JPH0972424A - 金属ガスケット - Google Patents

金属ガスケット

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JPH0972424A
JPH0972424A JP7250139A JP25013995A JPH0972424A JP H0972424 A JPH0972424 A JP H0972424A JP 7250139 A JP7250139 A JP 7250139A JP 25013995 A JP25013995 A JP 25013995A JP H0972424 A JPH0972424 A JP H0972424A
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和邦 高田
Hiroshi Uemura
浩 植村
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正彦 三浦
Zenichi Shinpo
善一 新保
Kazuaki Sugimura
一昭 杉村
Kazuya Nakada
和哉 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属ガスケットにおいて、中間板に形成した
ビードによってビード基板の全圧縮を防止すると共にシ
ール性をアップする。 【解決手段】 金属ガスケットは、燃焼室孔Aに沿った
主ビード3,4を有するビード基板1,2と、両者間の
中間板10から成る。中間板10には、孔Aと主ビード
3が接触する位置との間の領域にビード基板1に対向す
るビード13が形成され、ビード13によりビード基板
1のための補償部15が形成される。ビード基板2に
は、ビード13の凹部14に重なり合う凸部17を有す
る副ビード16が形成される。補償部15は、締め付け
時のビード基板1の全圧縮を防止し、シリンダヘッドと
シリンダブロックの対向面の不整を吸収し、副ビード1
6は、補償部15を形成する中間板10に対するシール
性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多気筒エンジンにお
ける対向取付面間をシールするため使用され、孔に沿っ
てビードを形成した一対のビード基板と両者間に介在し
た中間板とから成る金属ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム製のシリンダヘッド
とシリンダブロックとのようなエンジンの構造部材は、
軽量である反面、剛性が低いためにエンジン運転時に両
者の間に相対変位が大きくなる傾向にあるので、両構造
部材の対向面間をシールする金属ガスケットは、シリン
ダボア(燃焼室)、水、油等の通路に対応する貫通孔の
周囲近傍にビードを形成した弾性金属板で製作されてい
る。
【0003】従来の金属ガスケットとしては、ビードを
形成した弾性金属板から成る一対のビード基板と、前記
ビード基板間に介在させた中間板とから構成されている
ものが知られている。金属ガスケットをシリンダヘッド
とシリンダブロックとの対向面間に挟んで締め付けて全
屈状態に圧縮した状態にすると、一対のビード基板の各
ビードが押し潰されて変形するときの反作用により、両
対向面間でビード基板及び中間板がビードとその近傍に
おいて相互に強く圧接されて、貫通孔を通る流体が前記
対向面から漏出するのを阻止するシール機能が得られ
る。中間板は、一枚又は積層した一対の金属板から成
る。金属ガスケットをシリンダヘッドとシリンダブロッ
クとの間において締め付けた時、中間板は二枚のビード
基板の変形を制限するストッパ機能と両対向面間の間隙
の不整を吸収する吸収機能とを有する補償部を備えてい
る。
【0004】上記のような金属ガスケットとして、特開
昭62−155374号公報には、中間板にグロメット
を設けた金属ガスケットが開示されており、特開昭64
−65367号公報には、中間板に段差を形成すると共
にグロメットを設けた金属ガスケットが開示されてい
る。また、特開昭63−293363号公報には、積層
した中間板の間にスペーサを介在させて段差を形成した
金属ガスケットが開示されている。更に、実開平4−6
6457号公報には、積層した中間板の一方の金属板に
は段差を形成し、他方の金属板には折返し部による段差
が形成されている金属ガスケットが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの金属ガスケッ
トは、板金加工により中間板の段差を形成することにな
るが、板金加工において段差の高さを任意に、或いは孔
の周囲において段差の高さを完全に一様に形成すること
は技術的に困難である。また、グロメット部を形成する
タイプの金属ガスケットは、シリンダブロックとシリン
ダヘッドとの間に締め付けて全屈状態に圧縮した状態で
エンジンを駆動し続けた場合に、グロメット部を形成す
る段差部や折返し部が、残留応力のある状態で更に繰り
返して作用する曲げ応力を受けるため、グロメット部に
亀裂やへたりが生じやすい。
【0006】更に、中間板を二枚又はそれ以上の金属板
を積層して形成する場合やスペーサを介在させる場合に
は、既にビード基板を二枚の金属板で構成していること
