JPH0979719A - 製氷装置 - Google Patents

製氷装置

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JPH0979719A
JPH0979719A JP7262486A JP26248695A JPH0979719A JP H0979719 A JPH0979719 A JP H0979719A JP 7262486 A JP7262486 A JP 7262486A JP 26248695 A JP26248695 A JP 26248695A JP H0979719 A JPH0979719 A JP H0979719A
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supply tank
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Hidetomo Takanishi
英知 高西
Katsuhiko Morimoto
克彦 森本
Takashi Aoki
孝 青木
Akihiko Manabe
章彦 真鍋
Toshibumi Nakamura
俊文 中村
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Matsushita Refrigeration Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2500/00Problems to be solved
    • F25C2500/06Spillage or flooding of water

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水が漏れない等の使い勝手の良い給水タンク
を備えた、製氷装置を提供する。 【解決手段】 給水タンク30と、ポンプ40と、冷蔵
庫内に配設される製氷皿63と、これらを結ぶ配管62
を有し、給水タンク30の給水口32にはスライドによ
り開閉するスライドキャップ33を設け、そのスライド
キャップ33は管継手部材(A)37が管継手部材
(B)39に嵌合した際に、給水口32を閉塞する位置
にあるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等に組み込
まれる製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫に製氷装置が組み込まれて
使用することが多い。この種の製氷装置としては、例え
ば特開平7−77371号公報に開示された構成が知ら
れている。その製氷装置について図6,7,8を参照し
て以下に説明する。
【0003】図6,7,8において給水タンク1に水を
入れる場合は、キャップ2を取り外し、孔3から給水タ
ンク1内に注水することにより行う。
【0004】給水タンク1内が汚れている場合は、ロッ
クの係合爪をタンク本体4のフランジ5から外し、蓋体
6全体をタンク本体4から取り外して、タンク本体4を
洗浄する。給水タンク1内に水を入れた後、給水タンク
1をフレームに取り付ける。給水タンク1の装着は、給
水タンク1を水平に保持し、図8のようにフレームの給
水タンク装着部の底板と、冷蔵庫の底板7の間に給水タ
ンク1を押し込んで図8の点線に示すように挿入するこ
とにより行う。
【0005】給水タンク1の装着の際には、給水タンク
1を押し込むと、吐出管8の頂面9が図8の点線に示す
ように係合爪10を上方に押し上げる。そして、吐出管
8の先端部に設けられたノズル状の管継手部材(A)1
1が管継手部材(B)12の中に挿入される。
【0006】管継手部材(A)11が管継手部材(B)
12内に完全に挿入されると、係合爪10はバネ13の
力によって下に下がり、吐出管8の側面部と係合する。
その結果、管継手部材(A)11は管継手部材(B)1
2から抜けないように保持される。
【0007】また、管継手部材(A)11の環状の突起
14は、管継手部材(B)12の内壁と当接し、水密の
向上が図られている。
【0008】製氷装置のポンプ15は、自吸性を有し、
モータの回転によって水が給水タンク1から直接吸い上
げられる。即ち水は給水タンク1内に挿入された吸い出
