JPH0955087A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPH0955087A
JPH0955087A JP7227021A JP22702195A JPH0955087A JP H0955087 A JPH0955087 A JP H0955087A JP 7227021 A JP7227021 A JP 7227021A JP 22702195 A JP22702195 A JP 22702195A JP H0955087 A JPH0955087 A JP H0955087A
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JP
Japan
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pulse
atd
circuit
sensitivity
main amplifier
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7227021A
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English (en)
Inventor
Takeshi Saito
健 斉藤
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Tadashi Tachibana
正 橘
Akira Saeki
亮 佐伯
Yukie Suzuki
幸英 鈴木
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Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力アドレス信号の不所望なレベル変動に対
して誤動作を防止し、メインアンプを適切に動作させ
る。 【解決手段】 メインアンプ活性化パルス発生回路11
2’は、応答感度低減回路10と、応答感度選択回路1
2と、メインアンプ活性化パルス生成部14とから構成
される。応答感度低減回路10は、入力したアドレス遷
移検出パルス[ATD]に対するこの回路112’の応
答感度または入力感度を下げる。応答感度選択回路12
は、メインアンプ活性化パルス生成部14の出力状態に
応じて第1および第2の入力端子A1,A2 のいずれか一
つを選択する。したがって、メインアンプ活性化パルス
生成部14よりメインアンプ活性化パルス[MA]が出
力されていない時は第1の入力端子A1 (応答感度低減
回路10側)に切り換わり、メインアンプ活性化パルス
[MA]が出力されている時は第2の入力端子A2 (ス
ルーのバイパス回路11側)に切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ装置
に係り、特にダイナミックランダムアクセスメモリ等の
メモリデバイスに関する。
【0020】
【従来の技術】図6に典型的なダイナミックランダムア
クセスメモリ(DRAM)の要部の構成を示し、図7に
このDRAMに含まれるアドレス遷移検出回路(AT
D)の内部の構成を示す。図8にこのDRAMにおける
メモリアクセス時の各部の信号,データの波形またはタ
イミングを示す。
【0030】DRAMにデータが書込みまたは読出しさ
れるときは、メモリアドレス信号と一緒にロウ・アドレ
ス・ストローブ信号(RAS- )およびカラム・アドレ
ス・ストローブ信号(CAS- )が与えられる。
【0040】先ず、RAS- がイネーブル状態になるこ
とで(図8の(A) )、メモリアレイ100において各ビ
ット線のプリチャージが終了するとともに、少し遅れて
ロウ・アドレス信号(BXi )がXアドレスデコーダ
(図示せず)に取り込まれ(図8の(B) )、このロウ・
アドレス信号によって指定される行のワード線WLi が
活性化される(図8の(C) )。ワード線WLi が活性化
されることで、これに接続されている各メモリセルMC
の記憶情報(データ)がビット線BL上に読み出され
(図8の(D) )、読み出されたデータはビット補線BL
- 上の相補的なデータと一緒に各行のセンスアンプSA
に入力され、そこで差動増幅される。
【0050】一方、所定のタイミングでYアドレスバッ
ファ102にカラム・アドレス信号(BYj )が入力ま
たはラッチされると(図8の(E) )、これに応答してア
ドレス遷移検出回路(ATD)104が作動する。
【0060】図7に示すように、ATD104は、AT
Dパルス生成回路106,YSタイミング回路108,
MAEQパルス生成回路110およびMAパルス生成回
路112を有している。
【0070】ATDパルス生成回路106は、入力され
たカラム・アドレス信号BYj の遷移または変化に応答
してATDパルス[ATD]を発生する(図8の(G)
)。
【0080】YSタイミング回路108は、ATDパル
