JP3109024B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP3109024B2 JP09209323A JP20932397A JP3109024B2 JP 3109024 B2 JP3109024 B2 JP 3109024B2 JP 09209323 A JP09209323 A JP 09209323A JP 20932397 A JP20932397 A JP 20932397A JP 3109024 B2 JP3109024 B2 JP 3109024B2
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    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ装置
に係るもので、詳しくは、入力信号を遷移するとき発生
する遷移検出信号によりライトドライバの動作を制御し
て、タイミングの余裕を確保し安定した動作を行い得る
ような技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体メモリ装置としてのSR
AMは、アドレスの組合により複数のメモリセルから該
当セルを選択し、ビットライン及びデータラインを介し
てデータのライト及びリードの動作を行う。従来、半導
体メモリにおいては、図6に示すように、複数のメモリ
セルがビットラインBL、バーBL間にマトリックスの
形態に整列してデータを記憶するメモリセルアレイ10
8と、チップイネーブル信号バーCEがアクティブされ
てX−アドレスを入力するX−アドレス入力バッファ1
01−1〜101−Nと、X−アドレス入力バッファ1
01−1〜101−Nの各出力信号を組合せて前記メモ
リセルアレイ108のワードラインWL1〜WLn中の
該当ワードラインをイネーブルさせるX−ディコーダ1
03と、チップイネーブル信号CEがアクティブされて
Y−アドレスを入力するY−アドレス入力バッファ10
4と、該Y−アドレス入力バッファ104の出力を受け
てデータラインDL、バーDLと前記メモリセルアレイ
108のビットラインBL、バーBL間のデータ入出力
を行うカラムゲート107をイネーブルさせるディコー
ダ106と、前記X−アドレス入力バッファ101−1
〜101−Nの出力信号を点検してアドレスの遷移を検
出するX−アドレス遷移検出部102−1〜102−N
と、前記Y−アドレス入力バッファ104の出力信号を
点検してアドレス遷移を検出するY−アドレス遷移検出
部105と、アドレス遷移検出部102−1〜102−
N、105の各出力を加算して所定パルスを出力する検
出信号加算部112と、該検出信号加算部112の出力
を受けて等化信号EQBL、EQDL、EQWDを発生
する等化信号生成部113と、該等化信号生成部113
の等化信号EQBLとブロック選択信号BSとの論理演
算を行って前記メモリセルアレイ108のビットライン
BL、バーBLを等化させるビットライン等化部109
と、前記ブロック選択信号BSと等化信号生成部113
の等化信号EQDLとの論理演算を行って前記データラ
インDL、バーDLを等化させるデータライン等化部1
10と、チップイネーブル信号バーCEがアクティブさ
れてライト信号バーWEを入力する制御信号入力バッフ
ァ114と、ビットライン選択信号BS、前記制御信号
入力バッファ114の出力WE’、及び前記等化信号生
成部113の出力信号EQWDの論理演算を行ってライ
トゲート116にライトゲート制御信号CWを出力する
ライトゲート制御部115と、チップイネーブル信号バ
ーCEがアクティブされてデータDINを入力するデー
タ入力バッファ117と、該データ入力バッファ117
の出力を受けて反転データDIN1、バーDIN1を前
記ライトゲート116を通ってデータラインDL、バー
DLに伝送するライトデータ駆動部118と、リード動
作時、データラインDL、バーDLのデータを感知して
出力端DOUTに伝送するセンスアンプ111と、を備
えて構成されている。
【0003】前記X−アドレス入力バッファ101−1
〜101−N及びY−アドレス入力バッファ104にお
いては、チップイネーブル信号バーCEがローにイネー
ブルされてアドレスを入力するNORゲート11と、該
NORゲート11の出力信号を反転するインバータ21
と、を備えている。前記カラムゲート107において
は、Y−ディコーダ106の出力信号CSがハイにイネ
ーブルされてオンし、ビットラインBL、バーBLをデ
ータラインに夫々接続する伝送スイッチ41、42を備
えている。
【0004】前記メモリセルアレイ108においては、
トランジスタQ1〜Q4と抵抗R1、R2と、を備えて
なるN個のメモリセル108’を備えている。前記ビッ
トライン等化部109においては、NANDゲート31
及びPMOSトランジスタQ11〜Q15を備え、ブロ
ック選択信号BS及び等化信号生成部113の出力信号
EQBLがハイになったとき、イネーブルされてビット
ラインを等化させる。
【0005】前記データライン等化部110において
は、NANDゲート32とPMOSトランジスタQ5〜
Q7を備え、ブロック選択信号BS及び等化信号生成部
113の出力信号EQDLがハイになったとき、イネー
ブルされてデータラインDL、バーDLを等化させる。
前記制御信号入力バッファ114においては、チップイ
ネーブル信号バーCEがローになったとき、イネーブル
されてライト信号バーWEを入力するNORゲート12
と、該NORゲート12の出力を反転するインバータ2
2と、を備えている。
【0006】前記ライトゲート制御部115において
は、等化信号生成部113の出力信号EQWDがローに
