JP2003018440A - デジタルカメラ - Google Patents
デジタルカメラInfo
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Abstract
像を得ることを可能にする。 【解決手段】 撮像素子の表面もしくは撮像素子面に至
る光路で防塵構造を取っているユニットの最も外側の面
を清掃するワイパー手段と、所定回数のレリーズ動作が
行われると、前記ワイパー手段を駆動する制御手段(#
103→#104→#105)とを有する。
Description
り込む撮像素子を有するデジタルカメラの改良に関する
ものである。
カメラは、ほぼ銀塩カメラと並び一般的になってきたと
いえる。但し、フィルムに被写体を感光させて撮影する
ものと、撮像素子に被写体光を当てて画像を取り込むこ
とにおいて問題になることの一つにごみの問題がある。
フィルム面上のごみは撮影して巻き取ってしまうので、
次のフィルム面にはごみはないか、違うところに違う大
きさのごみがついている程度である。よって、一個の大
きなごみが入ったとしても、影響があるのは一駒のみで
ある。しかし、撮像素子を使用して画像を取り込むシス
テムにおいては、撮像素子に至る光路上にごみがあると
全ての写真に影響が出てきてしまう。特にレンズ交換式
のカメラや撮像素子の前面にシャッターやミラー等の動
くものがあるとごみはかなりな量で発生する。
に、ワイパーでガラス表面をこすり、汚れやごみを取る
ものはあった。それには、ワイパーを駆動するタイミン
グはビデオ信号のブランキング期間に行うことも開示さ
れている。但し、それはカメラ全体が比較的ハードな環
境、たとえば雨の中であるとかの時に雨のしずくや泥な
どから視界を確保するためにレンズ光学系の前面ガラス
をワイパーで掃除するものであった。
で遮蔽物体や異物を検知する考え方は、特開平6−31
1009号に開示されている。
来例には以下のような欠点があった。
面のガラスの表面を掃除するワイパーを具備し、外界の
環境に対してのものであり、撮像素子に至るローパスフ
ィルター等の内部の光学部材のごみを取るものではなか
った。また、ブランキング期間中にワイパーを駆動して
いるために、レリーズのタイミングと合致してしまった
りするとレリーズチャンスを逃す確立が非常に増えるこ
ととなる。また、雨の日等に外で撮影するカメラの保護
ガラス表面は毎回掃除しなければならないために電池の
寿命も早く減るし、ワイパーの耐久性にも影響し、ワイ
パーブレードの千切れや破損等も考えられる。
素子と受光素子を使ってその間に人体等の遮蔽物が入っ
たかどうかの検知をすることであり、大小の信号を送受
信することで遮蔽物の大きさを検知し、小さい信号が発
生しない時には投光素子もしくは受光素子の一部が汚れ
ている等の判定をするような発明であり、目に見えない
ような細かいごみについては検知不可能である。また、
ごみの具体的な清掃については何も記載されていない。
特に数百万画素のカメラにおいては目にほとんど見えな
いようなレベルのごみでも問題があるために、検知機能
が働くまでOKではなく、定期的な清掃が不可欠とな
る。
響を受けることなく、常に美しい画像を得ることのでき
るデジタルカメラを提供しようとするものである。
に、請求項1に記載の発明は、撮像素子の表面もしくは
撮像素子面に至る光路で防塵構造を取っているユニット
の最も外側の面を清掃するワイパー手段と、所定回数の
レリーズ動作が行われると、前記ワイパー手段を駆動す
る制御手段とを有するデジタルカメラとするものであ
る。
2に記載の発明は、撮像素子の表面もしくは撮像素子面
に至る光路で略防塵構造を取っているユニットの最も外
側の面を清掃するワイパー手段と、交換レンズのカメラ
本体に対しての着脱動作が行われる度に、前記ワイパー
手段を駆動する制御手段とを有するデジタルカメラとす
るものである。
3に記載の発明は、撮像素子の表面もしくは撮像素子面
に至る光路で略防塵構造を取っているユニットの最も外
側の面を清掃するワイパー手段と、電源の投入時に、以
前に装着されていた交換レンズと現在装着されている交
換レンズが同一か否かを判定し、異なる場合には、前記
ワイパー手段を駆動する制御手段とを有するデジタルカ
メラとするものである。
に基づいて詳細に説明する。
の実施の第1の形態に係る図であり、図1はカメラの主
要部分の構成を示す断面図であり、図2は主要部分を示