ス生成回路106からのATDパルス[ATD]に応答
して、後述するYアドレス線YSの活性時間またはセン
スアンプSAの出力のイネーブル時間を規定するFYパ
ルス[FY]を発生する。
【0090】このDRAMのYデコーダ114は、プリ
デコーダ116とYアドレスデコーダ118とから構成
されている。プリデコーダ116は、Yアドレスバッフ
ァ102からのカラム・アドレス信号[BYj ]をFY
パルス[FY]に応答してプリデコードし、プリデコー
ド信号[PYj ]をYアドレスデコーダ118に与え
る。Yアドレスデコーダ118は、プリデコード信号
[PYj ]をデコードし、カラム・アドレス信号[BY
j ]によって指定された列のYアドレス線YSj をFY
パルス[FY]で規定される時間期間だけ活性化する
(図8の(I) )。
【0100】Yアドレス線YSj が活性化されること
で、このYアドレス線YSj に接続されたセンスアンプ
SAj の出力トランスファゲートTRがオンし、このセ
ンスアンプSAj で増幅された互いに相補的な一対の読
出しデータ[IO],[IO-]がそれぞれメモリアレ
イ内のデータ入出力線IO,データ入出力補線IO-
に出力される(図8の(K) )。
【0110】また、センスアンプSAj に接続されてい
るメモリアレイ外部のIOスイッチ120もオンし、セ
ンスアンプSAj からのメモリ読出しデータ[IO],
[IO- ]はIOスイッチ120およびメモリアレイ外
部のデータ入出力線MIO,データ入出力補線MIO-
を介してメインアンプ122へ送られる。
【0120】一方、MAパルス生成回路112は、AT
Dパルス生成回路106からのATDパルス[ATD]
に応答して、メインアンプ122を活性化させるための
MAパルス[MA]を発生する(図8の(J) )。しか
し、MAパルス[MA]が立ち上がるのとほぼ同時また
は直前に、MAEQパルス生成回路110よりMAEQ
パルス[MAEQ]が発生される(図8の(H) )。この
MAEQパルス[MAEQ]は、メインアンプ122内
の所定の節点EQをイコライズ(短絡状態)して実質的
な増幅動作を止めておくためのイコライズ制御信号であ
る。
【0130】しかして、[MAEQ]が立ち下がると、
メインアンプ122はセンスアンプSAj からのメモリ
読出しデータ[IO],[IO- ]に対する増幅動作を
開始し、所定電圧レベルのメモリ読出しデータ[GI
O],[GIO- ]を出力する(図8の(L) )。そし
て、[MA]が切れると、メインアンプ122の動作が
終了するとともに、メモリ読出しデータ[GIO],
[GIO- ]が出力バッファ124にラッチされる(図
8の(M) )。
【0140】なお、書込み動作において、DRAMに書
き込まれるべきデータはメインアンプ122を通らずに
別の回路からセンスアンプSAに送り込まれ、そこから
ビット線BLを介して所望のメモリセルMCに書き込ま
れる。
【0150】
【発明が解決しようとする課題】ATD104におい
て、ATDパルス生成回路106は、入力したカラム・
アドレス信号[BY]がレベル変化した時、その変化の
度合いに応じた大きさのATDパルス[ATD]を生成
するようになっている。
【0160】図9の(a)に示すように、メモリアドレ
スが正常に遷移するときは、カラム・アドレス信号[B
Y]の少なくとも1ビットの信号レベルがHレベルから
Lレベルへまたはその逆に遷移するため、そのような論
理レベル(H,L)間の遷移に応じた標準の大きさのA
TDパルス[ATD]が得られる。これにより、この標
準のATDパルス[ATD]に応じてYSタイミング回
路108,MAEQパルス生成回路110およびMAパ
ルス生成回路112よりそれぞれ標準のタイミングおよ
びパルス幅(持続時間)のFYパルス[FY](以後、
YS活性化パルス[YS]と称する。)、MAEQパル
ス[MAEQ]およびMAパルス[MA]が得られる。
これにより、各部で所期の動作が正常に行われ、メイン
アンプ122より所望のメモリ読出しデータ[GI
O],[GIO- ]が読み出される。
【0170】なお、YS活性化パルス[YS]、MAE
Qパルス[MAEQ]およびMAパルス[MA]の各々
は、ATDパルス[ATD]の立ち上がりから所定時間
後に立ち上がり、ATDパルス[ATD]の立ち下がり
から所定時間後に立ち下がるように設定されている。通
常は、各パルスにおいて、立ち上がり時の遅延時間より
も立ち下がり時の遅延時間のほうが長い値に設定されて
いる。
【0180】ところで、カラム・アドレス信号[BY]
は上記のようにメモリアクセスで正常に遷移するとき以
外にも、ノイズ等の原因で多少のレベル変化を起こすこ
とがある。
【0190】たとえば、図9の(b)に示すように、ア
ドレス遷移から相当隔たった任意の時点でカラム・アド
レス信号[BY]の任意のビット[byn ]にグリッチ
GLが発生することがある。この場合、ATDパルス生
成回路106はそのグリッチGLを検出し、標準よりも
