JPH0961869A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH0961869A
JPH0961869A JP21618195A JP21618195A JPH0961869A JP H0961869 A JPH0961869 A JP H0961869A JP 21618195 A JP21618195 A JP 21618195A JP 21618195 A JP21618195 A JP 21618195A JP H0961869 A JPH0961869 A JP H0961869A
Authority
JP
Japan
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camera
lens
blur
camera shake
shake
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21618195A
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English (en)
Inventor
Michi Toguchi
美知 戸口
Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0961869A publication Critical patent/JPH0961869A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラが落下または衝撃による力を受けるに
際して、高価で衝撃を受け易い撮影レンズを保護して被
害を最少限に抑制することができるカメラを提供する。 【解決手段】 カメラの異なる3方向のブレ量を検出す
る第1,第2,第3センサ11a,11b,11cを有
する手ブレ検出装置11と、この手ブレ検出装置11の
出力値を所定のしきい値と比較して該しきい値より出力
値が大きい場合には手ブレ以外の例えばカメラが落下し
ている状況であると判断するCPU14と、このCPU
14が手ブレ以外の状況であると判断した場合には光学
系レンズ16aおよび鏡枠,バリア16bを繰込位置へ
移動させて保護する焦点距離変更手段5とを備えたカメ
ラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、より詳し
くは、カメラの落下等に際して撮影レンズを保護するカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラが例えば落下する等により衝撃を
受けた場合に、これを検出して使用者に告知する技術手
段は、従来より提案されている。
【0003】このようなものとして例えば特願平6−3
104号には、送り出し方式のフィルムパトローネを装
填可能なカメラにおいて、衝撃を検知する衝撃検知手段
をカメラ本体と一体に設け、この衝撃検知手段による検
知結果をカメラ本体の外部から容易に視認可能に構成し
たカメラが記載されていて、上記衝撃検知手段は、例え
ば、上記カメラ本体の内部機構を収納する部材の少なく
とも一方の角部に設けられていて、衝撃により切断可能
な接片から構成されている。
【0004】このカメラによれば、簡単で安価な構造の
衝撃検知部材をカメラの外装に配置することにより、カ
メラが例えば落下する等により衝撃を受けてしまったと
きに、ピント不良や機能不良の可能性があることを使用
者に知らせることが可能となっていて、カメラとしての
機能が保証されているか否かを確認することができるも
のとなっている。
【0005】また、手ブレを検出して、使用者に手ブレ
が発生していることを知らせるカメラは、従来より種々
のものが公知となっていて、このようなカメラによれ
ば、手ブレに気づかずに撮影してしまうのを防ぐことに
より、ブレて失敗した写真とならないようにしている。
手ブレは撮影レンズの焦点距離が長い場合に特に発生し
易いために、こうした手ブレ検出手段は、焦点距離が長
い撮影レンズを備えたカメラに主として設けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平6−3104号に記載のものでは、衝撃を受けた後
の衝撃発見装置にすぎないものであり、衝撃を受けたこ
とを知らせることはできるが、衝撃を防止することにつ
いては何ら対策がなされていないために、結果としてカ
メラの破損を免れる手段とはなり得ない。
【0007】カメラの部品の中でも撮影レンズ等は特に
高価な部分であり、修理時の費用を極力抑制するために
は、撮影レンズを保護することが重要である。
【0008】特に上述のような手ブレ検出手段を備えた
カメラは、焦点距離の長いものが主流となっていてあま
り強度が高くないために、落下した場合や振り回すなど
して衝撃を受けた場合には、損傷する可能性がある。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、カメラが落下または衝撃による力を受けるに際し
て、高価で衝撃を受け易い撮影レンズを保護して被害を
最少限に抑制することができるカメラを提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による本発明のカメラは、カメラの落下
