JP2003506823A - 電子ビーム源用のパターン化された熱伝導フォトカソード - Google Patents

電子ビーム源用のパターン化された熱伝導フォトカソード

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JP2003506823A JP2001514446A JP2001514446A JP2003506823A JP 2003506823 A JP2003506823 A JP 2003506823A JP 2001514446 A JP2001514446 A JP 2001514446A JP 2001514446 A JP2001514446 A JP 2001514446A JP 2003506823 A JP2003506823 A JP 2003506823A
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マリアン マヌコス,
ツァイ−ホン, フィリップ チャン,
キム リー,
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Abstract

(57)【要約】 突出部を画定するようにパターン化された光学的に伝達可能な基板と、突出部を囲む空間を占める熱伝達材料と、突出部にわたったフォトエミッタ層とを有する、電子ビーム源としてのフォトカソードエミッタが提供される。フォトエミッタは、照明が入射する表面と反対側にある基板側に配置され、基板上にパターン化された突出部の上部と接触する照射領域と、照射領域の反対側にある放出領域とを有し、これらの領域は、照明の経路により画定される。突出部の周囲にある熱伝導材料は、このようにフォトカソードに集束された照明領域から熱を伝導する。金、銅および白金等の熱伝導性材料の熱伝率は、フォトカソードに通常使用される基板である溶融シリカの少なくとも200倍よりも大きい。これにより、照射領域/放出領域のインタフェースから効率的に熱が外へ伝導されるため、より高い電流がフォトカソードから得られる。これにより、電子ビームリソグラフィを含む応用において、より高いスループット速度が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、電子ビーム源に関し、さらに詳しくは、電子ビームを発生させるフ
ォトカソードに関する。
【0002】 (背景技術) 走査型電子顕微鏡、欠陥検出器具、VLSIテスト用機器および電子ビーム(
eビーム)リソグラフィを含むいくつかの分野において、電子ビーム(eビーム
)源が使用されている。一般的に、eビームシステムは、電子ビーム源と電子光
学系とを含む。電子は、電子ビーム源から加速され、ターゲットに像を画定する
ように集束される。これらのシステムは、通常、高輝度の物理的に小型の電子源
を使用する。
【0003】 近年の光学リソグラフィ技術における改良により、集積回路の回路構成要素の
ライン幅が大幅に減少した。光学的な方法では、近いうちに分解能の限界を迎え
ることになるであろう。ライン幅がより小さい集積回路構成要素(すなわち、約
0.1μm未満のライン幅をもつもの)を製造するためには、X線やeビームリ
ソグラフィなどの新技術が必要となり、このような技術では、X線や電子に関連
する波長がより短いため、1μmを十分に下回る分解能が得られることになる。
【0004】 eビームリソグラフィ(荷電粒子ビームリソグラフィとも呼ばれる)では、例
えば、電子源からの電子のビームが基板に向けられる。電子は、基板表面上にあ
るレジスト層(この場合、電子感受性レジスト)を露光する。電子ビームリソグ
ラフィは、いわゆる、「電子レンズ」を用いて電子ビームを集束させる。これら
は、光学的な(光)レンズではないが、静電気的または磁気的のいずれかのもの
である。通常、電子ビームリソグラフィは、マスク作成に使用されるが、半導体
ウエハの直接露光用に使用することもできる。
【0005】 最新のリソグラフィシステムでは、高分解能に加え、高速の描画時間(高スル
ープット比)を達成しなければならないため、これらのシステムの電子ビームは
高輝度のものでなければならず、電子ビームの場合、高輝度には高い電流密度が
必要となる。この特性は、いわゆる直接描画の応用に特に重要であり、この場合
、電子ビームは迅速に走査され調節されて、非常に複雑な回路像を半導体チップ
基板上に直接投影される。
【0006】 電子ビームリソグラフィシステムにおいてマルチビームを用いる主要な動機は
、各ビームでの空間電荷効果を最小限に抑えながら、デリバリー可能な総電流を
増大させることである。図1は、いわゆる「ハイブリッド」マルチeビームリソ
