JPH0981027A - 点字作成システム - Google Patents

点字作成システム

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JPH0981027A
JPH0981027A JP26239195A JP26239195A JPH0981027A JP H0981027 A JPH0981027 A JP H0981027A JP 26239195 A JP26239195 A JP 26239195A JP 26239195 A JP26239195 A JP 26239195A JP H0981027 A JPH0981027 A JP H0981027A
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JP
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braille
drill
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display
drilling
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JP26239195A
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Seiichi Kata
静一 片
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TOME BURAIYU KK
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TOME BURAIYU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】点字を正確かつ容易に作成できる。 【解決手段】入力装置13から入力された墨字は点訳手
段21により点字に点訳される。表示装置16は墨字と
点字とを同時に表示する。点字は換算手段22により座
標換算されて記憶装置15に記憶される。装置制御手段
24はドリル装置17およびドリル移動装置18を制御
する。ドリル移動装置18はドリル装置17を管状の被
加工体に対し、長さ方向、横断方向および穴あけ方向に
移動可能でかつ円周方向に回転可能である。ドリル装置
17は記憶装置15に記憶される座標に従って点字を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、墨字から点字の穴
を形成する点字作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば手摺りに点字を表示する場
合、手摺りの湾曲に沿う板を準備し、墨字を点字に点訳
してから、手作業で板に点字の穴をあけ、その穴にピン
を差し込んで点字を設け、その板を手摺りに張り付けて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
点字作成技術では、手作業のため点字を設けるのに手間
がかかるうえ、正確さに欠けるという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、点字を正確かつ容易に作成するこ
とができる点字作成システムを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る点字作成システムは、墨字を入力する
ための入力装置と;入力装置から入力された墨字を点訳
する点訳手段と;点訳手段により点訳された点字を座標
換算する換算手段と;換算手段により換算された座標の
記憶装置と;動力により移動して点字の穴をあける点字
穴あけ装置と;記憶装置に記憶される座標に基づき点字
穴あけ装置の位置および作動を制御する装置制御手段と
を;有することを特徴とする。
【0006】墨字とは、点字に対して一般の目で読む文
字をいう。点字穴あけ装置は、例えば、ドリル装置や、
パンチング装置から成る。しかしながら、点字穴あけ装
置の代わりに、例えば、熱を加えると点字が盛り上がる
点字画像の印刷装置のように、点字の凸部を形成する装
置を用いてもよい。入力装置は、例えば、キーボードか
ら成る。点訳手段と換算手段と装置制御手段とは、例え
ば、コンピュータのCPU、MPUなどにより構成され
る。
【0007】本発明に係る点字作成システムでは、点字
にしたい墨字を入力装置で入力する。入力された墨字
は、点訳手段により点字に点訳され、さらに換算手段に
より座標換算されて記憶装置に記憶される。点字穴あけ
