JPH09331346A - ノード装置及びネットワークシステム - Google Patents

ノード装置及びネットワークシステム

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Publication number
JPH09331346A
JPH09331346A JP8149142A JP14914296A JPH09331346A JP H09331346 A JPH09331346 A JP H09331346A JP 8149142 A JP8149142 A JP 8149142A JP 14914296 A JP14914296 A JP 14914296A JP H09331346 A JPH09331346 A JP H09331346A
Authority
JP
Japan
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wavelength
transmission
synchronization
optical
packet
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Application number
JP8149142A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mashita
博志 真下
Toru Nakada
透 中田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光送信器の障害により受信動作に問題が発生
する場合の解決手段を提供する。 【解決手段】 光波長多重伝送路に接続されるノード装
置において、光信号で伝送されるパケットを受信する固
定波長受信手段と、パケットを所望の波長の光信号に変
換する可変波長送信手段と、所定の送信波長制御パター
ンに従って制御する送信波長制御手段と、前記パケット
から同期信号を抽出する同期再生手段と、前記パケット
を各端末に伝送し各端末からのパケットを挿入する分離
挿入手段と、前記パケットを一時記憶するバッファ部
と、バッファ部から所定パターンに従って読み出し制御
するバッファ制御部とから構成されるノード装置におい
て、前記同期再生手段は、特定の可変波長送信手段によ
り送出されたパケットから抽出した同期信号により同期
獲得を行ない、且つ他の可変波長送信手段により送出さ
れたパケットから抽出した前記同期信号により同期を維
持することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークシステ
ム及びノード装置および伝送制御方法に関し、更に詳し
くは、複数の端末装置を接続する為のノード装置と、こ
のノード装置を複数個接続する為の複数の光波長を用い
た波長多重伝送路から成るネットワークシステムと、こ
の端末装置及びネットワークシステムで伝送されるパケ
ットの伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、端末装置の高速化に伴い、端末装
置を接続するネットワークの高速化の為に、複数の光波
長を用いた波長多重伝送路から成るネットワークを使用
したネットワークシステムが幾つか検討されて来てい
る。以下に従来提案されているノード装置及びこれを用
いたネットワークシステムについて述べる。
【0003】図7はネットワーク中のノード装置の構成
例である。符号154はバッファ制御部であり、バッフ
ァ127〜134に記憶されたパケットの送信先である
端末160〜167が、隣接ノード装置に接続されてい
る場合、隣接ノードにおいて送信先の端末が接続された
分離挿入部にパケットを出力する光受信部が受信する波
長と、そのパケットを送信する光送信部の送信波長が一
致するまで、バッファ127〜134に記憶されたその
パケットの読み出しを行なわない様にバッファ127〜
134の読み出し制御を行う。波長制御部153は、後
述する所定の送信波長制御テーブルのパターンに従って
光送信手段の送信波長を制御する。符号101は、スタ
ーカプラであり、光ファイバを伝送してきた光信号を分
岐し8個の光受信部に出力する。符号103〜110
は、例えば特定の波長を透過する光フィルタとフォトダ
イオードとを用いた、固定波長受信手段であるところの
光受信部である。光受信部103〜110は、それぞれ
波長λ1からλ8に対応した一つの波長の光信号で伝送
されるパケットのみを受信する。例えば、受信部103
は波長λ1の光信号を受信し、光受信部104は波長λ
2の光信号を受信し、以降同様であり、光受信部110
では波長λ8の光信号を受信する。
【0004】また、符号801〜808は光受信部10
3〜110で光電変換された電気信号の受信ビット列か
ら同期信号を抽出する同期回路であり、各々独立に同期
信号抽出動作をおこなっている。符号111〜118は
同期回路801〜808で抽出した同期信号に基づいて
ビット列からパケットに復号するデコーダである。符号
119〜126は分離挿入手段であるところの分離挿入
部であり、デコーダ111〜118から出力されるパケ
ット中より端末160〜167に伝送するパケットとバ
ッファ127〜134に出力するパケットに分離すると
共に、端末160〜167から伝送されてくるパケット
を、デコーダ111〜118からバッファ127〜13
4に出力されるパケット列に挿入する機能を有してい
る。符号127〜134はバッファであり、分離挿入部
119〜126から出力されるパケットを光送信部14
3〜150の各送信波長に対応した記憶領域I〜VIIIに
一時記憶する機能を有している。符号135〜142は