または衝撃に至ると類推される使用状況の変動を検知す
ると、撮影レンズを落下または衝撃による力に対して保
護する状態に変位させるものである。
【0011】また、請求項2による本発明のカメラは、
カメラに設けられブレ量を検出するブレ検出手段と、ブ
レ量として所定値に設定されたしきい値に対し上記ブレ
検出手段のブレ量出力値を比較し該しきい値より上記ブ
レ検出手段のブレ量出力値が大きい場合手ブレ以外の状
況であると判断するブレ判断手段と、撮影レンズを繰出
および繰込位置の間で移動可能とする撮影レンズ駆動手
段とを備え、上記ブレ検出手段のブレ量出力値が上記し
きい値よりも大きい場合に、上記撮影レンズ駆動手段に
より上記撮影レンズを繰込位置へ移動させるものであ
る。
【0012】さらに、請求項3による本発明のカメラ
は、上記撮影レンズの繰込位置が、上記撮影レンズがカ
メラ内に収納される沈胴位置である請求項2に記載のも
のである。
【0013】[作用]請求項1による本発明のカメラ
は、カメラの落下または衝撃に至ると類推される使用状
況の変動を検知すると、撮影レンズを落下または衝撃に
よる力に対して保護する状態に変位させる。
【0014】また、請求項2による本発明のカメラは、
カメラに設けられたブレ検出手段がブレ量を検出し、ブ
レ判断手段がブレ量として所定値に設定されたしきい値
に対し上記ブレ検出手段のブレ量出力値を比較し該しき
い値より上記ブレ検出手段のブレ量出力値が大きい場合
手ブレ以外の状況であると判断し、上記ブレ検出手段の
ブレ量出力値が上記しきい値よりも大きい場合に、上記
撮影レンズ駆動手段により上記撮影レンズを繰込位置へ
移動させる。
【0015】さらに、請求項3による本発明のカメラ
は、上記撮影レンズの繰込位置が、上記撮影レンズがカ
メラ内に収納される沈胴位置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図10は本発明の第1の
実施形態を示したものであり、図1は本実施形態のカメ
ラの要部の構成を示すブロック図である。
【0017】このカメラは、後述するブレ検出手段1に
よりカメラのブレが検出されたときにブレが発生してい
る事実を使用者に知らせるものであって、図1に示すよ
うに、カメラのブレを検出するための複数のブレ検出手
段1a,1b,1cを有してなるブレ検出手段1と、こ
のブレ検出手段1により検出されたブレの程度を示す目
安となるブレ測定用しきい値2と、上記ブレ検出手段1
により検出されたブレを上記ブレ測定用しきい値2と比
較して手ブレの判断を行うブレ判断手段3を備えるとと
もにカメラ全体の制御を行うカメラ制御手段4と、後述
する光学系レンズ16aおよび鏡枠,バリア16b(図
2参照)を含む撮影レンズたるレンズ鏡筒6と、このレ
ンズ鏡筒6の焦点距離を変更する撮影レンズ駆動手段た
る焦点距離変更手段5と、カメラが衝撃を受けた際にそ
の衝撃の大きさや日時等を記憶する記憶手段7とを備
え、上記ブレ検出手段1によって検出されたブレに基づ
いて上記ブレ判断手段3がカメラが落下しているまたは
大きく振り回わされている状態等にあると判断した場合
に、上記焦点距離変更手段5により圧力が加わる前に上
記レンズ鏡筒6を衝撃に対して安全な焦点距離へ駆動
し、さらにはレンズ鏡筒6をカメラ本体内に沈胴させる
などすることにより、高価で衝撃を受けやすいレンズ鏡
筒6を保護して、修理時の費用を最低限に抑制するよう
にしている。
【0018】なお、ブレ検出手段1を用いなくてもレン
ズ鏡筒6を保護することは可能である。例えば衝突を検
知するスイッチ等を設けて、このスイッチによりカメラ
の落下等を検知し、上記焦点距離変更手段5により上記
レンズ鏡筒6を衝撃に対して安全な焦点距離へ駆動し、
あるいは沈胴させればよい。
【0019】図2はカメラのより詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【0020】このカメラは、カメラのブレを検出するた
めの第1,第2,第3センサ11a,11b,11cを
有するブレ検出手段たる手ブレ検出装置11と、この手
ブレ検出装置11の検出値に基づいて手ブレの有無やさ
らにはカメラが落下等しているか否かを判断するととも
にカメラ全体の制御を行うブレ判断手段であり演算手段
を兼ねた制御手段たるCPU14と、光学系レンズ16
aと、鏡枠,バリア16bと、上記光学系レンズ16a
を駆動してフォーカシングを行うモータ19と上記鏡
枠,バリア16bを駆動してズーミングを行うとともに
バリア開閉動作も行うモータ20とこれらモータ19,
20を駆動制御するモータドライブIC18とを備えた
焦点距離変更手段5と、上記手ブレ検出装置11によっ
てカメラの手ブレが検出されたときに手ブレが発生して
いる事実を使用者に知らせて警告するLED15aを備
えた手ブレ警告手段15と、フィルムの給送を行うフィ
ルム巻上手段21と、フィルムへの露光を行う露光手段
22と、被写体までの距離を測定する測距手段23と、
上記光学系レンズ16aの焦点距離を長焦点側に変更す
るためのズームアップスイッチ13uと、上記光学系レ
ンズ16aの焦点距離を短焦点側に変更するためのズー
ムダウンスイッチ13dと、カメラの電源をオンするた
めのパワースイッチ17と、オンすることにより測距や