し管部16から管継手部材(A)11,管継手部材
(B)12を経てポンプ15に入る。そして、ポンプ1
5から配管(A)17を経てノズル18から水が製氷皿
19に向かって吐出される。給水タンク1の内部には図
7のようにフィルターケース20およびフィルター21
が配されている。フィルターケース20は、漏斗状部材
22と収納部23によって構成されていて、吐出管8の
座部に取り付けられている。なお、24は配管(B)、
25は反転装置、26は貯氷容器、27は押圧レバーを
示し、上記押圧レバー27は、軸28によってフレーム
に取り付けられており、軸28を中心として揺動可能で
ある。また、押圧レバー27の先端はフレームの底板に
設けられた開口から下側に突出し、押圧レバー27はコ
イルバネ29によってポンプ15から離れる方向に向か
って押圧されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の技術とし
て記載したものは、給水タンク1に水を注入した後、キ
ャップ2を螺合着して冷蔵庫内の所定の位置にセットす
るのであるが、キャップ2の螺合着が不充分であると、
給水タンク1の孔3より水が溢れ、冷蔵庫内に水滴が入
り好ましくない。つまり、キャップ2の螺合着が使い勝
手の悪いものであった。
【0010】また、給水タンク1に水道の蛇口または薬
缶の吐出口等から注水する場合、その孔3がタンク本体
4に取り付けた蓋体6に開けられていて、その孔3は蓋
体6の面から上方に突出し孔3のタンク本体4内におけ
る下端部も蓋体6の下面に並んだ位置にある。
【0011】従って、タンク本体4の上面一杯まで注水
をして了い、孔3から水か溢れ出たり、蓋体6とタンク
本体4の接合面のシール部から水が漏れたりすることが
あり、使い勝手の悪いものであった。
【0012】また、フィルター21は筒状にしてフィル
ターケース20の収納部23に収納し、給水タンク1内
の水はフィルターケース20の漏斗状部材22の下方周
囲から吸い出し管部16を通って吸引されるものであ
る。従って、フィルター21を取り換える際、取り外し
取り付けが面倒で使い勝手の悪いものであった。
【0013】本発明は、前記する従来例の問題点を解決
することを課題とするもので、給水タンクに設けた孔を
開閉するキャップを改善して、水漏れがないように簡単
な操作で取り付けることができるようにするものであ
る。
【0014】また、タンク本体に嵌着する蓋体の給水口
を改善して給水タンクに水が溢れないように容易に注水
できるようにするものである。
【0015】また、給水タンク内に収納したフィルター
を改善してその取り付け取り外しが容易で、従ってフィ
ルターの交換作業において使い勝手の良いものにしよう
とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載に係る発明
は、給水口にはスライドにより開閉するスライドキャッ
プを設け、前記スライドキャップは管継手部材(A)が
管継手部材(B)に嵌合した際に、給水口を閉塞する手
段としたものである。
【0017】請求項2記載に係る発明は、給水口の開口
縁とスライドキャップは共に給水タンクの冷蔵庫内挿入
方向に対して上方に傾斜させ、スライドキャップの先端
部が管継手部材(B)の前面に相応する部分に当接する
ようにしたものである。
【0018】請求項3記載に係る発明は、給水口を筒状
とし、その筒状の給水口の下端縁は給水タンクのタンク
本体と蓋体との接合面を越えてタンク本体内に突出する
位置にあって、給水口は開閉するものであり、蓋体には
タンク本体内の空気を逃がす小孔を設けたものである。
【0019】また、請求項4記載に係る発明は、フィル
ターを板状とし、そのフィルターを支持する桟を、タン
ク本体の下底部に配設したフィルターケースの側部に突
起と孔とにより着脱自在に装着するようにしたものであ
る。
【0020】また、請求項5記載に係る発明は、ポンプ
をギヤポンプとして、そのギヤ部を上に、モータ部を下
にしてポンプ取付部の干渉壁内に配設したものである。
【0021】また、請求項6記載に係る発明は、請求項
3ないし5記載に係る発明のいずれかを請求項1記載に
係る発明と結合したものである。
【0022】
【発明の実施の形態】前記する請求項1記載に係る発明
によって、スライドキャップが給水口をスライドによっ
