JP2003133423A - 検査用素子を有する半導体装置およびそれを用いた検査方法 - Google Patents
検査用素子を有する半導体装置およびそれを用いた検査方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 LVP(Laser Voltage Probe)技術を用い
て被検査半導体装置の入力端での信号変化をも検出する
ことが可能な検査用素子を有する半導体装置およびそれ
を用いた検査方法を提供する。 【解決手段】 配線13の先に接続された被検査半導体
装置の入力端側にCMOSトランスミッションゲート9
を接続し、これを介して入力信号を被検査半導体装置に
与える。こうすれば、入力信号を与えたときに、CMO
Sトランスミッションゲート9を構成するNチャネルM
OSトランジスタNT1およびPチャネルMOSトラン
ジスタPT1のソース/ドレイン領域7a,7b,8
a,8bのウェル1,2とのPN接合面に電位変化が生
じる。よって、LVP技術を用いて半導体基板15の裏
面から近赤外光レーザービーム10を照射し、その反射
光の強度を測定することにより、上記PN接合面での電
位変化を検出できる。
て被検査半導体装置の入力端での信号変化をも検出する
ことが可能な検査用素子を有する半導体装置およびそれ
を用いた検査方法を提供する。 【解決手段】 配線13の先に接続された被検査半導体
装置の入力端側にCMOSトランスミッションゲート9
を接続し、これを介して入力信号を被検査半導体装置に
与える。こうすれば、入力信号を与えたときに、CMO
Sトランスミッションゲート9を構成するNチャネルM
OSトランジスタNT1およびPチャネルMOSトラン
ジスタPT1のソース/ドレイン領域7a,7b,8
a,8bのウェル1,2とのPN接合面に電位変化が生
じる。よって、LVP技術を用いて半導体基板15の裏
面から近赤外光レーザービーム10を照射し、その反射
光の強度を測定することにより、上記PN接合面での電
位変化を検出できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検査半導体装
置の内部故障箇所の特定や信号伝達のタイミングや信号
のファンクションレベルの解析を行うための検査用素子
を有する半導体装置、および、それを用いた検査方法に
関する。
置の内部故障箇所の特定や信号伝達のタイミングや信号
のファンクションレベルの解析を行うための検査用素子
を有する半導体装置、および、それを用いた検査方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の故障解析技術の分野におい
ては、故障箇所特定の迅速化が求められている。大規模
化、高機能化した半導体装置内の故障箇所の特定を行う
ためには、外部に出力されてくる不良情報を調べるのみ
では不十分であり、半導体装置の内部回路の情報の伝達
経路も調べる必要がある。
ては、故障箇所特定の迅速化が求められている。大規模
化、高機能化した半導体装置内の故障箇所の特定を行う
ためには、外部に出力されてくる不良情報を調べるのみ
では不十分であり、半導体装置の内部回路の情報の伝達
経路も調べる必要がある。
【0003】現在の半導体装置においては、多層配線化
が進み、さらに、LOC(Lead OnChip)、CSP(Chi
p Size/Scale Package)、Flip Chipなどのデバイス形
態の多様化が進んでいる。これに伴って、半導体装置の
回路内では配線が複雑に入り組んで形成されている。そ
のため、故障の検査をするに当たって、検査対象たる被
検査半導体装置の表面からアプローチするのみでは、故
障箇所の特定は困難になりつつある。
が進み、さらに、LOC(Lead OnChip)、CSP(Chi
p Size/Scale Package)、Flip Chipなどのデバイス形
態の多様化が進んでいる。これに伴って、半導体装置の
回路内では配線が複雑に入り組んで形成されている。そ
のため、故障の検査をするに当たって、検査対象たる被
検査半導体装置の表面からアプローチするのみでは、故
障箇所の特定は困難になりつつある。
【0004】そこで、近赤外光レーザービーム(Near I
nfrared Laser Beam)をプローブとして用い、非接触で
被検査半導体装置をその裏面から検査するLVP(Lase
r Voltage Probe)技術が開発されている。このLVP
技術においては、近赤外光レーザービームの反射光の強
度を測定することにより、被検査半導体装置内の不純物
拡散領域やゲート電極下のチャネル領域などの電位の変
化を測定できる。
nfrared Laser Beam)をプローブとして用い、非接触で
被検査半導体装置をその裏面から検査するLVP(Lase
r Voltage Probe)技術が開発されている。このLVP
技術においては、近赤外光レーザービームの反射光の強
度を測定することにより、被検査半導体装置内の不純物
拡散領域やゲート電極下のチャネル領域などの電位の変
化を測定できる。
【0005】LVP技術について、CMOS(Compleme
ntary Metal Oxide Semiconductor)インバータを被検
査半導体装置とする場合を例に採り、図11を用いて具
体的に説明する。図11において、被検査半導体装置
(すなわちCMOSインバータ)5は、シリコン基板等
の半導体基板15上に形成されたNチャネルMOSトラ
ンジスタNT2およびPチャネルMOSトランジスタP
T2から構成されている。また、NチャネルMOSトラ
ンジスタNT2は、P形ウェル101内に形成されたソ
ース/ドレイン領域107a,107bとチャネル領域
103上のゲート電極106aとで構成されている。P
チャネルMOSトランジスタPT2は、N形ウェル10
2内に形成されたソース/ドレイン領域108a,10
8bとチャネル領域104上のゲート電極106bとで
構成されている。
ntary Metal Oxide Semiconductor)インバータを被検
査半導体装置とする場合を例に採り、図11を用いて具
体的に説明する。図11において、被検査半導体装置
(すなわちCMOSインバータ)5は、シリコン基板等
の半導体基板15上に形成されたNチャネルMOSトラ
ンジスタNT2およびPチャネルMOSトランジスタP
T2から構成されている。また、NチャネルMOSトラ
ンジスタNT2は、P形ウェル101内に形成されたソ
ース/ドレイン領域107a,107bとチャネル領域
103上のゲート電極106aとで構成されている。P
チャネルMOSトランジスタPT2は、N形ウェル10
2内に形成されたソース/ドレイン領域108a,10
8bとチャネル領域104上のゲート電極106bとで
構成されている。
【0006】この被検査半導体装置5には、半導体基板
15の裏面から近赤外光レーザービーム10が照射され
る。近赤外光レーザービーム10は、半導体基板15を
透過して、不純物拡散領域(ソース/ドレイン領域およ
びウェル)内でのPN接合面およびチャネル領域に達す
るよう、その方向が調節される。そして、近赤外光レー
ザービーム10の一部はPN接合面で反射して、反射光
を生成する。そして、被検査半導体装置5をトランジス
タ動作させ、そのときの近赤外光レーザービーム10の
反射光の強度を光検出器(図示せず)で測定する。
