JPH09503967A - 感熱式プリンターの制御装置 - Google Patents

感熱式プリンターの制御装置

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JPH09503967A
JPH09503967A JP7502864A JP50286494A JPH09503967A JP H09503967 A JPH09503967 A JP H09503967A JP 7502864 A JP7502864 A JP 7502864A JP 50286494 A JP50286494 A JP 50286494A JP H09503967 A JPH09503967 A JP H09503967A
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ヴイ トゥール,チャールズ
エル マラリー,ゲーリー
ピー ジョンソン,ロバート
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データメトリックス コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 改良されたこの感熱式プリンターは、プリンターの選択されたパラメータと、印刷される書類の内容(本文か像のデータ)に反応する回路を有しており、いつ電極が印刷したかにより変るエネルギーの印刷インパルスで、個々の印刷電極に選択的に力を与えるようになっている。他の回路は、選択された電極と隣接する電極が、印刷したかどうか、またどの位前に印刷したかに反応する。他の実施例では、回路は、選択された電極とその隣の電極の履歴のみならず、印刷されるべき書類のまだ印刷されない部分に、適当な印刷インパルスの選択を助けるのに用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】 感熱式プリンターの制御装置 本発明の背景 1.発明の分野 本発明はカラープリンターに関する。詳しく言うと、1回通過させるだけで、 白黒像をフルカラー像へ連続して変化させる高速感熱式カラープリンターに関す る。 1つの方法(染料拡散熱移動式、すなわちD2T2式)では、媒体の表面に拡 散させることができる染料を含浸させたリボンを用いる。この方法は、媒体に染 料を拡散させるので、比較的時間がかかり、現在入手可能な染料では、媒体を高 速で動かすことができない。 約10倍早い第2の方法では、着色ワックスリボン(ワックス熱転写式、すな わちTWT式)を用いる。現在この方法で作動するフルカラープリンターは存在 するが、それは、選択的に加熱されるアドレスで呼び出せる複数の電極を有する プリントヘッドにより、リボンから、通常は紙である媒体へ、ワックスのドット を転写できるようになっている。 このようなプリンターは、通常25.4mm(1インチ)当たり400ドット までの印刷密度で作動する。多数の彫版に、それぞれ異なる印刷インクを入れ、 各色の像を、媒体に別々に、多色刷り印刷のように、着色ワックスのドットを、 全面的または部分的に連続的に重ね合わせて、フルカラーの全像が得られる。 大部分のカラープリンターでは、三原色と黒の各像が、見当を合わせて多色刷 りされ、完成図は混成像となる。完成プリントの各インクリメントの範囲の色は 、インクリメントの範囲にある各原色の相対的な量により決まる。 ワックス熱転写式で印刷するには、各印刷電極は、電流を流して加熱される。 単色ワックスを有するフィルムは、通常は紙である媒体のウエブと密接して置か れ、紙の表面に着色ワックスドットから付される。 サンドイッチ状の電極は、圧盤と熱吸い込みの2役をするローラーに押圧され ている。フィルムの温度がワックスの溶解温度を越えると、小面積のワックスが 溶ける。所要寸法のマークを媒体につけるには、十分ワックスを溶かすために、 追加の加熱をしなければならない。印刷媒体が冷たいと、ワックスは、冷え始め て固化する。 媒体とリボンは、プリントヘッドから離れるまで接触しており、その間に、ワ ックスはリボンから媒体に付着して固化する。その後、リボンは媒体から離れ、 巻き取りロールに巻き取られる。ウエブの媒体は、次の印刷位置で、異なる色の ワックスで印刷される。 移動するウエブに対する印刷では、どこにドットを付け、また、いつマークを 付けるかを定めることが重要である。従来の通常のプリンターでは、プリントヘ ッドが1行のマークの正しい印刷位置に確実に達した時は、いつでも、1行のカ ラードットを付ける時間は、印刷するのに十分であった。 次の行のマークの印刷位置がプリントヘッドに達した時、次の行が印刷される 。ウエブが動くにつれて、「窓」内に、ドットの列を印刷しなければならない。 人間の目が満足するように、ドットは媒体の移動方向と直交する方向に整列し、 次の行との間隔は一定でなければならない。 また、書類の内容により、特に直線と曲線を含む場合の不整列は、すぐ分るの で、整列と見当合わせの要求は厳しい。比較的高速(毎秒30cm(12インチ )以上)のフルカラー(三原色と黒)の感熱式プリンターにより、正確に絵を表 示する像を安定して繰り返し作れるものがよい。 像の元は、コンピュータのイメージファイルとし、イメージクリエイティング コンピュータプログラムを操作して取出せばよい。 また、現在利用可能なスキャナーとプログラムを用い、多様な情報源から、コ ンピュータファイルへカラー書類をスキャンすることができる。このような書類 は、複数の彫版を作らなくても、カラープリンターで印刷することができる。 このカラープリンターは、25.4mm(1インチ)当たり600ドット(d pi)以上の解像度をもち、紙、布、プラスチックフィルム、または金属箔を含 む各種媒体に印刷できるとする。 色の配合は、人間の目で知覚できるのに十分な色の範囲と色合いのものとする べきである。概して、32データビットまで表示できる各三原色と黒のための、 少なくとも8つの色調の色の範囲があれば十分である。 この印刷法では、白黒リボンを用いることができる。色と色の間でウエブを逆 行させる必要はなく、4つの専用プリントヘッドを、ウエブの通路に連続して設 ければよい。各プリントヘッドで印刷された像は、正確に見当合わせされ、印刷 された列の間隔は一定とする。 本発明による、毎秒15.2cm(6インチ)以上の印刷速度が得られるフル カラー感熱式プリンターでは、デジタルコンピューターと機械上の位置センサー が、印刷されるドットの列のプリントヘッドに対応する時間のみならず、マーク を印刷するため感熱式印刷の個々の電極に与えられる電気的インパルスの継続時 間と大きさや最適時間を定める。 高解像度エンコーダーは、プリンターを介して、コンピュータとカウンターに 信号を送る。各レジスターは、各プリントヘッドのために用意されている。各レ ジスターに、ウエブの長さを示す数値が記憶されている。 第1レジスターに、休止位置から一定速度に加速するのに十分なウエブの長さ を示す数値を記憶させる。他のレジスターに、第1レジスターの数値と、プリン トヘッド間の間隔を示す他の数値との合計に等しい数値を記憶させる。これらの 数値は、全機構の熱膨張または収縮の矯正を示す数値により自動的に更新される 。 各レジスターは、第2入力がカウンターに接続されている関連比較器を有して いる。カウンターの数値が、レジスターに記憶された数値に達すると、関連する 比較器は、印刷回路へ実行信号を出す。 好ましい実施例によれば、いくつかのレジスターは、コンピュータに記憶され ている定数でロードされ、ウエブは前進する。定数は、印刷されたドットの列の 登録をチェックするため、印刷のテストランがなされた後、実際の間隔を反映す るように正確に修正される。定数を修正することによって、その後の印刷は、コ ンピュータに記憶された、より正確な定数で始めることができる。 実行信号を発生するのに用いられる他の方法は、エンコーダーのパルス出力に 適用されるカウンターレジスターにより、マイナス数値として定数をロードする ことである。ついで各レジスターをゼロにする。 いくつかの他の実施例によっても、同様な結果が得られる。必要なことは、印 刷を、所定のインターバルで始め、その後、所定のインターバルで継続すること である。 印刷の解像度が、25.4mm(1インチ)当たり、300ドット(dpi) の実施例では、精密なエンコーダーは、1ドットの列から次のものまでに、9パ ルスを発生するようになっている。従って、レジスターをインクリメントするの に、選択された数9が追加される。 カウンターがインクリメント数に達したら、新しい実行インパルスが発生し、 レジスターは再びインクリメントされる。各9番目のパルスは、印刷を各ドット 列について開始する間、「タイムウィンドウ」を開始する。 印刷が始まると、モジュロ9カウンターを使用することにより、この結果を得 ることができる。 代案として、カウンターレジスターを、9(それぞれマイナスまたはプラス) のカウントによりインクリメントし、各ゼロ状態において、新しい印刷の行を発 信することができる。 1色以上で印刷されるべきこれらインクリメントの領域のために、選択された 各色のためのプリントヘッドの電極を加熱して、着色ワックスを流動化させ、以 前のプリントヘッドによって書かれたワックスドットの上に直接付着させること が重要である。 