JPH0982909A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH0982909A
JPH0982909A JP7232509A JP23250995A JPH0982909A JP H0982909 A JPH0982909 A JP H0982909A JP 7232509 A JP7232509 A JP 7232509A JP 23250995 A JP23250995 A JP 23250995A JP H0982909 A JPH0982909 A JP H0982909A
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film
crystal
capacitor
dielectric
substrate
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JP7232509A
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English (en)
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Takashi Kawakubo
隆 川久保
Kazuhide Abe
和秀 阿部
Shuichi Komatsu
周一 小松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷蓄積用キャパシタの誘電体膜として高誘
電率物質のBSTを用いたFRAMにおいて、蓄積電荷
量の増大,強誘電性の誘起,電荷蓄積素子間のばらつき
の低減,誘電体膜と下地膜の相互拡散の低減などを実現
する。 【解決手段】 シリコン基板1上に1つのスイッチ用ト
ランジスタと1つの電荷蓄積用キャパシタからなるメモ
リセルを2次元配置してなり、かつキャパシタの誘電体
膜としてチタン酸バリウムストロンチウム(BST)を
用いたFRAMにおいて、基板1上に形成された絶縁膜
上に、種結晶から横方向に溶融再結晶させて単結晶化し
たSi結晶34上に下部電極としての白金膜13及びB
ST膜16がエピタキシャル成長されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高誘電率物質をキ
ャパシタの誘電体膜として用いた半導体記憶装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路技術の発達によって半導
体記憶装置が益々小形化しており、半導体記憶装置に必
須の回路素子であるキャパシタの小形化も一段と重要に
なっている。従来より半導体記憶装置では、トランジス
タ等の能動素子と同一の基板に溝を掘って蓄積容量膜を
形成するトレンチキャパシタや、基板上に蓄積容量膜を
積み上げるスタックトキャパシタ等の立体構造により、
実質的な面積増大を招くことなく必要なキャパシタ容量
を確保している。
【0003】しかしながら、能動素子の小形化が急速に
進む中で薄膜キャパシタの小型化は遅れており、より一
層の高集積化を阻む大きな要因となってきている。これ
は、従来用いられている誘電体薄膜材料がSiO2 ,S
34 などのような誘電率が高々10以下の材料に限
られているためであり、薄膜キャパシタを小形化するた
めには誘電率の大きな誘電体薄膜を開発することが必要
である。
【0004】ペロブスカイト型酸化物であるSrTiO
3 ,BaTiO3 ,PbTiO3 ,PbZrO3 などは
単一組成並びに相互の固溶体組成で、100以上100
0にも及ぶ誘電率を有することが知られており、セラミ
ック・コンデンサに広く用いられている。これらの材料
の薄膜化は上述の薄膜キャパシタの小形化に極めて有効
であり、かなり以前から研究が行われて比較的良好な特
性が得られている。
【0005】ところが、上記のような従来作成されてい
るSrTiO3 などの高誘電率薄膜には、蓄積電荷容量
を大きくするために薄膜化していくと、誘電率が徐々に
低下するという問題点がある。例えば、バルク材料では
優に比誘電率が1000を越えるBaSrTiO3 誘電
体では、膜厚が30nmになると比誘電率は250程度
に低下するため、電荷蓄積能力を表すSiO2 換算膜厚
は0.4nm程度にとどまる。従って、1Gビットクラ
スのDRAMを作成する場合には、BaSrTiO3
電体膜を使用したキャパシタを平面的に構成するのでは
蓄積電荷量が足りず、アスペクト比2以上の立体形状に
する必要があり、作成がさらに困難になるという問題点
がある。
【0006】一方、強誘電体を使用した半導体記憶装
置、即ち強誘電体の分極方向の差による反転電流の違い