15の裏面から近赤外光レーザービーム10が照射され
る。近赤外光レーザービーム10は、半導体基板15を
透過して、不純物拡散領域(ソース/ドレイン領域およ
びウェル)内でのPN接合面およびチャネル領域に達す
るよう、その方向が調節される。そして、近赤外光レー
ザービーム10の一部はPN接合面で反射して、反射光
を生成する。そして、被検査半導体装置5をトランジス
タ動作させ、そのときの近赤外光レーザービーム10の
反射光の強度を光検出器(図示せず)で測定する。
【0007】近赤外光レーザービーム10の反射光は、
P形領域とN形領域との間の電位差によってその強度が
異なる。よって、近赤外光レーザービーム10の反射光
の強度を測定することで、被検査半導体装置5のスイッ
チング動作時に発生する、ソース/ドレイン領域107
a,107bおよびウェル101間のPN接合面での電
位変化、ソース/ドレイン領域108a,108bおよ
びウェル102間のPN接合面での電位変化、並びに、
チャネル領域103,104での反転層およびウェル1
02間の電位変化を検出することができる。
P形領域とN形領域との間の電位差によってその強度が
異なる。よって、近赤外光レーザービーム10の反射光
の強度を測定することで、被検査半導体装置5のスイッ
チング動作時に発生する、ソース/ドレイン領域107
a,107bおよびウェル101間のPN接合面での電
位変化、ソース/ドレイン領域108a,108bおよ
びウェル102間のPN接合面での電位変化、並びに、
チャネル領域103,104での反転層およびウェル1
02間の電位変化を検出することができる。
【0008】そして、この電位変化の検出によって、例
えば断線を検出したり、信号変化のファンクションやタ
イミング解析を行うことができる。
えば断線を検出したり、信号変化のファンクションやタ
イミング解析を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、LVP技術
により測定可能な領域はPN接合面(ソース/ドレイン
領域とウェルとの接合面のみならず、反転層とウェルと
の間に生じるPN接合面を含む)に限られている。その
ため、上記のCMOSインバータの被検査半導体装置5
の場合、測定可能な領域は、不純物拡散領域内でのPN
接合面およびチャネル領域に限られる。
により測定可能な領域はPN接合面(ソース/ドレイン
領域とウェルとの接合面のみならず、反転層とウェルと
の間に生じるPN接合面を含む)に限られている。その
ため、上記のCMOSインバータの被検査半導体装置5
の場合、測定可能な領域は、不純物拡散領域内でのPN
接合面およびチャネル領域に限られる。
【0010】すなわち、CMOSインバータの出力端
(配線14側)での信号変化を検出することはできるも
のの、その入力端(配線13側)での信号変化を検出す
ることはできなかった。
(配線14側)での信号変化を検出することはできるも
のの、その入力端(配線13側)での信号変化を検出す
ることはできなかった。
【0011】被検査半導体装置の内部故障箇所の特定や
信号伝達のタイミング解析を迅速かつ的確に行うために
は、被検査半導体装置の出力端での信号変化が検出でき
るだけでは不十分であり、入力端での信号変化の検出も
必要となる。入力端での信号変化と出力端での信号変化
とを比較できなければ、被検査半導体装置の入力端まで
の配線に問題があるのか被検査半導体装置自身に問題が
あるのか判別できないし、また、入力端/出力端間の信
号伝達に要する時間が不明となるからである。
信号伝達のタイミング解析を迅速かつ的確に行うために
は、被検査半導体装置の出力端での信号変化が検出でき
るだけでは不十分であり、入力端での信号変化の検出も
必要となる。入力端での信号変化と出力端での信号変化
とを比較できなければ、被検査半導体装置の入力端まで
の配線に問題があるのか被検査半導体装置自身に問題が
あるのか判別できないし、また、入力端/出力端間の信
号伝達に要する時間が不明となるからである。
【0012】そこで、この発明の課題は、LVP技術を
用いて被検査半導体装置の入力端での信号変化をも検出
することが可能な検査用素子を有する半導体装置および
それを用いた検査方法を提供することにある。
用いて被検査半導体装置の入力端での信号変化をも検出
することが可能な検査用素子を有する半導体装置および
それを用いた検査方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体基板上に形成され、入力端および出力端を含
む被検査半導体装置と、PN接合面により区分されるソ
ース領域および他のPN接合面により区分されるドレイ
ン領域、並びにゲート電極を有する、前記半導体基板上
に形成された検査用素子たるMIS(Metal Insulator
Semiconductor)トランジスタとを備え、前記ソース領
域およびドレイン領域のうち一方が前記被検査半導体装
置の前記入力端に接続された検査用素子を有する半導体
装置である。
は、半導体基板上に形成され、入力端および出力端を含
む被検査半導体装置と、PN接合面により区分されるソ
ース領域および他のPN接合面により区分されるドレイ
ン領域、並びにゲート電極を有する、前記半導体基板上
に形成された検査用素子たるMIS(Metal Insulator
Semiconductor)トランジスタとを備え、前記ソース領
域およびドレイン領域のうち一方が前記被検査半導体装
置の前記入力端に接続された検査用素子を有する半導体
装置である。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記被検査
半導体装置への入力信号が、前記MISトランジスタの
前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち前記被検
査半導体装置の前記入力端に接続されていない方に与え
られる検査用素子を有する半導体装置である。
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記被検査
半導体装置への入力信号が、前記MISトランジスタの
前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち前記被検
査半導体装置の前記入力端に接続されていない方に与え
られる検査用素子を有する半導体装置である。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記ソース
領域および前記ドレイン領域が短絡された検査用素子を
有する半導体装置である。
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記ソース
領域および前記ドレイン領域が短絡された検査用素子を
有する半導体装置である。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記被検査
半導体装置への入力信号が、前記MISトランジスタの
前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち、前記被
検査半導体装置の前記入力端に接続された方に与えられ
る検査用素子を有する半導体装置である。
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記被検査