エンコーダであり、バッファ127〜134からの送信
するパケットを光伝送に適する符号に変換し、同期信号
の付加等を行う。
【0005】また、符号143〜150は、チューナブ
ルレーザダイオード(TLD)を用いた可変波長送信手
段であるところの光送信部であり、エンコーダ135〜
142から出力されるパケットを、波長制御部153の
制御によって、波長λ1から波長λ8の内の、所定の波
長の光信号に変換してスターカプラ102を介して光波
長多重伝送路であるところの光ファイバに送出する。こ
こで光受信部103とデコーダ111、分離挿入部11
9、端末160、バッファ127、エンコーダ135、
及び光送信部143は組をなしており、光受信部103
で受信されたパケットは、この組の内部で処理され他の
組で処理されることはない。ここで、送信波長を可変波
長としているのは、別の組へ信号を送信するために可変
波長レーザとしている。
【0006】同様に光受信部104とデコーダ112、
分離挿入部120、端末161、バッファ128、エン
コーダ136、及び光送信部144も組をなしており、
他の光受信部とデコーダ、分離挿入部、端末、バッフ
ァ、エンコーダ及び光送信部も同様である。符号102
はスターカプラであり、8個の光送信部143〜150
から送出される波長λ1から波長λ8の光信号を合流
し、光ファイバに出射する。符号160〜167は、そ
れぞれ分離挿入部119〜126に接続された端末であ
り、分離挿入部119〜126から出力されるパケット
を受信すると共に、他の端末へ送信するパケットを作成
し、分離挿入部119〜126に送信する。
【0007】図2は、バッファ127〜134の内部メ
モリマップを示す概要図である。記憶領域Iは波長λ1
で送出するデータを格納する領域で、先頭アドレスはA
1で示される。同様に、記憶領域IIは波長λ2で送出す
るデータを格納する領域で、先頭アドレスはA2で示さ
れる。以下同様に記憶領域VIIIまでの領域が割り当てら
れている。この各記憶領域I〜VIIIの記憶容量は複数セ
ルのデータの記憶容量を有する。
【0008】図3は、バッファ制御部154の構成図で
ある。図3において、符号401〜408は、それぞれ
バッファ制御テーブルである。バッファ制御テーブル4
01〜408は、波長制御部153内のROMカウンタ
502から出力されるアドレス値によって順次読み出さ
れ、読み出された所定のオフセット値(アドレス)をバ
ッファ127〜134の読み出しアドレスカウンタとし
て出力する。これらのバッファ制御テーブルは、リード
オンリーメモリ(ROM)によって構成されている。バ
ッファ制御テーブルの内容は後述する。
【0009】図4は、波長制御部153の内部構成図で
ある。図4において、符号503〜510は波長制御テ
ーブルである。波長制御テーブル503は、ROMカウ
ンタ502から出力されるアドレス値によって順次読み
出され、所定の波長制御信号を光送信部に出力する。こ
れらの波長制御テーブル503〜510は、リードオン
リーメモリ(ROM)によって構成されている。波長制
御テーブル503〜510の内容は後述する。符号50
1は、クロック発生器であり、所定のクロック信号を発
生し、バッファ制御部154に送ると共に、このクロッ
ク信号を分周し、ROMカウンタ502に出力する。
尚、クロック発生器501は、外部ノード装置のクロッ
クと同期を取るため、特定の光受信部から同期信号を抽
出して、この同期信号と同期を取ってもよい。
【0010】前述した波長制御テーブル503〜510
の内容は、光送信部143〜150が送信する光信号の
波長の遷移を示すものであり、例えば、表1に示す如く
設定される。
【0011】
【表1】 又、前述したバッファ制御テーブルのオフセット値は、
表2に示す如く設定されている。
【0012】
【表2】 これら16個のテーブルは、ROMカウンタ502によ
って同期して読み出される。これにより各チューナブル
レーザダイオード(TLD)の送信波長は、各アドレス
毎にλ1、λ3、λ5、λ7、λ8、λ6、λ4、λ
2、λ1の順に循環して遷移し、また各チューナブルレ
ーザダイオード(TLD)に接続されたバッファのメモ
リ内の記憶領域を読み出す為のオフセット値は、A1、
A3、A5、A7、A8、A6、A4、A2、A1の順
に循環し、光送信部143〜150の可変波長の遷移に
同期している。従って、波長制御テーブルとバッファ制
御テーブルに従うことによって、循環して遷移する光送
信部143〜150の送信波長に対応した記憶領域内の
パケットが、その時々の光送信部143〜150の送信
波長の光信号に変換されて出力される。また、各チュー
ナブルレーザダイオード(TLD)の送信波長は複数の
チューナブルレーザダイオード(TLD)が、同一の波
長での送信を行なわない様に、送信波長の循環遷移の位
相がずれている。この様に設定された波長制御テーブル
503〜510によって光送信部143〜150の送信
波長が制御されている。
【0013】図5は、図7に示したノード装置を用いた
ネットワークシステムの構成例であり、一例として5つ
のノード装置を光ファイバによって接続した例を示して
いる。図5において、符号601〜605は、図7に示
したノード装置であり、それぞれ8個の端末が接続され
ている。符号606〜610は、光波長多重伝送路であ
るところの光ファイバである。
【0014】まず、波長制御部153の波長制御方法に
ついて説明する。各光送信器143〜150に搭載され
た可変波長LDは、通常波長制御テーブル0から読みだ
される波長に対応した制御電流が、可変波長LDの波長
制御端子から注入されることにより発光波長が設定され
る。波長テーブルI503は、ROMカウンター502
