JPH0969614A - 強誘電体薄膜、誘電体薄膜及び強誘電体薄膜を含む集積回路の製造方法 - Google Patents

強誘電体薄膜、誘電体薄膜及び強誘電体薄膜を含む集積回路の製造方法

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JPH0969614A
JPH0969614A JP7225251A JP22525195A JPH0969614A JP H0969614 A JPH0969614 A JP H0969614A JP 7225251 A JP7225251 A JP 7225251A JP 22525195 A JP22525195 A JP 22525195A JP H0969614 A JPH0969614 A JP H0969614A
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JP
Japan
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thin film
film
precursor solution
ferroelectric thin
ferroelectric
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Pending
Application number
JP7225251A
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English (en)
Inventor
Maho Ushikubo
真帆 牛久保
Yasuyuki Ito
康幸 伊藤
Seiichi Yokoyama
誠一 横山
Yasushi Ogimoto
泰史 荻本
Nobuhito Ogata
信人 緒方
Masayoshi Koba
正義 木場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゾルゲル法またはMOD法による、ビスマス
層状構造化化合物材料からなる強誘電体薄膜または誘電
体薄膜の成膜法において、成膜温度の低温化、短時間
化、リーク電流の低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 少なくとも一種類の金属を含み、溶媒中
の金属錯塩からなる前駆体溶液を、基板上の一以上の層
からなる膜上に、塗布し薄膜を形成する段階(ステップ
1)と、前駆体溶液の溶媒を除去するために、薄膜を乾
燥する段階(ステップ2)と、アモルファス状態の薄膜
を形成する段階を経ずに、薄膜中の有機物を熱分解して
除去すると同時に薄膜材料を結晶化させるために、一定
の昇温速度以上の速度で結晶化温度以上に加熱する段階
(ステップ3)とを含む、薄膜の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記憶素子等に用いら
れる強誘電体薄膜又は該誘電体薄膜及び強誘電体薄膜を
含む集積回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体は、その電気特性を利用して、
エレクトロニクス分野において従来から様々な応用が検
討されている。例えば、その焦電性を利用して赤外線リ
ニアアレイセンサに、また、その圧電性を利用して超音
波センサに、その電気光学効果を利用して導波路型光変
調器に、その高誘電性を利用してDRAMやMMIC用
キャパシタにと、様々な方面で用いられている。
【0003】なかでも、強誘電体薄膜を用いた不揮発性
メモリは、その高速書き込み/読み出し、低電圧動作、
および書き込み/読み出し耐性の特性から、従来の不揮
発性メモリの置き換えだけでなく、SRAM,DRAM
分野の置き換えも可能なメモリとして、実用化に向けて
の研究開発が盛んに行われている。
【0004】これらの用途に用いられる強誘電体または
高誘電体材料としては、PZT(チタン酸ジルコン酸
鉛、Pb(Ti,Zr)O3 )に代表されるペロブスカ
イト構造の酸化物材料が主流であった。ところが、PZ
Tのように鉛をその構成元素として含む材料は、鉛又は
その酸化物の蒸気圧が高いため、成膜時に鉛が蒸発して
膜中に欠陥を発生させたり、ひどい場合にはピンホール
を形成する。この結果、リーク電流が増大したり、分極
反転を繰り返すと自発分極の大きさが減少する疲労現象
が起こるなどの欠点があった。特に疲労現象に関して
は、強誘電体不揮発性メモリによるDRAM分野の置き
換えを考えると1015回の分極反転後も特性の変化がな
いことを保証しなければならないため、疲労のない強誘
電体薄膜の開発が望まれていた。
【0005】これに対して、近年、強誘電体材料とし
て、ビスマス層状構造化合物材料の研究開発がなされて
いる。ビスマス層状構造化合物材料は、1959年に、
Smolenskiiらによって発見され(G.A.S
molenskii,V.A.Isupov and
A.I.Agranovskaya,Soviet P
hys.Solid State,1,149(195
9))、その後、Subbaraoにより詳細な検討が
なされた(E.C.Subbarao,J.Phys.