を利用したFRAMにおいても全く同様の問題点があ
る。現在FRAMに使用されている強誘電体膜であるP
b(ZrTi)O3 においても、薄くなると強誘電体と
しての性質がなくなるという問題点があり、最低でも2
00nmの誘電体の膜厚が必要である。このような厚い
誘電体膜を使用する場合には、高集積化が非常に困難で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、誘電
率の大きな誘電体膜は薄膜化すると誘電特性が劣化する
という本質的な大きな問題点を抱えており、半導体記憶
装置の電荷蓄積用キャパシタとして利用するときの大き
な問題点となっている。
【0008】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、特にペロブスカイト系
誘電体薄膜を使用した電荷蓄積用キャパシタにおける誘
電特性を改善することができ、これをもって高集積化を
可能とした半導体記憶装置及びその製造方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(概要)上記課題を解決するために本発明は、次のよう
な構成を採用している。即ち、本発明(請求項1)は、
半導体基板上に1つのスイッチ用トランジスタと1つの
電荷蓄積用キャパシタからなるメモリセルを2次元配置
してなり、かつキャパシタの誘電体膜として高誘電率物
質を用いた半導体記憶装置において、前記基板から非晶
質膜又は多結晶膜を介して成長された下地結晶上に、前
記誘電体膜がエピタキシャル成長又は配向成長されてい
ることを特徴とする。
【0010】また、本発明(請求項2)は、半導体基板
上に1つのスイッチ用トランジスタと1つの電荷蓄積用
キャパシタからなるメモリセルを2次元配置してなり、
かつキャパシタの誘電体膜として高誘電率物質を用いた
半導体記憶装置の製造方法において、前記基板上に前記
メモリセルを形成する工程と、前記メモリセル部を覆う
絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜に開口を設け、該
開口内に前記基板に接して非晶質又は多結晶のプラグを
形成する工程と、前記絶縁膜上に前記プラグに接して下
地結晶層を形成する工程と、前記下地結晶層上に前記誘
電体膜をエピタキシャル成長又は配向成長する工程とを
含むことを特徴とする。
【0011】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) 誘電体膜は下地結晶上に直接又は下部電極膜等を介
して成長されること。 (2) 高誘電率物質が、ペロブスカイト若しくは層状ペロ
ブスカイト構造の物質からなる高誘電率誘電体又は強誘
電体であること。 (3) ペロブスカイト系高誘電物質の格子定数(ad
と、高誘電物質に接する下部電極の格子定数(as )と
が、1.002≦ad /as ≦1.03なる関係を満た
すこと。 (4) 下地結晶が、種結晶から横方向への結晶成長法(ラ
テラルオーバグロース)により作成した単結晶であるこ
と。 (5) 非晶質の下地基板に周期的な凹凸を形成し、グラフ
ォエピタキシー法により単結晶の下地結晶を作成するこ
と。 (6) 個々のキャパシタが、それぞれ独立した一個の前記
下地結晶の表面に形成されていること。 (7) キャパシタが表面に形成されている個々の結晶が単
結晶であること。 (8) キャパシタが表面に形成されている結晶が、非晶質
下地上に特定の結晶軸方向に配向していること。 (作用)従来方法では、半導体記憶装置の電荷蓄積素子
にペロブスカイト系の高誘電率薄膜や強誘電体を使用し
ても、薄膜化すると誘電特性が低下するために高集積化
することが困難であった。これに対し本発明によれば、
下地結晶の晶癖面上にエピタキシャル成長した誘電体膜
の使用により、下地膜との拘束作用を利用した蓄積電荷
量の増大や強誘電性の誘起をはかることができ、さらに
キャパシタ間のばらつきの低減などを実現することがで
き、高集積化した半導体記憶装置を作成することが可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施形態を説明する前に、
本発明の基本原理について説明する。前述した課題を解
決するため本発明者らは、メモリセルの誘電体膜として
エピタキシャル成長膜を利用することにまず着目した。
発明者らの実験によれば、(100)面を持つMgO基
板上に白金電極層を介してエピタキシャル成長したBa
x Sr(1-x) TiO3 誘電体膜においては、本来のバル
ク材料ではバリウムのモル分率を示すxが0.7以上で
しか発現しないはずの強誘電性がx>0.4で発現する
現象、言い換えれば常誘電体が強誘電体に転移するキュ