印刷電極への電気的インパルスの大きさと継続時間により、ウエブ媒体へ転写 されるワックスのドットの大きさとドットが占める正確な位置が決められる。 多色刷りの場合、所与の領域における知覚される色は、採用される3原色と黒 、及び所与の領域に設けられる各色の範囲の相対的寸法との函数である。 点描またはハーフトーン、あるいは彫版による色の暗度(シェード)や色相( ヒュー)は、各色のベクトル成分の密度と寸法の函数である。同一寸法であるが 、色の異なる2つのドットを使うと、同じ異なる色ではあるが、寸法が異なる2 つのドットとは異なって見える。 この好ましい実施例によれば、プリンターは、均一な寸法のドットを発生する 。 本発明の好ましい構造では、デジタルコンピュータは、印刷されるべき書類に 対応するデータファイルを記憶し、検索するのに広く用いられている。 またそのコンピュータは、ウエブ駆動装置の構成要素へ必要な操作を制御する 。 そのコンピュータは、フルカラープリンターに必要ないくつかのプリントヘッ ドの感熱式電極へ印刷信号を供給するためのプリンターバッファーとレジスター に対して、いつ何をロードするべきかを決める。 例えば、印刷するべきフルカラー書類は、当初、全書類のドット数と同数の記 憶場所を有するプリンターメモリーに記憶される。ある例では、各記憶場所に1 つの語がある。200mm×250mm(8”x10”)の文書では、300d piで印刷するのに、少なくとも,2400列で3000行のメモリーを有して いなければならない。 記憶された各語は、印刷される色の各々について1つ、4つのグループで所定 数のビットを含んでいる。本発明では、3原色と黒を用いる通常の4色プラテン プリンターの例に従うのがよい。 本実施例で利用されるプリンターでは、選択された色は、色の順で、黄色(y )、マゼンタ(m)、シアン(c)、及び黒(k)である。説明を容易にするた め、各色をy,m,c,kで示す。 各プリントヘッドは、書類の一部を記憶しているレジスターと連係されている 。第1、すなわち、黄色のレジスターRyに約25.4mm(1インチ)、すな わち400行の書類を記憶させると、都合が良いことが分った。 第2,すなわち、マゼンタのレジスターRmは、同量のデータと、プリントヘ ッド間の名目上の間隔と対応する量のデータとの和を記憶する。ここで、間隔と は、約100mm(4インチ)、すなわち1200行であるから、マゼンタレジ スターRmでは、合計1600行のマゼンタカラーデータとなる。 同様にシアンレジスターRcは、400行と黄色とマゼンタ間の間隔を示す1 200行との和に、マゼンタヘッドとシアンヘッド間の1200行を加えたもの を記憶する。 黒のレジスターRkは、Rcレジスターの記憶行数と、シアンヘッドから黒ヘ ッドまでの1200行の和を記憶する。 市販のプリントヘッドは、印刷用ヘッドによって通信プロトコルが書かれるよ うに記憶とアドレスの機能を備えている。前述のように、配置エンコーダーは、 ヘッドへ定期的に印刷インパルスを発生させ、ストロボパルスはタイムウィンド ウを開く。 その間、所定の大きさと継続時間の特定エネルギーパルスにより、個々の電極 は十分な温度に加熱され、リボンからワックスを溶かし、ウエブ媒体にワックス を転写する。 ヒステリシスの問題は、感熱式印刷法にある。印刷電極、すなわちペン先の温 度は、エネルギーパルスを当てるとすぐに上がり、ペン先を冷やすには、プリン トヘッドの周囲温度に影響される指数関数的な曲線に沿って、通常より長い時間 を要する。 プリントヘッドを周囲温度に下げるのに、ウエブ、すなわち媒体の3〜6ip sの率では、ペン先は、5〜10の印刷行または列を必要とする。冷却率は、冷 蔵されたヒートシンクを設けることにより、または市販の熱接合材を用いて、増 やすことができる。 このようにして、ペン先を冷やすため、一つ前の行で印刷したペン先(ホット なペン先)は、前のインターバルで印刷されなかったペン先よりも温かい。また 2つ前のインターバルの間印刷されなかったペン先は、より冷えている。 重要性は小さいが、それでもなお重要なのは、問題としている本ペン先に隣接 するペン先の状態である。もし隣のペン先が、前の行で印刷され、ホットなペン 先であれば、熱伝導により、その熱は、問題としている本ペン先に移転する。 個々のペン先回路の抵抗は、適当な時間で、適量のワックスを溶かすペン先の 能力にも悪影響を与える。さらに、各色のワックスリボンは、溶解温度や流動特 性等、それ自身で特徴を有している。 これらは、また適用されるエネルギーパルスの大きさと継続時間に、又ペン先 上の媒体の通過に対して、いつこのパルスを開始し終了させるかに影響を与える 。 これらの条件に見合う、いくつかの方法が提案されてきた。 その1つは、ペン先がコールド、ウォーム、またはホットのいずれであるかに より、異なる時間継続して複数の熱エネルギーパルスを供給する。 別の提案では、全ての熱エネルギーパルスを、同時に終了させることが必要で ある。 さらに別の提案では、ペン先が実際に印刷していない全てのインターバルの間 、 維持パルスを供給することにより、印刷に必要な温度を少し下回る休止温度に、 全てのペン先を保つことが必要となっている。 他の提案では、コールドなペン先に、前の印刷インターバルの間に、エネルギ ーを与える。印刷が始まる時までに、温度は十分に上がり、より短い時間のパル スで印刷できるようになる。 さらに他の方法では、二進法の加重タイムインターバルを利用して、各ペン先 にエネルギーパルスを供給し、最長のインターバルが最短インターバルの128 倍とし、どのインターバルも、4〜512マイクロセカンドの継続時間をもつこ とができるようにする。この提案は、本発明の好ましい実施例においては、コン ピュータのソフトウエアコントロールの下で機械化して採用されている。 これら提案の全ては、印刷速度が増すにつれて、重要性は大となる。 例えば、印刷速度が毎秒76mm(3インチ)から152mm(6インチ)へ 増すと、ペン先が冷える時間と印刷までのインターバルは半分になる。 しかし、ワックスが溶けて流れる率は、おおむね変わらず、印刷速度と無関係 である。また印刷速度が増すにつれて、印刷を早めに予期して開始することが必 要になる。 濃淡のない色又は黒の範囲があるテキストまたはフルカラー書類の印刷では、 個々のドットは、おおむね四角であって、ドットに割り当てられているインクリ メント範囲をフルに占める必要がある。 これは、ペン先を十分に加熱した時、その幅より大きなワックス範囲をとかす ことができるため、ある程度は達成される。エネルギーパルスの継続時間と大き さにより、設けられるドットの長さは決まる。 しかしメーカーは、ペン先のデューティサイクルがいくつかの印刷行にわたっ て、50%以上大きくならないように、またペン先の温度が低いとに基いて、行 間を開けない印刷領域に対しては、ペン先に、連続してエネルギーを与えないよ うに勧めている。 しかし、印刷範囲が濃淡のない色である場合には、個々のドットの境界が目立 たないように、少々大型のドットで印刷するのがよい。書類の内容を調べること によって、濃淡のない色の範囲を予期でき、印刷電極へ供給されるエネルギーパ ルスを増すことができ、濃淡のない色の範囲のドットを少々大きくして、スムー スにオーバーラップさせることができる。 本発明とその各種実施例の説明を容易にするため、次の通り定めておく。Tは 温度、tは時間、Nは印刷用ペン先、πはパルスを示し、実行したあるプランで は、インターバルnの1つを選択した。nは、少なくとも15である。 所与のカラーの各行について、印刷レジスターは、マークが印刷される「1」 と、マ〜クが印刷されない「0」を記録する。論理ユニットは、マークが印刷さ れた最終行と対応する数を記録する。 記憶された各「1」によって、「1」へリセットされ、かつ記憶された各「0 」によって、「1」までインクリメントされるカウンターを用いることにより、 これは実行される。カウンターは、nのカウントに限定されている。π1〜πnの 印刷パルスは、漸進的に長くなっている。 全てのペン先の印刷パルスが、同時に終わるのが良いことが分った。従って、 プリントヘッドは、印刷パルスπ1〜πnに,それぞれ対応するnのサブインター バルでロードされる。 πnパルスを受ける各ペン先と対応するヘッド記憶セルは、πnパルスの発生前 にまずロードされる。次に、πn-aパルスを受けるペン先と対応するセルは、πn -1 パルス発生直前にロードされる。 πn-2パルスとπn-3パルスを受け取るセルは、ロードされ、最後にホットなペ ン先と対応する。π1のパルスを受け取るセルは、最後にロードされる。 この方法によると、各ペン先は、インターバルを介して続く連続パルス、また はおおむね連続であるように見える一連のパルスを受け取る。 この方法の利点は、印刷した全てのペン先が、印刷インターバルの終わりに、 同時に、望ましい温度になっていることである。 しかし問題点は、速度が一定でないことである。もし速度が数%以上変わると 、ペン先の冷却時間に影響が及ぶ。速度が常時変化すれば、ドットの行または列 の印刷密度にばらつきが生じるようになる。 