内のフレーム生成部で生成されたフレームパルスがRO
Mカウンター502に入力される度にROMカウンター
502からアドレス信号(0〜7)が出力され、そのア
ドレス0〜7にしたがって表1に示す波長に対応した制
御信号を出力する。
【0015】各光送信器の発光波長は、λ1、λ3、λ
5、λ7、λ8、λ6、λ4、λ2の順に循環して遷移
する。表1による波長遷移の周期は、フレームパルスの
周期で決まり、例えば本発明の交換ネットワークがAT
M交換網だとすると、クロック発生回路501で発生し
たクロックから例えば1セル(53バイト)周期のフレ
ームパルスを生成し、そのフレームパルスがROMカウ
ンタ502に入力される度に、光送信器143〜150
の発光波長が同じタイミングで変更されるごとく動作す
る。このように各光送信器143〜150は、入力信号
に関係なく一定周期で発光波長が変更される。また、波
長遷移の順序は表1に示す順序に限ったものではない
が、可変波長LDのチュ−ニング時間が均一になるよう
に、なるべく波長の遷移量の差が少ないように選び、か
つ同一波長での送信を行なわないように、循環遷移の位
相をずらしておく。
【0016】次にバッファ制御部154の動作について
説明する。バッファ制御部154は各バッファ127〜
134に入力したセルの読みだしアドレスを、波長制御
部153からのフレームパルスの周期で発生させ、各バ
ッファ127〜134からセルを次々に読みだす。各バ
ッファ127〜134では入力されたセルを出力すべき
光送信器143〜150に対応した記憶領域に書き込ん
であり、その記憶領域に対応した読みだしアドレスが、
バッファ制御部154のバッファ制御テーブルから読み
だされたときに、記憶していたセルを読みだす。バッフ
ァ制御テーブルは表2に示すように構成されており、波
長制御部153のROMカウンタ502からアドレスが
供給されたときに、表2の読みだしアドレスが各バッフ
ァ127〜134に供給され、セルが読みだされる。表
1及び表2からわかるように、例えば自ノード装置60
1のバッファ127に入力したセルの行き先が隣接ノー
ド装置602の端末160であるとすると、隣接ノード
装置602の端末160に送信する場合の光送信器で送
信する波長がλ1であるため、ROMカウンタ502か
らアドレス0が送出されたときに表2からオフセットA
1が与えられ、光送信器143の発光波長がλ1に設定
されたときに、バッファ127からオフセットA1に対
応した記憶領域Iのデータが読みだされる。
【0017】次に交換動作について説明する。今仮に、
ノード装置601におけるバッファ127ないし134
から同時に各2セル分のトラフィックがノード装置60
2の端末160に対して発生した場合について説明す
る。バッファ127〜134に入力した各セルは、各バ
ッファ127〜134の波長λ1に対応した記憶領域I
に記憶される。仮に、セルがバッファ127〜134に
記憶されたとき、波長遷移状態が表1のアドレス0に対
応する状態だったとすると、各光送信器の発光波長は、
光送信器143は波長λ1、光送信器144は波長λ
2、以下光送信器145、156、147、148、1
49、150は波長λ4、λ6、λ8、λ7、λ5、λ
3に設定されていることになる。この時、バッファ制御
部154からの読みだしアドレスにより各バッファ12
7〜134から読みだされるセルは、前記セルが入力さ
れる以前に入力されたセルである。
【0018】次のタイミング周期にフレームパルスが波
長制御部153のROMカウンタ502に入力される
と、ROMカウンタ502はアドレス1を発生し、各波
長制御テーブルI〜VIII及びバッファ制御部154に出
力する。波長制御テーブル503からは表1のアドレス
1に対応した制御信号が各波長送信部143〜150に
出力され、発光波長をλ3、λ1、λ2、λ4、λ6、
λ8、λ7、λ5にそれぞれ設定させる。同時に、バッ
ファ制御部154からはアドレス1に対応した読みだし
オフセットをバッファ制御テーブルから読みだし、各バ
ッファ127〜134へ出力する。この時の読みだしオ
フセットは表2の様にA3、A1、A2、A4、A6、
A8、A7、A5であり、各バッファ127〜134へ
入力される。読みだしオフセットA1は、出力側に隣接
するノード装置の光受信部103宛に対応した記憶領域
Iのセルを読みだすオフセットであるため、バッファ1
27からは先に入力した前記セルが読みだされる。他の
バッファは読みだしオフセットがA1以外であるため、
先に入力された前記セルは光受信部103以外に読みだ
されない。ただしヘッダのみが記載された空セルが読み
出される。
【0019】また、アドレス1が供給される時間は1セ
ル分の時間であり、記憶されている2セルのうち1セル
が読み出される。バッファ127から読みだされたセル
は光送信器143に入力される。光送信器143は発光
波長がλ1に設定されているので、セルを波長λ1の光
信号に変換して出力する。その光信号はスターカプラ1
02、光ファイバを経て、隣接する次ノード装置のスタ
ーカプラ101で8方向に分岐されて各光受信部103
〜110に入力する。光受信部103は受信波長がλ1
であるため、光受信部103で受信され、電気信号へ変
換される。光受信部103〜110に入力した波長λ1
の光信号は受信されない。
【0020】また、次のタイミング周期では、アドレス
2がROMカウンタ502より出力され、バッファ12
9の記憶領域Iに記憶されているセルのうち1セルが読
みだされる。そのセルは光送信器145で波長λ1の光
信号に変換され、ノード装置602の光受信部103で
受信され、電気信号へ変換される。同様に、フレームパ
ルスがROMカウンタ502に入力する毎に送信波長及