小さなATDパルス[ATD]を生成する。すると、Y
Sタイミング回路108,MAEQパルス生成回路11
0およびMAパルス生成回路112は、そのATDパル
ス[ATD]に応答し、それぞれ点線で示す標準時のパ
ルス幅よりも短い実線で示すパルス幅のYS活性化パル
ス[YS]、MAEQパルス[MAEQ]およびMAパ
ルス[MA]を生成する。
【0200】これらのパルス[YS],[MAEQ],
[MA]に応動して、Yアドレス系の各部、特にYデコ
ーダ114(116,118)、センスアンプSA、メ
インアンプ122等が動作し、当該センスアンプは不確
定なメモリ読出しデータ[IO],[IO- ]を出力
し、メインアンプ122は不確定かつ不所望な増幅メモ
リ読出しデータ[GIO],[GIO- ]を出力してし
まう。
【0210】上記のようなグリッチの問題に対しては、
従来より、ATD104においてATDパルス[AT
D]に対するMAパルス生成回路112の応答感度また
は入力感度を下げる手法(応答感度低減法)がとられて
いる。この応答感度の低減は、MAパルス生成回路11
2の入力しきい値を高くすることで実現できる。
【0220】図10に、MAパルス生成回路112に応
答感度低減法を施した場合の動作を示す。図10の
(a)はメモリアドレスが正常に遷移する場合であり、
ATDパルス[ATD]、YS活性化パルス[YS]お
よびMAEQパルス[MAEQ]のタイミングおよびパ
ルス幅はそれぞれ図7の(a)の場合と同じである。M
Aパルス[MA]は、MAパルス生成回路112の入力
しきい値が高くなった分だけATDパルス[ATD]に
対する遅延時間が幾らか増大する。
【0230】図10の(b)に示すように、アドレス遷
移から比較的隔たった時にカラム・アドレス信号[B
Y]の任意のビット[byn ]でグリッチGLが発生し
た場合でも、ATDパルス[ATD]、YS活性化パル
ス[YS]およびMAEQパルス[MAEQ]はそれぞ
れ図9の(a)の場合と同じタイミングおよびパルス幅
で生成される。しかし、MAパルス生成回路112は、
応答感度または入力感度が低いために、グリッジGLに
対応した小さなATDパルス[ATD]には応答せず、
MAパルス[MA]パルスを発生しない。これにより、
メインアンプ122を非活性状態に保持し、不所望なメ
モリ読出しデータの出力を防止することができる。
【0240】しかしながら、上記の応答感度低減法で
は、図11に示すように、メモリアクセスにおいてカラ
ム・アドレス信号[BY]が遷移した直後でグリッジG
Lが生じた場合に不具合が生じる。
【0250】この場合、アドレス遷移に応答してATD
パルス生成回路106より標準の[ATD]が出力さ
れ、この標準の[ATD]に応答してYSタイミング回
路108,MAEQパルス生成回路110およびMAパ
ルス生成回路112よりそれぞれ標準のタイミングおよ
びパルス幅で[YS]、[MAEQ]および[MA]が
出力される。これにより、各部で所期の動作が行われ
る。
【0260】ところが、この直後にグリッチGLが生じ
ために、ATDパルス生成回路106より小さな[AT
D]が出力され、これに応答してYSタイミング回路1
08およびMAEQパルス生成回路110よりそれぞれ
[YS]、[MAEQ]が間断なく再生成される。つま
り、[YS]、[MAEQ]の持続時間(パルス幅)は
延長される。他方、MAパルス生成回路112は小さな
[ATD]には応答しないため、[MA]は再生成され
ず、延長されない。
【0270】この結果、[MAEQ]が立ち下がってメ
インアンプ122にセンスアンプSAからのメモリ読出
しデータ[IO],[IO- ]が取り込まれた時、[M
A]が既に切れていてメインアンプ122は非活性状態
になっており、メインアンプ122より正規のメモリ読
出しデータ[GIO],[GIO- ]が出力されないと
いう不都合が生じる。
【0280】かかる問題に対しては、MAパルス[M
A]の持続時間(パルス幅)を長めにたとえば2倍に設
定する方法が考えられる。これは、標準のATDパルス
[ATD]の立ち下がりからMAパルス[MA]が立ち
下がるまでの遅延時間を大きくすることで実現される。
そのようにすると、図11のようなアドレス遷移直後の
グリッチGLに対しては、[MAEQ]が立ち下がった
時、[MA]はまだイネーブル状態(Hレベル)にある
ため、メインアンプ122は活性状態にあり、センスア
ンプSAからのメモリ読出しデータ[IO],[IO
- ]を増幅し、正規のメモリ読出しデータ[GIO],
[GIO- ]を出力することができる。
【0290】しかしながら、MAパルス[MA]の持続
時間が長いほど、メインアンプ122が活性化状態にな
っている時間は長くなり、アンプ122内で消費する電
力はそのぶん増える。メモリアクセスが行われる度毎に
メインアンプ122は動作するのであるから、その累積
的な消費電力量はかなりのものになり、特に高速ページ
