JP2000125152A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000125152A
JP2000125152A JP10295260A JP29526098A JP2000125152A JP 2000125152 A JP2000125152 A JP 2000125152A JP 10295260 A JP10295260 A JP 10295260A JP 29526098 A JP29526098 A JP 29526098A JP 2000125152 A JP2000125152 A JP 2000125152A
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JP
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filter
lens
image pickup
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cleaning mode
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JP10295260A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Ikeda
康之 池田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズやフィルタの着脱頻度に応じて、撮影
者に対して撮像素子のクリーニングを定期的に行わせる
ようにする。 【解決手段】 ミラー7の後にシャッタ4および撮像素
子5が配置される。撮像素子5のクリーニングを行うた
めのクリーニングモードにおいて、ミラー7をミラーア
ップさせるとともにシャッタ4を開放状態にする。一定
期間、クリーニングモードが作動されないときは、クリ
ーニングモードを作動させて撮像素子5のクリーニング
を促す警告が発せられる。たとえば、フィルタ16の着
脱回数が所定回数を超えたときは、クリーニングモード
を作動させて撮像素子5のクリーニングを促す警告が発
せられるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ等の撮像装置
に係り、特にレンズ交換可能な電子スチルカメラにおけ
る撮像素子のクリーニングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像素子を用いて光学系から入射
する被写体像を撮影し、その結果得られた画像信号を信
号処理して画像情報に変換する。その画像情報をフラッ
シュメモリを内蔵したメモリカードやフロッピーディス
クあるいはハードディスクからなる記録手段に記録する
ようにした電子スチルカメラが種々提案されている。
【0003】この種の電子スチルカメラのほとんどは、
光学系から記録系までが一体型となったものである。一
体型のメリットとしてコンパクト、軽量、低コストなど
があげられる。しかしながら、撮影時のホールディング
の悪さやシステムとしての展開が困難なため、撮影者の
意図を撮影画像に反映し難いなどのデメリットもある。
【0004】ところで、一般に電子スチルカメラでは赤
外光の画像に対する影響を抑えるために、光学レンズ系
の後段に赤外カットフィルタが配置される。また、被写
体の高周波成分によるモワレ等を抑えるために同様に、
光学レンズ系の後段にローパスフィルタが配置される。
前述した一体型の電子スチルカメラでは光学レンズは交
換することができないので、赤外カットフィルタおよび
ローパスフィルタは各光学系に適した形で光学レンズ系
後段に組み込まれている。
【0005】一方、交換レンズ方式を採用している電子
スチルカメラも提案されている。その中で一眼レフ銀塩
カメラに撮像素子と画像処理回路、記録手段を組み込ん
だ電子スチルカメラの例がある。この方式の電子スチル
カメラのメリットとしては、多数の交換レンズ群を使用
することができ、またストロボなどその他のアクセサリ
を使用することができる点である。これらの交換レンズ
やアクセサリを用いることで一体型の電子スチルカメラ
に対して、より撮影者の意図を反映させた画像を撮影す
ることができる。
【0006】また、交換レンズ式の電子スチルカメラで
は、前述した赤外カットフィルタおよびローパスフィル
タを交換レンズに組み込むことができない。このため各
交換レンズの先端に装着して用いるか、あるいは最近で
はカメラのマウント部に着脱可能なかたちで装着されて
いる。しかしながら、交換レンズ式の電子スチルカメラ
ではカメラ本体とレンズとが分離するために、カメラ内
部に埃等が入り易く、撮像素子に埃や汚れが付着し易く
なる等の問題がある。
【0007】また、マウント部に装着されるフィルタを
着脱することにより、埃やごみがさらに内部に入り込ん
