部II100
2に入力する。
ットを受け取ると、回答パケットによって通知された、
受信宛て先端末であるノード装置IV104に接続され
た端末V754に対応した中継回数表示欄801の値
“3”と、使用波長指定欄802の値“5”を用いて、
ヘッダを作成し、パケット種別識別欄803をデータパ
ケットに設定する。そして、送信するべきデータに付加
してデータパケットを組み立てI/F部II1001に
出力する。この時、パケット種別識別欄803の値は、
データパケットを示す“3”が用いられる。I/F部I
II1001は、データパケットを、サブ伝送路I74
2を介して、ノード装置I101の経路制御部I120
1に伝送する。
1のI/F部I1301は、サブ伝送路I742を介し
て伝送されてくるデータパケットのヘッダ部のパケット
種別識別欄803をラッチI1302に書き込む。コン
パレータI1303は、ラッチI1302に記憶された
データパケットのパケット種別識別欄803の値“3”
と、比較用の入力値“0”を比較し、これら2つが一致
しない為、デマルチプレクサI1304に挿入指示を出
力する。この挿入指示を受けて、デマルチプレクサI1
304は、I/F部I1301から出力されるデータパ
ケットをFIFOI1313に順次書き込む。データパ
ケットのFIFOI1313への書き込みが終了後、挿
入制御部1312は、FIFOII1314から読み出
しているパケット流の切れめを見出し、セレクタII1
316が出力するべきFIFOの入力をFIFOI13
13からの入力に設定する様に切り替え、FIFOII
1314の読み出しを停止し、FIFOI1313の読
み出しを開始する。その後、FIFOI1313に書き
込まれたデータパケットの読み出しの終了後、挿入制御
部1312は、セレクタII1316が出力するべきF
IFOの入力を再びFIFOII1314からの入力に
設定する様に切り替え、FIFOI1313の読み出し
を停止し、FIFOII1314の読み出しを再開す
る。セレクタII1316から出力されたデータパケッ
トは、バッファI725に入力される。
ケットは、前述の端末接続テーブル回覧パケットの伝送
と同様に中継回数表示欄801の値が減算され、“2”
とされた後、使用波長指定欄802の値“5”に応じて
記憶領域Vに書き込まれ、制御部704の制御の下に、
波長λ5の光信号として、下流に隣接するノード装置I
I102に伝送される。
ケットは、中継伝送処理をされる。波長λ5の光信号と
してノード装置I101から送出されたデータパケット
は、ノード装置II102の分岐器708で分岐され、
波長λ5の光信号のみを受信する固定波長受信部V71
3で受信される。固定波長受信部V713で受信された
データパケットは、経路制御部V1205に出力され
る。経路制御部V1205のラッチIII1310で
は、固定波長受信部V713から出力されるデータパケ
ットの中継回数表示欄801が記憶され、その値がコン
パレータIII1309に出力される。コンパレータI
II1309は、ラッチIII1310から出力される
データパケットの中継回数表示欄801の値が“2”で
ある為、中継指示をデマルチプレクサIII1311に
出力する。デマルチプレクサIII1311は、コンパ
レータIII1309からの中継指示を受けて、入力さ
れたデータパケットをFIFOII1314に出力す
る。この様にしてFIFOII1314に書き込まれた
データパケットは、挿入制御部1312の制御の下に読
み出され、セレクタII1306を介して、バッファV
729に出力される。バッファV729に入力されたデ
ータパケットは、ノード装置I101のバッファI72
5におけると同様にダウンカウンタ604において、中
継回数表示欄801の値が減算され“1”とされた後、
パケットが再構成されてデュアルポートメモリ609の
記憶領域Vに書き込まれる。その後、ノード装置I10
1におけると同様に波長λ5の光信号として送出され、
下流に隣接するノード装置III103に伝送される。
I103に伝送されてきたデータパケットは、ノード装
置II102におけると同様に中継伝送処理をされ、波
長λ5の光信号として、ノード装置IV104に伝送さ
れる。このとき、中継回数表示欄801の値は“0”に
減算されている。
104に伝送されてきたデータパケットは、ノード装置
IV104の固定波長受信部V713において受信され