速度の情報はエンコーダーから得られるので、コンピュータ内の適当なルーチ ンにより、各種のストロボ印刷パルスの長さを調節して、速度の変化に対応させ ることができる。 要するに、カラードットを望ましい寸法と位置にするため、各電極に適用され る電気的インパルスの大きさと継続時間を決めるには、電極の前の履歴と、その 電極の両側の電極の履歴の函数を用いるアルゴリズムを用いればよい。 他のアルゴリズムにより、ウエブの速度を調べて、速度のばらつきを矯正する 。 アルゴリズムはまた、プリントヘッドの全体と領域の温度、ウエブと着色ワッ クスの特性、及び書類ファイルのまだ印刷されていない部分の内容を考慮する。 他の重要なパラメータには、各プリントヘッド、そのヒートシンク、及び印刷 プラテンの熱移動特性を含まれる。 ある例では、いくつか前の印刷周期にわたる特定電極の前歴は、少し前の周期 の隣の電極の履歴、及び少し前の周期より遠い隣の電極の履歴と関連づけされて いる。 印刷時には、各印刷電極に、おおむね一定の電圧を必要とし、かつ所要電流は 、各電極に適用される印刷インパルスの大きさと継続時間の函数であるので、プ リントヘッドの一連の領域の各瞬間的所要電流の算出を、コンピュータのメモリ ーでするのが有効であることが分った。 これは、書類ファイル、すなわち、どの電極が電流を必要とし、どの位の電流 が電極の全てに供給されるべきかを記憶している印刷バッファレジスターを調べ ることによって行われる。 他の方法では、プリントヘッドをいくつかの領域に分け、全体の所要エネルギ ーに基づいて、各領域で必要とするエネルギー、及び電極に供給されるべき必要 エネルギーを決める。 もし、特定の行に電流が十分に流れないようなら、取るべき別の方法は、早め に電極を予熱し、印刷インパルスの継続時間と大きさを、電極がドットを付着す るのに十分な程度まで減らすことである。 ドットの寸法と形をより良く制御するため、各電極を、ワックスが溶ける温度 にかなり近い「休止」温度に保つのが望ましい。これにより、小さなより短い印 刷インパルスを使って、ワックスを溶かし、ウエブ媒体に転写される時間をより 良く制御できる。 このように、タイミングを考慮するのは、着色ドットを正確にレジスターに記 憶させるのに不可欠である。 安定して高速で印刷する他のテクニックは、より温かい電極に入力するのに先 立ち、「コールド」な電極へ印刷電流を供給し始めることである。このような印 刷インパルス間のインターバルは、位置エンコーダーにより、すでに分けられ、 特定電極の印刷は、9以下のカウントで、前のインターバルの間に始めることが できる。またはウエブの速度により、前の行の印刷の間に始めてもよい。 従って、本発明の目的は、移動するウエブ上に、着色ドットを重ねて、フルカ ラーを得るための回路と装置を提供することである。 本発明の他の目的は、印刷電極が、印刷されるべき像の性質に基づく大きさと インパルスにより、個々にエネルギーを与えられるようにした感熱式カラープリ ンターを提供することである。 本発明の他の目的は、印刷電極が、媒体の速度に基づく大きさと継続時間のイ ンパルスにより、個々にエネルギーを与えられる感熱式カラープリンターを提供 することである。 本発明の新規な特徴である構成、操作方法、並びに目的と効果は、添付図面に 基づく、本発明の好ましい実施例についての下記の説明で明らかになると思う。 ただし、この実施例と図面は、単なる説明のための例示にすぎず、本発明を限定 するものではない。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による感熱式カラープリンターの斜視図である。 図2は、本発明の好ましい実施例によるプリンターの作動部を、一部破断して 示す側面図である。 図3は、本発明のプリンターのデータフローを示すブロック図である。 図4は、本発明のプリンターの特定回路を示すブロック図である。 図5は、図5a〜図5dを含み、ヒステリシス矯正のない代表的なペン先の時 間対温度の相関グラフである。 図6は、図6a〜図6dを含み、ヒステリシス制御の影響を受ける場合の、図 5同様の時間対温度の相関グラフである。 図7は、いくつかのインターバルπ1〜π5間の関係を示す表である。 図8は、ペン先の履歴に基づくヒステリシス制御回路のブロック図である。 図9は、ウエブの速度に基づくヒステリシス制御回路のブロック図である。 図10は、ペン先とその隣のペン先の履歴の理想図である。 図11は、ペン先とその隣のペン先の履歴に基づくヒステリシス制御回路のブ ロック図である。 図12は、図12aと図12bを含み、図12aは、関連するペン先の地図、 図12bは、ペン先とその隣のペン先の過去と将来の履歴に基づき、像密度を制 御するためのヒステリシス制御回路のブロック図である。 図13は、増加した速度または解像度での作業を許す論理回路のブロック図で ある。 図14は、図14aと図14bを含み、温度維持に基づくヒステリシスを示す 、共通の時間ベースで描かれた一式のグラフである。 図15は、不十分な電流を矯正する回路のブロック図である。 好ましい実施例の説明 図1は、感熱式4色プリンターを示し、出願番号**をもって本願と同時に出 願され、かつ本発明の譲受人に譲渡された、「高速メディアマネージメント装置 」と題するチャールズ ヴィ トール(Charles V.Tolle)、マーク エイ ヒ ッツ(Mark A.Hitz)、ロバート ピー ジョンソン及びスティーブン シー ツァボ(Steven C.Szabo)による共同出願の書類に詳述されているものである。 図1は、本発明による高速感熱式カラープリンター10を示し、蝶番式のドア 14付きのフレーム12を備えている。媒体すなわちウエブ16は、像を受ける もので、紙であるのがよい。 供給源18は、スプールに巻いた紙か、Z形に折りたたんだスタックであり、 フレーム12の底部に設けられている。ウエブ16は、垂直になっているフレー ム12の全長にわたり、作動部の大半を備えるフレーム12と、協動部を備える ドア14との間に設けられている。ドア14の側面にあるラッチ13を、フレー ム12におけるピン15に引っかけることにより、両者は密接に固着される。 図2は、図1の装置の側面図で、一部を破断してあり、カラープリンター10 が備える部品のいくつかを示している。図2に示すように、エンコーダー26は 、ウエブ16とスリップしないように接触し、走行するウエブ16の各インクリ メントの信号を送る。 300dpiの印刷密度で作動するようになっている好ましい実施例によれば 、エンコーダーは、1回転当り4000パルスすなわち1ドットの列の開始から 次のドットの列の開始までに、9パルスを発生する。各パルスは、ウエブ16が 、94mm(3.7インチ)x10-4、すなわち0.094mm(0.37ミル )前進した旨を送信する。 駆動ローラー22は、ウエブ16を牽引する役をし、リボン30を供給するブ レーキの付いたリボン供給ロール32と、リボン30をウエブ16と接触させる アイドラーローラー34,36を備える第1印刷部を介して、ウエブ16を着色 ワックスリボン30とともに引張る。 駆動ローラー22は、ウエブ16とリボン30を保持して、複数の印刷電極、 すなわちペン先を備えるプリントヘッド40と密着させる。ある実施例では、3 00dpiの密度で印刷されるようになっている市販の感熱式プリンターは、3 500以上の個々にアドレスされたペン先を備えている。 ウエブ16とリボン30がプリントヘッド40と離れるにつれて、リボン30 はセパレーターアイドラー44によってウエブ16から離され、使用済みリボン 30は、巻き取りリール46でたるみを取られ、巻き取られる。 ウエブ16は、第2印刷部へ進む。ここには、第1印刷部のおおむね全部品が 揃っている。 三原色と黒とで印刷するため、各色毎に1つの印刷部が設けられている。 好ましい実施例では、カラープリンター10の、第1印刷部では黄色、第2で はマゼンタ、第3ではシアン、第4では黒で印刷するようになっている。 従って、黄色(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、及び黒(k)の各印刷 部は、おおむね同じ部品を備えている。 図3は、カラープリンター10のデータフローを示すブロック図である。印刷 されるべき書類を示す諸データは、1ギガバイト(100万バイト)以上の容量 をもつハードディスクメモリー50に記憶される。記憶されたデータファイルで は、書類は、行から行にわたって、ドット毎に直列的に配列されている。 代表的な8ビットバイトは、2ドットによる情報を有し、ドットによる各色の 情報を有している。例えば、代表的な8ビットフォーマットは、色別およびペン 先別に設けられている。 色分解ブロック52は、各色に対応して、4つのランダムアクセスメモリーエ リアMy54、Mm56、Mc58、及びMk60へ情報を分けている。各ラン ダムアクセスメモリーエリアは、1行中の全ドットの、及び書類中の全行のアド レスを有している。 もし1つのドットが印刷されれば、対応するドットと行の位置で、「1」が記 憶され、何も印刷されなければ、その位置で「0」が記憶される。 