でしまう可能性がある。撮像素子に付着した埃等は撮影
画像上でもはっきりと確認できるほど映り込んでしま
い、せっかくの撮影画像が使えなくなってしまう。そこ
で、交換レンズ方式の電子スチルカメラには撮影者が容
易に撮像素子のクリーニングを行うために、撮像素子の
クリーニングモードを備えたものがある。このカメラが
クリーニングモードに設定されると、ミラーアップに続
きシャッタが開放状態になり、カメラのマウント部から
直接撮像素子が見える状態となる。この状態で撮影者は
撮像素子に付着した埃やごみを取り除き、クリーニング
が終了した後にクリーニングモードを終了する。なお、
マウント部にフィルタが装着されている場合はこれを取
り外して作業を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ニングモードを備えたカメラでも撮影者が定期的にクリ
ーニングを行わないと撮影画像に埃等が映り込んでしま
うという問題点がある。また、同じ使用環境下でもレン
ズやフィルタの着脱頻度に応じて、撮像素子のクリーニ
ング回数は異なる場合がある。
【0009】そこで本発明の目的は、レンズやフィルタ
の着脱頻度に応じて、撮影者に対して撮像素子のクリー
ニングを定期的に行わせるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る撮像装置
は、ミラーの後にシャッタおよび撮像素子が配置され、
この撮像素子のクリーニングを行うためのクリーニング
モードにおいて、前記ミラーをミラーアップさせるとと
もに前記シャッタを開放状態にするようにした撮像装置
であって、一定期間、前記クリーニングモードが作動さ
れないときは、クリーニングモードを作動させて撮像素
子のクリーニングを促す警告が発せられるようにしたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2に係る撮像装置は、ミラーの後に
シャッタおよび撮像素子が配置され、この撮像素子のク
リーニングを行うためのクリーニングモードにおいて、
前記ミラーをミラーアップさせるとともに前記シャッタ
を開放状態にするようにした撮像装置であって、装置本
体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可能なフ
ィルタと、このフィルタが装着されているか否かを検知
するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段に従っ
て前記フィルタの前記マウント部における着脱回数を計
測する第1の計測手段と、を有し、前記フィルタの着脱
回数が所定回数を超えたときは、クリーニングモードを
作動させて撮像素子のクリーニングを促す警告が発せら
れるようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項3に係る撮像装置は、ミラーの後に
シャッタおよび撮像素子が配置され、この撮像素子のク
リーニングを行うためのクリーニングモードにおいて、
前記ミラーをミラーアップさせるとともに前記シャッタ
を開放状態にするようにした撮像装置であって、装置本
体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可能なフ
ィルタと、このフィルタが装着されているか否かを検知
するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段に従っ
て前記フィルタの前記マウント部における着脱回数を計
測する第1の計測手段と、を有し、前記フィルタの着脱
回数が所定回数を超えたとき、または一定期間クリーニ
ングモードが作動されないとき、クリーニングモードを
作動させて撮像素子のクリーニングを促す警告が発せら
れるようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項4に係る撮像装置は、ミラーの後に
シャッタおよび撮像素子が配置され、この撮像素子のク
リーニングを行うためのクリーニングモードにおいて、
前記ミラーをミラーアップさせるとともに前記シャッタ
を開放状態にするようにした撮像装置であって、装置本
体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可能なフ
ィルタと、このフィルタが装着されているか否かを検知
するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段に従っ
て前記フィルタの前記マウント部における着脱回数を計
測する第1の計測手段と、前記レンズが装置本体に装着
されているか否かを判定するレンズ判定手段と、このレ
ンズ判定手段に従って前記レンズの前記装置本体におけ
る着脱回数を計測する第2の計測手段と、を有し、前記
フィルタが前記マウント部から取り外されている場合、
