JPH0958892A - シート材分離自動給紙装置 - Google Patents

シート材分離自動給紙装置

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JPH0958892A
JPH0958892A JP7217420A JP21742095A JPH0958892A JP H0958892 A JPH0958892 A JP H0958892A JP 7217420 A JP7217420 A JP 7217420A JP 21742095 A JP21742095 A JP 21742095A JP H0958892 A JPH0958892 A JP H0958892A
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sheet
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stopper
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JP7217420A
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Daigo Nakagawa
大午 中川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動給紙装置において、セット時、原稿を強
く押し込まれた時、途中で落された時でも確実に原稿を
分離することのできる原稿の突っ込み防止機構を簡単か
つ低コストで達成する。 【解決手段】 自動給紙装置において、原稿突っ込み防
止部材5pの解放回動源を原稿搬送手段(給送コロ5
d)からとったことを特徴とする。更に、防止部材5p
の初期化のためのセンサ(5m,5w)を設けたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート材分離自動給
紙装置、詳細には、例えば、ファクシミリなどを読取装
置における原稿分離機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動給紙装置には原稿突っ込み防止機構
が備えられていて、原稿の突っ込みすぎが発生しないよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、構成が複雑なため、コストが大幅に上がるた
め廉価の機械へは搭載できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、シート載置台と、上記シート載置台上
のシート束を分離して1枚ずつ給送する分離給送手段
と、を備えるシート材分離自動給紙装置において、上記
シート載置台へシート束を載置するときのシート束の過
挿入を防止するシート材ストップ手段と、上記シート材
ストップ手段の初期化センサと、を備えることを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】先ず、原稿自動読取装置の全体構
成を説明する。
【0006】図1、図2に示すように、画像読取部3で
は、15°以上傾斜した原稿載置台2上に原稿束を積載
するときに、まず、原稿束Sは予備圧接アーム5fとそ
れに圧接した分離ローラ5aに挟まれ、後述の本発明の
特徴であるストッパー5pのストップ面に突き当たり、
それ以上奥には突っ込めないないようになっている。こ
の際、原稿セット時、後述のストッパー5pで原稿Sが
止まっているときに、原稿Sは予備圧接アーム5fと分
離ローラ5aに挟まれていて予備搬送力を得られる状態
にするようにストップ面3e(後述)の位置を決める。
また、原稿sの突っ込みによりストッパー5pが持ち上
がらないような位置にストッパー5pの回動重心3aを
配置する。これにより、的確な原稿ストップと、十分な
予備搬送力を得られるようにした。
【0007】次に、原稿搬送をスタートするとストッパ
ー5pが開放原付給送コロ5dの回転により開放され、
予備圧接アーム5fとそれに圧接した分離ローラ5aに
より、摩擦片5k部まで送り、摩擦片5kと圧接した分
離ローラ5aで1枚ずつ、分離、給送する。さらに、押
圧バネ5jにより押圧された給送コロ5dと圧接した給
紙ローラ5d等で密着型イメージセンサ(コンタクトセ
ンサー)7に搬送し、原稿押え板により原稿Sを密着型
イメージセンサ7に押圧して密着させつつ順次原稿をラ
イン送りしながら原稿Sの画像情報を読み取った後、原
