JP3621777B2 - カラー記録装置及び記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の発熱抵抗体がカラー画像の主走査方向に配置されたサーマルヘッドを用いて、少なくともイエロー、マゼンタ、シアンを含んだ3色以上の色材が順次塗布されたシートに画像に応じた熱印加を順次行う事で記録媒体に画像記録するカラー記録装置及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カラー記録装置の一種である複数の発熱抵抗体が一列に配置されたサーマルヘッドを用いたカラー熱転写記録装置では、色材の主原料が顔料である熱溶融性インクを使うものと、主原料が染料である熱昇華性インクを用いる2つの種類に大別され、一般に前者を溶融型熱転写記録装置、後者を昇華型熱転写記録装置と呼んでいる。昇華型熱転写記録装置ではポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムなどから構成されるベース層に、昇華性染料を主原料とした色材がカラー印字の場合イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に塗布されているインクシートに、染料が染着しやすいポリエステル樹脂等の物質から成る受像層を有す熱転写記録用紙を重ねて、サーマルヘッドからインクシートにイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に熱を加えることによりインクを昇華させて熱転写記録用紙に転写する。また昇華型の場合、濃度の階調が加えられた熱量に応じて熱転写記録用紙への転写量が連続的に変化するので写真のような中間調画像の記録に適していて、いわゆるフルカラー印字が可能である。しかし一般的な溶融型の転写温度が100度以下であるのに比べて昇華型は転写温度が100から200度と高く、大きなエネルギーを要する為、装置コストが高くなり、サーマルヘッドの冷却の為の時間が溶融型に比べて長い為に印字時間が長くかかる上、昇華性インクは染料を主原料とするため顔料に比べて種類が少なく値段も高くなり、耐光性に弱く記録用紙も一般的な普通紙は使えないのでランニングコストも高いという欠点を持っている。
【0003】
これに対して溶融型熱転写記録装置ではPETフィルムなどのベース層に溶融性顔料を主原料とした色材がカラー印字の場合、図2に示すようなイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に塗布されているインクシートに平滑度の高い熱転写記録用紙を重ねてサーマルヘッドからインクシートに熱を加える事により固形のインクを溶かして記録用紙にイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に接着させる事で転写する。顔料はオフセット印刷などの一般の印刷物に使われているのと同じ種類であるので普通紙への転写が可能である上、小エネルギーでの転写が可能であるので昇華型熱転写記録装置に比べて装置コストもランニングコストも安いという利点があるが、インクの紙とベース層との接着力の差により転写を行っているので一つのドットでの多階調表現は困難であり、今までは2値印字が一般的であった。溶融型熱転写記録装置で中間調画像を印字させる場合はディザ処理や誤差拡散を用いるが、印字した中間調画像の実質的な解像度は低くなり粗い画像となってしまうという欠点があった。しかし近年、サーマルヘッドの熱制御技術の向上、インクシートの品質安定化、記録用紙のコート材の改良などにより溶融型熱転写記録装置でも1ドットにおける多階調表現が可能となりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般にサーマルヘッドの解像度が300ドット・パー・インチ(dpi)の場合イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色で256段階に階調が制御できれば人間の目で識別可能な全ての色を表現できるとされている。しかしその為にはサーマルヘッドの解像度が例えば300dpiの場合、ドットの直径は約4〜100μmの範囲で連続的に制御され、さらに各ドットと他色の当該ドットの相対位置は用紙上どの領域でも同じでなければならないことになる。1色目、2色目、3色目、4色目のドットの中心が全て同じ位置にあるのが理想だが、サーマルヘッド抵抗体に対する熱転写記録用紙のミクロン単位の副走査方向位置制御技術は大変難しく副走査方向で0〜100μm程度のずれが副走査方向にある幅で存在してしまう。インク自身の透明度は100%ではない為、図3に示すように各色のドットが正確に重なっている場合とずれが生じている場合には肉眼で見た場合、色相に違いが生じてしまう。さらに熱転写受像紙に対するインクの転写特性とインクの上にインクが転写される場合の転写特性は一般に異なる事も肉眼で見た場合の色相の違いを促進している。これらの要因により例えばイエロー、マゼンタ、シアンを各色50%の熱印加でベタ印字を行うと図3のように副走査方向のある領域の色相が変わる事により縞がランダムに発生してしまう。図3は2色重ねの例であるがこの状態で3色目を印字するとさらに縞の発生周波数が高くなりより汚く見えてしまう。ゆえに例えば、空や人の顔といった一様な色のグラデーションにより表示される画像の場合に画質を著しく低下させてしまう。