なったとき、イネーブルされて制御信号入力バッファ1
14の出力信号WE’を入力するNORゲート14と、
ブロック選択信号BSがハイになったとき、イネーブル
されて該NORゲート14の出力信号を受け、ライトゲ
ート制御信号CWを出力するANDゲート51と、を備
えている。
【0007】前記ライトゲート116においては、ライ
トゲート制御部115のライトゲート制御信号CWがハ
イになったとき、イネーブルされてオンし、ライトデー
タ駆動部118の出力データDIN1、バーDIN1を
データラインDL、バーDLに伝送する伝送スイッチ
3、44を備えている。前記データ入力バッファ117
においては、チップイネーブル信号バーCEがローにな
ったとき、イネーブルされてデータDINを入力するN
ORゲート13と、該NORゲート13の出力データを
所定時間遅延するインバータ23、24と、を備えてい
る。
【0008】前記ライトデータ駆動部118において
は、データ入力バッファ117の出力信号DIN’を反
転してデータDIN1を出力するインバータ25と、該
インバータ25の出力データDIN1を反転してデータ
バーDIN1を出力するインバータ26と、を備えてい
る。次に動作を説明する。
【0009】先ず、ライト動作時、チップイネーブル信
号バーCEがローになり、アドレスの入力がイネーブル
され、X−アドレス入力バッファ101−1〜101−
N及びY−アドレス入力バッファ104の各NORゲー
ト11が該当アドレスを夫々入力する。該入力されたア
ドレスはインバータ21を通ってX−ディコーダ103
及びY−ディコーダ106に夫々出力される。
【0010】このとき、X−アドレス遷移検出部102
−1〜102−N及びY−アドレス遷移検出部105は
X−アドレス入力バッファ101−1〜101−N及び
Y−アドレス入力バッファ104の各インバータ21の
入出力信号を点検し、遷移検出信号を遷移検出信号加算
部112に夫々出力する。該検出信号加算部112は、
該遷移検出信号を加算して等化信号生成部113に出力
し、該等化信号生成部113は等化信号EQBL、EQ
DL、EQWDを夫々生成する。
【0011】また、X−ディコーダ103はX−アドレ
ス入力バッファ101−1〜101−Nの出力信号を組
合せてメモリセルアレイ108のワードラインWL1〜
WLn中の該当ワードラインをイネーブルする。この
時、図7(A)に示すように、アドレスの組合せにより
ブロック選択信号BSがハイになり、図7(B)に示す
ようにライト信号バーWEがローになったとき、制御信
号入力バッファ114のNORゲート12は該ライト信
号バーWEを受けてチップイネーブル信号バーCEとの
否定論理和を行い、該否定論理和された信号はインバー
タ22で反転され、図7(D)に示すようなライト制御
信号WE’がライトゲート制御部115に出力される。
【0012】次いで、該ライトゲート制御部115のN
ORゲート14は、図7(C)に示すような等化信号生
成部113の出力信号EQWDと図7(D)に示すよう
な制御信号入力バッファ114のライト制御信号バーW
E’との否定論理和演算を行って、その信号をANDゲ
ート51に出力する。該ANDゲート51は該否定論理
和された信号と図7(A)に示すようなブロック選択信
号BSとを論理積演算して、前記等化信号生成部113
の出力信号EQWDがロー状態である間、図7(E)に
示すように、ハイ状態のライトゲート制御信号CWをラ
イトゲート116に出力する。
【0013】又、ビットライン等化部109のNAND
ゲート31の出力信号は、前記等化信号生成部113の
出力信号EQBLがハイになったとき、ローとなり、P
MOSトランジスタQ13〜Q15がターンオンし、ビ
ットラインBL、バーBLは同じようにハイレベルに等
化される。そして、データライン等化部110のNAN
Dゲート32の出力信号は、前記等化信号生成部113
の出力信号EQDLがハイになったとき、ローとなって
PMOSトランジスタQ5〜Q7がターンオンし、デー
タラインDL、バーDLはハイレベルに等化される。
【0014】更に、データ入力バッファ117のNOR
ゲート13は、入力データDINとチップイネーブル信
号バーCEとを否定論理和演算し、2個のインバータ2
3、24を介してデータバーDIN’をライトデータ駆
動部118に出力する。該ライトデータ駆動部118は
2個のインバータ25、26を介して該データバーDI
N’を順次反転させ、図7(F)に示すようにデータD
IN1、バーDIN1を、夫々、ライトゲート116に
出力する。このとき、データDIN1、バーDIN1は
インバータ23〜26を通って所定時間遅延される。
【0015】また、ライトゲート制御部115のライト
ゲート制御信号CWが図7(E)に示すようにハイにな
ったとき、ライトゲート116はデータラインDL、バ
ーDLに接続された伝送スイッチ43、44がオンする
から、ライトデータ駆動部118の出力データDIN
1、バーDIN1をデータラインDL、バーDLに伝送
する。
【0016】また、Y−ディコーダ106がアドレス入
力バッファ104の出力信号を受けてハイのカラム選択
信号CSを出力し、この信号によりカラムゲート107
の伝送スイッチ41、42はオンし、前記データライン
DL,バーDLに出力されたデータDIN1、バーDI
N1がカラムゲート107により選択されたメモリセル
アレイ108のメモリセル中の該当メモリセルに印加さ
れて、ライト動作が行われる。
【0017】その後、ライト信号バーWEが図7(B)
に示すようにハイになってディスエーブル状態となり、
図7(C)に示すように、等化信号生成部113の出力
信号EQWDがハイになったとき、ライトゲート制御部
115の出力信号CWがローになってディスエーブル状