装置は、装置制御手段により制御されて、記憶装置に記
憶される座標に従って点字の穴をあける。
【0008】本発明に係る点字作成システムでは、前記
入力装置から入力された墨字と前記点訳手段により点訳
された点字とを同時に表示する表示装置を有することが
好ましい。この場合、入力した墨字と点訳された点字と
を表示装置により確認することができる。
【0009】本発明に係る点字作成システムでは、前記
点字穴あけ装置が点字の穴をあけたことを検出する点字
検出手段と;点字検出手段の検出出力により点字の穴の
形成を終了した点の識別表示および点字形成位置の点の
識別表示を前記表示装置に表示させる表示制御手段と
を;有することが好ましい。この場合、点字穴あけ装置
が点字の穴をあけると、表示装置に点字の穴の形成を終
了した点の識別表示および点字形成位置の点の識別表示
が表示される。これにより、点字作成の進行状況を確認
することができる。
【0010】点字検出手段は、例えば、点字穴あけ装置
がドリル装置により構成されるとき、ドリルが被加工物
に穴をあけるだけ近づくとオンになる接点スイッチから
成る。識別表示は、例えば、点字形成前に表示される点
字の点を白丸で表示するとき、点字の穴の形成を終了し
た点を黒丸で表示し、点字形成位置の点を×印で表示し
て行うことができるが、その他、これらを識別できる表
示であればいかなる表示であってもよい。
【0011】本発明に係る点字作成システムでは、前記
点字穴あけ装置はドリル装置およびドリル移動装置によ
り構成され、ドリル移動装置は動力によりドリル装置を
管状の被加工物に対し、長さ方向、横断方向および穴あ
け方向に移動可能でかつ円周方向に回転可能であり;前
記入力装置は被加工物の径を入力可能であり;入力装置
から入力された径に基づき、ドリル装置が被加工物に対
し横断方向に移動するとき被加工物の法線方向を向くた
めのドリル装置の回転角度を求める角度計算手段を有
し;前記装置制御手段は前記記憶装置に記憶される座標
に基づきドリル移動装置を制御して、ドリル装置を被加
工物に対し長さ方向および横断方向に移動させ、角度計
算手段により求められた回転角度に応じてドリル装置を
回転させ、穴あけ方向に移動させることが好ましい。
【0012】この場合、被加工物が管状のとき、その径
を入力装置で入力する。ドリル装置は、記憶装置に記憶
される座標に従ってドリル移動装置により被加工物に対
し長さ方向および横断方向に移動し、入力装置から入力
された径に応じて回転し、そして穴あけ方向に移動して
ドリルを回転させ、被加工物の中心方向に点字の穴を形
成する。形成された穴には、点字用ピンを差し込む。被
加工物は、手摺りのように管状のもののほか、板状のも
のであってもよい。
【0013】本発明に係る点字作成システムでは、前記
入力装置は点字の形成順序の選択指令を入力可能であ
り;前記装置制御手段は、前記入力装置からの選択指令
に基づいて文の頭側または後側から順に点字を形成する
よう前記点字穴あけ装置の位置および作動を制御するこ
とが好ましい。
【0014】この場合、点字の形成順序の選択指令を入
力装置で入力する。点字穴あけ装置は、入力装置からの
選択指令に基づいて文の頭側または後側から順に点字の
穴をあける。これにより、手摺りなどの左端に点字表示
を設ける場合には文の頭側から順に点字を形成し、右端
に点字表示を設ける場合には文の後ろから順に点字を形
成することによって、点字表示を設ける位置にかかわら
ず容易に点字表示を設けることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施例を説明する。図1〜図5は、本発明の一実施例を示
している。図1に示すように、点字作成システム10
は、パーソナルコンピュータ11と点字穴あけ装置12
とから成っている。パーソナルコンピュータ11は、入
力装置13と制御部14と記憶装置15と表示装置16
とを有している。点字穴あけ装置12は、ドリル装置1
7およびドリル移動装置18により構成される。
【0016】入力装置13は、キーボードから成り、キ
ー操作により墨字をローマ字またはカナで入力したり、
被加工物Wの径、ドリル装置17のドリル寿命、点字の
点の間隔、点字の間隔、点字の形成順序の選択指令、点
字穴あけ装置12の開始および終了を入力したりするこ
とができる。
【0017】制御部14は、CPUから成り、メモリ
(図示せず)に書き込まれている制御プログラムに従い
データ処理を行う。制御部14は、点訳手段21と、換
算手段22と、角度計算手段23と、装置制御手段24
と、表示制御手段25とを有している。点訳手段21
は、入力装置13から入力された墨字を点訳する。換算
手段22は、点訳手段21により点訳された点字を座標
