JP2007199567A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】、撮影時に落下したとしてもレンズの破損を防止することが可能な沈胴式レンズを有するカメラを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るカメラは、撮影レンズ111と、当該撮影レンズ111を収納し、撮影レンズ111を繰り出すためのレンズ鏡胴11とを有する沈胴式のデジタルカメラ1であって、レンズ鏡胴11を沈胴位置と撮影準備位置の間で駆動させる鏡胴駆動部37と、当該鏡胴駆動部の駆動制御を行う制御部39と、当該デジタルカメラ本体10に加わる加速度を検出する加速度検出部38とを備え、制御部39は、当該加速度検出部38によって検出された加速度に応じて、レンズ鏡胴11をデジタルカメラ本体10に収納するものである。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明に係るカメラは、撮影レンズ111と、当該撮影レンズ111を収納し、撮影レンズ111を繰り出すためのレンズ鏡胴11とを有する沈胴式のデジタルカメラ1であって、レンズ鏡胴11を沈胴位置と撮影準備位置の間で駆動させる鏡胴駆動部37と、当該鏡胴駆動部の駆動制御を行う制御部39と、当該デジタルカメラ本体10に加わる加速度を検出する加速度検出部38とを備え、制御部39は、当該加速度検出部38によって検出された加速度に応じて、レンズ鏡胴11をデジタルカメラ本体10に収納するものである。
【選択図】 図3
Description
本発明は、カメラに関し、特に、加速度センサを用いてレンズ駆動を制御する機構を有するカメラに関する。
近年、撮像時に沈胴位置から撮影準備位置へレンズ鏡胴が繰り出される沈胴式レンズを備えたデジタルカメラが多く発売されている。このような沈胴式のデジタルカメラでは、撮影者が撮像中にデジタルカメラを誤って落としてしまう場合には、レンズ鏡胴が撮影準備位置であるにもかかわらずそのままの状態で地面に落下してしまう。その際、レンズが地面に直に衝突する可能性があり、結果レンズの破損を招く虞がある。
例えば、特許文献1に、このような鏡胴が繰り出される沈胴式カメラに関する技術の一例が開示されている。特許文献1に開示のカメラでは、撮影者の把持や操作を検出し、この検出とともにタイマーで計時し、所定の時間だけ撮影動作が行われていない場合にはレンズ鏡胴を沈胴する。さらに、三脚への固定を検出し、三脚の固定を検出する場合にはレンズ鏡胴を撮影準備位置に繰り出し、検出されない場合にはレンズ鏡胴を沈胴位置に移動させる。また、このカメラでは、切換スイッチによって、レンズ鏡胴を自動的に沈胴位置に格納する破損防止モードのON/OFFを切換えることができる。
特許文献1では、タイマーが計時を行った後に、レンズ鏡胴は撮影準備位置から沈胴位置へ格納される。ここで、デジタルカメラを撮像中に誤って落下させる場面を想定する。さらに、タイマーが計時する時間が、デジタルカメラが地面へと衝突するまでの所要時間以上であるとする。あるいは、撮影者が破損防止モードに切換えるのを忘れていたとする。このような場合には、デジタルカメラが地面と衝突する前にレンズを沈胴位置へ格納することができず、地面との衝突によってレンズを破損させてしまう虞がある。
特開2004−78010号公報
このように、従来の沈胴式レンズのカメラでは、撮影時に落下してカメラと地面とが衝突した場合には、レンズが破損するという問題点があった。
本発明に係るカメラは、レンズと、当該レンズを収納し、前記レンズを繰り出すためのレンズ鏡胴とを有する沈胴式のカメラであって、前記レンズ鏡胴を沈胴位置と撮影準備位置の間で駆動させる鏡胴駆動部と、当該鏡胴駆動部の駆動制御を行う制御部と、当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部とを備え、前記制御部は、当該加速度検出部によって検出された加速度に応じて、前記レンズ鏡胴を前記カメラ本体に収納するものである。
他方、本発明に係るカメラは、レンズと、当該レンズを収納し、前記レンズを繰り出すためのレンズ鏡胴とを有する沈胴式のカメラであって、前記レンズ鏡胴を沈胴位置と撮影準備位置の間で駆動させる鏡胴駆動部と、当該鏡胴駆動部の駆動制御を行う制御部と、当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部と、前記カメラ本体が把持されない非把持状態を検出する把持検出部とを備え、前記制御部は、当該把持検出部が前記非把持状態を検出し、かつ前記加速度検出部が加速度を検出した場合には、前記レンズ鏡胴を前記カメラ本体に収納するものである。
