JPH0968814A - 電子写真画像形成方法及び装置 - Google Patents
電子写真画像形成方法及び装置Info
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- JPH0968814A JPH0968814A JP7223170A JP22317095A JPH0968814A JP H0968814 A JPH0968814 A JP H0968814A JP 7223170 A JP7223170 A JP 7223170A JP 22317095 A JP22317095 A JP 22317095A JP H0968814 A JPH0968814 A JP H0968814A
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- JP
- Japan
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- intermediate layer
- image forming
- electrophotographic
- cleaning blade
- forming apparatus
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- Pending
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
に当接するクリーニングブレードの条件を適正化するこ
とにより、極めて信頼性の高い電子写真画像形成装置及
び方法を提供する。 【構成】 導電性支持体上に中間層及び感光層を積層し
た電子写真感光体を用いたブレードクリーニング方式の
画像形成装置において、該電子写真感光体の感光層塗設
領域より、中間層塗設領域及びクリーニングブレードの
当接領域が広く、且つ感光層塗設領域外でのクリーニン
グブレード当接領域の少なくも一部はクリーニングブレ
ードと導電性支持体の間に中間層が存在することを特徴
とする画像形成装置、及び画像形成方法。
Description
プリンタとして利用される画像形成方法及び装置に関す
るものである。
ては、ますます高性能のものが要求されている。すなわ
ち、極めて高速で大量のコピーが出来る複写機や、高画
質が要求されるコンピュータ出力記録装置用レーザビー
ムプリンタ等の普及が挙げられる。
に、マシントラブルが無く、高信頼性であることは当然
なこととして要求される。しかし、電子写真方式の画像
形成装置には、なお、これらの要求を満たすために解決
して行かなければ成らない課題が存在する。
置には、実質的に全て使用されているブレードクリーニ
ングにおいて、長期間の使用の中でクリーニングブレー
ドがめくれるという問題がある(以下”ブレードめく
れ”と略す)。
り、ブレードの先端部が当接された感光体面に伴って移
動し、ついにはめくれるように折れ曲がってしまう現象
であるから、ブレードの材質や感光体への当接のやり方
に問題があればある程度の確率で起こる現象である。現
在においてはこの分野での検討はかなり進み、性能向上
も著しいものがあるが、それにもかかわらず問題は完全
に解決されたわけではない。
に対する高信頼性への要求度が極めて高く成って来てい
るためであるが、ブレードめくれは一旦起これば画像形
成装置の継続使用は全く出来なくなり、ユーザーレベル
での対応も困難である。従ってサービスマンによる対応
が必要になり、信頼性向上の極めて大きな障害となって
いる。
部材条件を含めた検討が必要と考えられ、現在充分に有
効な対策が見いだせず、画像形成装置全体の信頼性向上
のための問題点となっている。
体の層構成、表面層の形成形態及びこれに当接するクリ
ーニングブレードの条件を適正化することにより、極め
て信頼性の高い画像形成装置及び方法を提供することに
ある。
成の何れかを採ることによって達成される。
層を積層した電子写真感光体を用い、少なくとも帯電、
像露光、現像、転写、分離、及びブレードクリーニング
方式のクリーニングの各プロセスを有する電子写真画像
形成装置において、該電子写真感光体の感光層塗設領域
より、中間層塗設領域及びクリーニングブレードの当接
領域が広く、且つ感光層塗設領域外でのクリーニングブ
レード当接領域の少なくも一部はクリーニングブレード
と導電性支持体の間に中間層が存在することを特徴とす
る電子写真画像形成装置。
合物又はシランカップリング剤、若しくはそれらから形
成されたものを含有することを特徴とする〔1〕記載の
電子写真画像形成装置。
(1)で表される有機金属化合物及び下記一般式(2)
で表されるシランカップリング剤の双方、又は双方より
形成されるものを含有することを特徴とする〔1〕記載