て開閉することができ、給水タンクを冷蔵庫内の所定位
置にセットすれば必ず給水口が閉塞されるものである。
【0023】また、請求項2記載に係る発明は、請求項
1記載に係る発明のスライドキャップの先端部が管継手
部材(A),管継手部材(B)の上方位置に傾斜して位
置することになる。
【0024】また、請求項3記載に係る発明は、給水タ
ンク内に注入する際に給水タンクに一杯に水が注入され
ることを水の溢れ出なしに使用者が目視することができ
る。
【0025】また、請求項4記載に係る発明は、製作し
易い板状フィルターをタンク本体の下方部に位置させ、
かつ桟の着脱によりフィルターを交換することができ
る。
【0026】また、請求項5記載に係る発明は、ギヤポ
ンプの駆動音を干渉壁が緩和することになる。
【0027】請求項6記載に係る発明は、前記する請求
項の作用を結合した動作を有するものである。
【0028】以上の各請求項の作用を発揮する形態で製
氷装置の一部である給水装置に使用することにより、種
々の形態で本発明を実施できるものである。その具体実
施例を以下に図を参照しながら説明する。
【0029】
【実施例】
(実施例1)請求項1,2記載に係る発明の実施例につ
いて以下に説明する。
【0030】図1,2において給水タンク30に水密的
に嵌着した蓋体31の給水口32の口縁は、給水タンク
30の奥方向、即ち図において右方向に傾斜して上る方
向に形成されている。そして、前記給水口32にはその
口縁の傾斜に沿ってスライドキャップ33がスライド可
能に取り付けられている。図1においてはスライドキャ
ップ33は給水口32を開口して図の右方向にスライド
している。
【0031】従ってこの給水口32が開口した状態で、
給水タンク30のタンク本体34に給水口32より注水
することができる。タンク本体34に任意量の水を注水
した後、スライドキャップ33の下部の突出縁35を給
水口32の縁の溝36に沿ってスライドさせ、スライド
キャップ33によって図2に示すように給水口32を閉
塞する。
【0032】従ってタンク本体34内の水が給水口32
より溢れることはない。このスライドキャップ33のス
ライドによる給水口32の開閉は所謂ワンタッチで行う
ことができ、従来の螺合するキャップのように回転する
必要がなく、操作が簡単である。
【0033】そして、若し使用者がスライドキャップ3
3のスライドによる給水口32の閉塞を忘れたとして
も、冷蔵庫の所定の位置に給水タンク30をセットした
時に、スライドキャップ33は自動的に給水口32を閉
塞するものである。
【0034】即ち、図2に示す状態のように給水タンク
30を所定の位置にセットすると、蓋体31に一体的に
設けられた管継手部材(A)37はフレーム38に設け
られた管継手部材(B)39に嵌入し両管継手部材
(A)37,管継手部材(B)39が結合され、タンク
本体34内の水はポンプ40の駆動によって吸引され
る。この両管継手部材(A)37と、管継手部材(B)
が嵌入する際にスライドキャップ33の先端部41が管
継手部材(B)39の前面に当り、従って管継手部材
(A)37を完全に管継手部材(B)内に嵌入すると、
スライドキャップ33は後退し、給水口32を閉塞する
ことになる。スライドキャップ33の先端部41はスラ
イドキャップ33を右方向にスライドして給水口32を
開口した時に管継手部材(A)の上方に位置することに
なり、セット時の自動スライドが行い易い構成になって
いる。
【0035】以上の給水タンク30のセット操作により
スライドキャップ33は給水口32を自動的に閉塞する
ものであるから、使用者が給水口32の閉塞を忘れたと
しても自然に水漏れがないようにスライドキャップ33
によって給水口32を閉塞するものである。
【0036】従来の螺合によるキャップに比較して本発
明のスライドキャップ33はその給水タンク30の押し
込みセットの操作に合わせたものであるから、その使用
は簡単であり確実である。
【0037】なお、42は係合爪で、蓋体31の凹部4
3に係合して給水タンク30を所定位置に係止するもの
である。そして、図には示さないがバネによって係合爪
は回動するものであり、かつ図示しないコイルバネによ
って給水タンク30が所定位置より外に、即ち図におい
て左方向に押されている。
