JPH0934103A - 荷電粒子線転写用マスク - Google Patents

荷電粒子線転写用マスク

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JPH0934103A
JPH0934103A JP10034296A JP10034296A JPH0934103A JP H0934103 A JPH0934103 A JP H0934103A JP 10034296 A JP10034296 A JP 10034296A JP 10034296 A JP10034296 A JP 10034296A JP H0934103 A JPH0934103 A JP H0934103A
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particle beam
mask
pattern
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JP10034296A
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Shintaro Kawada
真太郎 河田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/20Masks or mask blanks for imaging by charged particle beam [CPB] radiation, e.g. by electron beam; Preparation thereof

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷電粒子線の照射に対する熱変形を抑えて転
写精度を高められるマスクを提供する。 【解決手段】 荷電粒子線の透過孔13が形成された半
導体材料製のマスク基板12を有する荷電粒子線転写用
マスクにおいて、マスク基板12の少なくとも透過孔1
3の周囲の一定領域をダイヤモンド膜14にて覆う。ダ
イヤモンド膜14の停電を防止するため、ダイヤモンド
膜14をさらに導電膜15で覆うとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線、イオンビ
ーム等の荷電粒子線を利用したパターン転写に使用する
マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のマスクとして、例えば図9
(a)、(b)に示すものがある。図9(a)のマスク
1は、シリコン製のマスク基板2に透過孔3が設けられ
たものであり、マスク基板2は電子線を吸収するに十分
な厚さ(例えば加速電圧50kVで50μm)に形成さ
れる。従って、マスク1に照射された電子線は透過孔3
のみを透過し、その透過した電子線EBを一対の集束レ
ンズ4a、4bにて感応基板(例えばシリコンウエハ)
5のレジスト面に集束させると、感応基板5に透過孔3
の形状に対応したパターンが転写される。
【0003】一方、図9(b)のマスク6は、シリコン
製のマスク基板7の表面に散乱体8を固着したものであ
り、加速電圧に依存するが、マスク基板7は電子線が透
過するように数μm〜数100nm程度まで薄膜化され
る。このマスク6に電子線を照射すると、マスク基板7
のみを通過した電子線EB1(図に実線で示す)よりも
散乱体8を通過した電子線EB2(図に二点鎖線で示
す)の方が前方散乱の程度が大きくなる。従って、集束
レンズ4aによる電子線のクロスオーバ像COの近傍に
アパーチャ9を設置すれば、感応基板5上で電子線EB
1、EB2の散乱の程度に応じたコントラストが得られ
る。なお、図9(b)ではアパーチャ9により前方散乱
の大きい電子線EB2を遮っているが、前方散乱の小さ
い電子線EB1を遮る場合もある。マスク6に照射され
る電子線の加速電圧が小さいときは散乱体8において電
子線が完全に吸収される。以下において、図9(a)、
(b)のマスクを特に区別する必要があるときは、
(a)のように透過孔が存在するものをステンシルマス
クと呼び、(b)のように透過孔が存在しないものを散
乱透過マスクと呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】荷電粒子線を用いたパ
ターン転写では、マスクに吸収された荷電粒子線のエネ
ルギーが熱に変化してマスク温度が上昇する。この温度
上昇に伴ってマスクに熱変形が発生し、その結果、転写