【0005】
よって従来の熱転写方法では溶融型カラー熱転写記録の場合、濃度の階調が加えられた熱量に応じて正確に安定した色調を再現するのが困難であるという課題があった。
そこで、この発明のカラー記録装置及び記録方法は、印字ずれが生じた場合でも縞を生じさせない安定した再現性のある階調表現及び色再現とする事で印字画像の品質を高くすることが出来る溶融型カラー熱転写記録装置及び方法を得ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のカラー記録装置は、印字するためのカラー画像データの副走査方向の解像度を整数倍、たとえば4倍、つまり副走査方向の画素数を4倍にする解像度変換手段と、所定のマスクパターンを画像データに重ねるマスク処理手段とを有する構成とした。そして、このマスクパターンを少なくとも2色、好ましくは3色で異なるように構成した。
【0007】
そして、副走査方向の送りを解像度変換前のカラー画像データの副走査方向解像度を4分割にしていずれからも印字が可能なタイミング制御手段(すなわち、解像度変換前のカラー画像データの副走査方向解像度が300dpiであれば、副走査方向の用紙送りが1200dpi単位となり、その1200dpi単位で印字信号の発生が可能となる)を有する構成とした。
【0008】
また、本発明のカラー記録装置のより詳細な構成として、解像度変換手段は、副走査方向の画素数を整数倍にするにあたって、該当ラインに対して変換後の各ラインの階調データはそれぞれ変換前の該当ライン、前ライン、次ラインに重み付けをする事で算出する構成とした。
【0009】
前記マスク処理手段は、1列の内、3個が0、1個が1である4×4または8×4のマスクパターンを解像度変換後の画像データに重ね合わせ、マスクが0の部分の画像データの階調は0とし、マスクが1の部分の階調はそのままとする構成とした。これにより解像度変換処理前の画素数と実際に印字信号が発生可能となる画素数は同じになる。
【0010】
さらに前記タイミング制御手段は印字する解像度変換処理前の画像データの解像度の4倍、すなわち、解像度変換処理前の副走査方向の送り量の1/4の送りごとに画像データの階調に応じた印字信号の発生が可能となる構成とした。
また、本発明のカラー記録方法は、少なくとも3色を用いて、1色目のドットに対して2色目を副走査方向に0ドット、1/4ドット、2/4ドット、3/4ドットのいずれかを必ず含む4列1組の組み合わせで主走査方向4列単位で副走査方向にずらして印字を行い、3色目を1色目、2色目に対して副走査方向に0ドット、1/4ドット、2/4ドット、3/4ドットのいずれかを必ず2個づつ含む8列1組の組み合わせで主走査方向8列単位で副走査方向にずらして印字するようにした。
【0011】
さらに、少なくとも3色を用いて画像あるいは文字を印字するカラー記録方法において、副走査方向に連続する4ドットの内の1ドットのみ印字する動作を4ドットおきに実行する事を各色毎に行うと共に、少なくとも2色において印字するドットが異なっているようにした。
【0012】
さらにまた、少なくとも3色を用いて画像あるいは文字を印字するカラー記録方法において、外部から入力された画像データの副走査方向の画素数を4倍にし、副走査方向に連続する4ドットの内の1ドットのみ印字する動作を4ドットおきに実行する事を各色毎に行うと共に、少なくとも2色において印字するドットが異なっているようにした。
【0013】
上記のように構成されたカラー記録装置およびカラー記録方法においては、あらかじめ、イエロー、マゼンタ、シアンの各色がお互いに各列異なるずれ量を有しており、印字において任意の色が印字ズレを起こしたとしても他色に対するずれ量の合計は変わらず色相縞の発生を押さえる事が可能である。
したがって、色相再現性が良くなるので階調が加えられた熱量に応じた正確な階調表現、色再現が図れることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施例を図1、図4及び図5に基づいて説明する。
