JPH098227A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH098227A
JPH098227A JP15052395A JP15052395A JPH098227A JP H098227 A JPH098227 A JP H098227A JP 15052395 A JP15052395 A JP 15052395A JP 15052395 A JP15052395 A JP 15052395A JP H098227 A JPH098227 A JP H098227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output cell
transistors
transistor
pads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15052395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Isoda
雅仁 礒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP15052395A priority Critical patent/JPH098227A/ja
Publication of JPH098227A publication Critical patent/JPH098227A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】多ピン化を図ることができる半導体集積回路装
置を提供する。 【構成】半導体チップ1の周縁に沿うように、複数の入
出力セル領域2が配置されている。入出力セル領域2は
複数のパッド3,4を備える。複数のパッド3,4は半
導体チップ1の周方向と直交する方向に離間して配置さ
れている。入出力セル領域2は入出力回路を構成するた
めの複数の素子5を備える。複数の素子5は複数のパッ
ド3,4に対応する複数の素子群に分割され、各素子群
はパッド3,4の配置方向において各パッド3,4に隣
接するように配置されている。入出力回路を構成するた
めに使用される素子群はその素子群に対応するパッド
3,4と配線6,7によって接続されるとともに、素子
群と接続されたすべてのパッド3,4はTABテープ9
上の配線8によって外部ピンに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置(I
C)に係り、より詳しくは外部ピンの多ピン化を図る技
術に関する。
【0002】近年の半導体集積回路装置は、プロセス技
術の進歩により高集積化が進み、半導体チップに構成で
きる回路の増加に応じて外部ピンの増加が要求されてい
る。このためには、半導体チップの周縁に沿うように配
置される複数の入出力セル領域の幅、すなわち、入出力
セル領域の配置方向における長さを小さくすることが必
要である。
【0003】
【従来の技術】図10は従来の半導体集積回路装置11
0を示す。半導体チップ111の中央部には内部セル領
域112が形成され、この内部セル領域112には種々
の論理回路が配置される。入出力回路を構成するための
複数の入出力セル領域113は半導体チップ111の周
縁に沿うように配置されている。
【0004】図11に示すように、各入出力セル領域1
13は半導体チップ111の周縁寄りに配置されたボン
ディングパッド114を備える。また、入出力セル領域
113は8個のNMOSトランジスタ115及び8個の
PMOSトランジスタ116を備えている。MOSトラ
ンジスタのゲートがNMOSトランジスタ115及びP
MOSトランジスタ116として示されている。
【0005】8個のNMOSトランジスタ115は入出
力セル領域113の幅方向、すなわち、複数の入出力セ
ル領域113の配置方向に配置され、8個のPMOSト
ランジスタ116も入出力セル領域113の幅方向に配
置されている。8個のNMOSトランジスタ115及び
8個のPMOSトランジスタ116は入出力セル領域1
13の高さ方向、すなわち、入出力セル領域113の配
置方向と直交する方向に配置されている。
【0006】各一対のNMOSトランジスタ115のソ
ース上の配線117は低電位電源V SSを供給する上層の
電源供給配線119に接続されている。各一対のPMO
Sトランジスタ116のソース上の配線118は高電位
電源VDDを供給する上層の電源供給配線120に接続さ
れている。対応するPMOSトランジスタ116及びN
MOSトランジスタ115のドレインは5本のアルミニ
ウム配線121を介してボンディングパッド114に接
続されている。