さらに、本発明に係るカメラは、レンズと、当該レンズを覆った状態から露出させるためのレンズカバーとを有する開閉式のカメラであって、前記レンズカバーを開閉自在に駆動させるカバー駆動部と、当該カバー駆動部の駆動制御を行う制御部と、当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部とを備え、前記制御部は、当該加速度検出部によって検出された加速度に応じて、前記レンズカバーを開閉するものである。
さらにまた、本発明に係るカメラは、レンズと、当該レンズを覆った状態から露出させるためのレンズカバーとを有する開閉式のカメラであって、前記レンズカバーを開閉自在に駆動させるカバー駆動部と、当該カバー駆動部の駆動制御を行う制御部と、当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部と、前記カメラ本体が把持されない非把持状態を検出する把持検出部とを備え、前記制御部は、当該把持検出部が前記非把持状態を検出し、かつ前記加速度検出部が加速度を検出した場合には、前記レンズカバーを閉じて前記レンズカバーによってレンズを被覆するものである。
本発明によれば、撮影時に落下したとしてもレンズの破損を防止することが可能な沈胴式レンズを有するカメラを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。
まず、図1を用いて、本発明に係るデジタルカメラの外観構成について説明する。図1(a)は正面上方から観察した外観斜視図、図1(b)は背面上方から観察した外観斜視図、図1(c)に背面下方から観察した外観斜視図である。
図1(a)に示すように、デジタルカメラ1の本体10前面には、レンズ鏡胴11、ストロボ発光部12、対物側ファインダ窓13が設けられている。
レンズ鏡胴11には、撮影レンズ111、レンズバリア112が組み込まれている。ストロボ発光部12は、被写体に向けてストロボ光を照射する。対物側ファインダ窓13は、ファインダ11を構成する。
まず、図1を用いて、本発明に係るデジタルカメラの外観構成について説明する。図1(a)は正面上方から観察した外観斜視図、図1(b)は背面上方から観察した外観斜視図、図1(c)に背面下方から観察した外観斜視図である。
図1(a)に示すように、デジタルカメラ1の本体10前面には、レンズ鏡胴11、ストロボ発光部12、対物側ファインダ窓13が設けられている。
レンズ鏡胴11には、撮影レンズ111、レンズバリア112が組み込まれている。ストロボ発光部12は、被写体に向けてストロボ光を照射する。対物側ファインダ窓13は、ファインダ11を構成する。
図1(a)に示すように、本体10の一方の側面に、グリップ14が設けられている。このグリップ14の前部にタッチセンサ15が設けられ、グリップ14の上面にレリーズボタン16が設けられている。
撮影者は、このグリップ14を右手で把持して被写体を撮影する。詳細には、撮影者は、親指とそれ以外の4本の指でグリップ14を挟みこみ、シャッターを切るときにレリーズボタン16を人差し指で押下する。
撮影者は、このグリップ14を右手で把持して被写体を撮影する。詳細には、撮影者は、親指とそれ以外の4本の指でグリップ14を挟みこみ、シャッターを切るときにレリーズボタン16を人差し指で押下する。
図1(b)に示すように、デジタルカメラ1の本体10の背面には、接眼側ファインダ窓17、電源スイッチ18、設定ボタン19、液晶表示パネル20が設けられている。
接眼側ファインダ窓17は、対物側ファインダ窓13とともにファインダ11を構成する。電源スイッチ18は、スライド式のスイッチであり、デジタルカメラ1の動作電源の供給をON/OFFするためのスイッチである。設定ボタン19は、ストロボやズームなどの設定を行うためのボタンである。液晶表示パネル20は、画像表示用の表示パネルであり、ビューファインダとして機能する。
接眼側ファインダ窓17は、対物側ファインダ窓13とともにファインダ11を構成する。電源スイッチ18は、スライド式のスイッチであり、デジタルカメラ1の動作電源の供給をON/OFFするためのスイッチである。設定ボタン19は、ストロボやズームなどの設定を行うためのボタンである。液晶表示パネル20は、画像表示用の表示パネルであり、ビューファインダとして機能する。
図1(c)に示すように、デジタルカメラ1の本体10の底面には、三脚取付部21が設けられている。
三脚取付部21は、三脚を取り付けるための部位であり、その内部に三脚スイッチ22が設けられている。