の電子写真画像形成装置。
ニウム、チタニウムまたはアルミニウムを表し、Xはア
セト酢酸エステル残基またはβジケトン残基を表し、
m,nは1以上の整数を表す。ただしMがジルコニウム
またはチタニウムの場合、m+nは4であり、Mがアル
ミニウムの場合はm+nは3である。
し、Aはアルキル基またはアリール基を表し、Yは−B
OOCC(R′)=CH2、−BNHR″または−BN
H2を表す。R′はアルキル基を表し、R″はアルキル
基またはアリール基を表し、Bはアルキレン基または−
O−,−NH−,−NR′−,−CO−を含むアルキレ
ン基を表す。a,cは1以上、bは0以上の整数を表
し、a+b+cは4である。) 〔4〕 前記電子写真感光体の中間層に用いられる金属
がチタニウム又はアルミニウムであることを特徴とする
〔1〕、〔2〕又は〔3〕記載の電子写真画像形成装
置。
領域がクリーニングブレードの当接領域より広いことを
特徴とする〔1〕、〔2〕、〔3〕又は〔4〕記載の電
子写真画像形成装置。
レードの当接領域の中間層の表面粗さRmaxが、10
μm以下であることを特徴とする〔1〕、〔2〕、
〔3〕、〔4〕又は〔5〕記載の電子写真画像形成装
置。
層を積層した電子写真感光体を用い、少なくとも帯電、
像露光、現像、転写、分離及びブレードクリーニング方
式のクリーニングの各プロセスを有する電子写真画像形
成方法において、該電子写真感光体の感光層塗設領域よ
り、中間層塗設領域及びクリーニングブレードの当接領
域が広く、且つ感光層塗設領域外でのクリーニングブレ
ード当接領域の少なくも一部はクリーニングブレードと
導電性支持体の間に中間層が存在することを特徴とする
電子写真画像形成方法。
上に中間層塗布液を塗布し、これを乾燥硬化して中間層
を形成し、その上に感光層が構成される。
は、従来公知のもの、例えばアルミニウム、ステンレス
スチール等の金属基体等、あるいは金属酸化物等の導電
性粉末を樹脂層に分散した導電層などが挙げられるが、
これらに限定されるものではない。
は、特に方法は問わない。
中間層表面を粗うす方法ついては、化学エッチング、電
気メッキなどの化学的方法、蒸着、スパッタリングなど
の物理的方法、旋盤加工などの機械的方法などが例とし
てあげられる。
うに、層中に含有する導電性粉末等の構成材料の形状や
存在状態の影響により凹凸を生じ、表面粗さをもつもの
も本発明の中間層に含まれる。
字型状、U字型状、鋸刃形状等をはじめ、それ以外の不
規則な形状でもよく、その凹凸の大きさも特に限定され
るものではない。
光体にカウンター方向で当接するクリーニングブレード
10の先端10aが該感光体の回転方向にめくれて反転
し、クリーニング不能となり且つ感光体表面を損傷せし
める現象であり、この現象は感光体の回転の立ち上がり
時に感光体とクリーニングブレードとの間に急激な摩擦
力が作用する時に起こり易い。
つき本発明者等が鋭意検討を重ねた結果、像形成スター
トの際、感光体は、その回転速度が定常状態に達する迄
加速度となるが、この間感光体表面とブレード先端との
間に強い静止摩擦力が作用してブレードめくれが発生す
る。前記ブレードめくれの発生は、前記感光体の立ち上
がり時の加速度が大きい程発生しやすく、通常感光体の
回転速度が高速化される程加速度が加わる、それだけブ
レードめくれが発生し易くなる。
り時の加速度が2000mm/sec2以上になると前
記ブレードめくれが発生し易くなることが実質的に確か
められたが、本発明によれば、そのような場合にも前記
ブレードめくれの発生がなく十分効果が発揮される。
に用いられるクリーニングブレードとしては小型、軽
量、低コストでかつクリーニング特性に優れていること
から、ゴム弾性クリーニングブレードが好ましく用いら
れる。特に有機感光体を用いた比較的高速(例えばA4
サイズ30枚/分以上)の画像形成装置のクリーニング
に適しているものとしてウレタンゴム製クリーニングブ
レードが多く用いられる。
測定法に基づき(縦20mm、横20mm、厚さ10m
mの試験片を用いた時の)反発弾性35〜75%のウレ
タンゴム製弾性クリーニングブレードを用いるようにし
ている。
をその静止摩擦係数を1.0以下として摩擦抵抗を小さ
くしても、クリーニングブレードのブレードめくれが発
生し易く、その結果、感光体表面層を損傷せしめ、クリ
ーニングが不充分となる。
性が強過ぎて、感光体表面層を摩耗・損傷して電子写真
性能を劣化せしめる。
ニングにおいて、前記ブレードの感光体に対する当接荷
重は従来経験的に適正範囲が設定されているが本発明で
は特に有機感光体が用いられ、かつ前記特定範囲の反発
弾性を有する弾性クリーニングブレードが用いられるこ
とから線圧5〜40g/cmが好ましい。
クリーニング効果が十分でない場合があり、40gを越