【0007】この入出力セル領域113では各アルミニ
ウム配線121に接続されるMOSトランジスタの数が
少なく、各アルミニウム配線121の電流密度は小さ
い。しかしながら、8個のMOSトランジスタが入出力
セル領域113の幅方向に配置されているので、入出力
セル領域113の幅を小さくすることができない。
【0008】従って、入出力セル領域113の数を多く
することはできず、それに伴ってパッケージに設けられ
る外部ピンの数が少なくなってしまい、多ピン化を図る
ことができなかった。
【0009】図12は、従来の半導体集積回路装置にお
ける別の入出力セル領域125を示す。図12(a)に
示すように、この入出力セル領域125は、1つのボン
ディングパッド126を備えるとともに、8個のNMO
Sトランジスタ115及び8個のPMOSトランジスタ
116を備える。
【0010】8個のNMOSトランジスタ115は2個
ずつ4段に配置され、8個のPMOSトランジスタ11
6も2個ずつ4段に配置されている。8個のNMOSト
ランジスタ115及び8個のPMOSトランジスタ11
6は入出力セル領域125の高さ方向(入出力セル領域
125の配置方向と直交する方向)に配置されている。
【0011】8個のNMOSトランジスタ115のソー
ス上の配線127は低電位電源VSSを供給する上層の電
源供給配線129に接続されている。各8個のPMOS
トランジスタ116のソース上の配線128は高電位電
源VDDを供給する上層の電源供給配線130に接続され
ている。各4個のPMOSトランジスタ116のドレイ
ン及び各4個のNMOSトランジスタ115のドレイン
は2本のアルミニウム配線131を介してボンディング
パッド126に接続されている。
【0012】図12(b)は図12(a)のD−D断面
図であり、チップ基板132にはPウェル133及びN
ウェル134が形成されている。Pウェル133内に前
記8個のNMOSトランジスタ115が形成され、Nウ
ェル134内に前記8個のPMOSトランジスタ116
が形成されている。チップ基板132上には絶縁層13
5を介して配線131及び電源供給配線129,130
が形成されている。ボンディングパッド126はボンデ
ィングワイヤ136を介して図示しない外部ピンに接続
される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の入出力セル
領域125は8個のNMOSトランジスタ115及び8
個のPMOSトランジスタ116をそれぞれ2個ずつ4
段に配置することにより、入出力セル領域125の幅を
小さくするようにしている。
【0014】しかしながら、外部ピンに接続されるボン
ディングパッド126は1つであり、ボンディングパッ
ド126に接続される2本のアルミニウム配線131は
それぞれ4個のPMOSトランジスタ116又は4個の
NMOSトランジスタ115の電流を流さねばならな
い。そのため、各アルミニウム配線131にはその電流
密度が小さくなるように太い線幅のものが必要となる。
【0015】その結果、入出力セル領域125の幅はア
ルミニウム配線の線幅と本数とに基づいて決定されるこ
ととなり、入出力セル領域125の幅はある程度までし
か細くすることができない。従って、入出力セル領域1
25の数はある程度までしか増加させることができず、
半導体集積回路装置の多ピン化を図る上で問題となる。
【0016】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、入出力セル領域の幅を
細くすることにより、配置できる入出力セル領域の数を
多くでき、多ピン化を図ることができる半導体集積回路
装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1(a),(b)は本
発明の原理説明図である。半導体チップ1の周縁に沿う
ように、複数の入出力セル領域2が配置されている。入
出力セル領域2は複数のパッド3,4を備える。複数の
パッド3,4は半導体チップ1の周方向と直交する方向
に離間して配置されている。入出力セル領域2は入出力
回路を構成するための複数の素子5を備える。複数の素
子5は複数のパッド3,4に対応する複数の素子群に分
割され、各素子群はパッド3,4の配置方向において各
パッド3,4に隣接するように配置されている。入出力
回路を構成するために使用される素子群はその素子群に
対応するパッド3,4と配線6,7によって接続される
とともに、素子群と接続されたすべてのパッド3,4は
TABテープ9上の配線8によって外部ピンに接続され
る。
【0018】
【作用】本発明によれば、入出力回路を構成するために
使用される素子群に接続される複数のパッド3,4はそ