態となり、ライト動作が終了する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の半導体メモリ装置においては、ライト動作を行うた
めのライト制御信号の発生と所望のデータ入力調節とが
相互独立になされている。このため、これらの信号間の
ミスマッチを防止するための多様なパラメーターを満足
させなければならないが、それには、十分な時間的な余
裕を確保しなければならず、よって、高速動作が難しい
という不都合な点があった。
【0019】また、ライト動作を行った後、ビットライ
ンとデータラインのプリチャージング及び等化回路のみ
でビットラインの電位を上げなければならず、ライト復
帰時間が長くなって時間の余裕を確保することが難しい
という不都合な点があった。本発明は、このような従来
の課題に鑑みてなされたもので、ライト制御信号と等化
信号との論理演算に基づいた制御信号によりデータのラ
イト時点を決定して、安定したライト動作を行い、高速
処理を行い得ることが可能な半導体メモリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0020】また、メモリセルにデータをライトした直
後、データラインの電圧をすぐに復旧させるようにし
て、メモリセルのリード時のプリチャージ機能をライト
データ駆動のための回路によって行い得る半導体メモリ
装置を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかる半導体メモリ装置は、アドレスの組合わせに
よりメモリセルアレイ中の所定のメモリセルを選択して
ライト及びリードを行う半導体メモリ装置において、前
記アドレスの変化を検出したとき、所定のパルス信号を
出力するアドレス変化検出手段と、該アドレス変化検出
手段の出力信号を受けて等化信号を発生する等化信号生
成手段と、書き込みを制御するライト制御信号と該等化
信号生成手段の等化信号とに基づいてライトゲート制御
信号及びデータ駆動制御信号を生成する制御信号生成手
段と、該制御信号生成手段からデータ駆動制御信号を入
力し、該データ駆動制御信号によりイネーブルされてデ
ータを出力するライトデータ駆動手段と、前記制御信号
生成手段からライトゲート制御信号を入力し、該ライト
ゲート制御信号によりイネーブルされて該ライトデータ
駆動手段の出力データをデータラインに伝送するライト
ゲートと、を備えて構成され、前記制御信号生成手段
は、メモリセルアレイへのデータ書き込み動作時、書き
込みを許可するライト制御信号が出力された後、等化信
号がイネーブル状態になったときにライトゲート制御信
号の出力をイネーブルし、等化信号がディスエーブル状
態になったときにデータ駆動制御信号の出力をイネーブ
ルして、書き込みを禁止するライト制御信号が出力され
た後、等化信号がイネーブル状態になったときにデータ
駆動制御信号の出力をディスエーブルし、等化信号がデ
ィスエーブル状態になったときにライトゲート制御信号
の出力をディスエーブルするように構成されている。
【0022】かかる構成によれば、アドレスの変化が検
出されたとき、所定のパルス信号がアドレス変化検出手
段から出力される。このパルス信号に基づいて等化信号
生成手段により等化信号が生成され、ライト制御信号と
等化信号とに基づいてライトゲート制御信号及びデータ
駆動制御信号が制御信号生成手段により生成される。デ
ータ駆動制御信号は、ライトデータ駆動手段に入力さ
れ、データ駆動制御信号によりイネーブルされてデータ
が出力される。また、ライトゲート制御信号は、ライト
ゲートに入力され、ライトゲート制御信号に基づいてデ
ータをデータラインに伝送がイネーブルされ、データが
伝送される。ここで、メモリセルアレイへのデータ書き
込み動作時には、ライト制御信号により書き込みが許可
され、等化信号が出力されたときから、書き込みが禁止
され、等化信号が出力されたときまでの間に、ライトゲ
ート制御信号及びデータ駆動制御信号が出力され、デー
タの出力とデータの伝送とがイネーブルされ、データが
出力される。
【0023】
【0024】請求項2の発明にかかる半導体メモリ装置
では、前記制御信号生成手段は、メモリセルアレイから
のデータ読み込み動作時、データの出力をディスエーブ
するデータ駆動制御信号を出力し、ライトゲートをイ
ネーブルするライトゲート制御信号を等化信号の位相に
一致させて出力するように構成され、前記ライトデータ
駆動手段は、制御信号生成手段から、データの出力をデ
ィスエーブルするデータ駆動制御信号が出力されている
間、ハイ状態に維持されたデータを出力するように構成
されている。
【0025】かかる構成によれば、メモリセルアレイか
らのデータ読み込み動作中にデータの出力をディセーブ
ルするデータ駆動制御信号がライトデータ駆動手段に出
力され、ライトデータ駆動手段によりデータの出力がデ
ィセーブルされて出力データが全てハイ状態になる。こ
のハイ状態の信号によりデータの入出力が行われるデー
タライン及びビットラインのプリチャージが行われる。
【0026】請求項3の発明にかかる半導体メモリ装置
では、前記制御信号生成手段は、ライト制御信号を反転
するインバータと、該インバータの出力信号と等化信号
生成手段の等化信号とを論理和演算する第1ORゲート
と、前記ライト制御信号と前記等化信号生成手段の等化
信号とを論理和演算する第2ORゲートと、アドレスの
組合わせによりメモリセルのブロックを選択するブロッ
ク選択信号と第1、第2ORゲートの出力信号とを論理
積演算して、夫々、ライトゲート制御信号及びデータ駆
動制御信号を出力する第1、第2ANDゲートと、を備
えている。
【0027】かかる構成によれば、ブロック選択信号が
ハイのとき、第1ANDゲート、第2ANDゲートか