位置のずれ等が生じて転写精度が悪化する。マスクの温
度上昇については、ワイ・ナカヤマ等のジャパニーズ・
ジャーナルオブアプライドフィジクス/12月B6940-694
5、1992年(Jpn.J.Apple.Phy.31,4268(1992))およびワ
イ・ソウダ等のジャパニーズ・ジャーナルオブアプライ
ドフィジクス/12月B4268-4272、1994年(Jpn.J.Apple.P
hy.31,4268(1994))に報告がある。これらによれば、電
子線50kV、15μAの照射に対して50μm厚のシ
リコン基板では温度上昇が800゜Cにも達し、シリコ
ン基板を1μmまで薄くしても温度上昇は約1/5(1
60゜C程度)にしかならない。これに対して、転写パ
ターンの位置ずれを0.02μm以下に抑えるには、マ
スク温度の上昇を20゜C以内(但しマスク〜感応基板
間のパターン縮小率が1/25のとき)に制限する必要
がある、とのことである。従って、上述した図9(a)
のステンシルマスクは勿論のこと、図9(b)の散乱透
過マスクを用いた場合でも温度上昇対策は未だ十分でな
い。マスク基板をさらに薄膜化すれば温度上昇は抑えら
れるが、マスクの作製技術上から限界がある。さらに、
転写装置のスループットを改善するには荷電粒子線の大
電流化が必須であり、これにより熱変形は増大する傾向
にあるが、その一方で高精度化も要求され、マスクの熱
管理はきわめて大きな問題となっている。
【0005】本発明の目的は、荷電粒子線の照射に対す
る熱変形を抑えて転写精度を高められるマスクを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2を参照して説明すると、請求項1の発明は、
荷電粒子線に所定の転写パターンに相応した変化を与え
るパターン発生領域(図2の一点鎖線Aで囲まれた範
囲)を有し、このパターン発生領域には、転写パターン
に対応して平面形状が規定される第1層121と、第1
層121の素材よりも線膨張係数の小さい材料にて構成
されて第1層121と結合された第2層14と、が設け
られた荷電粒子線転写用マスクにより、上述した目的を
達成する。請求項2の発明は、荷電粒子線に所定の転写
パターンに相応した変化を与えるパターン発生領域を有
し、このパターン発生領域には、転写パターンに対応し
て平面形状が規定される第1層121と、第1層121
の素材よりも熱伝導率の大きい材料にて構成されて第1
層121と結合された第2層14と、が設けられた荷電
粒子線転写用マスクにより、上述した目的を達成する。
請求項3の発明は、荷電粒子線に所定の転写パターンに
相応した変化を与えるパターン発生領域を有し、このパ
ターン発生領域には、転写パターンに対応して平面形状
が規定される第1層121と、第1層121の素材より
も線膨張係数が小さくかつ熱伝導率の大きい材料にて構
成されて第1層121と結合された第2層14と、が設
けられた荷電粒子線転写用マスクにより、上述した目的
を達成する。請求項4の発明は請求項2または3の荷電
粒子線転写用マスクに適用され、パターン発生領域の周
囲には、当該パターン発生領域よりも熱容量の大きい受
熱領域120が設けられ、第2層14が受熱領域120
まで連続している。請求項5の発明は請求項2または3
の荷電粒子線転写用マスクに適用され、パターン発生領
域の周囲にはマスクの保持領域120が設けられ、第2
層14が保持領域120まで連続している。
【0007】請求項6の発明は、荷電粒子線に所定の転
写パターンに相応した変化を与えるパターン発生領域を
有し、このパターン発生領域にはダイヤモンド層14が
設けられた荷電粒子線転写用マスクにより、上述した目
的を達成する。請求項7の発明は請求項6の荷電粒子線
転写用マスクに適用され、パターン発生領域が、荷電粒
子線の透過孔が形成されたステンシル型のパターン発生
領域である。請求項8の発明は請求項6の荷電粒子線転
写用マスクに適用され、パターン発生領域が散乱透過型
のパターン発生領域である。請求項9の発明は請求項6
〜8の荷電粒子線転写用マスクに適用され、ダイヤモン
ド層14が、ダイヤモンドとは異なる材料にて構成され
たパターン層121と結合されている。請求項10の発
明は請求項9の荷電粒子線転写用マスクに適用され、パ
ターン層121が半導体材料にて構成されている。請求
項11の発明は請求項10の荷電粒子線転写用マスクに
適用され、上記半導体材料としてシリコンが用いられて
いる。請求項12の発明は請求項9〜11のいずれかの
荷電粒子線転写用マスクに適用され、ダイヤモンド層1