前記第2の計測手段によって前記レンズの着脱回数を計
測し、レンズの着脱回数が所定回数を超えたとき、クリ
ーニングモードを作動させて撮像素子のクリーニングを
促す警告が発せられるようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項5に係る撮像装置は、ミラーの後に
シャッタおよび撮像素子が配置され、この撮像素子のク
リーニングを行うためのクリーニングモードにおいて、
前記ミラーをミラーアップさせるとともに前記シャッタ
を開放状態にするようにした撮像装置であって、装置本
体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可能なフ
ィルタと、このフィルタが装着されているか否かを検知
するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段に従っ
て前記フィルタの前記マウント部における着脱回数を計
測する第1の計測手段と、前記レンズが装置本体に装着
されているか否かを判定するレンズ判定手段と、このレ
ンズ判定手段に従って前記レンズの前記装置本体におけ
る着脱回数を計測する第2の計測手段と、を有し、前記
フィルタが前記マウント部から取り外されている場合、
前記第2の計測手段によって前記レンズの着脱回数を計
測し、レンズの着脱回数が所定回数を超えたとき、また
は一定期間クリーニングモードが作動されないとき、ク
リーニングモードを作動させて撮像素子のクリーニング
を促す警告が発せられるようにしたことを特徴とする。
【0015】請求項6に係る撮像装置は、クリーニング
モードを作動させて撮像素子のクリーニングを促す警告
が発せられたときは、シャッタレリーズを禁止するレリ
ーズ禁止手段が設けられていることを特徴とする。
【0016】請求項1の発明によれば、カメラ使用者が
長期間撮像素子のクリーニングを行わなかった場合、す
なわちクリーニングモードを作動させなかった場合に
は、撮像素子をクリーニングするように警告するので、
撮像素子に付着したごみや汚れの撮影画像への写り込み
を防止することができる。
【0017】請求項2の発明によれば、カメラ使用者が
マウント部に着脱可能なフィルタを頻繁に着脱した場合
には、撮像素子をクリーニングするように警告するの
で、撮像素子に付着したごみや汚れの撮影画像への写り
込みを防止することができる。
【0018】請求項3の発明によれば、カメラ使用者が
マウント部に着脱可能なフィルタを頻繁に着脱した場
合、またはカメラ使用者が長期間撮像素子のクリーニン
グを行わなかった場合、すなわちクリーニングモードを
作動させなかった場合には、撮像素子をクリーニングす
るように警告するので、撮像素子に付着したごみや汚れ
の撮影画像への写り込みを防止することができる。
【0019】請求項4の発明によれば、マウント部に着
脱可能なフィルタが取り外されているときに、カメラ使
用者がレンズを頻繁に着脱した場合は、撮像素子をクリ
ーニングするように警告するので、撮像素子に付着した
ごみや汚れの撮影画像への写り込みを防止することがで
きる。
【0020】請求項5の発明によれば、マウント部に着
脱可能なフィルタが取り外されているときに、カメラ使
用者がレンズを頻繁に着脱した場合、またはカメラ使用
者が長期間撮像素子のクリーニングを行わなかった場
合、すなわちクリーニングモードを作動させなかった場
合には、撮像素子をクリーニングするように警告するの
で、撮像素子に付着したごみや汚れの撮影画像への写り
込みを防止することができる。
【0021】請求項6の発明によれば、クリーニングモ
ードを動作させて撮像素子をクリーニングするように警
告が出されたときに、カメラ使用者が誤ってレリーズす
ることを防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。図1は第1の実施形態の電子スチルカメラの概略断
面図である。図において、1は交換可能な撮影レンズ、
2は電子スチルカメラ本体、3は撮影レンズ1と電子ス
チルカメラ本体2を結合するマウント部である。4はシ
ャッタ、5は撮像素子である。6はファインダ光学系
で、7はミラーで通常は撮影レンズ1を通過してきた光
をファインダ光学系6へと導き、撮影時はミラーアップ
することで撮像素子5へ光を導く。
【0023】ここで、図示しない操作部材によりクリー
ニングモードを作動させると、ミラー7は撮影時と同じ
くミラーアップし、シャッタ4は開放状態となる。撮影
レンズ1が装着されていなければ、マウント部3から撮
像素子5を直視できる状態となる。撮影者はクリーニン
グモードを作動させることにより、撮像素子5のクリー
ニングを行うことができる。
【0024】図2は本実施形態の電子スチルカメラの構
成を示すブロック図である。図において、1は撮影レン
ズ、7はミラー、4はシャッタ、5はシャッタ4を介し