換算する。角度計算手段23は、入力装置13から入力
された径に基づき、ドリル装置17が被加工物Wに対し
横断方向に移動するとき被加工物Wの法線方向を向くた
めのドリル装置17の回転角度を求める。記憶装置15
は、入力装置13から入力された墨字、点訳手段21に
より点訳された点字および換算手段22により換算され
た座標、角度計算手段23により求められた回転角度等
を記憶する。
【0018】装置制御手段24は、記憶装置15に記憶
される座標に基づき点字穴あけ装置12の位置および作
動を制御する。すなわち、装置制御手段24は、記憶装
置15に記憶される座標に基づきドリル移動装置18を
制御して、ドリル装置17を被加工物Wに対し長さ方向
および横断方向に移動させるとともに、角度計算手段2
3により求められた回転角度に応じて被加工物Wの中心
方向に穴を形成するようドリル装置17を被加工物Wに
対し円周方向に回転させ、穴あけ方向に移動させる。ま
た、装置制御手段24は、入力装置13からの選択指令
に基づいて文の頭側または後側から順に点字を形成する
ようドリル装置17の位置および作動を制御する。
【0019】表示制御手段25は、表示装置16の表示
を制御しており、特に、点字検出手段26の検出出力に
より点字の穴の形成を終了した点の識別表示を白丸で、
点字形成位置の点の識別表示を×印で表示装置16に表
示させる。図2に示すように、表示装置16は、入力装
置13から入力された墨字Sと点訳手段21により点訳
された点字Tとを同時に表示する。また、表示装置16
は、入力装置13から入力された被加工物Wの径、ドリ
ル装置17のドリル寿命、点字の点の間隔、点字の間
隔、点字の形成順序の選択指令を表示する。
【0020】図3に示すように、ドリル移動装置18
は、基台31と長さ方向シャフト32と横断方向シャフ
ト33と穴あけ方向シャフト34と角度変更レバー35
とを有している。長さ方向シャフト32は、全長にわた
ってネジが形成してあり、基台31に回転可能に支持さ
れている。長さ方向シャフト32は、基台31に固定さ
れたパルスモータ36により回転可能である。長さ方向
シャフト32には、長さ方向移動部材37が回転を拘束
された状態で螺合している。横断方向シャフト33は、
長さ方向シャフト32に直交するよう長さ方向移動部材
37に回転可能に支持されており、長さ方向シャフト3
2の回転により長さ方向移動部材37とともに長さ方向
シャフト32に沿って移動可能となっている(図4に移
動方向を矢印Xで示す)。横断方向シャフト33は、長
さ方向移動部材37に固定されたパルスモータ38の回
転により回転可能となっている。横断方向シャフト33
には、横断方向移動部材39が回転を拘束されて螺合し
ている。
【0021】穴あけ方向シャフト34は、長さ方向シャ
フト32および横断方向シャフト33に直交するよう横
断方向移動部材39に回転可能に支持されており、横断
方向シャフト33の回転により横断方向移動部材39と
ともに横断方向シャフト33に沿って移動可能となって
いる(移動方向を矢印Yで示す)。穴あけ方向シャフト
34は、横断方向移動部材39に固定されたパルスモー
タ40の回転により回転可能となっている。穴あけ方向
シャフト34には、上下動部材41が回転を拘束されて
螺合している。上下動部材41は、穴あけ方向シャフト
34の回転により穴あけ方向シャフト34に沿って移動
可能である(図4に移動方向を矢印Zで示す)。また、
横断方向移動部材39には、パルスモータ42が固定さ
れている。角度変更レバー35は、パルスモータ42の
回転軸に固定されており、パルスモータ42の回転によ
り被加工物Wに対し円周方向に回転可能である(図4に
移動方向を矢印θで示す)。角度変更レバー35には、
運動変換機構43を介してドリル装置17が取り付けら
れている。運動変換機構43は、上下動部材41の上下
運動を変換し、ドリル装置17を角度変更レバー35の
傾斜角度に沿って往復運動させるようになっている。運
動変換機構43は、2つの互いに噛合するピニオンを横
断方向移動部材39に回転可能に取り付け、上下動部材
41にラックを形成し、そのラックに2つのピニオンの
一方を噛合させ、他方のピニオンと噛合するラックを角
度変更レバー35に摺動可能に設けて構成可能である。
【0022】ドリル移動装置18には、穴あけ方向シャ
フト34の下部に点字検出手段26が設けられている。
点字検出手段26は、接点スイッチから成り、ドリル装
置17が穴をあける動作をおこなったとき、スイッチを
オンにして点字の点を形成したことを検出する。
【0023】次に、作用について説明する。図5に示す
ように、点字を作成する場合、まず、点字にしたい墨字