【0038】従って、給水タンク30は係合爪42によ
って定位置にセットされるが、この係合爪42の係合を
外せばコイルバネによって、冷蔵庫の所定位置より取り
出し易いように前に押し出されてくるものである。
【0039】(実施例2)請求項3記載に係る発明の実
施例について以下に説明する。
【0040】図3において、図1,2と同一部分につい
ては同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0041】44は給水口32のタンク本体34内に突
出した下端縁である。そして、前記下端縁44はタンク
本体34の側壁に設けた基準線45の近くまで延びてい
る。つまり、給水口32が筒状であってタンク本体34
と蓋体31との水密的な嵌合部分よりも下方にまで下端
縁44が延びている。
【0042】従って、給水口32から水道の蛇口または
薬缶等の口から注水した場合、タンク本体34の側壁に
設けた基準線45で注水を停止しないで、注水を続けた
としても、まず、給水口32の水面が上昇し、その目視
し易い水面によって注水を停止すれば、給水口32内の
水がタンク本体34の蓋体31下面の上方に拡水するこ
とになる。
【0043】従って給水口32の水面は、直ちに下方に
降下することになる。なお、蓋体31の頂面にある小孔
46は給水タンク30内の水面上にある空気を放出する
役目をし、この小孔46によって給水口32の水面は直
ぐに下降する。
【0044】以上より蓋体31とタンク本体34の水密
的な嵌着部より水が漏れる所まで注水することは防ぐこ
とができる。
【0045】従来の給水口が蓋体より上方に突出するよ
うに設けられていて給水タンク内にはタンク本体内に突
出していない構成になっていたものが、注水時に給水口
から溢れ出たり、蓋体とタンク本体との嵌着部より漏洩
したりする可能性が大きかったことに比較して本発明は
注水し過ぎを容易に防止し得る効果があり、使い勝手の
良いものである。
【0046】(実施例3)請求項4記載に係る発明の実
施例について以下に説明する。
【0047】図4において、図1,2,3と同一部分に
ついては同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0048】47はフィルターケースで筒状をなし、上
部には蓋体31の裏側に設けた突起に係合するバイヨネ
ット48が設けられ、下端はタンク本体34の底に近接
する位置まで延びた角状のフィルター取付部49が形成
してある。50はフィルターで活性炭を保有しており、
上記フィルター50を支持する桟51の側壁の1つには
上方に突起52とその下側に1つの舌片53が設けら
れ、その対向側壁には2つの突出片54が設けられてい
る。
【0049】そして、前記フィルター取付部49の側壁
には桟51の突起52が嵌入する孔55とその両端には
突出片54が嵌入する2つの長孔56が透設されてい
る。
【0050】従って、フィルター50は桟51で支持さ
れ、その桟51の側壁の突起52をフィルター取付部4
9の孔55に挿入し、その突起52の対向側壁に設けた
2つの突出片54を前記フィルター取付部49の孔55
を設けた側壁に対向する側壁に設けた長孔56に嵌入す
れば桟51がフィルター取付部49に取り付けられる。
【0051】そして、前記孔55とその両端の長孔56
の3つの孔をフィルター取付部49の相対向する2つの
側壁に並設してある。従って桟51はフィルター取付部
49の方向性を特に考慮することなく、フィルター取付
部49の孔のある側壁に嵌入する操作を舌片53によっ
て行うことができ、フィルター50の取り付けなびに取
り外しが手軽に行うことができる。
【0052】フィルターケース47はロック部材57を
外すことにより蓋体31をタンク本体34より外し、バ
イヨネット48を外すことによりタンク本体34内のフ
ィルター50を備えたフィルターケース47を露出す
る。
【0053】そして、フィルターケース47の上方にあ
る中空短筒58の孔を蓋体31から延設する中空長筒5
9から外し、フィルターケース47を取り出し、桟51
を外してフィルター50を新しい品と取り換えることが
できる。
【0054】上記のようにフィルター50を取り換える
作業は極めて簡単に行うことができるのみならず、フィ
ルター50も平板状であって従来の筒状フィルターに比