全解像メモリー62は、各色及び各色に対応するプリントヘッドに配置されて いる150mm(約6インチ)のデータ、すなわち1750行が、黄色のレジス ターRy64に記憶される。 マゼンタレジスターRm66は、1750行プラス黄色とマゼンタのプリント ヘッド間の間隔、すなわち3250行を記憶する。 同様に、シアンレジスターRc68は、1750行プラス黄色ヘッドからシア ンプリントヘッドまでの3000行、合計4750行を記憶する。 黒レジスターRk70は、1750行プラス黄色から黒のプリントヘッドまで の4500,合計6250行を記憶する。 ヒステリシスロジックブロック72は、プリントヘッドが印刷操作の情報を具 備できるように、ゲートで情報を制御する。ある実施例では、等級別継続時間の パルスが、プリントヘッドに与えられるエネルギーパルスを一瞬止めるようにな っている。 ヒステリシスロジックブロック72内のヒステリシス回路は、π1からπnが必 要とする時のnパルスを定める。ある実施例では、nを5としてある。 π5のパルスが適用される印刷ペン先用データビットは、第1部分インターバ ルの間ロードされる。π4パルスで印刷されるべきデータがロードされ、次いで π3、π2そしてπ1パルス用データがそれに続く。 ヘッドメーカーによって提供される特別回路のため、2行用データは、プリン トヘッドの要求によって定まる寸法のグループで、プリントヘッドの出力を増加 させる。1行を印刷するのに必要な全ての情報は、ヒステリシスを介して、プリ ントヘッドに接続されているプリントヘッドインターフェースブロック74に加 えられる。 ここに述べるプリンター内の特別回路は、図4のブロック図に示されている。 プリントヘッド76は、各ペン先のための1対の直列するラッチ78,80を備 え、その出力は、2つの入力アンドゲート82のうちの1つの入力に当てられる 。 他のアンドゲート入力は、プリントヘッドインターフェース74によって供給 される連番のプリントストロボパルスπn〜π1である。本例では、n=5である 。アンドゲート82の出力は、ドライバー回路84へ行き、その出力は、各印刷 ペン先86にエネルギーを与える。 3000以上のペン先86の各々に、1対のラッチ、アンドゲートおよびドラ イバー回路がある。これは大規模ICを用いれば問題はない。 もしヒステリシス回路が、ペン先N1は印刷するべきであり、非常にコールド であると決めたとすると、この実施例では、π5パルスがその行に当てられる。 ペン先N1のための印刷されたドットを意味する「1」がまずロードされる。 温かくなるペン先のため、印刷されたドットを示す「1」は、周期の後、出力を 増加させ、印刷するべき各ペン先にエネルギーを与えた後、全てのエネルギーを 与えられたインパルスは同時にやむ。 ヒステリシス効果について、図5、図6を参照して説明する。 両図は、印刷するペン先の温度対時間の曲線を示す。印刷パルスにエネルギー を与えるタイミング、溶けたワックスの所定出力対時間、及び溶けたワックスの 実際の出力対時間を示すグラフは、同じ時間ベースに沿って並んでいる。 まず図5aは、代表的ペン先の温度対時間表であり、拘束を示す3つの温度点 がある。第1点は、ペン先が壊れないで達しうる最高温度を意味するTmaxであ る。第2点は、リボン上のワックスが溶けてウエブに転写される温度Tmeltであ る。第3温度は、作業環境の周囲温度を示すTroomである。 ペン先にエネルギーが与えられると、その温度はTmeltへ急上昇する。ワック スが溶けるにつれて、別のワックスの溶解により、ペン先から熱が吸収されるの で、温度上昇は遅くなる。 所定の時間の点で、パルスは終り、温度は、室温Troomに向けて指数函数的に 落ちる。所定点を印刷のインターバルの終りまでワックスが溶け続けるように選 ぶ。もし次の行でドットが印刷されると、次のパルスは、ペン先にエネルギーを 与える。 しかしペン先は、すでにワックスが溶ける温度Tmelt、以上であるので、ペン 先はより高い温度となり、同じ継続時間のエネルギーを与えるインパルスを有し ている。そのインターバルの終りで、冷える時間は変わらなかったので、ペン先 は、まだワックスが溶ける温度Tmelt以上である。 もし第3ドットが印刷されると、次のエネルギーパルスにより、ペン先はより 高い温度となる。 像が印刷される間、一連のドットが連続したドットの線で印刷されることが必 要である。ペン先は、ワックスが溶ける温度Tmelt以下の温度まで決して冷えな いので、印刷された像では目立たない。 問題が生じるのは、一連の印刷されたドットの後で、1つもドットが印刷され ない時である。4つのドットが印刷された後には、1つのドットも印刷されない 。しかし、第4ドットの印刷インターバルの終りに、冷えたペン先の温度は、ま だワックスが溶ける温度Tmelt以上であり、エネルギーを除いた後、相当のイン ターバルの間、その温度以上を保っている。 望ましい出力のグラフは、各ドットが分離しており、隣接するドット間の間隔 は非常に狭いのがよいことを示している。不幸にも、一連のドットの標準的な結 果は、さえぎるもののない所での僅かなドットである。これは、図5dの斜線部 分で示してある。 図6a〜図6dを含む図6は、同じグラフでヒステリシス制御の影響を示す。 ペン先温度と時間を示す図6aでは、印刷インパルスを適用すると、ペン先の 温度は、ワックスが溶ける温度Tmelt以上に上る。 しかし図6bに示すように、印刷インパルスの継続時間はより短く、所要時間 は少ない。その結果、ペン先の最高温度は、以前より低くなり、印刷期間の終り までにペン先は、ワックスが溶ける温度Tmelt以下に冷える。 逐次的な印刷インパルスの継続時間は、同じか、または短くなるので、ペン先 は、印刷期間に一時に最高温度に達し、印刷期間の終りまで、ペン先は冷やされ る。その結果、印刷しない次のインターバル、すなわち5番目のインターバルで 、ペン先はワックスが溶ける温度Tmelt以下に冷え、不本意な印刷は生じなくな る。 望ましい出力(図6c)と実際の出力(図6d)を比較すると、連続するドッ ト間の間隔は、望ましい出力より幾分少ないが、各ワックスドットは、不連続で あることが分る。 図6bに示すように、印刷インパルスの継続時間を調節することにより、ヒス テリシスの制御は達成され、インパルスの大きさは影響されないままである。 別の方法としては、継続時間を一定にし、大きさを変えるか、継続時間と大き さを調節して、印刷インターバルの始めのペン先の温度を、所定温度から変える ようにする。 印刷インパルスの継続時間を変えることにより、ヒステリシスを補正する時、 印刷の質を改良する1つの方法は、より長いインパルスを、インターバルの始め に、またより短いインパルスを、インターバルの終わりに、スタートさせ、全て のペン先において、全てのエネルギーパルスは、インターバルの終りか否かを問 わず、同時に終るようにする。 好ましい実施例で構築され、かつ図4の回路で実行しうる1つの方法を、図7 の表に説明してある。 この構造によれば、ヒステリシス回路は、特別な行L1のため、ドットが印刷 される時のペン先の推定温度を考慮し、ドットを印刷するのに必要なインパルス の継続時間を定める。 π1〜πnの一連の期間では、継続時間が次第に大きくなる。特別の実施例では 、n=5である。この実施例では、期間は、回路をt1〜tnと、5連続クロック パルスを有するようにし、かつ最終パルスtcに至るまで、所定数の別のクロッ クパルスで連続するように設定することができる。 例えば、期間π5は、tcに至るまで、全体を5連続クロックパルスt1〜t5と なるように設定される。より短いインターバルであるπ3は、tcに至るまで、ク ロックパルスをt3〜t5となるように設定される。 最短のインターバルπ1は、tcに至るまで、クロックパルスt5となるように 設定される。図7は、漸増するより長い継続時間のパルスを示す。 代わりに、望ましい継続時間のインパルスを提供しうる1セットの個別パルス 発生器を設けることができる。 適当なゲートおよびスイッチ回路を相互に連結し、各ペン先がヒステリシス回 路に導かれて、適当な継続時間の印刷パルスを受けられるようにすることができ る。 各印刷パルスを、適当にずらしたスタート時間で始めて、全パルスを同時に終 らせることができる。 図4に戻る。1つのヒステリシス図を実行するため、プリントヘッド76には 、印刷パルスπ1〜πnを受け入れるため、印刷1行当り「n」時間のデータがロ ードされる。n=5とするために、ロードされる第1データは、時間t0でプリ ントヘッドインターフェース回路74から第1ラッチ78へ移される。 第1ラッチ78は、プリントヘッド76にある印刷ペン先86と同数ある。こ の最初のデータは、ヒステリシス回路によって、最長の印刷インターバルを必要 とするように決められる。 π5インターバルの必要性を認識する時、ヒステリシス回路は、各データが、 t0〜t4のパルスをロードしている間、1列の「1」の信号を送る。 π5パルスのための「1’」と同様、パルスπ4を必要とするプリントコマンド を示す次のデータは、時間t1で第1ラッチ78へロードされる。それと同時に 、第1ラッチ78の内容は、第2ラッチ80へ移される。 