の素子群の電流を流すだけでよい。また、複数の素子5
が複数の素子群に分割されているので、各素子群を構成
する素子数は少ない。そのため、各パッド3,4と素子
群とを接続する配線6,7を流れる電流の値を小さくで
き、配線6,7の配線幅を細くすることができる。その
ため、半導体チップ1の周方向における入出力セル領域
2の長さを短くすることができ、半導体チップ1の周方
向に配置される入出力セル領域2の数が増加し、半導体
集積回路装置の多ピン化が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2〜
図4に従って説明する。図2は本実施例の半導体集積回
路装置10を示す。半導体集積回路装置10の半導体チ
ップ11の中央部には内部セル領域12が形成され、こ
の内部セル領域12には種々の論理回路が配置される。
複数の入出力セル領域13は半導体チップ11の周縁に
沿うように配置されている。
【0020】図3(a)に示すように、入出力セル領域
13は複数(本実施例では2個)のパッド15,16を
備える。複数のパッド15,16は半導体チップ11の
周方向と直交する方向に離間して配置されている。入出
力セル領域13は入出力回路を構成するための素子とし
ての複数(本実施例では8個)のNMOSトランジスタ
17及び複数(本実施例では8個)のPMOSトランジ
スタ18を備える。なお、MOSトランジスタのゲート
がNMOSトランジスタ17及びPMOSトランジスタ
18として示されている。
【0021】それぞれ8個のNMOSトランジスタ17
及びPMOSトランジスタ18は、パッド15,16に
対応するようにそれぞれ4個のNMOSトランジスタ1
7及びPMOSトランジスタ18よりなる2つのトラン
ジスタ群28,29に分割されている。そして、各トラ
ンジスタ群28,29はパッド15,16の配置方向に
おいて各パッド15,16に隣接するように配置される
とともに、各トランジスタ群28,29は各パッド1
5,16を挟むように4個のNMOSトランジスタ17
及び4個のPMOSトランジスタ18に二等分割されて
いる。
【0022】各パッド15,16に対応する各トランジ
スタ群28,29の4個のNMOSトランジスタ17及
び4個のPMOSトランジスタ18は入出力セル領域1
3の幅方向、すなわち、半導体チップ11の周方向に2
個ずつ2段に配置されている。また、各トランジスタ群
28,29の4個のNMOSトランジスタのソース上の
配線19,20は低電位電源VSSを供給する上層の電源
供給配線23に接続されている。各トランジスタ群2
8,29の4個のPMOSトランジスタ18のソース上
の配線21,22は高電位電源VDDを供給する上層の電
源供給配線24,25に接続されている。
【0023】トランジスタ群28の4個のNMOSトラ
ンジスタ17及び4個のPMOSトランジスタ18のド
レインは、パッド15から延びる4本の配線26に接続
されている。トランジスタ群29の4個のNMOSトラ
ンジスタ17及び4個のPMOSトランジスタ18のド
レインは、パッド16から延びる4本の配線27に接続
されている。
【0024】図3(b)は図3(a)のA−A断面図で
あり、チップ基板31には1つのPウェル32及び2つ
のNウェル33,34が形成されている。Pウェル32
内にトランジスタ群28,29の各4個のNMOSトラ
ンジスタ17が形成されている。Nウェル33内にトラ
ンジスタ群28の4個のPMOSトランジスタ18が形
成され、Nウェル34内にトランジスタ群29の4個の
PMOSトランジスタ18が形成されている。チップ基
板31上には絶縁層35を介して配線26,27及び電
源供給配線23,24,25が形成されている。
【0025】前記パッド15,16はバンプ36,37
及びTAB(tape automated bonding)テープ38の表面
に形成された配線39によって互いに接続されている。
配線39はその端部において、バンプを介して図示しな
い外部ピンに接続される。TABテープ38の中央部に
は窓38aが設けられ、同窓38aを通して半導体チッ
プ11中央部の内部セル領域12が視認できる。
【0026】図4は図3(a)に示す入出力セル領域1
3に構成された出力回路の等価回路を示す。なお、4個
のNMOSトランジスタ17は並列に接続されているた
め、図4においては4個のNMOSトランジスタ17は
1個にまとめて図示されている。同様に、4個のPMO
Sトランジスタ18は並列に接続されているため、図4
においては4個のPMOSトランジスタ18も1個にま
とめて図示されている。
【0027】さて、本実施例の半導体集積回路装置10
における入出力セル領域13は、それぞれ8個のNMO