て被写体像を受け、その被写体像の画像を光電変換する
ためのたとえばCCDイメージセンサ等でなる撮像素
子、8は撮像素子5の出力信号を所定の映像信号に変換
するための信号処理回路、9は映像信号を記録媒体に記
録するための記録回路、10はシャッタ4を開閉駆動さ
せるための駆動回路である。
【0025】さらに、11は信号処理回路8、記録回路
9および駆動回路10等を制御するための制御回路であ
る。12は操作部であり、カメラ電源スイッチ、作動モ
ードを切り換える切換スイッチおよびシャッタ・レリー
ズスイッチ等を備えている。また13は撮影画像の表示
や各種設定項目を表示するための表示部である。14は
クリーニングモード終了時からの経過時間をカウントす
るタイマであり、つぎにクリーニングモードが作動する
と制御回路11によりタイマ14のカウントはリセット
される。15は警告用LEDであり、タイマ14のカウ
ントが所定の値を超えると制御回路11による警告信号
を受けて、点灯あるいは点滅することで撮影者に警告す
る。
【0026】図3は、上記の構成でなるカメラの動作を
示すフローチャートである。つぎにこの電子スチルカメ
ラの動作を説明する。ステップS100において、動作
を開始する。ステップS101において、操作部12に
より電源を投入することでカメラが起動する。ステップ
S102において、カメラが起動すると、バッテリチェ
ックやレンズの有無チェックなどの初期動作が行われ
る。
【0027】ステップS103において、つぎに操作部
12のシャッタ・レリーズスイッチSW1(以下、単に
SW1という)が投入されるまで、そのまま待機状態に
維持される。そのSW1がオンされるとステップS10
4へ進んで、撮影準備が行われる。ステップS104に
おいて、SW1がオンすると、制御回路11によって図
示しないAF機能やAE機能が動作され撮影準備が行わ
れる。撮影準備が完了するとステップS105へ進む。
【0028】ステップS105において、撮影準備完了
後SW1がオン状態に維持されている場合、合焦位置お
よび露出値データを保持したまま、シャッタ・レリーズ
スイッチSW2(以下、単にSW2という)の投入待機
状態となりステップS106へ進む。一方、SW1がオ
フ状態であると、再度そのSW1の投入待機状態とな
る。
【0029】ステップS106において、SW2がオン
になったとき、ステップS107にて撮影動作が行われ
る。このとき制御回路11からの信号でミラー7がミラ
ーアップし、続いて駆動回路10ヘシャッタ4を駆動す
るための信号が送出され、シャッタ4を駆動する。この
シャッタ4の開閉により被写体像が撮像素子5において
露光され、この像が光電変換される。ステップS108
において、この映像信号はさらに信号処理回路8におい
て所定の映像信号に変換される。そして記録回路9にお
いて所定の記録媒体に記録される。ステップS109に
おいて、動作を終了する。
【0030】つぎに、図4のフローチャートを用いてカ
メラ使用者が長期間撮像素子5のクリーニングを行わな
かった場合、すなわちクリーニングモードを作動させな
かった場合のカメラの動作を説明する。ステップS20
0において、動作を開始する。ステップS201におい
て、操作部12により電源を投入することでカメラが起
動する。ステップS202において、カメラが起動する
と、バッテリチェックやレンズの有無チェックなどの初
期動作が行われる。
【0031】ステップS203において、初期動作の後
タイマ14のカウントから、以前にクリーニングモード
を作動させてからの経過時間のチェックが行われる。経
過時間が所定の時間を超えていたら使用者に対して警告
を発するために、ステップS204へ進む。経過時間が
所定の時間を超えていなければ、ステップS208へ進
み終了する。
【0032】ステップS204において、以前にクリー
ニングモードを作動させてからの経過時間が所定の時間
を超えているので、撮像素子5のクリーニングを促す。
このために撮影者に対して警告用LED15を点灯また
は点滅させて警告を発する。警告の方法としてはこの他
に、図示しないブザーを鳴らす方法や表示部13に警告
を表示する方法やレリーズを禁止する方法などがある。
ステップS205において、警告用LED15が点灯ま
たは点滅したことに対して、撮影者がクリーニングモー
ドを作動させて撮像素子5のクリーニングを行ったか否
かを判断する。撮影者がクリーニングモードを作動させ
るまでは警告用LED15の点灯または点滅を続けるの
で、ステップS204へ戻る。クリーニングモードが作
動した場合には警告を解除するためにステップS206
へ進む。
【0033】ステップS206において、クリーニング
モードの作動を確認すると、警告用LED15の点灯ま
たは点滅を終了する。また、他の警告方法を用いて警告
していた場合にもそれぞれの警告を解除する。ステップ