び読みだしオフセットが変更され、前記セルはバッファ
130、131、132、133、134及び127か
ら1セルずつ順次読みだされる。この巡回遷移が2巡し
たところで各バッファに記憶されていた2個のセル全て
が読み出され、波長λ1の光信号に変換されて伝送さ
れ、ノード装置602の光受信器103で受信される。
光受信部103は光信号を電気信号へ変換した後、デコ
ーダ111と同期回路801に出力する。同期回路80
1にて光送信器103からのセルのヘッダを検出してセ
ル同期信号の抽出を行う。デコーダ111にて抽出した
同期信号に基づきセルヘッダ部の誤り訂正を行い、訂正
できないものはそのセルを廃棄する。
【0021】このように、送信波長が周期的に変更され
る光送信器の送信波長が、宛先に対応した波長に設定さ
れたときバッファからセルを読み出すことにより交換が
行われる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記動作において、仮
に光送信器143に障害が発生し、光送信器143から
出力された光信号がスターカプラ102に隣接するノー
ド装置の光受信器103〜110で受信できないとす
る。つまり、波長制御部153内のROMカウンタ50
2よりアドレス0が供給され、表1より光送信器143
の送信波長がλ1に設定されたとき、バッファ127か
ら読み出されたセルが、ノード装置602の光受信器1
03で受信できなくなることになる。隣接のノード装置
602の光受信器103は光電変換後、同期回路801
にてセルのヘッダを検出し、デコーダ111にてセル同
期をとっているが、8セルおきに光送信部143からの
セルを受信できなくなるため、同期信号の再生が不安定
となり、同期はずれが発生してセルが廃棄されてしまう
可能性が高くなる。また、アドレス0が供給されるタイ
ミング周期以外では、光送信器143からはアドレス1
ではセルが波長λ3で送出され、アドレス2では空セル
が波長λ5で送出され、さらにアドレス3、4、5、
6、7、8では空セルが波長λ5、λ7、λ8、λ6、
λ4、λ2で送出されており、それらの空セルは光受信
器105、107、109、110、108、106、
104、102にそれぞれ入力するが、同期回路802
〜808にてセルのヘッダを検出できないため、ここで
も同期はずれの発生する可能性が高くなる。このよう
に、一つの光送信器の障害が同期はずれの発生という事
態を全体的に波及することになる。
【0023】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、光送信器の障害により受信動作に問
題が発生する場合の解決手段を提供する。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、複数(N個)の光波長を用いてパケッ
トを伝送する光波長多重伝送路と、前記光波長多重伝送
路を所定の波長の光信号で伝送されるパケットのみを受
信し、電気信号に変換する固定波長受信手段と、光波長
多重伝送路に出力されるパケットを複数の送信波長の内
の、所望の波長の光信号に変換する可変波長送信手段か
らなる組をN組有し、更に、前記N個の可変波長送信手
段の送信波長を、所定の送信波長制御パターンに従って
制御し、且つ複数の可変波長送信手段が同時に同じ波長
の光信号を送信しないように制御する送信波長制御手段
と、前記送信波長制御パターンに従って送出されたパケ
ットから同期信号を抽出する同期再生手段と、前記固定
波長受信手段から出力されるパケットの中から、各端末
に伝送するべきパケットを分離し、各端末から伝送され
てくるパケットを挿入する分離挿入手段と、前記分離挿
入手段から出力されるパケットを一時記憶するバッファ
部と、可変波長送信手段の送信波長に対応する波長指定
記憶領域からパケットを読みだすバッファ制御部から構
成されるノード装置であって、また、前記ノード装置と
各端末を接続する複数のサブ伝送路を有するネットワー
クシステムにおいて、前記同期再生手段は、特定の可変
波長送信手段により送出されたパケットから抽出した同
期信号により同期獲得を行ない、かつ他の可変波長送信
手段により送出されたパケットから抽出した同期信号に
より同期を維持することを特徴とするノード装置及びネ
ットワークシステムを提供する。
【0025】もしくは、上記同期再生手段は、各固定波
長受信手段で受信したパケットから特定の可変長送信手
段により送出されたパケットを前記送信波長制御パター
ンの特定の位相を用いて時分割分離し、分離されたパケ
ットから同期信号を抽出する同期信号獲得手段と、抽出
した同期信号の有無を監視し、同期信号の抽出が不可と
なった場合に前記波長制御パターンの他の位相を用いる
ことにより、他の可変波長送信手段からのパケットから
同期信号を抽出する同期維持手段から構成されたことを
特徴とするノード装置及びネットワークシステムを提供
する。
【0026】もしくは、上記同期再生手段は、各固定波
長受信手段で受信したパケットから少なくとも2つの可
変波長送信手段により送出されたパケットを前記送信波
長制御パターンに従って時分割多重し、分離されたそれ
ぞれのパケットから同期信号を複数抽出する同期信号獲
得手段と、抽出した複数の同期信号の有無を監視し、一
方の同期信号の抽出が不可となった場合に他方の同期信
号を使用する同期維持手段から構成されたことを特徴と
するノード装置及びネットワークシステムにより、光送
信器の障害による通信遮断を回避することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0028】〔第1の実施形態〕図1は、本発明におけ
るノード装置の構成を示す例であり、同期部の構成が従
