JPH0972366A - 回転ダンパー - Google Patents

回転ダンパー

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JPH0972366A
JPH0972366A JP7246988A JP24698895A JPH0972366A JP H0972366 A JPH0972366 A JP H0972366A JP 7246988 A JP7246988 A JP 7246988A JP 24698895 A JP24698895 A JP 24698895A JP H0972366 A JPH0972366 A JP H0972366A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
    • F16F9/12Devices with one or more rotary vanes turning in the fluid any throttling effect being immaterial, i.e. damping by viscous shear effect only

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立を作業性よく行うことができ、所期のダ
ンパー効果を容易に得ることができるとともに、長期の
使用に対応できる回転ダンパーを提供する。 【解決手段】 表面側に被動歯車2が形成された回転体
1の裏面に突出する内側、外側円筒形突出部4,5を、
固定体11から突出する円筒形外周壁15の内周に嵌挿
させ、両円筒形突出部4,5の間に固定体11から突出
する内側円筒形仕切壁13を嵌挿させ、回転体1に設け
た円形嵌合凹部3に、固定体11に設けた支軸12を嵌
合させ、両円筒形突出部4,5と内側円筒形仕切壁13
との間隙に粘性流体21を介在させた回転ダンパーにお
いて、円形嵌合凹部13の内周面および支軸12の外周
面に軸方向の溝3d,12dを設け、内側円筒形突出部
4および内側円筒形仕切壁13を不連続に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ラックや歯車と
噛合する被動歯車の回転を粘性流体の粘性抵抗で制動す
る回転ダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記した回転ダンパーの一例とし
て図5に組み立てた状態の断面図を示すものがある。図
5において、1は合成樹脂で成形した回転体を示し、表
面側に被動歯車2が形成され、裏面側に、被動歯車2の
中心に中心を一致させた円形嵌合凹部3と、この円形嵌
合凹部3と同心円状の内側、外側円筒形突出部4,5と
が設けられている。
【0003】11は合成樹脂で成形した固定体を示し、
円形嵌合凹部3に嵌合する円柱状の支軸12と、この支
軸12の中心を中心とし、両円筒形突出部4,5の間に
嵌挿される円筒形仕切壁13と、この円筒形仕切壁13
と同心円状で、外側円筒形突出部5が内周に嵌挿される
円筒形外周壁15と、この円筒形外周壁15の外側に位
置する2つの取付孔16とが設けられている。なお、円
筒形仕切壁13の高さは、円筒形外周壁15の高さより
も低くされている。21は回転体1と固定体11とで形
成される間隙に充填した粘性流体を示し、例えばシリコ
ーンオイル、グリースなどである。
【0004】図6および図7は回転ダンパーの組立過程
を示す説明図である。図6において、Iは粘性流体21
を注入する注入管を示す。
【0005】次に、組立について説明する。まず、図6
に示すように、両円筒形突出部4,5を上側にした回転
体1を、例えば治具の上に設置、固定した後、内側円筒
形突出部4で囲まれた部分に所定量の粘性流体21を注
入管Iから注入する。そして、図7に示すように、固定
体11の支軸12などを下側にして、円形嵌合凹部3に
支軸12を嵌合させ、両円筒形突出部4,5の間に円筒
形仕切壁13を嵌挿させるとともに、円筒形外周壁15
の内周に外側円筒形突出部5を嵌挿させる。
【0006】このように各部を嵌合、嵌挿させると、粘
性流体21は回転体1と固定体11とで形成される間隙