稿Sを押圧バネ5jにより押圧された排紙コロ5eと圧
接した排紙ローラ5cによって原稿、記録紙共用排紙ト
レイ12に排出するようになっている。この間、原稿S
は上原稿ガイド16と下原稿ガイド19によりガイドさ
れる。
【0008】図3〜図8に基づいて、本発明の原稿突っ
込み防止部材の構成を説明する。
【0009】3aは回動軸、3bは開放引っかけ部、3
cは位置決め部、3dはアクチューエータ連動部、3e
はストップ面、3fは半径がRの曲面である。
【0010】回動軸3aを原稿突っ込み防止部材5p本
体に持たせ、軸を追加することなく回動可能にした。ま
た、開放引っかけ部3bを原稿突っ込み防止部材5p本
体に持たせることにより、間に部材を介さず、給送コロ
5dから直接開放が可能なようにした。
【0011】また、ストップ面3eと回動軸3aの配置
により、ストップ面3eと下原稿台19のなす角度θを
鋭角(70〜80°前後)にした。これにより、図7、
図8に示すように、開放時にストップ面3eが原稿sの
先端部より下流に向かって開放し、スムーズな開放を可
能にしている。さらに、これにより、不送りも防いでい
る。
【0012】また、アクチューエータ連動部3dを原稿
突っ込み防止部材5p本体を持たせることによりストッ
パー上下の位置検知を部材を追加することなく可能にし
た。
【0013】給紙ローラ5dが原稿搬送方向に回転する
とストッパー5pが開放する構成になっている。
【0014】図7は、本発明の原稿突っ込み防止部材の
初期待機状態の正面断面図であり、5dは開放源付き給
送コロ、19は下原稿台である。図に示すよう接触部の
手前90°以内に待機させた。
【0015】図9(a)〜(c)、図10(a)(b)
により、ストッパー初期化動作の概略を示す。また、図
11にストッパー初期化制御のフローチャートを示す。
【0016】まず、初期状態でストッパー5pが待機し
ており(図9(a))、原稿Sをセットする際、原稿S
の先端がストップ面5eに突き当たり、一定の位置で待
機するようにした(図9(b))。次に、スタートボタ
ンにより原稿搬送を開始する。そこで、給送ローラ5b
が回転すると開放源付給送コロ5dが連れ回り、突起5
1が開放引っかけ部3bを押して、ストッパー5pを
左旋させてストップ面3eを退避させて入口を開放し、
原稿sが分離部に進入する。このとき分離ローラ5aも
回転する。次に、摩擦片5kとそれに圧接した分離ロー
ラ5aで1枚ずつ、分離、給送する。最終原稿ストッパ
ー5pを抜けると、ストッパー5pは自重で下がり、こ
れに連動してアクチューエータ5mも下がり(図10
(a))、その後、原稿読み取り終了までローラ5a、
5bの回転に連動してストッパー5pは上下、アクチュ
ーエータ5mはON、OFFを繰り返す(図10
(b))。原稿読み取り終了後、あるステップの間にア
クチューエータのOFF(DS=OFF)を検知した
ら、アクチューエータのOFF後、1回目のアクチュー
エータのON(DS=ON)後、ストッパー5pの下が
っている位置でモーターを停止する。このように、非常
に簡単な構成で原稿の突込みを防止することができる。
【0017】ここで、給送コロ5dの突起部5d1の待
機位置は、図7に示すように、接触部3bの手前90°
以内の位置に待機するように、Yステップの値を選びパ
フレスモーターMoを制御した。
【0018】なぜなら、原稿は、分離ローラ5aと予備
搬送アーム5fに挟まれているためモーターがスタート
すると直ちに原稿搬送が始まり、原稿は分離ローラ5a
によって搬送される。このときに、ストッパー5pが直
ちに開放しないと分離ローラ5aに噛んでいる部分(原
稿のセンター)だけが搬送され、薄紙のときはストッパ
ー5pに当たっている部分がせき止められていてジャム
を引き起こす。
【0019】一方、普通紙の場合は、ストッパー5pに
突き当たって止まったまま分離ローラ5aが滑るため問
題にならない。
【0020】給送コロ5dの待機位置を制御することに
よって薄紙から厚紙までどんな紙質にも対応できるよう
にした。給送コロ5dすなわち突起5dの位置はセンサ
S1によってセンスされている。
【0021】次に、センサの作用を詳述する。
【0022】原稿束をガイド19に沿わせて挿入すると
アクチューエータ5mが上昇してセンサ5wをオンにす
る。
【0023】ローラ5dが回転してストッパー5pが左
旋後は、原稿束が無くなっても、腕部5m1が連動部3
dに抑止されているのでアクチューエータ5mは上昇し
たままで、センサ5wはオフにならない。