リー温度が200℃以上高くなる現象が見られると共
に、蓄積電荷量も20%〜200%ほど増大するという
現象が見られた。
【0013】これらの誘電特性が著しく向上する原因を
詳細に検討したところ、以下の原因が明らかになった。
即ち、MgO(100)基板上にPt(100)面がエ
ピタキシャル成長し、さらにBaSrTiO3 (10
0)面がエピタキシャル成長していた。Pt(100)
面間隔よりBaSrTiO3 (100)面間隔が僅かに
大きいことから、BaSrTiO3 がPt上にエピタキ
シャル成長した際に、面内方向に圧縮され、面と垂直方
向には伸ばされる方向の残留弾性歪みが存在しており、
この残留歪みが強誘電性を誘起していることが明らかに
なった。
【0014】このように、エピタキシャル成長したペロ
ブスカイト膜をメモリセルのキャパシタに使用すること
により、下地膜との拘束により誘起された強誘電性や誘
電率の増大効果が利用できる。また、ペロブスカイト結
晶の分極方向は(100)であるために、(100)方
向に配向させることによって多結晶膜に比べてセル間の
ばらつきの少ない、高集積化に適したメモリセルを有す
る半導体記憶装置を原理的には作成することができる。
【0015】また同様に、MgO(110)基板上にP
t(110)、さらにBaSrTiO3 (110)をエ
ピタキシャル成長させたキャパシタ膜についても誘電特
性の測定を行ったところ、MgO(100)基板上のキ
ャパシタには及ばないものの、顕著な強誘電体特性が得
られることが分かった。
【0016】一方、BaSrTiO3 の(111)面は
表面エネルギが大きいためにエピタキシャル成長しにく
いが、スパッタ等の成膜条件を最適値に制御することに
より、MgO(111)面上にPt(111)、さらに
BaSrTiO3 の(111)をエピタキシャル成長さ
せた構造を作成することができ、同様に顕著な強誘電特
性を得ることができる。
【0017】ところが、実際にスイッチ用トランジスタ
を形成した半導体基板とペロブスカイト系誘電体からな
るキャパシタを組み合わせる場合には、高誘電率薄膜を
構成する、Sr,Ba,Pbなどの元素がトランジスタ
中に拡散するとスイッチング動作に悪影響を与えるた
め、基板から絶縁層を介して分離した場所にキャパシタ
を作成する必要がある。現在絶縁層として使用されてい
るものは、シリコンの酸化物や窒化物、さらにそれらの
酸化物や窒化物に燐やボロンなどを混入したもので、全
てガラス(アモルファス)膜であり、従って絶縁層の上
にエピタキシャル成長させた高誘電率薄膜からなるキャ
パシタを形成することは不可能である。また、MgO基
板をシリコンデバイス中に取り込むことも著しく困難で
ある。
【0018】そこで本発明にかかる方法は、非晶質物質
上などに成長した下地結晶の適当な晶癖面を利用し、晶
癖面上に下地電極と高誘電体膜のエピタキシャル又は配
向した積層構造を局部的に形成することにある。非晶質
物質などの上に成長した下地結晶は全体として方位の揃
った単結晶や配向した結晶であることが望ましいが、個
々のキャパシタの下地結晶が1個の結晶粒で構成されて
いる場合などで、その結晶粒の適当な晶癖面が利用でき
れば個々の結晶の方位が全体として必ずしも一定である
必要はない。
【0019】非晶質物質などの上に単結晶を成長させる
方法として、ラテラルオーバグロースと呼ばれる種結晶
から横方向へ溶融再結晶させる方法、或いは非晶質膜を
種結晶から横方向へ固相成長させる方法などを使用する
ことができる。このときの加熱方法として、レーザビー
ムや電子ビームを成長方向に向かってスキャンする方法
や、成長距離が小さい場合は均一な熱処理方法も可能で
ある。
【0020】また、非晶質物質などの上に単結晶を成長
させる他の方法として、下地基板に人工的に作成した凹
凸を利用する方法(グラフォエピタキシー法)などを利
用することができる。例えば、立方晶系の(100)単
結晶を作成するには、下地面に断面が矩形の溝形状のレ
リーフを作成し、その上に目的の物質を堆積し、溶融再
結晶ないしは固相再結晶を生じさせることで達成でき
る。また、他の面に対しても、面の角度に応じたレリー
フを作成することで単結晶を作成することができる。
【0021】非晶質物質などの上に配向した下地結晶を
成長させる方法として、結晶の晶癖面を利用して成長さ
せる方法、例えば面心立方結晶の(111)面、体心立
方結晶の(110)面、六方稠密結晶の(0001)面
などを下地面に配向させて成長させることができる。
【0022】また、選択成長CVD技術を使用すれば、
各キャパシタ部位に対応して単核成長させた結晶を作成
することができる。即ち、個々のキャパシタを作成する