グラフィの1つのタイプの側面図を示し、この場合、それぞれの強度が個別の調
整可能な光ビームのアレイを伝送モードにおいてフォトカソード上に集束させる
ことにより、マルチ電子ビームが作り出される(フォトカソードは、光電子放出
層上に集束される光ビームで後方照明される)。その後、光電子放出層から放出
された電子ビームは、従来の電子光学カラムを用いて、加速、集束されて、ウエ
ハまたはマスクにわたって走査される。
【0007】 フォトリソグラフィで現在使用されているタイプの従来のマスク118(レク
チル)は、従来のステージ124上に配置される。該ステージは、フォトリソグ
ラフィサブシステムのタイプに応じて、図示したx軸およびy軸の一方または両
方に沿って移動可能でも不可能でもよい。光源は、例えば、従来のUV光源や、
フォトリソグラフィで現在使用されているタイプのレーザ照明システム114で
あり、このような光源により、例えば、マスク118の透明部分を通過するレー
ザ照明の比較的直径が大きなビーム116が与えられる。マスクは、入射光11
6に対して透明な基板であり、その上には不透明領域があるものと理解されたい
。基板の透明な部分は、マスク118により伝達されることになる像を画定する
。通常、このようなマスクの1つは、単一の集積回路ダイの1つの層のパターン
全体を含む。マスクは、一般的に、そのX次元とY次元の点で、結像される実際
のダイの大きさの数倍のものである。
【0008】 光-光学レンズ系128(実際、多数の個々のレンズ部品を含むレンズ系であ
る)が、マスク118を通過した光126を集束する。光-光学レンズ系128
は、1:1のレンズ系または縮小レンズ系のいずれかであり、この縮小レンズ系
は、レンズ系に入射する像126を、例えば、4倍または5倍縮小して、対象物
に入射する像130を形成する。マスクサイズが制限されている場合、1:1の
比がより好ましい。この場合、半導体基板ではない対象物が、光電子放出カソー
ド132の感光性裏面である。光電子放出カソード132は、例えば、0.5マ
イクロメートル以下の最小特徴サイズを画定し、この最小特徴サイズは、レンズ
系のパラメータに依存することは言うまでもない。光電子放出カソード132は
、例えば、透明な基板上に設けられる薄い金(または他の金属)の層である。
【0009】 光電子放出カソード132(本願の他の構成要素と同様に簡潔に図示)は、入
射光子126を吸収する光電子放出カソード層134を含み、光電子放出層13
4に存在する電子を真空レベルを超えるまで励起させる。光電子放出層134か
ら逃れるのに十分なエネルギーを保持する電子138の一部が、光電子放出層1
34から下流にある光電子放出カソードの真空部分140に放出される。光電子
放出カソード132に関連する抽出電極(extraction electrode)142に、電
圧(通常、数キロボルトから数十キロボルト)が印加される。抽出電極142は
、光電子放出層134から逃れた電子138を抽出し、それらを加速する。この
ようにして、加速された電子146は、入射光子130の虚像を形成する。実際
、光電子放出カソード132と抽出電極142は、発散レンズ(divergent lens
)を形成する。
【0010】 また、抽出電極142のすぐ下流に、収差を低減させるための磁気(または静
電)レンズ(図示せず)が設けられてもよい。(磁気レンズとは、従来通り、コ
イルおよび磁極片のセットと、電子ビームを集束させるヨークである。)このよ
うな電子ビーム系では、10nmを下回る分解能が得られることが分かっている
。この電子ビーム系の部分のすぐ後(下流)には、1以上の電子レンズと、アラ
インメント、偏向およびブランキング系152(図1には略図的にしか図示せず
)からなる従来の電子光学レンズ系150がある。
【0011】 このレンズ系は、所望の最小特徴サイズを得るように決定された倍率で、ウエ
ハ158の主表面の面である描画面で虚像146をさらに縮小する。例えば、0
.5μmの最小特徴サイズが光電子放出カソードで分解されると、ウエハ158
で100ナノメートルの最小特徴サイズを得るには、5倍の電子ビーム縮小倍率
が必要になる。言い換えると、ウエハ158上に、1mm×1mmの全照明領域
が露光される場合、光電子放出カソード層134上には、5mm×5mmの全照
明領域が必要になる。これに関連して、縮小比率が4:1の場合、マスク18上
には、20mm×20mmの領域が照明され、比率が1:1の場合、5mm×5
mmの領域が照明される。これらは、例示的なパラメータにすぎないことは言う
までもない。
【0012】 所望の最小特徴サイズとスループットを得るために、全縮小倍率と露光ウエハ