印刷ストロボパルスは、第2ラッチ80の内容を印刷ペン先へゲートで制御し 、ペン先には、第2ラッチ80に記憶された「1」があるように、エネルギーが 与えられる。 時間t2でπ5とπ4のパルスのデータと同様π3のデータは、第1ラッチ78へ 移され、第1ラッチ78の内容は、第2ラッチ80へ移される。 それから印刷ストロボパルスは、「1」が記憶された第2ラッチ80の全ての ペン先にエネルギーを与える。この手順は、印刷された行を構成する全てのデー タがラッチにロードされ、対応するペン先に、エネルギーを与えられるまで続け られる。 図8は、適当なエネルギー付与インターバルを決めるために、ペン先の履歴を 利用する1つの手段を作り出す論理回路を示す。図8では、ランダムアクセスメ モリー(RAM)90の一部が、印刷される次の1行の情報を記憶している。 論理回路92は、各ペン先に設けられ、追加入力として、n行の履歴モジュー ル94によって決められた1〜nの数値を受け入れる。ここでは、n=5である 。 論理回路92の出力は、1セットのルールの下で作動する履歴モジュール94 へフィードバックされる。 論理回路92の第2出力は、0〜n(ここではn=5)の2進法の数値である 。 論理回路92により何らかの数値が出ると、履歴モジュール94の全内容は、 1の数値に置き直され、次いで、連続的な印刷コマンドは1の数値をもち、最短 印刷インターバルπ1をコマンドする。 しかし、RAM90で「1」に対応する印刷コマンドがない場合、履歴モジュ ール94に記憶されてい各行は、「1」までインクリメントされる。次の印刷コ マンドまで、行数により論理回路の出力は、2から5へ漸増する。5は、前述の 実施例で、履歴モジュール94内のどの行にも記憶される最高数値である。 連続する印刷コマンド間に1行のみがある場合、数値2が当てられ、印刷イン パルスπ2が生じる。同様に、次の印刷コマンドまで、2,3,4行インターバ ルは、それぞれ印刷インパルスπ3、π4、π5に対応して、数値3,4,5とな る。 図9は、ウエブの速度の変分を矯正する回路を示す。 ウエブの速度が変わると、各種印刷インターバルのタイムインターバルは変り 、印刷インターバルは、設計した速度より早いか遅くなるので、最適な印刷密度 よりも、多少印刷に若干濃淡が生じることとなる。 従って、もし瞬間速度が望ましい速度より異なる場合には、全ての印刷インパ ルスを、次の算式に従って修正しなければならない。 Kx印刷インパルス 図9では、図1、図2のエンコーダー26は、速度回路98へパルスを送り、 速度回路98は、瞬間速度を示す信号を分配回路100の被除数入力へ送り、分 配回路100は、CPUから望ましい速度を示す信号を除数入力として受け取る 。 出力は、CPUクロックから受け取るタイミング情報に基づき、印刷インパル スを発生させるインパルス継続時間矯正回路104へ行く。 別の実施例では、矯正回路104への矯正信号入力は、望ましい速度から実際 の速度を引く回路から得ることができる。 矯正回路104は、差異の函数であり、プラスであれば、印刷インパルスの継 続時間を増し、マイナスであれば、印刷インパルスの継続時間を短くする。 上記のように、各ペン先の履歴効果とは別に、ヒステリシスのための矯正にお ける他の重要な係数は、問題のペン先と隣接するペン先の履歴効果である。 隣接するペン先を隣人とみなせば、問題のペン先が静止している間に、隣人が 印刷しているなら、隣人の履歴は効果を有することとなる。隣人の熱は、伝導に よって、ペン先の温度を上げても、隣人が印刷していれば、隣人間のペン先は、 たとえ印刷していなくても、温められたままである。 従って、ペン先の履歴のみに頼るのは誤りである。隣人がペン先を温めるので 、ヒステリシス回路が、π5のインターバルを必要とする場合、π3またはπ2パ ルスでさえ、印刷には十分である。 図10は、分類しないままの図表であり、問題のN0でペン先の履歴効果を加 減するので、係数は、ヒステリシスアルゴリズムで隣人の履歴を含むものと考え られる。図10では、N0の右へのペン先には、マイナスの下付文字を、左への ペン先は、プラスの下付文字を付してある。 すでに印刷された列は、時間と共に大となる順番の数を、マイナスの文字の下 に付して示してある。印刷される現在の列をR0とすれば、前の列はR-1、その 前の列はR-2である。 ペン先N1における印刷に要するエネルギーは、ペン先N1の履歴の函数であり 、次のように示される。 f[(N1,R-1)(N1,R-2).....(N1,R-n)] 実際問題として、n=5は、有益な結果を生み、「より古い」入力は、限界値 のみである。隣人の熱は、考慮に入れるべき係数であるので、 f[(N1,R-1)(N1,R-2).....(N1,R-n)] を同様に考慮に入れねばならない。 図11は、図8と同様、適切なヒステリシス回路図である。隣人の履歴を利用 して、印刷インパルスの継続時間を決めるために、制御信号を発生させる。 印刷データレジスター110は、各ペン先のために、論理回路112へ信号 を送る。各列または各行にとり、「1」は印刷されたドットを示し、「0」はド ットのないことを示す。 印刷データレジスター110からの情報が論理回路112へ行くので、前の行 の予め選ばれた数値で、隣人の活動を示す加重値により訂正された最後の印刷信 号が、そのペン先に送られた時から、履歴ブロックは、各ペン先に行数を示す数 値信号を送る。 ある例では、前の行の隣人の活動のみを考慮に入れ、次の隣接する両側の隣人 のみを考慮に入れた。つまり、隣人の付与は、熱の半分がペン先に流れ、かつ付 与の半分のみが、印刷の列と列の間の時間に導かれると仮定して、0.25の係 数で加重した。 各ペン先が書いて行く、その履歴は、最小値に書き直される。書かれていない 各行にとり、履歴数値は、「1」までインクリメントされる。この手法では、各 ペン先の履歴数は、次の隣人の各々の履歴数の1/4まで減少する。 他の方法では、次の隣人の予測されたペン先の温度の記録を維持し、適切に加 重した温度を付与して修正する。この修正には、次のルールが適用される。 1.a.ペン先N1が印刷する場合、温度Tを、Tmaxに設定する。 b.ペン先N1が印刷しない場合、Kを冷却率として、温度T=TxKと なる。 2.a.片側の隣人が印刷する場合、v=を印刷する隣人からの熱の付与とす ると、 温度T=T+v である。 b.両側の隣人が印刷する場合、T=T+2v である。 ヒステリシス回路のゴールの1つとそのアルゴリズムは、一定の寸法と密度の ドットを生む。しかし、行間を開けないでカラーを印刷する時のような大型のテ キストまたは像では、少々大きめのドットが望ましい時がある。また、カラー印 刷において、濃淡部間のコントラストを制御するのに、やや小さめのドットが望 ましい時がある。 部分的にしろ全体的にしろ、ヒステリシス寄与を無能にするオペレータの介入 を必要とするよりは、むしろ、次の隣人のうちどれが、現在の行で印刷している かを決めることにより、また前の行でどれが印刷し、どれが次の将来の行で印刷 するかを決めることによって、印刷インターバルπi(i=1〜n,n=15) の発生に影響する数値を生み出すことができる。 図12は、印刷されるドットについての活動に反応して、ヒステリシス制御を 修正する適当な構造の概略図である。 図12aは、この構造に含まれるペン先を示すブロック図である。 情報は、当該ペン先を包囲する8つの印刷の機会から集められる。すなわち、 ペン先N0とその隣人N-1とN+1の履歴を、前の列または行 (N0-1)(N-1,-1)(N+1,-1)及び次のまだ印刷されていない列または行 (N0+1)(N1,+1)(N+1,+1)のために調べられる。 図12bは、これを説明するもので、ラインレジスター120,122,12 4の内容は、カウンター126へ行き、カウンター126は、ペン先N0とその 隣人N-1とN+1のために、印刷「1」、または印刷しない「0」のビットを探す 。 N00のビットは、印刷コマンドのために使われるので、カウンター126の出 力は、0と8との間の数である。 もし3つのペン先すべてが、前の列(R-1)で印刷をすませ、3つのすべてが 今の列(R0)で印刷しており、全て3つが次の列(R+1)で印刷をするものと すると、最大数は8である。 カウンターの出力は、ヒステリシス論理ユニット128へ行く。ヒステリシス 論理ユニット128は、ヒステリシスメモリーユニット130から入力を受け、 印刷インパルスの継続時間を決めるのに用いられる他の係数と対応する速度、ペ ン先の抵抗、ヘッドの温度、その他に関する他の回路からも入力を受ける。 カウンターの出力によって修正された、これら各種の入力の全てを考慮し、ヒ ステリシス論理ユニット128は、コマンド信号を印刷パルス発生器132へ送 る。印刷パルス発生器132は、印刷データと印刷パルスπ1〜πn(この実施例 ではn=5)をペン先へ送ることができる。 カウンター126の計数が印刷パルスπ1〜πnの選択に影響を及ぼす程度は、 設計上の問題であり、プリンターのオペレータの主観的判断を含めてもよい。 しかしこの係数は、電子的なコントラストの調整として作用する。それは、オ ペレータの管理内で可能である。 