自体も原因の一つになって、積層金属板の層間に隙間が
形成されやすくなり、金属ガスケットの貫通孔を通る燃
焼ガス等の流体が隙間を通って金属ガスケットの外部に
漏れやすくなる。流体漏れを防止する目的で金属板にゴ
ムや樹脂を塗装して積層金属板間の間隙を埋める考えも
提案されているが、ゴムや樹脂の層が劣化するに伴って
シリンダヘッドとシリンダブロックとを固定するボルト
の締結力が次第に小さくなり、ガスケットとしてのシー
ル性能が低下する。中間板にグロメットを形成する場合
には、シール性能の低下に加えて、上記の亀裂の発生防
止のために、加工程度が厳しくなるような折曲げ加工を
施すことができないという制約を受けること、段差の設
定と板厚とは互いに無関係に設定することができないこ
と、エンジンに使用する場合には圧縮比とガスケットの
総板厚に制約があること等の技術的背景から、中間板の
板厚の設定にも制約を受けるという不都合がある。積層
される金属板の枚数や付属の部品が増加すると、各部品
毎に設計、製造及び品質管理を必要とし、全体のコスト
を上昇させる。
【0007】従来の金属ガスケットは、燃焼室孔の周縁
において、二枚のビード基板のビードの変形の制限、即
ち全圧縮防止機能と、締め付け時の対向取付面の不整吸
収機能とを有する補償部を得るためには、基本的に二枚
の中間板を必要としている。また、スペーサのような別
部材を用いたり、中間板を構成する金属板の一部に折返
し部を形成することにより補償部が形成されている。そ
のため、補償部には、上記のとおり応力やシールの問題
があり、更に製造上の工程増や品質管理を必要とし、そ
の結果コスト上昇が避けられない。
【0008】本出願人は、図23に示すような中間板の
補償部を改善した金属ガスケットを開発した(特願平7
−30213号)。該金属ガスケットは、ビード基板5
1,52の間に介在される中間板60をビード基板5
1,52の板厚よりも厚い板厚を有する金属板とし、中
間板60には、ビード基板51,52の各ビード53,
54よりも孔の内側の領域に一方のビード基板51に向
かってビード53の高さより低い段差63と段差63よ
りも孔の内側の領域に他方のビード基板52に向かって
段差63以上の高さで且つ段差63の高さとビード54
の高さの和よりも低い段差64とが形成されている。両
段差間の環状部が一方のビード基板51のためのストッ
パ部即ち補償部65となり、段差64よりも孔A側の環
状部が他方のビード基板52のための補償部66となっ
ている。金属ガスケットは、別部材を用いたり折返し部
を形成することなく、許容される範囲内で厚みを任意に
設定した補償部65,66が得られるので、面圧バラン
スを良好にし、ビード基板51,52の応力変動と補償
部65,66にかかる曲げ応力を軽減し、ビード53,
54の破損や補償部65,66の破損、シール効果の低
減を防止して安定したシール効果を発揮させると共に、
中間板60に形成した両補償部65,66にビード5
3,54を保護するシール効果を発揮させると共に、ビ
ード53,54の全圧縮を防止してビードを保護し、し
かも両補償部65,66を燃焼室孔Aや燃焼ガス孔に沿
って各領域で形状を変更し或いは断続して形成し、孔間
及びボルトの位置関係で最適状態に形成している。
【0009】更に、本出願人は、先に開発した上記金属
ガスケットの目的を達成しつつ、更に中間板と各ビード
基板との相互の構造に工夫を凝らすことにより、別部材
を必要とすることなく、折返し部のような応力的に厳し
い部分を形成することなく、貫通孔周りにおけるシール
性能を改善するとともに、ビード基板の応力変動を軽減
し、ビードの破損やシール効果の低減を防止して、安定
したシール効果を有する低コストに作製できる金属ガス
ケットを開発することを試みた。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、並列する孔
に沿って主ビードをそれぞれ形成した弾性金属板から成
る一対のビード基板、及び前記ビードを対向して配置し
た前記ビード基板の間に介在され且つ前記ビード基板の
板厚よりも厚い板厚を有する中間板を具備し、中間板に
ストッパ部となるビードを形成して中間板にビードの凸
部が対向するビード基板に対する補償部の機能を持たせ
るとともに、他方のビード基板については中間板の前記
ビードと対応する副ビードも形成することにより、ビー
ド基板と中間板とのみからなり、ビード基板の応力変動
を軽減し、主ビードの破損を防止し、貫通孔周りにおい
て中間板やビード基板の積層金属板の間から燃焼ガス等
の流体の漏出を防止する安定したシール効果を得ること
ができ、製造コストを低減できる金属ガスケットに関す
る。
【0011】また、この発明は、並列する孔に沿って主
ビードをそれぞれ形成した弾性金属板から成る一対のビ
ード基板、及び前記主ビードを対向して配置した前記ビ
ード基板の間に介在され且つ前記ビード基板の板厚より
も厚い板厚を有する中間板を有し、前記中間板には前記
主ビードよりも内側の領域に一方の前記ビード基板に向
かって前記主ビードの高さ未満の高さを有するビードが
形成され、他方の前記ビード基板には前記中間板のビー
ドの凹部と重なり合う凸部を有する副ビードが形成され
ている金属ガスケットに関する。