モードでメモリアクセスを行う場合にこの問題が顕著に
なる。
【0300】図12に、この種メインアンプ122の回
路構成例を示す。このメインアンプ122は、2段のカ
レント・ミラー回路130,132と、出力回路134
とからなり、入力段、中間段および出力段にそれぞれト
ランスミッションゲート136,138,140からな
るイコライザEQを設けている。MAEQパルス[MA
EQ]がイネーブル状態(Hレベル)になっている時
は、各トランスミッションゲート136,138,14
0が短絡または導通してアンプ内の相補的な信号パスを
イコライズするため、増幅動作は行われない。しかし、
MAパルス[MA]がイネーブル状態(Hレベル)にな
っている限り、トランジスタ142,144がオンで各
カレント・ミラー回路130,132で直流パスが形成
され、電力が消費される。
【0310】また、上記のようにMAパルス[MA]の
持続時間を長めに設定しても、アドレス遷移の直後で複
数個のグリッチGLが連続して発生した場合(たとえば
図11の例でグリッチGLの直後にもう1つのグリッチ
GLが発生した場合)には、対処し得ないという問題が
ある。
【0320】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
決するものであり、入力アドレス信号の不所望なレベル
変動に対して誤動作を防止し、メインアンプを適切に動
作させるようにした半導体メモリ装置を提供することを
目的とする。
【0330】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の半導体メモリ装置は、入力される
アドレス信号のレベル変化を検出し、その変化の度合い
に応じた大きさの検出パルスを生成する検出パルス生成
手段と、前記検出パルス生成手段からの前記検出パルス
に応答して前記アドレス信号により指定されるセンスア
ンプの出力をイネーブル状態にするセンスアンプ制御手
段と、前記センスアンプより出力されたデータを増幅す
るためのメインアンプと、前記検出パルス生成手段から
の前記検出パルスに対して第1の感度もしくは第2の感
度のいずれかを選択する機能を有し、前記検出パルスに
条件的に応答して前記メインアンプを活性化するメイン
アンプ活性化手段と、前記検出パルス生成手段からの前
記検出パルスに応答して、所定のタイミングで前記セン
スアンプからのデータに対する前記メインアンプの実質
的な増幅動作を開始させるメインアンプ制御手段とを具
備する構成とした。
【0340】また、本発明の第2の半導体メモリ装置
は、上記第1の半導体メモリ装置において、前記メイン
アンプ活性化手段は、前記第1のパルスに対して前記メ
インメモリ制御手段の感度に近い第1の感度と前記第1
の感度よりも低い第2の感度とを有し、前記メインアン
プを活性状態にしていない時は前記第2の感度を選択し
て、前記メインアンプを活性状態にしている時は前記第
1の感度を選択する構成とした。
【0350】
【作用】本発明では、メインアンプを活性化させるため
のメインアンプ活性化手段が、検出パルス生成手段から
の検出パルスに対して第1の感度(たとえばメインメモ
リ制御手段の感度に近い感度)もしくは第2の感度(た
とえば第1の感度よりも低い感度)のいずれかを選択す
る機能を有する。
【0360】これにより、たとえばアドレスが遷移した
直後にアドレスグリッチが発生した場合、アドレス遷移
に応じた標準の検出パルスに対しては第2の感度で応答
し、グリッジに応じた比較的小さな検出パルスに対して
は第1の感度で応答することにより、メインアンプ制御
手段と同期した動作を行うことができる。
【0370】また、アドレス遷移から相当隔たった任意
の時点でアドレスグリッチが発生した場合は、このグリ
ッジに応じた比較的小さな検出パルスに対して第1の感
度で応ずることにより、メインアンプを非活性状態に保
持しておくことができる。
【0380】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の実施例を説明する。なお、従来技術と共通する事項
については図6〜図12を適宜引用する。
【0390】本発明の一実施例によるDRAMは、全体
的な構成においては図6に示したものと共通していてよ
いが、重要な相違点つまり特徴は、ATD104内のM
Aパルス生成回路に工夫を施した点にある。
【0400】図1に、この実施例によるATD104内
のMAパルス発生回路112’の回路構成を示す。この
NAパルス発生回路112’は、図7において従来のM
Aパルス発生回路112に置き換わってよく、したがっ
てATDパルス生成回路106とメインアンプ122と
の間に接続されてよい。
【0410】図1に示すように、このMAパルス発生回
路112’は、応答感度低減回路10と、応答感度選択
回路12と、MAパルス生成部14とから構成される。
【0420】応答感度低減回路10は、入力したATD
パルス[ATD]に対するこのMAパルス発生回路の応