図1は、本発明のカラー記録装置の実施例におけるサーマルヘッド駆動部の構成を示す説明図である。図4は、本発明を実施するカラー熱転写記録装置のサーマルヘッドダウン時の概略を示す図である。図5は、本発明を実施するカラー熱転写記録装置のサーマルヘッドアップ時の概略を示す図である。
【0015】
図4及び図5において、サーマルヘッド18には発熱抵抗体1がプラテンローラ10に対向するように配置されている。プラテンローラ10と一対の紙送りローラA12及び紙送りローラB11は、図示しないコントローラにより制御されるステッピングモータA23によりライン毎に副走査方向に正逆回転が可能であり熱転写記録用紙25を搬送する。プラテンローラ10の手前にはプラテンローラ10に給紙する為の1対の給紙ローラA27及び給紙ローラB26、及び図示しない給紙ガイドが配置されている。また紙送りローラA12及び紙送りローラB11の先には一対の排紙ローラA14及び排紙ローラB13、及び図示しない排紙ガイドが配置されいる。給紙ローラA27及び給紙ローラB26、排紙ローラA14及び排紙ローラB13共に図示しないコントローラにより制御されるDCモータ24により副走査方向に回転が可能でありカラー熱転写記録用紙25を搬送する。さらにインクシート供給ローラ15及びインクシート巻き取りローラ16が配置されていて、インクシート巻き取りローラ16は図示しないコントローラにより制御されるステッピングモータB22により回転が可能である。またサーマルヘッド18のすぐ後には熱転写後のインクシート17と熱転写記録用紙25を安定して引き剥がす為のピールプレート19が配置されている。またインクシート17が巻き取られる事による巻き取り側の径の大きさの変動によるピール角度の変動を防ぐためにピールプレート19とインクシート巻き取りローラの16間にインクシートガイドローラ21を介すことによってピール角度を固定している。前述のように、図4はサーマルヘッド18が熱転写記録用紙25とインクシート17とに接触し、それらを押圧している状態を示し、図5はサーマルヘッド18が熱転写記録用紙25とインクシート17を押圧していない状態を示している。
【0016】
サーマルヘッドは、図1に示すように主走査方向に300dpi間隔で3520個配列されている発熱抵抗体1とそれぞれの発熱抵抗体の通電を制御するトランジスタなどのスイッチング素子3または他の論理素子などから構成されていて、発熱抵抗体1に電流を供給するサーマルヘッド駆動電源2がサーマルヘッドに接続されている。スイッチング素子3の通電を制御する端子(ベース)にはそれぞれヒートパルス発生部4の出力が接続されている。またサーマルヘッド自体はアップダウンが可能でありダウン時は図4に示すように発熱抵抗体1がプラテンローラ10に圧力を加え、アップ時には図5に示すように圧力は加えられず発熱抵抗体1とプラテンローラ10は離れている。
【0017】
ヒートパルス発生部4はラインメモリ5からのデータ読み出しが可能である。ラインメモリ5にはマスク処理部6を介して送られてきた画像信号が8ライン分以上蓄えられる。ラインメモリ5はS−RAM、D−RAMなどの半導体素子で構成されるが磁気ディスクなど他の記憶装置であっても構わない。マスク処理部6には画像信号インターフェース部9を介して送られてきた画像信号がフレームメモリ8及び解像度変換部7を介して入力される。画像信号インターフェース部9は熱転写記録装置に画像データを供給する図示しないホストコンピュータとの接続をおこない、またホストコンピュータから送られてきた画像の拡大、縮小、回転、RGB→CMYK変換機能も有している。
フレームメモリ8には画像信号インターフェース部を介して送られてきた画像信号が1画面分以上蓄えられる。フレームメモリ8はS−RAM、D−RAMなどの半導体素子で構成されるが磁気ディスクなど他の記憶装置であっても構わない。
【0018】
図4及び図5のステッピングモータ23は印字時においては熱転写記録用紙25を2.5mS/1ライン(1ライン=25.4/1200mm)の速さで搬送するように動作する。印字時以外の搬送速度については特に規定しない。
次に、本発明においては、図1のヒートパルス発生部4が発生する印加パルスの時間幅は各色、各階調ごとに異なり、階調が高くなる程、パルス幅が長くなる。しかしライン周期より短い印加パルスで最大階調を実現できるようなサーマルヘッドの電圧設定を行っているので、最大階調において印加パルス幅がライン周期を越える事はない。また印加パルス及び階調が高くなる事による増分はサーマルヘッド(TPH)の蓄熱、インクの転写特性、周辺温度、湿度などを考慮して決定する。階調データから印加パルスの時間幅への具体的な変換方法は本発明の本質ではないので具体的な回路の詳細については省略する。なお本装置では1ラインにおける各階調の印加パルスが2mSを越えない設定とし、その範囲内でインクの出しうる最大階調を出しうる電圧とする為、TPH供給電圧は15Vとする。 また熱転写記録装置の動作の開始や中止や印字モードの変更などの各種設定の指示は図示しないホストコンピュータから与える事が可能である。