【0012】この金属ガスケットは、前記中間板のビー
ドが形成される側の少なくとも一面において、締め付け
前の自由状態においては前記ビード基板との間に間隙を
有して対面するが、シリンダヘッドとシリンダブロック
とを締め付けボルト等によって締め付けたときに、両者
の対向取付面間に挟持されている前記ビード基板が、前
記主ビードの撓みを伴って前記中間板に対して漸次接近
当接し、前記中間板に形成した前記ビードによって前記
ビード基板の前記主ビードの全圧縮が防止され、厚みが
厚い前記中間板のビードは、前記一方のビード基板との
間隙の不整を吸収するためのストッパ部即ち補償部を形
成する。即ち、前記一方のビード基板は、前記中間板の
前記補償部に当接した後には変位量が制限され、前記ビ
ード基板の主ビードの全圧縮が防止され、前記主ビード
の弾性作用が残存され、また、シリンダヘッドやシリン
ダブロックの対向面の不整を吸収する機能も残ることに
なる。前記補償部を構成する中間板のビードの高さは、
前記中間板の主たる表面に対しては前記一方のビード基
板の主ビードの高さ未満となるから、前記補償部はビー
ドによって形成されていても剛性は高く、上記締め付け
によって変形することがあっても前記補償部としての機
能を損なわれない。
【0013】また、中間板に形成された前記ビードの凹
部に対しては、対応する位置において他方の前記ビード
基板に形成した副ビードの凸部が重なり合うので、上記
全屈状態のときに前記中間板と前記ビード基板との間に
おける間隙が十分吸収されてシール性能を向上させる。
また、前記他方のビード基板に形成される主副二つのビ
ードの高さを比較的に低い等しい高さとすることができ
る。この場合には、前記他方のビード基板の副ビード
は、圧縮状態で中間板のビードに対して凹凸嵌合をスム
ースに行うことができる。
【0014】また、前記中間板には、前記ビード基板の
主ビードよりも内側の領域の異なる半径位置においてそ
れぞれの前記ビード基板に向かって前記主ビードの高さ
未満の高さを有するビードが形成され、それぞれの前記
ビード基板には、締め付け時の全屈状態において凸部が
前記中間板に形成されたビードの凹部に重なり合う副ビ
ードが形成されている。
【0015】この金属ガスケットによれば、一方の前記
ビード基板に対しては、前記中間板の一方のビードが当
該一方のビード基板の全圧縮を防止する第1補償部とな
り、また、他方の前記ビード基板に対しては、前記中間
板の他方のビードが前記他方のビード基板の全圧縮を防
止する第2補償部として作用する。従って、前記各ビー
ド基板は、それぞれ中間板の各面において対応するビー
ドからなる各補償部に当接した後には変位量が制限さ
れ、前記主ビードが完全に潰れる完全圧縮に至るまでに
は変形せず、前記主ビードの弾性作用が残存され、ま
た、シリンダヘッドやシリンダブロックの対向面の不整
を吸収する機能も残ることになる。前記第1及び第2の
補償部を構成するビードの高さは、前記中間板の主たる
表面に対しては前記主ビードの高さ未満となるから、前
記両補償部はビードによって形成されていても剛性は高
く、上記締め付けによって変形することがあっても前記
両補償部としての機能を損なわれない。そして、締め付
け時では、中間板に形成されたそれぞれのビードの凹部
に対して、ビード基板の副ビードの凸部が重なり合うの
で、中間板のビード基板に対する補償機能と、前記中間
板のビードとビード基板の副ビードの凹凸部の嵌合によ
るシール機能とを、中間板の両面において得ることがで
きる。
【0016】また、前記中間板に、前記ビード基板の主
ビードよりも内側の領域の異なる半径位置においてそれ
ぞれの前記ビード基板に向かって前記主ビードの高さ未
満の高さを有するビードを形成する場合において、中間
板の前記両ビードの高さは同等とすることができる。一
方の前記ビード基板のための前記第1補償部が前記中間
板の一側平面に対して有する高さは、他方の前記ビード
基板のための前記第2補償部が前記中間板の他側平面に
対して有する高さと同じになり、従って、前記各ビード
基板に対する前記各補償部の作用もビードの凹凸嵌合に
よるシール機能も同じとなることが期待される。この場
合、前記両ビード基板は、圧縮に伴う応力状態のバラン
スもよく、どちらか一方の前記ビード基板に応力上の負
担が偏ることもない。
【0017】更に、金属ガスケットの締め付け時に、前
記補償部を形成するために設けたビード部分に曲げ応力
状態が生じることは避けられなくても、前記ビード自体
が前記中間板の変形を拘束するから、前記中間板の前記
各補償部の変形量は前記ビード基板の前記主ビードが潰
れるような変形量と比較して充分小さくなり、前記中間
板と前記補償部との機能を維持することができる。前記
中間板の板厚t1 は、前記各ビード基板の板厚t2 の2
倍以上(t1 /t2 ≧2)を前提として、2〜4倍程度
(t1 /t2 ≧2〜4)の厚さに設定されることが好ま
しい。また、前記ビード基板の主ビードの外側の領域に
も副ビードを形成する場合には、隣接する貫通孔間の距
離が大きい場合には、隣の副ビードと会合することはな
いが、隣接する貫通孔間の距離が短い場合には、前記副
ビードからなるストッパ部は前記燃焼室孔間の領域で会
合して共通のストッパ部を形成する。