経路制御部V1205に出力される。経路制御部V12
05のラッチIII1310では、固定波長受信部V7
13から出力されるデータパケットの中継回数表示欄8
01が記憶され、その値がコンパレータIII1309
に出力される。コンパレータIII1309は、ラッチ
III1310から出力されるデータパケットの中継回
数表示欄801の値が“0”である為、分離指示をデマ
ルチプレクサIII1311に出力する。デマルチプレ
クサIII1311は、コンパレータIII1309か
らの分離指示を受けて、入力されたデータパケットをデ
マルチプレクサII1306とラッチII1308に出
力する。ラッチII1308はデータパケットのパケッ
ト種別識別欄803を記憶し、コンパレータII130
7に出力する。コンパレータII1307は、ラッチI
I1308から出力されるデータパケットのパケット種
別識別欄803を端末接続テーブル回覧パケットを示す
値“1”と比較し、その結果が一致しない為、デマルチ
プレクサII1306に伝送指示を出力する。この伝送
指示を受けてデマルチプレクサII1306はデマルチ
プレクサIII1311から出力されるデータパケット
をセレクタI1305に出力する。セレクタI1305
は、パケット処理部I703から出力されるパケットが
あれば、そのパケットとデータパケットを多重し、I/
F部I1301に出力する。これによりデータパケット
は、I/F部I1301に出力され、サブ伝送路V74
6を伝送された後、受信宛て先である端末V754で受
信され、パケットのヘッダ部が除去された後、データ部
804のみが取り出され所望の処理が行なわれる。
1のサブ伝送路I742に接続された端末I750か
ら、ノード装置IV104のサブ伝送路V746に接続
された端末V754に宛てて送信されたデータパケット
は、ノード装置I101の可変波長送信部I733から
波長λ5の光信号として送出された後、ノード装置II
102とノード装置III103において中継回数表示
欄801の値が減算され、波長λ5の光信号で中継され
た後、ノード装置IV104の経路制御部V1205に
おいて、中継回数表示欄801の値が“0”である事及
び、パケット種別識別欄803が端末接続テーブル回覧
パケットを示す値でない事が検出され、サブ伝送路V7
46に分離、伝送された後、端末V754で受信され
る。
のノード装置の第二の構成例であり、複数の経路制御手
段の内の1つの経路制御手段(経路制御部I)のみが、
受信手段から出力されるパケットの中から、パケット処
理部に出力するべきパケットを分離し又パケット処理部
703から出力されるパケットを送信手段に出力する機
能を有した構成のノード装置が示されている。図14に
おいて、経路制御部I1201は、前述第三の実施例の
経路制御部と同一の構成である。それ以外は図7と同じ
構成である。
三の実施例におけると同様に、ノード装置I101にお
いて、入出力処理部701を用いて表1に示した如き端
末接続テーブルを作成する。次に、パケット処理部I7
03は、中継回数指示欄801の値を“1”とし、使用
波長指定欄802の値を“1”とし、パケット種別識別
欄803の値を“端末接続テーブル回覧パケット”を示
す値“1”と設定し、端末接続テーブルをデータとし
て、端末接続テーブル回覧パケットを組み立て、経路制
御部I1201のFIFOIII1315に出力する。
ここで、使用波長指定欄802の値を“1”とするの
は、本発明の第四の実施例の各ノード装置において、経
路制御部I1201にパケットを出力する固定波長受信
部が、波長λ1の光信号で伝送されて来るパケットのみ
を受信する固定波長受信部I709であるので、各ノー
ド装置から端末接続テーブル回覧パケットを送信する場
合は、波長λ1の光信号を用いる必要がある為である。
I1315に出力された端末接続テーブル回覧パケット
は、経路制御部I1201で前述第三の実施例における
と同様にバッファI725に出力され、使用波長指定欄
802が“1”である為、記憶領域Iに書き込まれ、然
る後、制御部704の制御によって読み出され、波長λ
1の光信号として可変波長送信部I733から送出され
る。そして、ノード装置II102の固定波長受信部I
709で受信され、経路制御部I1201で中継回数表
示欄801とパケット種別識別欄803が調べられ、パ
ケット処理部I703に出力される。パケット処理部I