【0024】読取りが終了して、読取り終了信号(原稿
の後端がイメージセンサーを抜けたことを検知するセン
サーDESから発生される)が発生すると、Xステップ
カウントし、その間に、ストッパー5p及びアクチュー
エータ5mが揺動し、もし、アクチューエータ5mによ
り原稿なし(アクチューエータ5mがオフする)が検知
されると、次の1回目のアクチューエータ5mによりセ
ンサ5wのオン後、所定量のYステップをカウントし
て、モータMoを停止する。その結果、ローラ5dは図
7の初期待機状態にセットされる。
【0025】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、原稿搬送手段で開放する原稿突っ込み防止機構に
おいて、原稿搬送手段の開放源突起部の待機位置を制御
することによって、薄紙から厚紙までどんな紙質にも対
応できるようにした。これにより、自動給紙装置の確実
な分離が可能となり不良率が大幅に低下し品質が飛躍的
に向上する。
【0026】更に、自動給紙装置において、自重で復帰
する原稿突っ込み防止部材を取り付けたことを特徴とす
る。
【0027】上記構成において、上記原稿突っ込み防止
部材が自重で復帰するため、復帰の為の複雑な構成がい
らず、非常に簡単な構成で原稿の突っ込み防止を達成で
きる。
【0028】自動給紙装置において、原稿搬送手段によ
って回動開放する原稿突っ込み防止部材を取り付けたこ
とを特徴とする。
【0029】上記構成において、上記原稿突っ込み防止
部材を原稿搬送手段によって回動開放するようにするこ
とによって、非常に簡単な構成で原稿の突っ込み防止を
達成できる。
【0030】自動給紙装置において、原稿搬送手段によ
って回動開放し、ストップ面が予備搬送力を得られる位
置より下流に配置した原稿突っ込み防止部材を取り付け
たことを特徴とする。
【0031】上記構成において、上記原稿突っ込み防止
部材を原稿搬送手段によって回動開放するようにするこ
とによって、非常に簡単な構成で原稿の突っ込み防止を
達成できる。また、ストップ面を予備搬送力が得られる
位置より下流に配置することにより、十分な予備搬送が
可能となる。
【0032】上記原稿突っ込み防止部材において、回動
軸を有することを特徴とする。
【0033】上記構成において、回動軸を上記原稿突っ
込み防止部材本体に持たせることにより別の軸を追加す
ることなく回動可能となり、低コスト化が図れる。
【0034】上記原稿突っ込み防止部材において、原稿
先端が上記原稿突っ込み防止部材に突き当たったとき
に、持ち上がらない位置に回動重心を配置したことを特
徴とする。
【0035】上記構成において、ストッパーを自重のみ
で待機させたときに、原稿の突っ込みによって、ストッ
パーが持ち上げられることがない。
【0036】上記原稿突っ込み防止部材において、スト
ップ面3eと下原稿台のなす角度を鋭角にしたことを特
徴とする。
【0037】上記構成において、ストップ面3eと下原
稿台のなす角度を鋭角にすることによって原稿進入時に
原稿が進入し易いようにした。
【0038】上記原稿突っ込み防止部材において、スト
ップ面3eの下部にR曲面にしたことを特徴とする原稿
突っ込み防止部材。
【0039】上記構成において、ストップ面3eの下部
をR曲面にすることによって原稿進入時に原稿が進入し
易いようにした。
【0040】上記原稿突っ込み防止部材において、スト
ップ面が原稿セットの原稿先端より搬送方向下流に回動
開放するように回動軸、ストップ面を配置したことを特
徴とする。
【0041】上記構成において、ストップ面が原稿セッ
ト時の原稿先端より搬送方向下流に回動開放するように
回動軸、ストップ面を配置することにより、原稿がセッ
ト時より上流に押し戻されず、不送りが防止されるよう
にした。
【0042】上記原稿突っ込み防止部材において、通常
の原稿搬送時の可動部例えば、原稿搬送手段であって更
に具体的には原稿搬送コロから直接開放力を得る部分を
持つことを特徴とする原稿突っ込み防止部材。
【0043】上記構成において、通常の原稿搬送時の可
動部から直接開放力を得る部分を持つことによって原稿
突っ込み防止部材と開放源の間に部材を追加することな
く、簡単な構成で原稿突っ込み防止機構ができる。
【0044】上記原稿突っ込み防止部材において、スト
ップ面、回動軸、開放引っかけ部を有することを特徴と
する。
【0045】上記構成において、原稿突っ込み防止部材
に複数の機能を持たせることによって、部品を増やすこ