領域は変更可能である。電子ビームレジスト層160を含むウエハ158は、従
来通り、x、y、z軸に可動のステージ164に通常支持される。公知のもので
ある光子および電子ビームサブシステムの両方の他の構成要素は図示していない
が、例えば、ステージ上でのマスクとステージ上でのウエハの正確な位置を決定
するためのレーザ干渉計を使用する位置決め測定システム、真空システム、ステ
ージ用のエアベアリング支持体、周囲への影響を軽減するためのさまざまな振動
吸収隔離機構、およびリソグラフィ分野で公知のタイプのすべての適切な制御シ
ステムを含む。
【0013】 偏向システム152は、マスク/ウエハのミスアラインメント、振動、加熱お
よび他の影響に起因する位置的な誤差を補償するために使用されてよく、非常に
小さな偏向の大きさしか用いない。
【0014】 図2は、光透過性基板201と光電子放出層202とを備えるフォトカソード
200の一部分の側面断面図を示す。フォトカソードアレイ200は、照射領域
205で光電子放出層202に集束された光(レーザ)ビーム203(図示のよ
うな画定された包絡線をもつ)で後方照明される。光電子放出層202への後方
照明の結果、各照射領域205の反対側にある放出領域208で、電子ビーム2
04が発生する。フォトエミッタが前面照明される、すなわち、電子ビームが放
出されるフォトエミッタの表面上に光ビームが入射する他のシステムが知られて
いる。
【0015】 光電子放出層202は、光で照射されるときに電子を放出する任意の材料から
作られる。これらの材料は、金属製のフィルム(金、アルミニウムなど)を含み
、負の親和性(NEA)のフォトカソードの場合、半導体材料(特に、ガリウム
ヒ素などのIII族およびV族元素からなる化合物)を含む。Baum(米国特
許第5,684,360号)に、負の電子親和性のフォトカソードにある光電子
放出層が記載されている。
【0016】 材料の仕事関数より大きいエネルギーをもつ光子で照射されると、光電子放出
層202が電子を放出する。その結果得られる電子ビームは、領域208の下に
示されており、領域208で交差する線で示す横方向の長さをもつ。通常、光電
子放出層202は、電子が補給されるように接地される。また、放出領域208
から放出される電子ビームの照射制御を良好にするために、光電子放出層202
は、放出領域208に形作られてもよい。
【0017】 光ビーム203の光子は、光電子放出層202の少なくとも仕事関数のエネル
ギーをもつ。放出電子の数は、光ビームの強度に直接比例する。光電子放出層2
02は十分に薄く、光ビーム203の光子のエネルギーは、照射領域203で発
生する多数の電子が移動し、放出層208から最終的に放出されるような大きさ
である。
【0018】 透明な基板201は、光ビームに対して透過性のものであり、従来のカラムま
たはマイクロカラムであってよい電子ビームカラム内でフォトカソードデバイス
を支持する。また、透明な基板201は、光ビーム203の集束レンズを与える
ために、光ビーム203が入射する表面で形作られてもよい。通常、透明な基板
201はガラスであるが、サファイアまたは溶融シリカなどの他の基板材料も使
用される。
【0019】 高電流を特徴とするマルチ電子ビームリソグラフィにおいて、電子ビーム源と
してフォトカソードを開発するさいに非常に困難な問題の1つは、フォトカソー
ド上の集束照明領域から熱を外へ伝達させる能力である。一定のビーム電流を発
生させるのに必要なレーザパワーは、フォトカソード材料の変換効率に左右され
る。光電子放出プロセスの変換効率が比較的低いことから、かなりの量の単位面
積当たりのエネルギーがこれらの領域で消失する。例えば、光電子放出層202
として、厚みが約15nmの金フィルムが使用されると、変換効率は約5×10 -5 であり、言い換えれば、100nA電子ビームを発生させるために、5mWの
レーザビームパワーが必要になる。
【0020】 この量のパワーが、薄いフィルム上の小さなスポット(直径約1μm)に集束
される場合、熱流の伝導は、カソード支持材料を介してのものに制限される。こ
の伝導経路は、溶融シリカ(ガラス)などの光学的に透明な一般的基板材料の熱
伝導性が一般的に低いため、非効率的である。その結果、フォトカソードで、著
しい温度上昇が生じることになる。溶融シリカ基板と1μmのスポットサイズの
場合、およそ1000℃で、15nmの金フィルム(フォトエミッタとして使用
される)が加熱されることになる。十分に冷却されなければ、その結果生じる温
度上昇は、フォトカソードを劣化または破壊させることにもなりうる。このこと