Chem.Solids,23,665(196
2))。最近、Carlos A.Paz de Ar
aujoらは、このビスマス層状構造化合物薄膜が強誘
電体及び高誘電体集積回路応用に適していることを発見
し、特に1012回以上の分極反転後も特性に変化が見ら
れないという優れた疲労特性を報告している(Inte
rnational Application No.
PCT/US92/10542)。しかし、この場合の
成膜方法は、MOD(MetalOrganic De
composition)法であり、薄膜の結晶化のた
めのアニール温度が800℃と極めて高い上にアニール
時間も1時間以上と長く、集積回路上に形成する場合に
は、ヴィアホール材料と電極間の相互拡散や酸化による
コンタクト不良や特性劣化などのダメージの問題があ
り、特に高集積化する場合の障害となっていた。
【0006】強誘電体薄膜の製造方法には、真空蒸着
法、スパッタリング法、レーザーアブレーション法等の
物理的方法、及び、有機金属化合物を出発原料としこれ
らを熱分解酸化して酸化物強誘電体を得るゾルゲル法ま
たはMOD法、MOCVD(Metal Organi
c Chemical Vapor Depositi
on)法等の化学的方法が用いられている。
【0007】上記の成膜法の中で、ゾルゲル法またはM
OD法は、原子レベルの均質な混合が可能であること、
組成制御が容易で再現性に優れること、特別な真空装置
が必要なく常圧で大面積の成膜が可能であること、工業
的に低コストであること等の利点から広く利用されてい
る。
【0008】従来のゾルゲル法またはMOD法では、下
記の工程を経て強誘電体薄膜または誘電体薄膜が作製さ
れる。
【0009】1)複合アルコキシド等からなる前駆体溶
液をスピンコート法やディップコート法等で基板上に塗
布成膜する工程。
【0010】2)溶媒や1)の工程において反応生成し
たアルコールや残留水分を膜中より離脱させるために、
得られた膜を加熱・乾燥する工程。
【0011】3)膜中の有機物成分を熱分解除去し、ア
モルファス状態の膜を形成するために350℃乃至50
0℃で加熱処理する工程。
【0012】4)アモルファス状態の膜を結晶化させる
ために、500℃乃至900℃で加熱処理する工程。
【0013】なお、所望の膜厚を得るためには、1)か
ら3)の工程を繰り返し、最後に4)の工程を行う。
【0014】上記の従来の製造方法によって、強誘電体
薄膜又は誘電体薄膜を作製することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の強
誘電体薄膜の製造方法において、3)から4)の工程、
すなわちアモルファス化のための工程を経て結晶化のた
めの熱処理を行う工程を施すことにより作製された強誘
電体薄膜はリーク電流が大きい上に、高い残留分極値を
得るためには高温で長時間加熱処理する必要があった。
同様に、誘電体薄膜に関しても、従来の製造方法ではリ
ーク電流が大きく、高い誘電率を得るためには高温で長
時間加熱処理する必要があった。ところが、高温で長時
間の加熱処理は、強誘電体薄膜又は誘電体薄膜と電極界
面における相互拡散や、ポリシリコン等のヴィアホール
材料の酸化やヴィアホール材料と下部電極材料や強誘電
体薄膜または誘電体薄膜材料の相互拡散等によるコンタ
クト不良の問題がある。このため、高温に長時間絶える
電極材料やバリアメタル材料を厚く形成する必要がある
が、これによりキャパシタ部分の段差が大きくなり、素
子を高集積化する場合の障害となっている。従って、全
体の膜厚を薄くして高集積化を図るためには、強誘電体
薄膜または誘電体薄膜は、従来よりも少しでも低温、短
時間の熱処理で良好な特性が得られることが好ましい。
【0016】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであって、成膜のための焼成を低温
化、短時間化し、リーク電流の低減を実現するための強