図2の平面模式図に、本発明に係るデジタルカメラ1におけるレンズ鏡胴11の沈胴動作の一例が示されている。図2に示すように、本発明に係るデジタルカメラ1は、レンズ鏡胴11が沈胴位置と撮影準備位置とを移動する沈胴式カメラである。具体的には、レンズ鏡胴11が、通常の持ち運び等、撮影しない場合には本体10に沈胴している。そして、このレンズ鏡胴11は、撮影を行う場合には本体10から突出して撮影準備の状態となる。
三脚取付部21は、三脚を取り付けるための部位であり、その内部に三脚スイッチ22が設けられている。
図2の平面模式図に、本発明に係るデジタルカメラ1におけるレンズ鏡胴11の沈胴動作の一例が示されている。図2に示すように、本発明に係るデジタルカメラ1は、レンズ鏡胴11が沈胴位置と撮影準備位置とを移動する沈胴式カメラである。具体的には、レンズ鏡胴11が、通常の持ち運び等、撮影しない場合には本体10に沈胴している。そして、このレンズ鏡胴11は、撮影を行う場合には本体10から突出して撮影準備の状態となる。
続いて、図3を用いて、本発明に係るデジタルカメラ1の内部構成について説明する。図3は、デジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、電源部31、把持検出部32、三脚検出部33、撮影操作部34、第1計時部35、第2計時部36、鏡胴駆動部37、加速度検出部38、制御部39を備えている。
デジタルカメラ1は、電源部31、把持検出部32、三脚検出部33、撮影操作部34、第1計時部35、第2計時部36、鏡胴駆動部37、加速度検出部38、制御部39を備えている。
電源部14は、上記の電源スイッチ18を含め、電源回路等の電源供給を行うための電源供給手段である。把持検出部32は、上記のタッチセンサ15を含め、撮影者の把持を検出するための状態検出手段である。三脚検出部33は、上記の三脚スイッチ22を含め、三脚への固定を検出するための状態検出手段である。
撮影操作部34は、上記のレリーズボタン16、設定ボタン19、液晶表示パネル20を含め、撮影機構や画像処理回路等の撮影するための撮影操作手段である。
撮影操作部34は、上記のレリーズボタン16、設定ボタン19、液晶表示パネル20を含め、撮影機構や画像処理回路等の撮影するための撮影操作手段である。
第1計時部35、第2計時部36は、予め定められた時間を計測するタイマー等の計時手段の一例である。鏡胴駆動部37は、レンズ鏡胴11を沈胴位置と撮影準備位置との間で移動させるための駆動手段である。加速度検出部38は、本体10に加わる加速度を検出するための動作検出手段である。例えば、加速度検出部38は、IC型加速度センサや、半導体ひずみゲージ方式、静電容量検出方式、電磁サーボ方式、静電サーボ方式等の組み合わせ、さらには共振周波数の変化を検出する振動検出方式センサや圧電効果を利用した圧電効果型加速度センサ等から構成することが可能である。制御部39は、CPUやMPU等のコントローラから構成され、上記の各機能部を制御する制御手段である。
次に、図4を用いて、本発明に係るデジタルカメラ1による沈胴式レンズの収納動作について説明する。図4は、この収納動作の一例を示すフローチャートである。
撮影者は、デジタルカメラ1の本体10を持った状態で電源スイッチ18をスライドさせてONする(S101)。すると、電源部31は制御部39を介して、各部に電力を供給する。制御部39は、この電源部31からの電力供給に応じて鏡胴駆動部37を駆動させ、レンズ鏡胴11を胴沈位置から撮影準備位置に繰り出す(S102)。
撮影者は、デジタルカメラ1の本体10を持った状態で電源スイッチ18をスライドさせてONする(S101)。すると、電源部31は制御部39を介して、各部に電力を供給する。制御部39は、この電源部31からの電力供給に応じて鏡胴駆動部37を駆動させ、レンズ鏡胴11を胴沈位置から撮影準備位置に繰り出す(S102)。
制御部39は、この電源部31からの電力供給に応じて第1計時部35、第2計時部36に計時を開始するための計時開始信号を入力する。第1計時部35、第2計時部36はそれぞれ、この計時開始信号に応じて計時を開始する(S103)。
撮影者がデジタルカメラ1を把持すると、把持検出部32は、デジタルカメラ1が把持された状態を示す把持状態信号を制御部39に入力する。より具体的には、把持検出部32のタッチセンサ15が、撮影者がタッチセンサ15に触れている間は把持されているものとみなしてONとなり、把持検出部32が制御部39に把持検出信号を入力する。制御部39は、この把持状態信号に応じて第1計時部35、第2計時部36それぞれに計時開始信号を入力してリスタートさせる(S104)。