ら、夫々、ライトゲート制御信号、データ駆動制御信号
が出力される。請求項4の発明にかかる半導体メモリ装
置では、前記ライトデータ駆動手段は、制御信号生成手
段のデータ駆動制御信号とデータ入力バッファ手段の
力データとを否定論理和する第1NORゲートと、該第
1NORゲートの出力信号を反転して第1データを出力
する第1インバータと、前記出力データを反転する第2
インバータと、該第2インバータの出力信号と前記デー
タ駆動制御信号とを否定論理和する第2NORゲート
と、該第2NORゲートの出力信号を反転して第2デー
タを出力する第3インバータと、を備えている。
【0028】かかる構成によれば、データの出力をディ
スエーブルするデータ駆動制御信号が制御信号生成手段
から出力されている間、該データが全てハイ状態にな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。本発明に係る半導体メモリ
装置においては、図1に示すように、複数のメモリセル
がビットラインBL、バーBL間に複数のメモリセル2
08’をマトリックス形態に整列させてデータを記憶す
るメモリセルアレイ208と、チップイネーブル信号バ
ーCEがアクティブされてX−アドレスXaddr1〜
XaddrNを入力するX−アドレス入力バッファ20
1−1〜201−Nと、X−アドレスバッファ201−
1〜201−Nの出力信号を組合せてメモリセルアレイ
208のワードラインWL1〜WLn中の該当ワードラ
インをイネーブルするX−ディコ−ダー203と、チッ
プイネーブル信号バーCEがアクティブされてY−アド
レスYaddrを入力するY−アドレス入力バッファ2
04と、該Y−アドレス入力バッファ204の出力を受
けてデータラインDL、バーDLとメモリセルアレイ2
08のビットラインBL、バーBL間のデータ入出力を
行うカラムゲート207をイネーブル状態にするY−デ
ィコーダ206と、X−アドレス入力バッファ201−
1〜201−Nの出力信号を点検してアドレスの遷移を
検出するX−アドレス遷移検出部202−1〜202−
Nと、Y−アドレス入力バッファ204の出力信号を点
検してY−アドレス遷移を検出するY−アドレス遷移検
出部205と、X−アドレス遷移検出部202−1〜2
02−N及びY−アドレス遷移検出部205の各出力を
加算して所定パルスを出力するアドレス変化検出手段と
しての検出信号加算部212と、該検出信号加算部21
2の出力を受けて等化信号EQBL、EQDL、EQW
Dを発生する等化信号生成手段としての等化信号生成部
213と、該等化信号生成部213の等化信号EQDL
とブロック選択信号BSとを論理演算してデータライン
DL、バーDLを等化させるデータライン等化部210
と、チップイネーブル信号バーCEがアクティブされて
ライト信号バーWEを入力する制御信号入力バッファ2
14と、ビットライン選択信号BS、制御信号入力バッ
ファ214の出力バーWE’、及び等化信号生成部21
3の出力信号EQWDを論理演算してライトゲート制御
信号CWとデータ駆動制御信号バーCIとを出力する制
御信号生成手段としてのライトゲート制御部215と、
チップイネーブル信号バーCEがアクティブされてデー
タDINを入力するデータ入力バッファ217と、ライ
トゲート制御部215のデータ駆動制御信号バーCIに
より該データ入力バッファ217の出力データDIN’
を伝送するライトデータ駆動手段としてのライトデータ
駆動部218と、ライトゲート制御部215のライトゲ
ート制御信号CWがハイになったとき、イネーブルされ
てライトデータ駆動部218の出力データDIN1、バ
ーDIN1を、夫々、データラインDL、バーDLに伝
送するライトゲート216と、リード動作時にデータラ
インDL、バーDLのデータを感知して出力端DOUT
に伝送するセンスアンプ211と、を備えて構成されて
いる。
【0030】尚、前記X−アドレス入力バッファ201
−1〜201−N、Y−アドレス入力バッファ204、
カラムゲート207、メモリセルアレイ208、ビット
ライン等化部209は、夫々、従来のものと構成は同じ
なので、その説明を省略する。前記データ入力バッファ
217においては、チップイネーブル信号バーCEと入
力データDINとを否定論理和するNORゲート13
と、該NORゲート13の出力信号を反転してデータD
IN’をライトデータ駆動部218に出力するインバー
タ23と、を備えている。
【0031】前記データライン等化部210において
は、ブロック選択信号BSと等化信号生成部213の出
力信号EQDLとを否定論理積するNANDゲート32
と、該NANDゲート32の出力信号によりデータライ
ンDL、バーDLを等化させるPMOSトランジスタQ
5〜Q7と、を備えている。前記ライトゲート制御部2
15においては、図2に示すように、制御信号入力バッ
ファ214の出力信号バーWE’と等化信号生成部21
3の出力信号EQWDとを論理和演算するORゲート9
3と、制御信号入力バッファ214の出力信号バーW
E’を反転するインバータ91と、該インバータ91の
出力信号WE’と等化信号生成部213の出力信号EQ
WDとを論理和演算するORゲート92と、該ORゲー
ト92の出力信号とブロック選択信号BSとを論理積演
算してライトゲート制御信号CWを出力するANDゲー
ト94と、ブロック選択信号BSとORゲート93の出
力信号とを論理積演算してデータ駆動制御信号バーCI
を出力するANDゲート95と、を備えている。
【0032】前記ライトデータ駆動部218において
は、図3に示すように、ライトゲート制御部215のデ
ータ駆動制御信号バーCIとデータ入力バッファ217
の出力データDIN’とを否定論理和演算するNORゲ