【0019】
インクシート17は図2(A)及び(B)に示すようにPETなどのフィルムから構成されているベース層にイエロー、マゼンタ、シアン、黒の熱溶融性インクがイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に1画面ごとに塗布されている。図4に示すように、インクシートはインクシート巻き取りローラが回転する事により順次色が切り替わる構成となっている。また色検出センサー20により図示しないコントローラは現在のインクシート17の色を判断する事ができる。
【0020】
次にこの装置の動作について述べる。図1において、図示しないホストコンピュータは印字動作開始の指示を与える信号を熱転写記録装置に送り、熱転写記録装置が印字動作を開始すると共に図示しないホストコンピュータから送出した画像データ信号は画像信号インターフェース部9を介してフレームメモリ8に格納される。ここでいうホストコンピュータから画像信号インターフェース部へ送られてくる画像データとはディジタル信号であり、一般には1色につき8ビット幅であるが、本発明の適用においてはこの限りではない。また色はシアン、マゼンタ、イエローの3色またはこの3色に黒を加えた4色分のデータから成る(以下CMYKデータと呼ぶ)場合もあるし、レッド、グリーン、ブルーの3色分のデータから成る(以下RGBデータと呼ぶ)場合もある。例えば100画素のCMYKデータから成る画像データは100×4×8=3200ビット(400バイト)分のデータ容量を持つ。ホストコンピュータから熱転写記録装置に送られる画像信号はRGB画像の場合もあるしCMYK画像の場合もあるし、解像度が300dpi以外の場合もあるので、画像信号インターフェース部9では送られてきた画像がRGB画像の場合はCMYK画像に変換し、解像度が300dpi以外の場合は拡大縮小機能を用いて300dpiの画像に変換してから解像度変換部7に送られる。つまり画像信号インターフェース部9から解像度変換部7に送られる画像データ信号はCMYKデータであり当然ディジタル信号である。また前記画像データ信号における1画素(シアン、マゼンタ、イエロー、黒のあわせて4バイトから構成される単位)はサーマルヘッドの任意の一つの発熱抵抗体が印字する画素と一対一で対応する事になる。これらの拡大、縮小、RGB→CMYK変換はディジタル的な論理集積回路により構成されるが、これは本発明の本質ではないので具体的な回路の詳細については省略する。
【0021】
解像度変換部7ではフレームメモリ8に格納された画像データをイエローの1ライン目から順次読み出していく。解像度変換部7では副走査方向の解像度を4倍にする為、ライン数を4倍にする。説明をわかりやすくする為に解像度変換前の任意のラインを解像度変換処理によりラインA、ラインB、ラインC、ラインDの4ラインに変換する場合、ラインAでは変換前の前ライン階調データの重みを50、変換前当該ラインの重みを50、変換前の次ラインの重みを0とし、ラインBでは変換前の前ライン階調データの重みを25、変換前の当該ラインの重みを75、変換前の次ラインの重みを0とし、ラインCでは変換前の前ライン階調データの重みを0、変換前の当該ラインの重みを100、変換前の次ラインの重みを0とし、ラインDでは変換前の前ライン階調データの重みを0、変換前の当該ラインの重みを75、変換前の次ラインの重みを25として解像度変換後の各ラインの階調データを生成する。ただし1ライン目と最終ラインに関してはそれぞれ前ライン、次ラインの階調を0として計算する。
【0022】
具体的な例としてフレームメモリに図6のような8×4画素で構成される8ビットの画像データの場合を説明すると、解像度変換後、図7のような8×16画素の画像データに変換される。図7に示す変換後の画像データは次にマスク処理部6に送られる。マスク処理が1色目の場合、1色目の画像データと重ね合わせるマスクパターンは図8に示すように4×4のマトリクスで構成される。図8のマスクパターンと図7の画像データを重ね合わせると図11のような画像データが生成される。次にマスク処理が2色目の場合、2色目の画像データと重ね合わせるマスクパターンは図9に示すように4×4のマトリクスで構成される。図9のマスクパターンと図7の画像データを重ね合わせると図12のような画像データが生成される。次にマスク処理が3色目の場合、3色目の画像データと重ね合わせるマスクパターンは図10に示すように8×4のマトリクスで構成される。図10のマスクパターンと図7の画像データを重ね合わせると図13のような画像データが生成される。次にマスク処理が4色目の場合、4色目の画像データと重ね合わせるマスクパターンは1色目と同じ図8に示すように4×4のマトリクスで構成される。図8のマスクパターンと図7の画像データを重ね合わせると図11のような1色目と同じ画像データが生成される。マスク処理後の画像データはラインメモリに順次書き込まれる。ここでは説明を簡単にするために、階調データは各色で図6に示す同じ値を用いたが、もちろん、実際の印字では各色毎に異なっているはずであり、この場合も同様に処理できることはいうまでもない。