測光を行うファーストレリーズスイッチ(以下、1Rと
記す)12aと、オンすることにより露光を行うセカン
ドレリーズスイッチ(以下、2Rと記す)12bとを有
していて、上記CPU14は、上記手ブレ検出装置1
1,測距手段23,ズームアップスイッチ13u,ズー
ムダウンスイッチ13d,パワースイッチ17,1R1
2a,2R12bから入力されるとともに、上記焦点距
離変更手段5,手ブレ警告手段15,フィルム巻上手段
21,露光手段22を制御するようになっている。
【0021】上記手ブレ検出装置11の第1,第2,第
3センサ11a,11b,11cは、カメラにおいて、
例えば図3に示すように3ヶ所に配設されている。
【0022】すなわち、カメラは、前面ほぼ中央部から
光学系レンズ16aおよび鏡枠,バリア16bを突設す
るとともに、上面には、押圧状態に応じて上記1R12
a,2R12bのオン/オフを行うレリーズボタン12
が設けられていて、上記第1センサ11aはカメラの横
振動を検出するために例えば左側面の上部に、第2セン
サ11bはカメラの上下振動を検出するために例えば上
面の右側部に、第3センサ11cは前後振動をそれぞれ
検出するために例えば前面の右上角部にそれぞれ配設さ
れている。
【0023】図4は手ブレ検出装置11の第1センサ1
1aに関連する構成を示す回路図である。
【0024】第1センサ11aは、電源電圧VCCに接
続されるとともに接地(GND)されていて、さらにそ
の出力は増幅回路24に入力されるようになっている。
【0025】この増幅回路24は、上記第1センサ11
aからの信号を所定倍に増幅する公知の回路でなり、抵
抗R1が増幅器Ampの+側に接続されるとともに、−
側は抵抗を介してVref に接続されていて、さらにこの
増幅器Ampには抵抗R2が並列に接続されている。
【0026】上記Vref は、カメラが変位しておらず何
の振動もない場合に上記第1センサ11aが出力する電
圧(基準電圧)と同一の電圧を印加するものである。
【0027】このような増幅回路24を介して増幅され
た第1センサ11aからの出力信号は、上記CPU14
に入力されるようになっている。
【0028】また、上記第2センサ11b,第3センサ
11cも、同様の回路により構成されている。
【0029】次に、図5はカメラの作用を示すフローチ
ャートである。
【0030】パワースイッチ17がオフからオン状態に
なると動作が開始されて、まず沈胴状態になっている光
学系レンズ16aおよび鏡枠,バリア16bを撮影可能
な状態へ駆動すると、ワイド状態に設定される(ステッ
プS1)。
【0031】続いて、手ブレ検出装置11内の第1セン
サ11a,第2センサ11b,第3センサ11cを起動
して、検出スタンバイ状態にする(ステップS2)。
【0032】図7は手ブレ検出装置を起動したときの静
止時における出力波形を示したタイミングチャートであ
る。この図7においては、各センサ11a,11b,1
1cの出力信号が増幅回路24を通して増幅された後
に、CPU14により受信されたときの波形信号を示し
ている。
【0033】まず、手ブレ検出装置11を起動するまで
は、その出力はほぼ0ボルトのレベルを保っていて変化
しない。
【0034】次に、上記ステップS2において、図7の
タイミングTで手ブレ検出装置11を起動させると、そ
の出力は図示の波形のように昇圧して、無振動出力レベ
ルであるVref で安定する。
【0035】図5の説明に戻って、パワースイッチ17
の状態を検出して(ステップS3)、オフである場合に
は光学系レンズ16aおよび鏡枠,バリア16bを沈胴
状態にするとともに(ステップS10)、さらに該鏡
枠,バリア16bのバリア部分を閉じて(ステップS1
1)、CPU14をストップ状態にする。これは低消費
電流状態にするためのパワーオフ動作である。
【0036】一方、上記ステップS3でパワースイッチ
17がオンである場合には、次にズームアップスイッチ
13uの状態を検出して(ステップS4)、オンである
ならば、上記CPU14からモータドライブIC18へ
正転命令を送信して上記モータ20を正転させることに
よりズームアップ動作を行う(ステップS5)。その結
果、レンズ鏡筒6が広角側から望遠側へ移行する。
【0037】一方、上記ステップS4でズームアップス
イッチ13uがオフである場合には、ズームダウンスイ
ッチ13dの状態を検出して(ステップS6)、オンで
ある場合には、上記CPU14からモータドライブIC
18へ逆転命令を送信して上記モータ20を逆転させる
ことによりズームダウン動作を行う(ステップS7)。
その結果、レンズ鏡筒6は望遠側から広角側へ移行す
る。
【0038】上記ステップS6でズームダウンスイッチ
13dがオフである場合、または上記ステップS5ある
いはステップS7が終了した場合には、手ブレを検出す
るサブルーチンを実行する(ステップS8)。
【0039】図6は手ブレ検出のサブルーチンを示すフ
ローチャートであり、図8,図9,図10に示すカメラ
を手で保持しているときの手ブレ検出装置の出力例を参
照して説明する。
【0040】図8はブレが小さく手ブレとならないと
き、図9は手ブレとなるブレが発生しているとき、図1
0はカメラが落下したとき、の増幅回路24により増幅
された手ブレ検出装置11の出力を示す波形図である。