えると感光体表面層が摩耗・損傷し易く、電子写真性能
が劣化しやすくなる。又、前記ブレードめくれの原因と
なり易い。尚、前記ブレードの感光体に対する当接荷重
はバネ荷重や、重り等により得られる押圧力をブレード
長で割算して得られる。クリーニングブレードは感光体
に対して当接部の接線に対して10〜45°の角度でカ
ウンター方向で当接され、かつ前記ブレードの厚みは
0.5〜10mmとされるのが望ましい。尚、カウンタ
ー方向とはクリーニングブレード先端の感光体面への当
接部が移動上流方向に向けて圧接されている場合をい
う。
ングブレードを用いた画像形成方法の概略を図2により
説明する。
感光体ドラムであり、2は前記感光体ドラム1上に一様
な帯電を付与する帯電器であり、コロナ帯電器、ローラ
ー帯電器又は磁気ブラシ帯電等が用いられる。3はアナ
ログ像露光又はLED、LD等を用いたデジタル露光よ
りの露光光線であり、像露光により前記感光体ドラム1
上に静電潜像を形成する。この潜像は一成分系又は二成
分系の現像剤を収納する現像器4により非接触又は接触
現像されてトナー像が形成され、タイミングを合わせて
搬送された転写材P上にコロナ放電器(又はローラー転
写器)5により静電転写される。尚、6は分離電極であ
る。ここで転写材P上に転写されたトナー像は、搬送手
段7により搬送され、定着器8により定着されて可視画
像が形成される。
り除電された後、本発明に係るクリーニングブレードを
前記感光体1に対してカウンター方向で当接してクリー
ニングされ、その後除電ランプ11により除電されて次
の像形成に備えられる。
層)は、いわゆる硬化型中間層であり、有機金属化合物
又はシランカップリング剤、もしくはそれらから形成さ
れたものを主成分とし、溶媒で希釈し塗布液とする。こ
の液を塗布、乾燥硬化して形成される。
化合物又はシランカップリング剤、もしくはそれらから
形成されたものを主成分としたものを含有し、100%
それらの反応生成物であることが好ましいが、前記反応
生成物の原料その他の成分を含む場合も本発明において
好ましく採用されるものである。
ド及び金属キレート化合物が挙げられる。金属の種類と
しては、チタニウム、ジルコニウム又はアルミニウムな
どが一般的なものとして挙げられる。
ロポキシチタン、テトラブトキシチタン、テトラプロポ
キシアルミニウム、テトラブトキシジルコニウムなどが
挙げられる。
の種類があり、キレート基の種類としては、 (1)アセチルアセトン、2,4−ヘプタンジオンなど
のβ−ジケトン (2)アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢
酸プロピル、アセト酢酸ブチルなどのケトエステル (3)乳酸、サリチル酸、リンゴ酸などのヒドロキシカ
ルボン酸 (4)乳酸メチル、乳酸エチル、サリチル酸エチル、リ
ンゴ酸エチルなどのヒドロキシカルボン酸エステル (5)オクタンジオール、ヘキサンジオールなどのグリ
コール (6)4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノンな
どのケトアルコール (7)トリエタノールアミンなどのアミノアルコール などが挙げられる。それら化合物としては、 ジイソプロポキシチタニウムビス(アセチルアセテー
ト) ジイソプロポキシアルミニウムビス(アセチルアセテー
ト) ブトキシジルコニウムトリ(アセチルアセテート) ジイソプロポキシチタニウムビス(エチルアセトアセテ
ート) ジイソプロポキシアルミニウムビス(エチルアセトアセ
テート) ジイソプロポキシチタニウムビス(ラクテート) ジブトキシチタニウムビス(オクチレングリコレート) ジイソプロポキシチタニウムビス(トリエタノールアミ
ナート) などが例として挙げられる。
ート基を持つ化合物は、電位特性、画像特性とも良好な
特性を示し、特にキレート基とアルコキシ基を両方持つ
化合物が好ましい。
好ましい。
又はアルミニウムを表し、Xはキレート形成基でアセト
酢酸エステル又はβジケトン残基を表し、m、nは1以
上の整数を表す。但し、Mがチタニウム又はジルコニウ
ムの場合m+nは4であり、Mがアルミニウムの場合m
+nは3である。
ニウムの中でも、ジルコニウムは塗布液を調液後時間が
経つと析出物を生じやすいなど、実用上不都合な点もあ
る。
塗布液の安定性にも優れており、この点で特に好ましい
ものと言える。
合物が好ましい。
又はアミノ基) A:アルキル基又はアリール基 Y:有機官能基 a,b,c:a,cは1以上、bは0以上の整数を表
し、a+b+c=4である。その特性を大きく左右する