4がパターン層121上に気相合成にて形成されてい
る。請求項13の発明は請求項6〜11のいずれかの荷
電粒子線転写用マスクに適用され、ダイヤモンド層14
が導電層15にて覆われている。請求項14の発明は請
求項13の荷電粒子線転写用マスクに適用され、導電層
15が非磁性金属材料にて構成されている。
【0008】請求項15の発明は、荷電粒子線の透過孔
13が形成された半導体材料製のマスク基板12を有
し、このマスク基板12の少なくとも透過孔13の周囲
の一定領域(図2の一点鎖線Aで囲まれた領域)がダイ
ヤモンド層14にて覆われた荷電粒子線転写用マスクに
より、上述した目的を達成する。請求項16の発明は請
求項15の荷電粒子線転写用マスクに適用され、ダイヤ
モンド層14が導電層15にて覆われている。請求項1
7の発明は請求項16の荷電粒子線転写用マスクに適用
され、導電層15がタングステンからなる。図4を参照
して説明すると、請求項18の発明は、ダイヤモンド層
を備えたマスク基板22と、マスク基板22上に配置さ
れ、荷電粒子線の吸収または散乱の程度がマスク基板2
2よりも大きいパターンを規定する散乱体23とを備え
た荷電粒子線転写用マスクにより、上述した目的を達成
する。請求項19の発明は請求項18の荷電粒子線転写
用マスクに適用され、前記散乱体がタングステンからな
る。
【0009】請求項1の発明では、線膨張係数の小さい
第2層14が第1層121よりも小さく熱変形するた
め、第1層121のみを設けた場合と比較してパターン
発生領域の熱変形が抑えられる。請求項2の発明では、
熱伝導率の大きい第2層14によりパターン発生領域の
外部への熱伝導が促進され、その結果、パターン発生領
域の温度上昇が小さくなって熱変形が抑えられる。請求
項3の発明では、線膨張係数の小さい第2層14により
パターン発生領域の熱変形が抑えられる。また、熱伝導
率の大きい第2層14によりパターン発生領域の外部へ
の熱伝導が促進され、それにより第1層121と第2層
14との線膨張係数の相違に起因する熱応力が抑えられ
る。
【0010】なお、荷電粒子線の照射時にはパターン発
生領域が転写装置の真空容器内に配置されてパターン発
生領域自身からの熱放射は期待できないため、パターン
発生領域の温度上昇を抑えるには請求項2,3の発明の
ように熱伝導を促すことが有効である。パターン発生領
域の外部まで導いた熱は、例えば請求項4,5の発明で
処理するとよい。すなわち、請求項4の発明では、パタ
ーン発生領域の熱が第2層14を介して熱容量の大きい
受熱領域120まで逃され、それによりマスク全体の熱
変形が抑えられる。請求項5の発明では、パターン発生
領域の熱が第2層14を介してマスクの保持領域120
まで逃される。マスク保持領域120は転写装置のマス
ク保持部材50と接触するため、マスク保持部材50か
ら真空容器外まで熱の伝達経路を確保すればマスクに熱
がこもらない。
【0011】請求項1〜5の発明において、第1層12
1は、転写パターンに対応した微細な形状が容易に得ら
れるような材料にて構成すればよい。例えばシリコン等
の半導体を用いると、周知の半導体形成技術を用いて微
細な転写パターンを容易に得ることができる。第1層1
21をシリコン等の半導体材料にて構成した場合、それ
よりも線膨張係数が小さくかつ熱伝導率の大きい材料と
してはダイヤモンドが好適である。その他に、線膨張係
数の小さい材料としては、ガラス類を含む各種のセラミ
ックス、アルミナを用いることができる。また、熱伝導
率の大きい材料としては、銅や銀を使用できる。
【0012】請求項6〜14の発明では、ダイヤモンド
層14によりパターン発生領域の熱変形が抑えられる。
すなわち、ダイヤモンドの熱伝導率は室温で20W/c
mKであり、この値は、パターン発生領域を構成する材
料として、従来より代表的に用いられていたシリコンの
熱伝導率1.5W/cmKと比べて10倍以上大きい。
また、ダイヤモンドの線膨張係数は線膨張係数は0.8
×10-6であり、この値はシリコンの線膨張係数2.6
×10-6のほぼ1/3である。従って、パターン発生領
域にダイヤモンド層14を設けた場合は、パターン発生
領域をシリコン単独で構成した場合と比べて1/30以
下に熱変形を抑えられる。ここで、請求項9の発明で
は、ダイヤモンドとは異なる材料にて構成されたパター
ン層121を転写パターンに対応した平面形状に形成
し、その上にダイヤモンド層14を積層するので、ダイ
ヤモンド層14それ自体を微細な形状に加工するよりも
容易に転写パターンに対応したマスク形状が得られる。