は、各ビームに発生しうる総電流に厳しい制限を課し、リソグラフィシステムの
全スループットを制限することがある。明確に言えば、フォトカソードを十分に
冷却する必要性がある。
【0021】 フォトカソードを冷却するための熱電デバイスの使用が考えられてきたが(熱
電デバイスは、フォトカソードに直接固定されるか、または電気的に絶縁性のも
のであるが熱的に伝導性の材料からなる層が、熱電デバイスとフォトカソードと
の間に挿間される。Aceの米国特許第3,757,151号を参照)、これら
のデバイスの物理的なサイズにより、eビームリソグラフィでそれらを使用する
ことができない。
【0022】 (発明の開示) 本発明によれば、適切な光で照明されると高電流密度のマルチ電子ビームを放
出するフォトカソードデバイスが動作可能であり、また、光電子放出カソードを
含み且つ半導体リソグラフィシステムに適切である関連電子ビーム発生器がある
。フォトカソードデバイスは、突出物をもつようにパターン化された光学的に伝
達可能な基板材料を含む。突出部の間にある空間は、高熱伝導率の材料(例えば
、銅、金または白金)で少なくとも部分的に満たされている。フォトエミッタは
、突出部上に設けられている。
【0023】 フォトエミッタは、照明を受け入れる表面の反対側にある基板表面上に配置さ
れることにより、光学的に伝達可能な基板との接触領域にある照射領域と、照射
領域の反対側にある放出領域とを有し、これらの領域は、光ビームの軸により画
定される。このインタフェースで入射する光ビームにより、熱が発生する。一実
施形態における突出部の先端の直径は、放出領域の面積を画定する。
【0024】 この構造の利点として、突出部間の空間が高熱伝導率の材料(例えば、銅、金
または白金)で占められることが挙げられる。熱伝達材料の厚みが基板上の突出
物の直径に対して大きければ、照射領域/放出領域のインタフェースから離れる
熱伝導は、伝導材料の横方向の熱流で占められる。銅、金および白金の熱伝導率
は、フォトカソードの代替基板材料である溶融シリカの熱伝導率よりも、少なく
とも200倍大きいものである。したがって、所与の入射パワーおよびレーザス
ポットサイズに対して、光電子放出層の照射領域では、比例的に低い温度上昇が
予想される。これにより、照射領域/放出領域のインタフェースから離れる熱が
効率的に伝達されるため、フォトカソードからより高い動作電流が得られる。こ
れにより、電子ビームリソグラフィを含む応用において、より高いスループット
を得ることができる。
【0025】 本発明の構造は、標準的なマイクロ加工技術を用いて組み立てられることが好
ましい。例えば、基板の突出部は、従来のマイクロリソグラフィ後に反応性イオ
ンエッチングを施すことによりパターン化されてよい。熱伝導材料は、例えば、
スパッタリングまたは熱蒸着により堆積されてよい。突出部の先端から熱伝導材
料を除去するために、化学機械研磨が用いられてよい。この代わりとして、熱伝
導材料は、電気メッキを施すことにより堆積されてよい。最終的なステップは、
フォトエミッタを堆積することである。従来のマイクロ加工技術を用いることに
より、放出スポットサイズ(基板上の突出部先端と一致する)は、直径が1μm
未満まで小さくされてよい。このように放出スポットサイズが小さい場合、ター
ゲットウエハで所与のビームサイズを達成するために、より低いカラム縮小が必
要になる。より短いカラムでは、より低いカラム縮小が達成され、これにより、
電子と電子の相互作用に起因する全体的な不鮮明さが低減するという利点が得ら
れる。したがって、より多数の放出ポイントが使用される場合、より高いスルー
プットが実現され、またはターゲットウエハのより大きな領域が一回で描画され
る。
【0026】 以下の図面および添付の記載を用いて、本発明およびさまざまな実施形態につ
いて述べる。
【0027】 (実施形態の詳細な説明) 図3は、本発明によるフォトカソード300の単一のエミッタの一実施形態の
側面断面図を示す(従来の関連する支持体、真空ハウジング、電気線などは図示
せず)。単一のフォトカソードは、このようなエミッタを多数有するであろうこ
とを理解されたい。フォトエミッタ302を支持する基板301は、先端部31
2を有する突出部310を画定するようにパターン化されている。熱伝導材料3
06により、突出部を囲む空間が占められる。突出部310の上には、フォトエ
ミッタ302がある。突出部は、例えば、平面図では円形である(図4を参照)
。透明な基板301の上面に、光ビーム303が入射し、照射領域305でフォ
トエミッタ302により吸収される。レーザおよび関連するビーム分岐、集束お