703では、前述第三の実施例におけると同様に端末接
続テーブル回覧パケットが処理され、端末接続テーブル
として運用される。以下同様に、ノード装置III10
3、ノード装置IV104に端末接続テーブル回覧パケ
ットが伝送され、それぞれパケット処理部I703で処
理され、端末接続テーブルとして運用される。
の如く実現できる。
段から出力されるパケットの中から、パケット処理部に
出力するべきパケットを分離し又パケット処理部から出
力されるパケットを送信手段に出力する機能を有した経
路制御手段が、複数の経路制御手段の内の1つの経路制
御手段(経路制御部I)のみであり、その他の経路制御
手段(中継処理部II718から中継処理部VIII7
24)には、この機能が付加されておらず、簡略化され
ている為、ノード装置全体の構成を簡略化出来る効果が
ある。
では、ノード装置間での通信を行なうことができる。そ
れにより、例えば、端末接続テーブルの作成、更新等は
1箇所で行ない、それを回覧すればよいので、これらの
処理に関する負荷を削減できる。
に関しては、端末接続テーブルを参照することなく行な
うことができる。
記載の如きノード装置を用いる。図15において、図7
と共通の部分には同一の符号を付けている。図7のノー
ド装置と異なる点は、固定波長送信部“I”1502か
ら固定波長送信部“VIII”1509の出力する波長
は可変でないこと、及びバッファと固定波長送信部との
間の接続関係を変更する接続変更部1501を有するこ
と、及び接続変更部1501を制御する接続変更制御部
1510を有することである。本実施例においては、送
信部それぞれの波長を変化させず、各送信部には所定の
波長を割り当て、バッファから出力できる送信部を所定
のパターンで変更している。
ろの接続変更部であり、入力端Iから入力端VIIIが
それぞれバッファIからバッファVIIIに接続されて
おり、出力端Iから出力端VIIIがそれぞれ固定波長
送信部Iから固定波長送信部VIIIに接続されてい
る。入力端Iがλlのチヤネルに対応しており、入力端
Iには出力端Iが対応している.また入力端IIにはλ
2が対応しており、入力端IIには出力端IIが対応し
ている.以下同様に各入力端と各チャネルが対応してお
り、各入力端には各出力端が対応している。接続変更部
の内部構成は後述する。
ザを用いた送信手段であるところの固定波長送信部Iか
ら固定波長送信部VIIIであり、接続変更部から出力
されるパケットを、所定の波長の光信号に変換して合波
器を介して光波長多重伝送路の物理媒体であるところの
光ファイバに送出する.半導体レーザとしては、多電極
構造によるDFB(Distributed Feed
Back)型のレーザが用いられる。本DFB型レー
ザの各電極の注入電流量を制御する事によって送信部I
から送信部VIIIには、送信波長として、それぞれλ
lからλ8が割り当てられている。
更部の内部構成図である。接続変更部は、8個の入力端
と、8個の出力端を有している。図16において符号1
601から1608はセレクタIからセレクタVIII
である。セレクタIからセレクタVIIIは、入力端I
から入力端VIIIの8個の信号を入力とし、接続変更
制御部から出力される後述する選択信号に基づいて、所
定の入力端から入力されるパケットを出力端に出力す
る。これにより、入力端と出力端の接続関係が設定され
る。
1のセレクタが選択する入力端を切り換えることによ
り、バッファがパケットを出力できるチャネルを切り換
えることができる。また、複数の入力端が1つの出力端
に接続されない様にして各バッファが出力できるチャネ
ルを切り換えることによりアービトレーション制御が不
要になる点も、上述の第一乃至第四実施例と同様であ
る。
部IからVIIIと隣接ノードの各固定波長受信部Iか
らVIIIは1対1で対応するので、図17の如きノー
ド構成として送信部と受信部をそれぞれ別個の伝送路で
接続してもよい。この時は各送信部の送信波長を異なら
せる必要ななくなる。この時、各送信部と各受信部を接
続する伝送路を束ねたもの(例えばリボンファイバ)を
用いると伝送路の取りまわしが容易である。
とノード装置間、若しくはノード装置間で伝送する情報
として、他の端末の接続情報や、端末接続情報を示した
が、本発明によって扱うことのできる情報はこれらに限
るものではない。端末の故障通知、コネクションの開設