【0041】まず図8は、手ブレ検出装置11の出力波
形が無振動出力レベルであるVrefを中心にして、手ブ
レ領域の下限となるしきい値±α範囲内の振動が発生し
ている場合を示している。この手ブレ領域の下限にも達
しない程度のブレは、撮影にとって問題にならないブ
レ、すなわち撮影を行っても写真が手ブレによる影響を
受けることのない状態であると判断する。
【0042】次に、図9は、手ブレ検出装置11の出力
波形が無振動出力レベルであるVref を中心にして、手
ブレ領域の下限となるしきい値±α範囲を越えていて、
かつ手ブレ領域の上限となるしきい値±β範囲内の振動
が発生している場合を示している。このときには、手ブ
レ領域の下限を越えているために、撮影した写真はその
ままでは手ブレ写真となってしまうが、手ブレ領域の上
限は越えていないために、手ブレを越える状況がカメラ
に発生しているとは判断されない。
【0043】そして、図10は、手ブレ検出装置11の
出力波形が無振動出力レベルであるVref を中心にし
て、手ブレ領域の上限となるしきい値±β範囲を越えて
いる場合を示している。このときには、手ブレ領域の下
限を越えているために、カメラが落下しているかまたは
カメラを大きく振り回わしている等の状況にあると判断
して、後述するように、光学系レンズ16a等を保護す
る状態に移行する。
【0044】図6に示すサブルーチンに入ると、CPU
14は、まず手ブレ検出装置11内の第1センサ11
a,第2センサ11b,第3センサ11cの出力信号を
受信して(ステップS31)、まず第1センサ11aの
信号の変化がVref ±αに示すような手ブレ領域の下限
を越えているか否かを判断する(ステップS32)。
【0045】手ブレ領域の下限を越えている場合には、
さらに第1センサ11aの信号の変化がVref ±βに示
すような手ブレ領域の上限を越えているか否かを判断す
る(ステップS33)。
【0046】その結果、第1センサ11aの出力がVre
f ±αの範囲を越えていてかつVref ±βの範囲内なら
ば、ブレが図9に示すような手ブレ領域にあると判断し
て手ブレフラグに1をセットする(ステップS34)。
【0047】また、上記ステップS33において、第1
センサ11aの出力がVref ±βの範囲を越えている場
合には、図10に示すような状態にあってブレが手ブレ
を越えていると判断して、手ブレ以上のブレフラグに1
をセットする(ステップS35)。
【0048】一方、上記ステップS32において、第1
センサ11aの信号の変化が手ブレ領域の下限を下回る
場合には、第1センサ11aについては図8に示すよう
な状態にあると判断して、次に第2センサ11bの判断
に移る。
【0049】まず、第2センサ11bの信号の変化がV
ref ±αに示す手ブレ領域の下限を越えているか否かを
判断し(ステップS36)、手ブレ領域の下限を越えて
いる場合には、さらに第2センサ11bの信号の変化が
Vref ±βに示す手ブレ領域の上限を越えているか否か
を判断する(ステップS37)。
【0050】その結果、第2センサ11bの出力がVre
f ±αの範囲を越えていてかつVref ±βの範囲内なら
ば上記ステップS34へ行き、一方、Vref ±βの範囲
を越えている場合には上記ステップS35へ行く。
【0051】また、上記ステップS36において、第2
センサ11bの信号の変化が手ブレ領域の下限を下回る
場合には、第2センサ11bも図8に示すような状態に
あると判断して、次に第3センサ11cの判断に移る。
【0052】まず、第3センサ11cの信号の変化がV
ref ±αに示す手ブレ領域の下限を越えているか否かを
判断し(ステップS38)、手ブレ領域の下限を越えて
いる場合には、さらに第3センサ11cの信号の変化が
Vref ±βに示す手ブレ領域の上限を越えているか否か
を判断する(ステップS39)。
【0053】その結果、第3センサ11cの出力がVre
f ±αの範囲を越えていてかつVref ±βの範囲内なら
ば上記ステップS34へ行き、一方、Vref ±βの範囲
を越えている場合には上記ステップS35へ行く。
【0054】そして、上記ステップS38において、第
3センサ11cの信号の変化も手ブレ領域の下限を下回
る場合には、カメラは、何れの方向にも手ブレとなるよ
うな振動が発生していないと判断して、手ブレしていな
いフラグをセットする(ステップS40)。
【0055】こうして、上記ステップS34,S35,
S40の何れかでフラグを立てた後に、この手ブレ検出
サブルーチンを終了する。
【0056】図5のフローチャートの説明に戻る。
【0057】上述のように立てたフラグは一旦記憶させ
ておき、そのフラグを読み出して検出したブレが手ブレ
以上であるか否かを判断し(ステップS9)、手ブレ以
上のブレであるならば、衝撃からレンズ鏡筒6を保護す
るために、上記ステップS10へ行って光学系レンズ1
6aおよび鏡枠,バリア16bを沈胴状態にして、さら
にステップS11において該鏡枠,バリア16bのバリ
ア部分を閉じる。
【0058】一方、上記ステップS9で手ブレ以上のブ
レが検出されなかった場合には、1R22が押されてい
るか否かを判断する(ステップS12)。ここで1R2
2がオンでないならば上記ステップS3へ戻り、1R2
2がオンである場合は、測距手段23により被写体まで