答感度または入力感度を下げるためのものであり、たと
えば比較的高いしきい値VT を有するトランジスタ・ゲ
ート回路またはコンパレータから構成されてよい。した
がって、入力ATDパルス[ATD]が標準の大きさを
有する場合、つまりしきい値VT を越えるときは応答感
度低減回路10を通過することができるが、入力ATD
パルス[ATD]が小さくてしきい値VT を越えないと
きは、応答感度低減回路10を通過することができず、
そこで遮断されるようになっている。
【0430】応答感度選択回路12は、応答感度低減回
路10の出力を第1の入力端子A1に入力すると同時
に、ATDパルス生成回路106からのATDパルス
[ATD]をスルーのバイパス回路11を介して第2の
入力端子A2 に入力する。また、MAパルス生成部14
の出力信号を選択制御端子Cに入力する。
【0440】応答感度選択回路12は、MAパルス生成
部14の出力状態に応じて第1および第2の入力端子A
1,A2 のいずれか一つを選択する(出力端子Oに繋ぐ)
ように構成されている。したがって、MAパルス生成部
14の出力電圧がLレベルの時(MAパルス[MA]が
出力されていない時)は第1の入力端子A1 に切り換わ
り、MAパルス生成部14の出力電圧がHレベルの時
(MAパルス[MA]が出力されている時)は第2の入
力端子A2 に切り換わるようになっている。
【0450】MAパルス生成部14は、応答感度低減手
段を持たない従来のMAパルス生成回路112に相当す
るものでよく、YSタイミング回路108やMAEQパ
ルス生成回路110の応答感度に近い応答感度を有して
いる。したがって、MAパルス生成部14は、アドレス
遷移に起因する標準の大きさのATDパルス[ATD]
に対して応答するのはもちろんのこと、グリッチ等に起
因する小さなATDパルス[ATD]に対しても応答
し、[ATD]の立ち上がりから所定時間後に立ち上が
り、かつ[ATD]の立ち上がりから所定時間後に立ち
下がるようなMAパルス[MA]を生成する。
【0460】かかる構成のMAパルス生成回路112’
を備えた本実施例によるDRAMの動作、特にATD1
04およびメインアンプ122の動作は次のようにな
る。
【0470】先ず、アドレス遷移がグリッチGLを伴わ
ずに正常に行われる場合は、図10の(a)と同様の動
作になる。この場合、ATDパルス生成回路106より
ATDパルス[ATD]が発生された時点では、MAパ
ルス生成部14の出力はLレベルであるため、応答感度
選択回路12は第1の入力端子A1 に切り換わり、低い
応答感度を選択している。したがって、ATDパルス生
成回路106からの標準のATDパルス[ATD]は、
応答感度低減回路10で幾らかパルス幅を狭められ遅延
するものの、応答感度選択回路12を介してMAパルス
生成部14に入力され、これに応答してMAパルス生成
部14よりほぼ標準のタイミングおよびパルス幅でMA
パルス[MA]が出力される。
【0480】MAパルス[MA]が出力されると、応答
感度選択回路12は第2の入力端子A2 に切り換わり、
高い応答感度を選択する。この場合は、直後にグリッチ
GLが起こらないので、応答感度の切り替わりは実質的
な意味を持たない。
【0490】このようにしてATDパルス生成回路10
6からの標準のATDパルス[ATD]に応じてMAパ
ルス生成回路112’よりほぼ標準のタイミングおよび
パルス幅でMAパルス[MA]が発生される一方で、Y
Sタイミング回路108およびMAEQパルス生成回路
110よりそれぞれ標準のタイミングおよびパルス幅で
YS活性化パルス[YS]およぴMAEQパルス[MA
EQ]が出力される。これにより、各部で所期の動作が
正常に行われ、メインアンプ122より所望のメモリ読
出しデータ[GIO],[GIO- ]が読み出される。
【0500】次に、アドレス遷移から比較的隔たった時
にカラム・アドレス信号[BY]の任意のビット[by
n ]にグリッチGLが発生した場合は、図10の(b)
と同様の動作になる。この場合、グリッチGLに応答し
てATDパルス生成回路106は標準よりも小さなAT
Dパルス[ATD]を出力する。YSタイミング回路1
08,およびMAEQパルス生成回路110は、その小
さなATDパルス[ATD]に応答し、標準時のパルス
幅よりも短いパルス幅のYS活性化パルス[YS]およ
びMAEQパルス[MAEQ]を生成する。
【0510】MAパルス生成回路112’では、ATD
パルス生成回路106よりATDパルス[ATD]が発
生された時点で、MAパルス生成部14の出力はLレベ
ルであるため、応答感度選択回路12は第1の入力端子
A1 に切り換わり、低い応答感度を選択している。した
がって、ATDパルス生成回路106からの小さなAT
Dパルス[ATD]は、応答感度低減回路10のしきい
値VT で遮断され、MAパルス生成部14には入力され
ず、MAパルス[MA]は生成されない。この結果、メ