/切断通知等種々の情報を扱うことができる。
する端末が接続されるノード装置を最初の中継ノード装
置とし、パケットの宛先ノード装置であり、最後にパケ
ットを受信し端末側に出力するノード装置は中継ノード
とはみなしていない。しかしながら、該最後のノード装
置をも中継ノードとみなしてパケットの中継回数や、ノ
ードにおいて次のノード装置に出力するのか端末側に出
力するのかを決定する値(上記実施例では中継回数表示
欄が“0”の時に端末に出力している)を設定すること
ができる。また、上記パケットの各欄の値の設定は任意
の値を設定することができる。また、パケットの宛て先
情報は宛て先の端末等が接続されるノード装置を示す情
報と宛て先の端末等が受信できるチャネル(波長等)を
示す情報により構成することができる。
はサブ伝送路からサブ伝送路を介して端末が接続され
た。ただし、ここで言うサブ伝送路には端末が接続され
るだけでなく、他のネットワークが接続され、該他のネ
ットワークに端末が接続されている形態でも良い。その
時はパケットに該他のネットワーク内における宛て先端
末のサブアドレスを付加すると好適である。
続に光信号を使い波長多重や空間多重する例を示した
が、本発明を適用できる構成は光信号を用いるネットワ
ークシステムに限るものではなく、通常の電気信号を用
いることもできる。また、電気信号での周波数多重方式
を本発明に適用することもできる。
は、ノード装置と端末間、ノード装置間で通信を行なう
為の構成が実現できる。
ム、ネットワークシステム用ノード装置及び通信方法に
おいては、例えば、端末数が多く規模の大きなネットワ
ークシステムにおいて、ネットワークシステムを新規に
構成した場合や、構成を変更した場合、更には、新規に
端末をネットワークシステムに接続した場合における、
端末接続テーブルの新規作成や更新等の処理に関する負
荷や、個々の端末から送信されたパケットが誤り無く受
信宛て先の端末で受信される為に必要な、端末接続テー
ブルの内容の管理等の負荷を削減出来る効果がある。
す図。
図。
ケットの構成例を示す図。
離挿入部の構成例を示す図。
ッファの構成例を示す図。
を示す図。
図。
を示す図。
成を示す図。
成を示す図。
成を示す図。
成を示す図。
成を示す図。
成を示す図。
の構成例を示す図。
/F部 302、703 パケット処理部 303、702 端末接続テーブル 304 入出力部 401、801 中継回数表示欄 402、802 使用波長指定欄 403、804 データ部 501、903、906、1101〜1108、130
3、1307、1309 コンパレータ 502、602、603、902、907、1302、
1308、1310ラッチ 504、601、904、908、1304、130
6、1311 デマルチプレクサ 505、909、1312 挿入制御部 506、507、910、911、1313〜1315
FIFO 508、607、905、912、1305、1316
セレクタ 604 ダウンカウンタ 605 シフトレジスタ 606 書き込みアドレスカウンタ 608 読み出しアドレスカウンタ 609 デュアルポートメモリ 701 入出力処理部 717〜724 中継処理部 803 パケット種別識別欄 1002 パケット処理部 1109 論理和処理部 1201〜1208 経路制御部 1501 接続変更部 1502〜1509 固定波長送信部 1510 接続変更制御部 1701〜1708 受信部 1709〜1716 送信部
Claims (29)
- 【請求項1】伝送路と、サブ伝送路を該伝送路に接続す
る複数のノード装置とで構成され、パケットを用いて通
信するネットワークシステムにおいて用いるノード装置
であって、 パケットを処理するためのパケット処理手段;前記伝送
路から入力されるパケットを、前記サブ伝送路側か前記
伝送路側に出力する第1の手段;前記サブ伝送路を伝送
されてくるパケットを、前記伝送路側か前記パケット処
理手段側に出力する第2の手段;前記パケット処理手段
から入力されるパケットを、前記サブ伝送路側に出力す
る第3の手段;を有することを特徴とするノード装置。 - 【請求項2】前記サブ伝送路には端末が接続されている
ことを特徴とする請求項1記載のノード装置。 - 【請求項3】前記パケット処理手段において、前記端末
から前記サブ伝送路を介して伝送されてきたパケット、
もしくは前記サブ伝送路を介して前記端末へ伝送するパ