となく、簡単な構成で原稿突っ込み防止機構ができる。
【0046】上記原稿突っ込み防止部材において、原稿
突っ込み防止部材初期化(位置検知)用連動部を有する
ことを特徴とする。
【0047】上記構成において、原稿突っ込み防止部材
初期化(位置検知)用連動部を有することによって、部
材を追加することなく原稿突っ込み防止部材の初期化が
できるため、非常に低コストな構成となる。
【0048】上記原稿突っ込み防止部材において、他の
検知センサ(例えば、紙有りなし検知センサ)との連動
部を有することを特徴とする。
【0049】上記構成において、他の検知センサとの連
動部を有することによって、原稿突っ込み防止部材初期
化(位置検知)を、部材を追加することなくできるた
め、非常に低コストな構成となる。
【0050】上記原稿突っ込み防止部材において、スト
ップ面、回動軸、開放引っかけ部、原稿突っ込み防止部
材初期化(位置検知)用連動部を有すること特徴とす
る。
【0051】上記構成において、原稿突っ込み防止部材
に複数の機能を持たせることによって、部品を増やすこ
となく、簡単な構成で原稿突っ込み防止機構ができる。
【0052】自動給紙装置において、原稿突っ込み防止
部材の初期化手段をセンサより得たことを特徴とする。
【0053】上記構成において、初期化手段をセンサか
ら得ることにより所定の位置で的確に原稿の突っ込み防
止部材を待機させられる。
【0054】自動給紙装置において、原稿突っ込み防止
部材の初期化センサ他の検知センサ(例えば、紙有り無
し検知センサ)と共用したことを特徴とする。
【0055】上記構成において、初期化手段を他の検知
センサと共用することにより、部品の追加なしに、所定
の位置で的確に原稿の突っ込み防止部材を待機させられ
る。そのため、コストがかからない。
【0056】(第2の実施例)図12〜図13に示すよ
うに、ストッパー5pを左右一対設けてもよい。これに
よって、原稿の抑止が両端でできるので、整合性が更に
向上する。ただし、一方のストッパーには3b、3c部
分は存在しない。
【0057】(第3の実施例)図14に示すように、原
稿突っ込み防止部材のストップ面を4つにしても効果は
同様である。1つだけが3b、3cを形成されている。
一方、4つのストッパー5p1〜5p4を全く同一構成
(3b、3cを設ける)にすれば、量産効果は大であ
る。上記第2の実施例の場合も同様である。
【0058】以上説明したように、本発明の実施例2、
3によれば、複数のストップ面を持たせることにより、
原稿の左右のバランスをとり、原稿の斜行を防止でき
る。
【0059】(第4の実施例)図15に示すように、給
送コロ5sと解放部材5uの間に、バネクラッチ5tを
介しても同様の効果が得られる。
【0060】この構成の場合、図16に示すように、原
稿搬送方向に給送ローラ5bが回転するとバネクラッチ
5tが締まり側になり、ストッパー5pを解放する。し
かし、バネクラッチ5tはある一定以上のトルクがかか
らないと締まらない。実際には、ストッパー5pの自
重、原稿先端とストップ面の摩擦だけなので、バネクラ
ッチ5tが締まる前にストッパー5pは開放する。すな
わち、バネクラッチ5tが締まるまでの遊びの時点でス
トッパー5pを開放するのに十分なトルクを得られる。
ローラ5sの回転中、突起5uと開放引っかけ部3bは
図16(a)の状態を維持する。
【0061】その後、原稿読み取り終了までは、第1の
実施例と同様で、原稿排紙後は、モーターを逆転させる
と、5Uも逆転してストッパーの抑止を解く。ストッパ
ー5pは、自重で右旋するが、図16(b)のような位
置より下には下がらないようにしてあるため、逆転して
来た突起5uが当接するとバネクラッチ5tがその位置
で緩み側になり、待機状態にもどる。この場合も、簡単
な構成で原稿突っ込み防止機構ができる。図16(b)
の状態はその後、次の原稿束を挿入した状態を示す。
【0062】(第5の実施例)図17に示すように、給
送コロ5sと解放部材5uの間に、トルクリミッタ5r
を介しても同様の効果が得られる。
【0063】この構成の場合、図18に示すように、原
稿搬送方向に給送ローラ5bが回転するとストッパー5
pが解放し、上原稿台に当たり、トルクリミッタ5rが
リミット値Tを超えて空転する。ローラ5sの回転中、
図18(a)の状態が維持される。その後、原稿排紙ま
でストッパー5pは解放したままで、原稿排紙後は、モ
ーターを逆転させるとストッパー5pは下がり、下原稿
台に当たり、トルクリミッタ5rがリミット値Tを超え