誘電体薄膜又は誘電体薄膜の製造方法を提供することを
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の薄膜の
製造方法は、膜中の有機物成分を熱分解除去しアモルフ
ァス状態の膜を形成する段階を省略して、膜中の有機物
を除去すると同時に薄膜材料を結晶化させるために、一
定の昇温速度以上の速度で結晶化温度以上に加熱する段
階を含むので、薄膜を生成するための焼成温度を低く
し、かつ焼成時間を短くすることができる。また、リー
ク電流の小さい強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を製造する
ことができる。
【0018】請求項2に記載の薄膜の製造方法は、昇温
速度が20℃/sec 以上であり、結晶化温度が500℃
以上900℃以下であるので、確実に、薄膜を生成する
ための焼成温度を低くし、かつ焼成時間を短くすること
ができる。また、リーク電流の小さい強誘電体薄膜又は
誘電体薄膜を製造することができる。
【0019】請求項3に記載の薄膜の製造方法は、前駆
体溶液に含まれる金属が電気陽性度が高い金属であり、
Sr,Ba,Bi,Pb,Ti,Ta,Hf,W,N
b,Zr,Sc,Y,La,Sb,Cr,Tlの中から
一つまたは複数の元素からなるので、リーク電流特性に
優れたビスマス層状構造化合物材料からなる強誘電体薄
膜又は誘電体薄膜を確実に製造することができる。
【0020】請求項4に記載の薄膜の製造方法は、前駆
体溶液に含まれる金属が、特に、Sr,Ba,Bi,T
i,Ta,Nb,Zrの中から一つまたは複数の元素か
らなるので、リーク電流特性に優れたビスマス層状構造
化合物材料からなる強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を確実
に製造することができる。
【0021】請求項5に記載の集積回路の製造方法は、
膜中の有機物成分を熱分解除去しアモルファス状態の膜
を形成する段階を省略して、膜中の有機物を除去すると
同時に薄膜材料を結晶化させるために、一定の昇温速度
以上の速度で結晶化温度以上に加熱する段階を含むの
で、薄膜を生成するための焼成温度を低くし、かつ焼成
時間を短くすることができる。また、リーク電流の小さ
い強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を製造することができ
る。さらに、薄膜を所定の形状に微細加工する段階を含
むので、疲労耐性に優れる、DRAM等の集積回路を製
造することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明の強誘電体薄膜素子は、n型シリコ
ン基板の表面にシリコン熱酸化膜を形成し、その上に、
Ta膜、Pt膜、強誘電体薄膜であるSrBi2 Ta2
9 薄膜(以下、SBT薄膜と称す)、Pt上部電極
を、それぞれ順次形成した構造となっている。なお、こ
こで、シリコン熱酸化膜は、パッシベーション層となる
絶縁膜として設けたものであり、これに限定されるもの
ではないし、Pt膜は、この上に酸化物膜を形成するの
で、酸化されにくい電極材料として選択されたものであ
って、この他にRuO2 やIrO2 などの導電性酸化物
薄膜などを用いても良い。そして、Ta膜は、シリコン
熱酸化膜とPt膜の密着性を考慮して用いており、この
ほかに、Ti膜やTiN膜等を用いても良い。
【0023】なお、強誘電体薄膜の材料としては、SB
Tに限定されるものでなく、SrBi2 Nb2 9 、S
rBi2 (Ta,Nb)2 9 、Bi4 Ti3 12、S
rBi4 Ti4 15、SrBi4 (Ti,Zr)
4 15、CaBi2 Ta2 9 、BaBi2 Ta
2 9 、BaBi2 Nb2 9 、PbBi2 Ta
2 9 、などのゾルゲル法またはMOD法で成膜可能な
ビスマス層状構造化合物材料であれば、本発明は適用可
能である。
【0024】つぎに製造方法について説明する。ゾルゲ