半導体装置への入力信号が、前記MISトランジスタの
前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち、前記被
検査半導体装置の前記入力端に接続された方に与えられ
る検査用素子を有する半導体装置である。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記ソース
領域および前記ドレイン領域が短絡された検査用素子を
有する半導体装置である。
の検査用素子を有する半導体装置であって、前記ソース
領域および前記ドレイン領域が短絡された検査用素子を
有する半導体装置である。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項2または
請求項4に記載の検査用素子を有する半導体装置であっ
て、前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち前記
入力信号が与えられる方は、前記ゲート電極に短絡され
た検査用素子を有する半導体装置である。
請求項4に記載の検査用素子を有する半導体装置であっ
て、前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち前記
入力信号が与えられる方は、前記ゲート電極に短絡され
た検査用素子を有する半導体装置である。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれかに記載の検査用素子を有する半導体
装置であって、前記MISトランジスタは少なくとも2
つ存在し、前記少なくとも2つの前記MISトランジス
タはCMOSトランスミッションゲート構造を構成する
検査用素子を有する半導体装置である。
請求項6のいずれかに記載の検査用素子を有する半導体
装置であって、前記MISトランジスタは少なくとも2
つ存在し、前記少なくとも2つの前記MISトランジス
タはCMOSトランスミッションゲート構造を構成する
検査用素子を有する半導体装置である。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
請求項7のいずれかに記載の検査用素子を有する半導体
装置を用いた検査方法であって、前記半導体基板内の前
記PN接合面または/および前記他のPN接合面に近赤
外光レーザービームを照射し、その反射光の強度を測定
することにより、PN接合面での電位変化を検出する検
査方法である。
請求項7のいずれかに記載の検査用素子を有する半導体
装置を用いた検査方法であって、前記半導体基板内の前
記PN接合面または/および前記他のPN接合面に近赤
外光レーザービームを照射し、その反射光の強度を測定
することにより、PN接合面での電位変化を検出する検
査方法である。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の検査方法であって、前記ゲート電極下方部分の前記半
導体基板内のチャネル領域にも前記近赤外光レーザービ
ームを照射し、その反射光の強度を測定することによ
り、前記チャネル領域での電位変化を検出する検査方法
である。
の検査方法であって、前記ゲート電極下方部分の前記半
導体基板内のチャネル領域にも前記近赤外光レーザービ
ームを照射し、その反射光の強度を測定することによ
り、前記チャネル領域での電位変化を検出する検査方法
である。
【0022】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>本実施の形態
は、被検査半導体装置の入力端に検査用素子たるCMO
Sトランスミッションゲートを接続した、検査用素子を
有する半導体装置を開示し、さらに、その半導体装置に
LVP技術を適用することにより被検査半導体装置の入
力端での信号変化をも検査可能とした検査方法を開示す
る。
は、被検査半導体装置の入力端に検査用素子たるCMO
Sトランスミッションゲートを接続した、検査用素子を
有する半導体装置を開示し、さらに、その半導体装置に
LVP技術を適用することにより被検査半導体装置の入
力端での信号変化をも検査可能とした検査方法を開示す
る。
【0023】図1および図2は、本実施の形態に係る半
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図1
に示すように、この半導体装置においては、被検査半導
体装置5の入力端に配線13を介して検査用素子たるC
MOSトランスミッションゲート9の出力端が接続さ
れ、CMOSトランスミッションゲート9の入力端に配
線12を介して被検査半導体装置5への入力信号が与え
られる。
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図1
に示すように、この半導体装置においては、被検査半導
体装置5の入力端に配線13を介して検査用素子たるC
MOSトランスミッションゲート9の出力端が接続さ
れ、CMOSトランスミッションゲート9の入力端に配
線12を介して被検査半導体装置5への入力信号が与え
られる。
【0024】なお、被検査半導体装置5は、例えば図1
1に示したCMOSインバータである。その他にも被検
査半導体装置5として、例えばメモリ回路で採用される
1トランジスタ1キャパシタのメモリセルや、ロジック
回路で採用されるNAND回路やフリップフロップ回路
等を適用してもよい。
1に示したCMOSインバータである。その他にも被検
査半導体装置5として、例えばメモリ回路で採用される
1トランジスタ1キャパシタのメモリセルや、ロジック
回路で採用されるNAND回路やフリップフロップ回路
等を適用してもよい。
【0025】さて、CMOSトランスミッションゲート
9は、図2に示すように、半導体基板15上に形成され
たNチャネルMOSトランジスタNT1およびPチャネ
ルMOSトランジスタPT1から構成されている。な
お、図2では示していないが、半導体基板15上には被
検査半導体装置5も、CMOSトランスミッションゲー
ト9に隣接して形成されている。
9は、図2に示すように、半導体基板15上に形成され
たNチャネルMOSトランジスタNT1およびPチャネ
ルMOSトランジスタPT1から構成されている。な
お、図2では示していないが、半導体基板15上には被
検査半導体装置5も、CMOSトランスミッションゲー
ト9に隣接して形成されている。
【0026】NチャネルMOSトランジスタNT1は、
P形ウェル1内に形成されたソース/ドレイン領域7
a,7bとチャネル領域3上のゲート電極6aとで構成
されている。PチャネルMOSトランジスタPT1は、
N形ウェル2内に形成されたソース/ドレイン領域8
a,8bとチャネル領域4上のゲート電極6bとで構成
されている。
P形ウェル1内に形成されたソース/ドレイン領域7
a,7bとチャネル領域3上のゲート電極6aとで構成
されている。PチャネルMOSトランジスタPT1は、
N形ウェル2内に形成されたソース/ドレイン領域8
a,8bとチャネル領域4上のゲート電極6bとで構成
されている。
【0027】なお、ゲート電極6aには電源電位VCC
が与えられ、ゲート電極6bには接地電位GNDが与え
られている。すなわち、NチャネルMOSトランジスタ
NT1およびPチャネルMOSトランジスタPT1は、
ともに常時、オン状態に保たれる。また、ウェル1には