請求項10の発明ではパターン層121を半導体材料
で、特に請求項11の発明ではパターン層121をシリ
コンで構成するので、これらの材料を素材とする半導体
製造技術を利用して微細な転写パターンを容易に形成で
きる。微細な転写パターンが形成されたパターン層12
1と高純度のダイヤモンド層14とを結合するには、請
求項12の発明のようにパターン層121上にダイヤモ
ンド層14を気相合成するとよい。荷電粒子線の照射に
よりダイヤモンド層14が帯電して荷電粒子線の軌道に
影響が及ぶ場合の対策としては請求項13の発明が適し
ている。請求項13の発明では、導電層15を介して電
荷が逃げ、ダイヤモンド層14の帯電が防止される。導
電層15は請求項14の発明のように非磁性金属材料に
て構成でき、特にタングステン、タンタルが好適であ
る。重金属は避けることが望ましい。非磁性金属材料以
外には高分子導電体を用いることができる。なお、導電
層の材料としては、荷電粒子線の照射に対して変質し難
い材料を選ぶ必要がある。
【0013】請求項15〜17の発明では、透過孔13
の周囲が発熱しても、半導体材料製のマスク基板12よ
りも線膨張係数が小さくて熱伝導率の大きいダイヤモン
ド層14によりマスク基板12の熱変形が抑えられる。
請求項16の発明では、導電層15を介して電荷が逃
げ、ダイヤモンド層14の帯電が防止される。請求項1
8〜19の発明では、マスク基板22および散乱体23
の熱変形や温度上昇がマスク基板22に含まれたダイヤ
モンド層にて抑えられる。
【0014】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態− 図1は第1の実施の形態に係るマスクの断面を、図2は
マスクの外観を一部破断した状態でそれぞれ示す。本実
施の形態のマスク11は、シリコン製のマスク基板12
に電子線の透過孔13を形成したいわゆるステンシルマ
スクである。マスク基板12は図2に示すように円板状
に形成され、その外周側には肉厚の大きいマスク保持部
120が設けられている。マスク保持部120の内側に
は、エッチング等により薄膜化されたパターン形成部
(図2の一点鎖線Aで囲まれた領域)121が設けられ
ている。図1に示すように、透過孔13はパターン形成
部121に設けられている。パターン形成部121の下
面の全域にはダイヤモンド膜14が固着され、そのダイ
ヤモンド膜14の下面の全域にはタングステン膜15が
固着されている。ダイヤモンド膜14は例えばマスク基
板12の下面に気相合成にて積層する。なお、マスク基
板12とダイヤモンド膜14との結合の強化等を目的と
して両者の間に中間層を介在させてもよい。
【0016】パターン形成部121およびダイヤモンド
膜14の厚さは、一例として電子線50kVにて転写を
行う場合それぞれ1μm、50μmに設定する。マスク
11の熱変形の増加を抑えつつダイヤモンド膜14の電
荷を逃すために、タングステン膜15は例えば厚さ50
nmに形成する。パターン形成部121の厚さを0.5
μm程度以下に微細化する必要がある場合、ダイヤモン
ド膜14はさらに薄膜化することが必要となる。この場
合、電子線はマスクで散乱されつつ透過するために図9
で説明した2種のマスクの中間的なマスクとなり、これ
を散乱ステンシルマスクと呼び、電子光学系は図9
(b)で説明したアパーチャ9が必要となる。一例とし
て電子線100kVによる転写の場合のパターン形成部
121およびダイヤモンド膜14の厚さはそれぞれ1μ
mに設定する。これは電子線が透過できる厚さで非弾性
散乱の平均自由行程より決まる。また電荷を逃すための
タングステン膜15は数nmに形成する。
【0017】本実施の形態のマスク11は例えば図3に
示す手順で製造する。まず、(a)に示すようにボロン
ドープしたシリコン製のマスク基板12に、(b)に示
すようにレジストパターン46を積層し、(c)に示す
ようにマスク基板12をエッチングして薄膜化する。次
いで、(d)に示すように、薄膜化された部分にダイヤ
モンド層47を積層し、レジストパターン46を除去す
る。さらに(e)に示すようにマスク基板12およびダ
イヤモンド層47の表面にレジスト層48を積層する。
次いで(f)に示すように、周知のフォトリソグラフィ
ー手法によりレジスト層48を転写パターンに応じて除
去し、続いて(g)に示すようにダイヤモンド層47お
よびマスク基板12を同時にエッチングするとともに、
レジスト層48を全て除去すればマスク基板12上に転
写パターンに応じたダイヤモンド膜14が形成される。