ル法又は MOD 法において、強誘電体薄膜又は誘電体薄
膜材料からなる前駆体溶液を基板上に塗布して乾燥した
後、膜中の有機物成分を熱分解除去してアモルファス状
態の膜を形成するための加熱処理工程を省略して、RTA
(Rapid Thermal Annealing) を用いて急速に結晶化温度
以上に昇温加熱を行い、薄膜中の有機物を熱分解して除
去すると同時に強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を結晶化さ
せる熱処理を施すことを特徴とする。
【0025】この場合に、前駆体溶液に含まれる金属
は、電気陽性度が高い金属であり、Sr,Ba,Bi,
Pb,Ti,Ta,Hf,W,Nb,Zr,Sc,Y,
La,Sb,Cr,Tlの中から一つまたは複数の元素
からなる。
【0026】さらに、前駆体溶液に含まれる金属が、特
に、Sr,Ba,Bi,Ti,Ta,Nb,Zrの中か
ら一つまたは複数の元素からなるのが好ましい。
【0027】なお、結晶化温度としては、500℃以上
900℃以下とするのが好ましい。500℃に達しない
と、結晶化が起こらないし、有機物の除去も完全には行
えないという問題が生じ、900℃を越えると下部電極
へのダメージが大きく膜はがれなどが発生するという問
題が生じるためである。
【0028】また、昇温速度としては、20℃/se
c.以上であることが好ましい。この値より小さいと、
結晶化より先に有機物が除去されてしまうという問題が
生じるためである。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0030】図1は、本発明の強誘電体薄膜及び誘電体
薄膜の製造方法を用いて作製した強誘電体薄膜素子の構
造を示す断面図である。図1に示すように、この強誘電
体薄膜素子は、n型シリコン基板1の表面に膜厚200
nmのシリコン熱酸化膜2を形成し、その上に、膜厚3
0nmのTa膜3、膜厚200nmのPt膜4、膜厚2
00nmの強誘電体薄膜である、SBT薄膜5、膜厚1
00nmのPt上部電極6を、それぞれ順次形成した構
造となっている。なお、ここで、シリコン熱酸化膜2
は、パッシベーション層となる絶縁膜として設けたもの
であり、これに限定されるものではないし、Pt膜4
は、この上に酸化物膜を形成するので、酸化されにくい
電極材料として選択されたものであって、この他にRu
2 やIrO2 などの導電性酸化物薄膜などを用いても
良い。そして、Ta膜3は、シリコン熱酸化膜2とPt
膜4の密着性を考慮して用いており、このほかに、Ti
膜やTiN膜等を用いても良い。
【0031】続いて、図1に示した強誘電体薄膜素子の
製造方法について説明する。
【0032】まず、n型シリコン基板1の表面に、膜厚
が200nmのシリコン熱酸化膜2を形成する。なお、
本実施例では、シリコン熱酸化膜の形成方法として、シ
リコン基板1表面を1000℃で熱酸化することによっ
て形成した。そして、このシリコン熱酸化膜2上に、膜
厚が30nmのTa膜3をスパッタ法により形成し、さ
らにこの上に、厚さが200nmのPt膜4を形成し、
これを基板として用いた。
【0033】次にこの基板上にSBT薄膜5を形成する
ために用いた前駆体溶液の合成方法を図11に従って説
明する。溶液合成の出発原料としてタンタルエトキシド
(Ta(OC2 5 5 )、ニオブエトキシド(Nb
(OC2 5 5 )、ビスマス2エチルヘキサネート
(Bi(C7 15COO)2 )、及びストロンチウム2
エチルヘキサネート(Sr(C7 15COO)2 )を使
用した。タンタルエトキシド41とニオブエトキシド4
2を秤量し、2−エチルヘキサネート43中に溶解させ
反応を促進させるため、100℃から最高温度120℃
まで加熱しながら撹拌し、30分間反応させた(ステッ
プ21)。その後、120℃で反応によって生成したエ
タノールと水分を除去したこの溶液に20ml乃至30
mlのキシレンに溶解させたストロンチウム2−エチル