場所に対応した核発生しやすい微小な領域と、核発生し
にくいその他の領域を作成することにより、核発生密度
が各発生させる微小な領域より十分小さければ、単核成
長により個々のキャパシタ下地結晶として単結晶を製作
することができる。
【0023】選択性を持たせるための下地領域として、
絶縁性材料と導電性材料のような材料の違いを利用して
も良いし、核発生領域に選択的にイオンインプランテー
ションを行う方法も取ることができる。絶縁性下地ない
しは半導性下地の中にイオンプランテーションにより核
発生領域を形成した場合は、同時にトランジスタと接続
するための配線プラグとして使用することもできる。選
択CVD成長を生じることが知られている物質として、
Si,GaAs,GaN,SiCなどの半導体結晶、
W,Cu,Alなどの金属結晶、TiSi2 などのシリ
サイドなどが知られていて、利用することができる。
【0024】また、各キャパシタ部位に対応して単核成
長させた結晶を作成する他の方法として、個々のキャパ
シタを作成する場所に対応した結晶性の微小な領域とそ
の他の非晶質の領域を作成し、その上に非晶質膜を堆積
し、その後熱処理により結晶性の微小な領域との界面か
ら固相成長を生じさせ、さらに必要によりリソグラフィ
ーにより加工を行って、各キャパシタ部位に対応した単
結晶下地を製作することができる。
【0025】さらに、各キャパシタ部位に対応して単核
成長させた結晶を作成する他の方法として、非晶質膜を
全面に堆積し、個々のキャパシタを作成する場所に対応
した微小な領域にイオン注入を行って結晶成長核を生成
しやすくし、その後の熱処理によりイオン注入領域から
単核結晶成長を生じさせ、さらに必要によりリソグラフ
ィーにより加工を行って、各キャパシタ部位に対応した
単結晶下地を製作することができる。
【0026】下地結晶の晶癖面としては、CVD法やス
パッタ法により成膜したときに自然に形成される晶癖面
のほか、結晶膜を選択エッチングなどにより加工して作
成した晶癖面、さらに結晶の特定の方位面を化学的機械
的研磨により形成した晶癖面等を利用することができ
る。
【0027】高誘電体膜として、BaSrTiO3 など
のペロブスカイト構造の膜を使用する場合には、上述し
たように下地結晶に対して(100)面ないしは(11
0)面にエピタキシャル成長しやすいために、下地結晶
の晶癖面としては、立方晶や正方晶の(100),(1
10)面など長方形の格子面形状を持つものが好ましい
が、BaSrTiO3 などでは(111)方向の分極も
十分大きく、成膜条件によってはエピタキシャル成長す
るため、六方晶結晶の(0001)面や立方晶の(11
1)面など、正三角形の格子面形状を持つ晶癖面でも良
い。さらに、個々のキャパシタの下地結晶の晶癖面とし
て、複数の晶癖面を利用することもできる。
【0028】下地結晶は導電性のものであっても良く、
この場合は下部電極を兼ねることができる。また、下地
結晶が絶縁性の場合は、その上に下部電極を介して高誘
電体膜を形成する必要があり、下部電極は半導体基板上
に作成されたトランジスタの一つの電極と配線されてい
る必要がある。
【0029】また、下地結晶と下部電極膜や高誘電率薄
膜の間の相互拡散を避けるために、下地結晶と高誘電率
薄膜の間にバリア性の大きい金属膜や絶縁膜を挟むこと
も可能である。バリア性金属膜としては、チタンやタン
グステンなどの高融点金属、高融点金属のケイ化物,窒
化物,炭化物などが挙げられる。また、バリア性絶縁膜
としては、酸化物,窒化物,フッ化物などが挙げられ
る。
【0030】また上述したように、下地結晶の晶癖面上
に、例えばPt電極とBaSrTiO3 誘電体の組み合
わせのように、誘電体の格子定数より僅かに小さい格子
定数を持つ下部電極と誘電体膜をエピタキシャル成長さ
せて、誘起される強誘電性をFRAMに使用することに
より、成膜時に組成制御性が困難でまた素子中で拡散し
やすいPbやBiなどを使用することがないため、高集
積化に非常にメリットがある。
【0031】ここで、ペロブスカイト系高誘電体膜の格
子定数(ad )と、高誘電体膜に接する下部電極の格子
定数(as )との関係ad /as は、1.002より小
さいと誘電体膜のキュリー温度が誘電性材料本来のキュ
リー温度よりも上昇しないか、又は上昇しても極僅かと
なってしまう。一方、ad /as の値が1.03より大
きいと誘電体膜を導電性基板の上にエピタキシャル成長
させた時に、途中でミスフィット転移が入るため、膜厚
70nm未満の薄い誘電体膜についてキュリー温度を上
昇させることができたとしても、その上昇は僅かなもの
となる。従って前述したように、1.002≦ad /a
s ≦1.03なる関係を満たすのが望ましいのである。