有機官能基Yの末端基の種類としては、 γ−メタクリロキシ基 γ−アミノ基 N−フェニル−γ−アミノ基 N−β(アミノエチル)γ−アミノ基 γ−グリシドキシ基 β−(3,4エポキシシクロヘキシル)基 γ−クロロ基 γ−メルカプト基 等が挙げられ、化合物としては、 γ−アミノプロピルトリメトキシシラン N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン γ−グリシドキシプロピルメトキシシラン β−(3,4エポキシシクロヘキシル)トリメトキシシ
ラン γ−クロロプロピルトリメトキシシラン γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン 等が挙げられる。中でも、γ−メタクリロキシ基、γ−
アミノ基、N−フェニル−γ−アミノ基を末端に有する
有機官能基を持つ化合物は、電位特性、画像特性とも良
好な特性を示す。
は、有機官能基Yが、−BOOC(R′)C=CH2、
BNHR″又は−BNH2であり、R′はアルキル基、
R″はアルキル基又はアリール基を表し、Bはアルキレ
ン基又は−O−、−NH−、−CO−を含むアルキレン
基を表す。
プリング剤は一例であり、これらに限定されるものでは
ない。又、好ましいとして示した化合物も、本発明の目
的を特に高いレベルで達することができるものというこ
とで挙げたものであり、これ以外の化合物でも本発明の
目的を達するものは存在する。
プリング剤の双方より形成されるものを含有して形成さ
れることが好ましく、その際は、特に優れた電位特性、
画像特性を示す。
化合物又はシランカップリング剤、もしくはそれらから
形成されたものを含み、必要に応じては上記のもののみ
の中から、或いは上記以外のものも含有することができ
る。又必要に応じて、樹脂等、その他の化合物を必要量
だけ含有することもできる。
まり有機金属化合物とシランカップリング剤を溶剤に溶
かした溶液(前記で塗布液と呼んでいたもの)を導電性
支持体上に塗布し、乾燥硬化して形成される。該溶剤と
しては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類、トルエン等の芳香族
炭化水素類、酢酸エチル、セルソルブアセテート等のエ
ステル類等が挙げられるが、これらに限られるわけでは
ない。またこれらは単独、あるいは混合して用いられ
る。また必要に応じて水を混合してもよい。
ング法、スプレーコーティング法、ブレードコーティン
グ法、スピンナーコーティング法、ビードコーティング
法、カーテンコーティング法等を用いることができる。
0〜250℃、好ましくは90〜200℃が、乾燥時間
としては5分〜5時間、好ましくは20分〜2時間の時
間で、送風乾燥、あるいは静止乾燥により行うことがで
きる。
光層は、単層構造でも積層構造でもよい。
送物質に分散させた感光層等を挙げることができる。
層とに機能分離されたものが挙げられる。導電性支持体
上における電荷発生層と電荷輸送層との積層順序はいず
れが先であってもよい。
必要に応じてバインダー樹脂中に分散させて形成され
る。CGMとしては、例えばセレン及びセレン合金、C
dS,CdSe、CdSSe,ZnO及びZnS等の無
機光導電体、金属または無金属フタロシアニン化合物、
ビスアゾ化合物、トリスアゾ化合物等のアゾ化合物、ス
クエアリウム化合物、アズレニウム化合物、ペリレン系
化合物、インジコ化合物、キナクリドン化合物、多環キ
ノン系化合物、シアニン色素、キサンテン染料、ポリ−
N−ビニルカルバゾールとトリニトロフルオレノンなど
からなる電荷移動錯体等が挙げられるがこれらに限定さ
れるわけではない。またこれらは必要に応じて二種以上
混合して用いてもよい。
樹脂としては、例えばポリスチレン樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル
樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブ
チラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェ
ノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、シリコン樹脂、メラミン樹脂、並び
にこれら樹脂の繰り返し単位のうち二つ以上を含む共重
合体樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体
樹脂、また高分子有機半導体、例えばポリ−N−ビニル
カルバゾール、等が挙げられるがこれらに限定されるわ
けではない。
単独で、あるいはバインダー樹脂とともに構成される。
CTMとしては、例えばカルバゾール誘導体、オキサゾ
ール誘導体、オキサジアゾール誘導体、チアゾール誘導
体、チアジアゾール誘導体、トリアゾール誘導体、イミ
ダゾール誘導体、イミダゾロン誘導体、イミダゾリジン