ヘキサネート44を加え125℃から最高温度140℃
で30分間加熱撹拌した(ステップ22)。その後この
溶液に10mlのキシレンに溶解させたビスマス2−エ
チルヘキサネート45を加え130℃から最高温度15
0℃で10時間加熱撹拌した(ステップ23)。次にこ
の溶液から低分子量のアルコールと水と溶媒として使用
したキシレンを除去するために130℃から150℃の
温度で5時間蒸留した。この溶液からダストを除去する
ために0.45μm径のフィルタで濾過した(ステップ
24)。その後溶液のSrBi2 Ta2 9 の濃度が
0.1mol/lになるように調整し、これを前駆体溶
液とした(ステップ25)。
【0034】次いで、この前駆体溶液を用いて基板上に
強誘電体薄膜としてSBT薄膜を形成する工程を、図2
のフローチャートを用いて説明する。前駆体溶液を、前
述の基板上に滴下し、回転速度500rpm×5秒、回
転速度3000rpm×20秒の条件において、順次ス
ピンコートする(ステップ1)。
【0035】次に、溶媒および反応生成されたアルコー
ルや残留水分を膜中から離脱させるため、250℃で5
分間の熱処理による乾燥を行う(ステップ2)。その
後、膜中の有機物の熱分解と、膜の結晶化を同時に行う
ために、大気圧の酸素中で、50℃/sec.の昇温速
度で800℃まで昇温し、800℃で30分間の熱処理
で焼成する(ステップ3)。
【0036】ステップ1から2の工程を繰り返すことに
より、所望の膜厚の強誘電体薄膜を得ることができ、本
実施例では、ステップ1から2の工程を3回繰り返すこ
とにより、膜厚約200nmのSBT薄膜5を得た。同
様に、ステップ3において650℃、700℃、750
℃で焼成した試料も作製した。
【0037】その後、SBT薄膜5の上に、真空蒸着法
を用いて膜厚が100nmで100μm径のPt上部電
極6を形成し(ステップ4)、大気圧の酸素中で、50
℃/sec.の昇温速度で800℃まで昇温し、800
℃で30秒間、熱処理を施した(ステップ5)。なお、
ステップ3において650℃、700℃、750℃で焼
成した試料に関しては、ステップ5においてもそれぞれ
650℃、700℃、750℃で30秒間の熱処理を施
した。
【0038】図3及び図4に、上記のような方法で作製
した強誘電体薄膜素子(図1)のPt上部電極6とPt
下部電極4の間に電界7を印加したときの蓄積電荷量と
抗電界をプロットしたものをそれぞれ示す。抗電界は、
電界7として、周波数39Hz、強度150kV/cm
の三角波を印加して測定し、蓄積電荷量は、電界7とし
て、2msec.幅のパルスを印加して測定した。ま
た、図5に、3V印加時のリーク電流密度を示す。図
3、図4及び図5をそれぞれ参照すると、750℃で焼
成、熱処理した場合の蓄積電荷量は、約4.7μC/c
2 、抗電界は、約27kV/cm、リーク電流は、約
2×10-8A/cm2 である。
【0039】本発明の特徴を明らかにするために、比較
例について以下に説明する。
【0040】比較例として、図6に示すような工程によ
りSBT薄膜を作製した。この作製工程において、ステ
ップ11から12の工程は、上記の実施例のステップ1
から2の工程と同様である。乾燥を行った膜は、膜中の
有機物を熱分解除去し、アモルファス状態とするため
に、大気圧の大気中で、5℃/sec.の昇温速度で4
70℃まで昇温し、470℃で30分間熱処理を施して
仮焼成した(ステップ13)。
【0041】ステップ11から13までの工程を3回繰
り返し、膜厚が200nmのSBT薄膜を作製した。
【0042】以下、ステップ14から16までの工程
は、図2に示した実施例のステップ3から5までの工程
と同様である。
【0043】図7及び図8に、上記の方法で作製した強
誘電体薄膜素子(図1)のPt上部電極6とPt下部電
極4の間に、実施例と同様の電界7を印加したときの蓄
積電荷量と抗電界をプロットしたものをそれぞれ示す。
また、図9に、3V印加時のリーク電流密度を示す。図