に内側から外側へ順次押し出されて充填される。なお、
図5および図6に示した回転ダンパーは、例えば実公平
1−37236号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ダンパー
は、粘性流体21を内側円筒形突出部4の内側へ注入し
た後、円形嵌合凹部3に支軸12を嵌合させるとき、円
形嵌合凹部3と支軸12とのクリアランスが小さいの
で、円形嵌合凹部3内の粘性流体21が押し出されにく
く、組立を作業性よく行うことができななかった。そこ
で、粘性流体21の流出をよくするために円形嵌合凹部
3と支軸12とのクリアランスを大きくすると、組立を
作業性よく行うことができるものの、円形嵌合凹部3と
支軸12との間のがたつきが大きくなり、被動歯車2と
ラックなどとの噛合が悪くなるという新たな問題が発生
する。
【0008】また、回転体1と固定体11とで形成され
る間隙は内側円筒形突出部4の面に沿って上下した後に
外側円筒形突出部5の面に沿って上下し、蛇行している
ので、流路抵抗が大きいため、円形嵌合凹部3内の粘性
流体21が押し出されて外側の間隙へ充分に粘性流体2
1が供給されず、所期のダンパー効果を得にくいという
不都合があった。
【0009】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、組立を作業性よく行うこと
ができ、所期のダンパー効果を容易に得ることができる
とともに、長期の使用に対応できる回転ダンパーを提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、表面側に被
動歯車が形成された回転体の裏面に突出する円筒形突出
部を、固定体から突出する円筒形外周壁の内周に嵌挿さ
せ、円筒形突出部の間に固定体から突出する円筒形仕切
壁を嵌挿させ、または円筒形仕切壁の間に円筒形突出部
を嵌挿させるとともに、回転体と固定体とのどちらか一
方に設けた円形嵌合凹部に、回転体と固定体とのどちら
か他方に設けた支軸を嵌合させ、円筒形突出部と円筒形
仕切壁との間隙に粘性流体を介在させた回転ダンパーに
おいて、円形嵌合凹部の内周面と支軸の外周面との少な
くとも一方に軸方向の溝を設けたり、円筒形突出部と円
筒形仕切壁との少なくとも一方を不連続に形成したもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の回転ダンパーの第
1実施形態を示す分解斜視図、図2は図1に示した固定
体の平面図、図3は図1に示した第1実施形態の回転ダ
ンパーを組み立てた状態の断面図であり、図5〜図7と
同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略す
る。なお、図1における回転体は、上下を反転させてあ
る。また、第3図における粘性流体の表示は、組立状態
における回転体と固定体との間隙を解り易くするため、
省略してある。
【0012】これらの図において、3dは溝を示し、円
形嵌合凹部3の内周面に軸方向へ一端から他端まで、例
えば中心角で30度毎に内周面と溝3dの面とが交互に
位置するように設けられている。6は環状突条を示し、
回転体1の外周に周回させて設けられ、後述する環状段
部15sに回動可能に嵌合するものである。なお、内側
円筒形突出部4は、円形嵌合凹部3の側壁に兼用されて
いる。また、外側円筒形突出部5は、例えば中心角で6
0度毎に中心角で30度の間隙が設けられ、不連続に形
成されている。
【0013】12dは溝を示し、支軸12の外周面に軸
方向へ一端から他端まで、例えば中心角で45度毎に外
周面と溝12dの面とが交互に位置するように設けられ
ている。14は外側円筒形仕切壁を示し、円筒形仕切壁
(以後、内側円筒形仕切壁という。)13と同心円状
に、例えば中心角で60度毎に中心角で30度の間隙が
設けられ、不連続に形成されている。
【0014】15sは環状段部を示し、円筒形外周壁1
5の内周上部に周回させて設けられている。15dは係
止片を示し、円筒形外周壁15の内周上端に等間隔で4
つ設けられ、環状段部15sから環状突条6を抜けない
ように係止するものである。Pは突き出しピン突き当て
位置を示し、型から剥離させるときに突き出しピンを突