インアンプ122は非活性状態に保持され、不所望なメ
モリ読出しデータの出力が防止される。
【0520】次に、メモリアクセス時にアドレス遷移直
後でグリッジGLが生じた場合は、図2に示すような動
作になる。
【0530】この場合、ATDパルス生成回路106
は、最初にアドレス遷移に応じた標準のATDパルス
[ATD]を出力し、直後にグリッジGLに応じた小さ
なATDパルス[ATD]を出力する。
【0540】YSタイミング回路108およびMAEQ
パルス生成回路110はそれら2つのATDパルス[A
TD]の各々に応答してそれぞれYS活性化パルス[Y
S]およびMAEQパルス[MAEQ]を出力する。こ
れにより、[YS]、[MAEQ]の持続時間(パルス
幅)は延長される。これらの動作は従来(図10)と変
わらない。
【0550】MAパルス生成回路112’においては、
アドレス遷移に応じた標準のATDパルス[ATD]が
入力された時点では、MAパルス生成部14の出力はL
レベルであるため、応答感度選択回路12は第1の入力
端子A1 に切り替わり、低い応答感度を選択している。
したがって、ATDパルス生成回路106からの標準の
ATDパルス[ATD]は、応答感度低減回路10で幾
らかパルス幅を狭められ遅延するものの、応答感度選択
回路12を介してMAパルス生成部14に入力され、こ
れに応答してMAパルス生成部14よりほぼ標準のタイ
ミングおよびパルス幅でMAパルス[MA]が出力され
る。
【0560】MAパルス生成部14よりMAパルス[M
A]が出力されると、応答感度選択回路12は第2の入
力端子A2 に切り換わり、高い応答感度を選択する。
【0570】したがって、直後にグリッチGLに応じた
小さなATDパルス[ATD]がATDパルス生成回路
106より発生されると、このATDパルス[ATD]
はスルーのバイパス回路11を通って応答感度選択回路
12に入力され、そこからMAパルス生成部14へ入力
される。MAパルス生成部14はこの小さなATDパル
ス[ATD]にも応答し、MAパルス[MA]を再生成
する。これにより、MAパルス[MA]の持続時間が延
長される。
【0580】この結果、[MAEQ]が立ち下がった
時、[MA]はまだイネーブル状態(Hレベル)を維持
していてメインアンプ122は活性状態でいる。これに
より、メインアンプ122は、センスアンプSAからの
メモリ読出しデータ[IO],[IO- ]を取り込んで
増幅し、所望のメモリ読出しデータ[GIO],[GI
- ]を出力することができる。
【0590】図2の例において、グリッジGLの直後に
別のグリッジGLが発生した場合でも、その後者のグリ
ッジGLに応じたATDパルス[ATD]に応答して各
パルス[YS],[MAEQ],[MA]の持続時間が
さらに延長され、そのぶんメモリアクセス時間が長びく
ものの、各部が正常に同期して動作し、メインアンプ1
22より所望のメモリ読出しデータ[GIO],[GI
- ]が出力される。
【0600】上記のように、本実施例では、MAパルス
生成回路112’の入力段に応答感度低減回路10とス
ルーのバイパス回路11を並列に設け、MAパルス生成
部14の出力状態に応じて応答感度選択回路12により
応答感度低減回路10(比較的低い応答感度)またはス
ルーのバイパス回路11(比較的高い応答感度)を選択
するようにしている。これにより、任意の時点でアドレ
スグリッジが発生してもこれに適切に対処することが可
能であり、メインアンプ122を適時に動作させること
ができる。
【0610】しかも、MAパルス[MA]は、アドレス
遷移の直後にグリッチGLが発生した場合に限り条件的
つまり例外的にパルス幅(持続時間)を延長され、正常
時は必要最小限のパルス幅で切れるため、メインアンプ
122内の電力消費量を可及的に抑制することができ
る。
【0620】図3に、本実施例によるMAパルス生成回
路112’の具体的構成例を示す。応答感度低減回路1
0は、高いしきい値VT を有する2つの反転回路20,
22を縦続接続してなる。応答感度選択回路12は、第
1の入力端子A1 と出力端子Oとの間および第2の入力
端子A2 と出力端子Oとの間にそれぞれ接続された一対
のトランミッションゲート24,26を有している。M
Aパルス生成部14の出力からのフィードバック信号
(選択制御信号C)はトランミッションゲート24,2
6の制御端子に相補的な逆極性で与えられ、これによ
り、両トランミッションゲート24,26は一方がオン
のときは他方がオフで、他方がオンのときは一方がオフ
となるように動作する。
【0630】MAパルス生成部14は、複数段の縦続接
続された遅延ゲート回路D1,D2,…Dn とスルーのバイ
パス回路30とを並列接続し、出力段に2つの論理回路
またはゲート回路32,34とを直列接続してなる。入
力されたATDパルス[ATD]が立ち上がるときは、
Hレベルになった入力信号がスルーパス30と出力ゲー
ト回路32,34を通ることで、その分の短い信号伝播