【0023】
また図5においては、画像データの転送と平行して給紙ローラA27及び給紙ローラB26が回転する事により図示しない給紙ガイドに配置された熱転写記録用紙25を装置内に1枚引き込む。熱転写記録用紙25が紙送りローラA12及び紙送りローラB11の位置まで搬送された時点で以降の搬送は紙送りローラA12及び紙送りローラB11が主体となりおこなう。熱転写記録用紙25の印字開始ライン部分がサーマルヘッド18の発熱抵抗体1の下まで搬送されたところで搬送は一端中止する。次にインクシート巻き取りローラ16が回転する事によりインクシート17が巻き取られる。色検出センサー20がイエローを検出した段階でインクシート巻き取りは一端中止し、サーマルヘッド18がダウンし、熱転写記録用紙25の印字開始ライン部とインクシート17が発熱抵抗体1とプラテンローラ10の間に挟まれ、コントローラからの印字開始指示を待つ。
【0024】
図1において、印字する画像データのラインメモリへの格納が完了するとヒートパルス発生部4はイエローの1ライン目のデータをラインメモリ8から読み出し、それぞれの階調に応じた長さの印加パルスを発生する事が可能となる。この時点で印字準備は完了したので紙送りローラA12及び紙送りローラB11及びプラテンローラ10は熱転写記録用紙25の搬送を開始すると共に、インクシート巻き取りローラ16はインクシート17の巻き取りを開始し、これらの開始に同期してヒートパルス発生部4は各発熱抵抗体1のスイッチング素子3にヒートパルス(印加パルス)を発生する。各ラインの印加パルスは階調によらずパルスの発生開始時間は同じであり、階調により終了時間が異なる。1ライン目の印加が終了した時点(1ライン目の印字開始から2mS後)でヒートパルス発生部4はラインメモリ5から2ライン目の画像データを読み出し、1ライン目の印字開始から2.5mS後2ライン目の印字を開始する。これらの動作が最終ラインまで順次行われる事によってイエローの印字が完了する。またラインメモリ5にはヒートパルス発生部4からの1ライン分の読みとりが完了し次第、次のラインの解像度変換、マスク処理後のデータが書き込まれる。
【0025】
なお最終ラインは印字画像の副走査方向総ライン数に相当するので印字する画像の大きさにより異なっている。
前記動作により熱転写記録用紙25上のイエローのドット配置は図14のようになる。最終ラインの印字が完了し、熱転写記録用紙25の最終ライン部がピールされるとサーマルヘッド18は図5に示すように、アップの状態になると共にインクシート巻き取りローラ16は回転を停止する。次に紙送りローラA12及び紙送りローラB11及びプラテンローラ10が逆回転する事により熱転写記録用紙25は印字開始ラインより1ライン前の部分が発熱抵抗体1とプラテンローラ10に挟まれた記録部まで戻される。また、同時にインクシート巻き取りローラ16が回転することにより色検出センサー20がマゼンタを検出するまでインクシート17が送られる。
【0026】
マゼンタが検出された時点でインクシートの巻き取りは一端停止し、サーマルヘッド18は図4に示すようにダウンし、図示しないコントローラからのマゼンタ印字開始指令を待つ。ヒートパルス発生部4は1色目と同様にマゼンタの1ライン目のデータを解像度変換後及びマスク処理後の画像データをラインメモリ5から読み出し階調数に応じた印加パルスを発生する事となる。この時点でマゼンタ画像印字の準備は完了したのでインクシート巻き取りローラ16は回転を開始し、熱転写記録用紙25の搬送を開始すると共に搬送開始に同期してヒートパルス発生部4は印加パルスをイエローと同様に最終ラインまで順次発生する。前記動作により熱転写記録用紙25上のマゼンタのドット配置は図15のようになる。
【0027】
最終ラインの印字が完了し、熱転写記録用紙25の最終ライン部がピールされるとサーマルヘッド18は図5に示すように、アップの状態になると共にインクシート巻き取りローラ16は回転を停止する。次に紙送りローラA12及び紙送りローラB11及びプラテンローラ10が逆回転する事により熱転写記録用紙25は印字開始ラインより1ライン前の部分が発熱抵抗体1とプラテンローラ10に挟まれた記録部まで戻される。また、同時にインクシート巻き取りローラ16が回転することにより色検出センサー20がシアンを検出するまでインクシート17が送られる。