異なる継続時間の印刷パルスを用いるヒステリシスコントロールにおいて、ウ エブの速度は、印刷されるドットの列がプリントヘッドに隣接しているインター バルの間に、かつ次の列が印刷されようとしていることを示す次の実行信号の発 生前に、より長い印刷パルスが完了すると思われてきた。 もしウエブの速度が増すと、印刷に割り当てられた時間は、コールドなペン先 で印刷する必要がある最長継続時間のインパルスより短くなる。 データの印刷されていない部分を調べ、ペン先と隣人の印刷履歴を考慮するこ とにより、いつ、より長い印刷パルスが必要となるか、また、どの程度まで印刷 が期待できるかを決めることができる。 例えば、もしπnパルスが「前を見る」ことにより、1〜2行に割り当てられ た時間よりも多い継続時間を有していると、必要なπnパルスは、その行のより 短い印刷パルスで終れるように、1〜2行早く始めることができる。 市販のプリントヘッドの構造的限界により、個々のペン先に流れる電流は制約 され、50%のデューティサイクルを続けることを要求される。 ホットなペン先で1ドット用ワックスを溶かすのに要する時間は、ウエブの速 度とプリンターの解像度により、1行に割り当てられる時間の半分より大きくす ることはできない。 図13は、速度または解像度を増して操作できる論理回路を示す。 図13に示すように、第1レジスター134は、現在の1行L0用データを記 録し、第2レジスター136は、次に印刷される行L+1用データを記録する。 レジスター134,136は、ペン先用データを予報論理回路138へ送る。 履歴メモリー140は予報論理回路138へ入力し、その出力は、履歴メモリー 140へその内容を更新するためにフィードバックされる。 履歴メモリー140は、n行までの情報を記憶することができ、その各々は、 印刷パルスコマンドが連続して前の行に行われたかどうかを示す。ここではN= 5であり、最長の印刷パルスは、π5である。 操作のルールは、もしペン先が印刷すると、履歴メモリー140の内容は、「 1」の値になる。印刷されない各行にとり、記憶された数は、「1」までインク リメントされる。 もしペン先がホットであれば、現在の行は印刷され、最短印刷パルスπ1がコ マンドされる。もしペン先がコールドであれば、印刷パルスπ5は、前の行でコ マンドされ続けられる。もしペン先がコールドで、現在の行が印刷されず、次の 行N+1を印刷すべきであるなら、印刷パルスπ5がこの行で始まるようにコマン ドされる。 より速い速度では、回路を修正し、2行前を見て、最長印刷パルスπ5を2行 早くスタートさせ、それより短い印刷パルス、例えばπ4またはπ3を、少なくと も1行前にスタートさせる。 エンコーダー26は、1行当り多数のパルスを出すので、1つのパルスは、前 の行以内にスタートできる。 異なる継続時間の印刷パルスを使用する代案では、Tmelt以下の温度にペン先 を維持するため、印刷しない時に、短い維持パルスπmを毎行使用する。最短印 刷インパルスπ1は、ペン先の印刷履歴がどうであろうと、いつでも十分印刷で きる。 この代案を、図14a,図14bを含む図14に示す。 図14aは、共通の時間ベース、ペン先150の温度、および印刷を制御する データ信号152を示すグラフである。時間t0、t2およびtnの間に、信号「1 」が出て印刷し、時間t1,t3およびt4では、信号「0」が出てドットは印刷さ れない。 図14aに示すように、ペン先が、室温Troomまで冷えると、最大パルスπ5 により、ペン先の温度はTmeltより十分上げられて、そのインターバル中に印刷 されるドットを作り出す。 次のインターバルt1の間、ペン先は冷え、t3で印刷するようπ2パルスが要 求される。次の2つのインターバルの間、ペン先は再び冷え、時間t5でπ3パル スが要求される。 図14bは、同じ印刷データによる代案である「一定温度法」を示す。 t0において、ペン先は、Tmeltよりやや少々低い、名目的な休止温度Trest にある。ペン先はホットとみなされ、最小パルスπ1が採用される。 t1の間、データ行に印刷のコマンドはないので、維持パルスπm154がでて 、ペン先の温度をTrestの方へ戻す。t2で印刷コマンドがまだホットであるペ ン先に出、π1が印刷するのに用いられる。 連続するタイムインターバルt3とt4で、維持パルスπm154が出て、Tres t の付近で温度が循環するように、ペン先を加熱する。この温度は、データ信号 152によってペン先が次に印刷するようにコマンドされる時、パルスπ1にと って十分有効である。 次の印刷パルスが出る前に、ペン先が冷える短いインターバルが与えられるよ うに、維持パルスπm154は、印刷インターバルで遅れて出る。この代案は、 1つ以上の維持パルスπm154を用いることによって変えることができる。 例えば、履歴や隣人の影響により、ワックスが溶けたり、部分的ドットで印刷 されたりするのを避けるため、維持パルスπm154より短い継続時間または大 きさの小さい維持パルスπm154を必要とするなら、第2の維持パルスπm'は 、そのような状態で実行でき、正常の維持パルスπm154の使用を排除するた め、経験上ペン先の温度は、Tmelt近くに決められる。 本発明の1つの実施例によるプリンターでは、プリントヘッドは、プリントヘ ッドの温度を感知して信号をCPUに送る1つ以上のサーミスタを備えている。 プリントヘッドの温度は、ペン先からペン先へ、かつペン先からプリントヘッ ドが取り付けられているヒートシンクへ、熱を移す率に影響を与える。サーミス タからの信号を示す温度は、適当な印刷パルスの選択上の係数となる。 もし、領域内のペン先の冷却率に影響を与えるほど領域温度が上がると、回路 は、より短い印刷パルスを出すこともできる。印刷パルスの大きさに影響を与え る1つのパラメータは、各ペン先Niの電気抵抗riである。 ペン先の全てを連続してテストし、各々の抵抗値を測定し、その情報をルック アップ表に記憶させることができる。π5パルスで印刷するべきコールドなペン 先の各々について、名目上の熱数値を測定できる。 もし、特定のペン先の抵抗値が所定値より大きければ、所与電圧でペン先を通 る電流は少なく、エネルギーは、電流の2乗との積(E=I2R)となる。 従って、そのペン先にとって、印刷パルスの継続時間を増やして、同量の熱エ ネルギーをワックスリボンに与えねばならない。 同様に、抵抗の小さいペン先は、より多くの電流を通し、ワックスリボンによ り、多くのエネルギーを与える。 全てのペン先のエネルギー移動を等しくする必要がある印刷インターバルの修 正は、各ペン先と関連する修正値を有するルックアップ表による修正係数に基づ いて計算し、記憶させて行われる。 印刷中、各ペン先のπ1〜πn印刷パルスの継続時間を加減することがことがで きるので、各ペン先は、印刷インターバルの間同量の熱エネルギーをワックスリ ボンに供給できる。 プリントヘッドの共通の電圧またはアースが不足で、電圧が低下するようであ れば、異なる問題が生じ、それにより、印刷するペン先へ行くエネルギーは減る 。 完全な解決法は、各ペン先のための矯正値を計算することにより、全てのペン 先が必要とする全エネルギーを測定し、各ペン先に補足することであるが、これ は複雑であり、コスト的に有利ではない。 より実際的な解決法を、図15に示す。 印刷されるべき1行は、行レジスター160に記憶される。行レジスター16 0に記憶された「1’s」は、その行を印刷するのに要する全エネルギーを測定 するため、合計器162で合計される。 プリントヘッドは、記憶領域に再分され、各記憶領域での全ペン先のデータは 、複数の記憶領域レジスター164に記憶される。各記憶領域のエネルギーは、 合計器162で合計される。 エネルギー回路166は、各ペン先N1〜Nnのためのもので、入力として行レ ジスター160に接続され、合計器162から、行のために必要な全エネルギ ーを、記憶領域レジスター164に接続されている合計器162から、ペン先が 置かれている記憶領域のために必要とするエネルギーを、および中央のプロセッ サーから供給され、ペン先の抵抗の函数となり得る望ましいエネルギーを示す値 を受け取る。 各ペン先のためのエネルギー回路166は、印刷するのに必要なエネルギーを 決め、信号を印刷回路に送るので、適当な量のエネルギーが、適切な時にペン先 に送られる。 本発明の、感熱式カラープリンターによれば、300dpiから1200dp iまでの(もし必要ならより高い)印刷密度で、毎秒76mm(3インチ)以上 の速度で動くウエブに、スペクトロのカラーを安定して印刷することができる。 ウエブのインクリメントが印刷される行の位置にある時、エンコーダーは、信 号を送ることができる。とはいえ、回路により、印刷パルスを開始する最適時間 、および印刷パルスの継続時間と大きさを決めなければならない。 好ましい実施例によれば、いくつかの印刷パルスを、選択的に利用できる。ペ ン先が直前の行で印刷したばかりで「ホット」であるとみなされる時に用いられ る比較的短いパルスから、ペン先が数行印刷しなかったので「コールド」である とみなされる時に用いられる比較的長いパルスまでの継続時間で変動する。 回路は、各ペン先の履歴を調べ、数値を求めて、ペン先が最後にエネルギーを 与えられた時の函数として、最適の印刷パルスを決めることができる。 