の距離を測定してAFを行う(ステップS13)。
【0059】続いて、このAF演算結果に基づいてレン
ズ駆動量を算出し、その算出量だけ光学系レンズ16a
を駆動するために、モータドライブIC18を介してモ
ータ19を回転させる(図中、LDRIVと記す)(ス
テップS14)。
【0060】その後、手ブレ検出を実行して(ステップ
S15)、検出したブレが手ブレであるか否かを判断し
(ステップS16)、手ブレである場合には手ブレ警告
を行う(ステップS17)。
【0061】この手ブレ警告は、上記図2に示した手ブ
レ警告手段15のLED15aを点灯することにより行
うようになっていて、該LED15aは、例えばカメラ
のファインダ内に視認可能に設置されている。
【0062】上記ステップS16で手ブレでない場合、
または上記ステップS17が終了したら、2R12bが
オンであるか否かを判断して(ステップS18)、オフ
である場合には上記ステップS12へ戻って1R12a
の検出を行う。
【0063】また、2R12bがオンである場合には、
再び手ブレ検出を実行して(ステップS19)、検出し
たブレが手ブレであるか否かを判断し(ステップS2
0)、手ブレである場合には上記ステップS17へ戻っ
て手ブレ警告を行う。ここでは手ブレがなくなるかもし
くは2R12bをオフするまでは上記ステップS17か
らステップS20のループを回り続け、このループ実行
中に2R12bがオフになったときはループを抜けて上
記ステップS12に戻る。
【0064】上記ステップS20において手ブレがなく
なった場合には、露光手段22によりフィルムへの露光
を行う(ステップS21)。露光が終了した後に、フィ
ルム巻上手段21によりフィルムの1駒巻上を行い(ス
テップS22)、上記ステップS3へ戻る。
【0065】上述したようなフローチャートによる動作
によれば、カメラの落下やカメラを大きく振り回わした
場合にそれを検出するタイミングは、ステップS8,S
9のみである。
【0066】これらのステップS8,S9は、1R12
a,2R12b,ズームアップスイッチ13u,ズーム
ダウンスイッチ13dのスイッチ類がすべてオンでない
場合には、所定時間毎に繰り返して実行するようになっ
ている。
【0067】上記スイッチ類がオンになっている最中
は、カメラを保持している状態であるために、落下等の
検出は行わない。
【0068】また、パワースイッチ17がオフになって
いる最中は、光学系レンズ16aおよび鏡枠,バリア1
6bが沈胴しかつバリアが閉じているので、撮影レンズ
は保護されている。
【0069】上述のように、手ブレ検出装置11を備え
た手ブレ検出可能なカメラは、主として焦点距離の長い
望遠レンズを備えたカメラであるために、カメラが落下
した場合だけでなく振り回してしまった場合などにも、
光学系レンズや鏡枠,バリアに衝撃を与えることのない
ようにカメラを保護することは極めて重要である。
【0070】このような第1実施形態によれば、手ブレ
検出装置を備えた従来と同様の構成のカメラを用いて、
部品等を全く追加することなく、すなわちコストアップ
することなく、カメラが落下または衝撃による力を受け
るに際して、高価で衝撃を受け易い撮影レンズを保護し
て被害を最少限に抑制することができる。
【0071】図11,図12は本発明の第2の実施形態
を示したものであり、この第2の実施形態において、上
述の第1の実施形態と同様である部分については説明を
省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0072】この実施形態は、加速度センサのような高
価な部品を用いる代りに、感圧センサや水銀スイッチま
たは単なるプッシュスイッチ等の比較的安価な部品を用
いて構成したものである。
【0073】CPU14には、姿勢検知スイッチ手段で
あり検出手段たる衝突センサ31と、ズーム位置検出手
段32と、操作手段34とから入力があるとともに、ズ
ームバリア制御手段35の制御を行うようになってい
て、また、必要なデータを記憶手段33に記憶させるよ
うになっている。
【0074】そして、CPU14は、上記衝突センサ3
1の出力結果によりカメラが落下等をしたと判断する場
合に、ズームバリア制御手段35を駆動してレンズ鏡筒
を沈胴させ、またはレンズバリアを閉じることにより、
撮影レンズに衝撃が直接加わるのを防止する。
【0075】なお、レンズがズームレンズである場合に
は、ズームエンコーダ等により構成されているズーム位
置検出手段32の出力結果を参照して、レンズが望遠側
にあるときにのみ、この動作を行うようにしてもよい。
【0076】図12(A)は、弾性部材の中に導電物を
散在させた感圧スイッチを用いて衝突センサを構成し、
この衝突センサを撮影レンズの先端部に取り付けたカメ
ラを示している。
【0077】カメラ本体41から突設されている撮影レ
ンズたるズームレンズ鏡筒42が望遠側に設定されてい
るときは、カメラの重量バランスを考慮すると、手など
で保持していたカメラを取り落とす際には、該ズームレ
ンズ鏡筒42を下側に向けた姿勢で落下させてしまう可
能性が高い。
【0078】そこで、本実施形態では、ズームレンズ鏡
筒42の先端部に、検出手段たる感圧スイッチ43を設
けて、この感圧スイッチ43が所定以上の圧力を受けた