ート82と、該NORゲート82の出力信号を反転して
データDIN1をライトゲート216に出力するインバ
ータ84と、データ入力バッファ217の出力データD
IN’を反転するインバータ81と、該インバータ81
の出力データとライトゲート制御部215のデータ駆動
制御信号バーCIとを否定論理和演算するNORゲート
83と、該NORゲート83の出力信号を反転してデー
タバーDIN1をライトゲート216に出力するインバ
ータ85と、を備えている。
【0033】次に動作を説明する。先ず、ライト動作を
行うに際して、チップイネーブル信号バーCEがハイか
らローになり、イネーブルされてX−アドレス入力バッ
ファ201−1〜201−N及びY−アドレス入力バッ
ファ204の各NORゲート11は該当アドレスを入力
する。
【0034】該入力されたアドレスはインバータ21を
通ってX−ディコーダ203及びY−ディコーダ206
に夫々出力される。このとき、図4(A)に示すように
アドレスの組合せによりブロック選択信号BSがハイに
なり、イネーブルされる。ライト信号バーWEがハイに
なり、ディスエーブルされた状態であるときは、制御信
号入力バッファ214のNORゲート12の出力信号W
E’がローになって、インバータ22の出力信号バーW
E’はハイとなる。
【0035】次いで、ライトゲート制御部215のOR
ゲート92の出力信号はローとなってANDゲート94
からローのライトゲート制御信号CWが出力され、OR
ゲート93の出力信号はハイとなってANDゲート95
はデータ駆動制御信号バーCIをハイにする。その後、
ライト信号バーWEがローになり、イネーブルされた時
点でデータDINが入力され、データ入力バッファ21
7のNORゲート13の出力はローとなり、図4(H)
に示すようにインバータ23の出力信号DIN’がハイ
となる。
【0036】このとき、ライトゲート制御部215のデ
ータ駆動制御信号バーCIがハイ状態であるため、ライ
トデータ駆動部218の出力信号DIN1、バーDIN
1は、全てハイとなる。また、X−アドレス遷移検出部
202−1〜202−N、Y−アドレス遷移検出部20
5は、夫々、X−アドレス入力バッファ201−1〜2
01−Nのインバータ21、X−アドレス入力バッファ
204のインバータ21の入出力信号を点検して遷移検
出信号を遷移検出信号加算部212に出力する。
【0037】該遷移検出信号加算部212は遷移検出信
号を加算して等化信号生成部213に出力し、該等化信
号生成部213は遷移検出信号加算部212の出力信号
を受けて等化信号EQBL、EQDL、EQWDを夫々
生成する。ここで、図4(C)に示すように、等化信号
EQWDがハイとなったときにイネーブル状態となる。
尚、他の等化信号EQBL、EQDLについても同様で
あるが、等化信号EQWDとは、パルスの幅だけが相互
に異なっている。
【0038】このとき、等化信号生成部213の出力信
号EQBL、EQDLがハイになり、イネーブル状態に
なると、ビットライン等化部209のNANDゲート3
1の出力信号はローとなり、PMOSトランジスタQ1
3〜Q15はターンオンしてビットラインBL、バーB
Lを等化させる。又、データライン等化部210のNA
NDゲート32の出力信号もローとなって、PMOSト
ランジスタQ5がターンオンしてデータラインDL、バ
ーDLが等化する。
【0039】そして、等化信号生成部213のハイ状態
の出力信号EQWDを受けたライトゲート制御部215
のORゲート92はハイ信号をANDゲート94に出力
し、該ANDゲート94はハイ状態のライトゲート制御
信号CWを出力する。又、ORゲート93もハイ状態の
信号をANDゲート95に出力し、該ANDゲート95
はハイ状態のデータ駆動制御信号バーCIを出力し、そ
の状態を維持する。
【0040】よって、ライトゲート216の伝送スイッ
チ43、44がオンし、ライトデータ駆動部218のハ
イの出力信号DIN1、バーDIN1は、夫々、データ
ラインDL、バーDLに出力される。このとき、データ
ラインDL、バーDLは、初期でデータライン等化部
10により等化されるが、以後、ライトゲート216を
通って伝送されるライトデータ駆動部218のハイ信号
DIN1、バーDIN1により等化される。
【0041】その後、制御信号入力バッファ214で
は、ロー状態のライト信号バーWEとロー状態のチップ
イネーブル信号バーCEとがNORゲート12及びイン
バータ22を順次通って論理演算され、図4(E)に示
すようにライト制御信号バーWE’がローになったと
き、ライトゲート制御部215のインバータ91の出力
WE’がハイとなって、ORゲート92はハイ状態の信
号をANDゲート94に出力し、該ANDゲート94は
ハイ状態のライトゲート制御信号CWを出力して、その
状態を維持し、ORゲート93の出力もハイ状態を維持
して、ANDゲート95から出力されたデータ駆動制御
信号バーCIもハイ状態を維持する。
【0042】以後、等化信号生成部213の出力信号E
QWDがローになったとき、ライトゲート制御部215
のORゲート93の出力信号がローとなって、ANDゲ
ート95から出力されたデータ駆動信号バーCIは図4
(G)に示すようにローとなり、インバータ91の出力
信号がハイ状態であるから、ORゲート92の出力信号
がハイ状態を維持し、ANDゲート94はライトゲート
制御信号CWを図4(F)に示すように継続してハイ状
態に維持する。
【0043】ライトデータ駆動部218では、ハイの入
力信号DIN’によりNORゲート82の出力信号がロ
ーとなってインバータ84を通ってハイのデータDIN
1が出力され、インバータ81の出力信号がローである
から、NORゲート83の両入力端にロー信号が印加さ