7、図8及び図9をそれぞれ参照すると、750℃で焼
成、熱処理した場合の蓄積電荷量は、約2μC/c
2、抗電界は、約38kV/cm、リーク電流は、約
5×10-7A/cm2 である。
【0044】図10に、代表的なものとして、実施例お
よび比較例においてそれぞれ800℃で結晶化させたS
BT薄膜のヒステリシスループを示す。
【0045】以上より、蓄積電荷量の値を比較すると、
比較例において800℃の熱処理を行った場合の値は、
約4μC/cm2であり、ほぼ同等の値が実施例におい
ては750℃の熱処理を行った場合に得られていること
が分かる。また、抗電界の値は実施例の方が小さく、低
電圧駆動に適している。従って、本発明により、50℃
以上の成膜温度の低温化が可能となったことが分かる。
また、実施例においては仮焼成の工程が省略できるので
大幅な工程の短縮が可能となった。さらにリーク電流の
値は、比較例では10-7A/cm2 台であるのに対して
実施例では10-8A/cm2 台の値が得られており、1
桁以上の改善がなされた。
【0046】次に、本発明の強誘電体薄膜および誘電体
薄膜の製造方法を用いて形成した集積化ウエハの一部で
ある、強誘電体キャパシタを含むメモリセルの一部断面
図を図12に示す。シリコン基板18上に、フィールド
酸化膜21、n+ ソース領域19、n+ ドレイン領域2
0、ポリシリコンゲート23を含む選択トランジスタ2
2が形成された後、層間絶縁膜24により被覆した。次
に、n+ ドレイン領域20上の層間絶縁膜24にはコン
タクトホールが開けられ、このコンタクトホール中にn
+ 拡散したポリシリコンプラグ25が埋め込まれた後、
CMP(Chemical Mechanical P
olishing)法により平坦化された。この後、膜
厚2000(オングストローム)のTiNバリアメタル
26、膜厚1000(オングストローム)のPt下部電
極27が順次スパッタ法にて形成され、その上に膜厚2
000(オングストローム)のSBT強誘電体薄膜28
が形成された。これらのTiNバリアメタル26、Pt
下部電極27、SBT強誘電体薄膜28は、ドライエッ
チングにより所定の形状に微細加工された後、層間絶縁
膜30により被覆された。SBT強誘電体薄膜28上の
層間絶縁膜30にはコンタクトホールが形成された後、
膜厚1000(オングストローム)のPt上部電極29
がスパッタ法により形成され、再びドライエッチングに
より所定の形状に微細加工された。なお、SBT強誘電
体薄膜の形成工程は上記の実施例で説明したものと同じ
である。その後、再び絶縁膜で被覆され、n+ ソース領
域へのコンタクトホールが形成され、さらにAl配線3
2が形成された。図12において、選択トランジスタ2
2のn+ ドレイン領域20は、ポリシリコンプラグ25
およびTiNバリアメタル26を介して強誘電体キャパ
シタ31のPt下部電極27とつながっており、この一
つの選択トランジスタ22と一つの強誘電体キャパシタ
31とで強誘電体不揮発性メモリの一つのセルを構成し
ている。
【0047】本発明の強誘電体薄膜の製造方法の実施例
を、比較例とともに以下にまとめて示す。
【0048】実施例 前駆体溶液の塗布(ステップ1) 前駆体溶液 SrBi2 Ta2 9 濃度0.1mol/l スピンコート 回転速度500rpm×5秒 回転速度3000rpm×20秒 乾燥(ステップ2) 熱処理時間 250℃ 熱処理温度 5分間 焼成(ステップ3) 昇温速度 50℃/sec. 焼成温度 それぞれ、650℃、700℃、750℃、800℃ 焼成時間 30分間 上部電極形成(ステップ4) RTA(ステップ5) 昇温速度 50℃/sec. 熱処理温度 それぞれ、650℃、700℃、750℃、800℃ (それぞれ、焼成温度に対応) 熱処理時間 30秒間 蓄積電荷量 750℃で 約4.7μC/cm2 抗電界 750℃で 約27kV/cm リーク電流 750℃で 約2×10-8A/cm2 比較例 前駆体溶液の塗布(ステップ11) 前駆体溶液 SrBi2 Ta2 9 濃度0.1mol/l スピンコート 回転速度500rpm×5秒 回転速度3000rpm×20秒 乾燥(ステップ12) 熱処理時間 250℃ 熱処理温度 5分間 仮焼成(ステップ13) 昇温速度 5℃/sec. 