よび調節光学系は、従来通り、光ビーム源である。例えば、周波数が2倍にされ
たArレーザおよび257nmのレージング波長が使用可能であるが、他の構成
も可能である。光ビーム303が照射領域305に入射するとき、照射領域30
5の反対側にあるフォトエミッタ302の表面である放出領域308から、フォ
トエミッタ302が電子304を放出する。照射領域305と放出領域308は
、インタフェースで接触し、このインタフェースに入射する光ビームにより熱が
発生する。基板の突出部310の円形先端部312の直径は、放出領域の面積を
画定する。
【0028】 基板301は、照射領域305に最大量の光が入射可能なように、光ビーム3
03に対して光学的に透過性のものである。基板301の厚みは、例えば、0.
2μm〜1ミリメートルの範囲のものか、またはそれよりも厚いものである。一
実施形態において、基板の突出部310の先端312は、通常、1μmの直径の
円形のものである。適切な基板材料は、ガラス、溶融シリカ、またはサファイア
であるが、これに限定されるものではない。
【0029】 熱伝導材料306は、基板301上にパターン化された円錐状の突出部間の空
間を占める。熱伝導材料306は、銅、金または白金からなることが好ましく、
またはダイアモンドなどの高熱伝導率の他の材料(金属または別の材料)である
(「Diamond Supported Photocathode for
Electron Sources」、事件整理番号第M−5488号、発明
者、Andres Fernanzez、Tim Thomas、Xiaola
n Chen、Steven T.Coyle、Ming Yu、Marian
M.Mankos、特許出願第 号であって、本願明細書中に参考文献とし
て組み込まれている、本出願に関連する同時係属中の特許出願を参照されたい)
。熱伝導材料306の厚みは、1μm〜10μmの範囲のものか、またはそれよ
りも厚いものであってよいが、基板の突出部310の先端312の直径の少なく
とも10倍のものが好ましい。この寸法の比率の場合、照射領域/放出領域のイ
ンタフェースからの熱伝導は、伝導材料306において横方向の熱流により示さ
れる。これにより、照射領域/放出領域のインタフェースでの温度上昇が大幅に
小さくなる。例えば、金の熱伝導率は、eビームリソグラフィフォトカソード用
の代替基板材料である溶融シリカの200倍よりも大きいものである。照射領域
から伝達される熱量が、基板材料の熱伝導率に比例するため、所与の入射パワー
およびレーザスポットサイズに対して、フォトカソードでの比例的により低い温
度上昇が予想される。基板上にパターン化された突出部の断面は、円錐形または
円形である必要はない。
【0030】 フォトエミッタ302は、照明時に電子を放出する任意の材料である。光電子
放出材料の例は、金および炭化物材料を含む。さらに、GaAsなどのIII族
およびV族の元素からなる多数の化合物が、適切なフォトエミッタ材料である。
【0031】 フォトエミッタ302の仕事関数は、フォトエミッタ302の材料により決定
される。仕事関数は、材料から電子を引き離すのに必要な最小エネルギーである
。光ビーム303の光子は、フォトエミッタ302が電子を放出するように、仕
事関数と少なくとも同じ大きさのエネルギー有していなければならない。
【0032】 光ビーム303は、照射領域305を介して、基板から真空表面にフォトエミ
ッタ302により吸収される。この点で、放出される電子は、仕事関数を引いた
光子エネルギーに等しい運動エネルギーをもつ。フォトエミッタ302の材料内
での衝突に対して、電子が非常に多くのエネルギーを失っていなければ、これら
の電子は、照射領域305から放出領域308に移動し、放出領域308で放出
される。このように、フォトエミッタ302の厚みは、光ビーム303を吸収す
るのに十分なものでなければならないが、著しい数の発生する自由電子を再度吸
収するような厚みのものではない。フォトエミッタ302は、金からなり、約1
5ナノメートルの厚みをもつことが好ましい。しかしながら、フォトエミッタは
、例えば、1nm〜1mmの厚みの範囲のものであってよい。本発明は、任意の
特定の光電子放出材料または寸法に限定されるものではない。
【0033】 図4は、図3に示すタイプのフォトカソードの平面図である。熱伝導材料40
6は、基板401に円錐状の突出部を収容する。突出部は、円形の先端で終端す
る。フォトエミッタ402は、この先端部のすぐ下にある。照射領域405に光
(レーザ)ビーム403が入射すると、円形である放出領域408から電子が放
出される。放出領域の直径は、0.1μm〜5μmの範囲のものが好ましい。放