れ、NORゲート83の出力信号はハイとなり、インバ
ータ85を通ってローのデータDIN1が出力される。
【0044】次いで、ライトデータ駆動部218の出力
データDIN1、バーDIN1は、夫々、ライトゲート
216を通って伝送されてデータラインDL、バーDL
に出力される。このとき、X−ディコーダ203はX−
アドレス入力バッファ201−1〜201−Nの出力信
号を組合せてメモリセルアレイ208のワードラインW
L1〜WLn中の該当ワードラインをイネーブルし、Y
−ディコーダ206はY−アドレス入力バッファ204
の出力信号を受けてカラム選択信号CSをイネーブル状
態にするから、カラムゲート207の伝送スイッチ4
1、42はオンする。よって、データラインDL、バー
DLに出力されたデータがビットラインBL、バーBL
に伝送されてメモリセルアレイ208中のワードライン
により選択されたセルに記憶される。
【0045】その後、X−ディコーダ203が、選択さ
れたワードラインをディスエーブルし、Y−ディコーダ
206がカラムゲート207の伝送スイッチ41、42
をオフする。以後、ライト信号バーWEがハイになって
ディスエーブルされ、所定時間が経過して等化信号生成
部213の出力信号EQWDがハイになってイネーブル
状態になったとき、ライトゲート制御部215のORゲ
ート93の出力信号がハイとなって、ANDゲート95
から出力されたデータ駆動制御信号バーCIがハイに遷
移し、ORゲート92の出力信号がハイ状態を維持す
る。そして、ANDゲート94から出力されたライトゲ
ート制御信号CWはハイ状態を継続する。
【0046】このとき、ライトゲート制御部215のハ
イの出力信号バーCIを受けたライトデータ駆動部21
8のNORゲート82、83の出力は夫々ロー状態を維
持し、インバータ84、85から出力されたデータDI
N1、バーDIN1は、全てハイになる。よって、ライ
トデータ駆動部218の出力データDIN1、バーDI
N1はライトゲート216を通ってデータラインDL、
バーDLに伝送されて等化される。
【0047】具体的に説明すると、制御信号入力バッフ
ァ214のNORゲート12は、ハイに遷移したライト
信号バーWEとチップイネーブル信号バーCEとを論理
演算し、図4(E)に示すようにインバータ22から出
力されたライト制御信号バーWE’がハイになり、ディ
スエーブル状態となる。ディスエーブル状態になったと
き、ライトゲート制御部215のORゲート93の出力
がハイ状態に維持されているから、ANDゲート95は
ハイ状態のデータ駆動制御信号バーCIを出力してその
状態を維持する。又、インバータ91はロー状態を維持
するが、等化信号生成部213の出力信号EQWDがハ
イであるから、ORゲート92の出力はハイとなってA
NDゲート94から出力されたライトゲート制御信号C
Wもハイ状態に維持される。
【0048】その後、等化信号生成部213の出力信号
EQWDがローになり、ディスエーブル状態になる。デ
ィスエーブル状態になったとき、ライトゲート制御部2
15のORゲート92の出力信号はローとなってAND
ゲート94から出力されたライトゲート制御信号CW
は、図4(F)に示すようにローとなる。よって、ライ
トゲート216の伝送スイッチ43、44がオフし、デ
ータDIN1、バーDIN1の出力端とデータラインD
L、バーDLとの間の接続が遮断されて、ライト動作が
終了する。
【0049】即ち、ライトゲート制御部215では、ラ
イト動作が開始される時に等化信号生成部213の出力
信号EQWDがハイになってライトゲート制御信号CW
の出力がイネーブルされ、出力信号EQWDがローとな
ってライト動作が開始したときにデータ駆動制御信号バ
ーCIの出力がイネーブルされる。この出力信号EQW
Dは、ライト動作が終了するときにハイとなってからロ
ーになり、出力信号EQWDがローになったときに、ラ
イトゲート制御信号CW及びデータ駆動制御信号バーC
Iの出力がディスエーブルされる。
【0050】従って、図4(F)に示すような波形のラ
イトゲート制御信号CW、図4(G)に示すような波形
のデータ駆動制御信号バーCIが出力される。そして、
ライトゲート216の動作が制御され、ライトデータ駆
動部218の出力信号のレベルが決定される。以上、ラ
イト動作は、図4のタイミング図に示すように、5個の
期間に分けられて行われる。
【0051】一番目として、期間t1、t5は、ライト
ゲート制御信号CWとデータ駆動制御信号バーCIとの
出力が全てディスエーブルされる期間であって、ライト
動作とは無関係な期間である。二番目として、期間t
2、t4は、ライトゲート制御信号CWの出力はイネー
ブル、データ駆動制御信号バーCIの出力がディスエー
ブルされる期間であって、ライトゲート216の伝送ス
イッチ43、44がオンした状態で、ライトデータ駆動
部218がハイレベルの出力信号DIN1、バーDIN
1によりデータラインDL、バーDLをプリチャージン
グ及び等化させる動作を行う期間である。
【0052】三番目として、期間t3は、ライトゲート
制御信号CWとデータ駆動制御信号バーCIの全てがイ
ネーブルされて、ライトデータ駆動部218がデータラ
インDL、バーDLとビットラインBL、バーBLを通
ってメモリセルアレイ208中の選択されたセルにデー
タをライトする動作を行う期間である。即ち、本発明で
は、ライト動作の前後にアドレス遷移検出信号の加算信
号と同様な期間で、データラインDL、バーDLとビッ
トラインBL、バーBLをプリチャージさせて等化させ
る動作を行うように構成されている。
【0053】以後、リード動作を行うに際しては、アド
レスバッファ201−1〜201−N、アドレス遷移検
出部202−1〜202−N、X−ディコーダ203、