空転し待機状態に戻る。この場合も、簡単な構成で原稿
突っ込み防止機構ができる。
【0064】以上説明したように、本発明の実施例4,
5によれば、現在まで大きな問題となっていた原稿セッ
ト時の突っ込みによる搬送不良が、低コストかつ簡単な
構成で防止でき、ユーザーが原稿セットの時に気を使わ
ず、誰がセットしても一定の原稿セットが可能となる。
これにより自動給紙装置の確実な分離が可能となり不良
率が大幅に低下し品質が飛躍的に向上する。更に、ロー
ラ5b、5sの回転にも拘らず、突起5uは停止できる
ので、ストッパー5pが解放位置に保持され、上下の揺
動が防止される。
【0065】(第6の実施例)図19に示すように、原
稿突っ込み防止ストッパーの初期化センサを原稿幅検知
センサと共用しても同様の効果が得られる。この場合、
左方の初期化センサ5mを、原稿セット時のみ幅検知に
使用し、その後は、原稿突っ込み防止部材の初期化セン
サとして使用する。巾検知センサーとしては、左右の腕
部5m4で原稿の両端部の有無を検知して、巾を判定す
る。図の状態は原稿がなくて、腕部5m4が右旋して降
下した状態を示す。
【0066】(第7の実施例)図20に示すように、原
稿突っ込み防止ストッパーの初期化専用のセンサを設け
ても同様の効果が得られる。この場合はセンサ5wをO
N、OFFするレバー部3gがストッパー5Pに形成さ
れる。後方のセンサ5wは原稿有無センサであり、腕部
5m5が形成されている。
【0067】(第8の実施例)図21に示すように、リ
ーダーフレーム11に取り付ける原稿突っ込み防止部材
にしても同様の効果が得られる。この場合も、回動軸3
a、ストップ面3e、R曲面3f、開放引っかけ部3b
を持つ。
【0068】動作は、図22の斜視図に示すように、分
離ローラ5aがA方向に回動すると、軸一体モールドコ
ア3qの引っかけ部3rがストッパーの開放引っかけ部
3bをB方向に持ち上げ、ストップ面3eは、C方向に
下がり開放する。この場合は、バネ部材SPが必要にな
る。開放した後の上昇力は原稿の下面に当接して抑止さ
れる。
【0069】図23は、第8の実施例を付けたときの自
動給紙装置の正面断面図である。この場合も、上昇位置
を保つためのバネ部材が必要になるものの、簡単な構成
で原稿突っ込み防止装置が構成できる。
【0070】図24は、本発明に従い画像記録装置にフ
ァクシミリ装置を使用した図面であり、装置全体の概略
を説明する。
【0071】図24において、1は装置本体、2は装置
本体1の上面カバーに原稿Sを複数枚積載することがで
きるように構成された原稿載置台共用カートリッジカバ
ー、3は原稿Sの画像情報を読取る画像読取部、4はレ
ーザービームプリンタからなる記録装置本体、5は原稿
搬送部、6は原稿押圧部、7は密着型イメージセンサ、
9はレーザースキャナ、10は画像形成部、12は原稿
及びストレート記録紙共用排紙トレイ、15はUターン
記録紙排紙台、13はカセット部、17はADF(オー
トドキュメントフィーダ)カバー、16は上原稿ガイ
ド、18は原稿押え板、19は下原稿ガイド、20は読
取部フレーム、21はファクシミリ装置の制御部、23
は搬送ガイド、28はライトカバー、30は記録紙給紙
分離部である。
【0072】図26の制御部1は、マイクロコンピュー
タのソフトウエア制御により装置全体の動作制御、各種
データの管理を行い、CPU、ROM、RAM、タイマ
ー等により構成される。さらにDS、DES等の各種セ
ンサを検知したり、タイマー(タイマーによりカウント
する)により読取動作の制御あるいは突っ込み防止部材
の初期化の制御を行う。尚、CSはコンタクトセンサで
ある。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿セット時の突っ込みによる搬送不良が、シート突っ
込み防止部材を持たせることにより、低コストかつ簡単
な構成で防止でき、ユーザーがシートセットの時に気を
使わず、誰がセットしても一定のシートセットが可能と
なる。これにより廉価の機械まで、自動給紙装置の確実
な分離が可能となる。更に、初期化センサを設けたの
で、位置出し制御が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿突っ込み防止部材を備えたファクシミリの
原稿読取自動給紙装置の正面断面図。
【図2】原稿突っ込み防止部材を備えた上原稿台ユニッ
トの上面図。
【図3】原稿突っ込み防止部材を備えた原稿突っ込み防
止機構の外観斜視図。
【図4】本発明の一実施例に係る原稿突っ込み防止部材