来と異なる。本発明によるノード装置内の個々の構成部
分であるスターカプラ101,102、光受信部103
〜110、デコーダ111〜118、分離挿入部119
〜126、エンコーダ135〜142、光送信部143
〜150の動作機能は、それぞれ図7に示す従来のノー
ド装置内で用いたスターカプラ101,102、光受信
部103〜110、デコーダ111〜118、分離挿入
部119〜126、エンコーダ135〜142、光送信
部143〜150の機能と全く同じものである。よっ
て、図1において、従来例で説明した部分の機能の説明
は省略し、部番も共通とする。本ノード装置を用いたネ
ットワーク構成例も従来例で示した図5と共通である。
【0029】また、図1において、155は8入力2出
力のセレクタであり、同期制御部158からの制御によ
り、所定の選択パターンに従って周期的に選択する信号
が切り替わる。156は現用系の同期回路であり、セレ
クタ155から選択されたビット列より同期信号を抽出
する。また、同期状態を同期制御部158に通知する。
同様に、157は予備系の同期回路であり、現用系での
同期信号の抽出が不可の場合のバックアップとして設け
られている。同期制御部158は、バッファ制御部15
4におけるバッファ制御テーブルを参照し、順次セレク
タ155を切り替え、現用系の同期回路156、予備系
の同期回路157で同期信号を抽出できるようにセレク
タ155の切り替えタイミングを制御する。例えば表2
におけるアドレス0において、オフセットA1の場合、
セレクタ155は光受信部103からの入力信号を選択
し、オフセットA2の場合光受信部104、以降同様
に、オフセットA8の場合光受信部110を選択するよ
うに設定する。2つのセレクタ出力ともに参照方法は同
様だが、参照するテーブルが異なる。実施形態では、同
期回路156への出力はバッファ制御テーブルIを参照
し、同期回路157への出力はバッファ制御テーブルII
を参照する。また同期制御部158は、現用系の同期回
路156、予備系の同期回路157からの同期状態をモ
ニタし、同期状態に応じて、デコーダ111〜118に
送出する同期信号を同期回路156、157にて抽出し
た同期信号のうちいずれにするかを選択するスイッチ1
59の制御も行う。
【0030】正常時のノード装置601と602の間で
やりとりされる同期信号についての動作例について述べ
る。ノード装置601におけるエンコーダ135〜14
2において、データに同期信号を多重されたパケットデ
ータは、光送信器143〜150にて、各送信波長に変
換され、スターカプラ102にてノード装置602に送
出される。
【0031】光送信器143〜150は、波長制御部1
53の波長制御テーブルに従って送信波長が決定され
る。すなわち、光送信器143はλ1、λ3、λ5、λ
7、λ8、λ6、λ4、λ2の順に変更され、光送信器
144はλ2、λ1、λ3、λ5、λ7、λ8、λ6、
λ4の順に変更される、以降同様に表1に従って変更さ
れる。
【0032】次にノード装置602において光ファイバ
から送出されてきたデータは、固定波長受信器であると
ころの光受信器103〜110に受信される。光受信器
103は波長λ1のみ受信するため、ノード装置601
における光送信器143からの信号を先ず受信すると、
次ぎに光送信器144からの信号、以降順に光送信器1
50まで受信し、再び光送信器143から受信する。
【0033】光受信器104は波長λ2のみ受信するた
め、ノード装置601における光送信器144からの信
号を先ず受信すると、次ぎに光送信器145からの信
号、以降順に光送信器150まで受信し、光送信器14
3、再び光送信器144という順に受信する。以降同様
に、光受信部105〜110の受信順序が決まってい
る。このように、1つの光受信器のみに着目すると、送
信器143〜150まですべての送信器からの信号を順
に受信している。
【0034】光受信器103〜110にて受信された信
号は、各デコーダ111〜118とセレクタ155に入
力される。同期制御部158ではバッファ制御部154
のバッファ制御テーブルを参照し、セレクタ155にお
いて選択する信号を決定している。すなわち、同期回路
156においてノード装置601の光送信部143から
の信号を継続して受信ようにセレクタ155を順に切り
換える。送信元が光送信部143のとき、同期制御部1
58が参照するのは波長制御テーブルIである。送信元
であるノード装置601のバッファ127がアドレス0
のときにバッファ127内の記憶領域I301に記憶さ
れたパケットは、エンコーダ135を介して光送信部1
43から波長λ1で送信され、ノード装置602の光受
信部103にて受信される。同期制御部158が参照す
るバッファ制御テーブルIのアドレス0より、セレクタ
155は光送信部103からの信号を選択し、同期回路
156に入力する。アドレス1のタイミングでは、送信
元の127にてバッファ制御テーブルIよりA3のオフ
セットである記憶領域IIIのパケットを光送信部143
にて波長λ3にて送信し、ノード装置602の光受信部
103にて受信される。同期制御部158が参照するバ
ッファ制御テーブルIのアドレス1より、セレクタ15
5は光受信部105からの信号を選択し、同期回路15
6に入力する。このように、順次セレクタが切り換えら
れる。
【0035】同様に、同期回路157において、ノード
装置601における光送信部144からの信号を継続し
て受信するようにセレクタ155を順に切り換える。こ
こで、セレクタ155の2つの出力は、異なった送信元
の信号を継続して受信できるように選択すればよく、上
記送信元に固定されるものではない。
【0036】次に、ノード装置601における光送信器
