JPH09507187A - 貨物ハッチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は船の船倉の開口のためのハッチ等における貨物ハッチ装置に関する。この発明の新規性は次の構成にある。即ち、少なくとも若干のハッチをハッチ素子（４）として配置し、少なくとも１個の積載プラットフォーム（７）を受理するための少なくとも１個の座（６）をハッチに設け、物品を運ぶように積載プラットフォーム（７）を構成し、昇降具、又は同様の昇降装置（１１）に着脱自在に連結するためのロック手段（８）を積載プラットフォーム（７）に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 貨物ハッチ装置 発明の技術分野 本発明は貨物ハッチ、特にトイーンデッキハッチに関するものである。 発明の背景 トイーンデッキ（船倉内の甲板）によって上下に分割される船の貨物船倉はい わゆるハッチによって相互に分離されると共に、上方には開放空気に対して閉じ られており、下部船倉が貨物で一杯になると、この下部船倉を覆い、トラック等 のための輸送駆動面として使用し始め、艙口の横、前方、及び船尾の空間が一杯 になった後は、上記ハッチを物品の積載面として使用している。従って、荷物は 艙口面を含む船倉の全ての表面に一杯になっている。船艙の艙口は数個のハッチ によって覆われ、又は閉じられており、これ等ハッチは互いに並んで配置され、 上述のように使用される連続面を形成している。 吊り上げるべき第１ユニットの周りに吊り索等を掛け、第１ユニットを取り除 いて荷物に到達するため、上から一般貨物の中に割り込み、即ち上のハッチを開 いた後、荷物の間に入るのは常に困難な問題である。しかし、荷物ユニットが持 ち上げられるにつれて、自由空間が増大し、荷物に接近できる可能性が次第に増 大する。 物品をパレット上に設置した時は、昇降ケージ、即ち隅角部にワイヤを取り付 けて通常４個の標準のパレットに適合させた板を使用し、吊り索を掛け、１６〜 ４６枚のパレットを吊り上げる必要があるため非常に広いハッチ空間を確保する 必要があり、またパレットの吊り上げに著しい時間のロスがあり、損傷の危険が ある。以上は貨物の積降ろしであるが積込みの場合でも同様である。 貨物が、冷凍動物生肉、及び種々の形状の類似の貨物であり、パレットに乗せ られた物品である時、別個のパレットを離し、吊り索を掛ける際の困難性は明ら かである。パレット上に乗せた積載貨物は船の移動により側方にずれることが多 く、そのため貨物に接近するのを困難にし、パレットの取扱いを困難にしてしま う。 本発明の目的は貨物船倉を分割し、又は閉じるための新規な構成のハッチを得 るにあり、このようなハッチを有する船に貨物を積み込み、積み降ろす新規な方 法を得るにある。 発明の要約 本発明は少なくとも１個の荷物支持プラットフォームのための少なくとも１個 の座によって艙口を覆うための少なくとも１個の、通常はそれ以上の数のハッチ 、又はハッチ素子を設計することを含み、このプラットフォームはそのハッチ掛 合位置において、ハッチ素子、又は隣接するハッチの上面、及び端縁、又は端部 と同一レベルにあり、また、このプラットフォームはハッチ素子に配置された貫 通開口のためのカバーを形成しており、荷物支持プラットフォームを除去するこ とを可能にする昇降装置を連結する手段を有する。配置された１個又はそれ以上 のプラットフォームのためのハッチ素子は寸法が通常のハッチに対応しており、 艙口を覆うため数個のハッチ、又はハッチ素子が必要である。ハッチ素子上に据 える積載プラットフォームは現在使用されている標準パレットの表面の寸法の倍 数に匹敵する面積を有するのが好適である。プラットフォームはその上に置いた 負荷を運ぶ能力を有することが必要であり、昇降ワイヤ、昇降ヨーク等を掛け、 又は連結することを可能にする取付け装置、又は昇降装置のための連結点によっ て昇降できることが必要である。 