S207において、警告を解除した後に、タイマ14の
カウントをリセットする。ステップS208において、
動作を終了する。
【0034】以上の動作により、カメラ使用者が長期間
撮像素子5のクリーニングを行わなかった場合、すなわ
ちクリーニングモードを作動させなかった場合には、撮
像素子5をクリーニングするように警告するので、撮像
素子5に付着したごみや汚れの撮影画像への写り込みを
防止することができる。
【0035】つぎに、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図5は第2の実施形態における電子スチルカメラの
概略断面図である。第2の実施形態は、マウント部にフ
ィルタを取付可能な電子スチルカメラの例であり、図1
に示した構成の電子スチルカメラに加えて、マウント部
3に着脱可能なフィルタ16が取り付けられている。
【0036】図6は本実施形態の電子スチルカメラの簡
単なブロック図である。図2に示した電子スチルカメラ
に加えて、マウント部3に着脱可能なフィルタ16とフ
ィルタ16が装着されているか否かを検出する検出回路
を含む検出部17が設けられる。この検出部17は、検
出回路に従ってフィルタ16の着脱回数を計測する第1
の計測手段を含んでいるものとする。上記の構成でなる
カメラの基本動作は、実質的に第1の実施形態の場合と
同じである。
【0037】つぎに、図7のフローチャートを用いてカ
メラ使用者がマウント部3に着脱可能なフィルタ16を
頻繁に着脱した場合、またはカメラ使用者が長期間撮像
素子5のクリーニングを行わなかった場合、すなわちク
リーニングモードを作動させなかった場合のカメラ動作
を説明する。
【0038】ステップS300において、動作を開始す
る。ステップS301において、操作部12により電源
を投入することでカメラが起動する。ステップS302
において、カメラが起動すると、バッテリチェックやレ
ンズの有無チェックなどの初期動作が行われる。
【0039】ステップS303において、初期動作の後
フィルタ16の着脱を検出する検出部17によりカウン
トされているフィルタ着脱回数のチェックが行われる。
フィルタ着脱回数が所定の回数を超えていたら使用者に
対して警告を発するために、ステップS305へ進む。
フィルタ着脱回数が所定の回数を超えていなければステ
ップS304へ進み、タイマ14のカウント値により、
それ以前にクリーニングモードを作動させてからの経過
時間のチェックが行われる。
【0040】ステップS304において、タイマ14の
カウント値から、以前にクリーニングモードを作動させ
てからの経過時間のチエックが行われる。経過時間が所
定の時間を超えていたら使用者に対して警告を発するた
めに、ステップS305へ進む。また、経過時間が所定
の時間を超えていなければステップS309へ進んで終
了する。
【0041】ステップS305において、フィルタ着脱
回数が所定の回数を超えているか、以前にクリーニング
モードを動作させてからの経過時間が所定の時間を超え
ているので、撮像素子5のクリーニングを促すために、
撮影者に対して警告用LEDを点灯または点滅させて警
告を発する。警告の方法としてはこの他に、図示しない
ブザーを鳴らす方法や表示部13に警告を表示する方法
やレリーズを禁止する方法などがある。ステップS30
6において、警告用LED15が点灯または点滅したこ
とに対して、撮影者がクリーニングモードを作動させ、
撮像素子5のクリーニングを行ったか否かを判断する。
撮影者がクリーニングモードを作動させるまでは警告用
LED15の点灯または点滅を続けるのでステップS3
05へ戻る。クリーニングモードが作動した場合には警
告を解除するためにステップS307へ進む。
【0042】ステップS307において、クリーニング
モードの作動を確認すると、警告用LED15の点灯ま
たは点滅を終了する。また、他の警告方法を用いて警告
していた場合にもそれぞれの警告を解除する。ステップ
S308において、警告を解除した後にタイマ14のカ
ウントをリセットする。ステップS309において、動
作を終了する。
【0043】以上の動作により、カメラ使用者がマウン
ト部3に着脱可能なフィルタ16を頻繁に着脱した場
合、またはカメラ使用者が長期間撮像素子のクリーニン
グを行わなかった場合、すなわちクリーニングモードを
作動させなかった場合には、撮像素子5をクリーニング
するように警告するので、撮像素子5に付着したごみや
汚れの撮影画像への写り込みを防止することができる。
【0044】なお、上述の実施形態においてマウント部
3における着脱回数によってチェックするが、マウント
部3が外されている累積時間からチェックすることによ
って、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0045】ここで、本実施形態の応用形として、レン
ズ1とフィルタ16両方の着脱状態も考慮した制御を行