を入力装置13で入力する(ステップ101)。墨字の
入力は、通常のワードプロセッサと同様に入力が可能で
ある。入力された墨字は、点訳手段21により点字に点
訳され(ステップ102)、さらに換算手段22により
座標換算されて記憶装置15に記憶される(ステップ1
03,104)。図2に示すように、表示装置16に
は、入力装置13から入力された墨字Sと点訳手段21
により点訳された点字Tとが同時に表示される。このた
め、入力した墨字Sと点訳された点字Tとを表示装置1
6により確認することができ、入力ミスを訂正したり、
校正したりすることができる。
【0024】さらに、入力装置13で、管状の被加工物
Wの径、ドリル装置17のドリル寿命、点字の点の間
隔、点字の間隔、点字の形成順序の選択指令を入力する
(ステップ105)。角度計算手段23は、入力装置1
3から入力された径に基づき、ドリル装置17が被加工
物Wに対し横断方向に移動するとき被加工物Wの法線方
向を向くためのドリル装置17の被加工物Wに対する円
周方向の回転角度を求める(ステップ106)。ドリル
装置17は、原点位置に位置付けておき、スタートキー
を押して点字穴あけ装置12の開始指令を入力する(ス
テップ107)。ドリル装置17は、入力装置13から
の選択指令に基づいて文の頭側または後側から順に点字
を形成する。これにより、手摺りなどの左端に点字表示
を設ける場合には文の頭側から順に点字を形成し、右端
に点字表示を設ける場合には文の後ろから順に点字を形
成することによって、点字表示を設ける位置にかかわら
ず容易に点字表示を設けることができる。
【0025】ドリル装置17は、装置制御手段24によ
り制御されて、記憶装置15に記憶される座標に従っ
て、図4に示すように、ドリル移動装置18により被加
工物Wに対し長さ方向(矢印X)および横断方向(矢印
Y)に移動し(ステップ108)、入力装置13から入
力された径に応じて被加工物Wに対し円周方向(矢印
θ)に回転し(ステップ109)、そして穴あけ方向に
移動して被加工物Wの中心方向に点字の穴を形成する
(ステップ110)。点字の穴は被加工物Wの中心方向
にあけられるため、穴に点字用ピンを差し込んだとき、
ピンの頭部が管状の被加工物Wの表面に沿い、ピンの頭
部の縁で怪我をするのを防止することができる。
【0026】点字穴あけ装置12が点字の点の穴をあけ
ると、表示装置16には、点字形成前に表示される点字
の点が白丸で表示されるのに対し、点字の点の形成を終
了した点が黒丸で識別して表示され、点字形成位置の点
が×印で識別して表示される。これにより、点字作成の
進行状況を確認することができ、点字作成に誤作動があ
ったとき、ミスのチェックを容易にすることができる。
1つの穴をあけ終わったならば、次の穴の位置に移動
し、記憶装置15に記憶される座標についてすべての穴
あけが終了したならば、ドリル移動装置18はドリル装
置17を原点まで移動後、停止させ、工程が終了する
(ステップ111,112)。
【0027】形成された穴には、点字用ピンを差し込
む。点字用ピンを用いた場合、打刻によって点字を作成
するのに比べて耐久性の高い点字表示を作成することが
できる。なお、点字用ピンには、ステンレス製のものが
好ましい。このように、墨字の入力により点訳および座
標変換を自動的に行い、機械的に点字を形成することが
できるので、点字を正確かつ容易に作成することができ
る。
【0028】なお、本実施例の点字作成システムは、点
字用ピンを穴に差し込む機構を有していないが、その機
構を備えて自動化することも可能である。また、本実施
例では、ドリル装置を被加工物に対し円周方向に回転さ
せて穴あけ方向に移動させるために、角度変更レバーと
運動変換機構を用いる例を示しているが、代わりに、横
断方向移動部材に固定したパルスモータによって穴あけ
方向シャフトを被加工物に対し円周方向に回転可能と
し、上下動部材にドリル装置を固定してドリル装置を駆
動可能にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る点字作成システムによれ
ば、墨字の入力により点訳および座標変換を自動的に行
い、機械的に点字を形成することができるので、点字を
正確かつ容易に作成することができる。
【0030】表示装置に墨字と点字とを同時に表示する
場合には、入力した墨字と点訳された点字とを表示装置
により確認し、入力ミスを訂正したり、校正したりする
ことができる。
【0031】表示装置に点字の穴の形成を終了した点の
識別表示および点字形成位置の点の識別表示を表示する
場合には、点字作成の進行状況を確認し、点字作成に誤
作動があったとき、ミスのチェックを容易にすることが