143が障害により信号を送出できなくなった場合につ
いて述べる。ノード装置602のセレクタ155は送信
元がノード装置601の光送信器143からの信号を選
択して同期回路156に送っているので、同期回路15
6にて信号の受信が不能となり、同期信号の抽出ができ
なくなる。一方、セレクタ155は同期回路157に対
して送信元がノード装置601の光送信器144からの
信号を選択して同期回路157に送っているので、同期
回路157では同期信号の抽出は支障なく行われてい
る。同期回路156、157からの同期状態を監視して
いる同期制御部158では、同期回路156での同期は
ずれを検出し、セレクタ159を切り換える。すなわ
ち、同期回路156からの同期信号をとめて、同期回路
157からの同期信号でデコーダ111〜118を動作
するように変更する。このことで、送信器1つの故障が
全デコーダ111〜118における同期再生不可になる
ことを防止する。
【0037】また、1つの光送信器の故障に加え、2つ
めの光送信器の故障があった場合には、もう一つ同期回
路を設けることで、2つの光送信器の故障に対応でき
る。このように、各ノード装置内にN組の送受信回路が
ある場合、何組の故障を想定するかで、同期回路を設定
すればよい。
【0038】また、上記実施形態では、8組の送受信回
路について説明したが、何組であってもよく複数の組で
あれば、上記本発明の効果を奏し得る。
【0039】〔第2の実施形態〕本実施形態は第1の実
施形態と同期障害時における対処方法が異なる。図6に
その構成を示す。図6において、201が8入力1出力
のセレクタ、202が同期信号の再生を行う同期回路で
ある。203は波長制御部153の波長制御テーブルに
従ってセレクタ201を変更する同期制御部である。
【0040】正常時のノード装置601とノード装置6
02の間でやりとりされる同期信号についての動作例に
ついて述べる。ノード装置601におけるエンコーダ1
35〜142において、データに同期信号を多重された
パケットデータは、光送信器143〜150にて、各送
信波長に変換され、スターカプラ102にてノード装置
602に送出される。
【0041】光送信器143〜150は、波長制御部1
53の波長制御テーブルに従って送信波長が決定され
る。すなわち、光送信器143はλ1、λ3、λ5、λ
7、λ8、λ6、λ4、λ2の順に変更され、光送信器
144はλ2、λ1、λ3、λ5、λ7、λ8、λ6、
λ4の順に変更される、以降同様に表1に従って変更さ
れる。
【0042】次にノード装置602において光ファイバ
から送出されてきたデータは、8分岐するスターカプラ
101を通って、固定波長受信器であるところの光受信
器103〜110に受信される。光受信器103は波長
λ1のみ受信するため、ノード装置601における光送
信器143からの信号を先ず受信すると、次ぎに光送信
器144からの信号を受信、以降順に光送信器150ま
で受信し、再び光送信器143から受信する。
【0043】光受信器104は波長λ2のみ受信するた
め、ノード装置601における光送信器144からの信
号を先ず受信すると、次ぎに光送信器145からの信号
を受信、以降順に光送信器150まで受信し、光送信器
143、再び光送信器144という順に受信する。以降
同様に、光受信部105〜110の受信順序が決まって
いる。このように、1つの光受信器のみに着目すると、
光送信器143〜150まですべての送信器からの信号
を順に受信している。
【0044】光受信器103〜110にて受信された信
号は、各デコーダ111〜118とセレクタ201に入
力される。同期制御部203では波長制御部153の波
長制御テーブルを参照し、セレクタ201において選択
する信号を決定している。すなわち、同期回路202に
おいて、ノード装置601の光送信部143からの信号
を継続して受信できるようにセレクタ201の切り換え
タイミングを選択している。ここで、セレクタ201の
出力は、1つの送信元の信号を継続して受信できるよう
に変更すればよく、上記送信元に固定されるものではな
い。
【0045】次に、ノード装置601における光送信器
143が障害により信号を送出できなくなった場合につ
いて述べる。ノード装置602のセレクタ201は送信
元がノード装置601の光送信器143からの信号を選
択して同期回路202に送っているので、同期回路20
2にて信号の受信が不能となり、同期信号の抽出ができ
なくなる。同期回路202からの同期状態を監視してい
る同期制御部203では、同期回路202での同期はず
れを検出し、セレクタ201を切り換えて、他の送信元
からの信号を出力するようにする。すなわち、同期制御
部203は、波長制御部153における波長制御テーブ
ルの参照テーブルを変更し、送信元が光送信器144で
ある信号からの同期信号でデコーダ111〜118を動
作するように変更する。このことで、光送信器1つの故
障が全デコーダにおける同期再生不可になることを防止
する。また、各デコーダ毎に必要であった同期回路を1
つにすることができるので、回路規模の削減が可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明のノード装置を用
いることで、1つの送信器に障害が起こっても、受信側
では障害のおこった信号をのぞいて正常に再生が可能で
ある。また、各光受信部ごとに同期回路を設ける必要が
ないため、回路規模の削減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノード装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明によるノード装置のバッファの記憶領域