回路はまた、ペン先の隣人の影響、およびその熱がペン先に伝導されるので、 隣人が前の行またはその前の行で印刷したかどうかを考慮することができる。 前の行での隣人は、ペン先が印刷するのに、エネルギーを少ししか必要としな いことを要求する。 ウエブの瞬間速度に変化があると、印刷の質に影響するので、それを許容でき るようにする別の回路が設けられている。ウエブ走行のインクリメントを測定す るエンコーダーは、望ましい一定の速度と比較して、エラー信号を発生しうる瞬 間速度を測定するのにも用いられ、印刷パルスの乱れや停止を矯正できる。 最適品質のためには、ヒステリシスを許容しうる異なる継続時間のいくつかの 印刷パルスが、同時に終了する必要がある。従って、一連のストロボまたはクロ ックパルスが印刷インターバルの間に用意され、より長く継続するパルスをもつ ペン先には、より以前のクロックパルスでエネルギーが与えられる。 より短いパルスを受け取るペン先は、以後のクロックパルスによりエネルギー を与えられるので、全てのペン先は、同時にエネルギーを与えられる。 コールド対ホットのペン先の問題を処理する他の方法は、全てのインターバル で、印刷を予定されていない全てのペン先に維持パルスを供給することである。 この方法によると、どのペン先もコールドであることはないので、常に最短の 印刷インターバルで十分である。 この方法の変形例は、隣人から、および前の行の印刷命令の実行から熱を受け ることである。この変形例の印刷パルスの選択は、ペン先とその隣人が、数行印 刷しているかどうか、またはそのペン先とその隣人は、数行にわたり印刷し、そ の行の直前まで活動し続けて、ホットになっているかどうかに限定される。 ウエブをより早く進行させるために、ペン先が数行の不活動の後に印刷するも ので、かつ最大の継続時間の印刷パルスは、より高速で1行を印刷するのに割り 当てられたインターバルを越えて延長できる状況であるかを調べる。この状況で は、より長い印刷パルスは、必要時に印刷できるように、1〜2行早めにコマン ドされる。 エンコーダーは、1行をいくつかのインクリメントに分けることができ、かつ データメモリーとレジスターは、未来行についての情報を得るため、アクセスで きるので、印刷パルスは、適当なタイミングで、望ましい効果をもつため、十分 早めに開始することができる。 ペン先とその隣人の履歴及び将来を調べることにより、印刷すべきドットの寸 法、及び色の範囲を調節することができる。ある場合には、暗くて濃淡のない色 のために、全てのドットがやや大寸であることが必要である。 色の輝度が小さく、非常に濃い色である場合には、ドットは、正常の大きさか 、またはやや小寸であるのがよい。過去、現在、未来の行を調べる適当な回路に より、望ましい効果を得るために、どの印刷パルスを採用するべきかを決めるこ とができる。 プリントヘッドの製造時における品質のばらつきのため、プリントヘッドの各 ペン先の抵抗値を、望ましい値、または特定の値とすることはできないので、ペ ン先の製造公差は、許容される抵抗値の範囲内に限定される。 このばらつきは、印刷の品質に影響を与えるので、個々のペン先の抵抗値を測 定して、各ペン先の矯正値を、ルックアップ表に記憶させる。均一な印刷を確実 にするため、印刷中、ルックアップ表を調べ、もし必要なら、各ペン先について 、矯正措置を取るべきか否かを決める。 以上、移動するウエブに高解像度のカラーを印刷するのに適した感熱式カラー プリンターの制御装置について説明した。 当業者は、別の変形例を思いつくであろうが、本発明の範囲は、特許請求の範 囲に記載したところによるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 ジョンソン,ロバート ピー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91350 セント・クラリータ フォーリン グスターレーン 27554

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.連続する印刷マーク間の適当なインターバルを決める回路と、媒体にマー クを付けるため、与えられた印刷インパルスに反応して作動しうる複数の印刷電 極を有する感熱式プリンターにおいて、個々の印刷電極に与えられた印刷インパ ルスの開始、継続時間、及び大きさを決める回路が、下記の要素を備えている感 熱式プリンター。 a)書類の構成要素となる媒体上のマークの有無に対応して、各印刷 電極に対する信号を記憶するデータ記憶手段。 b)所定の継続時間と大きさを有する複数の印刷インパルスを発生す るためのインパルス発生手段。 c)前記データ記憶手段に記憶されたデータに基づき、適当な各イン ターバルの間、各印刷電極のために、前記複数の印刷インパルスのうちの1つを 選択するための、前記データ記憶手段と前記インパルス発生手段に結合された印 刷インパルス選択手段。 2.前記印刷インパルス選択手段は、以前の印刷インターバルで前記選択され た印刷電極へ、以前供給されたインパルス数に基づき、それに続く印刷インター バルのため、選択された印刷電極への印刷インパルスを選択するようになってい ることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 3.前記印刷インパルス選択手段は、以前の印刷インターバルで前記選択され た印刷電極へ、以前供給されたインパルスの所定数に基づき、それに続く印刷イ ンターバルのため、選択された印刷電極への印刷インパルスを選択するようにな っていることを特徴とする請求項2記載の感熱式プリンター。 4.選択されたインパルスは、マークを印刷するのに有効である印刷インター バルに先立って、複数の印刷インパルスのうち選ばれた1つを、前記選択された 電極へ開始するための、前記インパルス発生手段に結合されている手段を更に備 えていることを特徴とする請求項2記載の感熱式プリンター。 5.前記印刷インパルス選択手段は、以前の印刷インターバルで、選択された 印刷電極へ以前供給されたインパルスの継続時間に基づき、それに続く印刷イン ターバルのために、選択された印刷電極へ印刷インパルスを選択するようになっ ていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 6.選択されたインパルスは、マークを印刷するのに有効である印刷インター バルに先立って、前記選択された電極へ複数の印刷インパルスのうちの選択され た1つを開始するための、前記インパルス発生手段に結合されている手段を更に 備えていることを特徴とする請求項5記載の感熱式プリンター。 7.前記印刷インパルス選択手段は、以前の印刷インターバルで、前記選択さ れた印刷電極へ以前供給されたインパルスの所定数の継続時間に基づき、それに 続く印刷インターバルのために選択された印刷電極へ印刷インパルスを選択する ようになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 8.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印刷 電極へ、以前のインターバルで以前供給されたインパルスの数に基づき、それに 続く印刷インターバルのために選択された印刷電極へ印刷インパルスを選択する ようになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 9.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印刷 電極の所定の1つへ前のインターバルで以前供給されたインパルスの数に基づき 、それに続く印刷インターバルのために選択された印刷電極へ印刷インパルスを 選択するようになっていることを特徴とする請求項8記載の感熱式プリンター。 10.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印 刷電極へ前のインターバルで以前供給されたインパルスの所定数に基づき、それ に続く印刷インターバルのために選択された印刷電極へ印刷インパルスを選択す るようになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 11.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印 刷電極のうちの所定のものへ、前のインターバルで以前供給されたインパルス数 に基づき、それに続く印刷インターバルのために、選択された印刷電極へ印刷イ ンパルスを選択するようになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プ リンター。 12.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印 刷電極へ前のインターバルで以前供給されたインパルスの大きさと継続時間に基 づき、それに続く印刷インターバルのために選択された印刷電極へ印刷インパル スを選択するようになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンタ ー。 13.