き当てる位置である。
【0015】次に、回転体および固定体の成形時におけ
る型抜きについて説明する。まず、図1に示すように、
外側円筒形突出部5の外側の幅が狭くとも、外側円筒形
突出部5の不連続部分を利用して突き出しピン突き当て
位置Pを確保することができるため、回転体1を金型か
ら抜くときに、突き出しピン突き当て位置Pに突き出し
ピンを突き当てることができるので、回転体1を作業性
よく金型から抜くことができる。
【0016】また、図2に示すように、外側円筒形仕切
壁14と円筒形外周壁15との間隔が狭くとも、外側円
筒形仕切壁14の不連続部分を利用して突き出しピン突
き当て位置Pを確保することができるため、固定体11
を金型から抜くときに、突き出しピン突き当て位置Pに
突き出しピンを突き当てることができるので、固定体1
1を作業性よく金型から抜くことができる。
【0017】次に、組立について説明する。まず、図6
に示すように、両円筒形突出部4,5を上側にした回転
体1を、例えば治具の上に設置、固定した後、内側円筒
形突出部4で囲まれた部分に所定量の粘性流体21を注
入管Iから注入する。そして、図7に示すように、固定
体11の支軸12などを下側にして、円形嵌合凹部3に
支軸12を嵌合させ、支軸12と内側円筒形仕切壁13
との間に内側円筒形突出部4を嵌挿させ、両円筒形突出
部4,5の間に内側円筒形仕切壁13を嵌挿させるとと
もに、両円筒形仕切壁13,14の間に外側円筒形突出
部5を嵌挿させ、環状突条6を環状段部15s内へ圧入
させて係止片15dで係止すると、図3に示すように、
組み立てることができる。
【0018】このように各部を嵌合、嵌挿させると、粘
性流体21は回転体1と固定体11とで形成される間隙
に内側から外側へ順次押し出されて充填されることにな
るが、円形嵌合凹部3に溝3dが設けられ、支軸12に
溝12dが設けられているので、円形嵌合凹部3に支軸
12を嵌合させるとき、円形嵌合凹部3と支軸12との
クリアランスが小さくても、円形嵌合凹部3内の粘性流
体21は溝3d,12dを通ることによって容易に押し
出されるため、組立を作業性よく行うことができる。
【0019】また、円形嵌合凹部3と支軸12とのクリ
アランスを小さくできるので、円形嵌合凹部3と支軸1
2との間のがたつきがなくなり、被動歯車2とラックな
どとの噛合がよくなる。さらに、外側円筒形突出部5お
よび内側円筒形仕切壁13を不連続に形成したので、粘
性流体21が外側の間隙まで外側円筒形突出部5および
/または内側円筒形仕切壁13の不連続部分を通って充
分に充填されるため、所期のダンパー効果を容易に得る
ことができる。
【0020】そして、円形嵌合凹部3に溝3dを設け、
支軸12に溝12dを設け、外側円筒形突出部5および
内側円筒形仕切壁13を不連続に形成したので、溝3
d,12d、外側円筒形突出部5および内側円筒形仕切
壁13の不連続部分に多くの粘性流体21を溜めること
ができ、溝3d,12d、外側円筒形突出部5および内
側円筒形仕切壁13の不連続部分から各間隙へ粘性流体
21を供給することができるため、各間隙へ均一に粘性
流体21を充分に供給することができるとともに、長期
の使用に対応できるものを得ることができる。
【0021】図4はこの発明の回転ダンパーの第2実施
形態の一利用例を示す部分分解斜視図である。なお、蓋
体は、右側へ90度回転させてある。図4において、H
はハウジングを示し、回転ダンパーDと、支軸Xとが側
面に設けられている。Cは蓋体を示し、支軸Xが回動可
能に嵌合する嵌合穴Oと、回転ダンパーDの被動歯車2
に噛合する支軸Xを中心としたラックRとが側面に設け
られ、図示を省略したトーションスプリングなどの付勢
部材の付勢力で開放方向へ付勢されている。ここで、回
転ダンパーDは、第1実施形態における取付孔16のな
いものである。
【0022】図4に示す嵌合穴Oに支軸Xを嵌合させる
とともに、被動歯車2にラックRを噛合させ、ハウジン
グHに対して回動可能に取り付けた蓋体Cを開閉方向に
回動させると、蓋体Cの開閉動作を所期したトルクで制
動することができるので、蓋体Cの開閉にダンパー効果
を与えることができる。
【0023】なお、上記した第1実施形態では、円形嵌