【0018】更に、この金属ガスケットにおいて、前記
中間板のビードからなるストッパ部は、前記ビード基板
の主ビードに対するシール機能を有するものである。ま
た、前記ストッパ部は、前記孔間の領域で高く、前記孔
間以外の領域で低く形成されている。或いは、前記スト
ッパ部は、前記孔間の領域と前記各孔の中心を通る中心
軸線に垂直で且つ前記孔の中心を通る軸線上の領域とで
高く、それ以外の領域で低く形成されている。更に、前
記ストッパ部は、高い領域と低い領域との境界領域で滑
かな曲面で高さが変化している。又は、前記ストッパ部
は、前記孔に沿って断続的に形成されている。また、前
記中間板は前記ビード基板より軟質金属で作製されてい
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による金属ガスケットの実施例について説明する。この
金属ガスケットは、例えば、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックとの間或いはシリンダヘッドと排気マニホルド
との間に挟持されて対向取付面間をシールする。この金
属ガスケットは、シリンダブロックに形成されたシリン
ダボアに対応してシリンダボア孔即ち燃焼室孔、或いは
排気マニホルドの排気通路に対応して燃焼ガス孔が形成
されている。この金属ガスケットは、4気筒や6気筒の
ような多気筒エンジンに適用できるように、孔が複数個
を並列して形成されている。以下で説明する各実施例を
示す図面において、部品及び部分を示す符号は、同一の
構成及び同一の機能を有する部品及び部分に対して、同
一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0020】図1及び図2を参照して、この発明による
金属ガスケットの一実施例について説明する。図1はこ
の発明による金属ガスケットの部分平面図、図2は図1
の線I−I線における拡大断面図である。この金属ガス
ケットは、燃焼室孔Aの周囲にボルト孔Bの他に、水
孔、オイル孔等の各種の孔が穿設されている。
【0021】この金属ガスケットは、2枚の同じ板厚を
有する弾性金属板から成るビード基板1,2と、ビード
基板1,2の板厚よりも厚い板厚を有し、両ビード基板
1,2間に介在された中間板10とを積層した積層形タ
イプである。ビード基板1,2と中間板10には、燃焼
室孔Aが同じ位置に形成され、各種の孔は基本的には同
様の孔が穿設されている。ビード基板1,2の燃焼室孔
Aに沿って燃焼室孔Aと略同心に且つ環状に取り巻く断
面凸形の主ビード3,4が形成されている。主ビード
3,4は、中間板10に対して同じ位置において凸部が
互いに対向して形成され、積層挟着したときにビード
3,4が中間板の各表面11,12に当接している。し
かし、ビード基板2の主ビード4は、その高さ及び幅が
ビード基板1の主ビード3よりも小さく形成されてい
る。
【0022】中間板10は、主ビード3,4と当接する
表面11,12が示されている部位よりも燃焼室孔A側
の領域で、一方のビード基板1に向かってビード3の高
さHよりも低く且つ中間板10の厚みD未満の高さEを
有するビード13から成るストッパが燃焼室孔Aを取り
囲む環状形状に形成されている。ビード13は中間板1
0に板金加工によって形成されているので、中間板10
の反対側の表面12側には、Eと同じ値の深さFを有す
る凹部14が形成されている。この結果、中間板10の
ビード13は、ビード基板1のためのストッパ部即ち補
償部15を形成している。金属ガスケットの締め付け前
の自由状態では、補償部15とビード基板1との間には
間隙Sが形成されている。
【0023】ビード基板2の副ビード16は、その高さ
と幅が中間板10のビード13の高さと幅と同じであ
り、ビード基板1,2と中間板10とを締め付けて固定
したときに、ビード基板2の副ビード16の凸部17が
中間板10の凹部14に丁度重なる形状に形成されてい
る。ビード基板2の主ビード4の高さと幅は、副ビード
16の高さと幅と同じであってよいが、これに限定され
る必要はない。例えば、主ビードとしてのシール機能及
び対向面の不整吸収機能を一層確実に果たすには、図3
に示すように、ビード基板2の主ビード4を、ビード基
板1の主ビード3と同様程度に大きなビードとしてもよ
い。この場合、副ビード16を含む部分は自由状態にお
いて中間板10から若干離れて位置するが、対向面間に
締結具で締め付けて固定することに差し障りはない。
【0024】金属ガスケットをシリンダヘッドとシリン
ダブロックとの対向面間に設置して締結具で締め付けた
ときに、ビード基板1,2のビード3,4は弾性変形し
て中間板10に対して漸次接近当接するが、ビード基板
1に対しては中間板10の補償部15が、当接後の変位
量を制限してビード3の完全圧縮即ち全圧縮を防止し、
ビードとしての機能を保持するように働く。補償部を構
成するビード13の高さの程度は、中間板10の表面に
対して主ビード3の高さ未満であるから、補償部15自
体の剛性は高く、上記締め付けに伴って変形することが
あっても補償部15としての機能を損なうことはない。
ビード3の全圧縮状態を防止することができるので、良
好なシール性を確保できると共に、ビード基板1の応力