【0028】
シアンが検出された時点でインクシートの巻き取りは一端停止し、サーマルヘッド18は図4に示すようにダウンし、図示しないコントローラからのシアン印字開始指令を待つ。ヒートパルス発生部4は1色目、2色目と同様にシアンの1ライン目のデータを解像度変換後及びマスク処理後の画像データをラインメモリ5から読み出し階調数に応じた印加パルスを発生する事となる。この時点でシアン画像印字の準備は完了したのでインクシート巻き取りローラ16は回転を開始し、熱転写記録用紙25の搬送を開始すると共に搬送開始に同期してヒートパルス発生部は印加パルスをイエロー、マゼンタと同様に最終ラインまで順次発生する。前記動作により熱転写記録用紙25上のシアンのドット配置は図16のようになる。
【0029】
最終ラインの印字が完了し、熱転写記録用紙25の最終ライン部がピールされるとサーマルヘッド18は図5に示すように、アップの状態になると共にインクシート巻き取りローラ16は回転を停止する。次に紙送りローラA12及び紙送りローラB11及びプラテンローラ10が逆回転する事により熱転写記録用紙25は印字開始ラインより1ライン前の部分が発熱抵抗体1とプラテンローラ10に挟まれた記録部まで戻される。また、同時にインクシート巻き取りローラ16が回転することにより色検出センサー20が黒を検出するまでインクシート17が送られる。
【0030】
黒が検出された時点でインクシートの巻き取りは一端停止し、サーマルヘッド18は図4に示すようにダウンし、図示しないコントローラからの黒印字開始指令を待つ。ヒートパルス発生部4は1色目、2色目、3色目と同様に黒の1ライン目のデータを解像度変換後及びマスク処理後の画像データをラインメモリ5から読み出し階調数に応じた印加パルスを発生する事となる。この時点で黒画像印字の準備は完了したのでインクシート巻き取りローラ16は回転を開始し、熱転写記録用紙25の搬送を開始すると共に搬送開始に同期してヒートパルス発生部4は印加パルスをイエロー、マゼンタ、シアンと同様に最終ラインまで順次発生する。前記動作により熱転写記録用紙25上の黒のドット配置は図14のようになる。
【0031】
黒最終ラインの印字が完了し、最終ライン部がピールされるとサーマルヘッド18はアップの状態になると共にインクシート巻き取りローラ16は回転を停止する。次に排紙ローラA14及び排紙ローラB13と紙送りローラA12及び紙送りローラB11が回転する事により熱転写記録用紙25は装置外に排出され、印字は終了する。
【0032】
上記のように構成された熱転写記録装置では、解像度変換部7により副走査方向の画素数を整数倍にし、マスク処理部6により第1色目、第2色目及び第3色目で印字する画素のパターンを異ならせたので、各列ごとに他の色と異なるズレ量を持ち、ある領域で印字ずれが発生したとしてもトータルの互いの色同士のズレ量は変わらない為色相ずれを防ぎ、色再現性の安定化を計る事が可能となる。
【0033】
本発明は、上記の実施例の構成に限定されるものではない。すなわち、1色目のドットに対して2色目を副走査方向に0ドット、1/4ドット、2/4ドット、3/4ドットのいずれかを必ず含む4列1組の組み合わせで主走査方向4列単位で同様に行い、これを副走査方向にずらして印字を行い、3色目を1色目、2色目に対して副走査方向に0ドット、1/4ドット、2/4ドット、3/4ドットのいずれかを必ず2個づつ含む任意の8列1組の組み合わせで主走査方向8列単位で同様に行い、これを副走査方向にずらして印字するようにすればよいのである。また、副走査方向に連続する4ドットの内の1ドットのみ印字する動作を4ドットおきに実行する事を各色毎に行うと共に、少なくとも2色において印字するドットが異なっているようにすればよいのである。
【0034】
しかし、本発明は、解像度変換部で副走査方向の画素数を4倍にすることに限定するものではない。副走査方向の画素数をn倍にするときには、たとえば、1色目のドットに対して2色目を副走査方向に0ドット、1/nドット、2/nドット、・・・、(n−1)/nドットのいずれかを必ず含む任意のn列1組の組み合わせで主走査方向n列単位で同様に行い、これを副走査方向にずらして印字を行い、3色目を1色目、2色目に対して副走査方向に0ドット、1/nドット、2/nドット、・・・、(n−1)/nドットのいずれかを必ず2個づつ含む任意の2n列1組の組み合わせで主走査方向2n列単位で同様に行い、これを副走査方向にずらして印字するようにすればよいのである。また、副走査方向に連続するnドットの内の1ドットのみ印字する動作をnドットおきに実行する事を各色毎に行うと共に、少なくとも2色において印字するドットが異なっているようにすればよいのである。