の斜視図。
【図5】原稿突っ込み防止部材の3面図。
【図6】ドキュメントセンサーアクチュエータの斜視
図。
【図7】ガイドとローラとストッパーの関係を示す正面
図。
【図8】原稿突っ込み防止部材の待機時からの回動開放
軌跡を示す正面図。
【図9】原稿突っ込み防止機構付きファクシミリの原稿
読取自動給紙装置の動作説明図。
【図10】同じく動作説明図。
【図11】フローチャート。
【図12】ストッパーの第2の実施例を示す斜視図。
【図13】上記図12のストッパーのローラとの関係を
示す斜視図。
【図14】ストッパーの第3の実施例を示す斜視図。
【図15】第4の実施例を示す斜視図。
【図16】上記第4の実施例を示す動作説明図。
【図17】第5の実施例を示す斜視図。
【図18】上記第5の実施例の動作説明図。
【図19】第6の実施例を示す斜視図。
【図20】第7の実施例を示す斜視図。
【図21】第8の実施例を示す斜視図。
【図22】上記第8の実施例の組立状態を示す斜視図。
【図23】上記第8の実施例の正面図。
【図24】原稿突っ込み防止部材を備えたファクシミリ
の正面断面図。
【図25】本発明の第1実施例に係る原稿突っ込み防止
機構を備えたファクシミリの外観斜視図。
【図26】ブロック図。
【符号の説明】
3a 回動軸 3b 開放引っかけ部 3c 位置決め部 3d DSアクチュエータ連動部 3e ストップ面 3f R曲面 5a 分離ローラ 5b 給送ローラ 5c 排紙ローラ 5d 開放原付給送コロ 5e 排紙コロ 5f 予備搬送アーム 5g 引張りバネ 5h 摩擦片ホルダ 5i ADFバネ 5j 板バネ 5k 摩擦片 5m DS 5n DES 5p ストッパー 11 リーダーフレーム 16 上原稿ガイド 19 下原稿ガイド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート載置台と、 上記シート載置台上のシート束を分離して1枚ずつ給送
    する分離給送手段と、を備えるシート材分離自動給紙装
    置において、 上記シート載置台へシート束を載置するときのシート束
    の過挿入を防止するシート材ストップ手段と、 上記シート材ストップ手段の初期化センサと、を備える
    ことを特徴とする、シート材分離自動給紙装置。
  2. 【請求項2】 初期化センサを他の検知センサと共用し
    たことを特徴とする、請求項1のシート材分離自動給紙
    装置。
  3. 【請求項3】 初期化センサを紙有り無し検知センサと
    共用したことを特徴とする、請求項1のシート材分離自
    動給紙装置。
  4. 【請求項4】 シート材ストップ手段は回動部材であっ
    て、 回動のための駆動力を受ける開放引っかかり部と、 センサー用アクチュエータ部とを備え、 回動のための回動軸と上記引っかかり部と上記アクチュ
    エータ部とを一体形成したことを特徴とする、請求項1
    のシート材分離自動給紙装置。
  5. 【請求項5】 シート材ストップ手段の駆動源は搬送ロ
    ーラであって、 上記搬送ローラは上記シート材ストップ手段を動作させ
    る伝達手段を備え、 上記センサーは、この伝達手段が上記ストップ手段の被
    伝達手段の手前略90°以内に停止するように、上記搬
    送ローラの回転を制御する、請求項1のシート材分離自
    動給紙装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜5のいずれかのシート材
    分離自動給紙装置を備え、分離給紙された原稿を読取る
    読取り装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜5のいずれかのシート材
    分離自動給紙装置を備え、分離給紙された原稿を読み取
    り、これを通信するファクシミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066584A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Royal Sovereign Inc 文書細断機の自動給紙装置
JP2016159990A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 ブラザー工業株式会社 搬送装置

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