接地電位GNDが与えられ、ウェル2には電源電位VC
Cが与えられて、両方のウェルともその電位が固定され
ている。
が与えられ、ゲート電極6bには接地電位GNDが与え
られている。すなわち、NチャネルMOSトランジスタ
NT1およびPチャネルMOSトランジスタPT1は、
ともに常時、オン状態に保たれる。また、ウェル1には
接地電位GNDが与えられ、ウェル2には電源電位VC
Cが与えられて、両方のウェルともその電位が固定され
ている。
【0028】そして、ソース/ドレイン領域7aおよび
8aがCMOSトランスミッションゲート9の入力端と
なっている。また、ソース/ドレイン領域7bおよび8
bがCMOSトランスミッションゲート9の出力端とな
っている(すなわち、被検査半導体装置5の入力端に接
続されている)。
8aがCMOSトランスミッションゲート9の入力端と
なっている。また、ソース/ドレイン領域7bおよび8
bがCMOSトランスミッションゲート9の出力端とな
っている(すなわち、被検査半導体装置5の入力端に接
続されている)。
【0029】このように、CMOSトランスミッション
ゲート9が被検査半導体装置5の入力端に接続されてお
れば、被検査半導体装置5の入力端に入力信号を与えた
ときに、CMOSトランスミッションゲート9を構成す
るNチャネルMOSトランジスタNT1およびPチャネ
ルMOSトランジスタPT1のソース/ドレイン領域7
b,8bのウェル1,2とのPN接合面に電位変化が生
じる。
ゲート9が被検査半導体装置5の入力端に接続されてお
れば、被検査半導体装置5の入力端に入力信号を与えた
ときに、CMOSトランスミッションゲート9を構成す
るNチャネルMOSトランジスタNT1およびPチャネ
ルMOSトランジスタPT1のソース/ドレイン領域7
b,8bのウェル1,2とのPN接合面に電位変化が生
じる。
【0030】よって、この検査用素子を有する半導体装
置を用いれば、LVP技術を用いて半導体基板15の裏
面から近赤外光レーザービーム10を照射し、その反射
光の強度を測定することにより、上記PN接合面での電
位変化を検出できる。
置を用いれば、LVP技術を用いて半導体基板15の裏
面から近赤外光レーザービーム10を照射し、その反射
光の強度を測定することにより、上記PN接合面での電
位変化を検出できる。
【0031】そして、この半導体装置を用いて、LVP
技術により上記PN接合面での電位変化を検出すること
により、被検査半導体装置5の入力端での信号変化をも
検査することが可能な検査方法が実現できる。
技術により上記PN接合面での電位変化を検出すること
により、被検査半導体装置5の入力端での信号変化をも
検査することが可能な検査方法が実現できる。
【0032】なお、本実施の形態においては、被検査半
導体装置5への入力信号が、NチャネルMOSトランジ
スタNT1およびPチャネルMOSトランジスタPT1
のソース/ドレイン領域7a,8aに与えられている。
そして、両トランジスタNT1およびPT1が常にオン
状態に保たれて、他方のソース/ドレイン領域7b,8
bが、被検査半導体装置5の入力端に接続されている。
導体装置5への入力信号が、NチャネルMOSトランジ
スタNT1およびPチャネルMOSトランジスタPT1
のソース/ドレイン領域7a,8aに与えられている。
そして、両トランジスタNT1およびPT1が常にオン
状態に保たれて、他方のソース/ドレイン領域7b,8
bが、被検査半導体装置5の入力端に接続されている。
【0033】そのため、ソース/ドレイン領域7a,7
b,8a,8bを介して入力信号が被検査半導体装置5
へと伝わり、ソース領域およびドレイン領域の両方のP
N接合面に電位変化が生じる。よって、LVP技術で電
位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり、被検査半
導体装置5の入力端での信号変化をより高精度に検査で
きる。
b,8a,8bを介して入力信号が被検査半導体装置5
へと伝わり、ソース領域およびドレイン領域の両方のP
N接合面に電位変化が生じる。よって、LVP技術で電
位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり、被検査半
導体装置5の入力端での信号変化をより高精度に検査で
きる。
【0034】また、上記においては、CMOSトランス
ミッションゲート9を介して入力信号が被検査半導体装
置5に与えられる構成としたが、NチャネルMOSトラ
ンジスタNT1のみを介して、あるいは、PチャネルM
OSトランジスタPT1のみを介して入力信号が被検査
半導体装置5に与えられる構成としてもよい。
ミッションゲート9を介して入力信号が被検査半導体装
置5に与えられる構成としたが、NチャネルMOSトラ
ンジスタNT1のみを介して、あるいは、PチャネルM
OSトランジスタPT1のみを介して入力信号が被検査
半導体装置5に与えられる構成としてもよい。
【0035】すなわち、NチャネルMOSトランジスタ
NT1のみが被検査半導体装置5の前段に設けられ、被
検査半導体装置5への入力信号がソース/ドレイン領域
7aに与えられて、ソース/ドレイン領域7bが被検査
半導体装置5の入力端に接続される構成としてもよい。
その場合も、ゲート電極6aには電源電位VCCが与え
られ、ウェル1には接地電位GNDが与えられる。
NT1のみが被検査半導体装置5の前段に設けられ、被
検査半導体装置5への入力信号がソース/ドレイン領域
7aに与えられて、ソース/ドレイン領域7bが被検査
半導体装置5の入力端に接続される構成としてもよい。
その場合も、ゲート電極6aには電源電位VCCが与え
られ、ウェル1には接地電位GNDが与えられる。
【0036】あるいは、PチャネルMOSトランジスタ
PT1のみが被検査半導体装置5の前段に設けられ、被
検査半導体装置5への入力信号がソース/ドレイン領域
8aに与えられて、ソース/ドレイン領域8bが被検査
半導体装置5の入力端に接続される構成としてもよい。
その場合も、ゲート電極6bには接地電位GNDが与え
られ、ウェル2には電源電位VCCが与えられる。
PT1のみが被検査半導体装置5の前段に設けられ、被
検査半導体装置5への入力信号がソース/ドレイン領域
8aに与えられて、ソース/ドレイン領域8bが被検査
半導体装置5の入力端に接続される構成としてもよい。
その場合も、ゲート電極6bには接地電位GNDが与え
られ、ウェル2には電源電位VCCが与えられる。
【0037】このように、CMOSトランスミッション
ゲートではなく、単独のMOSトランジスタを被検査半
導体装置5の入力端に接続しても、その入力端での信号
変化を検査できる。その入力端に接続されたソース/ド
レイン領域7bまたは8bのPN接合面での電位変化を
LVP技術を用いて検出可能だからである。
ゲートではなく、単独のMOSトランジスタを被検査半
導体装置5の入力端に接続しても、その入力端での信号
変化を検査できる。その入力端に接続されたソース/ド
レイン領域7bまたは8bのPN接合面での電位変化を
LVP技術を用いて検出可能だからである。
【0038】しかし、CMOSトランスミッションゲー
ト構成とした方が、電位変化を検出するPN接合面の範
囲が2つのMOSトランジスタNT1,PT1のソース
/ドレイン領域にまで広がり、被検査半導体装置の入力
端での信号変化をより高精度に検査できる。