船自身のクレーン、又は岸壁のクレーンによって船から積荷を降ろす時には、 上のデッキの開口を開いた時、積載プラットフォーム上に露出して横たえられて いる荷物と積載プラットフォームとをユニットとして１個宛持ち上げ、岸壁等に 置き、簡単に有効に空にする。次に、積載プラットフォームをハッチ素子の上に 戻し、ハッチ素子内の座を積載プラットフォームで一杯にしてハッチ素子内に設 けたいずれの開口をも積載プラットフォームで閉じると共に、希望する作業処理 表面を形成し、連続する積降ろし中、側部に置かれた荷物にこの作業処理表面か ら到達できるようにする。 従って、この装置では、貫通開口の有る無しに拘らず特定のハッチ素子に配置 された座の他に、この座に適合された積載プラットフォームを含み、このプラッ トフォームの連結点において、取付け装置、又は連結装置により、昇降索、隅角 支柱、昇降ヨーク等をプラットフォームに取り付けられるようにする。 ハッチ素子が貫通孔を有する場合、所要に応じ下の空間の検査のため、又は下 の空間内で作業を行うため、ハッチを除去することなく（この構成でなければハ ッチを除去する必要がある）、貨物を配置した取り外し可能なプラットフォーム を当然に使用することができる。或る限度までではあるが下部の船倉から貨物を 積み降ろすことすら可能である。 開口を有するハッチ素子、及びプラットフォームはハッチの形式、及び現実の 貨物の形式に適合させる必要があることはもちろんであり、下のプラットフォー ムでの積込み、積降ろしを簡単化するため、頂部の開口を最も大きくし、順次一 層小さくすることも好適である。 積載プラットフォーム、及びそれを受理する座を標準化し、これ等を交換可能 な荷物支持体として機能できるようにすれば一つの根本的な利点が達成される。 荷物を乗せて吊り上げたプラットフォームと直ちに交換できるよう空の積載プラ ットフォームを海岸に設けることができ、また再び積込みを行うため、予め荷を 積んだプラットフォームを海岸近くに設けることができる。船上では、積載プラ ットフォームは余分な空間を必要とせず、上述したように荷物ハッチ内に一体化 される。ハッチ素子は積載プラットフォームの寸法を変更することなく、該当す る艙口に容易に適合させることができる。船、即ち船倉の利用性は損なわれるこ とがなく、輸送用箱、袋、梱包等の一般貨物でも問題なく積み込むことが可能で あり、必要な昇降能力が不足する場合には、積載プラットフォームを使用しない ままにすることができる。 本発明から生ずる利益の中の一つとして、従来必要としたような一般貨物の間 に強く手をさし入れることは、も早必要ないから物品の損傷を最少にする利益が ある。艙口の下で積載プラットフォームを使用することによって著しい時間の節 約が達成される。このことは、作業に必要な時間、日数を減らすことができ、従 ってコストを減少させることを意味する。装置を取り換えたり、修正する必要な くプラットフォームを１個宛吊り上げることができるから労働力を減らすことが できる。 図面の簡単な説明 添付図面を参照し、以下に本発明を一層詳細に説明する。 図１は荷を積んだパレットと共に昇降ヨークによって支持された積載プラット フォームを有する本発明によるハッチ素子の側面図である。 図２は既存の積載艙口の自由開口に対し積載プラットフォームとハッチ素子と の寸法がどのような相互の関係にあるかを示す上方からの線図である。 図３は他の積載艙口についての図２と同様の線図である。 図４は図２による積載パレットにいわゆるヨーロッパ型パレットをどのように 積み込むかを線図的に示す図である。 図５は国際標準型パレット用に同一の積載プラットフォームをどのように使用 するかを線図的に示す図である。 図６はデッキＣ上の貨物はそのままにして上部デッキＡ、Ｂ用のハッチとハッ チ素子とをどのように折り畳むかを示す船体の一部に沿う線図的断面図である。 図７はハッチ素子の端部とその上に休止する積載プラットフォーム、及び昇降 支柱の一部断面図である。 