ケットを処理することによって前記端末と前記ノード装
置間で情報の伝送を行うことを特徴とする請求項2記載
のノード装置。 - 【請求項4】前記ノード装置は、更に前記ネットワーク
システム内の各端末の接続情報を記憶しており、前記パ
ケット処理手段は、前記端末から伝送されてくる他の端
末の接続情報を問い合わせるパケットを受信すると、前
記記憶している各端末の接続情報を参照して該問い合わ
せを処理することを特徴とする請求項3記載のノード装
置。 - 【請求項5】前記第1の手段は、前記伝送路から入力さ
れるパケットを、前記サブ伝送路側か前記伝送路側か前
記パケット処理手段側に出力するものであり、前記第3
の手段は、前記パケット処理手段から入力されるパケッ
トを、前記サブ伝送路側か前記伝送路側に出力するもの
であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
のノード装置。 - 【請求項6】前記パケット処理手段において、他のノー
ド装置から前記伝送路を介して伝送されてきたパケッ
ト、もしくは前記伝送路を介して他のノード装置へ伝送
するパケットを処理することによって前記ノード装置間
で情報の伝送を行うことを特徴とする請求項5記載のノ
ード装置。 - 【請求項7】前記第1、第2、及び第3の手段それぞれ
は、入力されるパケットの所定の欄の情報に従って該パ
ケットを出力する側を決めることを特徴とする請求項1
乃至6の何れかに記載のノード装置。 - 【請求項8】1つの手段が前記第1、第2、及び第3の
手段を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至7の何
れかに記載のノード装置。 - 【請求項9】前記伝送路は複数n個のチャネルを有して
おり、前記第1の手段は該複数のチャネルの内の所定の
チャネルで前記ノード装置に入力されるパケットを前記
サブ伝送路側か前記伝送路側に出力するものであること
を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のノード装
置。 - 【請求項10】前記ノード装置は、前記第1及び第2の
手段を前記複数n個のチャネルそれぞれに対応してn個
有していることを特徴とする請求項9記載のノード装
置。 - 【請求項11】前記ノード装置は、前記n個の第1及び
第2の手段それぞれに対応する、前記各第1及び第2の
手段から出力されるパケットをそれぞれ一時記憶するn
個の記憶手段と、該n個の記憶手段からの出力を互いに
異なるn個の前記チャネルで送信する送信手段とを有し
ていることを特徴とする請求項10記載のノード装置。 - 【請求項12】前記伝送路は複数n個のチャネルを有し
ており、前記第1の手段は該複数のチャネルの内の所定
のチャネルで前記ノード装置に入力されるパケットを前
記サブ伝送路側か前記伝送路側か前記パケット処理手段
側に出力するものであることを特徴とする請求項5また
は6記載のノード装置。 - 【請求項13】前記ノード装置は、前記第1、第2及び
第3の手段を前記複数n個のチャネルそれぞれに対応し
てn個有していることを特徴とする請求項12記載のノ
ード装置。 - 【請求項14】前記ノード装置は、前記n個の第1、第
2及び第3の手段それぞれに対応する、前記各第1、第
2及び第3の手段から出力されるパケットをそれぞれ一
時記憶するn個の記憶手段と、該n個の記憶手段からの
出力を互いに異なるn個の前記チャネルで送信する送信
手段とを有していることを特徴とする請求項13記載の
ノード装置。 - 【請求項15】前記送信手段は、前記n個の記憶手段そ
れぞれからの出力を送信するチャネルをそれぞれ切り換
えることができることを特徴とする請求項11または1
4記載のノード装置。 - 【請求項16】前記送信するチャネルの切り換えは所定
のパターンに従って行うことを特徴とする請求項15記
載のノード装置。 - 【請求項17】伝送路と、サブ伝送路を該伝送路に接続
する複数のノード装置とで構成され、パケットを用いて
通信するネットワークシステムであって、前記伝送路、
及び請求項1乃至16の何れかに記載のノード装置を有
することを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項18】伝送路と、端末を該伝送路に接続するた
めの複数のノード装置とで構成され、パケットを用いて