ト構成とした方が、電位変化を検出するPN接合面の範
囲が2つのMOSトランジスタNT1,PT1のソース
/ドレイン領域にまで広がり、被検査半導体装置の入力
端での信号変化をより高精度に検査できる。
【0039】なお、上記2つのMOSトランジスタNT
1,PT1は、半導体基板15上に形成されたものの回
路としては用いられない余分なトランジスタを流用して
構成すればよい。被検査半導体装置5がゲートアレイ構
造などである場合、半導体基板上には必ず、不使用のゲ
ート電極や不純物拡散領域が存在する。よって、これら
のゲート電極や不純物拡散領域を、上記のMOSトラン
ジスタNT1,PT1として構成すればよい。
1,PT1は、半導体基板15上に形成されたものの回
路としては用いられない余分なトランジスタを流用して
構成すればよい。被検査半導体装置5がゲートアレイ構
造などである場合、半導体基板上には必ず、不使用のゲ
ート電極や不純物拡散領域が存在する。よって、これら
のゲート電極や不純物拡散領域を、上記のMOSトラン
ジスタNT1,PT1として構成すればよい。
【0040】<実施の形態2>本実施の形態は、実施の
形態1に係る半導体装置の変形例であり、CMOSトラ
ンスミッションゲート9の入力端のソース/ドレイン領
域と出力端のソース/ドレイン領域とを短絡したもので
ある。
形態1に係る半導体装置の変形例であり、CMOSトラ
ンスミッションゲート9の入力端のソース/ドレイン領
域と出力端のソース/ドレイン領域とを短絡したもので
ある。
【0041】図3および図4は、本実施の形態に係る半
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図3
に示すように、この半導体装置においては、CMOSト
ランスミッションゲート9の入力端と出力端とが配線1
1により短絡されている。すなわち、図4に示すよう
に、入力端たるソース/ドレイン領域7aおよび8aが
それぞれ、出力端たるソース/ドレイン領域7bおよび
8bに短絡されている。
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図3
に示すように、この半導体装置においては、CMOSト
ランスミッションゲート9の入力端と出力端とが配線1
1により短絡されている。すなわち、図4に示すよう
に、入力端たるソース/ドレイン領域7aおよび8aが
それぞれ、出力端たるソース/ドレイン領域7bおよび
8bに短絡されている。
【0042】なお、その他の構成は実施の形態1に係る
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
【0043】上記のようにCMOSトランスミッション
ゲート9の入力端と出力端とが短絡されておれば、被検
査半導体装置5への入力信号が、NチャネルMOSトラ
ンジスタNT1のソース/ドレイン領域7a、チャネル
領域3およびソース/ドレイン領域7bで構成される経
路、および、PチャネルMOSトランジスタPT1のソ
ース/ドレイン領域8a、チャネル領域4およびソース
/ドレイン領域8bで構成される経路をバイパスして被
検査半導体装置5の入力端へと伝えられる。よって、上
記経路の寄生抵抗による信号の伝送ロスが生じにくく、
CMOSトランスミッションゲート9を設けたことによ
る被検査半導体装置5への影響を軽減させることができ
る。
ゲート9の入力端と出力端とが短絡されておれば、被検
査半導体装置5への入力信号が、NチャネルMOSトラ
ンジスタNT1のソース/ドレイン領域7a、チャネル
領域3およびソース/ドレイン領域7bで構成される経
路、および、PチャネルMOSトランジスタPT1のソ
ース/ドレイン領域8a、チャネル領域4およびソース
/ドレイン領域8bで構成される経路をバイパスして被
検査半導体装置5の入力端へと伝えられる。よって、上
記経路の寄生抵抗による信号の伝送ロスが生じにくく、
CMOSトランスミッションゲート9を設けたことによ
る被検査半導体装置5への影響を軽減させることができ
る。
【0044】<実施の形態3>本実施の形態も、実施の
形態1に係る半導体装置の変形例であり、CMOSトラ
ンスミッションゲート9の入力端たるソース/ドレイン
領域7a,8aとゲート電極6a,6bとを短絡したも
のである。
形態1に係る半導体装置の変形例であり、CMOSトラ
ンスミッションゲート9の入力端たるソース/ドレイン
領域7a,8aとゲート電極6a,6bとを短絡したも
のである。
【0045】図5および図6は、本実施の形態に係る半
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図5
および図6に示すように、この半導体装置においては、
CMOSトランスミッションゲート9の入力端とゲート
電極6a,6bとが配線12a,12bにより短絡され
ている。
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図5
および図6に示すように、この半導体装置においては、
CMOSトランスミッションゲート9の入力端とゲート
電極6a,6bとが配線12a,12bにより短絡され
ている。
【0046】なお、その他の構成は実施の形態1に係る
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
【0047】上記のようにCMOSトランスミッション
ゲート9の入力端たるソース/ドレイン領域7a,8a
とゲート電極6a,6bとが短絡されておれば、入力信
号の電位変化に応じてゲート電極6a,6b下のチャネ
ル領域3,4に反転層が生じ、反転層とウェル1,2と
のPN接合面にも電位変化が生じる。よって、LVP技
術で電位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり(す
なわち、近赤外光レーザービーム10をチャネル領域
3,4に照射して検出範囲を広げることができ)、被検
査半導体装置の入力端での信号変化をより高精度に検査
できる。
ゲート9の入力端たるソース/ドレイン領域7a,8a
とゲート電極6a,6bとが短絡されておれば、入力信
号の電位変化に応じてゲート電極6a,6b下のチャネ
ル領域3,4に反転層が生じ、反転層とウェル1,2と
のPN接合面にも電位変化が生じる。よって、LVP技
術で電位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり(す
なわち、近赤外光レーザービーム10をチャネル領域
3,4に照射して検出範囲を広げることができ)、被検
査半導体装置の入力端での信号変化をより高精度に検査
できる。
【0048】もちろん、この半導体装置を用いてLVP
技術によりチャネル領域でのPN接合面の電位変化を検
出することで、電位変化を検出する範囲がチャネル領域
にまで広がった、より高精度な検査方法が実現できる。
技術によりチャネル領域でのPN接合面の電位変化を検
出することで、電位変化を検出する範囲がチャネル領域
にまで広がった、より高精度な検査方法が実現できる。
【0049】<実施の形態4>本実施の形態は、実施の
形態2および3に係る半導体装置の組み合わせである。
形態2および3に係る半導体装置の組み合わせである。
【0050】図7および図8は、本実施の形態に係る半
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図7