誘導体、ビスイミダゾリジン誘導体、スチリル化合物、
ヒドラゾン化合物、ピラゾリン誘導体、オキサゾロン誘
導体、ベンズイミダゾール誘導体、キナゾリン誘導体、
ベンゾフラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘
導体、アミノスチルベン誘導体、トリアリールアミン誘
導体、フェニレンジアミン誘導体、スチルベン誘導体、
ベンジジン誘導体、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポ
リ−1−ビニルピレン、ポリ−9−ビニルアントラセン
等が挙げられるがこれらに限定されるわけではない。ま
たこれらは単独でも、二種以上の混合で用いてもよい。
樹脂としては、例えばポリカーボネート樹脂、ポリアク
リレート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、
スチレン−アクリルニトリル共重合体樹脂、ポリメタク
リル酸エステル樹脂、スチレン−メタクリル酸エステル
共重合体樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるわ
けではない。
くするために、あるいは耐久性を向上させるために、感
光体の各層いずれにでも従来公知の酸化防止剤、紫外線
吸収剤、電子受容性物質、表面改質剤、可塑剤等、環境
依存性低減剤などを、必要に応じて適当量添加して用い
ることができる。
記の感光層の上に保護層等の表面層を設けてもよい。
尚、本願発明における感光層とは、この保護層をも含む
ものとする。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
浸漬塗布法でアルミニウム基体上に塗布して120℃に
て25分間乾燥し、膜厚1.0μmの中間層を形成し
た。
生層塗布液を調製した。この塗布液を前記中間層の上に
浸漬塗布法にて塗布し、膜厚0.2μmの電荷発生層を
形成した。 (C1の合成法) 1,3−ジイミノイソインドリン 29.2g チタニウムテトライソプロポキシド 17.0g スルホラン 200ml を混合し、窒素雰囲気下にて140℃で2時間反応させ
た。
ムで洗浄し、2%の塩酸水溶液で洗浄、水洗、メタノー
ル洗浄して、乾燥の後、25.5g(88.8%)のオ
キソチタニルフタロシアニン(C1)を得た。
100倍量の水に投入して、析出させ、瀘取した後に、
ウエットケーキを1,2−ジクロロエタンにて50℃、
10時間加熱し、図3に示すX線回折スペクトルをもつ
結晶型のものを得た。
の塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法で塗布し、
膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
が、アルミニウム基体上の塗布領域及び剥離加工領域を
変えて、下記の感光体試料を作製した。
た感光体をコニカ(株)社製の電子写真複写機Koni
caU−BIX4155を改良したレーザ像露光光源
(半導体レーザ発光ピーク780nm)塔載の反転現像
複写機にて、感光体をカートリッジに搭載した際、感光
体ドラムは、現像器の突き当て部やクリーニングブレー
ドに図4のように接触した状態となった。各々、この状
態で5サンプルにつき連続1000の複写ランニングテ
ストを行った。図4において、1−1は感光体基体(導
電性支持体)、1−2は中間層、1−3は感光層、10
はクリーニングブレードを表す。
画像欠陥の発生についてチェックし、結果は表2に示し
た。
は何れも優れた特性を有するが、本発明外の構成を有す
るもの(作製例1、2)はブレードめくれが発生する頻
度が明らかに高いことがわかる。
の形成形態及びこれに当接するクリーニングブレードの
条件を適正化することにより、極めて信頼性の高い画像
形成装置及び方法を提供する事が出来る。
当て、又は接触状態を示す図。
Claims (7)
- 【請求項1】 導電性支持体上に中間層及び感光層を積
層した電子写真感光体を用い、少なくとも帯電、像露
光、現像、転写、分離、及びブレードクリーニング方式
のクリーニングの各プロセスを有する電子写真画像形成
装置において、該電子写真感光体の感光層塗設領域よ
り、中間層塗設領域及びクリーニングブレードの当接領
域が広く、且つ感光層塗設領域外でのクリーニングブレ
ード当接領域の少なくも一部はクリーニングブレードと
導電性支持体の間に中間層が存在することを特徴とする
電子写真画像形成装置。 - 【請求項2】 前記感光体の中間層が有機金属化合物又
はシランカップリング剤、若しくはそれらから形成され
たものを含有することを特徴とする請求項1記載の電子