撮影者がデジタルカメラ1を把持すると、把持検出部32は、デジタルカメラ1が把持された状態を示す把持状態信号を制御部39に入力する。より具体的には、把持検出部32のタッチセンサ15が、撮影者がタッチセンサ15に触れている間は把持されているものとみなしてONとなり、把持検出部32が制御部39に把持検出信号を入力する。制御部39は、この把持状態信号に応じて第1計時部35、第2計時部36それぞれに計時開始信号を入力してリスタートさせる(S104)。
把持検出部32は、デジタルカメラ1が把持されていない場合には把持状態を検出せず、この把持されていない状態を示す非把持状態信号を制御部39に入力する(S104)。制御部39は、この非把持状態信号に応じて、加速度検出部38に加速度検出開始信号を入力し、加速度の検出を開始させる。
加速度検出部38は、把持検出部32が把持状態信号を制御部39に入力しない場合にはデジタルカメラ1が把持されていない状態であるから、加速度を検出して加速度検出信号を制御部39に入力する(S105)。制御部39は、この加速度検出信号に応じて鏡胴駆動部37に沈胴信号を入力し、レンズ鏡胴部11の沈胴処理を行う(S109)。
加速度検出部38は、把持検出部32が把持状態信号を制御部39に入力しない場合にはデジタルカメラ1が把持されていない状態であるから、加速度を検出して加速度検出信号を制御部39に入力する(S105)。制御部39は、この加速度検出信号に応じて鏡胴駆動部37に沈胴信号を入力し、レンズ鏡胴部11の沈胴処理を行う(S109)。
加速度検出部38は、加速度を検出しない場合には、デジタルカメラ1が加速度非検出状態にあるので、加速度を検出しないことを示す加速度非検出信号を制御部39に入力する。制御部39は、撮影操作部34から操作されたことを示す操作信号が入力された場合には(S106)、撮影者がグリップ14を把持していないが本体10のどこかを持っているので、第1計時部35、第2計時部36それぞれに計時開始信号を入力してリスタートさせる(S103)。
第1計時部35は、第1所定時間に達した場合には、計時完了信号を制御部39に出力する。撮影操作部34から操作信号が入力されず(S106)、第1計時部35から計時完了信号が入力されないとする(S107)。この場合には、撮影者がデジタルカメラ1を持っている可能性が高い。制御部39は、把持検出部32からの把持状態信号・非把持状態信号に応じてS104〜S107の処理を行う。
撮影操作部34から操作信号が入力されず(S106)、第1計時部35から計時完了信号が入力されたとする(S107)。この場合には、撮影者がデジタルカメラ1を持っていない可能性が高い。このとき、制御部39は、三脚検出部33からの三脚を検出したことを示す三脚検出信号が入力された場合には(S108)、本体10が三脚に固定されているので、第1計時部35、第2計時部36それぞれに計時開始信号を入力してリスタートさせる(S103)。
制御部39は、三脚検出部33から三脚を検出しないことを示す三脚非検出信号が入力された場合には(S108)、本体10が三脚に固定されていないので、この三脚非検出信号に応じて鏡胴駆動部37に沈胴信号を入力し、レンズ鏡胴部11の沈胴処理を行う(S109)。
撮影操作部34から操作信号が入力されず(S106)、第1計時部35から計時完了信号が入力されたとする(S107)。この場合には、撮影者がデジタルカメラ1を持っていない可能性が高い。このとき、制御部39は、三脚検出部33からの三脚を検出したことを示す三脚検出信号が入力された場合には(S108)、本体10が三脚に固定されているので、第1計時部35、第2計時部36それぞれに計時開始信号を入力してリスタートさせる(S103)。
制御部39は、三脚検出部33から三脚を検出しないことを示す三脚非検出信号が入力された場合には(S108)、本体10が三脚に固定されていないので、この三脚非検出信号に応じて鏡胴駆動部37に沈胴信号を入力し、レンズ鏡胴部11の沈胴処理を行う(S109)。
制御部39は、沈胴処理の後に、把持状態信号が把持検出部32から入力された場合には(S110)、デジタルカメラ1が把持されているので、鏡胴駆動部37に駆動信号を入力することによって駆動し、レンズ鏡胴11を繰り出す(S102)。
制御部39は、沈胴処理の後にさらに、撮影操作部34から操作信号が入力された場合には(S111)、撮影者がグリップ14を把持していないが本体10のどこかを持っているので、同様にレンズ鏡胴11を繰り出す(S102)。