および図8に示すように、CMOSトランスミッション
ゲート9の入力端と出力端とが配線11により短絡され
ている。そしてさらに、CMOSトランスミッションゲ
ート9の入力端とゲート電極6a,6bとが配線12
a,12bにより短絡されている。
導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図7
および図8に示すように、CMOSトランスミッション
ゲート9の入力端と出力端とが配線11により短絡され
ている。そしてさらに、CMOSトランスミッションゲ
ート9の入力端とゲート電極6a,6bとが配線12
a,12bにより短絡されている。
【0051】なお、その他の構成は実施の形態1に係る
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
【0052】この場合、実施の形態2および3に係る半
導体装置の両方の効果を有する半導体装置が得られる。
導体装置の両方の効果を有する半導体装置が得られる。
【0053】<実施の形態5>本実施の形態も、実施の
形態1に係る半導体装置の変形例であり、被検査半導体
装置5への入力信号が直接、被検査半導体装置5に与え
られるとともに、CMOSトランスミッションゲート9
の入力端にも与えられる構成とした半導体装置である。
また、本実施の形態では、CMOSトランスミッション
ゲート9の出力端がその入力端に短絡され、CMOSト
ランスミッションゲート9の入力端たるソース/ドレイ
ン領域7a,8aとゲート電極6a,6bとが短絡され
ている。
形態1に係る半導体装置の変形例であり、被検査半導体
装置5への入力信号が直接、被検査半導体装置5に与え
られるとともに、CMOSトランスミッションゲート9
の入力端にも与えられる構成とした半導体装置である。
また、本実施の形態では、CMOSトランスミッション
ゲート9の出力端がその入力端に短絡され、CMOSト
ランスミッションゲート9の入力端たるソース/ドレイ
ン領域7a,8aとゲート電極6a,6bとが短絡され
ている。
【0054】図9および図10は、本実施の形態に係る
半導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図
9および図10に示すように、この半導体装置において
は、CMOSトランスミッションゲート9の入力端たる
ソース/ドレイン領域7a,8aが被検査半導体装置5
の入力端に接続されている。そして、被検査半導体装置
5への入力信号が直接、配線12を介して被検査半導体
装置5に与えられるとともに、CMOSトランスミッシ
ョンゲート9の入力端にも与えられている。
半導体装置の回路図および構造を示す断面図である。図
9および図10に示すように、この半導体装置において
は、CMOSトランスミッションゲート9の入力端たる
ソース/ドレイン領域7a,8aが被検査半導体装置5
の入力端に接続されている。そして、被検査半導体装置
5への入力信号が直接、配線12を介して被検査半導体
装置5に与えられるとともに、CMOSトランスミッシ
ョンゲート9の入力端にも与えられている。
【0055】上記のように、被検査半導体装置5への入
力信号が直接、被検査半導体装置5に与えられるととも
に、CMOSトランスミッションゲート9の入力端に与
えられておれば、被検査半導体装置5への入力信号が、
CMOSトランスミッションゲート9のソース/ドレイ
ン領域およびチャネル領域で構成される経路を経ること
なく被検査半導体装置5の入力端へと伝えられる。
力信号が直接、被検査半導体装置5に与えられるととも
に、CMOSトランスミッションゲート9の入力端に与
えられておれば、被検査半導体装置5への入力信号が、
CMOSトランスミッションゲート9のソース/ドレイ
ン領域およびチャネル領域で構成される経路を経ること
なく被検査半導体装置5の入力端へと伝えられる。
【0056】よって、CMOSトランスミッションゲー
ト9の寄生容量が被検査半導体装置5に影響を与えるも
のの、上記経路の寄生抵抗による信号の伝送ロスは生じ
ず、CMOSトランスミッションゲート9を設けたこと
の被検査半導体装置5への影響を軽減させることができ
る。
ト9の寄生容量が被検査半導体装置5に影響を与えるも
のの、上記経路の寄生抵抗による信号の伝送ロスは生じ
ず、CMOSトランスミッションゲート9を設けたこと
の被検査半導体装置5への影響を軽減させることができ
る。
【0057】また、本実施の形態においても、CMOS
トランスミッションゲート9の入力端のソース/ドレイ
ン領域7a,8aと、その出力端のソース/ドレイン領
域7b,8bとが短絡されている。そしてさらに、ソー
ス/ドレイン領域7a,8aはゲート電極6a,6bに
も配線12a,12bを介して短絡されている。
トランスミッションゲート9の入力端のソース/ドレイ
ン領域7a,8aと、その出力端のソース/ドレイン領
域7b,8bとが短絡されている。そしてさらに、ソー
ス/ドレイン領域7a,8aはゲート電極6a,6bに
も配線12a,12bを介して短絡されている。
【0058】なお、その他の構成は実施の形態1に係る
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
半導体装置と同様のため、説明を省略する。
【0059】上記のように、ソース/ドレイン領域7
a,7b,8a,8bが短絡されておれば、ソース領域
およびドレイン領域の両方のPN接合面に電位変化が生
じる。よって、LVP技術で電位変化を検出するPN接
合面の範囲が広がり、被検査半導体装置の入力端での信
号変化をより高精度に検査できる。
a,7b,8a,8bが短絡されておれば、ソース領域
およびドレイン領域の両方のPN接合面に電位変化が生
じる。よって、LVP技術で電位変化を検出するPN接
合面の範囲が広がり、被検査半導体装置の入力端での信
号変化をより高精度に検査できる。
【0060】また、上記のように、CMOSトランスミ
ッションゲート9の入力端たるソース/ドレイン領域7
a,8aとゲート電極6a,6bとが短絡されておれ
ば、実施の形態3に係る半導体装置の有する効果と同
様、LVP技術で電位変化を検出するPN接合面の範囲
が広がり、被検査半導体装置の入力端での信号変化をよ
り高精度に検査できる。
ッションゲート9の入力端たるソース/ドレイン領域7
a,8aとゲート電極6a,6bとが短絡されておれ
ば、実施の形態3に係る半導体装置の有する効果と同
様、LVP技術で電位変化を検出するPN接合面の範囲
が広がり、被検査半導体装置の入力端での信号変化をよ
り高精度に検査できる。
【0061】なお、本実施の形態において、ソース/ド
レイン領域7a,8aとその出力端のソース/ドレイン
領域7b,8bとを短絡すること、および、ソース/ド
レイン領域7a,8aとゲート電極6a,6bとを短絡
すること、はともに必須の構成ではない。それらの短絡
の構成を採らない場合であっても、配線12を伝わる入
力信号の変化が、ソース/ドレイン領域7a,8aとウ
ェル1,2との間のPN接合面の電位変化として検出可
能だからである。
レイン領域7a,8aとその出力端のソース/ドレイン
領域7b,8bとを短絡すること、および、ソース/ド
レイン領域7a,8aとゲート電極6a,6bとを短絡
すること、はともに必須の構成ではない。それらの短絡