できる。
【0032】点字穴あけ装置がドリル装置およびドリル
移動装置により構成され、入力装置が被加工物の径を入
力可能な場合には、点字用ピンを用いて耐久性の高い点
字表示を作成することができ、また、点字の穴は被加工
物の中心方向にあけられるため、穴にピンを差し込んだ
とき、ピンの頭部が管状の被加工物の表面に沿い、ピン
の頭部の縁で怪我をするのを防止することができる。
【0033】入力装置が点字の形成順序の選択指令を入
力可能な場合には、文の頭側または後側から順に点字を
形成することができ、点字表示を設ける位置にかかわら
ず容易に点字表示を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の点字作成システムのブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例の点字作成システムの画像表
示を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例の点字作成システムの点字穴
あけ装置の機構を示す概略説明図である。
【図4】本発明の一実施例の点字作成システムの、点字
穴あけ装置の作動方向を示す概略説明図である。
【図5】本発明の一実施例の点字作成システムの点字作
成工程を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 点字作成システム 11 パーソナルコンピュータ 12 点字穴あけ装置 13 入力装置 14 制御部 15 記憶装置 16 表示装置 17 ドリル装置 18 ドリル移動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】墨字を入力するための入力装置と、 入力装置から入力された墨字を点訳する点訳手段と、 点訳手段により点訳された点字を座標換算する換算手段
    と、 換算手段により換算された座標の記憶装置と、 動力により移動して点字の穴をあける点字穴あけ装置
    と、 記憶装置に記憶される座標に基づき点字穴あけ装置の位
    置および作動を制御する装置制御手段とを、 有することを特徴とする点字作成システム。
  2. 【請求項2】前記入力装置から入力された墨字と前記点
    訳手段により点訳された点字とを同時に表示する表示装
    置を有することを特徴とする請求項1記載の点字作成シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記点字穴あけ装置が点字の穴をあけたこ
    とを検出する点字検出手段と、 点字検出手段の検出出力により点字の穴の形成を終了し
    た点の識別表示および点字形成位置の点の識別表示を前
    記表示装置に表示させる表示制御手段とを、 有することを特徴とする請求項2記載の点字作成システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記点字穴あけ装置はドリル装置およびド
    リル移動装置により構成され、ドリル移動装置は動力に
    よりドリル装置を管状の被加工物に対し、長さ方向、横
    断方向および穴あけ方向に移動可能でかつ円周方向に回
    転可能であり、 前記入力装置は被加工物の径を入力可能であり、 入力装置から入力された径に基づき、ドリル装置が被加
    工物に対し横断方向に移動するとき被加工物の法線方向
    を向くためのドリル装置の回転角度を求める角度計算手
    段を有し、 前記装置制御手段は前記記憶装置に記憶される座標に基
    づきドリル移動装置を制御して、ドリル装置を被加工物
    に対し長さ方向および横断方向に移動させ、角度計算手
    段により求められた回転角度に応じてドリル装置を回転
    させ、穴あけ方向に移動させることを、 特徴とする請求項1,2または3記載の点字作成システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記入力装置は点字の形成順序の選択指令
    を入力可能であり、 前記装置制御手段は、前記入力装置からの選択指令に基
    づいて文の頭側または後側から順に点字を形成するよう
    前記点字穴あけ装置の位置および作動を制御すること
    を、 特徴とする請求項1,2,3または4記載の点字作成シ
    ステム。
JP26239195A 1995-09-16 1995-09-16 点字作成システム Pending JPH0981027A (ja)

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