振幅が小さくなり、補償部15に大きな曲げ応力及び応
力振幅を発生せず、結果として、ビード基板1に亀裂や
ヘタリが発生しない。また、補償部15は締め付け時に
おけるシリンダヘッドの対向面に存在する不整を吸収す
る機能も有する。
【0025】他方のビード基板2については、締結ボル
トによって対向面間に締め付けられたときに、主ビード
4が、その大きさの設定にもよるが、その締め付け力を
受けて全屈状態にまで圧縮されて、ビード基板2のビー
ドとしての主たる機能を有する。主ビード4の圧縮と同
時に、ビード基板2の副ビード16は、中間板10の凹
部14内に嵌まり込む。副ビード16の凸部17は、中
間板10のビード13が形成される裏側に当たる凹部1
4とビード基板2との間に間隙を残すことがなくなるの
で、燃焼室孔Aからの高温の燃焼ガスがビード基板2と
中間板10との積層間を通って外部に漏出するのを極力
防止することができる。
【0026】中間板10はビード基板1,2より軟質金
属で作製されている。例えば、ビード基板1,2はSU
S301で作製され、調整板である中間板10はSEC
C(軟鋼鉄板)で作製されている。また、図4に示すよ
うに、ビード基板1,2を形成する弾性金属板の表面に
耐熱性及び耐油性の非金属材を、例えば、10〜50μ
m程度の厚さにコーティングし、シリンダヘッド及びシ
リンダブロックに対して金属対金属の接触状態を回避
し、金属ガスケットとしての耐腐食性、耐久性及び強度
を確保したものである。例えば、ビード基板1,2の表
裏両面に対して耐熱性及び耐油性を有するフッ素ゴム5
をコーティングし、更にフッ素ゴム5上にアクリルシリ
コーン系樹脂6をコーティングしたものである。また、
ビード基板1,2の表面にコーティングした非金属材
は、ビード基板1,2の機械加工時に凹凸が存在してい
ても、該凹凸をカバーして充分なシール機能を果たす。
【0027】次に、図5を参照して、この発明による金
属ガスケットの別の実施例を説明する。図5は、この発
明による金属ガスケットの別の実施例を示す断面図であ
る。図5に示す実施例は、図1〜図3に示す実施例と比
較して、中間板10に設けるビードをビード基板1に向
かって凸となるビード18の他に、ビード基板2に向か
って凸となるビード23をも設け、それに対応させてビ
ード基板1にも、ビード23の凹部24に重なり合う凸
部27を有する副ビード26を設けた点で相違する以外
は同一の構成及び同一の機能を有する。即ち、中間板1
0には、孔Aと主ビード3,4が接触する部分との間に
おいて、ビード基板1に向かって凸となるビード18
と、ビード18の孔A寄りの部分にビード基板2に向か
って凸となる副ビード23とがそれぞれ環状に形成され
ている。この結果、中間板10の環状のビード18は、
ビード基板1のためのストッパ部即ち補償部20を、そ
して環状のビード23は、ビード基板2のためのストッ
パ部即ち補償部25を形成している。
【0028】中間板10のこのような構造に合わせて、
ビード基板2については、中間板10のビード18の凹
部19に重なり合う凸部22を有する副ビード21を形
成する一方で、ビード基板1についても、中間板10の
ビード23の凹部24に重なり合う凸部27を有する副
ビード26を形成する。金属ガスケットを締結具によっ
て対向面間に締め付けると、中間板10のビード18,
23の凹部19,24には、ビード基板1,2の副ビー
ド21,26の凸部22,27が重なり合うように嵌合
するので、中間板10と各ビード基板1,2との間で間
隙を残す可能性が少なくなり、中間板10と各ビード基
板1,2との間を通って燃焼ガス等の流体の金属ガスケ
ットの外部への漏出防止を一層確実にすることができ
る。
【0029】中間板10のビード23及びビード基板1
の副ビード26の高さや幅は、孔A,A間の距離等によ
り適宜設定されるが、ビード基板2の副ビード21とビ
ード基板1の高さと幅は副ビード26の高さと幅と同じ
値に設定すると、ストッパ部のビード基板の変形制限に
よる主ビードの完全圧縮の防止、対向取付面の不整吸収
及びシール性能等の補償部としての機能を中間板10の
両側でバランスさせることができ、更に応力状態のバラ
ンスもよく、どちらか一方のビード基板に応力上の負担
が偏ることもない。また、副ビード21,26の高さと
幅は、主ビード3,4の高さと幅よりも小さい値に設定
するのが好ましい。中間板10のビード18,23につ
いては、孔Aに近い位置にビード基板2に対する補償部
25を形成するビード23を、孔Aから遠い位置にビー
ド基板1に対する補償部20を形成するビード18を配
置したが、補償部20を孔Aに近い位置に、補償部25
を孔Aから遠い位置に配置してもよい。
【0030】次に、図6,図7及び図8を参照して、こ
の発明による金属ガスケットの別の実施例を説明する。
図6はこの発明による金属ガスケットの別の実施例を示
す平面図、図7は図6の線K−Kにおける断面図、及び
図8は図6のL−Lにおける断面図である。図6〜図8
に示す実施例は、図1〜図3に示す実施例と比較して、
ビード基板1,2に形成した主ビードが燃焼室孔A間で
会合していない点で相違する以外は同一の構成及び同一
の機能を有する。即ち、ビード基板1に形成した主ビー