【0032】以下、本発明を図示の実施形態によって説
明する。 (実施形態1)図1及び図2は、本発明の第1の実施形
態に係わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図であ
る。この実施形態は、強く(111)配向した下部電極
膜を使用して強誘電体メモリ(FRAM)を製作した例
である。
【0033】図1(a)は、第1導電型(例えばp型)
シリコン基板1を使用して、素子間分離酸化膜2,第2
導電型(例えばn型)不純物拡散層6,ゲート酸化膜
3,ゲート電極(ワード線)4,第1の層間絶縁膜5か
らなるメモリセルのトランジスタ部、及びビット線8,
第2の層間絶縁膜7を形成した後、平坦化用の絶縁膜9
及び研磨停止層10を形成した状態である。絶縁膜9を
平坦化するためには、エッチバック法を用いても良い
し、またCMP法などを用いても良い。研磨停止層10
としては、酸化アルミニウムなどの絶縁膜を用いること
ができる。
【0034】なお、図では説明を簡単にするために1つ
のメモリセル部分のみを示しているが、実際には上記の
メモリセルが基板上に行方向及び列方向に2次元配置さ
れている。
【0035】次いで、図1(b)に示すように、公知の
フォトリソグラフィー及びプラズマエッチングにより、
絶縁膜9に第2導電型不純物拡散層6へのコンタクトホ
ールを形成した後、選択成長技術によりポリシリコン層
22を形成した。成膜技術は、ジシラン及びジボランを
原料ガスとしたLPCVD法により、成長温度700℃
でポリシリコンをシリコン基板1に対して選択的に成長
させた。その後、図1(c)に示すように、CMPない
しは機械的研磨により研磨停止層10上に形成されてい
るポリシリコン層22を除去し、ポリシリコンコンタク
トプラグ11を形成した。
【0036】次いで、図2(d)に示すように、バリア
メタルであるチタン/窒化チタン層18をスパッタ法に
より形成し、さらに下部電極となる白金膜13を700
℃に基板加熱を行いながらスパッタ法により成長させ
た。X線回折法によりこの白金膜13の配向性を評価し
たところ(111)ピークのみが観測されて、面心立方
格子の晶癖面である(111)に強く配向した膜である
ことが分かった。また、透過電子顕微鏡観察により白金
膜13の粒径を評価したところ、300nm程度である
ことが分かった。
【0037】次いで、ペロブスカイト系誘電体膜である
チタン酸バリウムストロンチウム膜(BST、バリウム
分率70%)16を700℃でスパッタ法により形成し
た。X線回折法によりこのBST膜16の配向性を評価
したところ、(111)ピークのみが観測され、また
(111)面間隔がバルク単結晶の面間隔より4%伸び
ていることが分かった。さらに、透過電子顕微鏡により
膜の断面観察を行ったところ、個々の白金下部電極結晶
粒の上のBST膜16の方位関係は整合しており、個々
の結晶粒同士エピタキシャル成長していることが分かっ
た。
【0038】次いで、図2(e)に示すように、上部金
属15を形成し、公知のフォトリソグラフィー及びプラ
ズマエッチングにより、キャパシタセル形状に加工し
た。それ以降の配線工程は省略する。
【0039】このようにして形成したキャパシタ膜の誘
電特性を評価したところ、明確な強誘電性に基づく分極
方向による蓄積電荷量の違いが観測され、さらに誘電率
の温度依存性から、キュリー温度は200℃以上である
ことが推測された。つまり、絶縁膜としての研磨停止層
10上に、(111)方向に配向した白金膜13を形成
することができ、その上に形成する電荷蓄積用キャパシ
タの誘電体膜として用いるBST膜16の誘電特性を改
善することができ、従ってメモリセルの高集積化をはか
ることが可能となる。 (実施形態2)図3は、本発明の第2の実施形態に係わ
る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。この
実施形態は、強く(100)配向した絶縁性下地結晶を
使用して強誘電体メモリ(FRAM)を製作した例であ
る。
【0040】まず、ポリシリコンコンタクトプラグ11
を形成するまでの工程は、第1の実施形態と同様、即ち
前記図1(a)〜(c)と同様であるので、その説明は
省略する。
【0041】次いで、図3(a)に示すように、マグネ
シウム・アセチルアセトネートを原料としたCVD法に
より基板温度600℃で500nmの厚さのMgO結晶
膜12を堆積させた。その後、MgO結晶表面が平滑に
なるように研磨を行い、さらに表面を熱燐酸で軽くエッ
チングを行い(100)面を表出させた。その後、バリ
アメタルである窒化チタン層18を反応性スパッタ法に
より基板温度600℃で形成し、次に下部電極となる白