うこともできる。すなわち、図6に示した電子スチルカ
メラに加えて、レンズ1が装着されているか否かを判定
する判定手段と、フィルタが取り外されている間のレン
ズ1の着脱回数を計数する第2の計測手段とを含む判定
部が設けられる。
【0046】マウント部3に着脱可能なフィルタ16が
取り外されているときに、カメラ使用者がレンズ1を所
定回数を超えて着脱した場合、またはカメラ使用者が長
期問撮像素子5のクリーニングを行わなかった場合には
撮像素子5をクリーニングするように警告するように構
成するものである。この構成により撮像素子5に付着し
たごみや汚れの撮影画像への写り込みを防止することが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の撮像装置においてカメラ使用者が長期間撮像素子
のクリーニングを行わなかった場合、すなわちクリーニ
ングモードを作動させなかった場合には、撮像素子をク
リーニングするように警告するので、撮像素子に付着し
たごみや汚れの撮影画像への写り込みを防止することが
できる。また、カメラ使用者がマウントに着脱可能なフ
ィルタを頻繁に着脱した場合には、撮像素子をクリーニ
ングするように警告するので、撮像素子に付着したごみ
や汚れの撮影画像への写り込みを防止することができ
る。さらに、マウント部に着脱可能なフィルタが取り外
されているときに、カメラ使用者がレンズを頻繁に着脱
した場合、撮像素子をクリーニングするように警告する
ので、撮像素子に付着したごみや汚れの撮影画像への写
り込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における電子スチルカ
メラの概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における電子スチルカ
メラのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における電子スチルカ
メラの撮影動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態における電子スチルカ
メラの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態における電子スチルカ
メラの概略断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における電子スチルカ
メラのブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における電子スチルカ
メラの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 交換可能な撮影レンズ 2 電子スチルカメラ本体 3 マウント部 4 シャッタ 5 撮像素子 6 ファインダ光学系 7 ミラー 8 信号処理回路 9 記録回路 10 駆動回路 11 制御回路 12 操作部 13 表示部 14 タイマ 15 警告用LED 16 フィルタ 17 検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 5/781 510K // G03B 19/02 Fターム(参考) 2H054 AA01 BB08 CA05 CA14 2H083 AA04 AA09 AA26 AA32 5C022 AA13 AB68 AC51 AC52 AC54 AC69 AC78 5C024 AA01 BA01 CA02 EA01 EA03 EA04 EA08 FA01 HA18 HA22 HA23 HA27 5C052 AA17 CC10 DD02 EE08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーの後にシャッタおよび撮像素子が
    配置され、この撮像素子のクリーニングを行うためのク
    リーニングモードにおいて、前記ミラーをミラーアップ
    させるとともに前記シャッタを開放状態にするようにし
    た撮像装置であって、 一定期間、前記クリーニングモードが作動されないとき
    は、クリーニングモードを作動させて撮像素子のクリー
    ニングを促す警告が発せられるようにしたことを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 ミラーの後にシャッタおよび撮像素子が
    配置され、この撮像素子のクリーニングを行うためのク
    リーニングモードにおいて、前記ミラーをミラーアップ
    させるとともに前記シャッタを開放状態にするようにし
    た撮像装置であって、 装置本体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可
    能なフィルタと、このフィルタが装着されているか否か