図８は著しく小さい縮尺で上方から見た積載プラットフォームの図である。 図９は積載プラットフォーム用の端縁支持装置を示す断面図である。 図１０は本発明の要旨を完全に利用するようにした船体を断面で示す線図的斜 視図である。 好適な実施例の詳細な説明 図１は本発明の主要な要旨を示す。船のデッキ１内に艙口２があり、その端縁 には通常の、即ち既存のハッチのように艙口フレーム、又は艙口ビーム等の衝合 部３を設け、ここに図示するようにハッチ素子４の端部がビーム３に休止する。 ビーム３の位置を適切に選択することによって、既存のハッチの上側に相当する ハッチ素子の上側がデッキ１の上側とほぼ同一レベルになる。 図２、及び図３による構成において、本発明によりハッチ素子４を中央に配置 し、通常のハッチＬを両端に配置することができる。図２、及び図３は基本的に 同一であるが、図２による船倉の自由開口は12.7m×7.4mであり、図３の自由開 口、13m×10.5mより小さい。 ハッチ素子４は艙口のフレームビーム３に適合された端部５を有し、ハッチ素 子４は既存のハッチの外側寸法に対応する外側寸法を有する。ハッチ素子４の端 部５と端部５との間には本発明により配置された積載プラットフォーム７の長さ に適合させた凹形座６を設け、この座６の位置にロック装置８を設ける。この座 ６はハッチ素子４の表面から「沈めた」状態、即ち凹形であり、ここに積載プラ ットフォーム７を配置しても、高く突出せず、この上での作業を容易にする。手 動制御手段８′、又は動力で駆動される作動手段（図示せず）によって、積載プ ラットフォーム７における補助ロック手段９にロック装置８を相互に連結可能に する。 図７、図８、及び図９から一層明らかなように、積載プラットフォーム７の上 側にも積載コラム１１の取付けのためのロック手段１０を配置する。このロック 手段は積載プラットフォームにおける昇降アイ等のような昇降補助手段であって もよい。 図１はクレーン等の昇降ヨークの端部の補助手段によって相互に連結された昇 降支柱１１により、負荷「貨物」を乗せるパレットと共に積載プラットフォーム をハッチ素子４における座６からどのようにして上昇させるかを示す。積載プラ ットフォーム７の短辺に、ステー１４（図７参照）用のポケット１３（図８参照 ）を設け、細長輪郭部１７を有する側方支持体としての支持スタッド１６を細長 い孔１５に配置する。これは船の移動に起因し、積載プラットフォームが隣接す る積載プラットフォーム内に移動し、またこの逆に移動して、個々のプラットフ ォームの上昇が困難になるのを防止するためである。 冷凍船においては、デッキに通常は空気流路が設けられており、通常のハッチ でもこれに相当する通気流路が設けられており、これにより空気をハッチに流す のを可能にし、この目的のためハッチの上面に設けた孔を通じて空気を分散させ ている。 図７に示す好適な実施例では、既存のハッチに配置されている流路と孔とに対 応して、積載プラットフォームに空気流路１８と、上面の孔１９とを設ける。こ れにより、積載プラットフォーム７は既存のハッチと同様、デッキの空気分散シ ステム内に含まれる。 図６は船倉の自由開口の中央部にハッチ素子４をどのように使用することがで きるかを示し、各ハッチ素子の座６毎に、貨物を積載したパレットＰと共に積載 プラットフォーム７を設置する。デッキＡ、Ｂを空の状態で示しており、これ等 のデッキの荷物ハッチ２１を自由開口の各側部に沿って折り畳んでいる。デッキ Ａ、Ｂにおいて、ハッチ素子４がハッチに置き換わっている場合には、積載プラ ットフォームはハッチ素子の座６内に設置されていて、ロック装置８、９によっ て取り付けられており、従って、素子４と積載プラットフォーム７はその操作に 関して１個のユニットを形成しており、更に、荷を積載されたプラットフォーム が所定の時間に使用されない場合には、素子４と積載プラットフォーム７は通常 のハッチとしての役割を所定位置で果している。 