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印 刷電極へ前のインターバルで以前供給されたインパルスのうち所定数の大きさと 継続時間に基づき、それに続く印刷インターバルのために選択された印刷電極へ 印刷インパルスを選択するようになっていることを特徴とする請求項12記載の 感熱式プリンター。 14.前記印刷インパルス選択手段は、前記選択された印刷電極に隣接する印 刷電極のうち所定のものへ前のインターバルで以前供給されたインパルスのうち 所定数の大きさと継続時間に基づき、それに続く印刷インターバルのために選択 された印刷電極へ印刷インパルスを選択するようになっていることを特徴とする 請求項12記載の感熱式プリンター。 15.更に下記の要素を備えていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プ リンター。 a)全ての印刷電極を支持するためのプリントヘッド。及び、 b)前記プリントヘッドへ結合されている温度感知手段、及び前記プ リントヘッドの温度の信号を送るための印刷インパルス選択手段。 それにより、印刷インパルス選択手段が印刷電極のために印刷インパルスを選 択するため、前記プリントヘッドの温度を利用できるようになっている。 16.前記温度感知手段は、前記プリントヘッドの領域温度の信号を送り、印 刷インパルス選択手段は、前記プリントヘッドの領域温度の信号を利用して、前 記領域近辺にある所定の印刷電極のための印刷インパルスを選択するようになっ ていることを特徴とする請求項15記載の感熱式プリンター。 17.前記印刷インパルス選択手段に結合されていて、印刷電極に対して媒体 の速度の信号を送る手段を備えており、それによって、媒体の速度に基づき、各 印刷電極のために印刷インパルスを選択するようになっていることを特徴とする 請求項1記載の感熱式プリンター。 18.前記印刷インパルス選択手段に結合されていて、印刷マークの供給源の 所定のパラメータの信号を送るためのデータ入力手段を備え、それにより、各印 刷電極のための印刷インパルスの選択は、印刷マークの供給源の所定のパラメー タに基づいていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 19.印刷マークの供給源は、着色ワックスであり、かつ所定のパラメータは 、ワックスの溶解点を含んでいることを特徴とする請求項18記載の感熱式プリ ンター。 20.前記印刷インパルス選択手段と結合されている印刷器の要素の所定のパ ラメータの信号を送るためのデータ入力手段を備えており、それにより、各印刷 電極のための印刷インパルスの選択は、印刷器の要素の所定のパラメータに基づ いて行われるようになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンタ ー。 21.前記インパルス発生手段に結合されている電圧選択手段、及び印刷イン パルスの継続時間と大きさが印刷電極に供給される電圧の函数である前記インパ ルス選択手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリ ンター。 22.印刷電極の所定グループの温度を矯正するための印刷インパルスの電圧 変更手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項21記載の感熱式プリン ター。 23.印刷インパルスが供給される印刷電極に隣接する印刷電極のうち、所定 数の温度を矯正するため、印刷インパルスの電圧変更手段を備えていることを特 徴とする請求項21記載の感熱式プリンター。 24.印刷インパルスが供給される印刷電極の温度を矯正するため印刷インパ ルスの電圧変更手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項21記載の感 熱式プリンター。 25.前記インパルス発生手段に結合されているインパルス継続時間選択手段 、及び印刷インパルスの継続時間と大きさが、印刷電極へ適用される電圧の函数 である前記インパルス選択手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項1 記載の感熱式プリンター。 26.印刷電極の温度を経験的に決める手段、及びそのように決められた温度 の函数として、電極に適用される複数の印刷インパルスのうち1つを選択する手 段を、さらに備えていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 27.選択された印刷電極に隣接する印刷電極の温度を経験的に決める手段、 及びそのように決められた温度の函数として、選択された電極に適用される複数 の印刷インパルスのうち1つを選択する手段を、さらに備えていることを特徴と する請求項1記載の感熱式プリンター。 28.選択された印刷電極の温度を経験的に決める手段、及び選択された電極 に適用される複数の印刷インパルスのうち1つを選択する上で他の係数として選 択された電極の温度を利用するための手段を、さらに備えていることを特徴とす る請求項27記載の感熱式プリンター。 29.前記データ記憶手段、及び印刷インパルス選択手段に結合されているデ ータ分析手段を備えており、印刷される書類の分析に基づき、異なる継続時間の 複数の印刷インパルスから、各印刷電極のための印刷インパルスを選択できるよ うになっていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 30.印刷インパルス選択手段へ出力する前記データの分析手段は、選択され た印刷電極に隣接する印刷電極のため指定された印刷されるべき書類のまだ印刷 されていない部分の函数であることを特徴とする請求項29記載の感熱式プリン ター。 31.印刷インパルス選択手段へ出力する前記データ分析手段は、印刷される べき書類のまだ印刷されていない部分の函数であることを特徴とする請求項29 記載の感熱式プリンター。 32.印刷インパルス選択手段へ出力する前記データ分析手段は、選択された 印刷電極のため指定された印刷されるべき書類のまだ印刷されていない部分の函 数であることを特徴とする請求項31記載の感熱式プリンター。 33.印刷インパルス選択手段へ出力する前記データ分析手段は、選択された 印刷電極に隣接する印刷電極の所定数のために指定された印刷されるべき書類の まだ印刷されていない部分の函数であることを特徴とする請求項31記載の感熱 式プリンター。 34.印刷インパルス選択手段は、さらに全ての印刷インパルスが同時に終了 するように印刷が予定されている全ての電極へ印刷インパルスの開始を制御する ための手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の感熱式プリンター。 35.連続する印刷マーク間の適当なインターバルを決める回路と、媒体上に マークを置かせるため、与えられた印刷インパルスに反応して作動しうる複数の 印刷電極を有する感熱式プリンターにおいて、個々の印刷電極に与えられた印刷 インパルスの開始、継続時間、及び大きさを決める回路が、下記の要素を備えて いる感熱式プリンター。 a)書類の構成要素となる媒体上のマークの有無に対応して、各印刷 電極への信号を記憶するデータ記憶手段。 b)所定の継続時間と大きさの印刷インパルスを発生するためのイン パルス発生手段。 c)前記データ記憶手段及び前記インパルス発生手段に結合された印 刷インパルス選択手段であって、前記データ記憶手段で記憶されたデータに基づ き、適当な各インターバルの間、各印刷電極のために、前記印刷インパルスを選 択するようになっているもの。 d)前記印刷インパルスの、より少ない継続時間の維持パルスを発生 するための温度維持インパルス発生手段。 e)印刷インパルスが電極に適用されていない印刷インターバルの間 、各電極へ維持パルスを適用するための、前記データ記憶手段に連係されている 手段。 36.前記温度維持インパルスが、前記印刷インパルスより小さな大きさを有 することを特徴とする請求項35記載の感熱式プリンター。 37.連続する印刷マーク間の適当なインターバルを決める回路と、媒体にマ ークを付けるため、与えられた印刷インパルスに反応して作動しうる複数の印刷 電極を有する感熱式プリンターにおいて、印刷電極の抵抗値のばらつきを矯正す る装置は、下記の要素を備えている感熱式プリンター。 a)複数の印刷電極の各々の計測された抵抗値を記憶する第1手段。 b)複数の印刷電極の各々の計測された抵抗値と、望ましい抵抗値と の間の差異を示す矯正係数を算出するための、前記第1手段と結合されている第 2手段。及び、 c)前記矯正係数を適用するため、前記第2手段に結合されている印 刷インパルス発生手段へ結合されるようになっており、かつそれによって複数の 電極の各々のための印刷インパルスは、抵抗値の前記差異を矯正されるようにな っている第3手段。 38.前記第3手段は、前記矯正係数の各々が記憶されているルックアップ表 を備えていることを特徴とする請求項37記載の感熱式プリンター。
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