【0035】
さらに、マスク処理部の各色におけるマスクパターンは実施例に限定されるものではない。要は、1列のうち、1個のドットを印字し、その他のドットを印字しないようにするとともに、少なくとも2色で印字するドットが異なるようなマスクパターンにすればよい。なお、解像度変換部で副走査方向の画素数をn倍にしたときには、マスクパターンをn行にすることが好ましい。
【0036】
もちろん、解像度変換部及びマスク処理部を実施例のようにすることにより顕著な効果を奏することは言うまでもない。
さらにまた、上記の実施例では溶融型熱転写記録装置を例にとって本発明を説明したが、本発明はその他のタイプのカラー印字記録装置、たとえばインクジェット記録装置にも適用可能であることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、あらかじめ各色がお互いに各列で異なるずれ量を有しており、印字において任意の色が印字ズレを起こしたとしても他色に対するずれ量の合計は変わらず色相縞の発生を押さえる事が可能となり色相再現性が良くなるので階調が加えられた熱量に応じた正確な階調表現、色再現が図れることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるカラー記録装置の実施例におけるサーマルヘッド駆動部の構成を示す説明図である。
【図2】インクシートの構成を示す説明図である。
【図3】中間調ベタ印字での印字ずれによる色相の変化の具体例を示す説明図である。
【図4】本発明を実施するカラー熱転写記録装置のサーマルヘッドダウン時の概略を示す図である。
【図5】本発明を実施するカラー熱転写記録装置のサーマルヘッドアップ時の概略を示す図である。
【図6】本発明のカラー記録装置及び記録方法の具体説明に用いる階調データである。
【図7】本発明のカラー記録装置及び記録方法における解像度変換後の階調データの一実施例である。
【図8】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第1色目及び第4色目のマスクパターンの一実施例である。
【図9】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第2色目のマスクパターンの一実施例である。
【図10】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第3色目のマスクパターンの一実施例である。
【図11】本発明カラー記録装置及び記録方法における第1色目、第4色目に関するマスク処理後の階調データの一実施例である。
【図12】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第2色目に関するマスク処理後の階調データの一実施例である。
【図13】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第3色目に関するマスク処理後の階調データの一実施例である。
【図14】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第1色目、第4色目の熱転写記録用紙上のドット配列の一実施例を示す図である。
【図15】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第2色目の熱転写記録用紙上のドット配列の一実施例を示す図である。
【図16】本発明のカラー記録装置及び記録方法における第3色目の熱転写記録用紙上のドット配列の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 発熱抵抗体
2 サーマルヘッド駆動電源
3 スイッチング素子
4 ヒートパルス発生部
5 ラインメモリ
6 マスク処理部
7 解像度変換部
8 フレームメモリ
9 画像信号インターフェース部
10 プラテンローラ
11 紙送りローラB
12 紙送りローラA
13 排紙ローラB
14 排紙ローラA
15 インクシート供給ローラ
16 インクシート巻き取りローラ
17 インクシート
18 サーマルヘッド
19 ピールプレート
20 色検出センサー
21 インクシートガイドローラ
22 ステッピングモータB
23 ステッピングモータA
24 DCモータ
25 熱転写記録用紙25
26 給紙ローラB
27 給紙ローラA

Claims (9)