ときに、内蔵しているCPU14が制御して、ズームレ
ンズ鏡筒42を高速に広角側に駆動し、繰り出されてい
たズームレンズ鏡筒42のショックを吸収するようにし
ている。
【0079】そして、図12(B)に示すようなズーム
レンズ鏡筒42をカメラ本体41に沈胴して収納した状
態になれば、例えば、この後に使用者が誤ってカメラを
踏んだとしても、ズームレンズ鏡筒42が受けるダメー
ジを最小限に抑制することができる。
【0080】また、カメラが落下してしまった場合に限
らず、例えば、カメラのストラップ44を首に掛けるな
どした状態で使用者が移動するときには、従来の構成で
はズームレンズ鏡筒42の先端を何度もぶつけてしまう
場合があるが、本実施形態のように構成することで、ぶ
つける回数を減少させることができる。
【0081】このような第2実施形態によれば、高価な
加速度センサを用いることなく比較的安価な感圧スイッ
チを用いて、カメラが落下または衝撃による力を受ける
に際して、高価で衝撃を受け易い撮影レンズを保護して
被害を最少限に抑制することができる。
【0082】図13,図14は本発明の第3の実施形態
を示したものであり、この第3の実施形態において、上
述の第1,第2の実施形態と同様である部分については
説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明す
る。
【0083】この実施形態のカメラは、図13に示すよ
うに、ズームレンズ鏡筒42を備えるとともにカメラ本
体41内に電池51を収納するようになっていて、さら
に該カメラ本体41内には、第1,第2,第3電極4
6,47,48と水銀45を封入した容器からなる姿勢
検知スイッチ手段たる姿勢スイッチ49が設けられてい
る。
【0084】図14は本実施形態のカメラの動作の一部
を示すフローチャートである。
【0085】動作がスタートすると、まず上記ズームレ
ンズ鏡筒42がテレであるか否かを判断する(ステップ
S51)。ズームレンズ鏡筒42がテレでない場合に
は、カメラの重量バランスから判断して、上記電池51
を下側にした姿勢(図13(B)参照)で落下する可能
性が高いために、第2,第3電極47,48がオンであ
るか否かを判断する(ステップS53)。これら第2,
第3電極47,48は、電池51が下側になっているカ
メラ姿勢のときにオンとなるものであり、これらがオフ
であるときはカメラは落下していないと判断して、レリ
ーズ判断へ移行する。
【0086】一方、上記ステップS53で第2,第3電
極47,48がオンである場合には、カメラが落下して
いると判断して、ズームレンズ鏡筒42を沈胴させて保
護する状態にし(ステップS55)、さらに修理を行う
ときに参考にするために落下した日時等をEEPROM
などで構成された記憶手段33(図11参照)に記憶さ
せて(ステップS56)終了する。
【0087】また、上記ステップS51で上記ズームレ
ンズ鏡筒42がテレである場合には、カメラの重量バラ
ンスから判断して、該ズームレンズ鏡筒42を下側にし
た姿勢(図13(A)参照)で落下する可能性が高いた
めに、第1,第2電極46,47がオンであるか否かを
判断する(ステップS52)。これら第1,第2電極4
6,47は、ズームレンズ鏡筒42が下側になっている
カメラ姿勢のときにオンとなるものであり、これらがオ
フであるときはカメラは落下してはいないと判断して、
レリーズ判断へ移行する。
【0088】一方、上記ステップS52で第1,第2電
極46,47がオンである場合には、ズーム等の操作を
行う操作手段34(図11参照)がオンであるか否かを
判断する(ステップS54)。そして、操作手段34が
操作されている場合には、沈胴シーケンスに入ることな
くレリーズ判断へ移行して、下向きのカメラ姿勢におけ
る撮影が可能となるようにしている。
【0089】また、上記ステップS54で操作手段34
が操作されていない場合には、カメラが落下していると
判断して、上記ステップS55,S56を行ってから終
了する。
【0090】このような第3実施形態によれば、高価な
加速度センサを用いることなく比較的安価な水銀による
姿勢検出スイッチを用いて、カメラが落下または衝撃に
よる力を受けるに際して、高価で衝撃を受け易い撮影レ
ンズを保護して被害を最少限に抑制することができる。
しかも、落下時におけるカメラの姿勢等も考慮に入れて
いるために、より効果的である。
【0091】図15,図16は本発明の第4の実施形態
を示したものであり、この第4の実施形態において、上
述の第1から第3の実施形態と同様である部分について
は説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明す
る。
【0092】本実施形態においては、撮影レンズの保護
を、沈胴ではなく、レンズのバリアを閉じることにより
行うものである。
【0093】このカメラは、光学系レンズ16aを保護
する保護部材たるバリア52が開閉可能に設けられてい
て、このバリア52は保護部材駆動手段たるモータ53
により駆動されるようになっている。さらに、カメラに
収納された電池51側の外側となるカメラ本体41の面
には、検出手段たる感圧スイッチ54が設けられてい
る。
【0094】次に、このようなカメラの作用を説明す
る。
【0095】カメラが落下するときには、その重量バラ