較し製作が容易である。なお、60はパッキングでタン
ク本体34の上縁61に載置されていて蓋体31とタン
ク本体34の水密構成を果たしているものである。
【0055】図2に示すように、ポンプ40を駆動する
と給水タンク30内の水はタンク本体34の略底面より
吸引されフィルターケース47の下方にあるフィルター
50で脱臭ならびに分散物の除去が行われ中空長筒59
内を通り管継手部材(A)37,管継手部材(B)39
を通り、さらに配管62を経由して製氷皿63に注水さ
れて後、冷却されて氷となる。なお、64は貯氷容器を
示す。
【0056】そして、配管62は従来アルミニウム製の
パイプであったのをプラスチックスパイプとしヒーター
65を巻き付けることで配管62に露が付着する従来の
問題点を解消している。
【0057】(実施例4)請求項5記載に係る発明の実
施例について以下に説明する。
【0058】図2に示すポンプ40の構成を図5に示す
構成とすることができる。即ち、ポンプ40をギヤポン
プとしてそのギヤ部66を上にしてギヤ部66を回転駆
動するモータ部67を下にする。そして、モータ部67
の下方周囲には、プラスチックスフォーム材を取り付
け、図5の矢印で示すようにポンプ取付部68に固設し
たプラスチックス製の円環状の干渉壁69に、前記モー
タ部67を挿入して固定する。従って、モータ部67の
駆動音は干渉壁69で緩和され、ポンプ40の駆動振動
音が少なく、静かな給水装置を冷蔵庫内にセットするこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載に
係る発明は、給水口にスライドにより開閉するスライド
キャップを設け、前記スライドキャップは管継手部材
(A)が管継手部材(B)に嵌合した際に給水口を閉塞
するようにしたものであるから、螺合着するキャップを
備えた従来例と異なり、スライド操作による所謂ワンタ
ッチで給水口を開閉することができる。そして、その給
水口の閉塞が不充分であったりしても給水タンクを冷蔵
庫内にセットすれば自動的に給水口が閉塞されることに
なる。
【0060】請求項2記載に係る発明は、スライドキャ
ップおよび給水口の開口縁を傾斜したことにより、スラ
イドキャップの構成が製作し易いことになる。
【0061】また、請求項3記載に係る発明は、給水口
を筒状とし、その筒状の給水口の下端縁は給水タンクの
タンク本体と蓋体との接合面を越えてタンク本体内に突
出する位置にあって給水口は開閉するものであり、給水
タンク内に注水し、注水が略給水タンク内に充満してき
た場合、先づ筒状の給水口の水面が上ってくることが目
視できるため、溢れ出るまでの注水は自然に察知して止
めることができる。また、蓋体には空気抜けの小孔があ
るため、筒状の給水口内の水位が直ぐに下降し、水の溢
れ出しは防止できる。
【0062】また、請求項4記載に係る発明は、フィル
ターが筒状でなく板状であるためフィルターの加工が容
易であると共に、濾過量が一定となる。そして、フィル
ターを支持する桟をフィルターケースの側部に簡単な構
成で着脱自在にすることができ、従ってフィルターの交
換が容易にできる。
【0063】また、請求項5記載に係る発明は、ギヤポ
ンプのギヤ部を上にし、モータ部を下にして干渉壁内に
配設するものであるから、駆動音を緩和して静かなポン
プを備えた製氷装置を提供できる。
【0064】また、請求項6記載に係る発明は、前記す
る請求項3ないし5に記載する発明の効果を請求項1記
載に係る発明に結合させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における給水タンクの側面図
【図2】同給水タンクを設置した製氷装置の要部断面図
【図3】同給水口を備えた給水タンクの断面図
【図4】同フィルター装置の要部分解斜視図
【図5】同ギヤポンプの要部分解斜視図
【図6】従来例の製氷装置を示す要部の側面図
【図7】同給水タンクの断面図
【図8】同給水タンクを冷蔵庫内の所定位置にセットす
る状態を示す要部側断面図
【符号の説明】