制御部39は、沈胴処理の後にさらに、撮影操作部34から操作信号が入力された場合には(S111)、撮影者がグリップ14を把持していないが本体10のどこかを持っているので、同様にレンズ鏡胴11を繰り出す(S102)。
第2計時部36は、第2所定時間に達した場合には、計時完了信号を制御部39に出力する。撮影操作部34から操作信号が入力されず、第2計時部36から計時完了信号が入力されないとする(S112)。制御部39は、把持検出部32からの把持状態信号・非把持状態信号に応じてS110,S111の処理を行う。
撮影操作部34から操作信号が入力されず、かつ、把持状態が検出されない場合に、第2計時部36から計時完了信号が入力されたとする(S112)。制御部39は、電源部31に電源供給停止信号を出力し、電力の供給を停止して電源をOFFする(S113)。
撮影操作部34から操作信号が入力されず、かつ、把持状態が検出されない場合に、第2計時部36から計時完了信号が入力されたとする(S112)。制御部39は、電源部31に電源供給停止信号を出力し、電力の供給を停止して電源をOFFする(S113)。
以上のように、本発明に係るデジタルカメラ1には、重力等の加速度を検出する加速度検出部38が設けられている。これにより、デジタルカメラ1が落下状態である場合には、レンズ鏡胴11を撮影準備位置から胴沈位置へ格納することが可能となる。特に、デジタルカメラ1に加速度検出部38を搭載することにより、デジタルカメラ1が落下状態であることをシステム起動中常に認識させることができる。その結果、デジタルカメラ1が地面に落下している最中に、常にレンズ鏡胴11を沈胴位置に格納することが可能となり、デジタルカメラ1の撮影レンズ111の破損を軽減することができる。
なお、本実施形態では、発明に係るカメラの好適な例として、沈胴式レンズ鏡胴を有するデジタルカメラを用いて説明したが、デジタルカメラに限らず、沈胴式レンズが落下に応じて収納する構成を有するカメラであればよい。
またなお、本実施形態では、沈胴式のレンズ鏡胴を有するカメラを用いて説明したが、本発明はスライド式のレンズカバーを開閉するものにも適用することが可能である。具体的には、沈胴式レンズ鏡胴を駆動する鏡胴駆動部に替えて、スライド式のレンズカバーを開閉する開閉駆動部が設けられ、制御部は、加速度検出部が検出した加速度に応じて開閉駆動部を駆動する。より具体的には、加速度検出部は、カメラが落下した際の加速度を検出し、制御部は、この検出した加速度に応じて開閉駆動部によってスライド式のレンズカバーを閉じる。この場合には、沈胴式レンズ鏡胴に比べて容易にレンズカバーを閉じることができ、より確実にレンズを保護することが可能である。また、これら沈胴式と開閉式とを組み合わせて沈胴したレンズ鏡胴をレンズカバーで覆ってもよい。
またなお、本実施形態では、沈胴式のレンズ鏡胴を有するカメラを用いて説明したが、本発明はスライド式のレンズカバーを開閉するものにも適用することが可能である。具体的には、沈胴式レンズ鏡胴を駆動する鏡胴駆動部に替えて、スライド式のレンズカバーを開閉する開閉駆動部が設けられ、制御部は、加速度検出部が検出した加速度に応じて開閉駆動部を駆動する。より具体的には、加速度検出部は、カメラが落下した際の加速度を検出し、制御部は、この検出した加速度に応じて開閉駆動部によってスライド式のレンズカバーを閉じる。この場合には、沈胴式レンズ鏡胴に比べて容易にレンズカバーを閉じることができ、より確実にレンズを保護することが可能である。また、これら沈胴式と開閉式とを組み合わせて沈胴したレンズ鏡胴をレンズカバーで覆ってもよい。
1…デジタルカメラ、10…本体、11…レンズ鏡胴、111…撮影レンズ、
112…レンズバリア、12…ストロボ発光部、13…対物側ファインダ窓、
14…グリップ、15…タッチセンサ、16…レリーズボタン、
17…接眼側ファインダ窓、18…電源スイッチ、19…設定ボタン、
20…液晶表示パネル、21…三脚取付部、22…三脚スイッチ
31…電源部、32…把持検出部、33…三脚検出部、34…撮影操作部、
35…第1計時部、36…第2計時部、37…鏡胴駆動部、38…加速度検出部、
39…制御部
112…レンズバリア、12…ストロボ発光部、13…対物側ファインダ窓、
14…グリップ、15…タッチセンサ、16…レリーズボタン、
17…接眼側ファインダ窓、18…電源スイッチ、19…設定ボタン、
20…液晶表示パネル、21…三脚取付部、22…三脚スイッチ
31…電源部、32…把持検出部、33…三脚検出部、34…撮影操作部、
35…第1計時部、36…第2計時部、37…鏡胴駆動部、38…加速度検出部、
39…制御部
Claims (10)