焼成温度 470℃ 焼成時間 30分間 焼成(ステップ14) 昇温速度 50℃/sec. 焼成温度 それぞれ、650℃、700℃、750℃、800℃ 焼成時間 30分間 上部電極形成(ステップ15) RTA(ステップ16) 昇温速度 50℃/sec. 熱処理温度 それぞれ、650℃、700℃、750℃、800℃ (それぞれ焼成温度に対応) 熱処理時間 30秒間 蓄積電荷量 750℃で 約2μC/cm2 800℃で 約4μC/cm2 抗電界 750℃で 約38kV/cm リーク電流 750℃で 約5×10-7A/cm2
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載の薄膜の製造方法によれ
ば、一定の昇温速度以上の速度で結晶化温度以上に加熱
する段階を含むので、薄膜を生成するための焼成温度を
低くし、かつ焼成時間を短くすることができる。また、
リーク電流の小さい強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を製造
することができる。さらに、仮焼成の工程を省略するこ
とによって、大幅な工程の省略が可能となる。
【0050】請求項2に記載の薄膜の製造方法によれ
ば、昇温速度が20℃/sec 以上であり、結晶化温度が
500℃以上900℃以下であるので、確実に、薄膜を
生成するための焼成温度を低くし、かつ焼成時間を短く
することができる。また、リーク電流の小さい強誘電体
薄膜又は誘電体薄膜を製造することができる。
【0051】請求項3に記載の薄膜の製造方法によれ
ば、リーク電流特性に優れたビスマス層状構造化合物材
料からなる強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を確実に製造す
ることができる。
【0052】請求項4に記載の薄膜の製造方法によれ
ば、リーク電流特性に優れたビスマス層状構造化合物材
料からなる強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を確実に製造す
ることができる。
【0053】請求項5に記載の集積回路の製造方法によ
れば、一定の昇温速度以上の速度で結晶化温度以上に加
熱する段階を含むので、薄膜を生成するための焼成温度
を低くし、かつ焼成時間を短くすることができる。ま
た、リーク電流の小さい強誘電体薄膜又は誘電体薄膜を
製造することができる。さらに、薄膜を所定の形状に微
細加工する段階を含むので、疲労耐性に優れる、DRA
M等の集積回路を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電体薄膜素子の概略断面図であ
る。
【図2】本発明の強誘電体薄膜の製造方法の一実施例の
工程を示すフローチャートである。
【図3】実施例の強誘電体薄膜の蓄積電荷量を示す図で
ある。
【図4】実施例の強誘電体薄膜の抗電界を示す図であ
る。
【図5】実施例の強誘電体薄膜のリーク電流密度を示す
図である。
【図6】比較例の強誘電体薄膜の製造方法の一実施例の
工程を示すフローチャートである。
【図7】比較例の強誘電体薄膜の蓄積電荷量を示す図で
ある。
【図8】比較例の強誘電体薄膜の抗電界を示す図であ
る。
【図9】比較例の強誘電体薄膜のリーク電流密度を示す
図である。
【図10】実施例と比較例の強誘電体薄膜により得られ
たヒステリシスループの比較図である。
【図11】実施例の強誘電体薄膜を形成するための前駆
体溶液を合成する工程を示す図である。
【図12】実施例の集積回路上に形成した強誘電体キャ
パシタの一部断面図である。
【符号の説明】