出領域に関して、他の形状が可能であることは言うまでもない。
【0034】 図5は、複数の放出領域508を有する図3に示すタイプのフォトカソード5
00の側面断面図である。複数の照射領域505が照明されると、各放出領域5
08は、電子ビームを発生する。
【0035】 図6A〜6Eは、図3に示すフォトカソードを製造するステップを示す。図6
Aにおいて、光学的に伝達可能な基板601に、公知のフォトリソグラフィおよ
びエッチング技術を施して、その表面上に突出部をパターン化する。突出部をパ
ターン化するために、暗視野マスクとネガ型フォトレジストが使用されてよく、
または明視野マスクとポジ型フォトレジストが使用されてよい。基板の選択され
た表面601aの一部分に、フォトレジスト600の層が適用される。基板60
1の主平面601aは、マスクを通して紫外線光に露光される。図6Bは、露光
されたフォトレジストを現像した後に続くエッチングステップを示している。こ
こで、エッチャントにより除去された基板の上面の部分は、現像されたフォトレ
ジストで被覆されていない。これにより、基板601の選択された表面601a
に突出部602が得られ、この突出部602は先端603を有する。このエッチ
ングステップは、例えば、反応性イオンエッチングである。
【0036】 図6Cは、基板601の主平面上にコンフォーマルに熱伝導材料605が堆積
される次のステップを示す。熱伝導材料は、例えば、スパッタリングまたは熱蒸
着により堆積される。この代わりとして、熱伝導材料は、電気メッキにより堆積
されてよく、この場合、図6Dに示すステップは不要になる。
【0037】 図6Dは、突出部602の先端603が熱伝導材料605と平坦になるように
、熱伝導材料605と基板601が平坦化される次のステップを示す。この平坦
化ステップは、例えば、化学機械研磨である。
【0038】 図6Eは、基板601上の突出部602の先端603と熱伝導層605にわた
って、例えば、熱蒸着またはスパッタリングによりフォトエミッタ610が形成
される最終ステップを示す。
【0039】 本発明の記載は、例示的なものであって制限的なものではない。さらなる変更
は、当業者に明らかであろうし、特許請求の範囲内のものと意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による電子ビームリソグラフィシステムを示す図である。
【図2】 従来技術による複数の放出領域をもつフォトカソードを示す図である。
【図3】 本発明の実施形態によるフォトカソードの側面図である。
【図4】 図3によるフォトカソードの平面図である。
【図5】 複数の放出領域をもつ図3によるフォトカソードを示す図である。
【図6】 図3によるフォトカソードを組み立てるさいのステップを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 マヌコス, マリアン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン フランシスコ, プレシディオ ア ヴェニュー 333 ナンバー3 (72)発明者 チャン, ツァイ−ホン, フィリップ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, フォスター シティ, ニミッツ レーン 1105 (72)発明者 リー, キム アメリカ合衆国, カリフォルニア州, フリーモント, ベンチマーク アヴェニ ュー 2672 (72)発明者 コイル, スティーヴン, ティ. アメリカ合衆国, カリフォルニア州, ニューアーク, ロシェル 6515 Fターム(参考) 5C027 EE01 EE07 5C030 CC02 5F056 AA23 EA02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトカソードデバイスであって、 照明に対して光学的に伝達可能な基板であって、入射照明を受け入れる背面及
    び対抗する前面を有する、前記基板と、 前記前面上の熱伝導材料であって、前記熱伝導材料は前記基板の突出部を収容
    し、前記突出部は先端部で終端する、前記熱伝導材料と、 前記先端部にわたったフォトエミッタであって、前記フォトエミッタは、前記
    基板に照射領域及び前記照射領域の反対側に放出領域を有するものであって、前
    記照明に露光されると電子ビームを放出する、前記フォトエミッタと、 を備える、フォトカソードデバイス。
  2. 【請求項2】 前記フォトエミッタの厚みは1nm〜1μmの範囲である、
    請求項1に記載のフォトカソードデバイス。