Sトランジスタ17及びPMOSトランジスタ18を、
それぞれ4個のNMOSトランジスタ及びPMOSトラ
ンジスタよりなるトランジスタ群28,29に分割して
2個のパッド15,16に対応させている。そして、各
トランジスタ群28,29の4個のNMOSトランジス
タ17及び4個のPMOSトランジスタ18は入出力セ
ル領域13の幅方向、すなわち、半導体チップ11の周
方向に2個ずつ2段に配置されているので、MOSトラ
ンジスタの配置によって入出力セル領域13の幅を小さ
くすることができる。
【0028】また、入出力セル領域13において、入出
力回路を構成するために使用されるトランジスタ群2
8,29に接続される複数のパッド15,16はそのト
ランジスタ群28,29の電流を流すだけでよい。ま
た、トランジスタ群28,29のトランジスタ数は入出
力セル領域13のすべてのトランジスタ数の2分の1で
ある。
【0029】従って、各パッド15,16から延びる各
4本の配線26,27に接続されるMOSトランジスタ
の数は2個と少なく、1本の配線26,27の電流密度
を小さくでき、配線26,27の配線幅を細くすること
ができる。そのため、入出力セル領域13の幅を細くす
ることができ、半導体チップ11の周方向に配置される
入出力セル領域13の数が増加し、半導体集積回路装置
10の多ピン化を図ることができる。
【0030】図5,図6は別の入出力セル領域45を示
す。なお、図3(a),図3(b)と同様の構成につい
ては同一の符号を付して説明する。この入出力セル領域
45は前記入出力セル領域13と同様に半導体チップの
周縁に沿うように複数配置される。図5に示すように、
入出力セル領域45は複数(本実施例では4個)のパッ
ド47,48,49,50を備え、各パッド47〜50
は半導体チップの周方向と直交する方向に離間して配置
されている。入出力セル領域45は入出力回路を構成す
るための素子としてそれぞれ8個のNMOSトランジス
タ17及びPMOSトランジスタ18を備える。なお、
MOSトランジスタのゲートがNMOSトランジスタ1
7及びPMOSトランジスタ18として示されている。
【0031】8個のPMOSトランジスタ18は、パッ
ド47,48に対応するように、それぞれ4個のPMO
Sトランジスタ18よりなる2つのトランジスタ群5
1,52に分割されている。8個のNMOSトランジス
タ17は、パッド49,50に対応するように、それぞ
れ4個のNMOSトランジスタ17よりなる2つのトラ
ンジスタ群53,54に分割されている。そして、各ト
ランジスタ群51〜54はパッド47〜50の配置方向
において各パッド47〜50に隣接するように配置され
ている。各トランジスタ群51,52は各パッド47,
48を挟むように2個のPMOSトランジスタ18に二
等分割されている。各トランジスタ群53,54は各パ
ッド49,50を挟むように2個のNMOSトランジス
タ17に二等分割されている。
【0032】各パッド47,48に対応する各トランジ
スタ群51,52の4個のPMOSトランジスタ18は
入出力セル領域45の幅方向、すなわち、半導体チップ
の周方向に2個ずつ配置されている。各パッド49,5
0に対応する各トランジスタ群53,54の4個のNM
OSトランジスタ17も入出力セル領域45の幅方向に
2個ずつ配置されている。
【0033】また、各トランジスタ群51,52のPM
OSトランジスタ18のソース上の配線55,56,5
7は高電位電源VDDを供給する上層の電源供給配線5
8,59,60にそれぞれ接続されている。各トランジ
スタ群53,54のNMOSトランジスタ17のソース
上の配線61,62,63は低電位電源VSSを供給する
上層の電源供給配線64,65,66にそれぞれ接続さ
れている。
【0034】トランジスタ群51の4個のPMOSトラ
ンジスタ18のドレインは、パッド47から延びる4本
の配線67に接続されている。トランジスタ群52の4
個のPMOSトランジスタ18のドレインは、パッド4
8から延びる4本の配線68に接続されている。トラン
ジスタ群53の4個のNMOSトランジスタ17のドレ
インは、パッド49から延びる4本の配線69に接続さ
れている。さらに、トランジスタ群54の4個のNMO
Sトランジスタ17のドレインは、パッド50から延び
る4本の配線70に接続されている。
【0035】図6は図5のB−B断面図であり、チップ
基板71には1つのNウェル72及び1つのPウェル7
3が形成されている。Nウェル72内にトランジスタ群
51,52の各4個のPMOSトランジスタ18が形成
されている。Pウェル73内にトランジスタ群53,5
4の各4個のNMOSトランジスタ17が形成されてい
る。チップ基板71上には絶縁層74を介して配線67