Y−ディコーダ206、遷移検出信号加算部212、及
び等化信号生成部213は前述のライト動作と同じよう
な動作を行う。このとき、ブロック選択信号BSはハイ
になり、チップイネーブル信号バーCEはローになって
イネーブルされた状態である。
【0054】このとき、図5(A)に示すようにライト
信号バーWEはハイ状態を維持し、制御信号入力バッフ
ァ214のNORゲート12の出力信号はローとなり、
インバータ22を通ってハイのライト制御信号バーW
E’がライトゲート制御部215に出力される。次い
で、ライトゲート制御部215のORゲート93の出力
信号が継続してハイであるから、ANDゲート95から
出力されたデータ駆動制御信号バーCIは図5(D)に
示すように継続してハイ状態を維持し、等化信号発生部
213の出力信号EQWDが図5(B)に示すようにハ
イにイネーブルされたときにのみにORゲート92の出
力がハイとなって、ANDゲート94から出力されたラ
イトゲート制御信号CWは図5(C)に示すようにハイ
になり、イネーブルされる。
【0055】その後、ライトデータ駆動部218は、ラ
イトゲート制御部215のハイの出力信号バーCIを受
け、NORゲート82、83の出力信号がローとなって
インバータ84、85を通って、図5(E)に示すよう
データDIN1 、バーDIN1はハイになる。そし
て、ライトゲート制御部215の出力信号CWがハイに
なってイネーブルされると、ライトゲート216の伝送
スイッチ43、44はオンし、データ駆動部218のハ
イのデータDIN1,バーDIN1がデータラインD
L、バーDLに伝送されて等化される。
【0056】以後、等化信号生成部213の出力信号E
QWDがローになってANDゲート94から出力される
ライトゲート制御信号CWがローになり、ディスエーブ
ルされる。その後、X−ディコーダ203によりメモリ
セルアレイ208のワードラインWL1〜WLn中の該
当ワードラインが選択されたとき、該当メモリセルのト
ランジスタQ1、Q2がターンオンして、セルQ3,Q
4に記憶されたデータがビットラインBL、バーBLに
出力される。このとき、Y−ディコーダ206によりカ
ラムゲート207の伝送スイッチ41、42がオンした
とき、ビットラインBL、バーBLに出力されたデータ
がデータラインDL、バーDLに伝送される。
【0057】よって、センスアンプ211がデータライ
ンDL、バーDLに出力されたデータを感知して外部出
力端DOUTに出力し、リード動作が終了する。このと
き、等化信号EQWDのレベル遷移に従ってライトゲー
ト制御信号CWのレベルが決定され、データ駆動制御信
号バーCIはディスエーブルされた状態となる。
【0058】即ち、ディスエーブル状態のデータ駆動制
御信号バーCIによりライトデータ駆動部218の出力
信号DIN1、バーDIN1は、全てハイレベルとな
る。従って、ライトゲート制御信号CWが等化信号EQ
WDと同じ位相でライトゲート216をイネーブルする
ため、リード動作中、ライトデータ駆動部218による
データラインDL、バーDL及びビットラインBL、バ
ーBLのプリチャージング及び等化効果を得ることがで
きる。
【0059】このような動作は図5に示す通りである。
かかる構成によれば、ライト制御信号をアドレス遷移検
出信号の全てに等化させ、さらに、ライト制御信号CW
を出力するときに、ライトゲート制御部215で生成し
たデータ駆動制御信号バーCIをライトデータ駆動部2
18に出力し、制御信号間のタイミングの余裕を確保し
たため、高速動作が可能であるという効果がある。
【0060】特に、ライト動作後、ライトデータ駆動部
218を用いてデータラインDL、バーDL及びビット
ラインBL、バーBLのプリチャージを等化させること
により、ライト時間の余裕を確保することができる。ま
た、リード動作中にもライトデータ駆動部218を通っ
てデータラインDL、バーDL及びビットラインBL、
バーBLをプリチャージし、等化させて、データライン
DL、バーDLとビットラインBL、バーBLの等化回
路のローディングを減らして一層安定した動作を確保し
得るという効果がある。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる半導体メモリ装置によれば、ライト制御信号をア
ドレス遷移検出信号の全てに等化させ、さらに、ライト
ゲート制御部215で生成したデータ駆動制御信号に基
づいてデータを出力し、制御信号間のタイミングの余裕
を確保しているため、高速動作が可能であるという効果
がある。尚、データ書き込み動作時は、ライトゲート制
御信号と共に、略同じタイミングでデータ駆動制御信号
を出力することができる。
【0062】請求項2の発明にかかる半導体メモリ装置
によれば、書き込み動作後,データライン及びビットラ
インの等化時にプリチャージし、ライト時間の余裕を確
保することができる。また、読み込み動作中にもライト
データ駆動手段を通ってデータライン及びビットライン
をプリチャージし、等化させて、データラインとビット
ラインの等化回路のローディングを減らして一層安定し
た動作を確保し得るという効果がある。
【0063】請求項の発明にかかる半導体メモリ装置
によれば、ライトゲート制御信号とデータ駆動制御信号
とを略同時に出力することができる。請求項の発明に
かかる半導体メモリ装置によれば、データの出力をディ
スエーブルするデータ駆動制御信号が出力されている
間、該出力データが全てハイ状態に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の構成図。
【図2】図1のライトゲート制御部の構成図。
【図3】図1のライトデータ駆動部の構成図。
【図4】図1のライト動作のためのタイミング図。