ンスから判断して、質量の大きな部品である電池51を
下側に向けた姿勢で手などから取り落として、落下させ
てしまう可能性が高い。
【0096】そこで、この電池51側に設けられた感圧
スイッチ54が所定以上の圧力を受けたときには、モー
タ53を駆動することにより、バリア52を図15
(A)に示す状態から図15(B)に示すような閉じた
状態に移行させ、光学系レンズ16aを保護する。
【0097】これにより、カメラが落下したとしても、
図16に示すように光学系レンズ16aが例えば石56
などに直接接触して損傷するということは起こらない。
【0098】このような第4実施形態によれば、高価な
加速度センサを用いることなく比較的安価な感圧センサ
を用いて、カメラが落下または衝撃による力を受けるに
際して、高価で衝撃を受け易い撮影レンズをバリアを閉
じることにより保護して、被害を最少限に抑制すること
ができる。
【0099】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施態様によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0100】(1) カメラに設けられ、ブレ量を検出
するブレ検出手段と、上記ブレ検出手段の測定値に対し
てブレと判断するための所定値に設定されたしきい値
と、上記ブレ検出手段の出力値とに基づきブレ判断を行
うブレ判断手段と、上記ブレ判断手段の結果に応じてカ
メラを制御する制御手段と、撮影レンズの光軸方向移動
を可能とする撮影レンズ駆動手段と、を具備し、上記ブ
レ検出手段の出力値が上記しきい値を越えた場合に、上
記撮影レンズ駆動手段により上記撮影レンズを移動させ
ることを特徴とするカメラ。
【0101】(2) 付記1において、上記撮影レンズ
駆動手段は撮影レンズを撮影位置と該撮影位置から繰り
込んだ沈胴位置とに移動可能となっていて、上記ブレ検
出手段の出力値が上記しきい値を越えた場合、上記撮影
レンズを沈胴位置に移動させることを特徴とするカメ
ラ。
【0102】(3) 付記1において、上記撮影レンズ
駆動手段は撮影レンズを撮影位置と該撮影位置から繰り
込んだ沈胴位置とに移動可能となっていて、上記ブレ検
出手段の出力値が上記しきい値を越えた場合、上記撮影
レンズを沈胴位置に移動させるとともに、レンズ前面を
覆う開閉可能な保護部材を閉じ状態にすることを特徴と
するカメラ。
【0103】(4) 付記1において、上記しきい値は
通常手ブレと考えられる振動の範囲より大きい値に設定
されていることを特徴とするカメラ。
【0104】(5) 付記1または付記2において、上
記撮影レンズ駆動手段により移動される撮影レンズは、
光軸方向への移動により焦点距離変更可能であることを
特徴とするカメラ。
【0105】(6) ブレ検出手段を備えたカメラにお
いて、カメラのブレ量を検出するブレ検出手段と、上記
ブレ検出手段により検出されたブレが手ブレか否かを区
別するブレ測定用しきい値と、上記しきい値と、上記ブ
レ検出手段の出力値とに基づきブレが手ブレか否かを判
断するブレ判断手段と、撮影レンズの光軸方向移動を可
能とする撮影レンズ駆動手段と、を具備し、上記ブレ検
出手段により検出されたブレが上記ブレ判断手段により
手ブレでないと判断された場合に、撮影レンズ駆動手段
により上記撮影レンズを外力から保護する位置へ駆動す
ることを特徴とするカメラ。
【0106】(7) ブレ検出手段を備えたカメラにお
いて、カメラのブレ量を検出するブレ検出手段と、上記
ブレ検出手段により検出されたブレの値に応じて区別す
る第1のしきい値と第1のしきい値より大きい第2のし
きい値と、上記それぞれのしきい値と上記ブレ検出手段
の出力値とに基づき、上記ブレ検出手段により検出され
たブレが手ブレか否かを判断するブレ判断手段と、撮影
レンズの光軸方向移動を可能とする撮影レンズ駆動手段
と、を具備し、上記ブレ検出手段により検出されたブレ
が上記第1のしきい値と上記第2のしきい値の間にある
場合は手ブレと判断し、上記第2のしきい値以上の場合
は落下衝撃によるものと判断し、さらに落下衝撃と判断
したときには撮影レンズを落下衝撃から保護する沈胴位
置まで駆動するとともにレンズの前面を開閉可能な保護
部材を閉じることを特徴とするカメラ。
【0107】(8) 焦点距離可変な撮影レンズと、上
記撮影レンズの焦点距離位置を検出するズーム位置検出
手段と、カメラの姿勢を検出する姿勢検知スイッチ手段
と、上記ズーム位置検出手段と上記姿勢検知スイッチ手
段の状態によって、上記カメラの落下衝撃時の状態を算
出する演算手段と、を有することを特徴とするカメラ。
【0108】(9) カメラに衝撃がかかると信号を発
して検出する検出手段と、撮影レンズの光軸方向移動を
可能とする撮影レンズ駆動手段と、上記検出手段の信号
の発生に応動して、上記撮影レンズ駆動手段を制御する
制御手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0109】(10) 付記9において、上記撮影レン
ズ駆動手段は撮影可能な撮影位置と上記撮影位置より繰
り込んだ沈胴位置とに移動可能で、上記制御手段は上記
検出手段の信号の発生に応動して撮影レンズを沈胴位置
へ駆動制御することを特徴とするカメラ。
【0110】(11) カメラに衝撃がかかると信号を