  1. 複数の色を用いて画像あるいは文字を印字するカラー記録装置において、該当ラインに対して変換後の各ラインの階調データはそれぞれ変換前の該当ライン、前ライン、次ラインに重み付けをする事で算出することにより、外部から入力された画像データの副走査方向の画素数を整数倍にして解像度を変換する解像度変換手段と、該解像度変換手段の出力データに各色毎に所定のマスクパターンを重ね合わせて、前記解像度変換手段による解像度変換処理前の副走査方向の画素数と実際に印字される副走査方向の画素数とが同じになるように、しかも前記所定のマスクパターンに対応した副走査方向位置に前記解像度変換手段から出力された階調で印字されるようにマスク処理を施すマスク処理手段とを具備し、前記マスク処理手段は少なくとも2色で異なるマスクパターンを有することを特徴とするカラー記録装置。
  2. 少なくとも3色を用いて画像あるいは文字を印字するカラー記録装置において、該当ラインに対して変換後の各ラインの階調データはそれぞれ変換前の該当ライン、前ライン、次ラインに重み付けをする事で算出することにより、外部から入力された画像データの副走査方向の画素数を整数倍にして解像度を変換する解像度変換手段と、該解像度変換手段の出力データに各色毎に所定のマスクパターンを重ね合わせて、前記解像度変換手段による解像度変換処理前の副走査方向の画素数と実際に印字される副走査方向の画素数とが同じになるように、しかも前記所定のマスクパターンに対応した副走査方向位置に前記解像度変換手段から出力された階調で印字されるようにマスク処理を施すマスク処理手段とを具備し、前記マスク処理手段は少なくとも3色で異なるマスクパターンを有することを特徴とするカラー記録装置。
  3. 前記解像度変換手段は副走査方向の画素数を4倍にする事を特徴とする請求項1または2記載のカラー記録装置。
  4. 前記解像度変換部は、副走査方向の画素数の変換時に、変換後の1ライン目は変換前の前ラインの重みを50、当該ラインの重みを50、変換後の2ライン目は変換前の前ラインの重みを25、当該ラインの重みを75、変換後の3ライン目は変換前の当該ラインの重みを100、変換後の4ライン目は変換前の当該ラインの重みを75、次ラインの重みを25とする事で解像度変換後の階調データを得る事を特徴とする請求項3記載のカラー記録装置。
  5. 前記マスク処理部の1色目のマスクパターンは(0101,0000,1010,0000)の4×4のマトリクス、2色目のマスクパターンは(0001,0010,0100,1000)の4×4のマトリクス、3色目のマスクパターンは(1100000000,00110000,00001100,00000011)の8×4のマトリクスでそれぞれ構成される事を特徴とする請求項1乃至4記載のカラー記録装置。
  6. 前記カラー記録装置は、複数の発熱抵抗体がカラー画像の主走査方向に配置されたサーマルヘッドを有し、該サーマルヘッドにより複数の色の色材が順次塗布されたシートに画像に応じた熱印加を順次行う事で記録媒体に画像または文字を記録する溶融型熱転写記録装置である請求項1乃至5記載のカラー記録装置。
  7. 前記カラー記録装置は、複数の色のインクを吐出するノズルを有するインクジェットカラー記録装置である請求項1乃至5記載のカラー記録装置。
  8. 少なくとも3色を用いて画像あるいは文字を印字するカラー記録方法において、該当ラインに対して変換後の各ラインの階調データはそれぞれ変換前の該当ライン、前ライン、次ラインに重み付けをする事で算出することにより、外部から入力された画像データの副走査方向の画素数を倍にして解像度を変換し、1色目のドットに対して2色目を副走査方向に0ドット、1/ドット、2/ドット、・・・、(n−1)ドットのいずれかを必ず含む列1組の組み合わせで主走査方向列単位で副走査方向にずらしながら、前記変換後の各ラインの階調データに基づいて印字を行い、3色目を1色目、2色目に対して副走査方向に0ドット、1/ドット、2/ドット、・・・、(n−1)ドットのいずれかを必ず2個づつ含む2n列1組の組み合わせで主走査方向2n列単位で副走査方向にずらしながら、前記変換後の各ラインの階調データに基づいて印字する事を特徴とするカラー記録方法。
  9. 少なくとも3色を用いて画像あるいは文字を印字するカラー記録方法において、該当ラインに対して変換後の各ラインの階調データはそれぞれ変換前の該当ライン、前ライン、次ラインに重み付けをする事で算出することにより、外部から入力された画像データの副走査方向の画素数を倍にして解像度を変換し、前記変換前のラインに対応する副走査方向に連続するドットの内の1ドットのみ印字する動作をドットおきに実行する事を各色毎に行うと共に、少なくとも2色において印字するドットが異なっていることを特徴とするカラー記録方法。
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