最後に、(h)に示すようにダイヤモンド膜14上にタ
ングステン膜15を形成してマスク11が完成する。
【0018】以上のように構成されたマスク11を電子
線転写装置に装着する場合には、図1に仮想線で示すよ
うに、電子線転写装置のマスク保持部材(例えばマスク
ステージ)50によりマスク保持部120を保持する。
これによりパターン形成部121の熱がダイヤモンド膜
14およびマスク保持部120を介してマスク保持部材
50に伝達される。マスク保持部120は熱容量が大き
いので、ダイヤモンド膜14から熱が伝わってもその熱
変形は小さく抑えられる。タングステン膜15は、マス
ク基板12と同電位となるようマスク保持部120と電
気的に接続する。これによりダイヤモンド膜14の帯電
が防止される。マスク保持部120の表面が酸化膜で覆
われているとタングステン膜15とマスク基板12とが
絶縁されるので注意を要する。
【0019】なお、上述したマスク11を装着する電子
線転写装置としては、EB一括露光により基板にパター
ンを転写するもの、および複数の副視野パターンを基板
に転写するもののいずれのタイプでもよい。
【0020】請求項との対応において、本実施の形態で
は、パターン形成部121の設けられた範囲がパターン
発生領域に、パターン形成部121が第1層およびパタ
ーン層に、マスク保持部120が受熱領域およびマスク
保持領域に、ダイヤモンド膜14が第2層およびダイヤ
モンド層に、タングステン膜15が導電層にそれぞれ相
当する。なお、図4に示したマスク11Aのように、マ
スク基板12の上面の全範囲に渡ってダイヤモンド膜1
4およびタングステン膜15を固着してもよい。図4の
例でも、ダイヤモンド膜14からマスク保持部材50へ
の熱の伝導が阻害されないよう、タングステン膜15は
ダイヤモンド膜14の電荷を逃すのに必要最小限の厚
さ、例えば50nmに形成する。
【0021】−第2の実施の形態− 図5は第2の実施の形態に係るマスクの断面を示す。こ
のマスク21は、電子線が透過する程度に薄膜化された
マスク基板22の片面に散乱体23を固着した、いわゆ
る散乱透過マスクである。マスク基板22はダイヤモン
ド製であり、その外周部は肉厚の大きな円環状の外枠2
4に固定されている。散乱体23は例えばタングステン
にて構成され、その平面形状(図5の矢印B方向から見
た形状)は転写すべきパターン形状に応じて設定され
る。マスク基板22の散乱体23と反対側の面には支柱
25が固着されている。図6に示すように支柱25は格
子状に構成され、それらの外周は外枠24に固定され
る。従って支柱25によりマスク基板22が支持され
る。外枠24は例えば銅にて構成され、支柱25は例え
ばシリコンにて構成される。マスク基板22および散乱
体23の厚さは、一例として電子線100kVに対しそ
れぞれ100nm、40nmに設定する。マスク基板2
2および散乱体23の厚さは、電子線の加速電圧に対す
る弾性散乱の平均自由行程と転写パターンのコントラス
トより決められる。マスク基板22は平均自由行程と同
程度、散乱体は平均自由行程の数倍程度の厚さにする。
100kVの電子線に対し、平均自由行程はダイヤモン
ドが82nm、タングステンが8nmである。以上の構
成のマスクでは、マスク基板22の全体がダイヤモンド
製であるため、これをシリコンで構成した場合と比べて
マスク基板22や散乱体23の熱の伝導が促進されてマ
スクの熱変形が十分に小さくなる。外枠24まで伝わっ
た熱は外枠24を保持するマスク保持部材50から転写
装置へと容易に逃すことができる。なお、マスク基板2
2の帯電が問題となるときは、第1の実施の形態と同様
に、図7に示すようにマスク基板22をタングステン膜
等の数nmの厚さの導電層40で覆うとよい。
【0022】本実施の形態のマスク21は例えば図8に
示す手順で製造する。まず、(a)に示すようにダイヤ
モンド製のマスク基板22と、支柱25の素材にて構成
した被エッチング層30とを積層し、被エッチング層3
0の表面にレジスト層31を積層する。このときシリコ
ン等を用いて被エッチング層30を先に製造し、その片
面に気相合成にてダイヤモンド製のマスク基板22を積
層するとよい。次いで(b)に示すように、周知のフォ
トリソグラフィー手法によりレジスト層31を格子状に
成形し、続いて(c)に示すように被エッチング層30
をエッチングする。この後(d)に示すようにレジスト
層31を全て除去すれば支柱25が得られる。次に、
(e)に示すようにマスク基板22の反対面に散乱体2
3の素材にて構成した被エッチング層32を積層し、被