合凹部3に溝3dを設け、支軸12に溝12dを設けた
が、溝3dもしくは溝12dの一方を設けることによ
り、同様な効果を得ることができる。また、回転体1に
円形嵌合凹部3を設け、固定体11に支軸12を設けた
が、回転体に支軸を設け、固定体に円形嵌合凹部を設け
る構成としてもよい。さらに、外側円筒形突出部5およ
び内側円筒形仕切壁13を不連続に形成したが、外側円
筒形突出部5もしくは内側円筒形仕切壁13の一方を不
連続としたり、内側円筒形突出部4を円形嵌合凹部3の
側壁としない場合は、内側円筒形突出部4も不連続とす
ることにより、同様な効果を得ることができる。
【0024】そして、第2実施形態において、回転ダン
パーDおよび支軸XをハウジングHに一体的に設けた
が、回転ダンパーDおよび支軸Xをベースに設け、この
ベースをハウジングに取り付ける構成であってもよい。
また、第2実施形態において、蓋体Cの側面にラックR
を突出させたが、回転ダンパーDが入る円弧状の溝を設
け、ラックを側面よりも内側に位置させることもでき
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、円形
嵌合凹部の内周面と支軸の外周面との少なくとも一方に
溝を設けたので、円形嵌合凹部に支軸を嵌合させると
き、円形嵌合凹部と支軸とのクリアランスが小さくて
も、円形嵌合凹部内の粘性流体は溝を通ることによって
容易に押し出されるため、組立を作業性よく行うことが
できる。
【0026】また、円形嵌合凹部と支軸とのクリアラン
スを小さくできるので、円形嵌合凹部と支軸との間のが
たつきがなくなり、被動歯車とラックなどとの噛合がよ
くなる。さらに、溝に多くの粘性流体を溜めることがで
き、溝から各間隙へ粘性流体を供給することができるた
め、各間隙へ均一に粘性流体を充分に供給することがで
きるとともに、長期の使用に対応できるものを得ること
ができる。
【0027】次に、円筒形突出部と円筒形仕切壁との少
なくとも一方を不連続に形成したので、円筒形突出部お
よび/または円筒形仕切壁の不連続部分を利用して突き
出しピン突き当て位置を確保することができるため、回
転体および/または固定体を金型から抜くときに、突き
出しピン突き当て位置に突き出しピンを突き当てること
により、回転体および/または固定体を作業性よく金型
から抜くことができる。
【0028】また、円筒形突出部と円筒形仕切壁との少
なくとも一方を不連続に形成したので、粘性流体が外側
の間隙まで円筒形突出部および/または円筒形仕切壁の
不連続部分を通って充分に充填されるため、所期のダン
パー効果を容易に得ることができる。さらに、円筒形突
出部と円筒形仕切壁との少なくとも一方を不連続に形成
したので、円筒形突出部および/または円筒形仕切壁の
不連続部分に多くの粘性流体を溜めることができ、不連
続部分から各間隙へ粘性流体を供給することができるた
め、各間隙へ均一に粘性流体を充分に供給することがで
きるとともに、長期の使用に対応できるものを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の回転ダンパーの第1実施形態を示す
分解斜視図である。
【図2】図1に示した固定体の平面図である。
【図3】図1に示した第1実施形態の回転ダンパーを組
み立てた状態の断面図である。
【図4】この発明の回転ダンパーの第2実施形態の一利
用例を示す部分分解斜視図である。
【図5】従来の回転ダンパーの一例を示す組み立てた状
態の断面図である。
【図6】回転ダンパーの組立過程を示す説明図である。
【図7】回転ダンパーの組立過程を示す説明図である。
【符号の説明】
D 回転ダンパー 1 回転体 2 被動歯車 3 円形嵌合凹部 3d 溝 4 内側円筒形突出部 5 外側円筒形突出部 6 環状突条 11 固定体 12 支軸 12d 溝 13 内側円筒形仕切壁(円筒形仕切壁) 14 外側円筒形仕切壁 15 円筒形外周壁 15s 環状段部 15d 係止片 16 取付孔 21 粘性流体 P 突き出しピン突き当て位置 I 注入管 H ハウジング X 支軸 C 蓋体 O 嵌合穴 R ラック
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ダンパー