写真画像形成装置。 - 【請求項3】 前記感光体の中間層が下記一般式(1)
で表される有機金属化合物及び下記一般式(2)で表さ
れるシランカップリング剤の双方、又は双方より形成さ
れるものを含有することを特徴とする請求項1記載の電
子写真画像形成装置。 一般式(1)(RO)mMXn 一般式(2)(Z)a(A)bSi(Y)c (一般式(1)中、Rはアルキル基を表し、Mはジルコ
ニウム、チタニウムまたはアルミニウムを表し、Xはア
セト酢酸エステル残基またはβジケトン残基を表し、
m,nは1以上の整数を表す。ただしMがジルコニウム
またはチタニウムの場合、m+nは4であり、Mがアル
ミニウムの場合はm+nは3である。一般式(2)中、
Zは加水分解性基を表し、Aはアルキル基またはアリー
ル基を表し、Yは−BOOCC(R′)=CH2、−B
NHR″または−BNH2を表す。R′はアルキル基を
表し、R″はアルキル基またはアリール基を表し、Bは
アルキレン基または−O−,−NH−,−NR′−,−
CO−を含むアルキレン基を表す。a,cは1以上、b
は0以上の整数を表し、a+b+cは4である。) - 【請求項4】 前記電子写真感光体の中間層に用いられ
る金属がチタニウム又はアルミニウムであることを特徴
とする請求項1、2又は3記載の電子写真画像形成装
置。 - 【請求項5】 前記電子写真感光体の中間層塗設領域が
クリーニングブレードの当接領域より広いことを特徴と
する請求項1、2、3又は4記載の電子写真画像形成装
置。 - 【請求項6】 請求項5においてクリーニングブレード
の当接領域の中間層の表面粗さRmaxが、10μm以
下であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
記載の電子写真画像形成装置。 - 【請求項7】 導電性支持体上に中間層及び感光層を積
層した電子写真感光体を用い、少なくとも帯電、像露
光、現像、転写、分離、及びブレードクリーニング方式
のクリーニングの各プロセスを有する電子写真画像形成
方法において、該電子写真感光体の感光層塗設領域よ
り、中間層塗設領域及びクリーニングブレードの当接領
域が広く、且つ感光層塗設領域外でのクリーニングブレ
ード当接領域の少なくも一部はクリーニングブレードと
導電性支持体の間に中間層が存在することを特徴とする
電子写真画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223170A JPH0968814A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子写真画像形成方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223170A JPH0968814A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子写真画像形成方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968814A true JPH0968814A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16793906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7223170A Pending JPH0968814A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子写真画像形成方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0968814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100451963B1 (ko) * | 1998-04-20 | 2004-10-08 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 도포막 형성 장치 및 그 방법 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7223170A patent/JPH0968814A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100451963B1 (ko) * | 1998-04-20 | 2004-10-08 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 도포막 형성 장치 및 그 방법 |
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