の構成を採らない場合であっても、配線12を伝わる入
力信号の変化が、ソース/ドレイン領域7a,8aとウ
ェル1,2との間のPN接合面の電位変化として検出可
能だからである。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、検査用
素子たるMISトランジスタのソース領域およびドレイ
ン領域のうち一方が被検査半導体装置の入力端に接続さ
れている。そのため、被検査半導体装置の入力端に入力
信号を与えたときに、MISトランジスタのソース領域
およびドレイン領域のうち被検査半導体装置の入力端に
接続された方のPN接合面に電位変化が生じる。よっ
て、LVP技術を用いてそのPN接合面での電位変化を
検出することにより、被検査半導体装置の入力端での信
号変化をも検査することが可能となる。
素子たるMISトランジスタのソース領域およびドレイ
ン領域のうち一方が被検査半導体装置の入力端に接続さ
れている。そのため、被検査半導体装置の入力端に入力
信号を与えたときに、MISトランジスタのソース領域
およびドレイン領域のうち被検査半導体装置の入力端に
接続された方のPN接合面に電位変化が生じる。よっ
て、LVP技術を用いてそのPN接合面での電位変化を
検出することにより、被検査半導体装置の入力端での信
号変化をも検査することが可能となる。
【0063】請求項2に記載の発明によれば、被検査半
導体装置への入力信号が、MISトランジスタのソース
領域およびドレイン領域のうち被検査半導体装置の入力
端に接続されていない方に与えられる。そのため、MI
Sトランジスタをオン状態にしておけば、ソース領域お
よびドレイン領域を介して入力信号が被検査半導体装置
へと伝わり、ソース領域およびドレイン領域の両方のP
N接合面に電位変化が生じる。よって、LVP技術で電
位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり、被検査半
導体装置の入力端での信号変化をより高精度に検査でき
る。
導体装置への入力信号が、MISトランジスタのソース
領域およびドレイン領域のうち被検査半導体装置の入力
端に接続されていない方に与えられる。そのため、MI
Sトランジスタをオン状態にしておけば、ソース領域お
よびドレイン領域を介して入力信号が被検査半導体装置
へと伝わり、ソース領域およびドレイン領域の両方のP
N接合面に電位変化が生じる。よって、LVP技術で電
位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり、被検査半
導体装置の入力端での信号変化をより高精度に検査でき
る。
【0064】請求項3に記載の発明によれば、MISト
ランジスタのソース領域およびドレイン領域が短絡され
ている。そのため、被検査半導体装置への入力信号が、
ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域で構成さ
れる経路をバイパスして被検査半導体装置の入力端へと
伝えられる。よって、上記経路の寄生抵抗による信号の
伝送ロスが生じにくく、MISトランジスタを設けたこ
とによる被検査半導体装置への影響を軽減させることが
できる。
ランジスタのソース領域およびドレイン領域が短絡され
ている。そのため、被検査半導体装置への入力信号が、
ソース領域、チャネル領域およびドレイン領域で構成さ
れる経路をバイパスして被検査半導体装置の入力端へと
伝えられる。よって、上記経路の寄生抵抗による信号の
伝送ロスが生じにくく、MISトランジスタを設けたこ
とによる被検査半導体装置への影響を軽減させることが
できる。
【0065】請求項4に記載の発明によれば、被検査半
導体装置への入力信号が、MISトランジスタのソース
領域およびドレイン領域のうち、被検査半導体装置の入
力端に接続された方に与えられる。そのため、被検査半
導体装置への入力信号が、ソース領域、チャネル領域お
よびドレイン領域で構成される経路を経ることなく被検
査半導体装置の入力端へと伝えられる。よって、MIS
トランジスタの寄生容量の影響はあるものの、上記経路
の寄生抵抗による信号の伝送ロスが生じず、MISトラ
ンジスタを設けたことの被検査半導体装置への影響を軽
減させることができる。
導体装置への入力信号が、MISトランジスタのソース
領域およびドレイン領域のうち、被検査半導体装置の入
力端に接続された方に与えられる。そのため、被検査半
導体装置への入力信号が、ソース領域、チャネル領域お
よびドレイン領域で構成される経路を経ることなく被検
査半導体装置の入力端へと伝えられる。よって、MIS
トランジスタの寄生容量の影響はあるものの、上記経路
の寄生抵抗による信号の伝送ロスが生じず、MISトラ
ンジスタを設けたことの被検査半導体装置への影響を軽
減させることができる。
【0066】請求項5に記載の発明によれば、MISト
ランジスタのソース領域およびドレイン領域が短絡され
ている。そのため、入力信号が被検査半導体装置に与え
られたときにソース領域およびドレイン領域の両方のP
N接合面に電位変化が生じる。よって、LVP技術で電
位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり、被検査半
導体装置の入力端での信号変化をより高精度に検査でき
る。
ランジスタのソース領域およびドレイン領域が短絡され
ている。そのため、入力信号が被検査半導体装置に与え
られたときにソース領域およびドレイン領域の両方のP
N接合面に電位変化が生じる。よって、LVP技術で電
位変化を検出するPN接合面の範囲が広がり、被検査半
導体装置の入力端での信号変化をより高精度に検査でき
る。
【0067】請求項6に記載の発明によれば、ソース領
域およびドレイン領域のうち入力信号が与えられる方
は、ゲート電極に短絡されている。そのため、入力信号
の電位変化に応じてゲート電極下のチャネル領域に反転
層が生じ、反転層と半導体基板とのPN接合面に電位変
化が生じる。よって、LVP技術で電位変化を検出する
PN接合面の範囲が広がり、被検査半導体装置の入力端
での信号変化をより高精度に検査できる。
域およびドレイン領域のうち入力信号が与えられる方
は、ゲート電極に短絡されている。そのため、入力信号
の電位変化に応じてゲート電極下のチャネル領域に反転
層が生じ、反転層と半導体基板とのPN接合面に電位変
化が生じる。よって、LVP技術で電位変化を検出する
PN接合面の範囲が広がり、被検査半導体装置の入力端
での信号変化をより高精度に検査できる。
【0068】請求項7に記載の発明によれば、少なくと
も2つのMISトランジスタはCMOSトランスミッシ
ョンゲート構造を構成する。よって、LVP技術で電位
変化を検出するPN接合面の範囲が、少なくとも2つの
MISトランジスタのソース領域およびドレイン領域に
まで広がり、被検査半導体装置の入力端での信号変化を
より高精度に検査できる。
も2つのMISトランジスタはCMOSトランスミッシ
ョンゲート構造を構成する。よって、LVP技術で電位
変化を検出するPN接合面の範囲が、少なくとも2つの
MISトランジスタのソース領域およびドレイン領域に
まで広がり、被検査半導体装置の入力端での信号変化を
より高精度に検査できる。
【0069】請求項8に記載の発明によれば、半導体基
板内のPN接合面または/および他のPN接合面に近赤
外光レーザービームを照射し、その反射光の強度を測定