30 給水タンク 31 蓋体 32 給水口 33 スライドキャップ 34 タンク本体 37 管継手部材(A) 39 管継手部材(B) 40 ポンプ 41 先端部 44 下端縁 45 基準線 46 小孔 47 フィルターケース 49 フィルター取付部 50 フィルター 51 桟 52 突起 53 舌片 54 突出片 55 孔 56 長孔 59 中空長筒 66 ギヤ部 67 モータ部 68 ポンプ取付部 69 干渉壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 章彦 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中村 俊文 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水タンクと、ポンプと、冷蔵庫内に配
    設される製氷皿と、これらを結ぶ配管を有し、前記給水
    タンクは冷蔵庫内に着脱自在であり、前記給水タンクの
    蓋体は、タンク本体内に突出しフィルターに連通する中
    空長筒と、前記中空長筒に一端が連通し、かつ他端がポ
    ンプの吸入側に連通する管継手部材(B)に挿脱自在な
    管継手部材(A)ならびに給水口を備えており、前記給
    水口にはスライドにより開閉するスライドキャップを設
    け、前記スライドキャップは、前記管継手部材(A)が
    前記管継手部材(B)に嵌合した際に、給水口を閉塞す
    る位置にあるようにした製氷装置。
  2. 【請求項2】 給水口の開口縁とスライドキャップは共
    に給水タンクの冷蔵庫内挿入方向に対して上方に傾斜し
    ており、スライドキャップの先端部が管継手部材(B)
    の前面に相応する部分に当接し、管継手部材(B)に管
    継手部材(A)が完全に挿入された際に、前記スライド
    キャップは管継手部材(B)の前面に相応する部分によ
    り押されて給水口の前記開口縁を閉塞する位置にスライ
    ドすることができるようにした請求項1記載の製氷装
    置。
  3. 【請求項3】 給水タンクと、ポンプと、冷蔵庫内に配
    設される製氷皿と、これらを結ぶ配管を有し、前記給水
    タンクの蓋体は、タンク本体内に突出し、フィルターに
    連通する中空長筒と、前記中空長筒に一端が連通し、か
    つ他端がポンプの吸入側に連通する管継手部材(B)に
    挿脱自在な管継手部材(A)ならびに筒状の給水口を備
    えており、前記筒状の給水口の下端縁は給水タンクのタ
    ンク本体と蓋体との接合面を越えてタンク本体内に突出
    する位置にあって、前記給水口は開閉されるものであ
    り、蓋体にはタンク本体内の空気を逃がす小孔を設けた
    製氷装置。
  4. 【請求項4】 給水タンクと、ポンプと、冷蔵庫内に配
    設される製氷皿と、これらを結ぶ配管を有し、前記給水
    タンクの蓋体は、タンク本体内に突出する中空長筒と、
    前記中空長筒に一端が連通し、かつ他端がポンプの吸入
    側に連通する管継手部材(B)に挿脱自在な管継手部材
    (A)ならびに給水口を備えており、前記中空長筒はフ
    ィルターケース内に挿通されて給水タンクのタンク本体
    の下底部において開口し、前記フィルターケースの下方
    のフィルター取付部には板状のフィルターを支持する桟
    をその側部に設けた突出片と突起とをフィルター取付部
    の長孔および孔に嵌入することにより着脱自在に装着し
    た製氷装置。
  5. 【請求項5】 給水タンクと、ポンプと、冷蔵庫内に配
    設される製氷皿と、これらを結ぶ配管を有し、前記給水
    タンクは冷蔵庫内に着脱自在であり、前記給水タンクの
    蓋体は、タンク本体内に突出しフィルターに連通する中
    空長筒と、前記中空長筒に一端が連通し、かつ他端がポ
    ンプの吸入側に連通する管継手部材(B)に挿脱自在な
    管継手部材(A)ならびに給水口を備えており、前記ポ
    ンプは、ギヤポンプであってかつポンプを構成するギヤ
    部を上にし、前記ギヤ部を駆動するモータ部を下にして
    ポンプ取付部の干渉壁内に配設した製氷装置。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載する
    製氷装置を備えた請求項1記載の製氷装置。
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