金膜13を700℃に基板加熱を行いながらスパッタ法
により形成し、さらにペロブスカイト系誘電体膜である
BST膜(バリウム分率70%)16を700℃でスパ
ッタ法により形成した。
【0042】X線回折法によりそれぞれの膜の配向性を
評価したところ、MgOとTiNの重なったピーク、P
t,BSTに対して(100)ピークのみが観測され
て、(100)に強く配向した膜であることが分かっ
た。また、BST(100)面間隔がバルク単結晶の面
間隔より3%伸びていることが分かった。また、透過電
子顕微鏡により膜の断面観察を行ったところ、個々に積
層されたMgO下地結晶,TiN結晶,Pt結晶,BS
T結晶の方位関係は整合しており、個々の結晶粒同士エ
ピタキシャル成長していることが分かった。
【0043】次いで、図3(b)に示すように、上部金
属15を形成し、公知のフォトリソグラフィー及びプラ
ズマエッチングにより、キャパシタセル形状に加工し
た。その後、これらの上に絶縁膜21を形成した。次い
で、図3(c)に示すように、フォトリソグラフィー及
びプラズマエッチングにより絶縁膜21に、ポリシリコ
ンのコンタクトプラグ11とキャパシタセルの上部電極
15とのコンタクトホールを開孔し、これらを接続する
アルミ配線20を形成した。
【0044】このようにして形成したキャパシタ膜の誘
電特性を評価したところ、明確な強誘電性に基づく分極
方向による蓄積電荷量の違いが観測され、さらに誘電率
の温度依存性から、キュリー温度は200℃以上である
ことが推測された。 (実施形態3)図4は、本発明の第3の実施形態に係わ
る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。この
実施形態は、グラフォエピタキシー技術を使用して非晶
質下地上に(100)単結晶層を形成し、その表面に電
荷蓄積容量セルを作成した例である。
【0045】まず、ポリシリコンコンタクトプラグ11
を形成するまでの工程は、第1の実施形態と同様、即ち
前記図1(a)〜(c)と同様であるので、その説明は
省略する。
【0046】次いで、図4(a)に示すように、プラズ
マCVD法により非晶質の酸化シリコン層19を堆積
し、公知のリソグラフィー及びプラズマエッチング法に
より、0.2μm周期で20nm深さの溝を形成した。
その後、プラズマCVD法により100nm厚さの非晶
質のシリコン層23を形成し、さらにプラズマCVD法
により100nm厚さの酸化シリコン層29を形成し
た。次に、出力10Wのアルゴンレーザーで10mm/
sの速度で走査し、再結晶化を行った。X線回折法によ
り膜の結晶方位を評価したところ、面方向及び溝方向に
(100)が揃った単結晶のSi結晶が成長しているこ
とが分かった。
【0047】次いで、図4(b)に示すように、フッ酸
溶液により酸化シリコン層29を溶解除去し、次に単結
晶シリコン層23′上にバリアメタルである窒化チタン
層18を反応性スパッタ法により基板温度600℃で形
成し、次に下部電極となる白金膜13をスパッタ法によ
り基板温度600℃で形成した。さらに、ペロブスカイ
ト系誘電体膜であるBST膜(バリウム分率80%)1
6を、スパッタ法により基板温度600℃で形成した。
【0048】X線回折法によりそれぞれの膜の配向性を
評価したところ、MgOとTiNの重なったピーク、P
t,BSTに対して基板面方向に(100)ピークのみ
が観測され、また面内回転に対しても4回対称の(10
1)面が観測されたことから、全て(100)方位のエ
ピタキシャル膜であることが分かった。また、BST膜
16の(100)面間隔がバルク単結晶の面間隔より4
%伸びていることが分かった。
【0049】次いで、図4(c)に示すように、上部金
属15を形成し、公知のフォトリソグラフィー及びプラ
ズマエッチングにより、キャパシタセル形状に加工し
た。さらに、ポリシリコンコンタクトプラグ11と単結
晶シリコン層23′とを接続するために、ポリシリコン
膜24を形成した。それ以降の配線工程は省略する。
【0050】このようにして形成したキャパシタ膜の誘
電特性を評価したところ、明確な強誘電性に基づく分極
方向による蓄積電荷量の違いが観測され、さらに誘電率
の温度依存性から、キュリー温度は300℃以上である
ことが推測された。
【0051】なお、本実施形態では単結晶下地結晶の作
成にグラフォエピタキシー法を使用しているが、種結晶
からの面内方向への溶融再結晶法などの手段を用いて単
結晶化を行っても同様の効果が得られる。 (実施形態4)図5及び図6は、本発明の第4の実施形
態に係わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図であ