〜70及び電源供給配線58〜60,64〜66が形成
されている。
【0036】前記パッド47〜50はバンプ75〜78
及びTABテープ38に形成された配線39によって互
いに接続されている。図7は図5に示す入出力セル領域
45に構成された出力回路の等価回路を示す。なお、4
個のNMOSトランジスタ17は並列に接続されている
ため、図7においては4個のNMOSトランジスタ17
は1個にまとめて図示されている。同様に、4個のPM
OSトランジスタ18は並列に接続されているため、図
7においては4個のPMOSトランジスタ18も1個に
まとめて図示されている。
【0037】さて、本実施例における入出力セル領域4
5は、8個のPMOSトランジスタ18を、それぞれ4
個のPMOSトランジスタ18よりなるトランジスタ群
51,52に分割して2個のパッド47,48に対応さ
せるとともに、8個のNMOSトランジスタ17を、そ
れぞれ4個のNMOSトランジスタ17よりなるトラン
ジスタ群53,54に分割して2個のパッド49,50
に対応させている。そして、各トランジスタ群51〜5
4の4個のPMOSトランジスタ18又は4個のNMO
Sトランジスタ17は入出力セル領域45の幅方向、す
なわち、半導体チップの周方向に2個ずつ配置されてい
るので、MOSトランジスタの配置によって入出力セル
領域45の幅を小さくすることができる。
【0038】また、入出力セル領域45において、入出
力回路を構成するために使用される各トランジスタ群5
1〜54に接続される各パッド47〜50はそのトラン
ジスタ群51〜54の電流を流すだけでよい。また、ト
ランジスタ群51〜54のトランジスタ数は入出力セル
領域45のすべてのトランジスタ数の4分の1である。
【0039】従って、各パッド47〜50から延びる各
4本の配線67〜70に接続されるMOSトランジスタ
の数は1個と少なく、1本の配線67〜70の電流密度
を小さくできる。そのため、配線67〜70の配線幅
を、前記入出力セル領域13における配線26,27の
配線幅よりも細くすることができる。そのため、入出力
セル領域45の幅をより細くすることができ、半導体チ
ップの周方向に配置される入出力セル領域45の数がよ
り増加し、半導体集積回路装置の一層の多ピン化を図る
ことができる。
【0040】図8,図9は別の入出力セル領域を示す。
なお、図5,図6と同様の構成については同一の符号を
付して説明する。この入出力セル領域80は前記入出力
セル領域45と同様に半導体チップの周縁に沿うように
複数配置される。図8に示すように、入出力セル領域8
0は複数(4個)のパッド47,48,49,50を備
え、各パッド47〜50は半導体チップの周方向と直交
する方向に離間して配置されている。入出力セル領域8
0は素子としてそれぞれ8個のNMOSトランジスタ1
7及びPMOSトランジスタ18を備える。なお、MO
SトランジスタのゲートがNMOSトランジスタ17及
びPMOSトランジスタ18として示されている。
【0041】それぞれ8個のNMOSトランジスタ17
及びPMOSトランジスタ18は、パッド47〜50に
対応するように、それぞれ2個のNMOSトランジスタ
17及びPMOSトランジスタ18よりなる4つのトラ
ンジスタ群81〜84に分割されている。そして、各ト
ランジスタ群81〜84はパッド47〜50の配置方向
において各パッド47〜50に隣接するように配置され
ている。各トランジスタ群81〜84は各パッド47〜
50を挟むようにそれぞれ2個のNMOSトランジスタ
17及びPMOSトランジスタ18に二等分割されてい
る。
【0042】各パッド47〜50に対応する各トランジ
スタ群81〜84のそれぞれ2個のNMOSトランジス
タ17及びPMOSトランジスタ18は入出力セル領域
80の幅方向、すなわち、半導体チップの周方向に配置
されている。
【0043】また、各トランジスタ群81〜84のPM
OSトランジスタ18のソース上の配線85,86,8
7は高電位電源VDDを供給する上層の電源供給配線9
0,91,92にそれぞれ接続されている。各トランジ
スタ群81〜84のNMOSトランジスタ17のソース
上の配線88,89は低電位電源VSSを供給する上層の
電源供給配線93,94にそれぞれ接続されている。各
トランジスタ群81〜84のそれぞれ2個のNMOSト
ランジスタ17及びPMOSトランジスタ18のドレイ
ンは、各パッド47〜51から延びる各4本の配線67
〜70に接続されている。
【0044】図9は図8のC−C断面図であり、チップ
基板101には3つのNウェル102,103,104
及び2つのPウェル105,106が形成されている。
Nウェル102内にトランジスタ群81の2個のPMO