することにより、PN接合面での電位変化を検出する。
よって、MISトランジスタのPN接合面での検出結果
に基づいて、被検査半導体装置の入力端での信号変化を
も検査することが可能となる。
板内のPN接合面または/および他のPN接合面に近赤
外光レーザービームを照射し、その反射光の強度を測定
することにより、PN接合面での電位変化を検出する。
よって、MISトランジスタのPN接合面での検出結果
に基づいて、被検査半導体装置の入力端での信号変化を
も検査することが可能となる。
【0070】請求項9に記載の発明によれば、ゲート電
極下方部分の半導体基板内のチャネル領域にも近赤外光
レーザービームを照射し、その反射光の強度を測定する
ことにより、チャネル領域での電位変化を検出する。よ
って、LVP技術で電位変化を検出する範囲がチャネル
領域にまで広がり、被検査半導体装置の入力端での信号
変化をより高精度に検査できる。
極下方部分の半導体基板内のチャネル領域にも近赤外光
レーザービームを照射し、その反射光の強度を測定する
ことにより、チャネル領域での電位変化を検出する。よ
って、LVP技術で電位変化を検出する範囲がチャネル
領域にまで広がり、被検査半導体装置の入力端での信号
変化をより高精度に検査できる。
【図1】 実施の形態1に係る検査用素子を有する半導
体装置を示す回路図である。
体装置を示す回路図である。
【図2】 実施の形態1に係る検査用素子を有する半導
体装置の構造を示す断面図である。
体装置の構造を示す断面図である。
【図3】 実施の形態2に係る検査用素子を有する半導
体装置を示す回路図である。
体装置を示す回路図である。
【図4】 実施の形態2に係る検査用素子を有する半導
体装置の構造を示す断面図である。
体装置の構造を示す断面図である。
【図5】 実施の形態3に係る検査用素子を有する半導
体装置を示す回路図である。
体装置を示す回路図である。
【図6】 実施の形態3に係る検査用素子を有する半導
体装置の構造を示す断面図である。
体装置の構造を示す断面図である。
【図7】 実施の形態4に係る検査用素子を有する半導
体装置を示す回路図である。
体装置を示す回路図である。
【図8】 実施の形態4に係る検査用素子を有する半導
体装置の構造を示す断面図である。
体装置の構造を示す断面図である。
【図9】 実施の形態5に係る検査用素子を有する半導
体装置を示す回路図である。
体装置を示す回路図である。
【図10】 実施の形態5に係る検査用素子を有する半
導体装置の構造を示す断面図である。
導体装置の構造を示す断面図である。
【図11】 被検査半導体装置にLVP技術が適用され
る様子を示す断面図である。
る様子を示す断面図である。
1,2 ウェル、3,4 チャネル領域、5 被検査半
導体装置、6a,6bゲート電極、7a,7b,8a,
8b ソース/ドレイン領域、9 CMOSトランスミ
ッションゲート、10 近赤外光レーザービーム、11
〜14,12a,12b 配線、15 半導体基板、N
T1 NチャネルMOSトランジスタ、PT1 Pチャ
ネルMOSトランジスタ。
導体装置、6a,6bゲート電極、7a,7b,8a,
8b ソース/ドレイン領域、9 CMOSトランスミ
ッションゲート、10 近赤外光レーザービーム、11
〜14,12a,12b 配線、15 半導体基板、N
T1 NチャネルMOSトランジスタ、PT1 Pチャ
ネルMOSトランジスタ。
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成され、入力端および
出力端を含む被検査半導体装置と、 PN接合面により区分されるソース領域および他のPN
接合面により区分されるドレイン領域、並びにゲート電
極を有する、前記半導体基板上に形成された検査用素子
たるMIS(Metal Insulator Semiconductor)トラン
ジスタとを備え、 前記ソース領域およびドレイン領域のうち一方が前記被
検査半導体装置の前記入力端に接続された検査用素子を
有する半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の検査用素子を有する半
導体装置であって、 前記被検査半導体装置への入力信号が、前記MISトラ
ンジスタの前記ソース領域および前記ドレイン領域のう
ち前記被検査半導体装置の前記入力端に接続されていな
い方に与えられる検査用素子を有する半導体装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の検査用素子を有する半
導体装置であって、 前記ソース領域および前記ドレイン領域が短絡された検
査用素子を有する半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の検査用素子を有する半
導体装置であって、 前記被検査半導体装置への入力信号が、前記MISトラ
ンジスタの前記ソース領域および前記ドレイン領域のう
ち、前記被検査半導体装置の前記入力端に接続された方
に与えられる検査用素子を有する半導体装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の検査用素子を有する半
導体装置であって、 前記ソース領域および前記ドレイン領域が短絡された検
査用素子を有する半導体装置。 - 【請求項6】 請求項2または請求項4に記載の検査用
素子を有する半導体装置であって、 前記ソース領域および前記ドレイン領域のうち前記入力
信号が与えられる方は、前記ゲート電極に短絡された検
査用素子を有する半導体装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
載の検査用素子を有する半導体装置であって、 前記MISトランジスタは少なくとも2つ存在し、 前記少なくとも2つの前記MISトランジスタはCMO
Sトランスミッションゲート構造を構成する検査用素子
を有する半導体装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
載の検査用素子を有する半導体装置を用いた検査方法で
あって、 前記半導体基板内の前記PN接合面または/および前記
他のPN接合面に近赤外光レーザービームを照射し、そ
の反射光の強度を測定することにより、PN接合面での
電位変化を検出する検査方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の検査方法であって、 前記ゲート電極下方部分の前記半導体基板内のチャネル
領域にも前記近赤外光レーザービームを照射し、その反
射光の強度を測定することにより、前記チャネル領域で
の電位変化を検出する検査方法。
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-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332146A patent/JP2003133423A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-29 US US10/133,483 patent/US20030080334A1/en not_active Abandoned
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