ド7及びビード基板2に形成した主ビード8は隣接した
燃焼室孔Aの間で会合せずに独立して形成されている。
この実施例では、中間板10に形成されたビード15
(補償部やストッパ部)は、シリンダヘッド側に配置さ
れているビード基板1側へ突出している。中間板10の
ビード13の凹部14に重なり合うことができる凸部1
7を有する副ビード16がビード基板2に形成されてい
る。この実施例において、中間板10の板厚は、ビード
基板1,2の板厚よりも3〜5倍程度厚く形成されてい
る。図6〜図8には、中間板10にビード基板1に向か
って凸となるビード13のみを形成する例を示したが、
図5に示した実施例と同じように、ビード基板2に向か
って凸となるビードを同時に形成してよい。
【0031】次に、図9、図10及び図11を参照し
て、この発明による金属ガスケットの更に他の実施例を
説明する。図9はこの発明による金属ガスケットの更に
他の実施例を示す平面図、図10は図9の線M−Mにお
ける断面図、及び図11は図9のN−Nにおける断面図
である。図9〜図11に示す実施例は、図1,図2に示
す実施例と比較して、中間板10に形成したビードがビ
ード基板のビードの内側と外側に形成されている点で相
違するのみである。即ち、中間板10には、ビード3の
内側にビード28が形成され、ビード3の外側にビード
29が形成されている。更に、ビード3の外側の領域に
形成されているビード29は、燃焼室孔A間の領域には
侵入していない。
【0032】次に、図12、図13及び図14を参照し
て、この発明による金属ガスケットの更に他の実施例を
説明する。図12はこの発明による金属ガスケットの更
に他の実施例を示す平面図、図13は図12の線Q−Q
における断面図、及び図14は図12のP−Pにおける
断面図である。図12〜図14に示す実施例は、図6〜
図8や図9〜図11に示す実施例と比較して、中間板1
0に形成した外側のビード31が燃焼室孔A間の領域で
会合して共通のビード32に形成されている。即ち、ビ
ード基板1の主ビード7,8は、燃焼室孔A間の領域で
会合せず、それぞれ独立している。中間板10には、主
ビード7の内側と外側にはそれぞれビード30,31が
形成されている。主ビード7よりも外側に位置するビー
ド31は、燃焼室孔A間の領域で会合して共通のビード
32を形成している。
【0033】次に、図15を参照して、この発明による
金属ガスケットの別の実施例を説明する。図15はこの
発明による金属ガスケットの別の実施例を示す説明図で
ある。中間板10に形成されたビード33は、燃焼室孔
間の領域34と、各燃焼室孔の中心Oを通る中心軸線X
に垂直で且つ燃焼室孔の中心Oを通る軸線Y上の領域3
5とで高く、それ以外の領域36で低く形成されてい
る。ビード33は、高い領域35と低い領域36との境
界領域37で滑かな曲面で高さが変化している。例え
ば、中間板10に形成したビード33の高さは、領域3
5及び領域35で60μm程度であり、領域36で30
μm程度に形成されている。これらのビード33の高さ
の変化は、シリンダブロックにシリンダヘッドを固定す
るボルトの締結位置より遠い領域を高く形成し、ビード
基板のビードの面圧を均等にする機能を有している。場
合によっては、ビード33は、燃焼室孔間の領域34で
高く、燃焼室孔間以外の領域で低く形成することもでき
る。
【0034】次に、図16〜図22を参照して、この発
明による金属ガスケットの更に別の実施例を説明する。
図16はこの発明による金属ガスケットの更に別の実施
例を示す平面図、図17は図16の線R−Rにおける断
面図、図18は図16のS−Sにおける断面図、図19
は図16のT−Tにおける断面図、図20は図16に示
す金属ガスケットの中間板を示す平面図、図21は図2
0の線U−Uにおける断面図、及び図22は図20のV
−Vにおける断面図である。この実施例は、図6〜図8
に示す実施例と比較して、中間板10に形成したストッ
パ部38が燃焼室孔Aに沿って断続的に形成されてい
る。即ち、中間板10には、ストッパ部38が燃焼室孔
A間の円弧状の領域34で形成され、各燃焼室孔Aの中
心Oを通る中心軸線Xに垂直で且つ燃焼室孔Aの中心O
を通る軸線Y上の円弧状の領域35で形成され、それ以
外の領域36は形成されていない。また、ストッパ部3
8は、領域34,35と領域36との境界領域で滑かな
曲面で高さが変化している。従って、中間板10に形成
されたストッパ部38は、シリンダヘッドとシリンダブ
ロックとの締結ボルトの位置との関係で最も遠い領域に
形成されており、ビード基板のビードに対して締結ボル
トの締結応力が小さくなる領域でビードの所定量の面圧
を維持する機能を果たすことができる。中間板10のス
トッパ部38の裏面の凹部には、ビード基板からの副ビ
ードの凸部が丁度嵌合している点は言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】この発明による金属ガスケットは、上記
のように構成されているので、二枚のビード基板のそれ
ぞれの主ビード部が当接する一枚の中間板の少なくとも
一方の面において、対向する一方のビード基板に対する
完全圧縮を防止するとともに対向取付面の不整を吸収す
る機能と前記主ビードの保護のためのシール機能を有す