エッチング層32の表面にレジスト層33を積層する。
次いで(f)に示すように、周知のフォトリソグラフィ
ー手法によりレジスト層33を転写パターンに応じて除
去し、続いて(g)に示すように被エッチング層32を
エッチングする。この後(h)に示すようにレジスト層
33を全て除去すれば散乱体23の形成が終了する。
【0023】なお、本実施の形態のマスク22は、複数
の副視野パターンを基板に転写する電子線転写装置に装
着することが好ましいが、EB一括露光により基板にパ
ターンを転写するものにも適用することができる。
【0024】請求項との対応において、本実施の形態で
は、マスク基板22の支柱25にて区分されたすべての
領域がパターン発生領域に、散乱体23の配置された層
が第1層およびパターン層に、マスク基板22そのもの
が第2層およびダイヤモンド層に、外枠24が受熱領域
およびマスク保持領域に、散乱体23がパターン規定部
材にそれぞれ相当する。
【0025】以上の各実施の形態では、ダイヤモンド膜
14またはダイヤモンド製のマスク基板22にてマスク
の熱変形を抑えたが、本発明はダイヤモンドに限ること
なく、マスクの転写パターンを形成するための材料、す
なわち第1の実施の形態ではマスク基板12の材料、第
2の実施の形態では散乱体23の材料よりも線膨張係数
が小さいか、または熱伝導率が大きい材料であれば適宜
変更してよい。導電層の材料もタングステンに限らず、
各種の非磁性の金属材料、導電性高分子等を使用でき
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
5の発明によれば、微細な転写パターンの形成に適した
材料で第1層を構成しつつ、パターン発生領域の熱変形
を第2層で抑えて転写精度を高めることができる。特に
請求項3の発明では、第1層と第2層との線膨張係数の
相違による熱応力を抑えてマスクの耐久性を向上させる
ことができ、請求項4,5の発明では第2層を介してパ
ターン発生領域の外部まで導かれた熱を適切に処理して
マスク全体の熱変形を抑えることができる。
【0027】請求項6〜14の発明によれば、ダイヤモ
ンド層によりパターン発生領域の熱変形を抑えられる。
特に、請求項9の発明では転写パターンを規定するため
の微細な平面形状をパターン層に設けることができるの
で、ダイヤモンド層それ自体に微細な転写パターンを与
えるよりも容易にマスクを製造できる。請求項10,1
1の発明では半導体製造技術を利用して微細な転写パタ
ーンを容易に形成できる。請求項12の発明ではパター
ン層の平面形状を微細に変化させても、その上に高純度
のダイヤモンド層を簡単に結合させ得る。請求項13,
14の発明ではダイヤモンド層の帯電を確実に防止でき
る。請求項15〜17の発明では、透過孔が存在する、
いわゆるステンシルマスクの熱変形をダイヤモンド層で
抑えて転写精度を高められる。特に請求項16の発明で
はダイヤモンド層の帯電を確実に防止できる。請求項1
8〜19の発明では、透過孔が存在しない、いわゆる散
乱透過マスクの熱変形をダイヤモンド層で抑えて転写精
度を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマスクの断面
【図2】図1のマスクの外観を一部破断した状態で示す
斜視図
【図3】図1のマスクの製造手順の一例を示す図
【図4】図1の変形例を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るマスクの断面
【図6】図5のマスクの要部を一部破断した状態で示す
斜視図
【図7】図5の変形例を示す図
【図8】図5のマスクの製造手順の一例を示す図
【図9】電子線転写用のマスクおよびそれを用いた転写
原理の概略を示す図
【符号の説明】
11,11A,21 マスク 12,22 マスク基板 13 電子線の透過孔 14 ダイヤモンド膜 15 タングステン膜 23 散乱体 24 外枠 25 支柱 31,33 レジスト層 50 転写装置のマスク保持部材 120 マスク保持部 121 パターン形成部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子線に所定の転写パターンに相応
    した変化を与えるパターン発生領域を有し、このパター
    ン発生領域には、前記転写パターンに対応して平面形状
    が規定される第1層と、前記第1層の素材よりも線膨張
    係数の小さい材料にて構成されて前記第1層と結合され