時間が遅延時間となって、MAパルス[MA]がHに立
ち上がる。ATDパルス[ATD]が立ち下がるとき
は、Lレベルになった入力信号が遅延パス(D1,D2,…
Dn )および出力ゲート回路32,34を通り抜けた時
点で、したがって比較的長い遅延時間ののちMAパルス
[MA]がLに立ち下がる。
【0640】この構成例では、MAパルス生成部14の
出力から応答感度選択回路12へのフィードバックルー
プにNAND回路42と2つの反転回路44,46から
なる遅延回路40を挿入している。反転回路44,46
は遅延ゲート回路として機能する。この遅延回路40
は、MAパルス[MA]がHレベルからLレベルに立ち
下がる時に、MAパルス生成部14の出力からの(Lレ
ベルからHレベルに立ち上がる)フィードバック信号
[MA- ]を一定時間遅延させることにより、入力段に
おいてスルーのバイパス回路11から応答感度低減回路
10へ切り替わるタイミングを幾分遅らせる。こうする
ことで、この遅延期間中にグリッチGL等に起因する小
さなATDパルス[ATD]が入力された時は、その立
ち上がりをスルーのバイパス回路11(高い感度)で入
力し、MAパルス[MA]を再生成することができる。
これにより、図2に示す場合の動作をより確実に保証す
ることができる。
【0650】なお、スルーのバイパス回路11にしきい
値VT の低い遅延ゲートを挿入することで、適当な遅延
時間を持たせるようにしてもよい。
【0660】図4に、別の実施例によるMAパルス生成
回路112”の構成を示す。このMAパルス生成回路1
12”において、応答感度低減回路50は上記第1の実
施例における応答感度低減回路10に相当するものでよ
い。第1および第2のMAパルス生成部52,54は、
上記第1の実施例におけるMAパルス生成部14と同等
の応答感度を有するものであるが、第1のMAパルス生
成部52は比較的長いパルス幅(たとえば標準の2倍の
パルス幅)の第1MAパルス[MA1 ]を生成し、第2
のMAパルス生成部54は比較的短いパルス幅(たとえ
ば標準のパルス幅)の第2MAパルス[MA2 ]を生成
するように構成される。第1および第2のMAパルス生
成部52,54の出力はAND回路56で論理積をとら
れ、AND回路56の出力が正規のMAパルス[MA]
としてメインアンプ122に供給される。
【0670】かかる構成のMAパルス生成回路112”
によっても、上記のような種々のアドレスグリッチに対
処することができる。たとえば、アドレス遷移がグリッ
チGLを伴わずに正常に行われる場合は、ATDパルス
生成回路106より標準のATDパルス[ATD]が入
力されるため、第1および第2のMAパルス生成部5
2,54の双方よりそれぞれHレベルの第1および第2
MAパルス[MA1 ],[MA2 ]が生成され、AND
回路56よりそれらの論理積に対応したHレベルのMA
パルス[MA]が出力される。したがって、図10の
(a)とほぼ同様の動作が行われ、所望のメモリ読出し
データが出力される。
【0680】また、アドレス遷移から比較的時間が経過
した任意の時点でカラム・アドレス信号[BY]の任意
のビット[byn ]にグリッチGLが発生した場合は、
ATDパルス生成回路106からの小さなATDパルス
[ATD]に対して、第2のMAパルス生成部54から
はHレベルの第2MAパルス[MA2 ]が生成されるも
のの、応答感度低減回路50のマスキング作用により第
1のMAパルス生成部52の出力はLレベルのままであ
るから、AND回路56よりMAパルス[MA]は出力
されない。したがって、図10の(b)とほぼ同様の動
作が行われ、メインアンプ122からの不所望なデータ
の出力が防止される。
【0690】また、カラム・アドレスの遷移直後でグリ
ッジGLが生じた場合は、図5に示すような動作にな
る。
【0700】この場合、アドレス遷移に応じた最初(標
準)のATDパルス[ATD]に対して、第1および第
2のMAパルス生成部52,54よりそれぞれHレベル
の第1および第2MAパルス[MA1 ],[MA2 ]が
生成され、AND回路56よりそれらの論理積に対応し
たHレベルのMAパルス[MA]が出力される。
【0710】直後のグリッジGLに応じた次の(小さ
な)ATDパルス[ATD]に対しては、YSタイミン
グ回路108およびMAEQパルス生成回路110とと
もに第2のMAパルス生成部54も応答することによ
り、それぞれのパルス[YS],[MAEQ],[MA
2 ]のパルス幅が延長される。他方、応答感度低減回路
50のマスキング作用により第1のMAパルス生成部5
2は応答しない。しかし、第1MAパルス[MA1 ]の
パルス幅は長いため、MAパルス[MA]のパルス幅が
延長される結果となる。したがって、メインメモリ12
2は適切なタイミングで増幅動作を行うことができ、所
望のメモリ読出しデータ[GIO],[GIO- ]を出
力する。
【0720】なお、MAパルス生成回路112’(11