通信を行うネットワークシステムにおける通信方法であ
って、該ノード装置はパケットを処理するためのパケッ
ト処理手段を有しており、該パケット処理手段におい
て、前記端末側から伝送されてきたパケット、もしくは
前記端末側へ伝送するパケットを処理することによって
前記端末と該ノード装置間で情報の伝送を行う過程を有
することを特徴とする通信方法。 - 【請求項19】前記ノード装置は、前記ネットワークシ
ステム内の各端末の接続情報を記憶しており、前記端末
と前記ノード装置間で伝送を行う情報は他の端末の接続
情報であることを特徴とする請求項18記載の通信方
法。 - 【請求項20】前記端末は他の端末にパケットを伝送す
るのに先立ち、該宛て先端末の接続情報を問い合わせる
問い合わせパケットを前記パケット処理手段に対して送
信し、該パケット処理手段では該問い合わせに応じて前
記記憶している接続情報を参照し、それによって得た前
記宛て先端末の接続情報を記載した回答パケットを前記
問い合わせパケットを送信した端末に送信することを特
徴とする請求項19記載の通信方法。 - 【請求項21】前記記憶している接続情報は、各端末が
接続されているノード装置を示す情報を含むことを特徴
とする請求項20記載の通信方法。 - 【請求項22】前記各端末が接続されているノード装置
を示す情報は、各端末に向けて送信されたパケットが各
端末が接続されているノード装置に到達するまでにノー
ド装置によって受ける中継回数を示す情報であることを
特徴とする請求項21記載の通信方法。 - 【請求項23】前記回答パケットを受信した端末は、前
記宛て先端末に向けて送信するパケットに、前記中継回
数を示す情報を付けて送信し、該パケットを中継するノ
ード装置においては、該パケットの中継回数を示す情報
が自ノード装置よりも後に中継を受ける回数を示す情報
になるように、該パケットの中継回数を示す情報を加工
することを特徴とする請求項22記載の通信方法。 - 【請求項24】前記伝送路は複数のチャネルを有するも
のであり、前記記憶している接続情報は、各端末が接続
されるチャネルの情報を含むことを特徴とする請求項2
0乃至23の何れかに記載の通信方法。 - 【請求項25】前記ノード装置は、前記伝送路に出力す
るパケットを出力するチャネルを選択することができる
ものであり、前記回答パケットを受信した端末は、前記
宛て先端末に向けて送信するパケットに、前記宛て先端
末が接続されるチャネルを示す情報を付けて送信し、該
宛て先端末が接続されるノード装置の手前のノード装置
において該パケットの宛て先端末が接続されるチャネル
で該パケットを送信することを特徴とする請求項24記
載の通信方法。 - 【請求項26】前記ノード装置において、端末から伝送
されてきたパケットを、前記伝送路側に出力するか、前
記パケット処理手段側に出力するかの選択を行うことを
特徴とする請求項18乃至25の何れかに記載の通信方
法。 - 【請求項27】前記パケット処理手段において、他のノ
ード装置から伝送されてきたパケット、もしくは他のノ
ード装置へ伝送するパケットを処理することによってノ
ード装置間で情報の伝送を行うことを特徴とする請求項
18乃至26の何れかに記載の通信方法。 - 【請求項28】前記ノード装置において、他のノード装
置から伝送されてきたパケットを、前記伝送路側に出力
するか、前記パケット処理手段側に出力するか、前記端
末側に出力するかの選択を行うことを特徴とする請求項
27記載の通信方法。 - 【請求項29】前記ノード装置間で伝送を行う情報は、
前記ネットワークシステム内の各端末の接続情報である
ことを特徴とする請求項27または28記載の通信方
法。
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JPH09121229A (ja) * | 1995-08-09 | 1997-05-06 | Canon Inc | パケット通信を行なうネットワークシステム、及びそこで用いる通信方法 |
JPH09270808A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-10-14 | Canon Inc | 伝送制御方法及びそれを用いるネットワークシステム |
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