デッキＣ上の貨物の荷降ろしをする際、各積載プラットフォームにおいて昇降 ヨーク１２を昇降支柱１１に連結し、積載プラットフォームを順次上昇させ、空 にし、再び現存の空のプラットフォームを代わりに置き替える。所定位置に再び 置いた後は、これ等積載プラットフォームは貨物の残りを艙口に向け前方に動か すために必要な予定された自由面を形成している。連続して荷降ろしをしている 間、一層早くから知られているケージと同一の方法で、これ等積載プラットフォ ームを使用してもよい。 ハッチ素子、及び積載プラットフォームを含むこのシステムは荷を積込む時に も同様に有効であり、積込む時は、艙口で積載プラットフォームによって利用で きるようにされた処理面を利用する通常の方法で船倉、又は或るデッキが一杯に なった後、積載プラットフォームを１個宛陸上に上げ、パレット上の物品で満た し、再び船上に上げ、各ハッチ素子毎に座６内に取り付ける。代案として、貨物 を乗せるべき積載プラットフォームを多過ぎる数だけ用意し、それを１個宛、船 上に上げ、上昇させ終わったプラットフォームと交換するようにしてもよいこと はもちろんである。 図１０に示す本発明の改良において、この船は基本的に船体を横切って船首か ら船尾まで船倉の全長にわたり艙口２５を延在させており、開口の幅に適合させ たハッチ素子２４を利用し、各デッキのレベルに配置された支持ビーム２６にハ ッチ素子２４を休止させている。このように配置した船は、船内での物品、即ち 貨物の全ての移動は垂直方向のみであり、船倉内での全ての手動操作を省略する ことができるから、貨物のそれぞれ積込み、積降ろしを今日必要とする時間のほ んの一部で行うことができる。船へ、及び船から、倉庫から、及び倉庫への積載 プラットフォーム２７の移送を容易に自動化することができる。 所定のパラメータに従って構成された船はコンテナの取扱い同様、パレットへ の一般貨物の積込み、積降ろしについて少なくとも高い効率の達成を可能にする 。コンテナ船に比較して、本質的な相違、及び利点は空のコンテナの処理の問題 を完全に解消し、冷蔵、又は冷凍輸送用船倉から既知の試みられた技術を利用す ることができる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年４月１１日 【補正内容】 請求の範囲 １．船、又は船舶の艙口、又は開口を覆いその上に配置した物品を支持する貨物 ハッチ、及びハッチ素子であって、主デッキ、及びトイーンデッキの艙口の側部 の対向端縁（３）上の支持部に静止するようそれぞれ配置された貨物ハッチ、及 びハッチ素子の貨物ハッチ装置において、 前記ハッチ、又はハッチ素子の静止状態、及び隣接するデッキの区域に対し 沈めた状態にある少なくとも１個の座部（６）を少なくとも１個の艙口、又は開 口の少なくとも１個のハッチ、又はハッチ素子（４）に設け、 パレット等のような１個又はそれ以上の貨物ユニットのための少なくとも１ 個の積載プラットフォーム（７）のための座を前記少なくとも１個の座部によっ て画成し、 前記積載プラットフォームを垂直に取り外して残りのハッチ、及び隣接する デッキ上に積載された貨物内の対応する空間を解放するための昇降手段（１１） に前記積載プラットフォームを相互に連結するための連結部を前記積載プラット フォームに設けたことを特徴とする貨物ハッチ装置。 ２．艙口（２）の端縁（３）によって端縁を支持された前記ハッチ素子（４）に 少なくとも１個の貫通開口を設けたことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ３．少なくとも１個の積載プラットフォーム（７）を受理する前記座（６）を沈 めた状態に配置し、実質的に小孔がない表面を有するよう構成したことを特徴と する請求項１に記載の装置。 ４．前記積載プラットフォーム（７）にはその少なくとも一側に沿って着脱自在 の支持輪郭部（１７）と、支柱等のための負荷安定支持体（１４）とを設けたこ とを特徴とする請求項１に記載の装置。 ５．貨物艙口（２）の端縁（３）によって支持されるようにしたハッチ素子（４ ）と、このハッチ素子によって支持される積載プラットフォーム（７）との両方 に、その上方に向く面に沿ってこの面の下方に空気流路を設け、これ等空気流路 を相互に連結すると共に、船のデッキ内に配置された既知の空気流路に連結し、 前記積載プラットフォームの前記上方に向く面にはそれ自身既知の多数 の開放孔、又は同様の空気吹出し孔（１９）を設けたことを特徴とする請求項１ に記載の装置。 ６．ハッチの開口（２５）を船倉の全幅、又は全長、又はその両方に実質的に延 在させ、前記船倉の両側の壁に沿ってハッチユニット（２４）の支持体（２６） を配置し、１個の負荷支持プラットフォームユニット（２７）毎に少なくとも１ 個の座を設けたことを特徴とする請求項１に記載の装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．船、又は船舶のデッキに設けられ船倉、及び類似の空間の上方への開口を閉 じるための貨物ハッチ、及び貨物ハッチ素子等であって、その閉じる位置に取り 付けられた後はその上に設置した物品を運ぶように意図された貨物ハッチ、及び 貨物ハッチ素子等の貨物ハッチ装置において、 デッキの上方に向く開口においてこの開口の端縁（３）の少なくとも２個 に支持され取付け可能な少なくとも１個のハッチ素子（４）を設け、周囲のデッ キ、及び残りのデッキ素子に対し沈めた少なくとも１個の座部（６）を前記ハッ チ素子（４）に設け、パレット等のような１個、又はそれ以上の数の貨物ユニッ トを運ぶように意図された少なくとも１個の積載プラットフォーム（７）を設け 、この積載プラットフォーム（７）を受理し取り付けられるよう前記周囲のデッ キ、及び残りのデッキ素子を配置し、前記積載プラットフォーム（７）にはロッ ク装置、又は昇降手段との連結部を設け、前記昇降手段により積込みのため前記 座（６）から前記積載プラットフォームを除去し、更にこの積載プラットフォー ムを移送し、又は前記座に前記積載プラットフォームを乗せ、もとへ戻すことを 可能にしたことを特徴とする貨物ハッチ装置。 ２．開口（５）に掛合する端縁（３）を有する前記ハッチ素子（４）に少なくと も１個の貫通開口を設けたことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ３．少なくとも１個の積載プラットフォーム（７）を受理する前記座（６）を沈 めて配置し、実質的に小孔がない表面を有するよう構成したことを特徴とする請 求項１に記載の装置。 ４．前記ハッチ素子（４）内に設置するようにした積載プラットフォームには昇 降装置への相互連結部のためのロック手段の他に、少なくとも一側に沿って着脱 自在の支持輪郭部（１７）と、支柱等のための負荷安定支持体（１４）とを設け たことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ５．貨物艙口（２）の端縁（３）と前記ハッチ素子によって支持された積載プラ ットフォーム（７）とに協働するハッチ素子（４）のその上方に向く面の下に この面に沿って空気流路を設け、前記デッキ内に配置された既知の空気流路に前 記空気流路を連結し、前記積載プラットフォームの前記上方に向く面にはそれ自 身自由に開いた多数の孔、又は同様の空気吹出し孔（１９）を設けたことを特徴 とする請求項１に記載の装置。 ６．ハッチの開口（２４）を前記船倉の全幅、又は長さ、又はその両方に実質的 に延在させ、前記船倉の両側の壁に沿って船体を横切ってプラットフォームユニ ット（２４）のための支持体（２３）を配置し、このようなハッチユニットにお いて負荷支持プラットフォーム（２７）のための少なくとも１個の座を配置し、 好適にはデッキに取り付けたクレーンによって前記ハッチユニットにおいて座に 向け、また座から前記負荷支持プラットフォーム（２７）を移動可能に構成した ことを特徴とする請求項１に記載の装置。