- レンズと、当該レンズを収納し、前記レンズを繰り出すためのレンズ鏡胴とを有する沈胴式のカメラであって、
前記レンズ鏡胴を沈胴位置と撮影準備位置の間で駆動させる鏡胴駆動部と、
当該鏡胴駆動部の駆動制御を行う制御部と、
当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部とを備え、
前記制御部は、当該加速度検出部によって検出された加速度に応じて、前記レンズ鏡胴を前記カメラ本体に収納するカメラ。 - 前記カメラ本体が把持された把持状態又は前記カメラ本体が把持されない非把持状態を検出する把持検出部を、さらに備え、
前記制御部は、前記把持検出部が把持状態を検出した場合には、前記レンズ鏡胴の繰り出しを維持し、前記把持検出部が非把持状態を検出した場合には、前記レンズ鏡胴を前記カメラ本体に収納することを特徴とする請求項1記載の沈胴式のカメラ。 - 当該カメラの撮影操作を行うための撮影操作部を、さらに備え、
前記制御部は、前記撮影操作部が操作された場合には、前記レンズ鏡胴の繰り出しを維持し、前記撮影操作部が操作されない場合には、前記レンズ鏡胴をカメラ本体に収納することを特徴とする請求項1又は2記載の沈胴式のカメラ。 - 第1所定時間を計時する第1計時部を、さらに備え、
前記制御部は、前記第1計時部による計時の間に前記加速度検出部が加速度を検出した場合には、前記レンズ鏡胴をカメラ本体に収納することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の沈胴式のカメラ。 - 前記制御部は、前記第1計時部による計時の間に前記把持検出部が前記非把持状態を検出した場合には、第一所定時間経過後、前記レンズ鏡胴をカメラ本体に収納することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の沈胴式のカメラ。
- 第2所定時間を計時する第2計時部と
当該カメラの電源を供給する電源部とを、さらに備え、
前記制御部は、前記第2計時部による計時の間に前記把持検出部が前記非把持状態を検出した場合には、第二所定時間経過後、前記電源部による電源供給を停止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の沈胴式のカメラ。 - 当該カメラを固定するための三脚への取付状態又は三脚から外された非取付状態を検出する三脚検出部を、さらに備え、
前記制御部は、前記三脚検出部が非取付状態を検出した場合には、前記レンズ鏡胴をカメラ本体に収納することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の沈胴式のカメラ。 - レンズと、当該レンズを収納し、前記レンズを繰り出すためのレンズ鏡胴とを有する沈胴式のカメラであって、
前記レンズ鏡胴を沈胴位置と撮影準備位置の間で駆動させる鏡胴駆動部と、
当該鏡胴駆動部の駆動制御を行う制御部と、
当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部と、
前記カメラ本体が把持されない非把持状態を検出する把持検出部とを備え、
前記制御部は、当該把持検出部が前記非把持状態を検出し、かつ前記加速度検出部が加速度を検出した場合には、前記レンズ鏡胴を前記カメラ本体に収納するカメラ。 - レンズと、当該レンズを覆った状態から露出させるためのレンズカバーとを有する開閉式のカメラであって、
前記レンズカバーを開閉自在に駆動させるカバー駆動部と、
当該カバー駆動部の駆動制御を行う制御部と、
当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部とを備え、
前記制御部は、当該加速度検出部によって検出された加速度に応じて、前記レンズカバーを開閉するカメラ。 - レンズと、当該レンズを覆った状態から露出させるためのレンズカバーとを有する開閉式のカメラであって、
前記レンズカバーを開閉自在に駆動させるカバー駆動部と、
当該カバー駆動部の駆動制御を行う制御部と、
当該カメラ本体に加わる加速度を検出する加速度検出部と、
前記カメラ本体が把持されない非把持状態を検出する把持検出部とを備え、
前記制御部は、当該把持検出部が前記非把持状態を検出し、かつ前記加速度検出部が加速度を検出した場合には、前記レンズカバーを閉じて前記レンズカバーによってレンズを被覆するカメラ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
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