Sトランジスタ18が形成されている。Nウェル103
内にトランジスタ群82,83の各2個のPMOSトラ
ンジスタ18が形成されている。Nウェル104内にト
ランジスタ群84の2個のPMOSトランジスタ18が
形成されている。Pウェル105内にトランジスタ群8
1,82の各2個のNMOSトランジスタ17が形成さ
れ、Pウェル106内にトランジスタ群83,84の各
2個のNMOSトランジスタ17が形成されている。チ
ップ基板101上には絶縁層107を介して配線85〜
89及び電源供給配線90〜94が形成されている。
【0045】前記パッド47〜50はバンプ75〜78
及びTABテープ38に形成された配線39によって互
いに接続されている。さて、本実施例における入出力セ
ル領域80は、それぞれ8個のNMOSトランジスタ1
7及びPMOSトランジスタ18を、それぞれ2個のN
MOSトランジスタ17及びPMOSトランジスタ18
よりなるトランジスタ群81〜84に分割して4個のパ
ッド47〜50に対応させている。そして、各トランジ
スタ群81〜84のそれぞれ2個のNMOSトランジス
タ17及びPMOSトランジスタ18は入出力セル領域
80の幅方向、すなわち、半導体チップの周方向に2個
ずつ配置されているので、MOSトランジスタの配置に
よって入出力セル領域80の幅を小さくすることができ
る。
【0046】また、入出力セル領域80において、各パ
ッド47〜50から延びる各4本の配線67〜70に接
続されるMOSトランジスタの数は1個と少なく、1本
の配線67〜70の電流密度を小さくできる。そのた
め、配線67〜70の配線幅を細くすることができ、入
出力セル領域80の幅を細くすることができ、よって半
導体チップの周方向に配置される入出力セル領域80の
数がより増加し、半導体集積回路装置の一層の多ピン化
を図ることができる。
【0047】なお、本発明は次のように変更して具体化
することも可能である。 (1)入出力回路を構成するために使用されるトランジ
スタ群と接続されたすべてのパッドの接続を、配線を形
成したTABテープに代えて、エリアバンプ技術を用い
て行うようにしてもよい。この場合にも、上記各実施例
と同様の効果がある。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
入出力セル領域の幅を細くすることにより、配置できる
入出力セル領域の数を多くでき、多ピン化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】一実施例の半導体集積回路装置を示すレイアウ
ト図
【図3】(a)は入出力セル領域の一例を示す平面図、
(b)は図3(a)のA−A断面図
【図4】入出力回路の等価回路図
【図5】別の入出力セル領域を示す平面図
【図6】図5のB−B断面図
【図7】入出力回路の等価回路図
【図8】別の入出力セル領域を示す平面図
【図9】図8のC−C断面図
【図10】従来の半導体集積回路装置をす平面図
【図11】従来の入出力セル領域を示す平面図
【図12】(a)は従来の別の入出力セル領域を示す平
面図、(b)は図12(a)のD−D断面図
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 入出力セル領域 3,4 パッド 5 素子 6,7,8 配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力回路を構成するための複数の素子
    をそれぞれ備えるとともに、入出力回路に接続されるパ
    ッドを備える複数の入出力セル領域を、半導体チップの
    周縁に沿うように配置した半導体集積回路装置であっ
    て、 各入出力セル領域には前記半導体チップの周方向と直交
    する方向に複数のパッドを離間させて配置し、前記複数
    の素子を複数のパッドに対応する複数の素子群に分割す
    るとともに、各素子群を前記パッドの配置方向において
    各パッドに隣接するように配置し、各入出力セル領域に
    おいて入出力回路を構成するために使用される素子群を
    当該素子群に対応するパッドに接続するとともに、素子
    群と接続されたすべてのパッドを互いに接続した半導体
    集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記各素子群は当該素子群に対応するパ
    ッドを挟むように二分割されている請求項1に記載の半
    導体集積回路装置。