を示すアドレス対応図である。
【図3】本発明によるノード装置のバッファ制御部を示
すブロック図である。
【図4】本発明によるノード装置の波長制御部のブロッ
ク図である。
【図5】本発明によるノード装置を接続したネットワー
クシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明による第2の実施形態に用いるノード装
置のブロック図である。
【図7】背景技術によるノード装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
101、102 スターカプラ 103〜110 光送信部 111〜118 デコーダ 119〜126 分離挿入部 127〜134 バッファ 135〜142 エンコーダ 143〜150 光送信部 153 波長制御部 154 バッファ制御部 155、159 セレクタ 156 同期回路(現用系) 157 同期回路(予備系) 158 同期制御部 160〜167 端末

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数(N個)の光波長を用いてパケット
    を伝送する光波長多重伝送路と接続し、 前記光波長多重伝送路を所定の波長の光信号で伝送され
    るパケットのみを受信し、電気信号に変換する固定波長
    受信手段と、前記光波長多重伝送路に出力される前記パ
    ケットを複数の送信波長の内の、所望の波長の光信号に
    変換する可変波長送信手段とからなる組をN組有し、 更に、前記N個の可変波長送信手段の送信波長を、所定
    の送信波長制御パターンに従って制御し、且つ前記複数
    の可変波長送信手段が同時に同じ波長の光信号を送信し
    ないように制御する送信波長制御手段と、 前記送信波長制御パターンに従って送出された前記パケ
    ットから同期信号を抽出する同期再生手段と、 前記固定波長受信手段から出力される前記パケットの中
    から、各端末に伝送するべきパケットを分離し、前記各
    端末から伝送されてくるパケットを挿入する分離挿入手
    段と、 前記分離挿入手段から出力されるパケットを一時記憶す
    るバッファ部と、前記可変波長送信手段の送信波長に対
    応する波長指定記憶領域からパケットを読みだすバッフ
    ァ制御部とから構成されるノード装置において、 前記同期再生手段は、特定の可変波長送信手段により送
    出されたパケットから抽出した同期信号により同期獲得
    を行ない、かつ他の可変波長送信手段により送出された
    パケットから抽出した前記同期信号により同期を維持す
    ることを特徴とするノード装置。
  2. 【請求項2】 複数(N個)の光波長を用いてパケット
    を伝送する光波長多重伝送路と、 前記光波長多重伝送路を所定の波長の光信号で伝送され
    るパケットのみを受信し、電気信号に変換する固定波長
    受信手段と、前記光波長多重伝送路に出力される前記パ
    ケットを複数の送信波長の内の、所望の波長の光信号に
    変換する可変波長送信手段とからなる組をN組有し、 更に、前記N個の可変波長送信手段の送信波長を、所定
    の送信波長制御パターンに従って制御し、且つ前記複数
    の可変波長送信手段が同時に同じ波長の光信号を送信し
    ないように制御する送信波長制御手段と、 前記送信波長制御パターンに従って送出された前記パケ
    ットから同期信号を抽出する同期再生手段と、 前記固定波長受信手段から出力される前記パケットの中
    から、各端末に伝送するべきパケットを分離し、前記各
    端末から伝送されてくるパケットを挿入する分離挿入手
    段と、 前記分離挿入手段から出力されるパケットを一時記憶す
    るバッファ部と、前記可変波長送信手段の送信波長に対
    応する波長指定記憶領域からパケットを読みだすバッフ
    ァ制御部とから構成されるノード装置と、 前記ノード装置と各端末を接続する複数のサブ伝送路を
    有するネットワークシステムにおいて、 前記同期再生手段は、特定の可変波長送信手段により送
    出されたパケットから抽出した同期信号により同期獲得
    を行ない、かつ他の可変波長送信手段により送出された
    パケットから抽出した前記同期信号により同期を維持す
    ることを特徴とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のノード装置において、
    前記同期再生手段は、前記各固定波長受信手段で受信し
    たパケットから特定の可変長送信手段により送出された
    パケットを前記送信波長制御パターンの特定の位相を用
    いて時分割分離し、分離されたパケットから同期信号を
    抽出する同期信号獲得手段と、抽出した同期信号の有無
    を監視し、同期信号の抽出が不可となった場合に前記波
    長制御パターンの他の位相を用いることにより、他の可
    変波長送信手段からのパケットから同期信号を抽出する
    同期維持手段から構成されたことを特徴とするノード装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のノード装置を備えたこ
    とを特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のノード装置において、
    前記同期再生手段は、各固定波長受信手段で受信したパ
    ケットから少なくとも2つの可変波長送信手段により送
    出されたパケットを前記送信波長制御パターンに従って
    時分割多重し、分離されたそれぞれのパケットから同期