2”)の感度はもちろん、YSタイミング回路108や
MAEQパルス生成回路110の感度も任意に設定また
は調整してよく、必要に応じてそれらの回路108,1
10の感度も選択または切換可能としてもよい。
【0730】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリ装置によれば、アドレス信号のレベル変化に応じた
検出パルスに対してメインアンプ活性化手段が第1の感
度もしくは第2の感度のいずれかを選択して条件的に応
答するようにしたので、入力アドレス信号の不所望なレ
ベル変動に対して誤動作を防止し、メインアンプを適切
に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるMAパルス生成回路の
基本構成を示すブロック図である。
【図2】実施例によるMAパルス生成回路の作用を説明
するための各部の信号の波形を示す図である。
【図3】実施例によるMAパルス生成回路の具体的回路
構成例を示す回路図である。
【図4】別の実施例によるMAパルス生成回路の構成を
示すブロック図である。
【図5】図4のMAパルス生成回路の作用を説明するた
めの各部の信号の波形を示す図である。
【図6】実施例によるMAパルス生成回路の適用可能な
DRAMの主要な構成を示すブロック図である。
【図7】図4のDRAMに含まれるアドレス遷移検出回
路(ATD)の内部の従来構成を示すブロック図であ
る。
【図8】メモリアクセス時の図4のDRAMの動作を説
明するための各部の信号またはデータの波形またはタイ
ミングを示す図である。
【図9】従来技術においてカラム・アドレスが遷移した
場合(a)およびアドレス遷移から相当隔たった任意の
時点でグリッチが発生した場合(b)の要部の信号の波
形を示す図である。
【図10】応答感度低減法を用いた従来技術において、
カラム・アドレスが遷移した場合(a)およびアドレス
遷移から相当隔たった任意の時点でグリッチが発生した
場合(b)の要部の信号の波形を示す図である。
【図11】応答感度低減法を用いた従来技術において、
カラム・アドレスが遷移した直後でグリッチが発生した
場合の要部の信号の波形を示す図である。
【図12】DRAMにおけるメインアンプの構成例を示
す回路図である。
【符号の説明】
10 応答感度低減回路 12 応答感度選択回路 14 MAパルス生成部 52 第1MAパルス生成部 54 第2MAパルス生成部 56 AND回路 100 メモリアレイ 104 アドレス遷移検出回路(ATD) 108 YSタイミング回路 110 MAEQパルス生成回路 112 MAパルス生成回路 122 メインアンプ SA センスアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 助川 俊一 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 橘 正 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 佐伯 亮 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 鈴木 幸英 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるアドレス信号のレベル変化を
    検出し、その変化の度合いに応じた大きさの検出パルス
    を生成する検出パルス生成手段と、 前記検出パルス生成手段からの前記検出パルスに応答し
    て前記アドレス信号により指定されるセンスアンプの出
    力をイネーブル状態にするセンスアンプ制御手段と、 前記センスアンプより出力されたデータを増幅するため
    のメインアンプと、 前記検出パルス生成手段からの前記検出パルスに対して
    第1の感度もしくは第2の感度のいずれかを選択する機
    能を有し、前記検出パルスに条件的に応答して前記メイ
    ンアンプを活性化するメインアンプ活性化手段と、 前記検出パルス生成手段からの前記検出パルスに応答し
    て、所定のタイミングで前記センスアンプからのデータ
    に対する前記メインアンプの実質的な増幅動作を開始さ
    せるメインアンプ制御手段と、を具備する半導体メモリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記メインアンプ活性化手段は、前記第
    1のパルスに対して前記メインアンプ制御手段の感度に
    近い第1の感度と前記第1の感度よりも低い第2の感度
    とを有し、前記メインアンプを活性状態にしていない時
    は前記第2の感度を選択し、前記メインアンプを活性状
    態にしている時は前記第1の感度を選択するように構成
    された請求項1に記載の半導体メモリ装置。
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