  3. 【請求項3】 前記基板の厚みは1μm〜1mmの範囲である、請求項1に
    記載のフォトカソードデバイス。
  4. 【請求項4】 前記フォトエミッタは金からなる、請求項1に記載のフォト
    カソードデバイス。
  5. 【請求項5】 前記フォトエミッタの厚みは約15nmである、請求項2に
    記載のフォトカソードデバイス。
  6. 【請求項6】 前記熱伝導材料の厚みは1μm〜10μmの範囲である、請
    求項1に記載のフォトカソードデバイス。
  7. 【請求項7】 前記熱伝導材料は、銅、金、白金またはダイアモンドである
    、請求項1に記載のフォトカソードデバイス。
  8. 【請求項8】 前記放出領域の断面は円形である、請求項1に記載のフォト
    カソードデバイス。
  9. 【請求項9】 前記放出領域の直径は0.1μm〜5μmである、請求項1
    に記載のフォトカソードデバイス。
  10. 【請求項10】 前記熱伝導材料の厚みと、前記突出部の前記先端部の直径
    との比は少なくとも10対1である、請求項1に記載のフォトカソードデバイス
  11. 【請求項11】 前記フォトエミッタは、レーザビームに露光されると電子
    を放出する、請求項1に記載のフォトカソードデバイス。
  12. 【請求項12】 同一の二次元面に配置された、複数の前記照射領域および
    前記放出領域をさらに備える、請求項1に記載のフォトカソードデバイス。
  13. 【請求項13】 フォトカソードの製造方法であって、 光学的に伝達可能な基板を設けるステップと、 前記基板上に突出部を画定するように前記基板の主平面をエッチングするステ
    ップであって、前記突出部パターンは先端部で終端する前記ステップと、 前記基板の前記主平面上に熱伝導材料を形成するステップであって、前記先端
    部が前記熱伝導材料と平面的になる前記ステップと、 前記突出部の前記先端部にわたってフォトエミッタ材料を形成するステップと
    、を含む、フォトカソードの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記フォトエミッタは前記熱伝達材料にわたっても形成さ
    れる、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記エッチングは反応性イオンエッチングである、請求項
    13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記形成ステップは、スパッタリングおよび平坦化により
    仕上げられる、請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記形成ステップは、熱蒸着および平坦化により仕上げら
    れる請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記形成ステップは電気メッキにより仕上げられる、請求
    項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記平坦化ステップは化学機械研磨である、請求項13に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 電子ビーム発生器であって、 照明源と、 前記照明源により照明される、部分的に不透明なマスクを保持する支持体と、 前記マスクを通過する照明を集束するように配置された光学レンズと、 集束された照明を受け入れ、該照明を電子ストリームに変換するように配置さ
    れたフォトカソードデバイスであって、前記フォトカソードデバイスは、 照明に対して光学的に伝達可能な基板であって、入射照明を受け入れる背面及
    び対抗する前面を有する、前記基板と、 前記前面上の熱伝導材料であって、前記熱伝導材料は前記基板の突出部を収容
    し、前記突出部は先端部で終端する、前記熱伝導材料と、 前記先端部にわたったフォトエミッタであって、前記フォトエミッタは、前記
    基板に照射領域を、前記照射領域の反対側に放出領域を有するものであって、前
    記照明に露光されると電子ビームを放出する、前記フォトエミッタと、を備える
    前記フォトカソードデバイスと、 電子ストリームをビームに集束するように配置された電子レンズと、 基板のための支持体であって、前記基板のための前記支持体は、電子ビームが
    前記基板の表面上に入射するように配置されている、前記支持体と、 を備える、電子ビーム発生器。
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