す斜視図である。
2はカメラ本体1のマウント部、3はローパスフィルタ
ー、4はワイパーレバーであり、弾力性のあるワイパー
ブレード15が一体的に構成されている。また、ワイパ
ーレバー4は穴部4aにワイパーモーター16のシャフ
トが固着されていて、該モーター16の駆動に連動して
ワイパーレバー15も回動する。1aはカメラ本体1に
形成されている前記ワイパーレバー4のストッパーであ
る。5は弾性部材、6は撮像素子の保護ガラス、7は撮
像素子である。8,9は撮像素子7のセラミック板、1
0は端子部である。
ク板8,9、端子部10により、撮像素子のチップとし
て構成されており、ごみ等が入らないように弾性部材5
に押し付けるように組み込まれている。よって、ワイパ
ー(ワイパーレバー4とワイパーブレード15を意味す
る)で清掃するのはローパスフィルター3のレンズ側の
表面を清掃すればよい。
ァインダ)である。22は接眼レンズであり、前記撮像
素子7で撮像した画像を前記EVF21で表示して観察
できるようにしている。
ズマウント部33で構成されており、カメラ本体1のマ
ウント部2に取り付け及び取り外しが可能に構成されて
いる。
すブロック図である。
ころのレンズユニット、102はCCD等の撮像素子、
103は取り込まれた画像信号を処理するところのデジ
タル信号処理回路、104は画像信号処理部である。1
05はマイコンであり、動作タイミングのシステムをつ
かさどり、操作部材112の信号等も読み取るように構
成されている。111は電源回路であり、このカメラの
各ユニットや素子に電源を供給している。109は液晶
表示器(LCD)の駆動回路であり、110のバックラ
イト、液晶パネルの駆動を行い、画像を表示するファイ
ンダーの役目を行う。106は圧縮、伸長回路であり、
不図示のレリーズボタンに同期して、画像データーを圧
縮して記録用メモリー108に記録等する。107は圧
縮、伸長回路106がデータを圧縮する時のワーク用メ
モリーである。記録用メモリー108は不揮発性のフラ
ッシュメモリー等である。121はワイパーモーター
(図1の16に相当)である。
の動作について、図4のフローチャートに基づいて説明
する。
入されるとステップ#102へ進み、レリーズ操作に応
答して画像を記録する。そして、次のステップ#103
において、レリーズの回数をカウントし、この回数が所
定の回数に達していない場合にはステップ#102に戻
り、通常のレリーズ待機となる。
回数になるとステップ#104へ進み、ワイパーモータ
ー112を駆動してワイパーを駆動し、ローパスフィル
ター3の表面の清掃を行う。そして、次のステップ#1
05において、ワイパーの駆動を完了したらステップ#
102に戻る。なお、ワイパーの駆動は、上記のように
ワイパーモーター121(16)の回転で行い、ストッ
パー1aに当たったことを不図示のスイッチで検知し、
逆回転してもとの状態に戻す。または、ワイパーモータ
ー121の回転角度を測定してその駆動制御を行う様に
しても良い。
が所定の回数行われたことを検知することにより、ワイ
パーの駆動を行うようにしているので、定期的に撮像素
子の前に配置されるローパスフィルター3の清掃をし、
常にきれいな状態とするばかりでなく、レリーズ動作が
所定回数が行われた後に行うことで、ワイパーブレード
の磨耗や破損を防ぐことができる効果がある。
を定期的にワイパーでこするようにし、そのこするタイ
ミングをレリーズボタンを押した回数をカウントして所
定回数後に清掃を行うようにし、定期的に清掃を行うよ
うにしている。これにより、毎回清掃を行わないので清
掃によるレリーズチャンスの失敗や、毎回行うことによ
るワイパーブレードの破損等の心配が無くなる。
の第2の形態に係る主要部分の動作を示すフローチャー
トであり、この実施の形態では、レンズの脱着の度にワ
イパーを駆動させて、レンズがマウントから外れたこと
で、カメラ内部に入りローパスフィルター3に付着した
ごみを清掃するようにしたものである。なお、カメラの
構成は図1及び図2と同様であるものとする。
入されるとステップ#202,#203にて、カメラ本
体1から取り外されたレンズ31が再度取り付けられた
かの判定を行う。取り付けられていなければ、このステ
ップで取り付けられるまで待機する。
付けられたことを検知するとステップ#204へ進み、
ワイパーモーター112を駆動してワイパーを駆動し、