    を検知するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段
    に従って前記フィルタの前記マウント部における着脱回
    数を計測する第1の計測手段と、を有し、 前記フィルタの着脱回数が所定回数を超えたときは、ク
    リーニングモードを作動させて撮像素子のクリーニング
    を促す警告が発せられるようにしたことを特徴とする撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 ミラーの後にシャッタおよび撮像素子が
    配置され、この撮像素子のクリーニングを行うためのク
    リーニングモードにおいて、前記ミラーをミラーアップ
    させるとともに前記シャッタを開放状態にするようにし
    た撮像装置であって、 装置本体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可
    能なフィルタと、このフィルタが装着されているか否か
    を検知するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段
    に従って前記フィルタの前記マウント部における着脱回
    数を計測する第1の計測手段と、を有し、 前記フィルタの着脱回数が所定回数を超えたとき、また
    は一定期間クリーニングモードが作動されないとき、ク
    リーニングモードを作動させて撮像素子のクリーニング
    を促す警告が発せられるようにしたことを特徴とする撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 ミラーの後にシャッタおよび撮像素子が
    配置され、この撮像素子のクリーニングを行うためのク
    リーニングモードにおいて、前記ミラーをミラーアップ
    させるとともに前記シャッタを開放状態にするようにし
    た撮像装置であって、 装置本体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可
    能なフィルタと、このフィルタが装着されているか否か
    を検知するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段
    に従って前記フィルタの前記マウント部における着脱回
    数を計測する第1の計測手段と、前記レンズが装置本体
    に装着されているか否かを判定するレンズ判定手段と、
    このレンズ判定手段に従って前記レンズの前記装置本体
    における着脱回数を計測する第2の計測手段と、を有
    し、 前記フィルタが前記マウント部から取り外されている場
    合、前記第2の計測手段によって前記レンズの着脱回数
    を計測し、レンズの着脱回数が所定回数を超えたとき、
    クリーニングモードを作動させて撮像素子のクリーニン
    グを促す警告が発せられるようにしたことを特徴とする
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 ミラーの後にシャッタおよび撮像素子が
    配置され、この撮像素子のクリーニングを行うためのク
    リーニングモードにおいて、前記ミラーをミラーアップ
    させるとともに前記シャッタを開放状態にするようにし
    た撮像装置であって、 装置本体にレンズを結合するためのマウント部に着脱可
    能なフィルタと、このフィルタが装着されているか否か
    を検知するフィルタ検出手段と、このフィルタ検出手段
    に従って前記フィルタの前記マウント部における着脱回
    数を計測する第1の計測手段と、前記レンズが装置本体
    に装着されているか否かを判定するレンズ判定手段と、
    このレンズ判定手段に従って前記レンズの前記装置本体
    における着脱回数を計測する第2の計測手段と、を有
    し、 前記フィルタが前記マウント部から取り外されている場
    合、前記第2の計測手段によって前記レンズの着脱回数
    を計測し、レンズの着脱回数が所定回数を超えたとき、
    または一定期間クリーニングモードが作動されないと
    き、クリーニングモードを作動させて撮像素子のクリー
    ニングを促す警告が発せられるようにしたことを特徴と
    する撮像装置。
  6. 【請求項6】 クリーニングモードを作動させて撮像素
    子のクリーニングを促す警告が発せられたときは、シャ
    ッタレリーズを禁止するレリーズ禁止手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の撮像装置。
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