る。この実施形態は、単核ないしは数個の核からの成長
した下地結晶を使用して強誘電体メモリ(FRAM)を
製作した例である。
【0052】まず、研磨停止層10を形成するまでの構
成は第1の実施形態と同様、即ち前記図1(a)と同様
であるので、その説明は省略する。次いで、図5(a)
に示すように、公知のフォトリソグラフィー及びプラズ
マエッチングにより、絶縁膜9に第2導電型不純物拡散
層6へのコンタクトホールを形成した後、非晶質シリコ
ン層25を堆積した。成膜技術は、ジシラン及びジボラ
ンを原料ガスとしたLPCVD法により、成長温度45
0℃で非晶質シリコンを成長させた。
【0053】次いで、図5(b)に示すように、CMP
ないしは機械的研磨により研磨停止層上に形成されてい
る非晶質シリコンを除去し、650℃の熱処理により結
晶化してポリシリコン・コンタクトプラグ11を形成し
た。このとき、プラグ11の直径に比較してSiの結晶
粒が十分大きければ、表面に露出している部分は単一結
晶とすることができる。
【0054】次いで、図5(c)に示すように、層間絶
縁膜19を形成した後、リソグラフィー及びプラズマエ
ッチング技術により、プラグ11が露出するように絶縁
膜19を開孔した。さらに、非晶質シリコン層をCVD
法により成長させ、600℃の熱処理により結晶化して
いるコンタクトプラグ11からの接触部から固相成長さ
せて、プラグ近傍では単結晶化しているシリコン膜26
を作成した。
【0055】次いで、図6(d)に示すように、CMP
により表面を平坦化し、異方性エッチング液である水酸
化テトラメチルアンモニウム溶液を使用してエッチング
を行い、Si結晶の晶癖面である(111)面を作成し
た。さらに、バリアメタルである窒化チタン層18を反
応性スパッタ法により基板温度600℃で形成し、次に
下部電極となる白金膜13をスパッタ法により基板温度
600℃で形成し、CMPないしは機械的研磨により平
坦化して下部電極をキャパシタ作成部分のみに残した。
【0056】次いで、図6(e)に示すように、ペロブ
スカイト系誘電体膜であるBST膜(バリウム分率90
%)16をスパッタ法により基板温度600℃で形成
し、さらに上部電極15を作成した。透過電子顕微鏡に
より膜の断面観察を行ったところ、個々に積層されたS
i下地結晶、TiN結晶、Pt結晶、BST結晶の方位
関係は整合しており、個々の下地結晶粒の晶癖面上で局
部的にエピタキシャル成長していることが分かった。
【0057】このようにして形成したキャパシタ膜の誘
電特性を評価したところ、明確な強誘電性に基づく分極
方向による蓄積電荷量の違いが観測され、さらに誘電率
の温度依存性から、キュリー温度は200℃以上である
ことが推測された。 (実施形態5)図7は、本発明の第4の実施形態に係わ
る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図である。本実
施形態は、種結晶からの横方向成長を利用した単結晶下
地結晶を使用して強誘電体メモリ(FRAM)を製作し
た例である。
【0058】図7(a)は第1の実施形態で示した図1
(a)と基本的に同様であるが、2次元アレイ状に形成
されたメモリセル部を左側に示すと共に、メモリセルア
レイの途中に所々挿入された種結晶作成部31を右側に
示す。
【0059】次いで、図7(b)に示すように、メモリ
セル部には公知の方法により多結晶タングステンからな
るコンタクトプラグ32を作成した。一方、種結晶作成
部には非晶質シリコンプラグを形成後、650℃の熱処
理によりシリコン基板界面より結晶化して単結晶の種結
晶部33を形成した。
【0060】次いで、図7(c)に示すように、非晶質
シリコン層34及び酸化シリコン層35を形成し、出力
10Wのアルゴンレーザで毎秒10mmの速度で種結晶
側から加熱スキャンを行い、横方向に溶融再結晶化させ
ることにより単結晶下地膜34を作成した。
【0061】次いで、図8(d)に示すように、バリア
メタルである窒化チタン層18を反応性スパッタ法によ
り基板温度600℃で形成し、次に下部電極となる白金
膜13をスパッタ法により基板温度600℃で形成し、
次にペロブスカイト系誘電体膜であるBST(バリウム
分率70%)16をスパッタ法により基板温度600℃
で形成し、さらに白金上部電極15を作成した。
【0062】次いで、図8(e)に示すように、フォト
リソグラフィ及びイオンエッチング法により、キャパシ
タ形状に加工を行った。透過電子顕微鏡により膜の断面
観察を行ったところ、積層されたSi下地結晶,TiN
結晶,Pt結晶,BST結晶は全て(100)方位にエ
ピタキシャル成長していることが分った。
【0063】このように形成したキャパシタ膜の誘電特