は、粘性流体21を内側円筒形突出部4の内側へ注入し
た後、円形嵌合凹部3に支軸12を嵌合させるとき、円
形嵌合凹部3と支軸12とのクリアランスが小さいの
で、円形嵌合凹部3内の粘性流体21が押し出されにく
く、組立を作業性よく行うことができなかった。そこ
で、粘性流体21の流出をよくするために円形嵌合凹部
3と支軸12とのクリアランスを大きくすると、組立を
作業性よく行うことができるものの、円形嵌合凹部3と
支軸12との間のがたつきが大きくなり、被動歯車2と
ラックなどとの噛合が悪くなるという新たな問題が発生
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、回転体1と固定体11とで形成され
る間隙は内側円筒形突出部4の面に沿って上下した後に
外側円筒形突出部5の面に沿って上下し、蛇行している
ので、流路抵抗が大きいため、円形嵌合凹部3内の粘性
流体21が押し出されて外側の間隙へ充分に供給され
ず、所期のダンパー効果を得にくいという不都合があっ
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】12dは溝を示し、支軸12の外周面に軸
方向へ一端から他端まで、例えば中心角で45度毎に外
周面と溝12dの面とが交互に位置するように設けられ
ている。13は円筒形仕切壁(以後、内側円筒形仕切壁
という。)を示し、支軸12と同心円状、例えば中心
角で60度毎に中心角で30度の間隙が設けられ、不連
続に形成されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、図2に示すように、側円筒形仕切
壁1外側円筒形仕切壁1との間隔が狭くとも、外
側円筒形仕切壁14の不連続部分を利用して突き出しピ
ン突き当て位置Pを確保することができるため、固定体
11を金型から抜くときに、突き出しピン突き当て位置
Pに突き出しピンを突き当てることができるので、固定
体11を作業性よく金型から抜くことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図4に示す嵌合穴Oに支軸Xを嵌合させる
とともに、被動歯車2にラックRを噛合させ、ハウジン
グHに対して回動可能に取り付けた蓋体Cを開閉方向に
回動させると、蓋体Cの開閉動作を所期トルクで制動
することができるので、蓋体Cの開閉にダンパー効果を
与えることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側に被動歯車が形成された回転体の
    裏面に突出する円筒形突出部を、固定体から突出する円
    筒形外周壁の内周に嵌挿させ、前記円筒形突出部の間に
    前記固定体から突出する円筒形仕切壁を嵌挿させ、また
    は前記円筒形仕切壁の間に前記円筒形突出部を嵌挿させ
    るとともに、前記回転体と前記固定体とのどちらか一方
    に設けた円形嵌合凹部に、前記回転体と前記固定体との
    どちらか他方に設けた支軸を嵌合させ、前記円筒形突出
    部と前記円筒形仕切壁との間隙に粘性流体を介在させた
    回転ダンパーにおいて、 前記円形嵌合凹部の内周面と前記支軸の外周面との少な
    くとも一方に軸方向の溝を設けた、 ことを特徴とする回転ダンパー。
  2. 【請求項2】 表面側に被動歯車が形成された回転体の
    裏面に突出する円筒形突出部を、固定体から突出する円
    筒形外周壁の内周に嵌挿させ、前記円筒形突出部の間に
    前記固定体から突出する円筒形仕切壁を嵌挿させ、また
    は前記円筒形仕切壁の間に前記円筒形突出部を嵌挿させ
    るとともに、前記回転体と前記固定体とのどちらか一方
    に設けた円形嵌合凹部に、前記回転体と前記固定体との
    どちらか他方に設けた支軸を嵌合させ、前記円筒形突出
    部と前記円筒形仕切壁との間隙に粘性流体を介在させた
    回転ダンパーにおいて、 前記円筒形突出部と前記円筒形仕切壁との少なくとも一
    方を不連続に形成した、 ことを特徴とする回転ダンパー。
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