    信号を複数抽出する同期信号獲得手段と、抽出した複数
    の同期信号の有無を監視し、一方の同期信号の抽出が不
    可となった場合に他方の同期信号を使用する同期維持手
    段から構成されたことを特徴とするノード装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のノード装置を備えたこ
    とを特徴とするネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 複数(N個)の光波長を用いてパケット
    を伝送する光波長多重伝送路と、 前記光波長多重伝送路を所定の波長の光信号で伝送され
    るパケットのみを受信し、電気信号に変換する固定波長
    受信手段と、前記光波長多重伝送路に出力されるパケッ
    トを複数の送信波長の内の、所望の波長の光信号に変換
    する可変波長送信手段からなる組をN組有し、 更に、前記N個の可変波長送信手段の送信波長を、所定
    の送信波長制御パターンに従って制御し、且つ複数の可
    変波長送信手段が同時に同じ波長の光信号を送信しない
    ように制御する送信波長制御手段と、 前記送信波長制御パターンに従って送出されたパケット
    から同期信号を抽出する同期再生手段と、 前記固定波長受信手段から出力されるパケットの中か
    ら、各端末に伝送するべきパケットを分離し、各端末か
    ら伝送されてくるパケットを挿入する分離挿入手段と、 前記分離挿入手段から出力されるパケットを一時記憶す
    るバッファ部と、可変波長送信手段の送信波長に対応す
    る波長指定記憶領域からパケットを読みだすバッファ制
    御部から構成されるノード装置と、前記ノード装置と各
    端末を接続する複数のサブ伝送路を有するネットワーク
    システムであって、 前記同期再生手段において同期信号を抽出する方法は、
    特定の可変波長送信手段により送出されたパケットから
    抽出した同期信号により同期獲得を行ない、かつ他の可
    変波長送信手段により送出されたパケットから抽出した
    同期信号により同期維持動作を行うことを特徴とするネ
    ットワークシステムの同期方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のネットワークシステム
    の同期方法において、前記各固定波長受信手段で受信し
    たパケットから特定の可変長送信手段により送出された
    パケットを前記送信波長制御パターンの特定の位相を用
    いて時分割多重し、分離されたパケットから同期信号を
    抽出して同期獲得を行い、抽出した同期信号の有無を監
    視して、同期信号の分離が不可となった場合に前記波長
    制御パターンの他の位相を用いることにより、他の可変
    波長送信手段からの同期信号を抽出するようにしたこと
    を特徴とするネットワークシステムの同期方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のネットワークシステム
    の同期方法は、前記各固定波長受信手段で受信したパケ
    ットから少なくとも2つの可変波長送信手段により送出
    されたパケットを前記送信波長制御パターンに従ってパ
    ケットを時分割分離し、分離されたそれぞれのパケット
    から同期信号を複数抽出して、その一方の同期信号で同
    期獲得を行い、抽出した複数の同期信号の有無を監視
    し、一方の同期信号の分離が不可となった場合に他方の
    同期信号を使用することを特徴とするネットワークシス
    テムの同期方法。
  10. 【請求項10】 複数(N個)の光波長を用いてパケッ
    トを伝送する光波長多重伝送路間に接続され、 前記光波長多重伝送路からの前記複数の波長の光信号で
    伝送されるパケットを受信し電気信号に変換する固定波
    長受信手段と、前記光波長多重伝送路に出力される前記
    パケットを複数の送信波長の内の所望の波長の光信号に
    変換する可変波長送信手段とからなる組をN組有し、 更に、前記N個の可変波長送信手段の送信波長を所定の
    送信波長制御パターンに従って制御する送信波長制御手
    段と、 前記固定波長受信手段からの電気信号中の前記パケット
    から同期信号を抽出する同期再生手段と、から構成され
    るノード装置において、 前記同期再生手段は、隣接ノード装置の特定の前記可変
    波長送信手段により送出されたパケットから抽出した同
    期信号により同期獲得を行ない、且つ他の可変波長送信
    手段により送出されたパケットから抽出した前記同期信
    号により同期を維持することを特徴とするノード装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0983574A (ja) * 1995-07-03 1997-03-28 Canon Inc パケット通信を行なうネットワークシステムにおいて用いるノード装置、それを用いるネットワークシステム及びそこで用いる通信方法
JPH09121229A (ja) * 1995-08-09 1997-05-06 Canon Inc パケット通信を行なうネットワークシステム、及びそこで用いる通信方法
JPH09270808A (ja) * 1996-02-02 1997-10-14 Canon Inc 伝送制御方法及びそれを用いるネットワークシステム

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