ローパスフィルター3の表面の清掃を行う。そして、次
のステップ#205において、ワイパーの駆動を完了し
たらステップ#206へ進み、待機状態となる。
換のときにワイパーを駆動して清掃するようにしている
ので、最もごみが入り易い条件の時にこの駆動を行うこ
ととなり、レンズ交換時のごみ付着を確実に防ぐ効果が
ある。
うようにしたものである。これはレンズ交換を行うこと
で、外の空気中のごみや、カメラ外部もしくはレンズ内
側に付着していたごみがレンズ交換のショックでカメラ
内部に入ることを見越してのものである。レンズ交換も
年中行うわけではないので、ワイパーブレードの破損確
立も少なくなる。
明の実施の第3の形態に係る主要部分の動作を示すフロ
ーチャートであり、上記実施の第2の形態と同じく、レ
ンズ交換に連動して清掃をするシーケンスであるが、こ
の実施の第3の形態では、付いているレンズの種類を記
憶しており、電源ONの時に再度レンズの種類を確認す
ることで、電源OFF中でのレンズ交換にも対応するよ
うにしたものである。なお、カメラの構成は図1及び図
2と同様であるものとする。
ラに電源が投入されるとステップ#402へ進み、ここ
でメインスイッチがOFFしたことを検知するとステッ
プ#403へ進み、装着されているレンズ31の種類を
記憶し、次のステップ#404にて、電源をOFFにす
る。
と、図7のステップ#411からステップ#412へ進
み、ここではレンズ31の種類を認識する。そして、次
のステップ#413にて、記憶している種類と比較し、
記憶しているレンズの種類と取り付けられているレンズ
の種類が違い場合はステップ#414へ進み、同じ場合
はステップ#416へ進み、待機状態に入る。
ター112を駆動してワイパーを駆動し、ローパスフィ
ルター3の表面の清掃を行う。そして、次のステップ#
415において、ワイパーの駆動を完了したらステップ
#416へ進み、待機状態となる。
換のときにワイパーを駆動する点は上記実施の第2の同
様であるが、この実施の形態では、電源OFF中にレン
ズ交換されても大丈夫なように、電源OFFする前に、
取り付けられていたレンズの種類を記憶しておき、再度
電源がONされた際には、この時のレンズの種類をまず
認識し、記憶しているレンズと同じものかを比較するよ
うにしているので、レンズが交換されたかどうかがわか
り、レンズ交換が何時なされても、きちんと清掃がさ
れ、常にごみの無い美しい画像がとりこめる効果があ
る。
態でレンズ交換を行ってもきちんとワイパーで清掃する
ようにしたものである。電源をOFFしたときセットさ
れているレンズの種類を記憶しておき、カメラの電源が
ONされた時にそのときに取り付けられているレンズと
記憶しているレンズの種類を比較して、異なっていた場
合にはレンズ交換を行ったと判定して、清掃を行うもの
である。
ごみの影響を受けることなく、常に美しい画像を得るこ
とができるデジタルカメラを提供できるものである。
部分の構成を示す断面図である。
す斜視図である。
ロック図である。
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
分の動作を示すフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像素子の表面もしくは撮像素子面に至
る光路で防塵構造を取っているユニットの最も外側の面
を清掃するワイパー手段と、所定回数のレリーズ動作が
行われると、前記ワイパー手段を駆動する制御手段とを
有することを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項2】 撮像素子の表面もしくは撮像素子面に至
る光路で略防塵構造を取っているユニットの最も外側の
面を清掃するワイパー手段と、交換レンズのカメラ本体
に対しての着脱動作が行われる度に、前記ワイパー手段
を駆動する制御手段とを有することを特徴とするデジタ
ルカメラ。 - 【請求項3】 撮像素子の表面もしくは撮像素子面に至
る光路で略防塵構造を取っているユニットの最も外側の
面を清掃するワイパー手段と、電源の投入時に、以前に
装着されていた交換レンズと現在装着されている交換レ
ンズが同一か否かを判定し、異なる場合には、前記ワイ
パー手段を駆動する制御手段とを有することを特徴とす
るデジタルカメラ。
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