る補償部が形成される。即ち、中間板に形成したビード
による環状部は一方の前記ビード基板に対する前記主ビ
ードの全圧縮を防止し且つシール性を向上させる補償部
を構成する。また、中間板に形成された前記ビードの凹
部に対しては、対応する位置において他方の前記ビード
基板に形成した副ビードの凸部が重なり合うので、上記
全圧縮状態のときに中間板と前記ビード基板との間にお
ける間隙が十分吸収され、中間板に補償部を形成するこ
とによる反対側のビード基板との間に生じやすい間隙を
埋めてシール性能を向上させることができる。
【0036】この金属ガスケットは、一対のビード基板
とその間に介在した中間板から成り、中間板の板厚t1
を前記各ビード基板の板厚t2 の2倍以上(t1 /t2
≧2)を前提として、2〜4倍程度(t1 /t2 ≧2〜
4)の厚さに形成し、前記中間板に前記ビードに沿って
前記ビードの高さ未満の高さのストッパ部を形成したの
で、前記ビードの過圧縮防止による前記ビードのへた
り、亀裂の発生するのを防止でき、前記ストッパ部によ
って前記ビード側への燃焼ガスの流入を遮断をして高温
ガスによる腐食等から前記ビードを保護し、前記ビード
の機能の低下を防止する。
【0037】従って、この金属ガスケットでは、一対の
前記ビード基板と一枚の前記中間板のみで構成でき、部
品点数を減らすことができ、加工工程を低減し、ビード
加工という簡単な加工形状であるので、製造コストを大
幅に低減できるのみならず、部品の加工精度をアップで
き、累積誤差を低減でき、前記ストッパ部の高さのコン
トロールが容易になり、層間数の低減によってシール性
能をアップさせ、信頼性に富んだ製品を提供することが
できる。前記中間板に形成する前記ストッパ部は、ガス
ケット組み付け時のシリンダヘッド側、シリンダブロッ
ク側或いは両側に設けることができる。更に、前記スト
ッパ部の高さは、前記中間板に均一な高さに形成するこ
とができるが、場合によっては、孔に沿う周囲の領域に
よって高低を持たせたり、又はエンジンの変形、例え
ば、シリンダヘッドとシリンダブロック、或いはシリン
ダヘッドと排気マニホルドとの間への取付面における面
変形、運転時の熱・爆発等による変形に対応して高低を
持たせることができる。又は、前記ストッパ部は孔に沿
って連続して設けたり、孔に沿って部分的或いは断続的
に形成することもできる。また、前記ストッパ部の形状
は、環状凸部、円弧状凸部、円形突部等に形成できる。
【0038】また、この金属ガスケットでは、前記中間
板にストッパ部を形成するのにスペーサのような別部材
を用いておらず、別部材を製作する必要もなく、前記中
間板に対して組立てや固定をする必要がなく、コスト低
減ができる。更に、前記中間板に前記ストッパ部を形成
することによって、組立てや固定が不完全である場合に
予想される不具合の問題が無くなる。また、この金属製
ガスケットは、前記中間板にストッパ部を形成するの
に、折返し部を形成することなく、また、前記ビード基
板の孔側端縁にも折返し部を設ける構成でないので、折
返し部を形成するという製造上の工程を必要とせず、折
返し部に亀裂が発生するという対策を講じる必要がな
く、製造コストを低減できる。
【0039】また、この金属ガスケットは、前記中間板
の表面からの前記ストッパ部である補償部の高さは、前
記ビードの設定により任意に設定することができるか
ら、前記両ビード基板の対向取付面への面圧バランスも
適宜に変更することができる。前記ビード基板の応力変
動と補償部にかかる曲げ応力を、例えば、前記ビード基
板の特性の違いがある場合等の状況に応じて設定できる
という余裕が生じ、結果的に、前記ビード基板の前記主
ビードの破損や前記補償部の破損、シール効果の低減を
防止して、安定したシール効果を発揮することができ
る。
【0040】中間板の両面にそれぞれ対向するビード基
板に対して同じ高さのビードをストッパ部として形成し
た金属ガスケットの場合には、一方の前記ビード基板の
ための第1補償部が前記中間板の一側平面に対して有す
る高さは、他方の前記ビード基板のための第2補償部が
前記中間板の他側平面に対して有する高さと同じにな
り、力学的特性が同じ前記各ビード基板に対する前記両
補償部の作用に差異が生じないことが期待できる。この
場合、前記両ビード基板は、圧縮に伴う応力状態のバラ
ンスもよく、結果的に、前記ビード基板の応力変動と前
記中間板の前記補償部にかかる曲げ応力を一方の前記ビ
ード基板及び前記補償部にのみ偏らせることなく均等に
負担することにより、前記ビード基板の前記主ビードの
ヘタリ及び破損、補償部の破損、並びにシール効果の低
減を防止して、安定したシール効果を発揮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による金属ガスケットの部分平面図で
ある。
【図2】この発明による金属ガスケットの一実施例を示
しており且つ図1の線I−I線における拡大断面図であ
る。
【図3】この発明による金属ガスケットの一実施例を示
しており図2に示した金属ガスケットの下側ビード基板
の構造を一部変更した例を示す断面図である。
【図4】この金属ガスケットにおけるビード基板と中間
板を説明する分解図である。