【図5】図1の動作時の波形図。
【図6】従来の半導体メモリの構成図。
【図7】図6のタイミング図。
【符号の説明】
201−1〜201−N アドレス入力バッファ 202−1〜202−N アドレス遷移検出部 203 X−ディコーダ 206 Y−ディコーダ 207 カラムゲート 208 メモリセルアレイ 209 ビットライン等化部 210 データライン等化部 211 センスアンプ 212 検出信号加算部 213 等化信号生成部 214 制御信号入力バッファ 215 ライトゲート制御部 216 ライトゲート 217 データ入力バッファ 218 ライトデータ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−50791(JP,A) 特開 平1−251496(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 11/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスの組合わせによりメモリセルアレ
    イ中の所定のメモリセルを選択してライト及びリードを
    行う半導体メモリ装置において、 前記アドレスの変化を検出したとき、所定のパルス信号
    を出力するアドレス変化検出手段と、 該アドレス変化検出手段の出力信号を受けて等化信号
    (EQWD)を発生する等化信号生成手段と、 書き込みを制御するライト制御信号(バーWE')と該等
    化信号生成手段の等化信号(EQWD)とに基づいてラ
    イトゲート制御信号(CW)及びデータ駆動制御信号
    (バーCI)を生成する制御信号生成手段と、 該制御信号生成手段からデータ駆動制御信号(バーC
    I)を入力し、該データ駆動制御信号(バーCI)によ
    りイネーブルされてデータ(DIN1、バーDIN1)
    を出力するライトデータ駆動手段と、 前記制御信号生成手段からライトゲート制御信号(C
    W)を入力し、該ライトゲート制御信号(CW)により
    イネーブルされて該ライトデータ駆動手段の出力データ
    (DIN1、バーDIN1)をデータライン(DL、バ
    ーDL)に伝送するライトゲートと、を備えて構成さ
    れ、 前記制御信号生成手段は、メモリセルアレイへのデータ
    書き込み動作時、書き込みを許可するライト制御信号
    (バーWE')が出力された後、等化信号(EQWD)が
    イネーブル状態になったときにライトゲート制御信号
    (CW)の出力をイネーブルし、等化信号(EQWD)
    がディスエーブル状態になったときにデータ駆動制御信
    号(バーCI)の出力をイネーブルして、書き込みを禁
    止するライト制御信号(バーWE')が出力された後、等
    化信号(EQWD)がイネーブル状態になったときにデ
    ータ駆動制御信号(バーCI)の出力をディスエーブル
    し、等化信号(EQWD)がディスエーブル状態になっ
    たときにライトゲート制御信号(CW)の出力をディス
    エーブルするように構成されたことを特徴とする半導体
    メモリ装置。
  2. 【請求項2】前記制御信号生成手段は、メモリセルアレ
    イからのデータ読み込み動作時、データ(DIN1、バ
    ーDIN1)の出力をディスエーブルするデータ駆動制
    御信号(CI)を出力し、ライトゲートをイネーブルす
    るライトゲート制御信号(CW)を等化信号(EQW
    D)の位相に一致させて出力するように構成され、 前記ライトデータ駆動手段は、制御信号生成手段から、
    データ(DIN1、バーDIN1)の出力をディスエー
    ブルするデータ駆動制御信号(バーCI)が出力されて
    いる間、ハイ状態に維持されたデータ(DIN1,バー
    DIN1)を出力するように構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】前記制御信号生成手段は、 ライト制御信号(バーWE')を反転するインバータと、 該インバータの出力信号と等化信号生成手段の等化信号
    (EQWD)とを論理和演算する第1ORゲートと、 前記ライト制御信号(バーWE')と前記等化信号生成手
    段の等化信号(EQWD)とを論理和演算する第2OR
    ゲートと、 アドレスの組合わせによりメモリセルのブロックを選択
    するブロック選択信号(BS)と第1、第2ORゲート
    の出力信号とを論理積演算して、夫々、ライトゲート制
    御信号(CW)及びデータ駆動制御信号(バーCI)を
    出力する第1、第2ANDゲートと、 を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】前記ライトデータ駆動手段は、 制御信号生成手段のデータ駆動制御信号(バーCI)と
    出力データ(DIN')とを否定論理和する第1NORゲ
    ートと、 該第1NORゲートの出力信号を反転して第1データ
    (DIN1)を出力する第1インバータと、 前記出力データ(DIN')を反転する第2インバータ
    と、 該第2インバータの出力信号と前記データ駆動制御信号
    (バーCI)とを否定論理和する第2NORゲートと、 該第2NORゲートの出力信号を反転して第2データ
    (バーDIN1)を出力する第3インバータと、 を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    か1つに記載の半導体メモリ装置。
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