発して検出する検出手段と、撮影レンズの前面を覆う閉
位置と開放する開位置とに開閉自在に設けられた保護部
材と、上記保護部材を開閉駆動する保護部材駆動手段
と、上記検出手段の信号の発生に応動して上記保護部材
駆動手段を保護部材の閉位置方向に制御する制御手段
と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0111】(12) 付記9において、上記検出手段
により衝撃が検出された日時情報を記録する記録手段を
具備することを特徴とするカメラ。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラによ
れば、カメラが落下または衝撃による力を受けるに際し
て、高価で衝撃を受け易い撮影レンズを保護して被害を
最少限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のカメラの要部の構成
を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施形態のカメラのより詳細な構成
を示すブロック図。
【図3】上記第1の実施形態のカメラにおける第1,第
2,第3センサの配置を示す斜視図。
【図4】上記第1の実施形態の手ブレ検出装置の第1セ
ンサに関連する構成を示す回路図。
【図5】上記第1の実施形態のカメラの作用を示すフロ
ーチャート。
【図6】上記第1の実施形態のカメラの手ブレ検出の動
作を示すフローチャート。
【図7】上記第1の実施形態の手ブレ検出装置を起動し
たときの静止時における出力波形を示すタイミングチャ
ート。
【図8】上記第1の実施形態において、ブレが小さく手
ブレとならないときの増幅回路により増幅された手ブレ
検出装置の出力を示す波形図。
【図9】上記第1の実施形態において、手ブレとなるブ
レが発生しているときの増幅回路により増幅された手ブ
レ検出装置の出力を示す波形図。
【図10】上記第1の実施形態において、カメラが落下
したときの増幅回路により増幅された手ブレ検出装置の
出力を示す波形図。
【図11】本発明の第2の実施形態のカメラの要部の構
成を示すブロック図。
【図12】上記第2の実施形態において、(A)ズーム
レンズ鏡筒繰り出し時,(B)ズームレンズ鏡筒沈胴収
納時のカメラをそれぞれ示す図。
【図13】本発明の第3の実施形態において、(A)ズ
ームレンズ鏡筒がテレの場合,(B)ズームレンズ鏡筒
がワイドの場合、における落下時のカメラ姿勢をそれぞ
れ示す図。
【図14】上記第3の実施形態のカメラの動作の要部を
示すフローチャート。
【図15】本発明の第4の実施形態において、(A)バ
リアを閉じ始めるとき,(B)バリアを閉じたとき、の
カメラを示す断面図。
【図16】上記第4の実施形態のカメラには発生するこ
とのない、光学系レンズが石に直接接触している状態を
示す図。
【符号の説明】
1…ブレ検出手段 2…ブレ測定用しきい値 3…ブレ判断手段 5…焦点距離変更手段(撮影レンズ駆動手段) 6…レンズ鏡筒(撮影レンズ) 7,33…記憶手段 11…手ブレ検出装置(ブレ検出手段) 11a…第1センサ 11b…第2センサ 11c…第3センサ 14…CPU(ブレ判断手段,演算手段,制御手段) 16a…光学系レンズ(撮影レンズの一部) 16b…鏡枠,バリア(撮影レンズの一部) 31…衝突センサ(姿勢検知スイッチ手段,検出手段) 32…ズーム位置検出手段 35…ズームバリア制御手段 42…ズームレンズ鏡筒(撮影レンズ) 43,54…感圧スイッチ(検出手段) 49…姿勢スイッチ(姿勢検知スイッチ手段) 52…バリア(保護部材) 53…モータ(保護部材駆動手段) α…第1のしきい値 β…第2のしきい値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの落下または衝撃に至ると類推さ
    れる使用状況の変動を検知すると、撮影レンズを落下ま
    たは衝撃による力に対して保護する状態に変位させるこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラに設けられ、ブレ量を検出するブ
    レ検出手段と、 ブレ量として所定値に設定されたしきい値に対し上記ブ
    レ検出手段のブレ量出力値を比較し、該しきい値より上
    記ブレ検出手段のブレ量出力値が大きい場合手ブレ以外
    の状況であると判断するブレ判断手段と、 撮影レンズを繰出および繰込位置の間で移動可能とする
    撮影レンズ駆動手段と、 を具備し、 上記ブレ検出手段のブレ量出力値が上記しきい値よりも
    大きい場合に、上記撮影レンズ駆動手段により上記撮影
    レンズを繰込位置へ移動させることを特徴とするカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 上記撮影レンズの繰込位置は、上記撮影
    レンズがカメラ内に収納される沈胴位置であることを特
    徴とする請求項2に記載のカメラ。
JP21618195A 1995-08-24 1995-08-24 カメラ Withdrawn JPH0961869A (ja)

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