1 n型シリコン基板 2 シリコン熱酸化膜 3 Ta膜 4 Pt下部電極膜 5 強誘電体薄膜(SBT薄膜) 6,29 Pt上部電極 7 印加電界 8 Ta(OC2 5 5 9 Nb(OC2 5 5 10 C7 15COOH 11,13,15 撹拌工程 12 Sr(C7 15COO)2 14 Bi(C7 15COO)2 16 濾過 17 前駆体溶液 18 シリコン基板 19 n+ ソース領域 20 n+ ドレイン領域 21 フィールド酸化膜 22 選択トランジスタ 23 ポリシリコンゲート 24,30 層間絶縁膜 25 ポリシリコンプラグ 26 TiNバリアメタル 28 SBT強誘電体薄膜 29 Pt上部電極 31 強誘電体キャパシタ 32 Al配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/10 451 H01G 4/06 102 21/8247 H01L 29/78 371 29/788 29/792 // H01L 21/316 (72)発明者 荻本 泰史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 緒方 信人 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木場 正義 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビスマス層状構造化合物材料からなる強
    誘電体薄膜又は誘電体薄膜の製造方法であって、 少なくとも一種類の金属を含み、溶媒中の金属錯塩から
    なる前駆体溶液を、基板上の一以上の層からなる膜上
    に、塗布し薄膜を形成する段階と、 前記前駆体溶液の溶媒を除去するために、前記薄膜を乾
    燥する段階と、 アモルファス状態の薄膜を形成する段階を経ずに、前記
    薄膜中の有機物を熱分解して除去すると同時に薄膜材料
    を結晶化させるために、一定の昇温速度以上の速度で結
    晶化温度以上に加熱する段階とを含む、薄膜の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記昇温速度が20℃/sec 以上であ
    り、前記結晶化温度が500℃以上900℃以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の薄膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記前駆体溶液に含まれる金属が電気陽
    性度が高い金属であり、Sr,Ba,Bi,Pb,T
    i,Ta,Hf,W,Nb,Zr,Sc,Y,La,S
    b,Cr,Tlの中から一つまたは複数の元素からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の薄膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記前駆体溶液に含まれる金属が、特
    に、Sr,Ba,Bi,Ti,Ta,Nb,Zrの中か
    ら一つまたは複数の元素からなることを特徴とする請求
    項1に記載の薄膜の製造方法。
  5. 【請求項5】 集積回路の製造方法であって、 少なくとも一種類の金属を含み、溶媒中の金属錯塩から
    なる前駆体溶液を、基板上の一以上の層からなる膜上
    に、塗布しビスマス層状構造化化合物材料からなる強誘
    電体薄膜を形成する段階と、 前記前駆体溶液の溶媒を除去するために、前記薄膜を乾
    燥する段階と、 アモルファス状態の薄膜を形成する段階を経ずに、前記
    薄膜中の有機物を熱分解して除去すると同時に結晶化さ
    せるために、一定の昇温速度以上の速度で結晶化温度以
    上に加熱する段階と、 前記薄膜を所定の形状に微細加工する段階とを含む集積
    回路の製造方法。
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