【図5】この発明による金属ガスケットの別の実施例を
示す断面図である。
【図6】この発明による金属ガスケットの別の実施例を
示す平面図である。
【図7】図6のK−Kにおける断面図である。
【図8】図6の線L−Lに相当する部分の断面図であ
る。
【図9】この金属ガスケットの別の実施例を示す平面図
である。
【図10】図10の線N−Nにおける断面図である。
【図11】図10のM−Mにおける断面図である。
【図12】この発明による金属ガスケットの更に他の実
施例を示す平面図である。
【図13】図12の線Q−Qにおける断面図である。
【図14】図12の線P−Pにおける断面図である。
【図15】この発明による金属ガスケットの別の実施例
を示す説明図である。
【図16】この発明による金属ガスケットの更に別の実
施例を示す平面図である。
【図17】図16の線R−Rにおける断面図である。
【図18】図16のS−Sにおける断面図である。
【図19】図16のT−Tにおける断面図である。
【図20】図16に示す金属ガスケットの中間板を示す
平面図である。
【図21】図20の線U−Uにおける断面図である。
【図22】図20の線V−Vにおける断面図である。
【図23】先行技術の金属ガスケットの一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1,2 ビード基板 3,4,7,8,13,18,23 ビード 28,29,30,31,32 ビード 10 中間板 11,12 表面 14 凹部 15,20,25 ストッパ部 16 副ビード 17 凸部 34 燃焼室孔間の領域 35,36 領域 37 境界領域 A 燃焼室孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 正彦 大阪府東大阪市加納2丁目1番1号 日本 ガスケット株式会社内 (72)発明者 新保 善一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 杉村 一昭 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中田 和哉 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列する孔に沿って主ビードをそれぞれ
    形成した弾性金属板から成る一対のビード基板、及び前
    記主ビードを対向して配置した前記ビード基板の間に介
    在され且つ前記ビード基板の板厚よりも厚い板厚を有す
    る中間板を有し、前記中間板には前記主ビードよりも内
    側の領域に一方の前記ビード基板に向かって前記主ビー
    ドの高さ未満の高さを有するビードが形成され、他方の
    前記ビード基板には前記中間板のビードの凹部と重なり
    合う凸部を有する副ビードが形成されている金属ガスケ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記中間板の板厚は前記ビード基板の板
    厚の2倍以上である請求項1に記載の金属ガスケット。
  3. 【請求項3】 前記中間板のビードは前記ビード基板の
    主ビードの全圧縮を防止する補償部を構成する請求項1
    又は2のいずれかに記載の金属ガスケット。
  4. 【請求項4】 前記ビード基板の主ビードの外側に対応
    する領域に形成された前記中間板のビードは、前記孔間
    の領域で会合して共通のビードを形成していることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれに記載の金属ガスケッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記中間板のビードは前記ビード基板の
    主ビードに対するシール機能と全圧縮を防止するストッ
    パ機能を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の金属ガスケット。
  6. 【請求項6】 前記中間板のビードは、前記孔間の領域
    で高く、前記孔間以外の領域で低く形成されていること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の金属ガス
    ケット。
  7. 【請求項7】 前記中間板のビードは、前記孔間の領域
    と前記各孔の中心を通る軸線上の領域と前記軸線に垂直
    な領域とで高く、それ以外の領域で低く形成されている
    請求項1〜5のいずれかに記載の金属ガスケット。
  8. 【請求項8】 前記中間板のビードは、高い領域と低い
    領域との境界領域で滑かな曲面で高さが変化している請
    求項6又は7に記載の金属ガスケット。
  9. 【請求項9】 前記中間板のビードは、前記孔に沿って
    断続的に形成されている請求項1〜5項のいずれかに記
    載の金属ガスケット。
  10. 【請求項10】 前記中間板は前記ビード基板より軟質
    金属で作製されている請求項1〜9項のいずれかに記載
    の金属ガスケット。
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