性を評価したところ、明確な強誘電性に基づく分極方向
による蓄積電荷量の違いが観測され、さらに誘電率の温
度依存性から、キュリー温度は200℃以上であること
が推測された。
【0064】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施例では、キャパシタ誘電体膜
としてBSTを用いたが、これに限らず、ペロブスカイ
ト若しくは層状ペロブスカイト構造の物質からなる高誘
電率誘電体又は強誘電体であればよい。また本発明は、
必ずしも半導体記憶装置に限らず、薄膜キャパシタを有
する各種の半導体デバイスに適用可能である。さらに、
薄膜キャパシタに限らず、誘電体膜を用いた素子、例え
ば弾性表面波素子やフィルタ等の圧電素子、赤外線セン
サ等の焦電センサに適用することも可能である。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実
施することができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、下
地結晶の晶癖面を利用したエピタキシャル誘電体膜の使
用により、蓄積電荷量の増大,強誘電性の誘起,電荷蓄
積素子間のばらつきの低減,誘電体膜と下地膜の相互拡
散の低減などを実現することができ、高集積化した半導
体記憶装置を実現が可能になり、その工業的価値は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
の前半を示す断面図。
【図2】第1の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
の後半を示す断面図。
【図3】第2の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
を示す断面図。
【図4】第3の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
を示す断面図。
【図5】第4の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
の前半を示す断面図。
【図6】第4の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
の後半を示す断面図。
【図7】第4の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
の前半を示す断面図。
【図8】第4の実施形態に係わるメモリセルの製造工程
の後半を示す断面図。
【符号の説明】
1…シリコン基板 4…ゲート電極(ワード線) 5,7…層間絶縁膜 6…不純物拡散層 8…ビット線 9…平坦化用絶縁膜 10…研磨停止層 11…ポリシリコンコンタクトプラグ 12…MgO結晶膜 13…白金膜(下部電極) 15…上部電極 16…BST膜 18…チタン/窒化チタン層 19…非晶質の酸化シリコン層 20…アルミ配線 22…ポリシリコン層 23…非晶質のシリコン層 23′…単結晶シリコン層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に1つのスイッチ用トランジ
    スタと1つの電荷蓄積用キャパシタからなるメモリセル
    を2次元配置してなり、かつキャパシタの誘電体膜とし
    て高誘電率物質を用いた半導体記憶装置において、 前記基板から非晶質膜又は多結晶膜を介して成長された
    下地結晶上に、前記誘電体膜がエピタキシャル成長又は
    配向成長されてなることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上に1つのスイッチ用トランジ
    スタと1つの電荷蓄積用キャパシタからなるメモリセル
    を2次元配置してなり、かつキャパシタの誘電体膜とし
    て高誘電率物質を用いた半導体記憶装置の製造方法にお
    いて、 前記基板上に前記メモリセルを形成する工程と、前記メ
    モリセル部を覆う絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜
    に開口を設け、該開口内に前記基板に接して非晶質又は
    多結晶のプラグを形成する工程と、前記絶縁膜上に前記
    プラグに接して下地結晶層を形成する工程と、前記下地
    結晶層上に前記誘電体膜をエピタキシャル成長又は配向
    成長する工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装置
    の製造方法。
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