JP15052395A 1995-06-16 1995-06-16 半導体集積回路装置 Withdrawn JPH098227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15052395A JPH098227A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15052395A JPH098227A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH098227A true JPH098227A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15498734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15052395A Withdrawn JPH098227A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH098227A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011530171A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 クゥアルコム・インコーポレイテッド 集積回路においてi/oクラスタを形成するための方法及び装置
WO2017169150A1 (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社ソシオネクスト 半導体集積回路装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011530171A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 クゥアルコム・インコーポレイテッド 集積回路においてi/oクラスタを形成するための方法及び装置
JP2014150272A (ja) * 2008-07-30 2014-08-21 Qualcomm Incorporated 集積回路においてi/oクラスタを形成するための方法及び装置
WO2017169150A1 (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社ソシオネクスト 半導体集積回路装置
JPWO2017169150A1 (ja) * 2016-03-28 2019-02-07 株式会社ソシオネクスト 半導体集積回路装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910000155B1 (ko) 반도체 집적회로장치 및 그 제조방법
KR970004454B1 (ko) 반도체 집적 회로 장치
US6271548B1 (en) Master slice LSI and layout method for the same
US8788984B2 (en) Gate array architecture with multiple programmable regions
JPH03165061A (ja) 半導体集積回路装置
JPH058585B2 (ja)
US4688070A (en) Semiconductor integrated circuit device
KR100457366B1 (ko) 반도체 집적 회로 장치
US5404035A (en) Multi-voltage-level master-slice integrated circuit
JP3962441B2 (ja) 半導体装置
JPH098227A (ja) 半導体集積回路装置
JPH07106521A (ja) セルベース設計半導体集積回路装置
JPH07118507B2 (ja) バンプ実装を用いる半導体集積回路
JP2676801B2 (ja) 出力バッファ回路を備えた半導体集積回路装置
JP2002083933A (ja) 半導体装置
JP2780896B2 (ja) 半導体集積回路の製造方法
JPH01273332A (ja) 大規模集積回路装置
WO2023248772A1 (ja) 半導体集積回路装置
JP2913766B2 (ja) 半導体装置
JPH08186176A (ja) 半導体集積回路装置
JPH09246476A (ja) 半導体集積回路の電源線及びそのレイアウト方法
JP3218437B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH0427159A (ja) 半導体装置
JPS5934644A (ja) 半導体集積回路
JPS61269331A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020903