    た第2層と、が設けられていることを特徴とする荷電粒
    子線転写用マスク。
  2. 【請求項2】 荷電粒子線に所定の転写パターンに相応
    した変化を与えるパターン発生領域を有し、このパター
    ン発生領域には、前記転写パターンに対応して平面形状
    が規定される第1層と、前記第1層の素材よりも熱伝導
    率の大きい材料にて構成されて前記第1層と結合された
    第2層と、が設けられていることを特徴とする荷電粒子
    線転写用マスク。
  3. 【請求項3】 荷電粒子線に所定の転写パターンに相応
    した変化を与えるパターン発生領域を有し、このパター
    ン発生領域には、前記転写パターンに対応して平面形状
    が規定される第1層と、前記第1層の素材よりも線膨張
    係数が小さくかつ熱伝導率の大きい材料にて構成されて
    前記第1層と結合された第2層と、が設けられているこ
    とを特徴とする荷電粒子線転写用マスク。
  4. 【請求項4】 前記パターン発生領域の周囲には、当該
    パターン発生領域よりも熱容量の大きい受熱領域が設け
    られ、前記第2層が前記受熱領域まで連続していること
    を特徴とする請求項2または3に記載の荷電粒子線転写
    用マスク。
  5. 【請求項5】 前記パターン発生領域の周囲にはマスク
    の保持領域が設けられ、前記第2層が前記保持領域まで
    連続していることを特徴とする請求項2または3に記載
    の荷電粒子線転写用マスク。
  6. 【請求項6】 荷電粒子線に所定の転写パターンに相応
    した変化を与えるパターン発生領域を有し、このパター
    ン発生領域にはダイヤモンド層が設けられていることを
    特徴とする荷電粒子線転写用マスク。
  7. 【請求項7】 前記パターン発生領域が、前記荷電粒子
    線の透過孔が形成されたステンシル型のパターン発生領
    域であることを特徴とする請求項6記載の荷電粒子線転
    写用マスク。
  8. 【請求項8】 前記パターン発生領域が散乱透過型のパ
    ターン発生領域である請求項6記載の荷電粒子線転写用
    マスク。
  9. 【請求項9】 前記ダイヤモンド層が、ダイヤモンドと
    は異なる材料にて構成されたパターン層と結合されてい
    ることを特徴とする請求項6〜8記載の荷電粒子線転写
    用マスク。
  10. 【請求項10】 前記パターン層が半導体材料にて構成
    されたことを特徴とする請求項9記載の荷電粒子線転写
    用マスク。
  11. 【請求項11】 前記半導体材料としてシリコンが用い
    られたことを特徴とする請求項10記載の荷電粒子線転
    写用マスク。
  12. 【請求項12】 前記ダイヤモンド層が前記パターン層
    上に気相合成にて形成されたことを特徴とする請求項9
    〜11のいずれかに記載の荷電粒子線転写用マスク。
  13. 【請求項13】 前記ダイヤモンド層が導電層にて覆わ
    れたことを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載
    の荷電粒子線転写用マスク。
  14. 【請求項14】 前記導電層が非磁性金属材料にて構成
    されたことを特徴とする請求項13記載の荷電粒子線転
    写用マスク。
  15. 【請求項15】 荷電粒子線の透過孔が形成された半導
    体材料製のマスク基板を有し、このマスク基板の少なく
    とも前記透過孔の周囲の一定領域がダイヤモンド層にて
    覆われたことを特徴とする荷電粒子線転写用マスク。
  16. 【請求項16】 前記ダイヤモンド層が導電層にて覆わ
    れたことを特徴とする請求項15記載の荷電粒子線転写
    用マスク。
  17. 【請求項17】 前記導電層がタングステンからなるこ
    とを特徴とする請求項16記載の荷電粒子線転写用マス
    ク。
  18. 【請求項18】 ダイヤモンド層を備えたマスク基板
    と、前記マスク基板上に配置され、荷電粒子線の吸収ま
    たは散乱の程度が前記マスク基板よりも大きいパターン
    を規定する散乱体とを備えたことを特徴とする荷電粒子
    線転写用マスク。
  19. 【請求項19】 前記散乱体がタングステンからなるこ
    とを特徴とする請求項18記載の荷電粒子線転写用マス
    ク。
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